JPS626729A - バルブ用ボ−ルの製造方法 - Google Patents
バルブ用ボ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS626729A JPS626729A JP14700585A JP14700585A JPS626729A JP S626729 A JPS626729 A JP S626729A JP 14700585 A JP14700585 A JP 14700585A JP 14700585 A JP14700585 A JP 14700585A JP S626729 A JPS626729 A JP S626729A
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- JP
- Japan
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- ball
- brought
- cutting
- valve
- spherical shape
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
本発明は、ボールバルブに用いられるボール（弁体）の
製造方法に係り、特に原素材からの成品化率が良く、か
つ切削加工数を減少できるボールの製造方法に関するも
のである。
製造方法に係り、特に原素材からの成品化率が良く、か
つ切削加工数を減少できるボールの製造方法に関するも
のである。
く口）従来の技術
従来、ボールバルブにおけるボールの成形に際しては、
ステンレス等の丸棒鋼材を所定長さ寸法に切断すること
により第３図（ａ）に示す如き先棒素材１を形成し、こ
れを切削により第３図（ｂｌに示す如く球形加工した後
、該プリフォーム品２に第３図（Ｃ）に示す如く流体が
通過する貫通穴３を切削により加工し、さらにステム係
合？ａ ４を切削により加工することで、第３図（ｄ）
に示す如きボール５を成形するようにしていた。
ステンレス等の丸棒鋼材を所定長さ寸法に切断すること
により第３図（ａ）に示す如き先棒素材１を形成し、こ
れを切削により第３図（ｂｌに示す如く球形加工した後
、該プリフォーム品２に第３図（Ｃ）に示す如く流体が
通過する貫通穴３を切削により加工し、さらにステム係
合？ａ ４を切削により加工することで、第３図（ｄ）
に示す如きボール５を成形するようにしていた。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
上記のような従来のボール製造方法にあっては、その球
形加工１貫通穴及びステム係合溝の加工は全て切削によ
り行なわれるものであるため、生産性が低く、コスト高
になるほか、第３図（ｄ）に示す如く２点鎖線で囲んだ
素材１の体積に対し完成品ボール５の占める割合は４０
〜４５％で、残りの５５〜６０％は切削屑となってしま
い、このため、ステンレス鋼のような高価な材料のロス
が大きくなってボール完成品の価格を更にアップさせる
問題があった。
形加工１貫通穴及びステム係合溝の加工は全て切削によ
り行なわれるものであるため、生産性が低く、コスト高
になるほか、第３図（ｄ）に示す如く２点鎖線で囲んだ
素材１の体積に対し完成品ボール５の占める割合は４０
〜４５％で、残りの５５〜６０％は切削屑となってしま
い、このため、ステンレス鋼のような高価な材料のロス
が大きくなってボール完成品の価格を更にアップさせる
問題があった。
本発明は上記のような従来の問題を解決するためになさ
れたもので、冷間鍛造加工を最大限に適用して切削加工
数の減少及び原素材からの成品歩留を向上させるととも
に生産性の高い低コスト化が可能なバルブ用ボールの製
造方法を提供することを目的とする。
れたもので、冷間鍛造加工を最大限に適用して切削加工
数の減少及び原素材からの成品歩留を向上させるととも
に生産性の高い低コスト化が可能なバルブ用ボールの製
造方法を提供することを目的とする。
仁）問題点を解決するための手段
本発明に係るバルブ用ボールの製造方法は、金属パイプ
材からボール素材を成形し、このボール素材を軟化熱処
理した後、金型に嵌入して冷間鍛造により球状に塑性加
工し、この塑性加工されたボール半成品の外周を球面加
工するようにしたものである。
材からボール素材を成形し、このボール素材を軟化熱処
理した後、金型に嵌入して冷間鍛造により球状に塑性加
工し、この塑性加工されたボール半成品の外周を球面加
工するようにしたものである。
け）作用
本発明においては、バルブ用ボール素材にパイプ材を使
用し、これを冷間鍛造により球形加工することでボール
の省材料、省加工工数化を可能にする。
用し、これを冷間鍛造により球形加工することでボール
の省材料、省加工工数化を可能にする。
（へ）実施例
以下、本発明方法の実施例を第１図及び第２図について
説明する。
説明する。
第１図は本発明に係るバルブ用ボール製造方法の工程順
序を示すもので、ステンレス、黄銅、アルミニウム、そ
の他の所望径の金属製パイプを成品ボールの大きさに対
応して所望長さに切断し、第１図（ａｌに示す如きボー
ル素材１０を形成する。
序を示すもので、ステンレス、黄銅、アルミニウム、そ
の他の所望径の金属製パイプを成品ボールの大きさに対
応して所望長さに切断し、第１図（ａｌに示す如きボー
ル素材１０を形成する。
このとき、ボール素材１０の切断端面ば所定の仕上加工
がなされる。
がなされる。
上記ボール素材１０を所定の固溶化熱処理又は焼鈍を施
した後、第２図に示す鍛造用下型２０内に嵌入し、上型
２１を降下してボール素材１０を軸方向に押圧すること
により素材周壁が外方へ膨出する略球状に塑性加工し、
第１図（ｂ）に示す如きボール半成品材１１を成形する
。
した後、第２図に示す鍛造用下型２０内に嵌入し、上型
２１を降下してボール素材１０を軸方向に押圧すること
により素材周壁が外方へ膨出する略球状に塑性加工し、
第１図（ｂ）に示す如きボール半成品材１１を成形する
。
なお、第２図において、２２は上型基台２３に設けた芯
金、２４は芯金２２に沿って上下動されるノックアウト
リングである。
金、２４は芯金２２に沿って上下動されるノックアウト
リングである。
次に、上記ボール半成品材１１の外周を２点鎖線に示す
位置まで切削加工し、真円に近い球面にして第１図（Ｃ
１に示す如きボール完成品１２を成形する。
位置まで切削加工し、真円に近い球面にして第１図（Ｃ
１に示す如きボール完成品１２を成形する。
上記のようにバルブ用ボール完成品１２にあっては、こ
れを成形するのに必要な素材量は従来の丸棒素材に比し
、重量比で３７％程度で済むことが確認されている。こ
れはボール素材１０にパイプ材を用いたこと、及びこの
パイプ状素材からバルブ用ボールへのプリフォーム加工
に冷間鍛造を利用したためである。
れを成形するのに必要な素材量は従来の丸棒素材に比し
、重量比で３７％程度で済むことが確認されている。こ
れはボール素材１０にパイプ材を用いたこと、及びこの
パイプ状素材からバルブ用ボールへのプリフォーム加工
に冷間鍛造を利用したためである。
従って、ボール半成品材１１の外周を球面加工する時の
切削量も少なくて済み、これに伴い球面加工切削が従来
のものに比し短時間で済むと共に、流体通過用の貫通穴
の加工が不要になり、切削加工量の大幅な減少に加えて
切削加工数も低減できるほか、原素材からの成品歩留が
従来のものに比し大幅に向上し、かつ生産性の向上に加
えてボール成品の低コスト化も可能になる。また、被鍛
造性が良ければ、固溶化熱処理又は焼鈍が省けることは
言うまでもない。
切削量も少なくて済み、これに伴い球面加工切削が従来
のものに比し短時間で済むと共に、流体通過用の貫通穴
の加工が不要になり、切削加工量の大幅な減少に加えて
切削加工数も低減できるほか、原素材からの成品歩留が
従来のものに比し大幅に向上し、かつ生産性の向上に加
えてボール成品の低コスト化も可能になる。また、被鍛
造性が良ければ、固溶化熱処理又は焼鈍が省けることは
言うまでもない。
（ト）発明の効果
以上のように、本発明によれば、パイプ状素材を冷間鍛
造により球形成形する方式としたので、原素材からのバ
ルブ用ボール成品の歩留が大幅に向上し、かつ切削加工
数も減少できるとともに、生産性の高い低コスト化が可
能なバルブ用ボールを容易に提供し得る。
造により球形成形する方式としたので、原素材からのバ
ルブ用ボール成品の歩留が大幅に向上し、かつ切削加工
数も減少できるとともに、生産性の高い低コスト化が可
能なバルブ用ボールを容易に提供し得る。
第１図（ａｌ〜（Ｃ）は本発明によるバルブ用ボールの
製造工程を示す説明図、第２図は本発明に通用される冷
間鍛造機の断面図、第３図（ａ）〜（ｄ）は従来におけ
るバルブ用ボールの製造工程を示す説明図である。 １０・・・ボール素材、ＩＩ・・・ボール半成品、１２
・・・ボール完成品。 特 許 出 願 人 アイダエンジニアリング株式会
社 第１図 （Ｃ１１ （ｂ） （Ｃ１ 第２図 第３図 （Ｑ） （ｂｌ
製造工程を示す説明図、第２図は本発明に通用される冷
間鍛造機の断面図、第３図（ａ）〜（ｄ）は従来におけ
るバルブ用ボールの製造工程を示す説明図である。 １０・・・ボール素材、ＩＩ・・・ボール半成品、１２
・・・ボール完成品。 特 許 出 願 人 アイダエンジニアリング株式会
社 第１図 （Ｃ１１ （ｂ） （Ｃ１ 第２図 第３図 （Ｑ） （ｂｌ
Claims (1)
- 金属パイプ材からボール素材を成形し、このボール素材
を軟化熱処理した後、金型に嵌入して冷間鍛造により球
状に塑性加工し、この塑性加工されたボール半成品の外
周を球面加工するようにしたことを特徴とするバルブ用
ボールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14700585A JPS626729A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | バルブ用ボ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14700585A JPS626729A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | バルブ用ボ−ルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS626729A true JPS626729A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15420405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14700585A Pending JPS626729A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | バルブ用ボ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS626729A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07100580A (ja) * | 1993-10-04 | 1995-04-18 | Akamatsu Fuooshisu Kk | 中央部に略球状の膨出部を有する筒状部品の鍛造・圧造成形方法 |
| CN1097687C (zh) * | 1998-05-08 | 2003-01-01 | 黄鸿昌 | 球阀的球塞制造方法 |
| CN105114654A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-12-02 | 苏州市鑫渭阀门有限公司 | 一种带杆球阀芯及其制造方法 |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14700585A patent/JPS626729A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07100580A (ja) * | 1993-10-04 | 1995-04-18 | Akamatsu Fuooshisu Kk | 中央部に略球状の膨出部を有する筒状部品の鍛造・圧造成形方法 |
| CN1097687C (zh) * | 1998-05-08 | 2003-01-01 | 黄鸿昌 | 球阀的球塞制造方法 |
| CN105114654A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-12-02 | 苏州市鑫渭阀门有限公司 | 一种带杆球阀芯及其制造方法 |
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