JPH0622330B2 - D―aコンバータ - Google Patents

D―aコンバータ

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JPH0622330B2
JPH0622330B2 JP59069330A JP6933084A JPH0622330B2 JP H0622330 B2 JPH0622330 B2 JP H0622330B2 JP 59069330 A JP59069330 A JP 59069330A JP 6933084 A JP6933084 A JP 6933084A JP H0622330 B2 JPH0622330 B2 JP H0622330B2
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Japan
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JP59069330A
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信哉 佐野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/06Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタルオーディオ用のA−D,D−Aコ
ンバータに関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、コンパクトディスクや、ディジタルオーディオテ
ープレコーダに見られるようにオーディオのディジタル
化が急速に進んでいる。これらのディジタルオーディオ
機器には、必ず、A−DコンバータやD−Aコンバータ
が使用されているが、それらには非常に精度が求められ
ているため、トリミング工程を必要とし、非常にコスト
高になっているのが現状である。
以下に従来のA−D,D−Aコンバータについて説明す
る。
第1図は従来のD−Aコンバータの回路図を示すもので
あり、1はMSBに対する電流Iの電流源、2は電流値 の電流源、3は電流源1をオン・オフするスイッチ、4
は電流源2をオン・オフするスイッチ、5は電流値−I
のバイポーラ用電流源、6は電流加算点、7は1〜6を
含むD−Aコンバータの主要部、8は演算増幅器、9は
帰還抵抗、10はアナログ電圧出力点である。
以上のように構成された従来のD−Aコンバータについ
て、以下その動作を説明する。
まず、与えられたNビットのディジタル入力データに従
ってN個のスイッチ3,4の状態が設定される。そし
て、オン状態の各スイッチに対応した電流源1,2の電
流と、電流源5の電流とが加算されて、電流加算点6か
ら、演算増幅器の逆相入力に供給されて電圧に変換さ
れ、アナログ電圧出力点10に現れる。
以上のようにして、与えられたディジタル入力データに
応じてアナログ電圧が得られ、D−A変換が行われる。
なお、電流源5は正負両極性出力を得るためのものであ
る。
つぎに、第1図に示すD−Aコンバータの主要部7を用
いて、遂次比較型A−Dコンバータを構成した従来例を
第2図に示す。
第2図において、7は第1図に示す7と同じものであ
り、11はアナログ入力点、12は抵抗、13は比較
器、14は遂次比較用レジスタである。
以上のように構成された従来のA−Dコンバータについ
て、以下その動作を説明する。
まず、アナログ入力点11に加えられたアナログ電圧と
抵抗12の値で決まる入力電流値と、D−Aコンバータ
7のMSBのみを1にし(MSBに対応したスイッチ3
のみをオンにし)た時のD−Aコンバータ7の出力電流
とが加算され、その値が正か負かを比較器13で比較
し、正なら1、負なら0を遂次比較用レジスタのMSB
の所に収納するという操作をMSBから順次LSBまで
繰り返すことによって、A−D変換が行われる。
以上、第1図および第2図のように構成されたA−Dお
よびD−Aコンバータは、特に、ディジタルオーディオ
用のようにビット数の多いものでは、製造したままの状
態では誤差が大きくなり、そのままでは、ディジタルオ
ーディオ用に使用した場合、ひずみが大きくなって実用
にならない。
誤差は、あるビットが1でそれ以下のビットがすべて0
の状態から、そのビットが0でそれ以下のビットがすべ
て1の状態へ変化する時、およびその逆の時に大きくな
る。そして、この誤差が、ひずみになる。
第3図に、各ビットに対する電流源1,2が同程度のパ
ーセントの誤差を持つ場合、アナログ電圧に対するA−
D,D−A変換誤差の絶対値の最悪値の分布を示す。
以上のような変換誤差を小さくするため、従来は、各ビ
ットの電流源1,2をトリミングするという方法が行わ
れていた。しかし、このトリミングの工程が入ること
で、非常にコスト高になるという問題があった。
発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消するもので、トリミ
ングを必要としない、ディジタルオーディオ用のA−
D,D−Aコンバータを実現することを目的とする。
発明の構成 本発明は、補正用の電流源をMSBのデータによって2
通りの電流値に切換えられるようにし、一方の電流値を
ディジタルデータ011……1に対する電流加算値が1
ビット分になるように、また100……0に対する電流
加算値がゼロに近づくように制御することにより、アナ
ログ振幅ゼロ点に対する変換誤差を少くして、聴感上の
ひずみ感を小さくすると共に、トリミングを必要としな
いA−D,D−Aコンバータを実現することができるも
のである。
実施例の説明 前述のように、第1図および第2図に示す従来例のD−
A,A−Dコンバータはトリミングを行わなければ第3
図に示すような変換誤差の分布を持っているが、第3図
からもわかる通り、アナログ振幅ゼロ点での変換誤差が
最も大きくなっており、これはオーディオ信号に対し
て、そのゼロクロス点でのひずみが非常に大きくなると
いうことを意味している。
このひずみの値は、オーディオ信号の振幅に対して一定
であるため、信号レベルが小さくなるに従ってひずみ率
は増加して行き、聴感上非常に有害なものになってい
る。
そこで、もし、このゼロクロス点でのひずみが除去でき
たとすれば、残りのひずみ成分は、第3図点線で示すよ
うに、信号振幅に比例したものになるため、聴感上はあ
まり問題にならないと言える。
このゼロクロス点でのひずみは、A−DまたはD−Aコ
ンバータにおいて、ディジタルデータ011……1に対
するアナログ振幅に1LSB分のアナログ振幅を加えた
ものと、ディジタルデータ100……0に対するアナロ
グ振幅との間の誤差によるものである。
第4図は本発明における一実施例におけるD−Aコンバ
ータの回路図を示すものである。
第4図において、1〜10は第1図に示す回路図中の同
番号と同じものであり、15は制御入力点、16はコン
パレータ、17,18はそれぞれテスト信号1およびテ
スト信号2をクロックとし、コンパレータ16の出力を
アップ・ダウン入力とするカウンタ、19はMSBによ
ってカウンタ17と18のデータを切換えて補助D−A
コンバータに与えるためのデータセレクタであり、電流
源5は、固定の電流源5aと、可変の電流源としての補
助D−Aコンバータ5bで構成されている。
以上のように構成された本実施例のD−Aコンバータに
ついて、以下その動作を説明する。
まず1〜10で構成される部分の動作は、第1図に示し
たものと全く同様であるので省略し、ここでは、補助D
−Aコンバータ5bに対する補正動作を中心に説明す
る。
補正用テスト信号のタイムチャートの一例を第5図に示
す。第5図の例では、オーディオ信号の1サンプル周期
の間に、テスト信号1、Lチャンネルデータ,テスト信
号2、Rチャンネルデータという順序で動作させてい
る。
まず、テスト信号1では、スイッチ3をオフにし、スイ
ッチ4をすべてオンにし、その時のアナログ出力電圧の
極性をコンパレータ16で比較しカウンタ17をカウン
トアップまたはダウンする。そして、カウンタ17のデ
ータがデータセレクタ19で選択され、補助D−Aコン
バータ5bに与えられて、電流源5の電流値が、アナロ
グ出力電圧がゼロになる方向に制御される。
つぎに、テスト信号2では、スイッチ3をオンにし、ス
イッチ4をすべてオフにし、その時のアナログ出力電圧
の極性をコンパレータ16で比較しカウンタ18をカウ
ントアップまたはダウンする。そして、カウンタ18の
データがデータセレクタ19で選択され、補助D−Aコ
ンバータ5bに与えられて、電流源5の電流値が、アナ
ログ出力電圧がゼロになる方向に制御される。
D−A変換中は、カウンタ17および18の内容は保持
され、MSBが0の時はカウンタ17のデータが、MS
Bが1の時はカウンタ18のデータが補助D−Aコンバ
ータ5bに供給される。
以上の補正動作をくり返すことにより、テスト信号1に
対するアナログ出力電圧とテスト信号2に対するアナロ
グ出力電圧が共にゼロに近づいて行き、その結果ゼロク
ロス点における誤差が非常に小さいD−Aコンバータが
実現できるのである。
本実施例における補助D−Aコンバータの必要ビット数
については、ゼロクロス点における誤差分だけカバーで
きる程度のもので良いため、電流源1,2とスイッチ
3,4で構成されるビット数よりも、かなり少いもので
実現できる。
なお、第4図に示す実施例における電流源2およびスイ
ッチ4は、LSBに対応する電流源とスイッチが、2個
づつ設けられており、そのうちの1個は、テスト信号1
の時にのみスイッチがオンになり、その他の時は、常に
オフになっている。
それによって、ゼロクロス点における誤差はゼロに近づ
いて行く。しかし、この+1個の電流源とスイッチがな
い場合には、ゼロクロス点における誤差は1LSB分に
近づいて行くが、その値は非常に小さいため、実用的に
は無視できる場合もある。したがって、そのような場合
でも本発明は有効である。
以上の実施例は、本発明をD−Aコンバータに実施した
例であるが、従来例の項で説明したように、それらを遂
次比較型A−Dコンバータの一部として構成できること
はいうまでもない。
発明の効果 本発明は、D−Aコンバータのバイポーラ用の電流源5
を可変にし、それをディジタルデータ011……1+1
と100……0のテスト信号に対してアナログ値が共に
ゼロになるように制御することにより、トリミングをす
ることなしに、ゼロクロス点における誤差を少くし、聴
感上満足な性能を持ったディジタルオーディオ用のA−
DおよびD−Aコンバータを実現することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のD−Aコンバータの回路図、第2図は従
来のA−Dコンバータの回路図、第3図は変換誤差の分
布図、第4図は本発明の一実施例におけるD−Aコンバ
ータの回路図、第5図は第4図の実施例の動作説明図で
ある。 1……第1の電流源、2……第2の電流源、3……第1
のスイッチ、4……第2のスイッチ、5……第3の電流
源、6……電流加算手段、8〜9,16〜19……制御
手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼIの電流値を持つ第1の電流源と、ほ
    の各電流値を持つ第2の電流源と、上記第1の電流源を
    オン・オフする第1のスイッチと、上記第2の各電流源
    をオン・オフする第2のスイッチと、ほぼ−Iの電流値
    を持つ第3の電流源と、上記第1および第2の各電流源
    のうち上記第1および第2の各スイッチを通過した電流
    と上記第3の電流源の電流とを加算する電流加算手段と
    を備え、上記第1および第2の各スイッチのうちでオン
    になるものの組合せによって上記電流加算手段の出力電
    流値を設定するようにしたD−Aコンバータであって、
    上記第3の電流源の電流値を、上記第1のスイッチがオ
    フのとき第1の設定値に、オンのとき第2の設定値に切
    換えられるようにすると共に、上記第1および第2の設
    定値を可変にし、上記第1のスイッチがオフで第2のス
    イッチがすべてオンとなる第1のテスト信号に対して上
    記電流加算手段の出力電流値がゼロになる方向に上記第
    1の設定値を制御し、上記第1のスイッチがオンで第2
    のスイッチがすべてオフとなる第2のテスト信号に対し
    て上記電流加算手段の出力電流値がゼロになる方向に上
    記第2の設定値を制御する制御手段を備え、上記第2の
    電流源のうち、ほぼ の電流値を持つ電流源およびそれに対応する第2のスイ
    ッチについては、各々2個設けたことを特徴とするD−
    Aコンバータ。
  2. 【請求項2】第3の電流源が、固定電流源と補助D−A
    コンバータで構成されると共に、可変手段が、アナログ
    レベルの極性を比較する比較器と、上記比較器の出力に
    よってアップ・ダウンカウントされる2系統のアップダ
    ウンカウンタと、上記2系統のアップダウンカウンタの
    出力データをディジタルデータのMSBの状態によって
    選択し、上記補助D−Aコンバータに与えるデータセレ
    クタとで構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のD−Aコンバータ。
JP59069330A 1984-04-06 1984-04-06 D―aコンバータ Expired - Lifetime JPH0622330B2 (ja)

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JPS60213125A JPS60213125A (ja) 1985-10-25
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