JPH0622329B2 - 多数決回路 - Google Patents
多数決回路Info
- Publication number
- JPH0622329B2 JPH0622329B2 JP59041694A JP4169484A JPH0622329B2 JP H0622329 B2 JPH0622329 B2 JP H0622329B2 JP 59041694 A JP59041694 A JP 59041694A JP 4169484 A JP4169484 A JP 4169484A JP H0622329 B2 JPH0622329 B2 JP H0622329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- majority
- variable
- mos
- elements
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/20—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits characterised by logic function, e.g. AND, OR, NOR, NOT circuits
- H03K19/23—Majority or minority circuits, i.e. giving output having the state of the majority or the minority of the inputs
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はN変数(N入力)の多数決を検出する多数決回
路に関する。
路に関する。
従来の多数決回路では、例えば3変数の場合第1図のよ
うに使用素子数はトランジスタ1〜14の14個必要で
あった。また5変数(5入力)では62個と沢山の素子
が必要であった。従って従来の多数決回路ではLSI設計
上大きなレイアウト面積を要した。
うに使用素子数はトランジスタ1〜14の14個必要で
あった。また5変数(5入力)では62個と沢山の素子
が必要であった。従って従来の多数決回路ではLSI設計
上大きなレイアウト面積を要した。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、従来沢山の
素子を必要としたN変数多数決回路の素子数を減少させ
ようとするものである。
素子を必要としたN変数多数決回路の素子数を減少させ
ようとするものである。
本発明は、N変数多数決結果をN変数のうち1変数のみ
に依存させた素子と、その1変数に依存されていない多
数決結果を復活させる素子と、1変数に依存されている
非多数決結果を殺す素子で構成したものである。
に依存させた素子と、その1変数に依存されていない多
数決結果を復活させる素子と、1変数に依存されている
非多数決結果を殺す素子で構成したものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。一例
として5変数多数決回路の構成法を述べる。まず5変数
A,B,C,D,Eに対して多数決結果Xは X=ABC+ABD+ACD+BCD+ACE+BDE+ABE+ADE+BCE+CDE………
(1) と表わせる。ここで仮にX=Eとする。つまり結果Xを
Eのみに依存させてやる(例えばEに"1"が来ればこれ
を多数決としてしまう)しかしこれでは、ベンチ図表に
おいてEに含まれない多数決結果Y,つまり Y=ABC+ABD+ACD+BCD………(2) を得ることができない。また逆に、ベンチ図表において
Eに含まれた多数決結果でない項Z,つまり Z=E+E+E+E………
(3) は多数決成立とされてしまう。
として5変数多数決回路の構成法を述べる。まず5変数
A,B,C,D,Eに対して多数決結果Xは X=ABC+ABD+ACD+BCD+ACE+BDE+ABE+ADE+BCE+CDE………
(1) と表わせる。ここで仮にX=Eとする。つまり結果Xを
Eのみに依存させてやる(例えばEに"1"が来ればこれ
を多数決としてしまう)しかしこれでは、ベンチ図表に
おいてEに含まれない多数決結果Y,つまり Y=ABC+ABD+ACD+BCD………(2) を得ることができない。また逆に、ベンチ図表において
Eに含まれた多数決結果でない項Z,つまり Z=E+E+E+E………
(3) は多数決成立とされてしまう。
そこでCMOS構成で次のように回路構成をしてやる。まず
第2図に示す如く、多数決結果をEのみに依存させた素
子21,22をつくる。23は電源端子である。次に前
述したように、EでなくてもYが真ならば多数決結果が
真になるようなNチャネルトランジスタ24〜31より
なる回路32を追加してやる。しかしここで問題なの
は、電源間で素子21と回路32が共に導通状態となっ
てしまうことが何通りかあることである。しかしそれ
は、素子21よりも回路32の駆動能力を大きくしてや
ることで解決される。つまり多数決であるのに多数決で
ないとされようとするのを防止できる。同様にEであっ
てもZが真ならば、多数決結果が偽となるようなPチャ
ネルトランジスタ34〜41よりなる回路42を追加し
てやる。ここでも素子22よりも回路42の駆動能力を
大きくしてやり、多数決でないのに多数決であるとする
のを防止する。なお本発明でいう、1変数に依存される
非多数決結果を殺す第1のMOS回路は、符号42で示
した部分で、前記(3)式のうち、、、
、の論理を、Pチャネルトランジスタの負論
理特性を用いて、電源23と出力端X′との間に接続す
る。つまり、については、回路42のうちそれぞ
れトランジスタ35、37、39で論理構成する。同様
に、ではトランジスタ35、37、41、また
ではトランジスタ34、38、40、またで
はトランジスタ36、38、40で構成してやる。こう
することで、1変数に依存される非多数決結果をキャン
セルすることができる。
第2図に示す如く、多数決結果をEのみに依存させた素
子21,22をつくる。23は電源端子である。次に前
述したように、EでなくてもYが真ならば多数決結果が
真になるようなNチャネルトランジスタ24〜31より
なる回路32を追加してやる。しかしここで問題なの
は、電源間で素子21と回路32が共に導通状態となっ
てしまうことが何通りかあることである。しかしそれ
は、素子21よりも回路32の駆動能力を大きくしてや
ることで解決される。つまり多数決であるのに多数決で
ないとされようとするのを防止できる。同様にEであっ
てもZが真ならば、多数決結果が偽となるようなPチャ
ネルトランジスタ34〜41よりなる回路42を追加し
てやる。ここでも素子22よりも回路42の駆動能力を
大きくしてやり、多数決でないのに多数決であるとする
のを防止する。なお本発明でいう、1変数に依存される
非多数決結果を殺す第1のMOS回路は、符号42で示
した部分で、前記(3)式のうち、、、
、の論理を、Pチャネルトランジスタの負論
理特性を用いて、電源23と出力端X′との間に接続す
る。つまり、については、回路42のうちそれぞ
れトランジスタ35、37、39で論理構成する。同様
に、ではトランジスタ35、37、41、また
ではトランジスタ34、38、40、またで
はトランジスタ36、38、40で構成してやる。こう
することで、1変数に依存される非多数決結果をキャン
セルすることができる。
次に、本発明でいう、1変数に依存されない多数決結果
を復活させる第2のMOS回路は、符号32で示した部
分で、前記(2)式のうち、ABC、ABD、ACD、
BCDの論理をNチャネルトランジスタの正論理特性を
用いて、出力端X′と接地との間に接続する。この様に
して、上記第1のMOS回路の例と同様に、Nチャネル
トランジスタで論理構成して、1変数に依存されない多
数決結果を補うことができる。
を復活させる第2のMOS回路は、符号32で示した部
分で、前記(2)式のうち、ABC、ABD、ACD、
BCDの論理をNチャネルトランジスタの正論理特性を
用いて、出力端X′と接地との間に接続する。この様に
して、上記第1のMOS回路の例と同様に、Nチャネル
トランジスタで論理構成して、1変数に依存されない多
数決結果を補うことができる。
以上の手法によって回路を構成すれば、5変数の多数決
回路をトランジスタ20個と少ない素子数で実現でき
る。また多数決結果XはX′を、トランジスタ43,4
4よりなるインバータで反転増幅して得られるので、上
記Xのレベルは保証される。
回路をトランジスタ20個と少ない素子数で実現でき
る。また多数決結果XはX′を、トランジスタ43,4
4よりなるインバータで反転増幅して得られるので、上
記Xのレベルは保証される。
同様にN変数の場合、第3図のようにSNに多数決結果
を依存させる素子21′,22′と、それに依存されな
い正しい結果を得るための回路32′,42′で構成す
ればよい。ここでも素子21′と回路32′,素子2
2′と回路42′の駆動能力を考慮して回路設計を行な
えばよいものである。
を依存させる素子21′,22′と、それに依存されな
い正しい結果を得るための回路32′,42′で構成す
ればよい。ここでも素子21′と回路32′,素子2
2′と回路42′の駆動能力を考慮して回路設計を行な
えばよいものである。
以上説明した如く本発明によれば、3変数では14素子
から8素子に減少し、5変数では62素子から20素子
に減少し、7変数では282素子から56素子に減少す
るという具合に、従来に比べ大幅に使用素子数を減少さ
せることができる。即ちパターン設計時においてレイア
ウト面積も大幅に縮少される。また入力変数に対するト
ランジスタ配置がNチャネルとPチャネルで完全に対称
にでき、パターン設計が容易化される等の利点を有した
多数決回路が提供できるものである。
から8素子に減少し、5変数では62素子から20素子
に減少し、7変数では282素子から56素子に減少す
るという具合に、従来に比べ大幅に使用素子数を減少さ
せることができる。即ちパターン設計時においてレイア
ウト面積も大幅に縮少される。また入力変数に対するト
ランジスタ配置がNチャネルとPチャネルで完全に対称
にでき、パターン設計が容易化される等の利点を有した
多数決回路が提供できるものである。
第1図は従来の多数決回路図、第2図は本発明の一実施
例の回路図、第3図は本発明の他の実施例の回路図であ
る。 21,22…結果をEに依存させた素子、32,42…
正しい結果を得るための回路。
例の回路図、第3図は本発明の他の実施例の回路図であ
る。 21,22…結果をEに依存させた素子、32,42…
正しい結果を得るための回路。
Claims (1)
- 【請求項1】N変数多数決結果をN変数のうち1変数の
みに依存させる第1チャネル型の第1のMOS素子と、
前記1変数に依存される非多数決結果を殺す論理機能を
有する第1チャネル型の第1のMOS回路との第1の並
列回路を設け、N変数多数決結果をN変数のうち1変数
のみに依存させる第2チャネル型の第2のMOS素子
と、前記1変数に依存されない多数決結果を復活させる
論理機能を有する第2チャネル型の第2のMOS回路と
の第2の並列回路を設け、前記第1及び第2の並列回路
を電源間に直列接続し、前記第1及び第2の並列回路間
を出力端とし、前記前記第1、第2のMOS回路は、
「N−1」変数をそれぞれの一対のMOS素子のゲート
入力とし、前記一対のMOS素子の一方どうし、他方ど
うしを、それぞれの前記論理機能を行うように直列また
は並列に接続したものであることを特徴とする多数決回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59041694A JPH0622329B2 (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 多数決回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59041694A JPH0622329B2 (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 多数決回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60186113A JPS60186113A (ja) | 1985-09-21 |
JPH0622329B2 true JPH0622329B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=12615528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59041694A Expired - Lifetime JPH0622329B2 (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 多数決回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622329B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5606287A (en) * | 1994-06-17 | 1997-02-25 | Fujitsu Limited | Operational amplifier having stable operations for a wide range of source voltage, and current detector circuit employing a small number of elements |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5283054A (en) * | 1975-12-30 | 1977-07-11 | Fujitsu Ltd | Majority decision logical circuit |
JPS5911036A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | Nec Corp | 多数決論理回路 |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP59041694A patent/JPH0622329B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5283054A (en) * | 1975-12-30 | 1977-07-11 | Fujitsu Ltd | Majority decision logical circuit |
JPS5911036A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | Nec Corp | 多数決論理回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60186113A (ja) | 1985-09-21 |
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