JPH06222632A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06222632A
JPH06222632A JP5024929A JP2492993A JPH06222632A JP H06222632 A JPH06222632 A JP H06222632A JP 5024929 A JP5024929 A JP 5024929A JP 2492993 A JP2492993 A JP 2492993A JP H06222632 A JPH06222632 A JP H06222632A
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JP
Japan
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recording medium
image
developing
image forming
forming apparatus
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Pending
Application number
JP5024929A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Takahashi
和明 高橋
Yutaka Kikuchi
豊 菊池
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の設置スペースを最小限にすると共に、
装置内の空きスペースを有効利用して装置全体を小型化
した画像形成装置を提供する。 【構成】 光学ユニットからの光照射により像担持体上
に潜像を形成し、この潜像を現像手段によって現像し、
この現像像を転写手段によって記録媒体に転写し、前記
転写像を定着手段で定着する画像形成装置であって、前
記記録媒体を収容するカセットを前記現像手段及び転写
手段の投影下方へ配置し、各部を近接して配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式を用いた複
写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、更に詳しくは
装置の小スペース化を可能にした画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日の電子写真方式を用いたカラー画像
形成装置の構成は、例えば図5に示すように構成してい
る。即ち、光学ユニット50から像担持体51へ光照射して
各色成分に応じた潜像を形成する。これと同時にカセッ
ト52に収容した記録媒体53を給送手段54で給送して転写
ドラム55に巻き付け、この転写ドラム55を回転させると
共に、前記像担持体上の潜像を現像手段56によって各色
成分に対応する現像剤で現像し、その現像像を転写ドラ
ム55上の記録媒体53に転写する。この転写工程を各色回
数繰り返して多色像を得、その転写像を定着手段56で定
着するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような画像形成
装置にあっては、従来カセット52は殆ど装置本体57から
外方へ突出するように装着される。このため前記カセッ
ト52の面積を加えた設置スペースが必要となり、スペー
スの有効利用が図れていなかった。
【0004】そのため、近年では前記カセットを装置本
体内に装着するようにして設置スペースを小さくするよ
うにしたものもあるが、装置が大型化する傾向にあっ
た。従って、設置スペースを小さくすると共に、装置も
小型化し、且つジャム(紙詰まり)処理等の操作性も良
い画像形成装置が求められていた。
【0005】本発明の目的は前記課題を解決するための
ものであり、装置の設置スペースを最小限にすると共
に、装置内の空きスペースを有効利用して装置全体を小
型化した画像形成装置を提供せんとするものである。更
には装置を小型化してもジャム処理等の操作性の高い画
像形成装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、光学ユニットからの光
照射により像担持体上に潜像を形成し、この潜像を現像
手段によって現像し、この現像像を転写手段によって記
録媒体に転写し、前記転写像を定着手段で定着する画像
形成装置であって、前記記録媒体を収容するカセットを
前記現像手段及び転写手段の投影下方へ配置したことを
特徴としてなる。
【0007】また前記記録媒体を前記カセットから前記
転写手段へ給送するための給送手段を、前記カセットに
対して記録媒体の搬送方向下流側近傍であって、前記定
着手段の投影下方へ配置し、前記定着手段を前記転写手
段に対して記録媒体の搬送方向下流側近傍に配置し、前
記光学ユニットを前記現像手段の上方近傍に配置し、更
には記録媒体を給送するための給送手段を、装置本体に
対して移動させるための移動手段を設けたことを特徴と
してなるものである。
【0008】
【作用】前記のように構成することにより、記録媒体を
収容するカセットが装置本体外方へ突出することがなく
なり、装置の設置スペースを小さくなり、また各プロセ
ス手段を近接して設けることにより、装置全体が小型化
する。更に給送手段を移動可能とすることにより、ジャ
ム処理等を容易にすることが出来るようになるものであ
る。
【0009】
【実施例】
〔第一実施例〕次に本発明に係る第一実施例を図面を参
照して具体的に説明する。尚、図1は画像形成装置の一
態様であるレーザービームプリンタの全体の構成説明図
であり、図2は装置内の各プロセス手段の配置説明図で
ある。
【0010】{全体構成}まず画像形成装置の全体構成
について概略説明すると、この装置は図1に示すよう
に、本実施例の積載手段を構成するカセット1に収容し
た記録媒体2を給送手段3で給送し、転写手段を構成す
る転写ドラム4の周面に巻き付ける。一方、光学ユニッ
ト5から像担持体ユニット6へカラー画像に応じた光照
射を行い、像担持体へ潜像を形成し、この潜像を回転移
動可能な4つの現像器を装填してなる現像手段7で現像
して前記転写ドラム4上の記録媒体2に多重転写してカ
ラー画像を形成する。そしてこの記録媒体2を定着手段
8へ搬送して転写像を記録媒体2に定着し、排出ローラ
対9によって装置上部の排出部10へ排出する。
【0011】尚、前記像担持体ユニット6及び現像手段
7内の現像器は装置本体11に対して着脱可能に構成して
いる。
【0012】次に前記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明し、次に各部の配置について説明す
る。
【0013】{積載手段}積載手段は記録媒体2を積載
して装置本体11にセットするものであり、本実施例にあ
ってはカセット1を装置内底部に装着するための装着手
段を設けている。即ち、図1に示すように、装置本体11
の内底部にはカセット1の装着凹部が設けてあり、その
凹部対向面には図1の表裏面方向にガイドレール11aが
設けてある。一方、カセット1の両側には前記ガイドレ
ール11aに係止してスライド可能な係止凸部1aが設け
てある。
【0014】これにより、カセット1に設けた把手凹部
1b(図4参照)を持ち、前記ガイドレール11aに沿っ
てカセット1を装置本体手前側から奥側へ差込み又は抜
取り可能になっている。このカセット1をセットするこ
とにより、記録媒体2を装置本体11にセットする。尚、
この記録媒体1の積載手段は前記のようにカセット1を
装着部に着脱可能としたものでも良く、或いは装置本体
から取り外すことなく、装置本体11に対して引出し式に
スライド可能な記録媒体積載台を設け、この積載台に記
録媒体2をセットするようにしたものでも良い。
【0015】{給送手段}給送手段3はカセット1内の
記録媒体2を画像形成部へ給送するものであり、装置本
体11の内底部に、複数枚の記録媒体2を収容したカセッ
ト1を装填し、画像形成時に給送ローラ3a,3bが画
像形成動作に応じて駆動回転し、カセット1内の記録媒
体2を最上部から一枚ずつ分離給送すると共に、ガイド
板3cによってガイドし、レジストローラ対3dへ突き
当てるように給送する。そして前記レジストローラ対3
dが画像形成動作と同期するように駆動して記録媒体2
を転写ドラム4へ給送するものである。
【0016】{転写手段}転写手段は現像手段7によっ
て現像された現像像を記録媒体2に転写するためのもの
であり、本実施例では転写ドラム4に記録媒体2を巻き
付けて各色の現像剤(トナー)を記録媒体2に転写する
ようにしている。
【0017】本実施例に係る転写ドラム4は、直径 160
mmのアルミニウムシリンダー4aの外周にスポンジや
ゴム等の弾性体層4bを形成し、その外周に抵抗層4c
を形成し、最外周に誘電体層4dを形成してなる。この
転写ドラム4は固定軸4eに回転自在に軸支され、前記
転写ドラム4に固着した図示しないギアに駆動モータの
駆動力を伝達することにより、画像形成動作に応じて図
1の矢印方向へ回転するように構成している。
【0018】また前記転写ドラム4の外周所定位置には
グリッパー4fが設けてあり、給送した記録媒体2の先
端を把持する。更に静電吸着ローラ4gが転写ドラム4
の外周に接離可能に設けてあり、記録媒体2を前記静電
吸着ローラ4gと転写ドラム4とによって挟み込むよう
にして転写ドラム4の外周に圧接し、且つ静電吸着ロー
ラ4gと転写ドラム4との間に電圧を印加することによ
り、誘電体である記録媒体2と転写ドラム4の誘電体層
4dに電荷を誘起し、記録媒体2を転写ドラム4の外周
に静電吸着するように構成している。
【0019】尚、前記記録媒体2を転写ドラム4に吸着
する方法としては、前記静電吸着に限らず、空気による
吸引方法等で構成することも可能である。ここで図1
中、20はグリッパー4fによるグリップ解除後に転写ド
ラム4から記録媒体2を分離するための分離爪であり、
21は転写ドラム4表面に接触して該表面をクリーニング
するためのクリーニングローラである。この分離爪20及
びクリーニングローラ21はそれぞれ図1の矢印方向へ揺
動可能になっている。
【0020】{光学ユニット}光学ユニット5は像担持
体へ静電潜像を形成するために、光照射するものであ
る。その構成は、図1に示すように、画像信号がレーザ
ーダイオード5aに与えられると、このレーザーダイオ
ード5aは画像芯に対応する画像光をポリゴンミラー5
bへ照射する。このポリゴンミラー5bはスキャナーモ
ータ5cによって高速で回転し、ポリゴンミラー5bで
反射した画像光が結像レンズ5d及び反射ミラー5eを
介して像担持体ユニット6の露光部から照射して像担持
体を選択的に露光する。
【0021】{像担持体ユニット}像担持体ユニット6
は感光体ドラムである像担持体6aと、この像担持体6
aに作用するプロセス手段としての帯電手段6b及びク
リーニング手段6cを有している。
【0022】(像担持体)本実施例に係る像担持体6a
は直径40mmのアルミニウムシリンダーの外周面に有機
光導電体層を塗布して構成し、回転軸6a1を像担持体ユ
ニットカバー6dに回動自在に軸支している。前記回転
軸6a1に図示しない駆動モータの駆動力を伝達すること
により、像担持体6aを画像形成動作に応じて図1の矢
印方向へ回転させるようにしている。また前記像担持体
6aの周上には帯電手段6b及びクリーニング手段6c
が配置されており、且つこの像担持体ユニット6は装置
本体11に対して着脱可能になっている。即ち、像担持体
6aの寿命に合わせて交換可能になっている。
【0023】(帯電手段)本実施例に係る帯電手段6b
は、特開昭63−149669号公報に示すような、所謂接触帯
電方法を用いたものであり、導電性ローラを像担持体6
aに接触させ、この導電性ローラに電圧を印加すること
によって像担持体6aの表面を一様に帯電させるもので
ある。
【0024】(クリーニング手段)クリーニング手段6
cは現像手段7によって像担持体6aに可視像化された
トナーが記録媒体2に転写された後、像担持体6a上に
残留したトナーをクリーニングするものである。本実施
例に係るクリーニング手段6cは、クリーニングブレー
ド6c1によって像担持体6a上のトナーを掻き取り、こ
れを廃トナー搬送スクリュー6c2によって本体側面に取
り付けられた廃トナー容器に送るようにしている。そし
て前記廃トナー容器内のトナーが満杯になると、これを
取り外して交換するものである。
【0025】{現像手段}現像手段7は像担持体6aに
形成された潜像を可視像化するためのものであり、本実
施例にあってはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラック
の各色現像を可能とする4個の現像器7a,7b,7
c,7dを有している。
【0026】前記各現像器7a〜7dは、現像ユニット
7eにそれぞれ回動可能に取り付けられ、且つ前記現像
ユニット7eは軸7fを中心して装置本体11に回動可能
に取り付けられている。そして各現像器7a〜7dの回
転中心に設けた自転ギア(図示せず)が、現像ユニット
7aの回転軸7fに設けた公転ギア(図示せず)と噛合
し、現像ユニット7eの公転に対して各現像器7a〜7
dが自転することにより、現像ユニット7eが回転して
も各現像器7a〜7dはその姿勢が常に一定に保持され
るようになっている。
【0027】画像形成に際しては、マゼンタ、シアン、
イエロー、ブラックの各色現像に対応した現像器7a〜
7dが軸7fを中心に回転移動し、所定の現像器が像担
持体6aと対向した位置に止まり、且つ現像スリーブが
像担持体6aに対して微小間隔(約 300μm程度)をも
って対向するように位置決めされた後、像担持体6aに
前記色のトナーによる現像像を順次形成する。
【0028】即ち、現像する色に対応するトナーを収納
した現像器がトナー送り機構によってトナーを塗布ロー
ラ7gへ送り込み、回転する塗布ローラ7g及び現像ブ
レード7hによって回転する現像スリーブ7iの外周に
トナー層を形成すると共に、このトナーへ摩擦帯電によ
って電荷を付与する。この現像スリーブ7iと潜像が形
成された像担持体6aとの間に現像バイアスを印加する
ことにより、潜像に応じて像担持体6aにトナー現像を
行うものである。
【0029】また前記各現像器7a〜7dの各現像スリ
ーブ7iは、各現像器が現像位置に回転移動されたとき
に装置本体11に設けた各色現像用高圧電源と接続され、
各色の現像毎に選択的な電圧印加がなされる。
【0030】{定着手段}定着手段8は現像手段7によ
って転写ドラム4に巻き付けた記録媒体2に形成した転
写画像を定着させるものであり、図1に示すように、駆
動回転する駆動ローラ8aと、これに圧接して記録媒体
2に熱及び圧力を印加する定着ローラ8bとからなる。
【0031】転写ドラム4から剥離した記録媒体2は定
着部8を通過する際に、駆動ローラ8aで搬送されると
共に、定着ローラ8bによって熱及び圧力を印加され、
これにより画像形成トナーが記録媒体2に定着する。
【0032】尚、前記定着ローラ8bにはクリーニング
部材8cが接触しており、該ローラ8bに付着したトナ
ーはクリーニング部材8cによって除去される。
【0033】{画像形成動作}ここで前記装置によって
画像形成を行う場合の動作について説明すると、図1に
示す給送ローラ3a,3bを回転してカセット1内の記
録媒体2を一枚分離し、Uターン搬送する事によって記
録媒体2の表裏を反転して転写ドラム4へ給送する。転
写ドラム4は図1の矢印方向へ回転して給送された記録
媒体2の先端をグリッパー4fで把持すると共に、その
周面に静電吸着し、カセット1にセットされているとき
に上面だった面(記録媒体表面)を感光体ドラム6aに
向けて搬送する。
【0034】前記転写ドラム4の回転と同期して像担持
体6aを図1の矢印方向へ回転し、この像担持体6aの
表面を帯電手段6bによって一様に帯電すると共に、光
学ユニット5によりマゼンタ画像の光照射を行い、像担
持体6a上にマゼンタ潜像を形成する。この潜像形成と
同時にマゼンタトナーを収納した現像器を像担持体6a
に対向させて駆動することにより、像担持体6a上の潜
像をにマゼンタトナーが付着するように、像担持体6a
の帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してマゼン
タ現像を行う。
【0035】更に転写ドラム4に前記トナーと逆極性の
電圧を印加して像担持体6a上のトナーを転写ドラム4
上の記録媒体2に転写する。
【0036】前記の如くしてマゼンタトナーの転写が終
了すると、次の色トナーを収納した現像器が回転移動し
て像担持体6aと対向した位置で位置決めされ、前記マ
ゼンタ現像、転写と同様にしてシアン、イエロー及びブ
ラックの潜像形成及びトナー転写を順次行い、記録媒体
2上にカラー画像を形成する。
【0037】そして画像形成後は記録媒体2を分離爪20
によって転写ドラム4から剥離して定着手段8へ搬送
し、定着手段8でトナー定着を行った後に、再度Uター
ン搬送して記録媒体2の表裏面を反転し、画像形成面を
下に向けて排出ローラ対9によって排出部10へと排出し
て画像形成を終了する。
【0038】{各部の配置}次に前記構成の各部の配置
について、図2を参照して説明する。図2は各部を単純
化した配置図である。本実施例では図2に示すように、
カセット1を転写ドラム4及び現像手段7の投影下方で
あって、装置本体11の内底部に装填するように配置して
いる。このため図5に示す従来の装置に比べて装置本体
11に対してカセット1の突出がなくなり、装置設置スペ
ースが小さくなる。
【0039】また給送手段3を定着手段8の投影下方で
あって、この給送手段3及び定着手段8を可能な限り転
写ドラム4に近接するように配置している。
【0040】更に光学ユニット5は現像手段7の上方で
あって、該現像手段7に可能な限り近接し、且つ定着手
段8の実質的な最高部である直線Hよりも上方へ突出し
ないように配置している。
【0041】このようにカセット1を装置本体内底部に
装填すると共に、各部を可能な限り近接するように配置
することにより、装置の設置スペースを小さくすると共
に装置全体を小型化している。
【0042】尚、前記のように各部を近接することによ
り、装置全体は小型化するが、例えばジャム処理作業が
やり難くなる。即ち、従来のように各部が離れて配置さ
れている場合には、図5に示すように、装置内部に空き
スペースが存在するために、給送手段54と転写ドラム55
の間に開閉部Jを設ければ、転写ドラム55の下部で詰ま
っている記録媒体53を容易に取り出すことが出来る。し
かし、本実施例のように各部を近接して配置すると、装
置内部に空きスペースがないために、前記のように給送
手段3と転写ドラム4の間に開閉部を設けただけでは、
該部分には部材が配置されているためにジャム処理がし
難い。
【0043】そこで、本実施例では給送手段3を装置本
体11の外方へ移動可能に構成している。そのための構成
を図3及び図4を参照して説明する。尚、図3は給送手
段3を装置本体外方へ移動した状態説明図であり、図4
はその斜視説明図である。
【0044】図4に示すように、給送手段3には両側に
ガイドレール12が設けてあり、装置本体11側には前記ガ
イドレール12の受け部13が設けてある。これにより、給
送手段3は図4に示すように矢印X、Y方向へ自在に移
動可能となっている。
【0045】また給送手段3には位置決め軸14が設けて
あり、給送手段を矢印X方向へ移動したときに装置本体
11の図示しない嵌合穴に嵌合し、給送手段3が装置本体
11に位置固定される。更に給送手段3側にはフック15が
設けてあり、装置本体11側のストッパー16に係止するこ
とで移動が規制される。このフック15は軸17を中心に回
動可能であると共に、引張スプリング18によって付勢を
受けており、不用意に外れないようになっている。前記
給送手段3を引き出すときは、軸17に固着した開閉レバ
ー19をもって軸17を回転させ、フック15の係止を外す。
【0046】このように給送手段3を装置本体11の外方
へ移動可能とすることにより、転写ドラム4の下方が大
きく空くようになり、該部分でジャムした場合に、その
処理を容易に行うことが可能となる。従って、装置を小
型化するために装置内の各部材を近接して配置しても、
ジャム処理等の操作性を損なうことはない。
【0047】〔他の実施例〕前述した実施例では現像器
を4個設け、カラー画像形成を行う装置を例示したが、
本発明に係る画像形成装置はカラー画像形成装置でなく
ても、現像器を1個有するモノクロ画像形成装置にも適
用し得る。
【0048】また本発明は像担持体ユニット及び現像器
を一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジを
装着して画像を形成する画像形成装置にあっては適用す
ることが可能である。
【0049】更に前述した実施例ではレーザービームプ
リンタを例示したが、装置の態様としてはそれ以外に
も、例えば複写機やファクシミリ装置等に適用すること
は当然可能である。
【0050】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0051】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを像担持体の表面に移動させ、該ドラムの表面
を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然であ
る。尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以外にも、
ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロック型、
ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0052】また像担持体に残存するトナーのクリーニ
ング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラ
シ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は前述したように、記録媒体を積
載する積載手段を現像手段と転写手段に跨がるように下
方へ配置することにより、積載手段が装置本体外方へ突
出することがなくなり、装置の設置スペースを小さくす
ることが出来る。また各部を近接して配置することによ
り、装置全体を小型化することが可能となる。更に給送
手段を移動可能とすることにより、装置を小型化し、各
部材を近接して配置してもジャム処理等を容易にするこ
とが出来るようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一態様であるレーザー
ビームプリンタの全体の構成説明図である。
【図2】装置内の各プロセス手段の配置説明図である。
【図3】給送手段を装置本体外方へ移動させた状態説明
図である。
【図4】給送手段を装置本体外方へ移動させた斜視説明
図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…カセット、1a…係止凸部、1b…把手凹部、2…
記録媒体、3…給送手段、3a,3b…給送ローラ、3
c…ガイド板、3d…レジストローラ、4…転写ドラ
ム、4a…アルミニウムシリンダー、4b…弾性体層、
4c…抵抗層、4d…誘電体層、4e…固定軸、4f…
グリッパー、4g…静電吸着ローラ、5…光学ユニッ
ト、5a…レーザーダイオード、5b…ポリゴンミラ
ー、5c…スキャナーモータ、5d…結像レンズ、5e
…反射ミラー、6…像担持体ユニット、6a…像担持
体、6a1…回転軸、6b…帯電手段、6c…クリーニン
グ手段、6c1…クリーニングブレード、6c2…廃トナー
搬送スクリュー、6d…像担持体ユニットカバー、7…
現像手段、7a〜7d…現像器、7e…現像ユニット、
7f…回転軸、7g…塗布ローラ、7h…現像ブレー
ド、7i…現像スリーブ、8…定着手段、8a…駆動ロ
ーラ、8b…定着ローラ、8c…クリーニング部材、9
…排出ローラ、10…排出部、11…装置本体、11a…ガイ
ドレール、12…ガイドレール、13…受け部、14…位置決
め軸、15…フック、16…ストッパー、17…軸、18…引張
スプリング、19…開閉レバー、20…分離爪、21…クリー
ニングローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    において、 像担持体に形成された潜像を現像する現像手段と、 前記現像手段によって現像されたトナー像を前記記録媒
    体に転写するための転写手段と、 前記現像手段と転写手段との垂直方向下方に跨がって、
    前記記録媒体を積載する積載手段を装着可能な装着手段
    と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像手段は複数の現像を行うため
    に、複数個の現像手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写手段は同一の記録媒体に複数色
    の転写を行うために、前記記録媒体を巻回した状態で複
    数回の回転を行うことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記積載手段は給送カセットであって、
    画像形成装置本体に対して着脱可能であることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記装着手段によって所定位置に装着さ
    れた積載手段から送り出された記録媒体の表裏を反転し
    た後、前記積載手段に積載時の記録媒体上面を前記像担
    持体側へ向けて搬送し、前記記録媒体上面へトナー像の
    転写を受けた後、再び記録媒体の表裏を反転した後に画
    像形成面を下に向けた状態で画像形成後の記録媒体を排
    出する搬送手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 光学ユニットからの光照射により像担持
    体上に潜像を形成し、この潜像を現像手段によって現像
    し、この現像像を転写手段によって記録媒体に転写し、
    前記転写像を定着手段で定着する画像形成装置であっ
    て、 前記記録媒体を収容するカセットを前記現像手段及び転
    写手段の投影下方へ配置したことを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体を前記カセットから前記転
    写手段へ給送するための給送手段を、前記カセットに対
    して記録媒体の搬送方向下流側近傍であって、前記定着
    手段の投影下方へ配置し、前記定着手段を前記転写手段
    に対して記録媒体の搬送方向下流側近傍に配置し、前記
    光学ユニットを前記現像手段の上方近傍に配置した請求
    項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記給送手段を、装置本体に対して移動
    させるための移動手段を設けた請求項7記載の画像形成
    装置。
JP5024929A 1993-01-21 1993-01-21 画像形成装置 Pending JPH06222632A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09319125A (ja) * 1996-05-24 1997-12-12 Ricoh Co Ltd 転写ドラムを用いたカラー電子写真プロセス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09319125A (ja) * 1996-05-24 1997-12-12 Ricoh Co Ltd 転写ドラムを用いたカラー電子写真プロセス

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