JPH0622144Y2 - エンジンの制御回路 - Google Patents

エンジンの制御回路

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JPH0622144Y2
JPH0622144Y2 JP1987119780U JP11978087U JPH0622144Y2 JP H0622144 Y2 JPH0622144 Y2 JP H0622144Y2 JP 1987119780 U JP1987119780 U JP 1987119780U JP 11978087 U JP11978087 U JP 11978087U JP H0622144 Y2 JPH0622144 Y2 JP H0622144Y2
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JP
Japan
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engine
circuit
starter motor
signal
control circuit
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JP1987119780U
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JPS6425468U (ja
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和男 岩沢
宏祐 川口
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Futaba Corp
Maruyama Manufacturing Co Inc
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Futaba Corp
Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、動力噴霧機セット等に使用するエンジンの制
御回路に関し、特に、ラジコンの操作に基づいてエンジ
ンの始動・停止を制御するエンジンの制御回路に関する
ものである。
[従来の技術] セルモーターを備えたエンジンの搭載された動力噴霧機
等の機器において、ラジコンの操作に基づいてエンジン
の始動を制御するエンジンの制御回路として、従来第4
図に示すような回路が用いられていた。この回路は作業
者が携帯する部分と動力噴霧機の噴霧ノズルに装着する
部分とに分けて構成され、これらが電気ケーブルで接続
されて成る送信機1から送信された信号を動力噴霧機セ
ットに装着された受信機2によって受信し、この受信に
よって得られる信号をリレードライブ回路3にてドライ
ブし、リレー4の動作を制御してセルモーター5を駆動
させ、動力噴霧機セットのエンジンの始動を制御するも
のである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した従来の回路では、停止状態にあ
るエンジンを始動するにあたって、セルモーター5を回
転し続けると、クラッチおよびセルモーター5が焼け付
いて破損する虞れがあった。また、既にエンジンが始動
し回転している状態で、誤ってセルモーター5を起動し
続けると、クラッチおよびセルモーター5が損傷すると
いう問題があった。
そこで、本考案は上述した問題点に鑑みて成されたもの
であって、その目的は、エンジンの始動操作を続けても
セルモーターの回転を所定時間後に停止することがで
き、クラッチおよびセルモーターの損傷を低減できるエ
ンジンの制御回路を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため本考案によるエンジンの制御
回路は、ラジコンの操作に基づいてエンジンの始動・停
止を制御するエンジンの制御回路において、 前記エンジンまたはセルモーターの回転に伴って出力さ
れるパルス信号を波形整形する波形整形回路と、該波形
整形された信号を積分する積分回路とを有する検出部
と、 前記積分された検出部の検出値と予め設定された基準値
とを比較する比較部を有し、前記エンジンまたはセルモ
ーターが、その始動から所定数回転して前記検出値と基
準値が一致したときに、前記セルモーターの駆動を停止
する停止信号を出力するセルモーター駆動停止制御部
と、を備えたことを特徴としている。
[作用] ラジコンの操作に基づいてセルモーターが回転し、エン
ジンが始動を開始すると、検出部における波形整形回路
では、エンジンまたはセルモーターの回転に伴って出力
される信号を波形整形して積分回路に出力する。積分回
路は波形整形回路で波形整形された信号を積分し、エン
ジンまたはセルモーターが、その始動から所定数回転し
て積分された検出値と予め設定された基準値とが一致し
たときに、セルモーター駆動停止制御部が停止信号を出
力してセルモーターの駆動を停止する。
ここで、積分回路による積分値は、エンジンまたはセル
モーターの回転数に応じて変化し、かつ時定数によって
任意に可変することができるため、積分された検出値
は、エンジンの回転数が高くなると、より早く基準値に
達し、回転数が低いままでは、基準値に達する時間が遅
くなり、これにより、エンジンのかかりが長い場合に
は、より早くセルモーターが停止し、エンジンのかかり
が悪い場合には、セルモーターが長く回る。
[実施例] 第1図は本考案による動力噴霧機用エンジンの制御回路
の一実施例を示すブロック構成図である。
なお、この実施例による制御回路において従来と同一の
構成要素には同一の番号を符して説明する。
この実施例による制御回路は、送信機1、受信機2、リ
レーコントロール回路6、リレー回路7、ガソリンエン
ジン(以下、エンジンという)8、検出部9、セルモー
ター駆動停止制御部10、エンジン停止スイッチ11を
備えており、送信機1より出力された信号を受信し、こ
の受信した信号に基づいてリレー回路7を駆動制御して
セルモーター5を回転させ、エンジンの始動の制御を遠
隔操作によって行うものである。
そして、エンジン8の回転に伴って出力されるパルス信
号を検出部9にて検出し、この検出部9の検出信号に基
づいてエンジン8が、その始動から所定数回転したとき
に、セルモーター駆動停止制御部10より停止信号を出
力させてセルモーター5の駆動を禁止している。
なお、送信機1は従来例と同様に、作業者が携帯する部
分と動力噴霧機に噴霧ノズルに装着する部分とに分割さ
れ、これらは電気ケーブルで接続される。前者には、送
信機のオン、オフスイッチとエンジン停止用操作スイッ
チが設けられ、後者には、エンジン始動スイッチや噴霧
ホース巻取用操作スイッチが設けられる。また、受信機
2以降の回路は、動力噴霧機セットに搭載される。
送信機1は図示しないスイッチ操作に基づいて所定周波
数の信号を出力している。
受信機2はその始動・停止が制御されるエンジン8側に
設けられており、送信機1より出力される送信信号を受
信してリレーコントロール回路6に受信信号を出力して
いる。
リレーコントロール回路6は受信機2からの受信信号に
基づいてリレー回路7の駆動を制御している。そして、
リレーコントロール回路6によってリレー回路7がオン
したときに、リレー回路7より出力される信号によって
セルモーター5の回転が制御されるようになっている。
エンジン8はセルモーター駆動部12を備えており、リ
レー回路7より出力される信号によってセルモーター駆
動部12が制御され、セルモーター5はセルモーター駆
動部12によって回転制御される。
検出部9はイグニッションコイル18の1次側に接続さ
れる出力端子と接続されている。この検出部9はエンジ
ン8の回転に伴って出力されるパルス信号をエンジン8
の出力端子13より検出するもので、この検出によって
得られるパルス信号はセルモーター駆動停止制御部10
に出力される。
セルモーター駆動停止制御部10は検出部9の検出信号
に基づいてエンジン8がその始動時から所定数回転した
ときに、リレーコントロール回路6に停止信号を出力す
ることにより、セルモーター5の駆動をその始動時から
所定時間経過後に停止させている。
エンジン停止スイッチ11は外部からの操作によって任
意にエンジン8を停止させるためのスイッチである。
次に、第2図は制御回路の詳細な回路構成を示してい
る。また、第3図は制御回路の各部のタイミングチャー
ト図を示している。
この図において、受信機2は送信機1側のスイッチ操作
に対応して出力される送信信号を受信し、エンジン始動
信号(第3図(a))およびエンジン停止信号(第3図
(b))をリレーコントロール回路に出力している。
リレーコントロール回路6は3個の反転回路(インバー
タ回路)14、15、16によって構成されており、エ
ンジン始動信号の供給される第1入力端6a側とリレー
回路7との間に2個の反転回路14、15が直列接続さ
れ、エンジン停止信号の供給される第2入力端6b側と
リレー回路7との間に1個の反転回路16が接続された
ものである。そして、このリレーコントロール回路6で
は受信機2より出力される受信信号を反転回路14、1
5、16によって反転させ、この反転動作の結果得られ
る信号をリレー回路7に出力して第1、第2のリレー7
a、7bのオン・オフを制御している。
さらに詳述すると、送信機1のスイッチ操作に応答して
受信機2より第3図(a)に示すようにエンジン始動信
号としてL信号がリレーコントロール回路6の第1入力
端6aに供給されると、このエンジン始動信号はまず最
初の反転回路14によって反転された後次の反転回路1
5によって再び反転され、リレー回路7にL信号を供給
してリレー回路7の第1のリレー7aをオンし、この時
電源Vから供給される信号(第3図(f))によりセル
モーター駆動部12を駆動してセルモーター5を回転さ
せる。そして、セルモーター5の回転に伴いジェネレー
タ17を介してイグニッションコイル18の2次側に発
生する電圧によりスパークプラグ19を点火させてエン
ジン8を始動させる。また、送信機1のスイッチ操作に
応答して受信機2よりエンジン停止信号としてH信号が
リレーコントロール回路6の第2入力端6bに供給され
ると、このエンジン停止信号は反転回路16によって反
転され、リレー回路7にL信号を供給してリレー回路7
の第2のリレー7bをオンし、エンジン8を停止させ
る。
検出部9は波形整形回路20、整流回路21、積分回路
22を備えており、エンジン8の始動時にセルモーター
5の回転に伴ってイグニッションコイル18に発生する
電圧によって得られるパルス信号(第3図(c))をエ
ンジン8の出力端子13より検出している。
波形整形回路20は抵抗R、RおよびコンデンサC
で構成される分圧回路20aと抵抗R、Rおよび
直列接続されたトランジスタQ、Qで構成される増
幅回路20bを備えており、エンジン8の出力端子13
より供給されるパルス信号をこのパルス信号の周期に対
応したデューティ比の矩形波に波形整形し、この波形整
形した信号(第3図(d))を整流回路21に出力して
いる。
なお、トランジスタQ、Qのコレクタ端子は抵抗R
、Rを介して図示しない電源に接続されており、電
源電圧+Vccが印加されている。また、電源電圧+Vcc
はリレー回路7にも印加されている。
整流回路21は波形整形回路20より供給される波形整
形信号をダイオードDによって整流し、トランジスタ
のオン時における逆電流を阻止している。
積分回路22はコンデンサC、C、抵抗R、R
から構成されている。そして、整流回路21より供給さ
れる信号を積分し、この積分された信号をコンデンサC
にて充・放電させて第3図(e)に示す信号をセルモ
ーター駆動停止制御部10に出力している。
セルモーター駆動停止制御部10は基準電源10aおよ
び増幅機10bからなる比較部としての比較回路を備え
たもので、積分回路22を介して供給される信号を予め
設定される基準電源10aの電圧値Vf(基準値)と比
較してこの電圧値Vfを越えたときに、リレーコントロ
ール回路6の反転回路15に停止信号(第3図(g))
を出力して第1のリレー7aをOFFさせ、セルモータ
ー5の駆動をその始動時から所定時間経過後に停止させ
ている。その後は、セルモーター駆動停止制御部10か
ら停止信号が常時出力されるため、エンジン回転中はセ
ルモーター5の再始動が阻止される。なお、停止時間の
設定は基準電源10aの電圧値VfまたはRとC
充放電時定数を可変することによって行われ、実施例で
は例えば3秒に設定されている。
従って、上述した構成による駆動回路によれば、エンジ
ン8の始動に伴って出力端子13より出力されるパルス
信号を検出し、このパルス信号を波形整形して整流した
後に得られる信号が基準電源10aの電圧値Vfを越え
たときに停止信号をリレーコントロール回路6に出力す
ることによってリレー回路7を制御し、エンジン8が始
動してから所定時間経過後にセルモーター5の駆動を停
止させることができる。また、セルモーター5は一旦停
止すると、エンジン回転中は再始動できない。
ところで、上述した実施例ではセルモーター5の駆動を
停止させるのにエンジン8の出力端子13より供給され
るパルス信号に基づいて行っていたが、セルモーター5
の回転に伴って出力される信号によって行うようにして
もよい。
また、本実施例は動力噴霧機を例に挙げて説明したが、
この他、放水機、散水機等種々の機器にも適用できる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によるエンジンの制御回路
は、エンジンまたはセルモーターの回転に伴って出力さ
れるパルス信号を波形整形して積分回路により積分し、
この積分による検出値が予め設定された基準値と比較し
て一致したときに、セルモーターの駆動を停止する構成
であって、基準値と比較される積分による検出値は、エ
ンジンまたはセルモーターの回転数に応じて変化し、か
つ時定数によって任意に可変することができるので、エ
ンジンの回転数が高くなると、ただ単に回転数を加算す
る場合に比べてより早く基準値に達し、回転数が低いま
までは、単に回転数を加算する場合に比べて基準値に達
する時間が遅くなるので、エンジンのかかりが長い場合
には、より早くセルモーターを停止でき、エンジンのか
かりが悪い場合には、セルモーターを長く回すことがで
きる。この結果、エンジンの始動操作を続けても、クラ
ッチおよびセルモーターの損傷を防止することができ、
極めて安全なエンジンの始動の制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるエンジンの制御回路の一実施例を
示すブロック構成図、第2図は第1図に示した制御回路
の詳細の一例を示す回路構成図、第3図は第2図の回路
構成図における各部のタイミングチャート図、第4図は
従来のエンジンの制御回路の一例を示すブロック構成図
である。 1…送信機、2…受信機、5…セルモーター、8…エン
ジン、9…検出部、10…セルモーター駆動停止制御
部、20…波形整形回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−140435(JP,A) 特開 昭61−142363(JP,A) 特開 昭54−49721(JP,A) 特開 昭47−40712(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジコンの操作に基づいてエンジンの始動
    ・停止を制御するエンジンの制御回路において、 前記エンジンまたはセルモーターの回転に伴って出力さ
    れるパルス信号を波形整形する波形整形回路と、該波形
    整形された信号を積分する積分回路とを有する検出部
    と、 前記積分された検出部の検出値と予め設定された基準値
    とを比較する比較部を有し、前記エンジンが、その始動
    から所定数回転して前記検出値と基準値が一致したとき
    に、前記セルモーターの駆動を停止する停止信号を出力
    するセルモーター駆動停止制御部と、を備えたことを特
    徴とするエンジンの制御回路。
JP1987119780U 1987-08-06 1987-08-06 エンジンの制御回路 Expired - Lifetime JPH0622144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987119780U JPH0622144Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 エンジンの制御回路

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JP1987119780U JPH0622144Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 エンジンの制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6425468U JPS6425468U (ja) 1989-02-13
JPH0622144Y2 true JPH0622144Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=31365308

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JP1987119780U Expired - Lifetime JPH0622144Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 エンジンの制御回路

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53140435A (en) * 1977-05-13 1978-12-07 Kobayashi Mineo Automatic engine starter of car * ship and others
JPS5449721A (en) * 1977-09-26 1979-04-19 Meisei Electric Co Ltd Device for controlling remote starting of motorcar
JPS61142363A (ja) * 1984-12-14 1986-06-30 Daihatsu Motor Co Ltd エンジンの始動制御装置

Also Published As

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JPS6425468U (ja) 1989-02-13

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