JPH0621583Y2 - 塗装用台車移送装置 - Google Patents

塗装用台車移送装置

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JPH0621583Y2
JPH0621583Y2 JP13097789U JP13097789U JPH0621583Y2 JP H0621583 Y2 JPH0621583 Y2 JP H0621583Y2 JP 13097789 U JP13097789 U JP 13097789U JP 13097789 U JP13097789 U JP 13097789U JP H0621583 Y2 JPH0621583 Y2 JP H0621583Y2
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JP
Japan
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coating
rail
painting
rails
endless chains
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JP13097789U
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JPH0370785U (ja
Inventor
充 平形
Original Assignee
株式会社サンキプラン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、塗装装置に付属し2台の塗装品積載用台車を
塗装位置に交互に送り込むように構成した塗装用台車移
送装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、塗装装置に付属した塗装品の移送装置には、チェ
ーンコンベヤ機構等を利用して塗装装置の内部を一方向
に移動させながら、塗装及び乾燥等を行うもの、或いは
八字状に2組のレールを敷設し、八字状の両レールの接
近箇所に塗装装置を設けて、該塗装装置に対して2台の
塗装用台車をレールに沿つて交互に送り込んで塗装を行
うものなどが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来技術の前者のようなものは大量生産される製品
の塗装に向いているが、設備が大型となるため過大な場
所と費用とを必要とし、少量ないしは中量生産の製品の
塗装には不向きであった。
また後者の八字状にレールを敷設あっては、少量ないし
中量生産の製品の塗装には向くが、塗装装置内に位置す
る2組のレールの先端を余り接近させることができず、
またレールの基端側は末広がりに拡大してしまうため、
塗装能力の割に装置全体の占める面積が大きくなってし
まう欠点があった。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための本考案の構成を、実施例に対
応する第1〜5図を用いて説明すると、本考案の塗装用
台車移送装置は、逆U字状に敷設されたレール2、3、
4と、該レールの逆U字状の湾曲部に設けられた塗装装
置1を有する塗装位置25と、該レールの両端部に設けら
れた塗装品セット位置10、10′と、前記塗装位置25と塗
装品セット位置10、10′との間のレール2、3、4上に
設けられ塗装位置25と共に塗装域9内に配設された二箇
所の待機位置19と、それぞれ前記レールに沿って前記両
端部より塗装位置25の中心部を越えた位置に設けたそれ
ぞれ野チェーンホイール12、15を巡って配設された上下
2本のエンドレスチェーン23、24と、該2本のエンドレ
スチェーンをそれぞれ前後進可能に駆動する2個のモー
タ21、22と、前記レール2、3、4にガイドされ前記2
本のエンドレスチェーン23、24によりそれぞれ塗装品セ
ット位置10、10′より待機位置19を経て塗装位置25の中
心部迄前進可能な2台の塗装品積載用台車31、32と、前
記塗装域9と塗装品セット位置10、10′との間に設けら
れた隔壁8とを有するものである。
[作用] 本考案は以上のように構成されているので、一方の塗装
品セット位置で塗装品を塗装品積載用台車にセットし、
該台車をその一方の側のエンドレスチェーンを駆動して
待機位置を経て塗装位置へ送り込んで塗装作業を実施す
るとともに、他方の塗装品セット位置で塗装品を他の台
車にセットし他方の側のエンドレスチェーンを駆動し
て、一方の台車が塗装位置にある間に待機位置まで前進
させて待機させ、初めの一方の塗装品に対する塗装作業
が終り次第、一方の台車を後退させると同時にすぐ他方
の台車を塗装位置に送り込み、塗装作業を実施すること
ができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はその平面図で、平面上にI字型鋼よりなる平行
した3本のレール2、3、4が逆U字状に敷設され、レ
ールの逆U字状の湾曲部に塗装用吹付装置5を有する塗
装装置1が設けられる。6はレール2、3、4を支持す
る支台、7は前装置を囲む外壁、8は塗装域9と前記レ
ールの両端部に設けた塗装品セット位置10、10′との間
に設けられた隔壁である。第2、3、5図に示すように
レール敷設域内にチェーンホイール11、12、13とチェーン
ホイール14、15、16の2組のチェンホイールが回転可能に
立設され、モータ21で回転されるチェーンホイール17に
よって駆動されるエンドレスチェーン23がチェーンホイ
ール11、12、13に捲回され、またモータ22で回転されるチ
ェーンホイール18によって駆動されるエンドレスチェー
ン24がチェーンホイール14、15、16に捲回される。
ここで、第1群のチェーンホイール11、12、13、17は高い
位置に、第2群のチェンホイール14、15、16、18は第1群
に比べて低い位置にセットされ、第1群、第2群のチェ
ーンホイール12、15はそれぞれ塗装位置25の中心部を越
えて設置されているが、チェーン23、24は塗装用吹付装
置5の揺動範囲である塗装位置25内においても互いに干
渉することなく移送されることができる。
また、中央と内側の2本のレール3、4の外側下方には
前記2本のチェーン23、24を案内するガイド片26、27と2
8、29とがそれぞれ図示するように配設される。
なお、ここでチェーンホイール11〜16と中央のレール3
とは、第2、3、5図に示すようにレール3に切欠窓部
47を設けた互いに干渉しないようにし、特にチェーンホ
イール12、15においてはレール3だけでなく、ガイド片2
6、28にも切欠部48にホイールの一部が嵌入してチェーン
23、24と噛み合うようになっている。
次に、塗装品積載用台車の一例を図面を用いて説明す
る。台車31、32は第1図〜第4図に示すように、天板33
の下側の前後に内、外側のレール2、4に沿つて転動す
る左右の走行用ローラ機構34と、中央のレール3に沿つ
て転動するガイド用ローラ機構35を有し、同じく下側の
ほぼ中央部にそれぞれ駆動片36、37を垂設している。前
記ローラ機構34、35は、それぞれ天板33に対して、回動
用支持枠38によって回動自在に支持された回動軸39、3
9′を有し、それらの回動軸39、39′の回動中心は、ガイ
ド用ローラ機構35の作用により、常にレール2、3、4
の中心線に一致するようになっている。
走行用ローラ機構34は前記回動軸39の下端に横軸41を支
持し、横軸41の両側にレール2、4の頭部上面に接触す
る走行ローラ42を回転可能に支持し、更にその両外側に
設けた側枠43の下部内側にレール2、4の頭部下面に接
触する挟持ローラ44を回転可能に支持している。
また、ガイド用ローラ機構35は前記回動軸39′の下端に
回動板45を保持し、回動板45の下面両端には、ローラ表
面の凹部がレール3の頭部の両側縁に嵌合、接触する水
平ローラ46を垂直軸の周りに回転自在に支持している。
さらに、台車31、32の天板33にそれぞれ垂設された前記
駆動片36、37は第2、3、5図に示すように台車31の駆
動片36は高い位置を走行する上側のチェーン23にボルト
締結され、台車32の駆動片37は低い位置を走行する下側
のチェーン24にボルト締結されており、チェーン23、24
の前後走行に従って台車31、32が、それぞれ前後にレー
ルに沿つて走行するようになっている。
この実施例における台車31、32は以上のように構成され
ているので、走行用ローラ機構34の走行ローラ42により
台車及び塗装品30の荷重を支え、走行ローラ42と挟持ロ
ーラ44とによるレール頭部の挟持により台車の上下動を
防止し、ガイド用ローラ機構35の2個の水平ローラ46に
よるレール頭部側縁の挟持により台車の横動を防止し
て、レールの湾曲部においてもエンドレスチェーンの移
動に基づく駆動片36、37を介しての台車の移動を円滑に
行なうことができる。
ここで、この実施例の作用について説明すると、先ず第
1図において右側の塗装品セット位置10に台車31を位置
させて、塗装品30を、台車31の天板33上に載置した後、
モータ21を回転させチェーン23を介して台車31を駆動し
て塗装域9内に入れ、待機位置19を通過させて塗装位置
25に送り込む。
次に、塗装位置25で台車31上の塗装品30に対して塗装用
吹付装置5によって塗装を開始すると共に、台車32に対
して次の塗装品30′をセットし、セットが完了し次第、
台車32を右側の待機位置19に対応した左側の待機位置に
進めておく。そして、台車31の塗装品30に対する塗装が
終了すると共に、台車31をセット位置10へと後退させ、
同時に台車32を塗装位置25に前進させる。このとき、2
本のエンドレスチェーン23、24は上下に分離されている
ため、互に干渉を起こすことがなく、また次の台車を待
機位置19に進めておくことができるため、2台の台車を
交互に迅速に塗装位置25に送り込むことができる。
なお、以上の実施例においては、I字型鋼からなるレー
ルを3本使用しているが、レールの断面形状及び本数
は、台車を塗装品セット位置から待機位置を経て塗装位
置へ案内できるものであれば任意でよく、また台車も図
示の構成のものに限らず、塗装品を積載しレールに沿つ
てエンドレスチェーンによって移動できるものであれば
よいものである。
[考案の効果] 本考案は以上のような構成と作用を有しているので、レ
ールの逆U字状をなす配設により装置全体の占有面積を
小さくすることができ、また互に干渉しない上下2本の
エンドレスチェーンによって、2台の塗装品積載用台車
をレールの湾曲部に設けた共通の塗装位置に交互に送り
込むことができ、しかも一方の台車が塗装位置にある間
に、他方の台車を塗装品セット位置に移して塗装品を積
載し、その台車を塗装域内の待機位置まで前進させてお
き、一方の台車の塗装品に対する塗装作業完了後、他方
の台車との交代を迅速に行うことができるため、少量な
いしは中量生産品の塗装においてもきわめて能率的かつ
経済的な塗装設備を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の塗装用台車移送装置の位置実施例の平
面図、第2図は台車がレール端部に来た場合の第1図の
A−A線矢視方向に見た説明正面図、第3図は同じくB
−B線矢視方向に見た説明正面図、第4図は同じくC−
C線による説明断面図、第5図は同じくD−D線の部分
に台車が来た場合の説明断面図、である。 1……塗装装置、2、3、4……レール、 8……隔壁、9……塗装域、 10、10′……塗装品セット位置、 12、15……チェーンホイール、 19……待機位置、21、22……モータ、 23、24……エンドレスチェーン、 25……塗装位置、 31、32……塗装品積載用台車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆U字状に敷設されたレールと、該レール
    の逆U字状の湾曲部に設けられた塗装装置を有する塗装
    位置と、該レールの両端部に設けられた塗装品セット位
    置と、前記塗装位置と塗装品セット位置との間のレール
    上に設けられ塗装位置と共に塗装域内に配設された二箇
    所の待機位置と、それぞれ前記レールに沿って前記両端
    部より塗装位置の中心部を越えた位置に設けたそれぞれ
    のチェーンホイールを巡って配設された上下2本のエン
    ドレスチェーンと、該2本のエンドレスチェーンをそれ
    ぞれ前後進可能に駆動する2個のモータと、前記レール
    にガイドされ前記2本のエンドレスチェーンによりそれ
    ぞれ塗装品セット位置より待機位置を経て塗装位置の中
    心部迄前進可能な2台の塗装品積載用台車と、前記塗装
    域と塗装品セット位置との間に設けられた隔壁とを有す
    る塗装用台車移送装置。
JP13097789U 1989-11-13 1989-11-13 塗装用台車移送装置 Expired - Lifetime JPH0621583Y2 (ja)

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JPH0370785U JPH0370785U (ja) 1991-07-16
JPH0621583Y2 true JPH0621583Y2 (ja) 1994-06-08

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