JPH06215511A - 一体のロードビーム及びフレクシャを備えて製造される磁気ヘッド懸架装置アセンブリ - Google Patents
一体のロードビーム及びフレクシャを備えて製造される磁気ヘッド懸架装置アセンブリInfo
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- JPH06215511A JPH06215511A JP5250402A JP25040293A JPH06215511A JP H06215511 A JPH06215511 A JP H06215511A JP 5250402 A JP5250402 A JP 5250402A JP 25040293 A JP25040293 A JP 25040293A JP H06215511 A JPH06215511 A JP H06215511A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4833—Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高さが小さく、曲げ剛性、縦揺れ及び横揺れ
剛性が低く、共振周波数が高く、しかも生産性がよい小
型磁気ヘッド懸架装置アセンブリを提供する。 【構成】 磁気ヘッド懸架装置アセンブリは、ロードビ
ーム部10、フレクシャ部12、後取付部42、及びロ
ードビームと後取付部の間の板ばね部56とを含む平坦
な一体部品から構成される。タング部14はロードビー
ムからフレクシャまで延びるとともに、取り付けられる
空気支持スライダ22の非空気支持面に接触する下向き
のロードディンプル18を有する。フレクシャは、ロー
ドビームのタング部の形状を輪郭付ける切抜き16に隣
接した幅が狭くエッチングにより薄くされレッグ32を
含む。このヘッド懸架装置は1次曲げモード周波数が高
く、縦揺れ及び横揺れ剛性が低いことを特徴とする。
剛性が低く、共振周波数が高く、しかも生産性がよい小
型磁気ヘッド懸架装置アセンブリを提供する。 【構成】 磁気ヘッド懸架装置アセンブリは、ロードビ
ーム部10、フレクシャ部12、後取付部42、及びロ
ードビームと後取付部の間の板ばね部56とを含む平坦
な一体部品から構成される。タング部14はロードビー
ムからフレクシャまで延びるとともに、取り付けられる
空気支持スライダ22の非空気支持面に接触する下向き
のロードディンプル18を有する。フレクシャは、ロー
ドビームのタング部の形状を輪郭付ける切抜き16に隣
接した幅が狭くエッチングにより薄くされレッグ32を
含む。このヘッド懸架装置は1次曲げモード周波数が高
く、縦揺れ及び横揺れ剛性が低いことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型ディスクドライブ
に用いられる、空気支持フェムトスライダを搭載する磁
気ヘッド懸架装置に関する。
に用いられる、空気支持フェムトスライダを搭載する磁
気ヘッド懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1992年8月5日出願で同時係属中の
アメリカ特許出願第07/926,033号は、標準的
なフルサイズの空気支持スライダの約50%の大きさで
あるナノスライダ(nanoslider)に特に有用なヘッド懸
架装置アセンブリに関する。本出願は、標準的なフルサ
イズスライダの約25%の大きさであるフェムトスライ
ダ(femtoslider)に特に有用な変更され改良されたヘ
ッド懸架装置を開示する。前記同時係属中の出願の主題
事項は引用により本出願に含める。
アメリカ特許出願第07/926,033号は、標準的
なフルサイズの空気支持スライダの約50%の大きさで
あるナノスライダ(nanoslider)に特に有用なヘッド懸
架装置アセンブリに関する。本出願は、標準的なフルサ
イズスライダの約25%の大きさであるフェムトスライ
ダ(femtoslider)に特に有用な変更され改良されたヘ
ッド懸架装置を開示する。前記同時係属中の出願の主題
事項は引用により本出願に含める。
【0003】ラップトップ型またはノートブック型コン
ピュータに用いられるような現在公知のディスクドライ
ブは、少なくとも1個の回転可能な磁気ディスクと、デ
ィスク上に記録されたデータを変換するための少なくと
も1個の磁気ヘッドアセンブリと、磁気ヘッドを回転し
ているディスク上の選択されたデータトラックに移動さ
せるための回転式ヘッドアクチュエータとを含む。この
磁気ヘッドアセンブリは剛性を有するロードビーム要素
及びジンバリングフレクシャ(gimbaling flexsure)を
もって組み立てられたヘッド懸架装置を含む。典型的な
ヘッド懸架装置は、別々のパーツとして作られ次いでヘ
ッド懸架装置の組立中に結合されるロードビーム要素及
びフレクシャを含む。ロードビーム要素及びフレクシャ
の正確な整列(alignment)及び組立てを行うために
は、特殊な工具類が必要である。ロードビーム要素及び
フレクシャの結合の後、空気支持スライダがフレクシャ
の端部に取り付けられる。このスライダは、データ信号
の記録及び読み出しを行うために磁気ディスクとの相互
作用を行う薄膜磁気変換器を支持する。
ピュータに用いられるような現在公知のディスクドライ
ブは、少なくとも1個の回転可能な磁気ディスクと、デ
ィスク上に記録されたデータを変換するための少なくと
も1個の磁気ヘッドアセンブリと、磁気ヘッドを回転し
ているディスク上の選択されたデータトラックに移動さ
せるための回転式ヘッドアクチュエータとを含む。この
磁気ヘッドアセンブリは剛性を有するロードビーム要素
及びジンバリングフレクシャ(gimbaling flexsure)を
もって組み立てられたヘッド懸架装置を含む。典型的な
ヘッド懸架装置は、別々のパーツとして作られ次いでヘ
ッド懸架装置の組立中に結合されるロードビーム要素及
びフレクシャを含む。ロードビーム要素及びフレクシャ
の正確な整列(alignment)及び組立てを行うために
は、特殊な工具類が必要である。ロードビーム要素及び
フレクシャの結合の後、空気支持スライダがフレクシャ
の端部に取り付けられる。このスライダは、データ信号
の記録及び読み出しを行うために磁気ディスクとの相互
作用を行う薄膜磁気変換器を支持する。
【0004】ディスクドライブの作動中に、回転してい
る磁気ディスクはスライダに対し空気力学的な浮揚力を
与え、一方対抗するグラムロードフォース(gram load
force)がフレクシャを介してスライダに加えられる。
2つの対抗する力の合力が、ディスク面に対するスライ
ダとその変換器の浮上高さを決定する。作動中の浮上モ
ードでは、スライダはフレクシャに形成されたロードデ
ィンプル(load dimple)の回りにジンバル運動(gimba
ling action、ジンバル機構などによる縦横両方向にお
ける揺動運動)をする。
る磁気ディスクはスライダに対し空気力学的な浮揚力を
与え、一方対抗するグラムロードフォース(gram load
force)がフレクシャを介してスライダに加えられる。
2つの対抗する力の合力が、ディスク面に対するスライ
ダとその変換器の浮上高さを決定する。作動中の浮上モ
ードでは、スライダはフレクシャに形成されたロードデ
ィンプル(load dimple)の回りにジンバル運動(gimba
ling action、ジンバル機構などによる縦横両方向にお
ける揺動運動)をする。
【0005】公知の先行技術のヘッド懸架装置及びフレ
クシャの設計においては、1次曲げ周波数を高くし、縦
揺れ及び横揺れ剛性を低くするため、ロードフォースの
移転(load force transfer)とジンバル作用(gimbali
ng action)とは分離されていた。フレクシャはロード
ビームと共にロードフォースの移転にわずかに関与する
一方、主として縦揺れ及び横揺れ剛性の低いジンバル作
用を与え、また横方向の運動に関しては高い剛性を与え
る。これらの懸架装置は、ヘッドがディスク表面の上方
に浮上しているとき、縦揺れ、横揺れ及び曲げの各剛性
が弱いという特徴がある。しかし最適な機能のために
は、懸架装置の構造は、スライダが回転ディスク面の起
伏に追従できるよう、高い1次共振曲げモードの共振周
波数を与え、一方では低い縦揺れ及び横揺れ剛性を与え
なければならない。
クシャの設計においては、1次曲げ周波数を高くし、縦
揺れ及び横揺れ剛性を低くするため、ロードフォースの
移転(load force transfer)とジンバル作用(gimbali
ng action)とは分離されていた。フレクシャはロード
ビームと共にロードフォースの移転にわずかに関与する
一方、主として縦揺れ及び横揺れ剛性の低いジンバル作
用を与え、また横方向の運動に関しては高い剛性を与え
る。これらの懸架装置は、ヘッドがディスク表面の上方
に浮上しているとき、縦揺れ、横揺れ及び曲げの各剛性
が弱いという特徴がある。しかし最適な機能のために
は、懸架装置の構造は、スライダが回転ディスク面の起
伏に追従できるよう、高い1次共振曲げモードの共振周
波数を与え、一方では低い縦揺れ及び横揺れ剛性を与え
なければならない。
【0006】ラップトップ型またはノートブック型コン
ピュータに用いられるディスクドライブの設計における
もう1つの目的は、ドライブ装置の構成部材の大きさ及
び質量を最少にすることである。懸架装置及びスライダ
アセンブリのZ高さ(垂直高さ)の減少は、そのアセン
ブリを組み込んだ小型ディスクドライブのZ高さのそれ
に応じた減少をもたらす。標準的なフルサイズのスライ
ダの大きさは、おおよそ長さが0.160インチ、幅が
0.125インチ、高さが0.0345インチである。
現在公知のディスクドライブは、大体の大きさで長さが
0.080インチ、幅が0.063インチ、高さが0.
017インチのナノスライダを用いており、その大きさ
は標準的スライダの大きさの約50%である。
ピュータに用いられるディスクドライブの設計における
もう1つの目的は、ドライブ装置の構成部材の大きさ及
び質量を最少にすることである。懸架装置及びスライダ
アセンブリのZ高さ(垂直高さ)の減少は、そのアセン
ブリを組み込んだ小型ディスクドライブのZ高さのそれ
に応じた減少をもたらす。標準的なフルサイズのスライ
ダの大きさは、おおよそ長さが0.160インチ、幅が
0.125インチ、高さが0.0345インチである。
現在公知のディスクドライブは、大体の大きさで長さが
0.080インチ、幅が0.063インチ、高さが0.
017インチのナノスライダを用いており、その大きさ
は標準的スライダの大きさの約50%である。
【0007】ここに開示する新規な懸架装置及びスライ
ダの設計は、フルサイズのスライダの約25%の大きさ
であり、おおよそ長さが0.040インチ、幅が0.0
20〜0.026インチ、全高が0.0110インチで
あるフェムトスライダに特に有用である。この新規の設
計は他の大きさのスライダにも使用可能であることが理
解されるべきである。
ダの設計は、フルサイズのスライダの約25%の大きさ
であり、おおよそ長さが0.040インチ、幅が0.0
20〜0.026インチ、全高が0.0110インチで
あるフェムトスライダに特に有用である。この新規の設
計は他の大きさのスライダにも使用可能であることが理
解されるべきである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、Z高
さを大きく減少させたヘッド懸架装置及びスライダのア
センブリを提供することである。
さを大きく減少させたヘッド懸架装置及びスライダのア
センブリを提供することである。
【0009】本発明のもう1つの目的は、低い縦揺れ及
び横揺れ剛性を特徴とするヘッド懸架装置アセンブリを
提供することである。本発明のもう1つの目的は、減少
されたグラムロードの許容誤差効果を伴う低い曲げ剛性
を備えたヘッド懸架装置アセンブリを提供することであ
る。
び横揺れ剛性を特徴とするヘッド懸架装置アセンブリを
提供することである。本発明のもう1つの目的は、減少
されたグラムロードの許容誤差効果を伴う低い曲げ剛性
を備えたヘッド懸架装置アセンブリを提供することであ
る。
【0010】本発明のもう1つの目的は、比較的高い1
次曲げモード、1次捩りモード、及び1次横方向モード
の各共振周波数を特徴とするヘッド懸架装置アセンブリ
を提供することである。
次曲げモード、1次捩りモード、及び1次横方向モード
の各共振周波数を特徴とするヘッド懸架装置アセンブリ
を提供することである。
【0011】本発明の更に1つの目的は、製造及び大量
生産において大きな節約と利点をもたらすヘッド懸架装
置の設計を提供することである。
生産において大きな節約と利点をもたらすヘッド懸架装
置の設計を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気ヘ
ッド懸架装置アセンブリは、ロードビーム部及びフレク
シャ部からなる一体の平面状部品で形成される。このロ
ードビームは、両側に沿ったフランジと、延長されたタ
ング部(tongue)を幅の狭い方の端部に有する台形形状
とすることが望ましい。両側のフランジはU形状のチャ
ンネルに形成し、ロードビーム部に剛性と硬さを与え
る。ロードビームのタング部はフレクシャ部へと伸び、
ヘッドスライダの非空気支持面(non-air bearing surf
ace)に向かって下向きに面する半球状のロードディン
プル(load dimple)が形成されている。ロードビーム
のタング部に隣接するフレクシャ部に形成されたU形状
の切抜き部がタング部の形状に輪郭を与える。本発明の
一実施例においては、フレクシャ部はロードビームから
伸びて切抜き部の近傍に配置された2本の幅の狭いエッ
チングされたレッグを含む。幅の狭い2本のレッグはフ
レクシャの端で横方向部材によって接続されている。こ
の実施例においては、ヘッドスライダは横方向部材の底
面に接着されている。別の実施例においては、フレクシ
ャ部の横方向部材は分割タング部として形成された複数
の張出し部を含み、そこにスライダが接着されている。
ッド懸架装置アセンブリは、ロードビーム部及びフレク
シャ部からなる一体の平面状部品で形成される。このロ
ードビームは、両側に沿ったフランジと、延長されたタ
ング部(tongue)を幅の狭い方の端部に有する台形形状
とすることが望ましい。両側のフランジはU形状のチャ
ンネルに形成し、ロードビーム部に剛性と硬さを与え
る。ロードビームのタング部はフレクシャ部へと伸び、
ヘッドスライダの非空気支持面(non-air bearing surf
ace)に向かって下向きに面する半球状のロードディン
プル(load dimple)が形成されている。ロードビーム
のタング部に隣接するフレクシャ部に形成されたU形状
の切抜き部がタング部の形状に輪郭を与える。本発明の
一実施例においては、フレクシャ部はロードビームから
伸びて切抜き部の近傍に配置された2本の幅の狭いエッ
チングされたレッグを含む。幅の狭い2本のレッグはフ
レクシャの端で横方向部材によって接続されている。こ
の実施例においては、ヘッドスライダは横方向部材の底
面に接着されている。別の実施例においては、フレクシ
ャ部の横方向部材は分割タング部として形成された複数
の張出し部を含み、そこにスライダが接着されている。
【0013】
【作用】本発明による懸架装置及びスライダのアセンブ
リは、剛性のあるロードビームと、薄くて弱いフレクシ
ャのレッグ及び接続用の横方向部材を含む比較的長くて
幅の狭いフレクシャとを結合している。このような設計
により、ロードフォースの伝達機能をジンバル作用から
切り離すことが可能となり、低い横揺れ及び縦揺れ剛性
を備えた、低い曲げ剛性及び高い横方向及び縦方向の剛
性が実現される。ロードビームのタング部は、懸架装置
の面に対するロードビームのタング部の上下方向曲げを
最少にするよう、高い垂直方向すなわち直角方向の剛性
を有する。1次曲げモードの共振周波数すなわち振動
は、同程度の大きさの従来技術の懸架装置よりも実質的
に高くなる。
リは、剛性のあるロードビームと、薄くて弱いフレクシ
ャのレッグ及び接続用の横方向部材を含む比較的長くて
幅の狭いフレクシャとを結合している。このような設計
により、ロードフォースの伝達機能をジンバル作用から
切り離すことが可能となり、低い横揺れ及び縦揺れ剛性
を備えた、低い曲げ剛性及び高い横方向及び縦方向の剛
性が実現される。ロードビームのタング部は、懸架装置
の面に対するロードビームのタング部の上下方向曲げを
最少にするよう、高い垂直方向すなわち直角方向の剛性
を有する。1次曲げモードの共振周波数すなわち振動
は、同程度の大きさの従来技術の懸架装置よりも実質的
に高くなる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、単一の一体的部品がロ
ードビーム及びフレクシャを備えて形成されるので、ロ
ードビーム部品及びフレクシャ部品は別々に形成する必
要がない。従って、フレクシャをロードビームに取り付
けるための整列、接合及び溶接などの組立工程も必要と
せず、材料及び労力の大幅な節約がなされる。また従来
のロードビーム/フレクシャの組立てに必要であったあ
る種のきびしい許容誤差はもはや不要となり、これによ
り組立工程を改善することができる。この設計は、前述
のようにロードフォースの伝達機能をジンバル作用から
切り離すことを可能とし、このことは従来技術の懸架装
置に見られた曲げ特性の弱さを除去する。
ードビーム及びフレクシャを備えて形成されるので、ロ
ードビーム部品及びフレクシャ部品は別々に形成する必
要がない。従って、フレクシャをロードビームに取り付
けるための整列、接合及び溶接などの組立工程も必要と
せず、材料及び労力の大幅な節約がなされる。また従来
のロードビーム/フレクシャの組立てに必要であったあ
る種のきびしい許容誤差はもはや不要となり、これによ
り組立工程を改善することができる。この設計は、前述
のようにロードフォースの伝達機能をジンバル作用から
切り離すことを可能とし、このことは従来技術の懸架装
置に見られた曲げ特性の弱さを除去する。
【0015】
【実施例】以下の図面を参照して、本発明を更に詳細に
述べる。図中で同様な番号は同様な部材を示す。
述べる。図中で同様な番号は同様な部材を示す。
【0016】図1〜図7に示すように、磁気ヘッド懸架
装置アセンブリは、ロードビーム部10、フレクシャ部
12、板ばね部56、及び後取付部42を含む。懸架装
置は、厚さ約0.0012ないし0.0015インチの
300シリーズタイプのステンレス鋼よりなることが好
ましい一体で平坦な非磁性材料から形成される。一体の
材料を使用する結果として、板ばね部56及び後取付部
42はもちろんのこと、ロードビーム部10及びフレク
シャ部12は実質的に同一平面内にある。ロードビーム
部品及びフレクシャ部品は別々に形成する必要がない。
従って、フレクシャをロードビームに取り付けるための
接合及び溶接の組立工程も必要としない。
装置アセンブリは、ロードビーム部10、フレクシャ部
12、板ばね部56、及び後取付部42を含む。懸架装
置は、厚さ約0.0012ないし0.0015インチの
300シリーズタイプのステンレス鋼よりなることが好
ましい一体で平坦な非磁性材料から形成される。一体の
材料を使用する結果として、板ばね部56及び後取付部
42はもちろんのこと、ロードビーム部10及びフレク
シャ部12は実質的に同一平面内にある。ロードビーム
部品及びフレクシャ部品は別々に形成する必要がない。
従って、フレクシャをロードビームに取り付けるための
接合及び溶接の組立工程も必要としない。
【0017】ロードビーム部10は台形または三角形に
形成することが好ましい。ロードビーム部10は、その
比較的幅狭な端部からフレクシャ部12へと伸びる短い
テーパの付いたタング部14を有する。このタング部1
4の形状は、フレクシャ部のU形状切抜き16により輪
郭が与えられる。ロードビームのタング部14は、その
短い長さと低いグラムロードフォースにより、ロードビ
ーム部とフレクシャ部の面に直交する方向に低い撓みを
与える。
形成することが好ましい。ロードビーム部10は、その
比較的幅狭な端部からフレクシャ部12へと伸びる短い
テーパの付いたタング部14を有する。このタング部1
4の形状は、フレクシャ部のU形状切抜き16により輪
郭が与えられる。ロードビームのタング部14は、その
短い長さと低いグラムロードフォースにより、ロードビ
ーム部とフレクシャ部の面に直交する方向に低い撓みを
与える。
【0018】図1に示すように、懸架装置の望ましくな
い共振を最少にするため、厚さ約0.002インチの柔
軟弾性体(elastomer)10A及び厚さ約0.002イ
ンチのステンレス鋼の上張り(overlay)10Bで作ら
れた抑制層の緩衝要素(constrained layer damping el
ement)19がロードビームの主要部分の表面に配置さ
れる。代りに、図4に示すように、同様な緩衝要素21
をフレクシャ12と干渉しないようにロードビームの底
面に堆積させてもよい。
い共振を最少にするため、厚さ約0.002インチの柔
軟弾性体(elastomer)10A及び厚さ約0.002イ
ンチのステンレス鋼の上張り(overlay)10Bで作ら
れた抑制層の緩衝要素(constrained layer damping el
ement)19がロードビームの主要部分の表面に配置さ
れる。代りに、図4に示すように、同様な緩衝要素21
をフレクシャ12と干渉しないようにロードビームの底
面に堆積させてもよい。
【0019】フレクシャ部12は、U形状切抜き16の
両側に隣接して位置された幅の狭いレッグ32を含む。
このフレクシャのレッグ32は、可撓性を増すため、約
0.0010インチの厚さにまで化学エッチングされ
る。この幅の狭いレッグ32は、ロードディンプル18
の周りの所望なジンバル作用を可能にし、また懸架装置
が低い縦揺れ及び横揺れ剛性を有することを可能にする
ために、薄くて比較的弱くされている。一体の平坦なロ
ードビーム及びフレクシャには、幅の狭いレッグ32同
士の端を接続するために、横方向部材すなわち耳部38
が形成される。
両側に隣接して位置された幅の狭いレッグ32を含む。
このフレクシャのレッグ32は、可撓性を増すため、約
0.0010インチの厚さにまで化学エッチングされ
る。この幅の狭いレッグ32は、ロードディンプル18
の周りの所望なジンバル作用を可能にし、また懸架装置
が低い縦揺れ及び横揺れ剛性を有することを可能にする
ために、薄くて比較的弱くされている。一体の平坦なロ
ードビーム及びフレクシャには、幅の狭いレッグ32同
士の端を接続するために、横方向部材すなわち耳部38
が形成される。
【0020】本発明のこの実施態様においては、スライ
ダ22が横方向接続部材38に接着される。半球状のロ
ードディンプル18がロードビームのタング部14に形
成され、横方向接続部材すなわち耳部38に接着された
空気支持スライダ22の上側の非空気支持面と接触して
いる。ロードディンプル18はディンプルの半球面が下
向きにスライダと対面するように形成されている。ディ
ンプル18は、浮上高さ特性を調節するため、スライダ
の中心線から例えば0〜0.006インチずらしてもよ
い。
ダ22が横方向接続部材38に接着される。半球状のロ
ードディンプル18がロードビームのタング部14に形
成され、横方向接続部材すなわち耳部38に接着された
空気支持スライダ22の上側の非空気支持面と接触して
いる。ロードディンプル18はディンプルの半球面が下
向きにスライダと対面するように形成されている。ディ
ンプル18は、浮上高さ特性を調節するため、スライダ
の中心線から例えば0〜0.006インチずらしてもよ
い。
【0021】U形状のフランジ24がロードビーム部の
両側に沿って延在し、フレクシャ部12に達する前で切
られている。このフランジ24は、ロードビーム部の剛
性に寄与し、曲げ作用をばね部56の位置に限定し、こ
れによりアーム/ディスクの垂直方向誤差による縦揺れ
方向姿勢の変化を最少にする。従来技術のような配線チ
ューブがないヘッド回路の配線92がフランジ24のチ
ャンネルの中に配置されている。配線チューブがないこ
とは、U形状のチャンネルを比較的浅くし、これにより
ヘッド懸架装置アセンブリのZ高さを低くすることを可
能にする。配線92を所定の位置に保持するために接着
剤90が用いられる。接着剤のフィレット(肉盛り部)
91が耳部38及びスライダ22に接近して設けられて
いる。フィレット91は露出しているので、紫外線照射
により容易に硬化(cure)させることができる。
両側に沿って延在し、フレクシャ部12に達する前で切
られている。このフランジ24は、ロードビーム部の剛
性に寄与し、曲げ作用をばね部56の位置に限定し、こ
れによりアーム/ディスクの垂直方向誤差による縦揺れ
方向姿勢の変化を最少にする。従来技術のような配線チ
ューブがないヘッド回路の配線92がフランジ24のチ
ャンネルの中に配置されている。配線チューブがないこ
とは、U形状のチャンネルを比較的浅くし、これにより
ヘッド懸架装置アセンブリのZ高さを低くすることを可
能にする。配線92を所定の位置に保持するために接着
剤90が用いられる。接着剤のフィレット(肉盛り部)
91が耳部38及びスライダ22に接近して設けられて
いる。フィレット91は露出しているので、紫外線照射
により容易に硬化(cure)させることができる。
【0022】このヘッド懸架装置及びスライダのアセン
ブリを用いたディスクドライブにおいては、ジンバル作
用に伴う撓みはロードビームのタング部14とフレクシ
ャのレッグ32の間で発生する。この設計によれば、ロ
ードフォースはタング部14を介してロードビームの台
形部分に伝達される。この一体化されたロードビーム/
フレクシャ構造は、加えられたロードフォースの伝達機
能をジンバル作用から切り離して、構造体がロードビー
ムにおいては適当な曲りを有するよう硬くし、ロードデ
ィンプル周りではスライダに適当な縦揺れ及び横揺れを
与えるよう比較的弱くすることを可能にする。
ブリを用いたディスクドライブにおいては、ジンバル作
用に伴う撓みはロードビームのタング部14とフレクシ
ャのレッグ32の間で発生する。この設計によれば、ロ
ードフォースはタング部14を介してロードビームの台
形部分に伝達される。この一体化されたロードビーム/
フレクシャ構造は、加えられたロードフォースの伝達機
能をジンバル作用から切り離して、構造体がロードビー
ムにおいては適当な曲りを有するよう硬くし、ロードデ
ィンプル周りではスライダに適当な縦揺れ及び横揺れを
与えるよう比較的弱くすることを可能にする。
【0023】ここに開示されたヘッド懸架装置及びスラ
イダアセンブリの1つの特徴は、スライダ22に段部2
8が形成されていることであり、この段部28はスライ
ダ22の上側の非空気支持面に凹部すなわちプラットフ
ォーム30を切削することにより形成される。段部28
のZ高さは実質的に半球状ロードディンプル18のZ高
さと同じである。スライダ22のジンバル作用をロード
ビームからの干渉を受けることなく自由に行うことが可
能とするように、ロードビームのタング部14とスライ
ダの上面との間には十分なスペースが与えている。スラ
イダの段部28は、後縁となるスライダの端部がコイル
巻数部を含む薄膜磁気変換器を収容できるように、充分
に高くされている。
イダアセンブリの1つの特徴は、スライダ22に段部2
8が形成されていることであり、この段部28はスライ
ダ22の上側の非空気支持面に凹部すなわちプラットフ
ォーム30を切削することにより形成される。段部28
のZ高さは実質的に半球状ロードディンプル18のZ高
さと同じである。スライダ22のジンバル作用をロード
ビームからの干渉を受けることなく自由に行うことが可
能とするように、ロードビームのタング部14とスライ
ダの上面との間には十分なスペースが与えている。スラ
イダの段部28は、後縁となるスライダの端部がコイル
巻数部を含む薄膜磁気変換器を収容できるように、充分
に高くされている。
【0024】ロードビーム部10及び後取付部42の間
の板ばね部56には、可撓性を与えるために台形状の切
抜き60が形成される。可撓性部分56は、ディスクド
ライブの作動中に回転しているディスクによって発生さ
れる空気力学的浮揚力に対抗する必要なロードフォース
を与えるように形成される。このロードフォースは、懸
架装置を図3の想像線で示した位置から矢印で示すよう
に持ち上げられた位置へと曲げることによって発生す
る。
の板ばね部56には、可撓性を与えるために台形状の切
抜き60が形成される。可撓性部分56は、ディスクド
ライブの作動中に回転しているディスクによって発生さ
れる空気力学的浮揚力に対抗する必要なロードフォース
を与えるように形成される。このロードフォースは、懸
架装置を図3の想像線で示した位置から矢印で示すよう
に持ち上げられた位置へと曲げることによって発生す
る。
【0025】ロードビーム10の後取付部42は、ボス
48とレーザー溶接によりかしめ板46を懸架装置に結
合することを可能にするために孔48を有している。か
しめ板46は、後取付部42に剛性を与える。後フラン
ジ54は、取扱中に配線を保護するための配線取り回し
用チャネルとなる。
48とレーザー溶接によりかしめ板46を懸架装置に結
合することを可能にするために孔48を有している。か
しめ板46は、後取付部42に剛性を与える。後フラン
ジ54は、取扱中に配線を保護するための配線取り回し
用チャネルとなる。
【0026】ここに述べたヘッド懸架装置及びスライダ
アセンブリは剛性のあるロードビームと、薄くて弱いフ
レクシャのレッグ及び接続用の横方向部材を含む比較的
長くて幅の狭いフレクシャとを結合している。このよう
な設計により、低い横揺れ及び縦揺れ剛性を備えた、低
い曲げ剛性及び高い横方向及び縦方向の剛性が実現され
る。ロードビームのタング部は、懸架装置の面に対する
ロードビームのタング部の上下方向曲げを最少にするよ
う、高い垂直方向すなわち直角方向の剛性を有する。1
次曲げモードの共振周波数すなわち振動は、同程度の大
きさの知られた従来技術の懸架装置よりも実質的に高
い。
アセンブリは剛性のあるロードビームと、薄くて弱いフ
レクシャのレッグ及び接続用の横方向部材を含む比較的
長くて幅の狭いフレクシャとを結合している。このよう
な設計により、低い横揺れ及び縦揺れ剛性を備えた、低
い曲げ剛性及び高い横方向及び縦方向の剛性が実現され
る。ロードビームのタング部は、懸架装置の面に対する
ロードビームのタング部の上下方向曲げを最少にするよ
う、高い垂直方向すなわち直角方向の剛性を有する。1
次曲げモードの共振周波数すなわち振動は、同程度の大
きさの知られた従来技術の懸架装置よりも実質的に高
い。
【0027】本発明の実際の実施態様では、スライダは
全高が約0.0110インチ、長さが約0.0400イ
ンチで、幅が約0.020インチである。段部28の高
さは、長さが約0.0336インチの凹部30の上方約
0.0015インチである。セラミックのスライダ22
とステンレス鋼の耳部38の熱膨張係数の相違によって
発生するかも知れないスライダ段部の面における曲げま
たはゆがみの影響を減少させるため、段部28の上面の
面積は最小にすることが望ましい。そのような曲げは、
ヘッドアセンブリの浮上特性に悪い影響を及ぼす。
全高が約0.0110インチ、長さが約0.0400イ
ンチで、幅が約0.020インチである。段部28の高
さは、長さが約0.0336インチの凹部30の上方約
0.0015インチである。セラミックのスライダ22
とステンレス鋼の耳部38の熱膨張係数の相違によって
発生するかも知れないスライダ段部の面における曲げま
たはゆがみの影響を減少させるため、段部28の上面の
面積は最小にすることが望ましい。そのような曲げは、
ヘッドアセンブリの浮上特性に悪い影響を及ぼす。
【0028】部分的に図8〜図11に示したヘッド懸架
装置の別の実施例においては、フレクシャ部62はタン
グ部64及び切抜き66を備えて形成されている。タン
グ部64には下向きのロードディンプル76が設けられ
ている。ロードビーム10から突出する幅の狭いエッチ
ングされたレッグ68は横方向部材70によって連結さ
れている。レッグ68は、化学エッチングにより、ロー
ドビーム部及びフレクシャ部の形成に用いられる一体の
平坦な部分より薄くされている。分割タング部を形成す
る張出し部72がフレクシャ部62の両側に設けられ、
切欠き74によって薄いレッグ68から分離されてい
る。横方向部材70の一部をなす張出し部72はスライ
ダ22の両側に張り出しており、スライダは接着剤のフ
ィレット90により張出し部に固定されている。この実
施態様においては、スライダ22の上側の非空気支持面
が張出し部72に接着され、図10に示すように、切欠
き部16には接着剤フィレットにより接着強度が与えら
れる。スライダ22は、スライダの中心がロードディン
プル76と整列するように張出し部72に取り付けら
れ、スライダは横方向部材70の端を越えて突出してい
る。スライダの中心線に対するロードディンプル76の
オフセットはない。この実施態様により、より低い垂直
高さ(Z高さ)が実現される。また、張出し部72のス
ライダ接着面積は、図1のフレクシャ12の横方向接続
部材38の接着面積より大きい。この実施態様ではスラ
イダをロードディンプルに対して前縁の方向に移動させ
る余裕は殆どないが、最適な浮上姿勢を得るためにはそ
うすることが必要になるかも知れない。また、2本の張
出し部レッグ72を曲り部20にまで下に曲げるために
追加成形が必要であり、このことは製造の際の許容誤差
を増加させる。
装置の別の実施例においては、フレクシャ部62はタン
グ部64及び切抜き66を備えて形成されている。タン
グ部64には下向きのロードディンプル76が設けられ
ている。ロードビーム10から突出する幅の狭いエッチ
ングされたレッグ68は横方向部材70によって連結さ
れている。レッグ68は、化学エッチングにより、ロー
ドビーム部及びフレクシャ部の形成に用いられる一体の
平坦な部分より薄くされている。分割タング部を形成す
る張出し部72がフレクシャ部62の両側に設けられ、
切欠き74によって薄いレッグ68から分離されてい
る。横方向部材70の一部をなす張出し部72はスライ
ダ22の両側に張り出しており、スライダは接着剤のフ
ィレット90により張出し部に固定されている。この実
施態様においては、スライダ22の上側の非空気支持面
が張出し部72に接着され、図10に示すように、切欠
き部16には接着剤フィレットにより接着強度が与えら
れる。スライダ22は、スライダの中心がロードディン
プル76と整列するように張出し部72に取り付けら
れ、スライダは横方向部材70の端を越えて突出してい
る。スライダの中心線に対するロードディンプル76の
オフセットはない。この実施態様により、より低い垂直
高さ(Z高さ)が実現される。また、張出し部72のス
ライダ接着面積は、図1のフレクシャ12の横方向接続
部材38の接着面積より大きい。この実施態様ではスラ
イダをロードディンプルに対して前縁の方向に移動させ
る余裕は殆どないが、最適な浮上姿勢を得るためにはそ
うすることが必要になるかも知れない。また、2本の張
出し部レッグ72を曲り部20にまで下に曲げるために
追加成形が必要であり、このことは製造の際の許容誤差
を増加させる。
【0029】図12は、多数のヘッド懸架装置82を備
えて打ち抜き加工された、ステンレス鋼片から形成され
たパドルボード(paddle board)すなわちフレット(fr
et)を示し、各ヘッド懸架装置は図1に示した設計によ
って形成されている。更に取扱いのために工具孔(tool
ing hole)84及び支持レッグ86が設けられている。
図13は、極めて小さいフェムトスライダの加工を可能
にするために曲げられた支持レッグ86を備えたパドル
ボードを示す。
えて打ち抜き加工された、ステンレス鋼片から形成され
たパドルボード(paddle board)すなわちフレット(fr
et)を示し、各ヘッド懸架装置は図1に示した設計によ
って形成されている。更に取扱いのために工具孔(tool
ing hole)84及び支持レッグ86が設けられている。
図13は、極めて小さいフェムトスライダの加工を可能
にするために曲げられた支持レッグ86を備えたパドル
ボードを示す。
【0030】図14は、同時係属中のアメリカ特許出願
第07/926,033号に開示されたようなナノスラ
イダ懸架装置を示す。このナノスライダ懸架装置は、ロ
ードビーム94、フレクシャ96、ロードビームのタン
グ部98、ばね部100、後取付部102、及びスライ
ダ104を含む。
第07/926,033号に開示されたようなナノスラ
イダ懸架装置を示す。このナノスライダ懸架装置は、ロ
ードビーム94、フレクシャ96、ロードビームのタン
グ部98、ばね部100、後取付部102、及びスライ
ダ104を含む。
【0031】図15及び図16は、ロードビーム10、
フレクシャ12、ばね部56及び工具孔106を有する
後部を備えた本発明のフェムトスライダを図示してい
る。この工具孔部106は、ロータリアクチュエータへ
の取り付けを可能にする開口されたかしめ部(swage)
110を備えて形成された延長部108に連結されてい
る。事実上は、例えば1.3インチ以下の極めて小さい
ドライブに対しては、この延長部108はアームピボッ
トの役目を果たし、従来技術で用いられたような別個の
アーム構造を不要にする。この延長部108はまた、こ
のアセンブリを他の業界標準的な「70%」マイクロス
ライダ懸架装置の全長に合わせることを可能にし、これ
により既存の工具類の使用を容易にする。
フレクシャ12、ばね部56及び工具孔106を有する
後部を備えた本発明のフェムトスライダを図示してい
る。この工具孔部106は、ロータリアクチュエータへ
の取り付けを可能にする開口されたかしめ部(swage)
110を備えて形成された延長部108に連結されてい
る。事実上は、例えば1.3インチ以下の極めて小さい
ドライブに対しては、この延長部108はアームピボッ
トの役目を果たし、従来技術で用いられたような別個の
アーム構造を不要にする。この延長部108はまた、こ
のアセンブリを他の業界標準的な「70%」マイクロス
ライダ懸架装置の全長に合わせることを可能にし、これ
により既存の工具類の使用を容易にする。
【0032】図16は、アクセスに際してヘッドがディ
スクの外径と内径との間を移動するときに経験する角度
のずれ(skew)を補償するため、延長部108に対して
角度を付けた懸架装置を示す。この延長部には、図15
及び図16に示すように、重量軽減のための開口部11
2を設けてもよい。開口部112は、共振条件に関する
調整及び/またはアクチュエータのピボット回りの全体
的バランスのための調整の役目を果たす。
スクの外径と内径との間を移動するときに経験する角度
のずれ(skew)を補償するため、延長部108に対して
角度を付けた懸架装置を示す。この延長部には、図15
及び図16に示すように、重量軽減のための開口部11
2を設けてもよい。開口部112は、共振条件に関する
調整及び/またはアクチュエータのピボット回りの全体
的バランスのための調整の役目を果たす。
【0033】図17は、延長部のないフェムトスライダ
懸架装置を図示し、ナノスライダ懸架装置とフェムトス
ライダ懸架装置との間の著しい寸法の差異を示す。フェ
ムトスライダ懸架装置の一実施態様では、長さが約0.
395インチで最大幅が約0.056インチであった。
懸架装置を図示し、ナノスライダ懸架装置とフェムトス
ライダ懸架装置との間の著しい寸法の差異を示す。フェ
ムトスライダ懸架装置の一実施態様では、長さが約0.
395インチで最大幅が約0.056インチであった。
【0034】図18及び図19に示すように、ヘッドス
ライダ懸架装置は、ディスクドライブの磁気ディスク面
に対してヘッド懸架装置アセンブリのロード及びアンロ
ードを可能とするために突出した、平坦なサイドタブ1
20を含んでいる。このサイドタブは、ロードビームの
一側または両側の何れに設けてもよい。サイドタブ12
0は、懸架装置を上昇または下降させるための装置によ
り動かされる。ロードビームと同一面にある平坦なサイ
ドタブの付加は、懸架装置アセンブリの垂直なZ高さを
増大させることはない。
ライダ懸架装置は、ディスクドライブの磁気ディスク面
に対してヘッド懸架装置アセンブリのロード及びアンロ
ードを可能とするために突出した、平坦なサイドタブ1
20を含んでいる。このサイドタブは、ロードビームの
一側または両側の何れに設けてもよい。サイドタブ12
0は、懸架装置を上昇または下降させるための装置によ
り動かされる。ロードビームと同一面にある平坦なサイ
ドタブの付加は、懸架装置アセンブリの垂直なZ高さを
増大させることはない。
【0035】図20〜図22は、スライダ122とスラ
イダ端部に位置する薄膜変換器124を有する懸架装置
アセンブリを部分的に表している。スライダ122はロ
ードディンプル76が当接される平坦な上面126を有
している。スライダ122には、図11のスライダ設計
に示すような段部78は形成されていない。平坦な面1
26はスライダの上面全部を横切って伸びている。しか
しながらフレクシャ128の前端部は、図21に示すよ
うに、フレクシャがロードディンプル76の高さと実質
的に同じ距離だけ下がることを可能にするように、部分
130及び132で折曲されている。このようにして、
フレクシャ128はスライダ122の平坦な上面126
と接触する。スライダは、接着剤のフィレット134及
び136により、曲げ部130及び132に接着され
る。フレクシャ128の平坦な接触面とスライダの上面
の平坦面126も接着剤により結合される。平坦な面の
スライダを使用することにより、スライダは少ない加工
しか必要でなくなり、従って製造の際に生じるかも知れ
ない破損や間違いを減少させるのはもちろん、時間及び
作業コストの節約を実現する。
イダ端部に位置する薄膜変換器124を有する懸架装置
アセンブリを部分的に表している。スライダ122はロ
ードディンプル76が当接される平坦な上面126を有
している。スライダ122には、図11のスライダ設計
に示すような段部78は形成されていない。平坦な面1
26はスライダの上面全部を横切って伸びている。しか
しながらフレクシャ128の前端部は、図21に示すよ
うに、フレクシャがロードディンプル76の高さと実質
的に同じ距離だけ下がることを可能にするように、部分
130及び132で折曲されている。このようにして、
フレクシャ128はスライダ122の平坦な上面126
と接触する。スライダは、接着剤のフィレット134及
び136により、曲げ部130及び132に接着され
る。フレクシャ128の平坦な接触面とスライダの上面
の平坦面126も接着剤により結合される。平坦な面の
スライダを使用することにより、スライダは少ない加工
しか必要でなくなり、従って製造の際に生じるかも知れ
ない破損や間違いを減少させるのはもちろん、時間及び
作業コストの節約を実現する。
【0036】本発明によれば、単一の一体的部品がロー
ドビーム及びフレクシャを備えて形成され、これによ
り、材料及び労力の大幅な節約がなされる。ロードビー
ムとフレクシャの整列及び別々の部品の溶接が不要とな
る。従来のロードビーム/フレクシャの組立てに必要で
あったある種のきびしい許容誤差はもはや不要となり、
これによりアセンブリ組立工程を改善することができ
る。この設計は、ロードフォースの伝達機能をジンバル
作用から切り離すことを可能とし、このことは従来技術
の懸架装置に見られた曲げ特性の弱さを除去するもので
ある。中でも、限定要素、寸法及び材料は本発明の範囲
内で変更可能であることは理解されるべきである。例え
ば、ここに開示された段部とプラットフォーム形状を有
するスライダ設計は、「50%」ナノスライダ懸架装置
またはその他の大きさの懸架装置にも使用可能である。
ドビーム及びフレクシャを備えて形成され、これによ
り、材料及び労力の大幅な節約がなされる。ロードビー
ムとフレクシャの整列及び別々の部品の溶接が不要とな
る。従来のロードビーム/フレクシャの組立てに必要で
あったある種のきびしい許容誤差はもはや不要となり、
これによりアセンブリ組立工程を改善することができ
る。この設計は、ロードフォースの伝達機能をジンバル
作用から切り離すことを可能とし、このことは従来技術
の懸架装置に見られた曲げ特性の弱さを除去するもので
ある。中でも、限定要素、寸法及び材料は本発明の範囲
内で変更可能であることは理解されるべきである。例え
ば、ここに開示された段部とプラットフォーム形状を有
するスライダ設計は、「50%」ナノスライダ懸架装置
またはその他の大きさの懸架装置にも使用可能である。
【図1】 本発明に従って作られたヘッド懸架装置及び
スライダアセンブリの平面図である。
スライダアセンブリの平面図である。
【図2】 図1のヘッド懸架装置の正面図である。
【図3】 ヘッドスライダがフレクシャの端に取り付け
られた図1のアセンブリの側面図であり、実線は負荷状
態の位置を示し、想像線は無負荷位置を示す。
られた図1のアセンブリの側面図であり、実線は負荷状
態の位置を示し、想像線は無負荷位置を示す。
【図4】 図1のヘッド懸架装置の底面図である。
【図5】 スライダが付いていない状態のロードディン
プルを示す、図4のアセンブリの側面図である。
プルを示す、図4のアセンブリの側面図である。
【図6】 図4のヘッド懸架装置の部分的拡大図であ
る。
る。
【図7】 図6のヘッド懸架装置の正面図である。
【図8】 別の設計を取り入れたヘッド懸架装置及びフ
レクシャの部分的拡大図である。
レクシャの部分的拡大図である。
【図9】 図8のヘッド懸架装置部分の正面図である。
【図10】 図8の張出し部のスライダに対するオーバ
ーハングを示す代表的な正面図である。
ーハングを示す代表的な正面図である。
【図11】 図8に示すヘッド懸架装置の部分的側面図
である。
である。
【図12】 1枚のステンレスから打ち抜き加工で作ら
れた複数のヘッド懸架装置ボディのうちの3個を示すパ
ドルボードすなわちフレットの部分的平面図である。
れた複数のヘッド懸架装置ボディのうちの3個を示すパ
ドルボードすなわちフレットの部分的平面図である。
【図13】 図12のパドルボードの側面図である。
【図14】 前述した同時係属中の出願に開示されたよ
うなナノスライダ懸架装置の平面図である。
うなナノスライダ懸架装置の平面図である。
【図15】 生産の際の取扱いを可能にするための延長
部を有する、フェムトスライダ懸架装置の平面図であ
る。
部を有する、フェムトスライダ懸架装置の平面図であ
る。
【図16】 延長部に対して角度を付けた構造となって
いる、図15のフェムトスライダ懸架装置の平面図であ
る。
いる、図15のフェムトスライダ懸架装置の平面図であ
る。
【図17】 ナノスライダ懸架装置とフェムトスライダ
懸架装置の相対的な大きさを示すため、延長部を取り除
いたフェムトスライダ懸架装置を示す図である。
懸架装置の相対的な大きさを示すため、延長部を取り除
いたフェムトスライダ懸架装置を示す図である。
【図18】 ロード/アンロード用のサイドタブを含む
フェムトスライダ懸架装置の部分的平面図である。
フェムトスライダ懸架装置の部分的平面図である。
【図19】 図18のA−A断面図である。
【図20】 段付きのフレクシャを示す懸架装置のフレ
クシャの部分的平面図である。
クシャの部分的平面図である。
【図21】 図20のフレクシャの正面図である。
【図22】 スライダを取り付けた状態を示す、図20
のフレクシャの正面図である。
のフレクシャの正面図である。
10…ロードビーム部、12,62,128…フレクシ
ャ部、14,64…タング部、16,66…切抜き、1
8,76…ロードディンプル、19,21…緩衝材(緩
衝要素)、22,122…スライダ、24…前フランジ
(フランジ)、28,78…段部、30…プラットフォ
ーム、32,68…レッグ、38…横方向部材(横方向
接続部材)、42,102…取付部(後取付部)、46
…かしめ板、54…後フランジ、56…板ばね部、60
…切抜き、72…張出し部、92…電気配線(配線)、
108…延長部、120…タブ、130,132…折曲
部。
ャ部、14,64…タング部、16,66…切抜き、1
8,76…ロードディンプル、19,21…緩衝材(緩
衝要素)、22,122…スライダ、24…前フランジ
(フランジ)、28,78…段部、30…プラットフォ
ーム、32,68…レッグ、38…横方向部材(横方向
接続部材)、42,102…取付部(後取付部)、46
…かしめ板、54…後フランジ、56…板ばね部、60
…切抜き、72…張出し部、92…電気配線(配線)、
108…延長部、120…タブ、130,132…折曲
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャック エム. ルーング アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94301 パロアルト バイロンストリート 1242
Claims (22)
- 【請求項1】 空気支持スライダと、このスライダに設
けられ回転している磁気ディスクドライブの面に記録さ
れまた読み出されるデータを変換するための少なくとも
1つの変換器を含む磁気ヘッド懸架装置アセンブリにお
いて、 幅狭な端部を備えて形成されたロードビーム部と、 前記ロードビーム部の前記端部から間隔をおいて伸びて
その間に切抜き部を規定する2本の幅狭なレッグ部と、
前記ロードビーム部から離れて前記各レッグを連結する
横方向部材により形成されるフレクシャ部と、 前記ロードビーム部の前記端部に設けられてこれから伸
び、前記フレクシャ部の前記レッグの間に位置され、前
記フレクシャ部の内側に位置する自由端を有し、かつロ
ードディンプルが形成されたタング部よりなる、特定の
厚さの単一で一体形成された平坦な部品を備えてなり、 前記空気支持スライダは前記横方向部材に接着されて前
記ロードディンプルと当接され、 これによりロードフォースの伝達が前記スライダのジン
バル運動から効果的に分離されて縦揺れ及び横揺れの剛
性が効果的に減少されるようにしてなる磁気ヘッド懸架
装置アセンブリ。 - 【請求項2】 前記フレクシャ部に取り付けられた上側
非空気支持面を有するヘッドスライダを含む、請求項1
のアセンブリ。 - 【請求項3】 前記取り付けられたヘッドスライダを支
持するための、前記フレクシャ部を備えて形成された手
段を含む、請求項2のアセンブリ。 - 【請求項4】 前記支持するための手段が前記フレクシ
ャ部に形成された張出し部すなわち分割タング部からな
る、請求項3のアセンブリ。 - 【請求項5】 前記支持するための手段が前記幅の狭い
各レッグを連結する横方向部材からなる、請求項3のア
センブリ。 - 【請求項6】 前記スライダはおおよそ高さが0.01
10インチ、長さが0.0400インチ、幅が0.02
00〜0.0260インチである、請求項2のアセンブ
リ。 - 【請求項7】 前記スライダには、プラットフォーム及
びこのプラットフォームに隣接した段部が形成された、
請求項2のアセンブリ。 - 【請求項8】 前記スライダの前記プラットフォーム
は、長さが約0.0336インチで、前記段部の高さが
約0.0015インチである、請求項7のアセンブリ。 - 【請求項9】 前記タング部に形成されたひとつのロー
ドディンプルを含む、請求項2のアセンブリ。 - 【請求項10】 前記ロードディンプルが半球形状であ
り、下向きで前記スライダの上面に接触する、請求項9
のアセンブリ。 - 【請求項11】 前記タング部を含む前記一体部品は厚
さが約0.0012ないし0.0015インチであり、
前記幅の狭いレッグは厚さが約0.0010インチであ
る、請求項1のアセンブリ。 - 【請求項12】 前記ロードビーム部が、頭部を切り落
とした三角形状に形成されている、請求項1のアセンブ
リ。 - 【請求項13】 前記懸架装置をアクチュエータアーム
に取り付けることを可能にするための、前記ロードビー
ム部の後端部に設けた取付部、及び前記懸架装置に可撓
性を与えるための、前記後取付部と前記ロードビーム部
との間にある板ばね部とを含む、請求項1のアセンブ
リ。 - 【請求項14】 前記懸架装置アセンブリの前記後端部
に剛性を与えるための、前記取付部に結合されたかしめ
板を含む、請求項13のアセンブリ。 - 【請求項15】 前記ロードビーム部の両側縁に沿って
形成された前フランジと前記後支持部の両側縁に沿って
形成された後フランジとを含み、前記前及び後フランジ
の間に切欠きを有する、請求項13のアセンブリ。 - 【請求項16】 前記前フランジにはU形状のチャンネ
ルが形成され、配線チューブのない電気配線が前記チャ
ンネル内に配置されている、請求項15のアセンブリ。 - 【請求項17】 前記懸架装置に可撓性を与えるため
に、前記板ばね部に切抜きを含む、請求項13のアセン
ブリ。 - 【請求項18】 別個のヘッドアームなしでディスクド
ライブのアクチュエータへの取付けを可能にして前記懸
架装置アセンブリのピボット支持を可能にするため、前
記懸架装置アセンブリに形成された開口部付き延長部を
更に含む、請求項1のアセンブリ。 - 【請求項19】 前記ロードビーム上に配置された緩衝
材を含む、請求項1のアセンブリ。 - 【請求項20】 前記ロードビーム部の側部に形成され
た少なくとも1つのロード/アンロード用のタブを含
む、請求項1のアセンブリ。 - 【請求項21】 前記上側の非空気支持面が実質的に平
坦である、請求項2のアセンブリ。 - 【請求項22】 前記フレクシャ部が、同フレクシャ部
と前記スライダの前記上面と接触する折曲部を含む、請
求項21のアセンブリ。
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