JP2752314B2 - 可撓体、組立体および可撓体を作る方法 - Google Patents

可撓体、組立体および可撓体を作る方法

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には剛性ディスク
・ドライブ式データ記憶装置に関し、特に、ディスク・
ドライブの読取り/書込みヘッドを支持する一体の可撓
性組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】「ウインチェスタ」ディスク・ドライブ
として公知の形式のディスク・ドライブが当該産業分野
において周知である。そのようなディスク・ドライブ式
データ記憶装置は典型的には、その上に複数の同心円形
トラックにデジタル情報が記憶される磁気媒体をコーテ
ィングした剛性ディスクの積重体を収容している。それ
ぞれ「書込み」および「読取り」と称されている、デー
タの記憶と検索が、トラックからトラックへ運動するよ
うにアクチュエータ機構に装着されている、通常1個の
ディスク面当り1個である、配されたヘッドによって
遂行される。現世代のディスク・ドライブ製品において
使用されるアクチュエータの最も普遍的な形態は回転
イスコイル・アクチュエータであって、ディスク面のデ
ータにアクセスするために枢動機構を介してヘッドに結
合されたボイスコイルモータ(VCM)を使用してい
る。このような運動のためにヘッドを支持している構造
体がヘッド/ジンバル組立体、すなわちHGAと称され
ている。
【0003】典型的なディスク・ドライブにおけるHG
Aは3個の要素から構成されている。 1. 旋回する磁気ディスク上に情報を記録したり、検
索するために自力作動流体力学的空気軸受と電磁変換器
とを含むことを特徴とするスライダ。電気信号が極めて
小さい撚製銅線を介して変換器へ送られ、かつそこから
受け取られる。 2. スライダに取り付けられ、スライダがディスクの
位相を追従しうるようスライダの縦揺れ軸および横揺れ
軸に対して柔軟性があり、スライダの正確な位置決めを
保つために片揺れ、および面内揺れ軸においては固定さ
れているジンバル。 3. ジンバルと、全体組立体をアクチュエータに取り
付ける取付けアームに装着されたロードビーム。ロード
ビームは、これもスライダがディスクの位相を追従でき
るようにするために垂直軸においては柔軟性があるが、
スライダを正確に位置決めするために面内揺れ軸におい
ては固定されている。また、ロードビームは、スライダ
の空気軸受によって発生する流体力学的揚力と反作用す
る下向きの力を供給する。
【0004】最初のウインチェスタ形ディスク・ドライ
ブの導入以来、スライダの物理的寸法は原型のウインチ
ェスタ形ヘッドから所謂「ミニ/ウインチェスタ」形ま
で、さらに最近では70および50シリーズのヘッドま
で、それぞれミニ・ウインチェスタ形スライダのサイズ
の70%および50%と徐々に小型化されたきた。これ
らのサイズの低減は著しいものであるが、HGAの全体
垂直寸法は、スライダ自体のサイズよりもスライダ支持
機構の方がより小型化されてきた。
【0005】ロードビームとジンバルとは、一般にヘッ
ド懸架体、ヘッド可撓体、あるいは単に可撓体として知
られている組立体からなる。そのような可撓体の一例が
米国特許第4,167,765号に記載されている。
【0006】歴史的には、ジンバルとロードビームとは
個別に作られた。ジンバルとロードビーム片は300シ
リーズのステンレス鋼のフォイルを希望する形状に化学
的にエッチングすることにより提供され、次に2個の部
材をレーザ溶接により取り付ける。
【0007】ディスクドライブ式データ記憶装置におけ
る全体的な技術傾向は、製品の物理的サイズを連続的に
縮小し、一方データ記憶容量を増加させることである。
製品のダウンサイジングは、特にディスク、スライダ、
可撓体のような主要要素においてより小型の要素を必要
としてきた。さらに、ディスクドライブの設計者は、規
定されたパッケージ寸法内に出来るだけ多くのディスク
を組み入れることにより容量を追加しようとする。ユニ
ットにおけるディスクの数が増えるにつれて、ディスク
間の間隔が小さくなり、さらに小型のスライダや可撓体
の必要性に拍車をかける。
【0008】産業界の別の傾向は、ディスク・ドライブ
のユーザに、低コストで高データ記憶容量を提供するこ
とである。このため改良されたデータ記憶技術を開発
し、ディスクドライブの要素を安価に作る方法を見い出
す必要がある。
【0009】前記の特許第4,167,765号に示す
ように、相互にレーザ溶接された個別のジンバルとロー
ドビーム要素を用いることは、現在の63.5ミリ
(2.5インチ)、45.72ミリ(1.8インチ)お
よび33.02ミリ(1.3インチ)世代のディスクに
おいては問題となってきている。そのようなユニットに
おいては、可撓体は、ディスク間の望ましい近接間隔を
許容するためより薄くあらねばならず、一方2個の個別
の要素をレーザ溶接するに要する重ね合わせのため可撓
体の厚さを必然的に増大させる。
【0010】さらに、より薄いジンバルやロードビーム
を用いることは、2個の要素を一緒にレーザ溶接するこ
とにより生じる残留応力の可能性を増す。レーザ溶接に
より溶接部近傍の材料において残留引張応力を発生させ
ることが判明した。このため可撓体を歪ませる。長手方
向には可撓体は溶接の残留応力により反り、これが製作
過程の間可撓体を近接離隔したディスクの間に取り付け
にくくする。さらに、溶接が可撓体の中心線の周り
対称に位置しない場合、溶接の残留応力は可撓体を捩っ
て歪ませる。捩れはスライダの空気軸受リングに慣性、
すなわちトルクを発生させ、ヘッドの浮姿勢に望まし
くない変動をもたらし、組立体を使用できないようにす
る可能性があるためそのような可撓体は望ましくない。
【0011】溶接過程もまた、可撓体製作に投入される
労働力の著しい部分であり、そのため個別のジンバルと
ロードビームとを作り、2個の要素を相互に溶接する過
程をコストダウンのため排除することが有利である。
【0012】既存の技術による可撓体ではジンバルとロ
ードビーム要素とは重ね合わす必要があるため、可撓体
組立体の厚さを低減することを強調して個々のジンバル
とロードビーム要素の厚さを低減することに焦点が当て
られた。ロードビームの最も厚い部分は剛性ビームとし
て知られる領域であり、通常可撓体の長手方向軸線に沿
って外縁部に沿って設けたフランジを特徴としている。
米国特許第4,996,616号は一対の引抜きされた
リブが可撓体の剛性ビーム部の補強を提供しうる態様を
教示している。残念乍ら、前記特許第4,996,61
6号に記載の引抜きされた対のリブは、可撓体の材料が
高レベルまで過度に歪みが加えられることを要する。そ
のように歪むと引抜きされた材料に亀裂を導入したり、
リブ近傍の材料では高度の応力を発生させる。
【0013】ジンバルとロードビームとが形成される可
撓体を一体の材料から形成することにより溶接を必要と
しないよう考案して、ジンバルとロードビームを相互に
溶接することに固有の問題を解決すべく種々の試みがな
されてきた。そのような一体化したジンバルとロードビ
ームの一例が米国特許第4,245,267号において
提供されている。第2の例は、ハッチンソン・テクノロ
ジ社(Hutshinson Technology,
Incorporated)によって製造されているH
TIタイプ16またはT16として周知である。これら
の可撓体の双方共ジンバルをロードビームに組み込んで
おり、ジンバルとロードビームが何ら溶接されていない
のは勿論である。双方共、スライダを可撓体にしっかり
と取り付けるために接着剤を塗布した接着面を含んでい
る。ロードビームにエッチングされた複数のビームがこ
の接着面を可撓体のロードビーム部分に接続し、所望す
るジンバルの特性を提供している。
【0014】前記特許第4,245,267号に記載の
可撓体とT16可撓体の一失敗例は、通常「ロードポイ
ント」と称される可撓体構成の一要素に係わるものであ
る。簡単にいえば、ロードポイントとは、ロードビーム
の下向の力がスライダに加えられる単一の触点を称
する。このロードポイントを適正に選択することにより
スライダの流体力学的空気軸受に係わる力が適正に均衡
されるようにする。例えば、特許第4,167,765
号に記載のもののような従来技術の可撓体においては、
ロードポイントはジンバルの接着面に上方向に延びたく
ぼみを形成することにより提供される。ロードビームは
ジンバルが適正に作用しうるように一点でこのくぼみの
球形面と接触する。しかしながら、前記特許第4,24
5,267号とT16可撓体の場合は、十分画定された
ロードポイントが提供されておらず、そのためこれらの
形式の可撓体にはスライダの浮特性における望ましく
い広範囲の変動が付随する。
【0015】前記特許第4,245,267号とT1
撓体に係わる第2の基本的な問題は、ジンバルビーム
を曲げモードに置くことによりロードビームの下向
力がスライダに加えられ、従ってジンバルビームは曲げ
モードにおいては曲らない必要があることである。しか
しながら、これらのジンバルビームは適正なジンバル作
用を可能とするには曲げモードにおいて柔軟である必要
がある。この矛盾する要件によって、ジンバルとしては
作用が劣るか、あるいは負荷により変形するような構造
をもたらす。
【0016】前記特許第4,245,267号とT1
撓体に係わる第3の問題はスライダの接着面が全体的
にスライダの中心上方の大きな領域を覆うことである。
スライダはエポキシ接着剤を用いて可撓体に取り付けら
れ、接着剤の硬化時間を低減するために、該組立体は通
常、炉において加熱される。スライダと可撓体とは異種
材料から作られ線熱膨張係数が異なるので、熱により誘
発された歪み、前記組立体が冷却されるときに接着
に発生する。これらの歪みがスライダを歪ませ、スライ
ダの空気軸受面の平坦度を好ましくない程度に変えるの
で、再びヘッドの浮特性をましくない程広範囲に変
動させる。
【0017】HGAの全体の垂直高さを低減させ、かつ
簡単に、経済的に作ることのできる、改良されたスライ
ダ支持可撓体の必要性が明らかに存在している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題と、課題を解決するため
の手段】本発明の可撓体は一体の材料から形成された一
体のロードビーム/ジンバル組立体である。ジンバル作
用を提供するための機能、可撓体へのスライダの接着、
ロードポイントの位置決めは全てエッチングおよびハー
フエッチング法を用いて行われる。好適実施例において
は、可撓体のジンバル端は概ね長方形で、全体的にH字
形の開口が長方形の中に対称に位置している。H字形開
口とジンバルの側縁部との間に形成されたサイドレール
は厚さを減らすためハーフエッチングされ、これらのサ
イドレールは可撓体のジンバル作用機構として作用す
る。一対のタブがH字形開口の横部材のいずれかの側に
おいて可撓体のジンバル端に形成されており、これらの
タブの1個もその厚さを低減するためハーフエッチング
されている。スライダを可撓体に接着するために完全な
厚さのタブが使用され、一方ロードポイントとして望ま
しい位置でハーフエッチングすることなく形成されるロ
ードポイント接点を位置決めするように他方のタブが作
用する。可撓体のロードビーム部分は、該部分の側部に
沿ってサイドレールあるいは溝を形成することにより、
あるいはロードビームに涙滴状突起を形成することによ
り強化される。サイドレールと突起の双方は、スライダ
が装着されている可撓体の側に向かって形成されてい
る。
【0019】本発明の目的はスライダを装着し、かつ支
持するための高さの低い可撓体を提供することである。
【0020】本発明の別の目的はジンバルとロードビー
ム要素とが一体の材料から形成され、溶接を何ら必要と
しない可撓体を提供することである。
【0021】本発明の別の目的は、製作が簡単で、かつ
安価である可撓体を提供することである。
【0022】本発明の別の目的は、十分画定され最適位
置に簡単に位置づけされるロードポイントを組み入れた
可撓体を提供することである。
【0023】本発明の特徴、利点および目的は添付図面
と関連して読むと、本発明の以下の詳細説明から最良に
理解しうる。
【0024】
【実施例】図面、特に図1を参照すれば、本発明が特に
有用であるディスク・ドライブ2が示されている。ディ
スク・ドライブ2は、上部カバー(部分的に破断して示
す)と協働して精巧な内部要素を外部からの汚染から保
護する密閉された環境を形成する基部材4を含む。磁気
媒体をコーティングした多数の剛性ディスク8が(全体
的に10で示す)スピンドルモータに回転するよう取り
付けられている。ディスク8の表面は多数の同心円形の
トラックを有し、該トラックに情報が書き込まれたり、
そこから情報が読み取られる。これらのトラックはそれ
ぞれ点線12,14で示す最内方トラックと最外方トラ
ックとにより代表されている。
【0025】アクチュエータ本体16が全体的に20で
示すボイスコイルモータ(VCM)によって枢軸18の
周りで回転するように作られている。VCM20とは反
対のアクチュエータ本体16の側にはスライダ26を取
り付けるための複数の可撓体24が取り付けられてい
る。VCM20への電力並びにデータの読取り、書込み
に使用される信号はプリント回路ケーブル(PCC)2
8を介して通される。
【0026】図2を参照すれば、本発明により作られた
可撓体30の平面図が示されている。可撓体30は長手
方向軸線の周りで対称形であって、4個の明確な主要領
域から構成されている。 1. ジンバル/スライダ取付け領域32 2. 剛性ビーム34 3. 一対の柔軟性ビーム36 4. 取付け面38
【0027】可撓体全体30は、300シリーズの、好
ましくは厚さが0.0635ミリ(0.0025イン
チ)で、周知の化学エッチング法を用いて製造された全
硬質ステンレス鋼の一片から形成される。
【0028】一対の整合孔40,42がスライダ(図示
せず)を接着する過程の間可撓体を固定しやすくする。
【0029】図2の例における取付け面38は、可撓体
ヘッド組立体全体をアクチュエータ本体16のヘッド取
付けアーム22に取り付けるための強力な面を提供すべ
く特定の形式の取付け板に取り付ける形状とされてい
る。可撓体を取り付ける特定の方法は本発明の一部とは
考えられないが、この取付け面38はその他の形式、構
成の取付け装置と共に使用するように容易に適合しう
る。
【0030】可撓体に対するディスクの運動方向は矢印
Aによって示されている。従って、本発明の可撓体に取
り付けられるスライダはその先縁が取付け面38に最
も近接し、その行縁がジンバル/スライダ取付け領域
32の自由端に最も近接しているものと想定される。
【0031】ジンバル/スライダ取付け領域32、剛性
ビーム34および一対の柔軟ビーム36についてはそれ
ぞれ以下順次説明する。
【0032】図3はスライダ48を装着した状態の本発
明による可撓体のジンバル/スライダ取付け領域32の
詳細図を示す。前述のように、本発明の可撓体は化学的
エッチング法によって形成される。通常の化学的エッチ
ング法においては、エッチングすべき材料はまず両面が
レジストと称される材料でコーティングされる。レジス
トはステンシルを用いてレジストを光源に露出してパタ
ーン化される。次に非露出レジストは剥離され、酸
ッチングの介在する中でエッチングすべき金属を露出
したままに残す。前記材料の両側はこのように処理され
て、両側のパターンは極めて正確に整合されている。こ
れは本発明の可撓体の外形および全ての貫通孔を画成す
るために使用される方法である。
【0033】ハーフエッチングにおいては、材料の一方
の側におけるステンシルのパターンは他方の側のそれと
は相違する。これは、テキスト、アート、およびハーフ
トーンの写真を金属シートにエッチングする周知の技術
でもある。ハーフエッチングすべき領域が大きい場合、
すなわち、材料の厚さより何倍も大きい長さ、または直
径を有する場合、ハーフエッチングの深さは材料の厚さ
の約60%である。
【0034】フルエッチングやハーフエッチングは本発
明の可撓体の数個の機能部分を作るために使用される。
例えば、図3から判るように、H字形の開口44が材料
を完全に貫通してエッチングされ、H字形の開口44
垂直の脚の側方およびH字形開口44の横部材の一方
の側の領域はハーフエッチングされている。詳しくは、
左下方から右上方へハッチンした領域は材料の近い側
でハーフエッチングされ、一方下右方から上左方へハッ
チン化た領域は材料の遠い側でハーフエッチングされ
ている。前記材料の全厚さは約0.0635ミリ(0.
0025インチ)であり、これらのハーフエッチングし
た領域は厚さが約0.0254ミリ(0.0010イン
チ)厚さまで低減されている。
【0035】このハーフエッチング法は、以下詳細に述
べる一対のジンバルビーム58を形成する。
【0036】またエッチング法は、スライダ48を接着
するスライダ取付けタブ46を形成する。図から判るよ
うに、この接着はスライダ48の行縁に最も近接した
スライダ48の領域においてのみ実行される。例えば、
前記特許第4,167,765号の可撓体のような従来
技術の可撓体において接着面は一般にスライダの中心
にあり、スライダの上面全体の大きい割合を占める。本
発明の可撓体における接着面の位置は数々の利点を有し
ている。1. 従来技術の可撓体においては、接着剤を
炉で硬化する間熱歪みによって生じた空気軸受面の歪み
は、接着がスライダの中心でかつスライダの比較的大き
い領域にわたり実行されるため著しく大きかった。一般
接着面が小さければ小さいほど、かつ接着面がスラ
イダの中心から遠ければ遠いほど、接着剤を炉で硬化す
ることにより発生する空気軸受の歪みの量は小さくな
る。本発明の可撓体では、接着面はスライダの中心から
出来るだけ遠く、実際にスライダの50%だけ位置して
おり、接着面はスライダの行縁の約0.635ミリ
(0.025インチ)の範囲内において接着面を含むこ
とによって空気軸受面の歪みを最小にしている。
【0037】2. 本発明による可撓体はスライダと可
撓体との間の接着の検査を極めてしやすくする。従来技
術の可撓体においては、接着面はスライダと、個別のロ
ードビームとの間に位置している。ロードビームは接着
面の視野を遮ぎり、接着面の全周での接着すみ肉の介在
の確認を不可能でないとしても困難にする。本発明の可
撓体においては、そのような視界の遮ぎりは無い。
【0038】3. 本発明による可撓体の構造は、接着
剤の硬化を早めるように接着面の伝熱加熱を促進する。
従来技術の可撓体においては、スライダを可撓体に固定
する接着剤は典型的には接着剤の硬化を早めるために対
流炉において加熱された。「高温フート接着」としても
知られている伝導加熱は硬化時間を著しく減少させる
が、ロードビームが接着面への直接的なアクセスを阻止
するので一般に従来技術の可撓体では実用的ではなかっ
た。本発明の可撓体においては、接着面は伝導加熱に対
して完全にアクセス可能であり、スライダを可撓体に固
定する接着剤硬化させるのに要する時間を低減する可
能性がある。
【0039】4. 本発明の可撓体はまた、従来技術の
可撓体で実現しうるよりも大きい接着強度を提供する。
諸々の理由から、従来技術の接着面はスライダの全幅に
わたって延在することができなかった。一般に接着幅が
広ければ広い程、接着強度は大きくなり、かつ本発明に
よる可撓体は接着剤が事実上スライダ全体にわたって延
びることができるので、本発明の可撓体は所定サイズの
スライダに対して最大の接着強度を提供するものと思わ
れる。
【0040】H字形開口44はまた、スライダ取付け
タブ46から反対の開口の横部材の側においてロードポ
イント用タブ50を形成する。ロードポイント用タブ5
0はロードポイント用釦52あるいはロード支持突起を
介してスライダ48まで可撓体の負荷を伝達する。前記
釦52はハーフエッチングに先立って位置と大き
覆うことにより形成され、それで前記ロードポイン
ト用釦52は可撓体材料の全厚さを保っている。ロード
ポイント用タブ50は図から判るように可撓体
遠い側ハーフエッチングされているので、スライダ4
8の頂部に向かって突出し、かつそれに接触する「ピ
ン」を作るという効果を有する。ロードポイント用釦5
2は、化学的エッチングにおいて製造者の能力の許す限
り出来るだけ小さい面積とすべきである。この寸法は現
在のところ0.0508ミリ(0.002インチ)であ
ることが判明しており、可撓体の負荷力を出来るだけ単
一点に出来るだけ近くでスライダに加えるようにさせ
る。この単一点の位置は特定の設計に対して
特性を提供するように選択される。
【0041】従来技術の可撓体に対して本発明の可撓体
によれば数々の著しい利点が得られる。 1. 本発明の可撓体のロードポイント用釦52は従来
技術による可撓体のロードポイントが可能な以上により
正確にスライダに対して位置することができる。従来技
術の可撓体においては、ロードポイントはスライダの接
着領域の概ね中心における球形の突起あるいはくぼみで
あって突起の頂点における単一の点でロードビームと接
触する。しかしながら、球形突起の正確な頂点、従って
正確なロードポイントは決めるのが難しい。本発明によ
る可撓体のハーフエッチングしたロードポイント用釦5
2の正確な位置は比較的決め易い。
【0042】2. 本発明による可撓体のロードポイン
ト用釦52を用いると、突起の高さの変動が少ない。従
来技術の形成された突起においては、突起の高さの公差
は典型的には±0.0254ミリ(0.0010イン
チ)であった。本発明の可撓体においては、この変動性
は±0.0051ミリ(0.0002インチ)程度まで
減少された。
【0043】3. 本発明による可撓体によれば従来技
術の可撓体よりもロードポイントの位置の変動が少な
い。従来技術の可撓体においては、可撓体の形状と寸法
とがエッチングによって決った後製造過程の第2段階と
して球形突起が一般に形成される。このことは、可撓体
の基準縁部と成形ダイの位置面との間にある程度の空隙
を設ける必要があるので、成形が行われる位置が可撓体
の基準縁部に対して変動することを意味する。本発明の
可撓体においては、基準縁とロードポイント用釦とが同
じパターンすなわちマスクに共存するのでこの機能部分
の位置変動を著しく低減する。
【0044】4. 新規なディスク・ドライブ製品の開
発、あるいは既存製品の修正の間、ときにはロードポイ
ントの位置を変更することが必要となる。従来技術によ
る可撓体の形成された球形突起の位置を修正すること
は、工具を作り直したり、新しい固定具が必要とされる
ため経済性の点から実用的ではなかった。従って、従来
技術による可撓体のロードポイントの位置の修正は一般
には、接着剤による接着過程の間スライダと可撓体とを
整合させるために使用される接着可撓体を修正すること
により達成された。本発明の可撓体を用いれば、エッチ
ング法において用いられるパターンあるいはマスクを単
に変更することにより、ロードポイント用釦52の位置
を変えることができる。一般に、マスクアートワーク・
パターンの修正は固定具や工具の修正以上にはるかに安
価である。
【0045】ロードポイント用釦52の実際の形状は工
芸パターンにより容易に決めることができるので、希望
に応じて丸形、楕円、あるいは長円としうる。ある場合
には、ロードポイント用釦52の縁部に丸味をつけるの
が望ましいか、あるいは必要なことがある。このことは
適当な形状のダイを用いて釦をたたくことにより行うこ
とができる。代替的な方法は釦の頂部とハーフエッチン
グの全深の間でハーフトーンの遷移部をエッチングする
ことである。ハーフトーンのパターンは、そのサイズお
よび間隔が釦の中心からの距離に関連している小さい
円、あるいはその線の幅と線の間隔も釦の中心からの距
離に関連しているリングから構成される。
【0046】ロードポイント用釦52の正確な位置はス
ライダの姿勢を提供するように決定される。
典型的にこの位置はスライダの中心から後行縁に向か
て千分のインチのところである。また、ロー
ドポイントも、速度ベクトル場の変動およびヘッドへ、
そしてヘッドから読取り/書取り信号を搬送するのに使
用される小さいワイヤによって付与される捩れバイアス
のような公知の要素を補正するようにスライダの長手方
向中心線から偏位されることもよくある。そのようなロ
ードポイント位置の偏位を工芸パターンに組み入れてい
る場合、この偏位の方向を視覚的に決定することは極め
て難しい。ディスクの両側で使用する予定の可撓体は典
型的にこの偏位を両方向に有しているので、そのような
決定が必要である。従って、工芸パターンは、明らかに
非対称の位置に位置し、可撓体のいずれの側にロードポ
イント用釦52が偏位しているかを示す偏位決定孔54
を含むことができる。
【0047】本発明の可撓体の別の特徴はスライダ整合
検査孔56である。このスライダ整合検査孔56は図に
示すように丸形あるいは長孔でもよい。そのような特徴
は可撓体に対するスライダの整合を視覚に基づく度量衡
装置測定する場合に望ましいものである。そのような
測定装置は縁部位置における高コントラストに依存して
おり、貫通孔、スライダが可撓体に対して適正に整合
したとき輪郭投影光源によりシルエットでスライダの縁
部の一部を投影させるようにする。
【0048】図3はまた、H字形開口44の垂直脚部に
隣接して形成された一対のジンバル・ビーム58を示
す。これらのジンバル・ビーム58は図3から視て可撓
体材料の近い方の側で約0.0254ミリ(0.001
0インチ)の厚さまでハーフエッチングされたことを想
起すべきである。スライダ48はスライダ取付けタブ4
6に接着され、ロードポイント用タブ50においてロー
ドポイント用釦52を介してスライダ48に負荷力が加
えられるので、当該技術分野の専門家には、ジンバル・
ビーム58は、可撓体が希望する軸線において必要な剛
性を保っている間に可撓体の必要なジンバル作用を許容
することが明らかである。ジンバル・ビーム58の適正
な作動を確実にするには、ジンバル・ビーム58の平面
を、ロードポイント用釦52のスライダ48に対する接
触点と一致させることが望ましい。このことは、ジンバ
ル・ビーム58とロードポイント用タブ50のハーフエ
ッチングが可撓体材料の両側で行われる場合本発明の可
撓体において最良に達成される。ある場合には、ロード
ポイント用タブ50は負荷が加えられるとある程度撓む
ので前記タブの何らかの形状を導入することが望まし
い。ロードポイント用タブ50の撓み量は下記の式を用
いて見つけることができる。
【数1】 但し、Fは負荷の力 Lはロードポイント用釦からロードポイント用タブの底
部までの距離、Eは可撓体材料の弾性係数、Wはロード
ポイント用タブの底部の幅、Tはロードポイント用タブ
の厚さである。
【0049】ロードポイント用タブの端部の傾斜は下記
を用いて見つけることができる。
【数2】
【0050】代数を用いて、ビームがその基部から該ビ
ームの長さの1/3の点に形成されている場合、撓んだ
ビームの端部をビームの底部に対して接線状にしうるこ
とを示すことは可能である。ロードポイント用タブ50
に単一の曲げを形成する好適な方法は打抜き加工であ
る。大量生産においては、材料の厚さやハーフエッチン
グ深さの変動により、例えば赤外線加熱を用いて、余分
曲げ、次に角度まで戻すことが必要であるかも
しれない。
【0051】ロードポイント用タブの設計を決めるため
の計算の一例は次の通りである。
【0052】想定条件:ロードポイントがスライダの中
心から後行縁部に向かって0.127ミリ(0.005
インチ)偏位している。スライダの二分の一長さは1.
016ミリ(0.040インチ)である。(スライダの
端部からタブの端部までの)空隙は0.127ミリ
(0.005インチ)である、タブの基部の幅は1.4
73ミリ(0.058インチ)である。(基部からロー
ドポイントまでの)タブの長さLは 0.127ミリ(0.005インチ)+1.016ミリ
(0.040インチ)+0.127ミリ(0.005イ
ンチ)=1.27ミリ(0.050インチ)である。負
荷の力Fは3グラムである。
【0053】ロードポイントにおいて負荷の加えられた
ときの撓みは以下の式を用いて見つけることができる。
【数3】 但し、Iは慣性曲げモーメントである。
【0054】前述の想定条件を用いて式を解くことによ
り、ロードポイントでの負荷の加えられた状態は以下の
式を用いることにより見つけることができる。
【数4】
【数5】
【数6】前述の想定条件を用いて式(4)を解くと、
【0055】従って、もしタブの基部からロードポイン
ト用釦52までの距離の1/3の点において3.546
°の曲げをロードポイント用タブ50に対して実施する
とすれば、ロードポイント用釦52とスライダ48との
間の実際の接触点は、組立体が設計負荷条件下にあると
ジンバル・ビーム58の平面に概ね位置することが想定
できる。
【0056】さて、図4の(イ)を参照すれば、ロード
ポイント用タブ50の望ましい形状が図3の線4−4に
沿って視た詳細断面図によって示されている。ロードポ
イント用タブ50は約3.546°の角度でスライダ
(図示せず)の方向に曲げられていることが判る。この
曲げにより、スライダがスライダ取付けタブ46に取り
付けられ、組立体全体がディスク・ドライブの旋回して
いるディスクとの所期の関係に持って来られると、ロー
ドポイント用釦52の底部と、従ってスライダの上面と
はジンバル・ビーム58が占めている平面に概ね位置す
る。この関係は図4の(ロ)において最良に示され、ス
ライダ48はスライダ取付けタブ46に接着され、組立
体全体はディスク8に対する作動関係に持って来られて
いる。
【0057】同様に、ジンバル・ビームの剛性の種々特
性も計算することができる。想定条件: L(ジンバル・ビームの長さ)=2.692ミリ(0.
106インチ) r(ロードポイント用釦接点からジンバル・ビームの
行縁までの距離)=1.346ミリ(0.053イン
チ) w(一方のジンバル・ビームの幅)=0.254ミリ
(0.010インチ) t(ジンバル・ビームの厚さ)=0.0254ミリ
(0.001インチ) ジンバルの剛性は以下の式を用いて、種々の軸線におい
て計算しうる。
【数7】
【数8】
【数9】
【数10】
【数11】
【数12】
【0058】これらの剛性の数字を分析すると、ジンバ
ルは縦揺れ軸および横揺れ軸においては比較的に柔軟性
がありディスクの表面にある小さい変化に追従するに
は望ましく、一方揺れ軸線においては極めて剛性
る。その理由は、揺れにおいて柔軟性があるとヘッド
をトラック上の望ましい位置からずらせることになるか
らである。同様に、トラック横断方向剛性とトラックに
沿った方向の剛性とはトラック上での安定性を保つため
には極めて高い。
【0059】スティクション応力計算は1グラムのステ
ィクション応力に対して正規化されており、対象材料の
降伏応力限度は14,000kg/cm2 (200,0
00psi)程度であるので、ディスク・ドライブ全体
に対して全体的に致命的なスティクションの量のみがジ
ンバルを破断させることを注目すべきである。
【0060】また、本発明による可撓体においては、必
要な唯一のジンバルの形成はロードポイント用タブ50
における単一の曲げであることにも注目すべきである。
従来技術の可撓体は、ときには「えくぼ」と称されるロ
ードポイント突起をジンバルの接着面に形成することを
一般に要し、これはジンバル接着面の平坦度に常に影響
を与えてきた。さらに、従来技術の可撓体はジンバルの
接着面がくぼみの高さに等しい量だけ可撓体の休止位置
から面外となりうるようにある種の偏位形状を有する。
この面外形状はジンバル構造体に応力と歪みとを導入
し、ある場合には、ジンバルの亀裂も生じうる。そのよ
うな問題は本発明の可撓体においては全面的に介在しな
い。
【0061】本発明による可撓体のジンバルのさらに別
の利点はスライダ本体の重心とロードポイント突起の接
触点との間の距離が著しく低減したことである。ディス
ク・ドライブのヘッド位置決めアクチュエータにおいて
急速な加速が発生すると、浮姿勢に望ましくない変化
が起る。スライダのような要素の慣性が、そのような場
合に空気軸受に外部モーメントを発生させることがあ
。一般経験則では、これらのモーメントの大きさが、
スライダの重心とロードポイント突起の接触点との間の
距離に直接比例する。従来技術の可撓体においては、
軸線においてジンバルの剛性を最小とすべきなの
で、ロードポイントをスライダと接触させ、なお接触点
ジンバル・ビームと共平面にさせることは不可能であ
った。従来技術の可撓体はスライダとは反対の接着面の
形成したくぼみを用いてロードビームに対する接触
点を提供したが、これはロードポイントが少なくともく
ぼみの高さだけスライダからずれることを意味する。本
発明可撓体においては、ロードポイント用釦52が直
接スライダ48と接触している。
【0062】再び図2を参照すれば、本発明による可撓
体の剛性ビーム34は該可撓体の長手方向軸線31に対
して対称的であり、形状は全体的に台形であって、短い
方の台はジンバル/スライダ取付け領域32に隣接して
いる。剛性ビーム34の一般的な機能は一対の柔軟性ビ
ーム36によって発生される下方向の力をジンバル/ス
ライダ取付け領域32に伝達することである。そのた
め、剛性ビーム34は長手方向軸線31に沿った曲げと
長手方向軸線31の周りの捩れの双方に対して耐えるよ
う極めて剛性であることが重要である。
【0063】剛性ビーム34に高度の剛性に付与するた
めに、剛性ビーム34の材料は断面慣性モーメントを著
しく増大するように形成される。剛性ビーム34のテー
パ付き縁部に沿ってV字形の溝60が形成されており、
V字の頂点はスライダの方向に延びている。図5は図2
の線5−5に沿って視た前記溝60の中の1個の部分断
面図である。溝60は典型的には0.114ミリ(0.
045インチ)面からずれて形成されている。V字の遠
位縁部は62で示すように非成形材料の平面と概ね面一
でよい。曲げモーメントはジンバルから離れる方向に増
大し、従ってより強い断面慣性モーメントが望ましいの
で、V字形溝の遠位縁は非成形材料の平面を越えて延び
ることが有利な場合もある。そのような場合、溝の遠位
端は参照数字64で示す点に形成することができる。い
ずれの場合も、溝60の遠位端の正確な位置は可撓体の
外縁部をエッチングするために使用される工芸マスクに
よって決められる。
【0064】もしもV字形溝60の遠位縁を、従来技術
の可撓体において典型的であるように材料の面に対して
直角にエッチングしていないとすれば、さらに、たとえ
僅かでも断面慣性モーメントを増加させることができ
る。エッチングの間に2個の異なる工芸パターンを用い
ることにより、「面取りした」縁部をエッチングするこ
とができる。理想的には、この面取り角は、エッチング
された縁部が、形成後非成形材料の平面に対して概ね平
行となるようなものであるべきである。この方法が溝6
0の遠位縁において図5に示されている。図5におい
て、可撓体の材料の縁部そのものがハーフエッチングさ
れて「段」を形成しており、該段は溝60の形成後は非
成形材料の面66に対して概ね平行に位置する。この段
付き縁部が最大の「縁長さ」を提供し、剛性ビーム34
の剛性に寄与する。
【0065】溝の好適断面形状はV字形であるが、高度
の断面慣性モーメントを得るためにその他の形状を採用
しうることは直ちに明らかである。
【0066】剛性ビームの剛性をさらに増すには剛性ビ
ーム34の中心部分を面外に引き出すことによって達成
される。図2の平面図において、この補強領域68は若
干涙滴形状であり、剛性ビーム34のテーパと同じ方向
に向いているが、前記剛性領域に対して他の形状も容易
に考えることができる。補強領域68は溝60と概ね同
じ量だけ面外に引き出されている。
【0067】剛性ビーム34の剛性は、補強領域68の
引き出された材料の面積が非成形材料の面積と概ね等し
いと最適化される。これも図2の線5−5に沿って視た
部分断面図である図6に示すように、引き出された材料
とそうでない材料との間には、遷移領域70があり、こ
の領域は材料が成形されるとき歪みを受ける。遷移領域
70での亀裂を阻止するために、歪みレベルは当該材料
の引張強度の最大5%に抑えるべきである。この要件を
満足させる遷移領域70に対する最小長さxは以下の式
を用いることにより求めることができる。
【数13】 但し、xは遷移領域の長さで、dは材料が引き出される
面外距離である。
【0068】剛性ビーム34の縁部の溝60はまた、ス
ライダに装着したヘッドへ、かつそこから読取り/書込
み信号を搬送するワイヤ(図示せず)のための経路軌道
として作用する。図2から判るように、ジンバル/スラ
イダ取付け領域32に最も近い溝60の端部72が、溝
60の形成が始まるライン74に対して鋭角に形成され
ている。この角度はヘッドのためのワイヤを溝60へ導
きやすくする。
【0069】図7はスライダを取り付けた状態の本発明
可撓体のジンバル端の詳細斜視図である。変換器(図
示せず)へ、かつそこから読取り/書込み信号を搬送す
るワイヤ76がスライダ48に行面78上のスライダ
48に取り付けられ、可撓体の側部に沿って溝60へル
ープ状で導かれている。可撓体はその長手方向軸線に
いて称であるため、上方に面し、かつ下方に面した可
撓体がアクチュエータに対しては同じ側でワイヤ76を
担持できるようにして、前記信号をディスクへ、かつそ
こから搬送するpcc(図1の28)に接続しやすくす
る。
【0070】再び図2を参照すれば、台形の剛性ビーム
の大きい方の台には一対の柔軟性ビーム36が取り付け
られている。これらビーム36の一機能は低摩擦枢点あ
るいはヒンジとして作用することである。別の機能はス
ライダの空気軸受面の流体力学的持上げ力に反作用する
下方向の力を提供することである。好適実施例において
は、2個の柔軟性ビーム36はそれぞれ長さが2.54
ミリ(0.100インチ)、幅が1.016ミリ(0.
040インチ)である。2個の柔軟性ビームの外縁間の
距離は前記ビームの基部において5.08ミリ(0.2
00インチ)であって、この距離は、剛性ビーム34の
テーパと概ね等しい比率でジンバル/スライダ取付け領
域32の方向に減少している。2個の柔軟性ビーム36
の基部からロードポイント用釦(図3の52)までの距
離は15.494ミリ(0.610インチ)である。
【0071】前記の2個の柔軟性ビーム36は、ヘッド
/ジンバル組立体全体がディスクドライブに設置される
、スライダがディスクに向かって弾圧されるように
可撓体がエッチングされた後形成される。前記2個の柔
軟性ビーム36を形成する好適方法は、本発明の譲受人
に譲渡され、かつ参考のために本明細組み込ん
、1991年11月12日発行された米国特許第5,
065,268号に詳細に記載されている。
【0072】典型的な従来技術による可撓体/スライダ
組立体と、本発明によって作った可撓体/スライダ組立
体との比較では、本発明による可撓体は、可撓体/スラ
イダ取付け面とディスク面との間の間隔の低減に著しく
寄与することによりディスクとの間隔をより近接させる
ことができ、そのためドライブ全体高さを低くするか、
あるいは所定のパッケージ寸法内で追加のディスクを収
容することができる。従来技術による可撓体/スライダ
組立体においては、可撓体取付け面からディスクの表面
までの最小寸法は以下の厚さの数学的和である。 スライダ厚さ:0.4318ミリ(0.017インチ)±0.0254ミリ (0.001インチ) ジンバルのくぼみ高さ: 0.1397ミリ(0.0055インチ)±0.0127ミリ (0.0005インチ) ロードビームの厚さ: 0.0635ミリ(0.0025インチ)±0.06635ミリ (0.00025インチ) ─────────────────────────────────── 合 計 0.635ミリ(0.0250インチ)±0.04445ミリ (0.00175インチ)最悪の場合±0.029108ミリ (0.001146インチ) 3シグマ法
【0073】本発明による可撓体を用いれば、同じ最小
寸法は以下の厚さの和となる。 スライダ厚さ:0.4318ミリ(0.017インチ)±0.0254ミリ (0.001インチ) 可撓体の厚さ:0.0635ミリ(0.0025インチ)±0.00635ミリ (0.00025インチ) ─────────────────────────────────── 合 計 0.4953ミリ(0.0195インチ)±0.03175ミリ (0.00125インチ)最悪の場合±0.0261874ミリ (0.001031インチ) 3シグマ法
【0074】これらの数字から、本発明による可撓体は
この寸法を約22%低減するのみならず、最悪の場合の
公差エラーも著しく低減していることは明らかである。
【0075】また、本発明による可撓体は、ジンバルと
ロードビームの溶接の必要性が排除されているため製作
がより安価であることも明らかである。レーザ溶接機は
それ自体資本設備であり、処理能力の低い、高価なもの
であり、溶接過程のために個別の部材を整合させるには
高価で、かつ正確な固定具を必要とする。さらに、前述
のように、レーザ溶接による溶接は、固定具を歪ませ
品質レベルを低下させうる高度の残留応力を含んでい
る。
【0076】要約すれば、本発明による可撓体はディス
ク間の間隔を低減させ、ドライブの高さを低減するか、
あるいはドライブの能力を増加させ、一方コストを下
げ、ディスクドライブの精度を向上させることができ
る。
【0077】本発明の特定実施例を説明してきたが、例
えば材質、構成要素の比率、製作方法等多くの変更が可
能である。例えば、本発明による可撓体はベリリウム、
銅、あるいはチタニウムから作ることができ、可撓体は
面内曲げ共周波数を向上させるため比例的に広幅
き、あるいは可撓体は反応エッチングと共に打ち抜き加
工を行い領域の材料を低減させることができる。
【0078】本発明は目的を実行し、前述並びに固有の
目的や利点を達成するよう十分適合していることは明ら
かである。本発明の開示のために現在好適の実施例を説
明してきたが、当該技術分野の専門家には容易に想起さ
れ、特許請求の範囲に定義の本発明の精神に包含される
多くの変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が特に有用であるディスクドライブ式デ
ータ記憶装置の平面図。
【図2】本発明による可撓体の好適実施例の平面図。
【図3】図2に示す可撓体のジンバル部分の詳細図。
【図4】(イ)は本発明による可撓体のジンバル部分の
断面図。(ロ)はスライダに組み付けられ、ディスクと
の協働配置の本発明による可撓体のジンバル部分の断面
図。
【図5】本発明による可撓体の剛性ビーム部分の縁部の
形成状態を示す部分の断面図。
【図6】剛性を増すよう剛性ビームを形成したことを示
す部分断面図。
【図7】スライダ組立体に組み付けられた本発明による
可撓体の部分斜視図。
【符号の説明】
24 可撓体 26 スライダ 30 可撓体 31 中央軸線 32 ジンバル/スライダ取付け領域 34 剛性ビーム 36 柔軟性ビーム 38 可撓体取付け面 40,42 整合孔 44 開口 46 スライダ取付けタブ 48 スライダ 50 ロードポイント用タブ 52 ロードポイント用釦 54 偏位検出孔 56 スライダ整合検査孔 58 ジンバルフレーム

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録用のスライダと運動している磁
    気面との間の相対運動によって発生する流体軸受に対し
    て支持されたスライダ用の可撓体において、 A)可撓体を取付けプレートまたはヘッド位置決め支持
    アームに取り付けるための取付け面と、 B)第1と第2の端部を有する一対の柔軟性ビームであ
    って、第1の端部において前記取付け面に取り付けら
    れ、可撓体の長手方向中心線に対して概ね平行に位置
    し、スライダの流体軸受によって発生する流体力学的揚
    力に対して反作用する負荷力を提供するように形成され
    ている柔軟性ビームと、 C)前記柔軟性ビームの第2の端部に取り付けられた強
    化された剛性ビームであって、該剛性ビームの長さにわ
    たっての歪みが無視しうる程度で柔軟性ビームの負荷力
    をスライダに伝達する強い曲げ剛性を有している剛性ビ
    ームと、 D)前記柔軟性ビームの反対側で前記剛性ビームに取り
    付けられたジンバル部分であって、 前記取付け面、柔軟性ビーム、剛性ビームおよび前記ジ
    ンバル部分が全て第1の材料厚さを有する弾性材料の単
    一の連続片で形成され、 前記ジンバル部分は概ね長方形で、H字形の開口を有
    し、H字形の開口の2本の垂直の脚は可撓体の長手方向
    中心線に対して概ね平行で、前記H字形の横断方向部分
    が前記H字形の開口の2本の脚を接続しており、前記H
    字形の開口がその垂直の脚の外端と前記ジンバル部分の
    最外縁との間に一対のジンバルビームを画成しており、 前記H字形開口は、その垂直の脚の間で、かつ前記剛性
    ビームから最も遠い方の前記横断方向部分の側において
    スライダ取付けタブを形成しており、前記H字形開口は
    その垂直脚の間で、かつ剛性ビームに最も近い方の前記
    横断方向部分の側においてロードポイント用タブを画成
    しており、 前記ロードポイント用タブは前記第1の材料の厚さより
    小さい第2の材料の厚さを有し、また前記H字形開口の
    前記横断方向部分に近く隣接して位置したロード支持突
    起を有しているような前記ジンバル部分とを含むことを
    特徴とする可撓体。
  2. 【請求項2】 磁気面に磁気記録する組立体において、 可撓体であって、 A)前記可撓体を取付けプレートまたはヘッド位置決め
    支持アームに取り付ける取付け面と、 B)第1と第2の端部を有する一対の柔軟性ビームであ
    って、第1の端部において取付け面に取り付けられ、前
    記可撓体の長手方向中心線に対して概ね平行に位置し、
    スライダの流体軸受によって発生する流体力学的揚力に
    対して反作用する負荷力を提供するように形成されてい
    る柔軟性ビームと、 C)前記柔軟性ビームの第2の端部に取り付けられた強
    化された剛性ビームであって、 前記剛性ビームの長さに沿って無視しうる歪みでスライ
    ダに対して柔軟性ビームの負荷力を伝達する強い曲げ剛
    性を有している剛性ビームと、 D)柔軟性ビームとは反対側で前記剛性ビームに取り付
    けられたジンバル部分であって、 前記取付け面、柔軟性ビーム、剛性ビームおよび前記ジ
    ンバル部分が全て第1の材料厚さを有する弾性材料の単
    一の連続片で形成され、 前記ジンバル部分が概ね長方形であり、H字形の開口を
    有しH字形の開口の2本の垂直の脚が可撓体の長手方
    向中心線に対して概ね平行であり、前記H字形の開口の
    横断方向部分が前記H字形の開口の2本の垂直の脚を接
    続しており、 前記H字形の開口がその垂直の外端と前記ジンバル部分
    の最外縁との間に一対のジンバルビームを画成してお
    り、 前記H字形開口がその垂直の脚の間で、かつ前記剛性ビ
    ームから最も遠い方のH字形開口の前記横断方向部分の
    側においてスライダ取付けタブを画成しており、 前記H字形開口がその垂直の脚の間で、かつ剛性ビーム
    に最も近い方のH字形開口の前記横断方向部分の側にお
    いてロードポイント用タブを画成しており、 前記ロードポイント用タブが前記第1の材料の厚さより
    小さい第2の材料の厚さを有し、また前記H字形開口の
    前記横断方向部分に近く隣接して位置したロード支持突
    起を有しているような前記ジンバル部分とを含むような
    前記可撓体と、前記スライダ取付けタブに取り付けられ
    た空気軸受スライダとからなる組立体。
  3. 【請求項3】 ディスクドライブにおいて磁気ヘッドを
    支持する細長い可撓体において、 平坦な材料の単一片で形成された剛性ビーム部分とジン
    バル部分とを含み、前記ジンバル部分がさらにロードポ
    イント用タブを含み、前記ジンバル部分が前記ロードポ
    イント用タブ上の所望の位置にあって所望の形状を有
    し、スライダーの上面と接触するロードポイント用釦を
    含み、このロードポイント用釦はその所望の形状および
    位置を直接に囲む領域においてロードポイント用タブの
    前記平坦な材料の実質的に半分の厚さをエッチングする
    ことにより形成され、前記スライダーが、ロードポイン
    ト用タブと重なる領域においてロードポイント用釦のみ
    と接触することを特徴とする細長い可撓体。
  4. 【請求項4】 平坦な材料の単一片から形成される一体
    のジンバルを備えた細長いディスクドライブ式磁気ヘッ
    ド取付け可撓体において、 ロードビームと、 前記ロードビームと一体の第1のタブであってエッチ
    ング法により形成された一体の釦を有し、前記釦が前記
    可撓体の面に対して垂直なヘド方向に面している前記
    第1のタブと、 また前記ロードビームと一体であって前記第1のタブか
    ら長手方向に離隔され、前記ヘッド方向においてヘッド
    取付け面を提供する第2のタブと、 前記第1と第2のタブを接続する一対の部分的にエッチ
    ングされた長手方向のビームとを含むことを特徴とする
    可撓体。
  5. 【請求項5】 第1の側面およびこの第1の側面と反対
    側の第2の側面を有する、全体的に平坦な材料からディ
    スク・ドライブ式磁気ヘッド取付け可撓体を作る方法に
    おいて、 ロードポイント用タブ、スライダ取付けタブおよび接続
    ジンバルビームを画成するためにロードビームの端部に
    おいて前記材料にH字形パターンを貫通エッチングする
    段階と、 ロードポイント用釦が非エッチング状態で留まるように
    まずロードポイント用タブ上のロードポイント用釦の領
    をマスクした後第1の側面からロードポイント用タブ
    をハーフエッチングする段階と、の側面から前記接続ジンバルビームをハーフエッチ
    ングする段階を含むことを特徴とする可撓体を作る方
    法。
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