JP3815094B2 - ヘッドアセンブリ及びディスク装置 - Google Patents

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    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に複数のパッドを有する磁気ヘッドスライダを具備した磁気ヘッドアセンブリに関し、特に磁気ディスク装置起動時の磁気ヘッドスライダの吸着(スティクション)障害を防止するようにした磁気ヘッドアセンブリに関する。
【0002】
近年、コンピュータ用外部記憶装置の一種である磁気ディスク装置の小型化及び大容量化が望まれている。磁気ディスク装置の大容量化のためには、スピンドルに取り付けられる磁気ディスクの枚数を増やすのが1つの方法であり、これに伴い最近の磁気ディスク装置ではディスクの実装間隔は小さくなってきている。
【0003】
最近の磁気ディスク装置ではコンタント・スタート・ストップ(CSS)方式の浮上型磁気ヘッドスライダが用いられることが多い。CSS方式の浮上型磁気ヘッドスライダでは、装置停止時には磁気ヘッドスライダが磁気ディスクに接触し、情報の記録再生時には高速回転する磁気ディスク表面に発生する空気流によって、磁気ヘッドスライダが磁気ディスク表面と微小間隙を保って浮上する。
【0004】
CSS方式の浮上型磁気ヘッドスライダにおいては、磁気ディスク表面に発生する空気流を受けるスライダに電磁トランスデューサ(磁気ヘッド素子)が組み込まれており、磁気ヘッドスライダはサスペンションにより支持されている。
【0005】
よって、電磁トランスデューサの組み込まれた磁気ヘッドスライダは、磁気ディスクの回転が停止しているときには磁気ディスク表面に接し、磁気ディスクが回転すると、回転によって発生する空気流を空気ベアリング表面に受けて浮上する。
【0006】
その結果、磁気ヘッドスライダに組み込まれた電磁トランスデューサはサスペンションにより支持されながら磁気ディスク表面を移動し、所定のトラックへ情報の記録再生を行う。
【0007】
【従来の技術】
従来より浮上型磁気ヘッドスライダを採用した磁気ディスク装置では、磁気ヘッドスライダのディスク対向面の左右両端に一対のレールが設けられている。各レールは平坦な空気ベアリング表面を有している。
【0008】
更に、各レールの空気流入端側にはテーパ面が設けられており、磁気ディスクの高速回転により発生した空気流を空気ベアリング表面で受けてスライダが浮上し、磁気ディスク表面と電磁トランスデューサとの間の微小間隔を安定に維持している。
【0009】
この方式は高い浮上安定性と微小な浮上量(サブミクロン)を確保できる反面、ディスクの回転停止時にはディスクにスライダのレール面(空気ベアリング表面)が接触し、磁気ディスク装置の起動時と停止時にディスクと空気ベアリング表面の摺動が起こる。
【0010】
このため、磁気ディスクの表面粗さを小さくすると、磁気ディスクの回転停止時における磁気ヘッドスライダの接触面と磁気ディスク表面との間の接触面積が大きくなり、磁気ディスク装置の回転起動時に、磁気ヘッドスライダと磁気ディスク間で吸着障害を起こしてしまう。
【0011】
吸着障害を回避するために従来は、磁気ディスクの表面粗さを適当な大きさにしていたが、高記録密度の要求に伴う磁気ヘッドスライダの浮上量の低減のため、磁気ディスクの表面粗さをより小さくする必要性が高まってきている。
【0012】
一般的に、磁気ディスクの記録層上にはカーボン等の硬い材料からなる保護膜と、保護膜の摩擦・磨耗を低減してディスクの耐久性を向上させるための潤滑層が形成されている。潤滑層の存在により保護膜の摩擦・磨耗は低減するが、一方で装置停止時にディスクとスライダとの吸着が起こり、起動しない場合が生じてくる。
【0013】
近年の情報量の増大に伴い、磁気ディスク装置の高密度化・大容量化及び小型化の進展は著しく、小型化に伴うスピンドルモータのトルクの減少や、高密度化のためのディスク表面の平滑化により、吸着問題の発生は動作不良の原因として大きくクローズアップされてきている。
【0014】
この吸着の問題を防止するために、スライダ浮上面(空気ベアリング表面)に複数個のパッド(突起)を設けることにより、スライダと磁気ディスク表面間の接触面積を小さく抑える技術が提案されている(例えば特開平10−269736号参照)。
【0015】
このような複数個のパッドを有する磁気ヘッドスライダをステンレス鋼製のサスペンションの先端部に搭載して磁気ヘッドアセンブリを組み立てるが、従来はサスペンションのバネ荷重を印加する荷重点を磁気ヘッドスライダの重心位置に一致させるように、磁気ヘッドスライダをサスペンションの先端部に搭載していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
現在ではスピンドルを回転させるスピンドルモータとして、ホール素子を使用しない3相ホールレスモータが一般的に使用されている。CSS方式の磁気ディスク装置においては、上述したように装置の電源がオフになると磁気ヘッドスライダが磁気ディスクに接触して停止する。
【0017】
装置再起動時には、3相コイルのうちいずれか1相に電流を流し、永久磁石とコイルを位置決めする。このとき磁石とコイルとの停止時における位置関係により、モータは正転又は逆転して、約60°程度回転して位置決めされる。位置決め後は、各相に流す電流を切替え制御することにより、モータは連続的に正転される。
【0018】
このように装置停止時におけるコイルと永久磁石との位置関係により、モータの回転方向が決定されるため、約50%の確率でモータの逆転が起こることになる。空気ベアリング表面にパッドの形成された磁気ヘッドスライダの場合、モータの逆転が起こると以下のような問題が発生することが判明した。
【0019】
図1を参照して、この問題を説明する。図1は磁気ヘッドスライダ2が磁気ディスク4上にパークした状態の概略側面図を示している。矢印R1は磁気ディスク4の正回転方向を、R2は逆回転方向をそれぞれ示している。
【0020】
空気流入端側のパッド6は流入端近傍に形成されているが、ヘッド素子(トランスデューサ)が形成された側の空気ベアリング表面上に形成された空気流出端側のパッド8はヘッドスライダ2の長手方向の概略中央部分に形成されている。
【0021】
これは磁気ヘッドスライダ2浮上時に、ヘッド素子と磁気ディスク4との間隔をなるべく小さくしてスペーシングロスを抑えているが、パッド8が最小浮上高さから突き出ないようにするためである。
【0022】
スライダ2の重心10回りのモーメントを考えると、スピンドルが正回転するときは図で時計回り方向(空気流入端側のパッド6を押し付ける方向)のモーメントM1が発生する。
【0023】
この場合は、空気流入端側のパッド6からスライダ2のエッジまでのオーバーハングが小さいため、スライダエッジが磁気ディスク4の表面と接触することはない。
【0024】
しかし、ホールレスモータの位置決め時にスピンドルが逆回転する場合は、図で反時計回り方向(空気流出端側のパッド8を押し付ける方向)のモーメントM2が発生する。
【0025】
図示するように空気流出端側のパッド8からスライダエッジまでのオーバーハングが大きいため、スライダエッジが磁気ディスク4表面と接触する現象を生じ、摩擦力が増加してスピンドルが回らなくなるという問題を生じてしまう。
【0026】
よって、本発明の目的は、スピンドルモータが装置起動時に逆回転した場合にも、ヘッドと記録媒体との間の摩擦力が増加することのないヘッドアセンブリを提供することである。
【0027】
本発明の他の目的は、平滑媒体と組み合わせてヘッド素子と媒体との間のスペーシングを小さくすることにより、記録密度が向上可能なディスク装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、起動時に逆回転が起り得るホールレスモータでスピンドルを回転させるディスク装置のヘッドアセンブリであって、バネ荷重を発生するR曲げ部を有するサスペンションと、前記サスペンションに接合された補強板と;前記サスペンションと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジンバルと;前記ジンバルのスライダ搭載部上に搭載されたCSS方式の浮上型ヘッドスライダと;前記ジンバルのスライダ搭載部に圧接して前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加する前記補強板に形成されたピボットとを具備し;前記ヘッドスライダは空気ベアリング表面と、空気流入端と、空気流出端とを有しており;前記空気ベアリング表面上には複数パッドが形成され、該複数のパッドは流入端近傍に形成されたパッドとヘッドスライダの長手方向の概略中央部分に形成されたパッドとを含み;前記ピボットは前記ヘッドスライダの重心位置より空気流入端側にオフセットした位置で前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加することを特徴とするヘッドアセンブリが提供される。
【0030】
好ましくは、サスペンションのバネ荷重の荷重点を複数のパッドの重心位置に概略一致させる。あるいは、荷重点を空気流入端近傍に設けられた一対のパッドのスライダ長手方向位置に概略一致させる。
【0031】
本発明の他の側面によると、ディスク装置であって、ハウジングと;前記ハウジングに回転可能に取り付けられたスピンドルと;前記スピンドルに固定されたディスクと;前記スピンドルを回転させる起動時に逆回転が起り得るホールレスモータと;前記ディスクに対してデータをリード/ライトするヘッド素子を有するCSS方式の浮上型ヘッドスライダと;前記ヘッドスライダをディスクのトラックを横切って移動させるアクチュエータとを具備し;前記アクチュエータは、前記ハウジングに回転可能に取り付けられたアクチュエータアームと;前記アクチュエータアームの先端部に搭載されたヘッドアセンブリとを具備し;前記ヘッドアセンブリは、基端部が前記アクチュエータアームの先端部に固定された、バネ荷重を発生するR曲げ部を有するサスペンションと;前記サスペンションに接合された補強板と;前記サスペンションと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジンバルと;前記ジンバルのスライダ搭載部上に搭載された前記ヘッドスライダと;前記ジンバルのスライダ搭載部に圧接して前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加する前記補強板に形成されたピボットとを含み;前記ヘッドスライダは空気ベアリング表面と、空気流入端と、空気流出端とを有しており、前記空気ベアリング表面上には複数パッドが形成され、該複数のパッドは流入端近傍に形成されたパッドとヘッドスライダの長手方向の概略中央部分に形成されたパッドとを含み;前記ピボットは前記ヘッドスライダの重心位置より空気流入端側にオフセットした位置で前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加することを特徴とするディスク装置が提供される。
【0033】
【発明の実施の形態】
図2を参照すると、カバーを外した状態の磁気ディスク装置の斜視図が示されている。ベース12にはシャフト14が固定されており、このシャフト14回りにホールレススピンドルモータにより回転駆動される図示しないスピンドルハブが設けられている。
【0034】
スピンドルハブには磁気ディスク16とスペーサ(図示せず)が交互に挿入され、ディスククランプ18を複数のネジ20によりスピンドルハブに締結することにより、複数枚の磁気ディスク16が所定間隔離間してスピンドルハブに取り付けられる。
【0035】
符号22はアクチュエータアームアセンブリ24と磁気回路26とから構成されるロータリーアクチュエータを示している。アクチュエータアームアセンブリ24は、ベース12に固定されたシャフト28回りに回転可能に取り付けられている。
【0036】
アクチュエータアームアセンブリ24は一対の軸受を介してシャフト28回りに回転可能に取り付けられたアクチュエータブロック30と、アクチュエータブロック30から一方向に伸長した複数のアクチュエータアーム32と、各アクチュエータアーム32の先端部に固定されたヘッドアセンブリ34とを含んでいる。
【0037】
各ヘッドアセンブリ34は磁気ディスク16に対してデータのリード/ライトをする磁気ヘッド素子(電磁トランスデューサ)を有するヘッドスライダ36と、先端部にヘッドスライダ36を支持しその基端部がアクチュエータアーム32に固定されたサスペンション38を含んでいる。
【0038】
シャフト28に対してアクチュエータアーム32と反対側には図示しないコイルが支持されており、コイルが磁気回路26のギャップ中に挿入されて、ボイスコイルモータ(VCM)40が構成される。
【0039】
符号42は磁気ヘッド素子に書き込み信号を供給したり、磁気ヘッド素子からの読み取り信号を取り出すフレキシブルプリント配線板(FPC)を示しており、その一端がアクチュエータブロック30の側面に固定されている。
【0040】
図3(A)は本発明第1実施形態のヘッドアセンブリ34の斜視図を示しており、図3(B)はその縦断面図を示している。
【0041】
ステンレス鋼から形成されたサスペンション38はバネ部38aと、剛体部38bを含んでいる。サスペンション38の剛体部38bには補強板44がスポット溶接されている。
【0042】
ヘッドアセンブリ34の全長は16.0mmであり、最大幅はスペーサ部で4.4mmである。サスペンション38の厚さは22μmであり、その重さは2.4mgである。
【0043】
サスペンション38の先端部にはジンバル46が一体的に形成されている。即ち、サスペンション38の先端部に形成されたスリット48がジンバル46を画成している。ジンバル46上には磁気ヘッドスライダ36が接着剤等により固定されている。
【0044】
サスペンション38の基端部にはヘッドアセンブリ34をアクチュエータアーム32に固定するためのスペーサ52がスポット溶接により固定されている。
【0045】
補強板44の先端部に形成されたピボット50の先端がジンバル36のスライダ搭載面の裏面に接触して、磁気ヘッドスライダ36を支持している。補強板44の全長は5.0mm、最大幅は2.0mm、厚さは30μmであり、重さは1.4mgである。
【0046】
ピボット50の高さは50μmである。磁気ヘッドスライダ36は長さ1.2mm、幅1.0mm、高さ0.3mm、重さ1.6mgである。
【0047】
図3(B)に示されるように、ジンバル46はピボット50によりサスペンション38表面から僅かばかり上昇されているため、アンロード状態においてFの与圧がジンバル46に印加されている。ジンバル46はサスペンション38と概略並行に保たれている。
【0048】
ヘッドアセンブリ34を磁気ディスク装置に組み込むにあたっては、図10に示すようにバネ部38aにR曲げ加工を施す。このバネ部38aのR曲げ加工により、ヘッドアセンブリ34が磁気ディスク装置に組み込まれた状態では、磁気ヘッドスライダ36にはバネ部38aのバネ荷重がピボット50を介して印加される。即ち、ピボット50の先端がバネ荷重の荷重点となる。
【0049】
図3(A)に示すように、サスペンション38上には一対のリードライン56,58からなるMR配線パターン54と、同じく一対のリードライン62,64からなるコイル配線パターン60が印刷により形成されている。各リードライン56,58,62,64は主に銅からなり、銅の上にニッケルを介して金が蒸着されている。
【0050】
リードライン56,58のそれぞれの一端は磁気ヘッドスライダ36の磁気抵抗効果素子(MR素子)の端子にそれぞれ金ボール66によりボンディング接続されている。一方、リードライン62,64のそれぞれの一端は磁気ヘッドスライダ36のコイルにそれぞれ金ボール68によりボンディング接続されている。
【0051】
サスペンション38のサイドエッジからタブ70が垂れ下がっており、このタブ70上に4個の端子72,74,76,78が形成されている。各端子72,74,76,78はそれぞれリードライン56,58,62,64に接続されている。
【0052】
図4を参照すると、本実施形態のヘッドアセンブリ34に使用される磁気ヘッドスライダ36の平面図が示されている。スライダ36の媒体対向面には一対のレール80,82が形成されている。各レール80,82はそれぞれディスク回転時の浮上力を発生するための平坦な空気ベアリング表面80a,82aを有している。
【0053】
各レール80,82の空気流入端側にはテーパ面80b,82bがそれぞれ形成されている。一対のレール80,82の間には一旦圧縮された空気を膨張させて負圧を発生させる溝86が画成されている。
【0054】
レール80が位置するスライダ36の空気流出端にはヘッド素子88が形成されている。一対のレール80,82の空気流入端側にはセンターレール84が形成されている。
【0055】
各レール80,82の幅を流入端及び流出端側で広く、中間部分で細く形成することにより、ヨー角変化による浮上変動を抑えている。また、流入端にテーパ面80b,82bを形成することによって、塵埃付着時の浮上変動を抑制することができる。
【0056】
レール80の空気ベアリング表面80a上にはパッド90,92が形成されており、レール82の空気ベアリング表面82a上にはパッド94,96が形成されている。各パッド90,92,94,96は例えばダイヤモンドライクカーボン(DLC)から形成される。
【0057】
空気流入端側のパッド90,94はヘッドスライダ36の長手方向に整列し、空気ベアリング表面80a,82aからテーパ面80b,82bにかけて形成されている。
【0058】
一方、空気流出端側のパッド92,96はスライダ浮上時に最小浮上位置から飛び出さないようにしなければならないため、図に示すような位置に形成されている。
【0059】
ヘッド素子88側のパッド92がパッド96よりもよりレールの長手方向中央部分に形成されているのは、ヘッド素子88側のレール80の浮上高さが反対側のレール82の浮上高さよりも低く設計されているからである。即ち、レール80の幅をレール82の幅に比較して狭く設計することにより、ヘッドスライダ浮上時の浮上高さをレール80側で小さくすることができる。
【0060】
図5(A)及び図5(B)を参照すると、ヘッドスライダ36の浮上姿勢が示されている。即ち、ヘッドスライダ36はヘッド素子88がなるべく最小浮上位置に近くなるように図5(A)のピッチ角と図5(B)のロール角を持つように設計され、且つ各パッド90,92,94,96が下線で示した最小浮上高さ98より飛び出さないように各パッドの位置及びパッドの高さが決められている。
【0061】
ここで、ピッチ角とは図5(a)に示すように、スライダ浮上状態におけるスライダの長手方向と最小浮上高さとのなす角であり、ロール角とは図5(B)に示すように、スライダ浮上状態におけるスライダ横方向と最小浮上高さとのなす角度である。
【0062】
再び図4を参照すると、従来のヘッドアセンブリではサスペンションのバネ荷重の荷重点がヘッドスライダ36の重心G1に一致するように、ヘッドスライダ36をサスペンションに搭載していた。
【0063】
この場合、上述したように装置起動時にホールレススピンドルモータが逆回転すると、ヘッドスライダ36の空気流出端エッジが磁気ディスク表面に接触してしまうという問題があった。
【0064】
よって、本実施形態ではサスペンション38のバネ部38aの荷重点をスライダ36の重心位置G1よりも空気流入端側になるようにジンバル46に固定されたヘッドスライダ36に対するピボット50の位置を設定する。
【0065】
このようにピボット50の位置を設定することにより、図1で示したスピンドル逆回転により発生するスライダの重心回りのモーメントM2を打ち消す方向のモーメントが与えられるため、スライダの空気流出端エッジが磁気ディスク表面に接触するのを防止できる。
【0066】
好ましくは、荷重点をパッド90,92,94,96の重心位置G2と一致させる。これにより各パッドに平均的に荷重がかかるため、パッドの片当りによる異常磨耗等が生ずることがなく、CSSによるパッドの磨耗量を小さくすることができ、安定した浮上立ち上がり特性を得ることができる。
【0067】
代案として、荷重点をスライダの長手方向中心線上で空気流入端側パッド90,94のスライダ長手方向位置Fとを一致させてもよい。このように荷重点を空気流入端近傍に移動することにより、スライダの空気流出端エッジが磁気ディスク表面に接触するのを有効に防止することができる。本実施形態では、荷重点はスライダ36に対するピボット50の位置により決定される。
【0068】
図6に示されるように、磁気ヘッドスライダ36は導電性基板100と、該導電性基板100上に積層された例えばアルミナ(Al23)からなる非磁性絶縁層102を有している。
【0069】
非磁性絶縁層102内には、例えばニッケル−鉄(Ni−Fe)から形成された第1及び第2磁気シールド104,106が埋め込まれている。第1及び第2磁気シールド104,106はヘッドスライダ36の先端面(媒体対向面)110に再生分解能を向上させるためのギャップ108を画成している。
【0070】
ギャップ108内には一端がヘッドスライダ36の先端面110に露出した、例えばニッケル−鉄(Ni−Fe)から形成された磁気抵抗効果素子(MR素子)112が埋め込まれている。
【0071】
特に図示しないが、磁気抵抗効果素子112の一対の端子にはセンス電流源が接続されており、磁気抵抗効果素子112にはセンス電流源から一定のセンス電流が供給される。
【0072】
符号116は一端がヘッドスライダ36の先端面110から露出し他端が第2磁気シールド106に結合した磁極であり、磁極116と第2磁気シールド106の結合部を概略中心として導体コイル114が巻回されている。
【0073】
コイル114に記録すべき情報で変調された電流を流すことにより、電流値に応じた磁界が誘導されて磁気ディスク16の記録トラックに情報を磁気的に記録することができる。
【0074】
磁気ディスク16に記録された情報の読み出しには磁気抵抗効果素子112を利用する。即ち、磁気ディスク16の記録トラックからの信号磁束はヘッドスライダ36内に受け入れられ、磁気抵抗効果素子112に流入し、磁気抵抗効果素子112を磁化させる。磁気抵抗効果素子112を通過した磁束は第1及び第2磁気シールド104,106に吸収される。
【0075】
磁気抵抗効果素子112は信号磁束の大きさの変化に応じて、その抵抗値が変化する。磁気抵抗効果素子112にはセンス電流源から一定のセンス電流が供給されているので、抵抗値の変化に応じて一対の端子間の電圧が変化し、磁気ディスク16に記録された情報を電圧信号として再生することができる。
【0076】
図7(A)は第1実施形態のヘッドアセンブリ34の詳細平面図を示しており、図7(B)はその側面図を示している。更に、図8は第1実施形態のヘッドアセンブリ34の詳細裏面図を示している。
【0077】
図7(A)においては、MR配線パターン54及びコイル配線パターン60は省略されている。これらの配線パターンは絶縁膜118で覆われている。
【0078】
図7(A)に示されるように、補強板44の先端部には一対の貫通穴120が形成されている。スリット48を通してこれらの貫通孔120を目視できるため、これらの貫通穴120は磁気ヘッドスライダ36をジンバル46上に搭載するときの位置決めの基準となる位置決め穴として利用される。
【0079】
ヘッドアセンブリ34の組立に際しては、位置決め穴120を画像認識することにより、磁気ヘッドスライダ36をジンバル46の所定位置に組立ロボットで自動的に搭載する。貫通穴120に代えて突起を設けるようにしてもよい。
【0080】
図7(B)及び図8に示すように、補強板44の裏面にはダンパー材122が接着されている。このダンパー材122は例えば両面接着テープであり、ヘッドアセンブリ34のバランスを向上している。
【0081】
図9(A)を参照すると、本発明第2実施形態のヘッドアセンブリ34´の平面図が示されている。図9(B)はその側面図である。ステンレス鋼製のサスペンション38´の先端部には例えばサスペンション38´をエッチングすることによりジンバル126が一体的に形成されている。
【0082】
サスペンション38´上には上述した第1実施形態と同様にMR配線パターン及びコイル配線パターンが形成されており、これらの配線パターンは絶縁膜118´により覆われている。
【0083】
サスペンション38´の基端部にはスペーサ52´がスポット溶接により固定されている。サスペンション38´の両側部にはスペーサ38´に剛性を付与するためのリブ124が形成されている。スペーサ38´の裏面には両面接着テープからなるダンパー材122が接着されている。
【0084】
図10を参照すると、R曲げを施した後の第2実施形態のヘッドアセンブリ34´の側面図が示されている。ヘッドアセンブリ34´を磁気ディスク装置に組み込むにあたっては、バネ部38aにR曲げを施した後、ヘッドアセンブリ34´を磁気ディスク装置に組み込むようにする。
【0085】
このR曲げの角度θ1は磁気ヘッドスライダ36がディスクに拘束されない自由状態で約10°である。バネ部38aのR曲げにより、ヘッドアセンブリ34´を磁気ディスク装置に組み込むと磁気ヘッドスライダ36が磁気ディスクに圧接するため、磁気ヘッドスライダ36にバネ荷重が印加される。
【0086】
このバネ荷重の荷重点は、ジンバル126の首部128に加えられる先端首曲げ角度θ2により決定される。従来のヘッドアセンブリでは、荷重点がヘッドスライダ36の重心位置に一致するようにこの先端首曲げ角度θ2を調整していた。
【0087】
本実施形態のヘッドアセンブリ34では、この先端首曲げ角度θ2を従来よりも大きくすることにより、荷重点をヘッドスライダ36の空気流入端側にシフトしている。
【0088】
例えば、先端首曲げ角度θ2を3.45°に設定すると、荷重点をヘッドスライダ36に形成された複数のパッドの概略重心位置に一致させることができる。第1実施形態と同様に、荷重点をスライダ36の長手方向中心線上で空気流入端側パッドのスライダ長手方向位置に概略一致させるようにしてもよい。
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば、起動時にホールレススピンドルモータが逆回転した場合にも、スライダの空気流出端エッジがディスク表面に接触するのを防止することができ、負荷の増加によりスピンドルモータが回転しなくなるのを確実に防止することができる。
【0090】
よって、平滑なディスク媒体と組み合わせてヘッドと媒体との間のスペーシングを小さくすることができるため、ディスク装置の高記録密度化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の問題点説明図である。
【図2】カバーを外した状態の磁気ディスク装置の斜視図である。
【図3】図3(A)は本発明第1実施形態のヘッドアセンブリの平面図であり、図3(B)はその縦断面図である。
【図4】ヘッドスライダの平面図である。
【図5】図5(A)はヘッドスライダ浮上状態のピッチ角を示す図であり、図5(B)はヘッドスライダ浮上状態のロール角を示す図である。
【図6】MRヘッド部分断面図である。
【図7】図7(A)は本発明第1実施形態の詳細平面図であり、図7(B)はその側面図である。
【図8】本発明第1実施形態の詳細裏面図である。
【図9】図9(A)は本発明第2実施形態のヘッドアセンブリの平面図であり、図9(B)はその側面図である。
【図10】バネ部にR曲げを施した後の第2実施形態側面図である。
【符号の説明】
16 磁気ディスク
22 ロータリーアクチュエータ
32 アクチュエータアーム
34 ヘッドアセンブリ
36 ヘッドスライダ
38 サスペンション
44 補強板
46 ジンバル
50 ピボット
52 スペーサ
80,82 レール
80a,82a 空気ベアリング表面
88 ヘッド素子
90,92,94,96 パッド
θ1 R曲げ角度
θ2 先端首曲げ角度

Claims (4)

  1. 起動時に逆回転が起り得るホールレスモータでスピンドルを回転させるディスク装置のヘッドアセンブリであって、
    バネ荷重を発生するR曲げ部を有するサスペンションと;
    前記サスペンションに接合された補強板と;
    前記サスペンションと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジンバルと;
    前記ジンバルのスライダ搭載部上に搭載されたCSS方式の浮上型ヘッドスライダと;
    前記ジンバルのスライダ搭載部に圧接して前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加する前記補強板に形成されたピボットとを具備し;
    前記ヘッドスライダは空気ベアリング表面と、空気流入端と、空気流出端とを有しており;
    前記空気ベアリング表面上には複数パッドが形成され、該複数のパッドは流入端近傍に形成されたパッドとヘッドスライダの長手方向の概略中央部分に形成されたパッドとを含み;
    前記ピボットは前記ヘッドスライダの重心位置より空気流入端側にオフセットした位置で前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加することを特徴とするヘッドアセンブリ。
  2. 前記ピボットにより前記ヘッドスライダにバネ荷重を印加する荷重点が、前記複数のパッドの重心位置に概略一致する請求項1記載のヘッドアセンブリ。
  3. 前記複数のパッドのうち一対は前記ヘッドスライダの空気流入端近傍に形成されており、前記ヘッドスライダにバネ荷重を印加する荷重点が前記一対のパッドのヘッドスライダ長手方向位置に概略一致する請求項1記載のヘッドアセンブリ。
  4. ディスク装置であって、
    ハウジングと;
    前記ハウジングに回転可能に取り付けられたスピンドルと;
    前記スピンドルに固定されたディスクと;
    前記スピンドルを回転させる起動時に逆回転が起り得るホールレスモータと;
    前記ディスクに対してデータをリード/ライトするヘッド素子を有するCSS方式の浮上型ヘッドスライダと;
    前記ヘッドスライダをディスクのトラックを横切って移動させるアクチュエータとを具備し;
    前記アクチュエータは、前記ハウジングに回転可能に取り付けられたアクチュエータアームと;
    前記アクチュエータアームの先端部に搭載されたヘッドアセンブリとを具備し;
    前記ヘッドアセンブリは、基端部が前記アクチュエータアームの先端部に固定された、バネ荷重を発生するR曲げ部を有するサスペンションと;
    前記サスペンションに接合された補強板と;
    前記サスペンションと一体的に形成され、スライダ搭載部を有するジンバルと;
    前記ジンバルのスライダ搭載部上に搭載された前記ヘッドスライダと;
    前記ジンバルのスライダ搭載部に圧接して前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加する前記補強板に形成されたピボットとを含み;
    前記ヘッドスライダは空気ベアリング表面と、空気流入端と、空気流出端とを有しており;
    前記空気ベアリング表面上には複数パッドが形成され、該複数のパッドは流入端近傍に形成されたパッドとヘッドスライダの長手方向の概略中央部分に形成されたパッドとを含み;
    前記ピボットは前記ヘッドスライダの重心位置より空気流入端側にオフセットした位置で前記ヘッドスライダに前記サスペンションのバネ荷重を印加することを特徴とするディスク装置。
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