JP3045095B2 - 磁気ヘッド支持機構及びこれを有する磁気ディスク装置の組立方法 - Google Patents
磁気ヘッド支持機構及びこれを有する磁気ディスク装置の組立方法Info
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Description
構及びこれを有する磁気ディスク装置の組立方法に係
り、特に浮上型若しくは接触型の磁気ヘッドを支持する
ための磁気ヘッド支持機構及びこれを有する磁気ディス
ク装置の組立方法に関する。
気ヘッド支持機構(サスペンション)としては、磁気ヘ
ッドを搭載したスライダを支持するフレクシャ部材と、
このフレクシャ部材を保持しスライダに押圧荷重を付与
するロードビームと、このロードビームをポジショナ機
構に接続するためのスペーサマウントから構成されてい
る。
的にスライダは磁気ディスク(記録媒体)の高速回転に
より生じる空気粘性流を、磁気ディスクに対向する側に
設けられたABS(Air Bearing Surface) 面で受け
て、空気膜が形成されることにより磁気ディスク上を数
十〔nm〕の微小隙間を有して浮揚する。
維持するためには、フレクシャ部材のスライダ支持剛性
(ロール/ピッチ剛性)を抑制して、浮上運動の柔軟性
を確保しておく必要がある。
スの高速化を実現するためには、磁気ヘッドの高速且つ
高精度な位置決め動作が不可欠であり、ロータリーアク
チュエータ方式(Voice Coil Motorによる磁気ヘッド支
持機構の円弧運動により磁気ヘッドを移動させるポジシ
ョナ機構:図17参照)のインライン型磁気ヘッド支持
機構(インライン型:ロードビーム長手方向軸に対して
スライダ長手方向軸が平行になるように配置した磁気ヘ
ッド支持機構)では、長手方向軸に直交する方向(シー
ク方向)に高い剛性を持つことが要求されている。
化し、振動特性の改善を図った従来例としては、スライ
ダに押圧荷重を付与するための荷重曲げ部を除いたロー
ドビーム中位に、リブ118aを貼り付けたもの(図2
3:特開平6−28801号公報)や、荷重曲げ部にリ
ブ118b,118cを貼り付けたもの(図24,図2
5:特開昭62−222472号公報)などがあり、ま
た荷重曲げ部にも左右両側にフランジ部118dを設け
ている例(図26:特開昭62−222472号公報)
もある。
機構の一例を図18に示す。図中、符号102はロード
ビーム,符号103はフレクシャ部材,符号104はス
ライダ,符号105はスペーサマウント,符号106は
フランジ,符号107は荷重曲げ部,符号108は磁気
ヘッド,符号109はピボットである。
ント105において図示せぬポジショナ機構に接続さ
れ、磁気ディスク(図17参照)の指定トラックへ位置
決め動作が行われる。また、ロードビーム102の荷重
曲げ部107には、図19(a)に示すように、塑性変
形が施されており、スライダ104を磁気ディスク(記
録媒体D)上に組み込んだときに、スライダ104へ所
定の押圧荷重を付与する構造となっている(図19
(b)参照)。
流による浮力との釣り合い位置において、スライダ10
4は磁気ディスク(記録媒体)上を浮揚する。このよう
な磁気ヘッド支持機構のフレクシャ部材103には、図
20(a)に示すように、スライダ担持部材103に所
定のピボット109を有して、スライダ104を点支持
するピボット構造と、図20(b)に示すように、フレ
クシャ部材103Aとロードビーム102Aを一体形成
してピボットを排し、スライダ104を面支持するピボ
ットレス構造の2種類がある。
構造が主流であったが、磁気ディスク装置の小型化や高
速化の進展に伴い、複数の磁気ディスクの相互間に磁気
ヘッド支持機構を組み付ける場合の利便性や、磁気ディ
スク装置が作動している間の動的振動特性に優れるピボ
ットレス構造のフレクシャ部材も多く採用されるように
なってきた。
したMR(Magneto Resistive) ヘッドの搭載等を考慮
して、図21に示すように、多数本の信号線116Bが
ロードビーム100Bの表面に薄膜形成された配線一体
型サスペンションなども提案されている。この配線一体
型サスペンションは、パターン加工の都合上フレクシャ
部材110Bとロードビーム100Bは一体構成となっ
ている必要があるため、配線一体型サスペンションでも
ピボットレス構造が利用されている。
積層した磁気ディスク装置に対し、HGA(Head Gimba
l Assembly)を組み込む場合には、所定のクランプ治具
等によって、たわみを規制された複数の磁気ヘッド支持
機構からなる磁気ヘッド組立体に、専用の磁気ヘッド挿
入用治具(アッセー治具)をあて、ロードビームをさら
に撓ませてクランプ治具を解放し、その状態のまま磁気
ヘッドを磁気ディスク上に移動して、しかる後に磁気ヘ
ッド挿入用治具を抜き去ってロードビームのたわみを解
放し、磁気ヘッドを搭載したスライダを磁気ディスク上
に組み込む実装方法を採っている。
実装密度の向上と磁気ディスク装置の小型化の要請によ
って、各磁気ディスク相互間の間隔が狭くなると、ロー
ドビームのリフト・クリアランスが不足して、磁気ヘッ
ドを磁気ディスク上に組み込むのが困難となってきてい
る。このように狭い磁気ディスク間の磁気ヘッド実装に
おいては、できる限り簡易かつ省スペースで磁気ヘッド
を磁気ディスク上に実装できるような磁気ヘッド挿入方
法が要求されている。
た従来例には以下のような不都合があった。即ち、ピボ
ットレス構造のフレクシャ部材を有する磁気ヘッド支持
機構では、スライダ押圧荷重はピボットではなくフレク
シャ部材を介して付与されるため、大きな押圧荷重を与
えた場合には、フレクシャ部材自体の変形による荷重ロ
ス(荷重逃げ)が生じることがある。したがって、図2
1に示すような、配線一体型サスペンション等に用いら
れるフレクシャ部材/ロードビーム一体形成のピボット
レス構造の磁気ヘッド支持機構では、特に軽押圧荷重設
計が要求されている。
気ヘッド支持機構においては、約3.5〜5.0gf程
度の押圧荷重で設計されているのに対して、配線一体型
サスペンション(ピボットレス構造)では、現在約0.
5〜1.0gf前後の押圧荷重設計となっている。この
ような磁気ヘッド支持機構の軽荷重設計は、磁気ディス
クの高記録密度化のためのスライダ小型化設計や、低浮
上化要求に関連して重要な要素技術となっている。
ディスク浮き上がり特性の改善といった有利な点をもた
らす一方で、空気膜剛性の低下や媒体離脱加速度の低下
といった不利な点も生じさせる。具体的には、空気膜剛
性の低下はスライダの磁気ディスクの動きに対する追従
性能の低下を招き、また媒体離脱加速度の低下は装置停
止時の耐衝撃性を悪化させる。
によって、空気膜剛性の低下に伴う問題は解決が図られ
つつある。しかし、媒体離脱加速度は、次の数式(1)
に示すように、スライダ押圧荷重と比例関係にあるた
め、耐衝撃性に優れた磁気ヘッド支持機構を従来の手法
を用いて軽荷重で設計することは困難であった。
/in2〕 以上の高記録密度化を実現するために、いわ
ゆるニアコンタクト・スライダやコンタクト・スライダ
等の接触型スライダの開発も進められている。ニアコン
タクト・スライダでは、スライダの浮上量をグライドハ
イト・レベル(20〔nm〕程度)に抑制し、データ読
み込み性の向上を図っている。
る場合には、上記したように浮上量が僅かである一方、
スライダの浮上は非定常的なものであり、磁気ディスク
のトラック位置やヨー角によっては、スライダが記録媒
体に接触する。このため、記録媒体との衝突あるいは摺
動による磁気ヘッドの損壊や接触摩擦による記録データ
の熱的不安定を抑えるべく、ニアコンタクト・スライダ
では押圧荷重を従来の浮上型磁気ヘッドスライダより遥
かに軽い押圧荷重で設計しなければならない。
体)と常時接触摺動させながらデータの記録・再生を行
うコンタクト・スライダの場合でも、磁気ヘッドの安定
した接触追従を損なわない範囲で摩耗損失を低減するた
めの超軽荷重設計(最高数十〔mgf〕)が要求されて
いる。これら接触型のスライダを搭載した磁気ヘッド支
持機構(コンタクト・サスペンション:図22参照)で
も、軽荷重設計による媒体離脱加速度の低下が磁気ディ
スク装置の耐衝撃性を大きく損なっている。
合を改善し、特に、十分な耐衝撃性を確保すると共に、
充分なスライダ支持剛性を確保できる磁気ヘッド支持機
構及びこれを有する磁気ディスク装置の組立方法を提供
することを、その目的とする。
ために、請求項1記載の発明では、磁気ヘッドを搭載し
たスライダを担持する短冊状のスライダ担持部材と、こ
のスライダ担持部材を囲むように配設されて当該スライ
ダ担持部材を接合部位を介してその長手方向の一端部で
片持ち梁状に支持するフレクシャ部材と、このフレクシ
ャ部材を囲むようにして所定の保持部位を介して保持す
る長板状のロードビームとを備え、スライダ担持部材と
フレクシャ部材との間の接合部位にバネ特性を持たせ且
つスライダ担持部材をロードビームに対して塑性変形に
より傾斜させる、という構成を採っている。
位にはバネ特性が与えられているので、記録媒体の姿勢
変化に対応して、スライダの姿勢が柔軟に変化できる。
また、ロードビーム自体は充分な剛性が確保されている
ので、いわゆるシークが充分確保される。
担持部材とフレクシャ部材との相互間にスライダを囲む
ように第1のU字状切り欠き部を形成すると共に、フレ
クシャ部材とロードビームとの相互間に、ロードビーム
の長手方向中心軸に対して対称で且つスライダを囲むよ
うに2つの第2のU字状切り欠き部を形成するという構
成を採り、その他の構成は請求項1記載の発明と同様で
ある。
ダのピッチング方向の姿勢変化は接合部位のバネ特性で
許容され、一方、ロール方向の姿勢変化は保持部位によ
って許容される。
載したスライダを担持する短冊状のスライダ担持部材
と、このスライダ担持部材を囲むように配設されて当該
スライダ担持部材を接合部位を介してその長手方向の一
端部で片持ち梁状に支持するフレクシャ部材と、このフ
レクシャ部材を囲むようにして所定の保持部位を介して
保持する長板状のロードビームとを備え、スライダ担持
部材をロードビームに対して傾斜させ、スライダ担持部
材とフレクシャ部材との相互間にスライダを囲むように
第1のU字状切り欠き部を形成すると共に、フレクシャ
部材とロードビームとの相互間にフレクシャ部材を囲む
ように第2のU字状切り欠き部を形成し、スライダ担持
部材とフレクシャ部材間の接合部位をロードビームの長
手方向の一端部側に設けると共に、フレクシャ部材とロ
ードビームとの保持部位をロードビームの長手方向の他
端部側に設け、接合部位及び保持部位の少なくともいず
れか一方に、バネ特性を持たせるという構成を採る。
部位及び保持部位の両点の少なくともいずれか一方にバ
ネ特性が持たされており、記録媒体の姿勢変化に対して
スライダの姿勢が柔軟に変化しうる。
1,2又は3記載の発明において、磁気ヘッド支持機構
を複数の磁気ディスク相互間に設置する際に、スライダ
担持部材を押圧することにより、スライダ担持部材の傾
斜を抑制してロードビームと略同一面となるようにし、
しかる後、磁気ヘッド支持機構を磁気ディスク相互間に
挿入するという磁気ディスク装置の組立方法を採り、そ
の他の構成は請求項1,2又は3記載の発明と同様であ
る。
参照しながら詳細に説明する。
態を図1ないし図4に基づいて説明する。
は、磁気ヘッド8を搭載したスライダ4を担持する短冊
状のスライダ担持部材10と、このスライダ担持部材1
0を囲むように配設されて当該スライダ担持部材10を
接合部位7を介してその長手方向の一端部で支持するフ
レクシャ部材3と、このフレクシャ部材3を囲むように
して所定の保持部位(フレクシャアーム)11を介して
保持する長板状のロードビーム2とを備え、スライダ担
持部材10とフレクシャ部材3との間の接合部位7に、
バネ特性を持たせ且つスライダ担持部材10をロードビ
ーム2に対して傾斜させる、という構成を採っている。
の第1の実施形態によれば、磁気ヘッド支持機構(サス
ペンション)は、磁気ヘッド8を搭載したスライダ4を
支持するフレクシャ部材3と、フレクシャ部材3を保持
するロードビーム2と、ロードビーム2をいわゆるポジ
ショナ機構(図示略)へ接合するためのスペーサマウン
ト5により構成される。
取り付け側先端部(以下「自由端側」という)には、一
対のU字状切り欠き部9b(第2のU字状切り欠き部)
がロードビーム2の長手方向中心軸に対して対称で且つ
スライダ4を囲むように、相互に向かい合う形で設定さ
れている。このとき、スライダ担持部材10,フレクシ
ャ部材3及びロードビーム2とは1枚の薄板で一体形成
されている。
工で成形する場合には約100〔μm〕以上,いわゆる
ウエットエッチング法で成形する場合には約50〔μ
m〕以上を確保しておく必要がある(いずれも板厚が2
5〔μm〕程度の場合)。
相互間に設けられたフレクシャアーム11によって保持
されている。より詳しくは、ロードビーム2の長手方向
中心軸に沿った前後1本ずつのフレクシャアーム11に
よってロードビーム2に保持される構成になっている。
このようにして形成された繭型のフレクシャ部材3の中
央部には、ロードビーム2の自由端側に向かって開口部
を持つもう1つのU字状切り欠き部9a(第1のU字状
切り欠き部)が設定されており、これによりフレクシャ
部材3の内部には短冊状(又は舌形)のスライダ担持部
材10が形成される。
部には、磁気ヘッド8を搭載したスライダ4が接着され
ている。そして、舌形のスライダ担持部材10の接合部
位7には、所定の曲げ加工が施されており、またバネ特
性が持たされている。このため、図2ないし図4に示す
ように、スライダ担持部材10はロードビーム2の面に
対して所定の傾斜角を有している。そして、上記した曲
げ加工により、スライダ4のピッチ運動が許容され、ま
た繭形のフレクシャ部材3を支持する前後1本ずつのフ
レクシャアーム11の捻れにより、スライダ4のロール
運動が支持されて、フレキシブルなスライダ支持剛性が
得られている。
動中において、スライダ4に十分な媒体追従性能を持た
せるためには、スライダ担持部材10及びフレクシャア
ーム11の幅を細く設定し、スライダ4に対する支持剛
性を抑制する必要がある。しかし一方で、フレクシャア
ーム11を過度に細くした場合には、いわゆるシーク剛
性が低下する。ここで、シーク剛性とは、ロードビーム
2が磁気ディスク(図示略)上をシークするときの剛性
をいう。尚、ロードビーム2の左右両側にはスペーサマ
ウント5の取り付け位置から自由端までにわたり、連続
してフランジ6を設定し十分な剛性を確保している。
ヘッド支持機構(配線一体型サスペンション)への適用
を考慮する場合、配線16のパターニングの関係上、配
線16が通過する側のフレクシャアーム11の幅及びス
ライダ担持部材10の接合部位7の幅ともに、少なくと
も0.4mm以上(配線が4本の場合)を確保しておく
ことが望ましい。
ント側(以下「固定端側」という)に設定されていた荷
重曲げ部(図19参照)を、図1に示すように、本発明
ではロードビーム2から排除して、フレクシャ部材3と
スライダ担持部材10との接合部位7において新たに設
定している。
(SUS304)でスライダ担持部材10及びフレクシ
ャ部材3を構成する場合には、接合部位7の幅をスライ
ダ幅の30%程度に合わせて約1〔mm〕に設定した場
合、押圧荷重を1gf,スライダ4の荷重の作用点から
接合部位7までの距離を2〔mm〕とすると、接合部位
7の曲げ角(たわみ角)は概算で約3〔deg〕程度
(たわみ量約104μm)となる。
ッチ剛性を得るために、スライダ担持部材10の接合部
位7の幅を狭めて0.4〔mm〕程度まで細く設定した
場合には、接合部位7の曲げ角(たわみ角)は約11.
2〔deg〕程度(たわみ量260μm)となる。
7をロードビーム2から排除し、フレクシャ部材3とス
ライダ担持部材10との間に設定することにより、ロー
ドビーム2自体はの剛性を充分に確保する設計ができる
と共に、スライダ担持部材10を小型に形成できるた
め、〔従来の技術〕の欄の数式(1)に示した磁気ヘッ
ド支持機構の等価質量を小さく抑制することができ、ス
ライダを軽荷重で設計した場合でも、媒体離脱加速度を
大きく設定でき、耐衝撃性に優れた磁気ヘッド支持機構
を設計することができる。
は前後左右で対称となっているが、スライダ支持剛性の
最適化設計やスライダ担持部材10の荷重曲げ設計によ
っては、フレクシャ部材3を保持する2本のフレクシャ
アーム11の前後長やアーム幅を変えてみてもよい。ま
た、ロードビーム2の左右両側には、上記したようにロ
ードビーム2の固定端側から自由端側までフランジ6が
設定され剛性が高められている。
いた荷重曲げ部は完全に排除し、ロードビーム2はポジ
ショナ機構に接続されるスペーサマウント5側(固定端
側)から自由端側までフレクシャ部材3を除いてほぼ剛
体として機能するようにしている。これにより、従来か
ら問題視されていたロードビーム2の荷重曲げ部による
いわゆるバンプ変形や、Z‐Height変動といった振動特
性悪化要因(主に捻れ振動のゲイン増加)を排除するこ
とができる。
て説明する。先ず、図6に示す第1の変形例では、上記
した実施形態におけるロードビーム2の左右両側のフラ
ンジ部6を排除し、代わりにロードビーム2bの板厚を
厚くして剛性を強化している。一方、フレクシャ部材3
bにはミリング加工を施し、板厚を部分的に薄くして
(ハーフエッチング加工)スライダ支持剛性を抑制し、
柔軟性を確保している。
間距離が11〔mm〕程度のショートタイプの磁気ヘッ
ド支持機構であれば、ロードビーム2bの板厚は76
〔μm〕以上を確保しておけば、フランジを装備しなく
ても十分なロードビームの剛性を得ることができる。ま
た、フレクシャ部材3bの板厚は、エッチング加工にお
ける加工精度のバラツキを考慮し、約25〔μm〕程度
に設定しておけば十分に柔軟なスライダ支持剛性を確保
することができる。本変形例は、複数の磁気ディスクを
狭い間隔で実装する場合のように、薄型の磁気ヘッド支
持機構が要求される場合に特に有効である。尚、本変形
例を配線一体型サスペンションに適用する場合は、配線
の損傷を回避するために、配線パターンとは反対側のロ
ードビーム面でハーフエッチングを施さなければならな
い。
例では、上記した実施形態の磁気ヘッド支持機構おける
フレクシャアームによる2点支持であったものを、ロー
ドビーム2cの自由端側で2本,ロードビーム2cの固
定端側で1本の計3点支持に変更したものであり、場合
によってはその逆(自由端側に1本、固定端側に2本)
でもよい。
データアクセス用の磁気ヘッド位置決め機構に対して有
効であり、スライダ4のロール剛性がやや硬くなる場合
があるが、一方で、十分なシーク剛性を得ることができ
るという特徴を有する。
例では、フレクシャ部材3d内のU字状切り欠き部9d
の開口部を、ロードビーム2dの固定端側に向けて設定
することにより、スライダ担持部材10dを逆向きに配
置し、バネ特性を有する接合部位7を固定端側に設定し
たものである。これは、主にコンタクトタイプのスライ
ダの磁気ヘッド支持機構として用いられ、磁気ヘッド搭
載側のセンタパッド4dが常に記録媒体に安定接触する
ように押圧荷重のモーメント方向を摺動方向に併せてい
る。
ド支持機構の第2の実施形態について説明する。
示す平面図および側面図である。各図に示すように、本
実施形態の磁気ヘッド支持機構では、スライダ担持部材
10とフレクシャ部材3fとの相互間にスライダ4を囲
むように第1のU字状切り欠き部9cを形成すると共
に、フレクシャ部材3fとロードビーム2fとの相互間
にフレクシャ部材3fを囲むように第2のU字状切り欠
き部9dを形成し、スライダ担持部材10とフレクシャ
部材3f間の接合部位7f1をロードビーム2fの長手
方向の一端部側に設けると共に、フレクシャ部材3fと
ロードビーム2fとの保持部位7f2をロードビーム2
fの長手方向の他端部側に設け、接合部位7f1及び保
持部位7f2の少なくともいずれか一方に、バネ特性を
持たせたことを特徴とし、その他の構成は第1の実施形
態と同様である。
る磁気ヘッド支持機構では、図9に示すように、ロード
ビーム2fの自由端領域に、U字状切り欠き部9dの開
口部を固定端側に向けるように設定されて舌形(又は短
冊状)のフレクシャ部材3fが形成されている。これと
同時に、フレクシャ部材3fの中央部には、更に一回り
小さなU字状切り欠き部9cがロードビーム2fの自由
端側に開口部を向けるように設定されて、舌形のスライ
ダ担持部材10が形成されている。そして、ロードビー
ム2fとフレクシャ部材3fとの相互間がバネ特性を有
する保持部位7f2となり、またフレクシャ部材3fと
スライダ担持部材10との相互間がバネ特性を有する接
合部位7f1となる。従って、スライダ4に押圧荷重が
加わっていない場合には、図10(a)に示すように、
スライダ4はロードビーム2fに対して傾斜を有して同
一面とはならない。一方、磁気ディスク装置(図示略)
に組み込まれて、磁気ディスクと接触した場合には、図
10(b)に示すように、スライダ担持部材10がロー
ドビーム2fとほぼ同一面状になる。なお、接合部位7
f1と保持部位7f2は、少なくともいずれか一方のみ
バネ特性を有するように構成してもよい。
と、それを内包した舌形のフレクシャ部材3f及びロー
ドビーム2fとは、一枚の鋼板で一体成形されている。
また、磁気ヘッド8を搭載したスライダ4は、舌形のス
ライダ担持部材10の中央部において接着される。そし
て、スライダ担持部材10とフレクシャ部材3fとの間
の接合部位7f1及びフレクシャ部材3fとロードビー
ム2fとの間の保持部位7f2により許容される曲げ及
び捻れによって、スライダ4のロール運動及びピッチ運
動が適切に支持され、フレキシブルなスライダ支持剛性
が与えられている。
能を持たせるためには、スライダ担持部材10およびフ
レクシャ部材3fの間の接合部位7f1のくびれ幅を細
く設定して、スライダ支持剛性を下げる必要がある。
尚、配線一体型サスペンションへの適用を考慮する場合
には、上記した第1の実施形態と同様に、接合部位7f
1及び保持部位7f2の幅をともに0.4〔mm〕以上
確保しておけばよい。
第1の実施形態と同様、スペーサマウント5の取り付け
位置から、自由端側まで連続したフランジ6を設定して
ロードビーム2fの十分なシーク剛性を確保している。
そして、従来はロードビーム2fの固定端側に設定され
ていた荷重曲げ部をロードビーム2fから排除し、スラ
イダ担持部材10の接合部位7f1及びフレクシャ部材
3fの保持部位7f2の2カ所において設定している。
3fの内部に設定することにより、ロードビーム2fの
剛性を十分確保でき、且つスライダ担持部材10を小型
に構成できるため、軽荷重でも媒体離脱加速度の大きい
磁気ヘッド支持機構を設計することができる。
施形態の変形例について説明する。尚、第1の実施形態
で述べた第1ないし第3実施形態との混同を避けるべ
く、以降は第4の変形例ないし第6の変形例として説明
する。
の第1の変形例の場合と同様に、ロードビーム2gのフ
ランジ6を排除し、代わりにロードビーム2gの板厚を
厚くしてロードビーム2gの剛性を強化している。ま
た、フレクシャ部材3gにはハーフエッチングを施し、
これにより板厚を薄くしてスライダ支持剛性を抑制して
いる。
いて説明する。当該変形例は、上記した第4の変形例を
簡略化したもので、1本のU字状切り欠き部9hを、ロ
ードビーム2hの自由端側に向かって開口部を持つよう
に設定し、これにより舌形のスライダ担持部材10hを
ロードビーム2hと一体で形成している。また、スライ
ダ担持部材10hの接合部位7hの1カ所にのみバネ特
性を有する荷重曲げ部を設定し、スライダ4に押圧荷重
を付与するようにしている。本変形例では、スライダ担
持部材10hとフレクシャ部材とを共通化し、スライダ
担持部材10hとロードビーム2hとの接合部位7hに
のみバネ特性を有する荷重曲げ部を設定している点で、
第1の実施形態とは異なっている。
いて説明する。この第6の変形例では、第4の変形例に
おける2本のU字状切り欠き部の開口方向を各々逆に設
定して、スライダ担持部材10の接合部位7iの位置及
びフレクシャ部材3iの保持部位8iの位置を、ロード
ビーム2iの長手方向で逆に配置している。これは、前
述の第1の実施形態の第3の変形例と同様に、コンタク
トタイプのスライダとして利用される。
実施形態について、図14ないし図16に基づいて説明
する。本実施形態は、第1の実施形態及び第2の実施形
態で説明した磁気ヘッド支持機構を、磁気ヘッド挿入用
治具を用いて磁気ディスク装置の複数の磁気ディスク相
互間に挿入設置する方法である。従って、既に説明した
各変形例をも含め、全ての磁気ヘッド支持機構に適用で
きる。但し、以下は便宜上、第1の実施形態の磁気ヘッ
ド支持機構を例にとって説明する。
ィスク(記録媒体)D上に組み込む場合には、薄板状の
磁気ヘッド挿入用治具13を、スライダ4の近傍に固定
端側から挿入し(図14(a))、スライダ担持部材1
0の自由端側に当接させ(図15(a))、その後、垂
直下方に移動させることにより、スライダ担持部材10
の接合部位7に設けた荷重曲げ部のたわみを規制し、ス
ライダ担持部材10をロードビーム2と略同一面状にし
(図15(b))、その状態のまま磁気ヘッド支持機構
を磁気ディスクD上に移動させ、しかる後に磁気ヘッド
挿入用治具13をスペーサマウント5側へ水平移動させ
て、接合部位7の荷重曲げ部のたわみを解放し、スライ
ダ4を磁気ディスクD上に接触させる(図14(c)及
び図15(c))。
スライダ4の厚み(0.30〜0.43〔mm〕)より
薄くする必要があるが、あまり薄い場合には、スライダ
4自体の剛性が不足し荷重曲げ部のたわみを規制するこ
とができなくなる。通常1.0〜3.5〔gf〕程度の
荷重ならば100〔μm〕程度の板厚で十分である。
ダ担持部材10に当接させスライダ4を押さえ込む都合
上、スライダ担持部材10の接合部位7の逆側の端部に
は、磁気ヘッド挿入用治具13が充分接触しうる程度の
長さ(ラッチスペース)を確保しておく必要がある。具
体的には0.5〔mm〕程度の長さがあれば十分である
が、磁気ヘッド挿入用治具13がスライダ4に接触する
ことを回避するために、1〜2〔mm〕程度のスペース
をとる必要がある。
体)D上に組み込むときに、ロードビーム2と略同一面
以上に押さえ込む必要がある場合には、図16に示すよ
うに、ラッチスペースに所定の段差部10aを設け、ス
ライダ4のたわみ量を調節するようにすればよい。な
お、本実施形態における磁気ヘッド挿入用治具13は通
常クランプ治具として併用できるため、磁気ヘッドの組
み込み作業性は格段に向上する。すなわち、磁気ヘッド
挿入用治具13を複数枚平行に配置して構成される櫛形
の治具によって、複数枚の磁気ヘッド支持機構からなる
HGA組体の各々の接合部位の荷重曲げ部をあらかじめ
規制しておき、その状態のままHGA組体を磁気ディス
ク(記録媒体)間に実装し、櫛形の治具をロードビーム
固定端側へ水平移動させてHGA組体から抜き去って接
合部位のたわみを解放し、複数の磁気ヘッドを一斉に磁
気ディスク上に当接させることで容易に組み込み作業が
完了する。
重曲げ部を排除し、これをフレクシャ部材の内部に設定
したことに起因し、従来用いられていたロードビームを
水平位置に固定するためのクランプ治具が不要となり、
これがために可能となる簡便な磁気ヘッド支持機構の挿
入方法である。
媒体離脱加速度や動的振動特性に多大な影響を与えるロ
ードビームの荷重曲げ部を、フレクシャ部材の内部に設
定することにより、配線一体型サスペンションやコンタ
クトサスペンションに代表される軽荷重設計の磁気ヘッ
ド支持機構でも優れた耐衝撃性能を確保することができ
ると同時に、スライダ支持剛性を低く押さえたまま高い
シーク剛性を確保することができるようになる。このた
め、磁気ディスク装置において良好な振動特性が得られ
且つ磁気ディスク装置の高速化・高TPI化に対応する
ことができる、という優れた効果を生じる。
媒体上へ組み込む際の作業性が大幅に向上するため、生
産性の向上に寄与することができる、という優れた効果
を生じる。
示し、図2(a)はアンロード(無荷重)状態を示し、
図2(b)はロード(荷重)状態を示す。
を中心とした領域を示す平面図である。
領域を示す斜視図であり、図4(a)はアンロード状態
を示し、図4(b)はロード状態を示す。
あり、図5(a)は全体図を示し、図5(b)はスライ
ダを中心とした領域を示す。
(a)は平面図、図6(b)は側面図、図6(c)はス
ライダを中心とした領域を示す平面図、図6(d)は図
6(c)のA−A線の断面図である。
(a)は平面図、図7(b)は側面図、図7(c)はス
ライダを中心とした領域を示す平面図である。
(a)は平面図、図8(b)は側面図、図8(c)はス
ライダを中心とした領域を示す平面図である。
を示し、図10(a)はアンロード状態を示し、図10
(b)はロード状態を示す。
1(a)は平面図、図11(b)は側面図、図11
(c)はスライダを中心とした領域を示す平面図、図1
1(d)は図11(c)のB−B線の断面図である。
2(a)は平面図、図12(b)は側面図、図12
(c)はスライダを中心とした領域を示す平面図であ
る。
3(a)は平面図、図13(b)は側面図、図13
(c)はスライダを中心とした領域を示す平面図であ
る。
り、図14(a)は磁気ヘッド挿入用治具を挿入する状
態を示し、図14(b)は磁気ヘッド挿入用治具でスラ
イダ担持部材を押圧する状態を示し、図14(c)は磁
気ヘッド挿入用治具を抜き取る状態を示す図である。
法を示す側面図であり、図15(a)は磁気ヘッド挿入
用治具を挿入する状態を示し、図15(b)は磁気ヘッ
ド挿入用治具でスライダ担持部材を押圧する状態を示
し、図15(c)は磁気ヘッド挿入用治具を抜き取る状
態を示す図である。
法の変形例を示す図であり、図16(a)は磁気ヘッド
挿入用治具を挿入する状態を示し、図16(b)は磁気
ヘッド挿入用治具でスライダ担持部材を押圧する状態を
示し、図16(c)は磁気ヘッド挿入用治具を抜き取る
状態を示す図である。
支持機構を示す平面図である。
19(a)はアンロード状態を示し、図19(b)はロ
ード状態を示す。
20(a)はピボットタイプ、図20(b)はピボット
レスタイプを示す。
斜視図であり、図21(a)はスライダが装着されてい
ない側を示し、図21(b)はスライダが装着されてい
る側をそれぞれ示す。
構を示す図であり、図22(a)は平面図、図22
(b)はコンタクトスライダの平面図、図22(c)は
磁気ヘッド支持機構の側面図を示す。
ある。
図である。
図である。
図であり、図26(a)は平面図を示し、図26(b)
は側面図を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気ヘッドを搭載したスライダを担持す
る短冊状のスライダ担持部材と、このスライダ担持部材
を囲むように配設されて当該スライダ担持部材を接合部
位を介してその長手方向の一端部で片持ち梁状に支持す
るフレクシャ部材と、このフレクシャ部材を囲むように
して所定の保持部位を介して保持する長板状のロードビ
ームとを備え、 前記スライダ担持部材とフレクシャ部材との間の接合部
位にバネ特性を持たせ且つ前記スライダ担持部材を前記
ロードビームに対して塑性変形により傾斜させたことを
特徴とする磁気ヘッド支持機構。 - 【請求項2】 前記スライダ担持部材とフレクシャ部材
との相互間に前記スライダを囲むように第1のU字状切
り欠き部を形成すると共に、前記フレクシャ部材とロー
ドビームとの相互間に、前記ロードビームの長手方向中
心軸に対して対称で且つ前記スライダを囲むように2つ
の第2のU字状切り欠き部を形成したことを特徴とする
請求項1記載の磁気ヘッド支持機構。 - 【請求項3】 磁気ヘッドを搭載したスライダを担持す
る短冊状のスライダ担持部材と、このスライダ担持部材
を囲むように配設されて当該スライダ担持部材を接合部
位を介してその長手方向の一端部で片持ち梁状に支持す
るフレクシャ部材と、このフレクシャ部材を囲むように
して所定の保持部位を介して保持する長板状のロードビ
ームとを備え、 前記スライダ担持部材を前記ロードビームに対して傾斜
させ、 前記スライダ担持部材とフレクシャ部材との相互間に前
記スライダを囲むように第1のU字状切り欠き部を形成
すると共に、前記フレクシャ部材とロードビームとの相
互間に前記フレクシャ部材を囲むように第2のU字状切
り欠き部を形成し、 前記スライダ担持部材とフレクシャ部材間の接合部位を
前記ロードビームの長手方向の一端部側に設けると共
に、前記フレクシャ部材とロードビーム間の保持部位を
ロードビームの長手方向の他端部側に設け、 前記接合部位及び保持部位の少なくともいずれか一方
に、バネ特性を持たせたことを特徴とする磁気ヘッド支
持機構。 - 【請求項4】 前記磁気ヘッド支持機構を複数の磁気デ
ィスク相互間に設置する際に、前記スライダ担持部材を
押圧することにより、前記スライダ担持部材の傾斜を抑
制して前記ロードビームと略同一面となるようにし、し
かる後、前記磁気ヘッド支持機構を前記磁気ディスク相
互間に挿入することを特徴とする請求項1,2又は3記
載の磁気ヘッド支持構造を有する磁気ディスク装置の組
立方法。
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-
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