JPH06213606A - 自走台車の走行距離などの検出装置 - Google Patents

自走台車の走行距離などの検出装置

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JPH06213606A
JPH06213606A JP444693A JP444693A JPH06213606A JP H06213606 A JPH06213606 A JP H06213606A JP 444693 A JP444693 A JP 444693A JP 444693 A JP444693 A JP 444693A JP H06213606 A JPH06213606 A JP H06213606A
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JP
Japan
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shaft
wheel
self
wheels
steering
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Withdrawn
Application number
JP444693A
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English (en)
Inventor
Kaoru Kosaka
薫 高坂
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直軸22の周りに操向回転駆動可能な操向
用車輪をモータ駆動可能に構成して、推進用車輪に兼用
させた自走台車に於いて、前記車輪に同心状に並設され
た計測輪により自走台車の走行距離などを高精度に検出
出来るようにすること。 【構成】 垂直軸30周りに操向回転可能な車輪軸支部
材13に互いに相対回転自在に嵌合する三重軸19を支
承し、当該三重軸の中心駆動軸14の一端と最外側筒状
駆動軸16の一端とに車輪11a,11b取付けると共
に、両車輪11a,11b間の中央位置で前記垂直軸3
0の真下に位置する計測輪21は中間筒状回転軸15の
一端に取付け、中心駆動軸14の他端と最外側筒状駆動
軸16の他端とを、推進駆動用モータ23に連動連結す
ると共に、中間筒状回転軸15の他端に回転検出手段2
6を取付けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、垂直軸周りに操向回転
駆動可能な操向用車輪をモータ駆動可能に構成して、推
進用車輪に兼用させた自走台車の走行距離などの検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種の自走台車の走行
距離検出装置は、図5に示されるように、垂直な操向用
回転軸1により支承された操向用車輪軸支部材2に軸支
され且つ推進駆動用モータ3に連動連結された操向推進
兼用車輪4の片側で当該車輪4と同心状に、接地回転可
能な計測輪5を前記車輪軸支部材2に支軸6で支承し、
この支軸6を介して前記計測輪5にロータリーエンコー
ダ7を連動連結させたものであった。
【0003】このような従来の走行距離検出装置では、
前記ロータリーエンコーダ7の検出値である計測輪5の
回転量を車輪4の回転量、即ち当該車輪4(自走台車)
の走行距離とするのであるが、車輪4と計測輪5とが軸
方向に距離Lだけ離間しているので、直進時には問題な
いが、図6に示されるように左右旋回走行時には車輪4
の回転量と計測輪5の回転量とに差が生じる。また、車
輪4を回転駆動させないで操向回転のみさせる、所謂据
え切りを行った場合、車輪4の走行距離はゼロであるに
も拘らず、計測輪5の回転量がロータリーエンコーダ7
によって検出され、その検出回転量だけ車輪4が走行し
たことになる。
【0004】このように従来の走行距離検出装置では、
ロータリーエンコーダ7の検出値と実際の車輪4(自走
台車)の走行距離とに誤差が生じる。従って、走行距離
の検出精度を高めるためには、旋回走行時の操向角度と
方向を検出する手段を併用し、その操向角度と方向とに
より検出値を補正する補正演算プログラムや、据え切り
の場合には検出値を無視するというような制御が必要で
あり、制御が複雑であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の自走台車の走行距離検出装置は、垂直軸30周り
に操向回転駆動可能な操向用車輪をモータ駆動可能に構
成して、推進用車輪に兼用させた自走台車に於いて、垂
直軸30の周りに操向回転可能な車輪軸支部材13に互
いに相対回転自在に嵌合する三重軸19を支承し、この
三重軸の中心駆動軸14の一端と最外側筒状駆動軸16
の一端とに操向推進兼用車輪11a,11bを取付ける
と共に、これら一対の車輪11a,11b間の中央で前
記垂直軸30の真下に位置する計測輪21は中間筒状回
転軸15の一端に取付け、前記中心駆動軸14の他端と
最外側筒状駆動軸16の他端とを推進駆動用モータ23
に連動連結すると共に、前記中間筒状回転軸15の他端
に回転検出手段26を取付けた点に特徴を有する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1に於いて、10は搬送用自走台
車であって、前部中央位置に左右一対の操向推進兼用車
輪11a,11bを備えると共に、後部に左右一対の従
動車輪12a,12bを備えている。図2に詳細が示さ
れるように、前記左右一対の操向推進兼用車輪11a,
11bを支承する操向用車輪軸支部材13には、中心駆
動軸14、中間筒状回転軸15、及び最外側筒状駆動軸
16を、間にベアリング17,18を介して互いに相対
回転自在に外嵌させた三重軸19が、ベアリング20を
介して支承されている。そして前記一対の車輪11a,
11bは、前記中心駆動軸14と最外側筒状駆動軸16
の同一側端部に取付けられ、両車輪11a,11b間の
中央に同心状に位置する接地駆動可能な計測輪21が、
前記中間筒状回転軸15の同一側端部に取付けられてい
る。従って、計測輪21と各車輪11a,11bとの間
の距離La,Lbは互いに等しい。
【0007】中心駆動軸14の車輪11aを取付けた側
の端部は、ベアリング22を介して前記車輪軸支部材1
3に支承されている。また、車輪軸支部材13の上に
は、推進駆動用減速機付きモータ23が搭載され、この
モータ23の出力軸23aと前記中心駆動軸14及び最
外側筒状駆動軸16の外端部とが、歯車24a,24b
及び25a,25bを介して連動連結されている。これ
ら歯車に代えてベルト伝動手段を使用することも出来
る。
【0008】26は回転検出手段であって、前記計測輪
21を取付けた中間筒状回転軸15の外端部で歯車24
a,25aの中間位置に取付けられ且つ図3に示される
ように周囲に等間隔おきに被検出部(スリットなど)2
7を備えた回転体28と、前記被検出部27を検出する
ように操向用車輪軸支部材13に支持された光電スイッ
チ29とから構成されている。なお、前記操向用車輪軸
支部材13は、計測輪21の接地点の真上で垂直軸30
により回転可能に支承され、当該垂直軸30を介して操
向駆動用減速機付きモータ31に連動連結されている。
従って、左右一対の車輪11a,11bは、垂直軸30
の軸心に対し左右対称位置に配置されている。
【0009】上記の構成によれば、モータ23により歯
車24b,24a、歯車25b,25a、中心駆動軸1
4、及び最外側筒状駆動軸16を介して一対の車輪11
a,11bを同一方向に同一速度で回転駆動することに
より、自走台車10を走行させることが出来る。そして
当該車輪11a,11bを軸支する車輪軸支部材13を
モータ31により垂直軸30の周りに操向駆動すること
により、前記車輪11a,11bを、両者間の中央位置
を中心にして左右任意方向に任意角度だけ操向させて自
走台車10の走行向きを変更させることが出来る。この
ようにして自走台車10を所定経路に沿って自走させる
ことが出来るのであるが、この自走台車10の走行距
離、即ち、操向推進兼用車輪11a,11bの走行距離
(回転量)の検出は、次のように行われる。
【0010】車輪11a,11bの回転駆動により、接
地している計測輪21も接地駆動されて自転することに
なる。そしてこの計測輪21の自転に伴って回転体28
が一体に回転し、光電スイッチ29が被検出部(スリッ
トなど)27を断続的に検出することになる。この光電
スイッチ29から出力される被検出部27の検出パルス
の時間間隔は、そのときの計測輪21の回転速度と比例
しているので、当該検出パルスを積算演算することによ
り、計測輪21の回転量(走行距離)を検出することが
出来る。
【0011】自走台車10が直進しているとき、即ち車
輪11a,11bの操向角度がゼロのときは、車輪11
a,11bの回転量と計測輪21の回転量とは互いに等
しい。従って、回転検出手段26の発信パルスに基づい
て演算される計測輪21の回転量は、実際の車輪11
a,11bの回転量(走行距離)と等しい。
【0012】図4に示されるように、自走台車10が左
右のカーブ経路部分を走行するとき、即ち車輪11a,
11bが所定角度だけ操向されるときは、計測輪21が
両車輪11a,11bの移動軌跡の中央位置を通るの
で、計測輪21の回転量(走行距離)が両車輪11a,
11bの回転量(走行距離)と成る。従って自走台車1
0が左右のカーブ経路部分を走行するときでも、車輪1
1a,11bの回転量(走行距離)、即ち自走台車10
の走行距離は、回転検出手段26の発信パルスに基づい
て演算される計測輪21の回転量と等しい。
【0013】モータ23で車輪11a,11bを回転駆
動させないで、モータ31により車輪軸支部材13を垂
直軸30の周りに操向回転させる、所謂据え切りを行っ
た場合には、両車輪11a,11bは互いに逆方向に等
しい回転量だけ回転することになるが、操向中心である
垂直軸30の真下にある計測輪21は、当該垂直軸30
の軸心の周りに公転はするが自転はしない。従って、回
転検出手段26からは発信パルスは発生せず、実際の据
え切り状態と合致する。
【0014】なお、回転検出手段26は如何なる構成の
ものであっても良く、例えば既成のロータリーエンコー
ダを利用することも出来る。また、この回転検出手段2
6の発信パルスを単位時間内だけ計数させるかまたは、
発信パルス間の時間間隔から、計測輪21のその時々の
回転速度を検出するようにし、以て、車輪11a,11
bの回転速度、即ち自走台車10のその時々の走行速度
を検出するように構成することも出来る。また計測輪2
1は、常時接地状態となるように、接地周面を弾性体か
ら構成すると共に、その外径を操向推進兼用車輪11
a,11bの外径より若干大きく構成しておくのが望ま
しい。
【0015】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明による自走
台車の走行距離などの検出装置によれば、操向推進兼用
車輪を、操向中心となる垂直軸の軸心に対し左右対称位
置に一対、同心状に軸支し、これら左右一対の車輪間中
央位置(従って、操向中心となる垂直軸の軸心位置)
に、これら両車輪に対し相対回転可能で且つ同心状に、
接地回転可能な計測輪を支承し、この計測輪の回転量ま
たは回転速度を検出する回転検出手段を併設するのであ
るから、左右の旋回走行時や据え切り時でも、前記計測
輪の回転量または回転速度が前記操向推進兼用車輪の実
際の回転量または回転速度と一致することになる。
【0016】従って、従来のように旋回走行時の操向角
度と方向を検出する手段を併用して、その操向角度と方
向とにより検出値を補正する補正演算プログラムや、据
え切りの場合には検出値を無視するというような制御が
不要であるにも拘らず、常に高精度の走行距離または走
行速度の検出が行える。しかも計測輪及び回転検出手段
は従来通り一つで良いから、2つの計測輪と2つの回転
検出手段とを必要とする構成よりも制御が容易であり、
且つコストダウンを図ることが出来る。
【0017】更に本発明の構成によれば、互いに相対回
転自在に嵌合する三重軸を使用して、その一端側で一対
の車輪とその中間に位置する計測輪とを支承し、前記三
重軸の他端側で一対の車輪の駆動と計測輪の回転検出と
を行わせるようにしたので、操向用車輪軸支部材に対す
る一対の車輪とその中間に位置する計測輪との支承が簡
単になり、装置全体もコンパクトにまとめることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自走台車の構成を説明する概略平面図であ
る。
【図2】 本発明実施例を説明する要部の縦断正面図で
ある。
【図3】 回転検出手段の正面図である。
【図4】 本発明実施例に於ける旋回走行時の計測輪と
操向推進兼用車輪との移動軌跡を説明する平面図であ
る。
【図5】 従来例を説明する要部の正面図である。
【図6】 従来例に於ける旋回走行時の計測輪と操向推
進兼用車輪との移動軌跡を説明する平面図である。
【符号の説明】
10 自走台車 11a 操向推進兼用車輪 11b 操向推進兼用車輪 13 操向用車輪軸支部材 14 中心駆動軸 15 中間筒状駆動軸 16 最外側筒状駆動軸 19 三重軸 21 計測輪 23 推進駆動用減速機付きモータ 26 回転検出手段 27 被検出部(スリットなど) 28 回転体 29 光電スイッチ 30 垂直軸 31 操向駆動用減速機付きモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直軸周りに操向回転駆動可能な操向用車
    輪をモータ駆動可能に構成して、推進用車輪に兼用させ
    た自走台車に於いて、垂直軸周りに操向回転可能な車輪
    軸支部材に互いに相対回転自在に嵌合する三重軸を支承
    し、この三重軸の中心駆動軸の一端と最外側筒状駆動軸
    の一端とに操向推進兼用車輪を取付けると共に、これら
    一対の車輪間の中央で前記垂直軸の真下に位置する計測
    輪は中間筒状回転軸の一端に取付け、前記中心駆動軸の
    他端と最外側筒状駆動軸の他端とを推進駆動用モータに
    連動連結すると共に、前記中間筒状回転軸の他端に回転
    検出手段を取付けて成る自走台車の走行距離などの検出
    装置。
  2. 【請求項2】前記中心駆動軸の車輪取付け側端部も前記
    車輪軸支部材に支承させて成る請求項1に記載の自走台
    車の走行距離などの検出装置。
JP444693A 1993-01-14 1993-01-14 自走台車の走行距離などの検出装置 Withdrawn JPH06213606A (ja)

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JP444693A JPH06213606A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 自走台車の走行距離などの検出装置

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JP444693A JPH06213606A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 自走台車の走行距離などの検出装置

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JPH06213606A true JPH06213606A (ja) 1994-08-05

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JP444693A Withdrawn JPH06213606A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 自走台車の走行距離などの検出装置

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JP (1) JPH06213606A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019110849A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社クボタ マルチフィルム残量検出装置及びマルチフィルム検出システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019110849A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社クボタ マルチフィルム残量検出装置及びマルチフィルム検出システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404