JPH10111123A - ホイールアライメント測定装置 - Google Patents

ホイールアライメント測定装置

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Publication number
JPH10111123A
JPH10111123A JP28134696A JP28134696A JPH10111123A JP H10111123 A JPH10111123 A JP H10111123A JP 28134696 A JP28134696 A JP 28134696A JP 28134696 A JP28134696 A JP 28134696A JP H10111123 A JPH10111123 A JP H10111123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
circumference
roller
turntable
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP28134696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Ohashi
一隆 大橋
Akishi Hoshino
晶司 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Banzai Ltd
Original Assignee
Banzai Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Banzai Ltd filed Critical Banzai Ltd
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Publication of JPH10111123A publication Critical patent/JPH10111123A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の車輪のキングピン角を測定する装置
において、周長検出精度の高いホイールアライメント装
置を提供する。 【解決手段】 周長検出手段14を構成するところの車
輪のホイールに当接するローラ10a内に周長センサー
11を内蔵した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の車輪のキン
グピン角の測定に好適なホイールアライメント測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】先に出願人はキングピンの角度測定用の
車両試験装置として、自動車の車輪を載置して該車輪と
共に回転可能なターンテーブルと、該ターンテーブルの
回転角を検出する角度検出手段と、該ターンテーブル上
の前記車輪の旋回に伴う回転による該車輪の回転周長を
検出する周長検出手段と、前記角度検出手段と周長検出
手段からの検出信号を入力して前記車輪のキングピン角
を算出する演算手段とからなるホイールアライメント測
定装置において、前記周長検出手段が前記ターンテーブ
ルの上面の側方部に立設した支柱から側方に突設した進
退可能なロッドの先端部に設けられ、車輪のホイールの
周縁部に当接するローラと、該ローラに複数の歯車を介
して連結し前記先端部で該ローラの近傍に設けた該ロー
ラの回転周長の周長センサーからなるものを提案した
(特開平6−123620号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この装置によれば、該
ローラから周長センサー迄を複数の歯車で連結していた
ので測定精度が低下し、又周長センサーが該ローラの近
傍に設けられているので、該周長センサーが他の物と接
触したりして破損や狂いを生じ易い問題点があった。
【0004】本発明はこれらの問題点を解消し、測定精
度が高く、周長センサーの保護にも留意したホイールア
ライメント測定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく、自動車の車輪を載置して該車輪と共に回転可
能なターンテーブルと、該ターンテーブルの回転角を検
出する角度検出手段と、該ターンテーブル上の前記車輪
の旋回に伴う回転による該車輪の回転周長を検出する周
長検出手段と、前記角度検出手段と周長検出手段からの
検出信号を入力して前記車輪のキングピン角を算出する
演算手段とからなるホイールアライメント測定装置にお
いて、前記周長検出手段が前記ターンテーブルの上面の
側方部に立設した支柱から側方に突設した進退可能なロ
ッドの先端部に設けられ、車輪のホイールの周縁部に当
接するローラと、該ローラに内装して該ローラの回転周
長を検出する周長センサーとからなることを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態を図面によ
り説明する。
【0007】図1において、1は床面に設けられた自動
車の車輪Aを載置するターンテーブルを示し、該ターン
テーブル1は床面に形成された凹部の下面に軸支されて
いる。尚、該ターンテーブル1は前後左右方向に移動可
能な支持台に載せて中心点の位置調整が可能に形成され
ている。
【0008】又、該ターンテーブル1には該ターンテー
ブル1の回転角を検出するための角度検出手段2が設け
られており、該角度検出手段2は例えばポテンショメー
タからなり、ハンドルを右又は左に操向したときのタイ
ヤの旋回角T1、T2を検出できる。
【0009】更に、該ターンテーブル1には被測定の自
動車の車輪Aを該ターンテーブル1上に載置する際に該
ターンテーブル1の回転自在状態を規制する固定手段3
も設けられており、該固定手段3のシリンダー3aのロ
ッドの先端に固定の突起3bを該ターンテーブル1の側
面に形成の凹部3cに係合することにより該ターンテー
ブル1の回転が規制される。
【0010】又、該ターンテーブル1の側方には支柱4
が立設され、該支柱4はその下端部において該ターンテ
ーブル1の側面に支持板1aを介して固定され該ターン
テーブル1と共に該ターンテーブル1の周囲を円弧上に
回動できるようにした。
【0011】そして該支柱4の上方部に例えばエアシリ
ンダーその他からなる進退制御手段5を横設し、該進退
制御手段5から進退するロッド6の先端部にユニバーサ
ルジョイント7を介して傾動自在なアーム基板8を固定
し、該アーム基板8に図2の如く3本のアーム9a、9
b、9cが設けられ、該アーム9aはタイヤ径に合わせ
て調整可能に設けられ、これらアーム9a、9b、9c
の先端部に車輪Aのタイヤに当接する同一外径のローラ
10a、10b、10cをそれぞれ軸支すると共に、上
部にあるローラ10aの内部に該ローラ10aの回転周
長を検出する例えばポテンショメータからなる周長セン
サー11を設けた。
【0012】尚、アーム9b、9cに軸支しているロー
ラ10b、10cはタイヤに安定して当接させるため角
度調整可能に設けられている。
【0013】即ち、図3の如く前記アーム9aの先端の
円筒部分の外周に上下2個のボールベアリング12の内
輪を固定すると共に該ボールベアリング12の外輪にロ
ーラ10aの内周を嵌着し、前記円筒部分の内周上部に
周長センサー11をネジで固定し、該ローラ10aの軸
と該周長センサー11の軸をカップリング13で連結し
た。
【0014】そして、これらローラ10aと周長センサ
ー11とにより周長検出手段14を構成した。
【0015】図4は制御系のブロック線図を示し、15
は例えばマイコンなどからなる演算手段を示し、該演算
手段15はインターフェース16を介して前記ターンテ
ーブル1の個所における前記角度検出手段2及び周長検
出手段14に接続されていると共に、該インターフェー
ス16及び駆動装置17を介して前記固定手段3及び進
退制御手段5等に接続した。。
【0016】尚、図4において18は操作装置、19は
表示装置を示す。
【0017】測定の原理は、ターンテーブル1上にタイ
ヤを載置し、ハンドルを操向してタイヤを旋回するとタ
イヤは走行方向又は逆方向にも旋回する。
【0018】このとき該タイヤの回転を周長検出手段1
4により車輪の回転周長を検出すると共にターンテーブ
ルの回転角を角度検出手段2により検出し、これら周長
検出手段14と角度検出手段2とからの検出信号とが入
力された演算手段15は所定の演算を実行して車輪のキ
ングピン角を算出する。
【0019】次に本発明の1実施の形態の測定について
説明する。
【0020】先ず、操作装置18の操作による演算手段
15からの指令により、ターンテーブル1の回転を固定
手段3で規制する。
【0021】その後、被測定自動車の車輪Aをターンテ
ーブル1上の中心点に載置させる。そして固定手段3の
規制を解除してターンテーブル1を回転自在にする。
【0022】次に、前記操作装置18の操作による演算
手段15からの指令により進退制御手段5を前進させて
ローラ10a、10b、10cを車輪Aのタイヤに当接
させる。
【0023】その後、自動車のハンドルを右側又は左側
に任意の角度回転させると車輪Aが旋回すると共に車輪
Aは走行方向又はその逆方向に回転する。
【0024】そして該車輪Aの右又は左への旋回に伴う
ターンテーブル1の右又は左への回転角T1又はT2を角
度検出手段2により検出する。又、前記車輪Aが回転す
ることにより前記ローラ10aも回転する。そこで該ロ
ーラ10aの回転した距離Lを周長センサー11で検出
する。この場合タイヤの半径をrとすると車輪Aの回転
角βは次式で表わされる。
【0025】
【数1】
【0026】従って今、ハンドルを右又は左に操向した
ときのタイヤの旋回角T1、T2に対応する車輪Aの回転
角をβ1、β2とするとキングピン角θkは数2であるの
で、演算手段15は、先ず周長センサー11により角回
転角T1、T2に対応する前記ローラ10aの回転した距
離L1、L2に応じた検出信号を入力し、数1の演算を実
行してβ1、β2を算出し、次に角度検出手段2からのT
1、T2に応じた検出信号を入力し、これらT1、T2及び
β1、β2から数2の演算を実行して左右の前輪のキング
ピン角θkをそれぞれ算出し、その算出結果を表示装置
19に表示する。このようにして車輪Aのキングピン角
を測定できる。
【0027】
【数2】
【0028】尚、角度検出手段2又は周長検出手段14
はポテンショメータに限らず角度又は周長を検出し得る
ものであればいずれの手段を用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】上記の如く本発明によると、周長検出手
段において、車輪に当接するローラ内に該周長センサー
を内装したことにより、回転角度の測定精度が高く、又
周長センサーの保全性が高くなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の斜視図である。
【図2】そのアーム基板部の正面図である。
【図3】その要部のローラとセンサーの断面図である。
【図4】制御系のブロック線図である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 2 角度検出手段 10a ローラ 11 周長センサー 14 周長検出手段 15 演算手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車輪を載置して該車輪と共に回
    転可能なターンテーブルと、該ターンテーブルの回転角
    を検出する角度検出手段と、該ターンテーブル上の前記
    車輪の旋回に伴う回転による該車輪の回転周長を検出す
    る周長検出手段と、前記角度検出手段と周長検出手段か
    らの検出信号を入力して前記車輪のキングピン角を算出
    する演算手段とからなるホイールアライメント測定装置
    において、前記周長検出手段が前記ターンテーブルの上
    面の側方部に立設した支柱から側方に突設した進退可能
    なロッドの先端部に設けられ、車輪のホイールの周縁部
    に当接するローラと、該ローラに内装して該ローラの回
    転周長を検出する周長センサーとからなることを特徴と
    するホイールアライメント測定装置。
  2. 【請求項2】 前記車輪のホイールに当接するローラは
    車輪のホイールのサイズに応じて中心からの長さを調整
    可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載のホイ
    ールアライメント測定装置。
JP28134696A 1996-10-02 1996-10-02 ホイールアライメント測定装置 Pending JPH10111123A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210325A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ撮影用補助装置
CN110789532A (zh) * 2018-07-16 2020-02-14 大众汽车有限公司 估计车轮的当前的车轮周长的方法和设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210325A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ撮影用補助装置
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