JPH06123620A - ホイールアライメント測定装置 - Google Patents

ホイールアライメント測定装置

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Publication number
JPH06123620A
JPH06123620A JP4296551A JP29655192A JPH06123620A JP H06123620 A JPH06123620 A JP H06123620A JP 4296551 A JP4296551 A JP 4296551A JP 29655192 A JP29655192 A JP 29655192A JP H06123620 A JPH06123620 A JP H06123620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
angle
turntable
rotation
circumference
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296551A
Other languages
English (en)
Inventor
Akishi Hoshino
晶司 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Banzai Ltd
Original Assignee
Banzai Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Banzai Ltd filed Critical Banzai Ltd
Priority to JP4296551A priority Critical patent/JPH06123620A/ja
Publication of JPH06123620A publication Critical patent/JPH06123620A/ja
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の車輪のキングピン角を測定可能にす
る。 【構成】 自動車の車輪Aを載置して該車輪Aと共に回
転可能なターンテーブル1と、該ターンテーブル1の回
転角を検出する角度検出手段7と、該ターンテーブル1
上の前記車輪Aの旋回に伴う回転による該車輪Aの回転
周長を検出する周長検出手段21と、前記角度検出手段
7と周長検出手段21からの検出信号を入力して前記車
輪のキングピン角を算出する演算手段22とからなり、
車輪Aを右又は左へ旋回させ、このときのターンテーブ
ル1の右又は左への回転角を前記角度検出手段7により
検出すると共に車輪Aの回転に伴う周長を前記周長検出
手段21により検出し、これら検出信号を入力した演算
手段22は所定の演算をしてキングピン角を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車輪のキングピ
ン角の測定に好適なホイールアライメント測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として、車両に装着さ
れている車輪を載置可能な平坦な載置面を具備する支持
手段と、前記載置手段上に載置された車輪の両側をクラ
ンプした状態で予め定められた基準線に対する前記車輪
の相対的な角度を検知する角度検知手段とを有し、該角
度検知手段は前記車輪のトー角度及びキャンバー角度を
検出するようにしたものが知られている(特公平4−1
0020号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の装置によれ
ば、自動車の車輪のトー角及びキャンバー角の測定のみ
が可能で、キングピン角の測定が困難である問題点があ
る。
【0004】本発明はこの問題点を解消し、キングピン
角を測定可能にしたホイールアライメント測定装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すべく本
発明は、自動車の車輪を載置して該車輪と共に回転可能
なターンテーブルと該ターンテーブルの回転角を検出す
る角度検出手段と、該ターンテーブル上の前記車輪の旋
回に伴う回転による該車輪の回転周長を検出する周長検
出手段と、前記角度検出手段と周長検出手段からの検出
信号を入力して前記車輪のキングピン角を算出する演算
手段とからなることを特徴とする。
【0006】
【作用】ターンテーブルを固定状態にし、被測定の自動
車の車輪を該ターンテーブル上に載置した後、該ターン
テーブルを回転自在の状態としてハンドルを操向する。
これによりタイヤが旋回すると共にタイヤは走行方向又
は逆方向旋回する。
【0007】このとき該タイヤの回転を周長検出手段に
より車輪の回転周長を検出すると共にターンテーブルの
回転角を角度検出手段により検出し、これら周長検出手
段と角度検出手段とからの検出信号とが入力された演算
手段は所定の演算を実行して車輪のキングピン角を算出
する。
【0008】
【実施例】以下本発明の第1実施例を図1乃至図5によ
り説明する。
【0009】1は床面に設けられ自動車の車輪Aを載置
するターンテーブルを示し、該ターンテーブル1は次の
ように構成されている。
【0010】即ち、図1及び図2の如く床面に形成され
た凹部2の下面に設置したベース2aの上面に前後方向
に延びる1対のレール3、3を敷設してこれらレール
3、3上にこれに沿って前後方向に移動可能な第1支持
板4を設け、更に該第1支持板4の上面に左右方向に延
びる1対のレール5、5を敷設してこれらレール5、5
上にこれに沿って左右方向に移動可能な第2支持板6を
設け、該第2支持板6上に前記ターンテーブル1を回転
自在に軸支しており、該ターンテーブル1は方形枠体1
aと、その側辺から側方へ突出した支持板部1bと、該
枠体1a内において摩擦部材1dを上面に附着した固定
板1cと、該固定板1cと該枠体1aに固定し前記第2
支持板6に回動自在に軸支された回転軸1eとからな
り、該回転軸1eの根部には歯車1fが固設されてい
る。
【0011】7は角度検出手段を示し、該角度検出手段
7は例えばポテンショメータからなり、前記歯車1fの
回転によりハンドルを右又は左に操向したときのタイヤ
の旋回角T1 、T2 を検出できる。
【0012】尚、8及び9は前記第1支持板4の前後の
移動を規制する第1固定手段の固定子とこれを進退する
シリンダー、10及び11は前記第2支持板6の左右の
移動を規制する第2固定手段の固定子とこれを進退する
シリンダー、12及び13は前記ターンテーブル1の回
転を規制する第3固定手段の固定子とこれを進退するシ
リンダーを示す。
【0013】又前記ターンテーブル1の支持板部1bの
上面には支柱14が立設され、図3の如く該支柱14の
上方部に例えばエアシリンダーその他からなる進退制御
手段15を横設し、該進退制御手段15から進退するロ
ッド16の先端部にユニバーサルジョイント18により
傾動自在のアーム17と該アーム17の先端部に車輪A
のタイヤに当接するローラ19をそれぞれ設けると共
に、該ローラ19の支軸に歯車19aを固着し、又前記
アーム17に例えば角度ポテンショメータとその角度と
ローラ19の半径を掛けて周長を算出する掛算器とから
なる測長センサー20を設け、該測長センサー20の軸
に従動歯車20aを設けて該従動歯車20aに前記歯車
19aを噛合させた。そして、前記支柱14とロッド1
6とローラ19と測長センサー20とにより周長検出手
段21を構成した。
【0014】22は例えばマイクロコンピュータその他
からなる演算手段を示し、該演算手段22は図4の如く
インターフェース23を介して前記ターンテーブル1の
個所における前記角度検出手段7及び周長検出手段20
に接続されていると共に、該インターフェース23及び
駆動装置24を介して前記第1〜第3固定手段9、1
1、13及び進退制御手段15等に接続した。
【0015】尚、図4において25は操作装置、26は
表示装置を示す。
【0016】次に前記実施例装置による測定について説
明する。
【0017】先づ操作装置25の操作による演算手段2
2からの指令により第1固定手段9、第2固定手段11
及び第3固定手段13を作動して第1、第2、第3固定
子8、10、及び12が進出して凹部4a、6a、1g
にそれぞれ係合し、第1支持板4の前後方向の移動及び
第2支持板6の左右方向の移動、更にターンテーブル1
の回転も規制され、該ターンテーブル1が固定状態にな
る。
【0018】その後、被測定自動車を進入させてから該
自動車を制動し、操作装置25の操作による演算手段2
2からの指令により第1固定手段9が作動して係合凹部
4aとの係合を解除し、前後移動を可能にし各車輪を各
ターンテーブル1の固定板1c上に載置させる。そして
操作装置25の操作による演算手段22からの指令によ
り第2第3固定手段11、13を後退させ左右方向に移
動自在にすると共に、ターンテーブル1の規制も解除し
て回転自在にする。
【0019】次に、前記操作装置25の操作による演算
手段22からの指令により進退制御手段15を前進させ
アーム17を進出しローラ19を車輪Aのタイヤに当接
させる。
【0020】その後、自動車のハンドルを右側又は左側
に任意の角度回転させると車輪Aが旋回すると共に車輪
Aは走行方向又はその逆方向に回転する。
【0021】そして該車輪Aの右又は左への旋回に伴う
ターンテーブル1の右又は左への回転角T1 又はT2
角度検出手段7により検出する。又、前記車輪Aが回転
することにより前記ローラ19も回転する。そこで該ロ
ーラ19の回転した距離Lを測長センサー20で検出す
る。この場合タイヤの半径をrとすると車輪Aの回転角
βは次式で表わされる。
【数1】 …(1)
【0022】従って今、ハンドルを右又は左に操向した
ときのタイヤの旋回角T1 、T2 に対応する車輪Aの回
転角をβ1 、β2 とするとキングピン角θk
【数2】 …(2) であるので、演算手段22は、先づ周長センサー20に
より各回転角T1 、T2に対応する前記ローラ19の回
転した距離L1 、L2 に応じた検出信号を入力し、数式
(1)の演算を実行してβ1 、β2 を算出し、次に角度
検出手段7からのT1 、T2 に応じた検出信号を入力
し、これらT1 、T2 及びβ1 、β2 から数式(2)の
演算を実行して左右の前輪のキングピン角θk をそれぞ
れ算出し、その算出結果を表示装置26に表示する。こ
のようにして車輪Aのキングピン角を測定できる。
【0023】次に、本発明の第2実施例を図6及び図7
により説明する。
【0024】本実施例においては前記ターンテーブル1
に平行な車輪支承ローラ1g、1gを設け、該ローラ1
gの一方の回転軸1hに例えば角度ポテンショメータと
その角度とローラ1gの半径を掛けて周長を算出する掛
算器とからなる周長センサー27を設けた。そして前記
ローラ1gと回転軸1h及び測長センサー27とにより
周長検出手段21を構成したものである。
【0025】かくて前述の角度検出手段7によりタイヤ
の旋回角T1 、T2 を検出すると共に、ローラ1gの回
転した距離L(即ちタイヤの回転した距離)を測長セン
サー27で検出することにより前述と同様に車輪Aのキ
ングピン角を測定することができ、本実施例においては
周長検出手段21がターンテーブル1に直結されている
ので、構造が簡単となると共に周長の測定精度を向上す
ることができる特徴を有する。
【0026】尚、角度検出手段7又は周長検出手段21
は本実施例のポテンショメータに限らず角度又は周長を
検出し得るものであればいずれの手段を用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】上記の如く本発明によると、ターンテー
ブルの回転角を検出する角度検出手段と、該ターンテー
ブル上の車輪の旋回に伴う回転による該車輪の回転周長
を検出する周長検出手段と、前記角度検出手段と、周長
検出手段からの検出信号を入力して前記車輪のキングピ
ン角を検出する演算手段とにより構成したので、キング
ピン角の測定が簡単な操作で可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のターンテーブルの平面図
である。
【図2】図1の I−I 線一部截断面図である。
【図3】要部の拡大斜視図である。
【図4】制御系のブロック線図である。
【図5】車輪のキングピン角の測定状態を示す概略平面
図である。
【図6】本発明の第2実施例のターンテーブルの平面図
である。
【図7】図6のII−II線一部截断面図である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 1g 車輪支承ローラ 7 角度検出手段 14 支柱 16 ロッド 19 ローラ 21 周長検出手段 22 演算手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車輪を載置して該車輪と共に回
    転可能なターンテーブルと該ターンテーブルの回転角を
    検出する角度検出手段と、該ターンテーブル上の前記車
    輪の旋回に伴う回転による該車輪の回転周長を検出する
    周長検出手段と、前記角度検出手段と周長検出手段から
    の検出信号を入力して前記車輪のキングピン角を算出す
    る演算手段とからなることを特徴とするホイールアライ
    メント測定装置。
  2. 【請求項2】 前記角度検出手段が前記ターンテーブル
    の回転軸に固設した歯車と、該歯車に噛合する回転形ポ
    テンショメータとからなることを特徴とする請求項1に
    記載のホイールアライメント測定装置。
  3. 【請求項3】 前記周長検出手段が前記ターンテーブル
    の上面の側方部に立設した支柱から側方に突設した進退
    可能なロッドの先端部に設けられ、車輪のホイールの周
    縁部に当接するローラと、該ローラに連動して該ローラ
    の回転周長を検出する周長センサーとからなることを特
    徴とする請求項1に記載のホイールアライメント測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記周長検出手段が前記ターンテーブル
    に並設され車輪を支承する回転自在な車輪支承ローラ
    と、該支承ローラに連動して該支承ローラの回転周長を
    検出する周長センサーとからなることを特徴とする請求
    項1に記載のホイールアライメント測定装置。
JP4296551A 1992-10-09 1992-10-09 ホイールアライメント測定装置 Pending JPH06123620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4296551A JPH06123620A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 ホイールアライメント測定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4296551A JPH06123620A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 ホイールアライメント測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06123620A true JPH06123620A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17835005

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4296551A Pending JPH06123620A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 ホイールアライメント測定装置

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JP (1) JPH06123620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013012A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 A & D Co Ltd 車輪位置計測装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013012A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 A & D Co Ltd 車輪位置計測装置

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