JPH03502485A - 駆動される舵取り車軸を持つ車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 駆動される舵取り車軸を持つ車両 技術分野 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念部分に記載した駆動される舵取り車軸お よび差動装置固定装置を持つ車両に関する。

背景技術 かかる車両において、カーブを走行する際に路面上で滑りを生ぜず、車両の走行 安定性を害することなしに、車輪が異なった回転数で回転するようにするために 差動装置が使用されている。各車輪におけるノースリップ条件が不均一であると きに牽引性を改良するために、差動装置固定装置が設けられている。この差動装 置固定装置は、運転者によっであるいは車両の運転ノくラメータに関して自動的 に投入ないし遮断され、差動装置を介して出力軸ないし車輪の回転数の釣り合い を部分的にあるいは全面的に阻止する。

差動装置固定装置を投入する運転パラメータとして、差動装置と各車輪との間の 出力軸における回転数を求め、両者の差を算出することによって、差動装置の出 力軸における回転数差を算出することが知られている（ＷＯ国際公開公報第８６ １０１４６７号参照）。この回転数差は、車両が直進走行しているときは、ノー スリップ条件が不均一であるために生ずる車輪における滑りの大きさである。し かしカーブを走行するときは車輪に滑りを生ずることなしに、カーブ半径に関係 した差動回転数が生ずる。車両の操縦性が差動装置固定装置によって妨げられな いようにするために、上述した国際公開公報において、カーブ走行の際に差動装 置固定装置が開かれるように作用する舵取り角度の信号発生器を設けることが知 られている。その信号発生器の発信器部分は出力軸の自在継手の近くに配設され 、舵取り角度に関係して車軸管に対する位置を変化する。これによって、車軸管 に取り付けられた受信器部分と共に舵取り角度に関した信号が発生される。

従来は、回転数および舵取り角度に関係した信号に対して、少なくとも３つのセ ンサーが必要である。さらに舵取り角度に関したセンサーは接触子により作動し 、この接触子は、特に農耕用車両および建設用車両の場合には大きな摩耗に曝さ れる。

〔発明の開示〕

本発明の目的は、センサーの数およびそれに伴って差動装置固定装置の作動用の 構造費用を低減すること、および同時にセンサーの性能および動作確実性を良く することにある。この目的は本発明によれば、信号発生器の受信器部分および発 信器部分が非接触式に共働し、回転数ならびに位置に関係した信号を発生するこ とによって達成される。

このために、電気的、磁気的あるいは光学的に作用する信号発生器が用いられ、 回転発信器部分による誘導作用によって山と谷を持つほぼ矩形のパルスが発生さ れる。

出力軸の回転数が同じであるとき、発信器部分と受信器部分との相対位置に無関 係に周波数は一定としなければならず、他方、その相対位置に関係してパルスの 山と谷の比率が変化する。回転数を検出するために、単位時間当りにおいて、互 いに連続する２つの立上がりパルス面あるいは下降パルス面の間隔をｎ１定する ことができる。

舵取り角度はパルスの山と谷との比率から求められる。

基本的には各舵取り角度にパルスの山と谷の所定の比率を付属させることができ 、その比率は発信器部分の移動範囲にわたって連続的に変化する。多くの用途に おいて、差動装置固定装置の制御に対して１つあるいは複数の角度を入力すれば 十分であり、従ってパルスの山と谷との比率を相応して間欠的に変化することが できる。

発信器部分は本発明に基づいて歯付きリングとして形成され、その歯の幅は軸方 向において連続的あるいは間欠的に変化している。

電気的あるいは磁気的に作用する誘導影信号発生器に代わって、光学的に作用す る信号発生器も利用でき、その場合、受信器部分の光線が発信器部分の相応して 形成された反射面において受信器部分に向けて反射され、相応して評価される。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は矩形パルスの山と谷の比率が連続的に変化する信号発生器の概略構成図 、第２図は矩形パルスの山と谷の比率が間欠的に変化する信号発生器の概略構成 図、第３図は第１図における発信器部分の異なった位置における矩形パルスの図 である。

〔発明を実施するための最良の形態〕

本発明に基づく信号発生器は、出力軸部分２に固着された発信器部分１と、車軸 管４に配置され発信器部分１と非接触式に共働する受信器部分３とからなる。

車両が舵取り運動する間、出力軸部分２はその軸方向に矢印５の方向に往復運動 する。その場合、発信器部分３の位置α　が受信器部分３の中心６に対向して位 置するとき、車両は直進走行し、受信器部分の位置α　が受膳 信器部分３の中心に対向して位置するとき、最大の舵取り角度となっている。受 信器部分３は電気的、磁気的あるいは光学的に作用する。それに従って発信器部 分１は外周に電気的、磁気的あるいは光学的に作用する有効領域７を有している 。有効領域７は、これに比べて作用が極めて低い無効領域８と交互に存在してお り、受信器部分３において矩形パルスの山９を発生する。この山９は谷１０と共 に矩形パルスを形成する。その場合、立上がり面１１あるいは下がり面１２の順 序が回転数を検出するために評価され、山９と谷１０との比率がその都度の舵取 り角度に対する大きさを表している。

第１図における有効領域７は位置α　から位置α　まで連続的に狭くなり、相応 して無効領域８の幅が連続的に増大している。しかし、第２図における実施例の 場合には、有効領域７は大きな範囲にわたって一定しており、その幅が所定の舵 取り角度から飛躍的に変化している。

符号の説明 １・・・発信器部分、２・・・出力軸部分、３・・・受信器部分、４・・・車軸 管、５・・・矢印、６・・・受信器部分の中心、７・・・有効領域、８・・・無 効領域、９・・・矩形パルスの山、１０・・・矩形パルスの谷、１１・・・パル スの立上がり面、１２・・・パルスの下がり面 平成２年８月１日 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、　特許出願の表示 ＰＣＴ／ＥＰ　　８９１０００８０ ２、発明の名称 駆動される舵取り車軸を持つ車両 ３、特許出願人 住　所　　ドイツ連邦共和国フリードリッヒスハーフェン　１、ポストファッハ 　２５２０．レーベンターレルシュトラーセ、名　称　　　ツァーンラートファ ブリーク、フリードリッヒスハーフエン、アクチェンゲゼルシャフト ４、　代　　理　　人 （郵便番号１００） 東京都丁・代田区丸の内圧丁目２番３号（１）　　補正書の翻訳文　　　　　　 　　　　　　　　　　　　１　通請求の範囲 １、　駆動される舵取り車軸および差動装置固定装置を有し、この差動装置固定 装置が出力軸における回転数差と舵取り角度に関して作動され、その舵取り角度 に対する信号発生器が、出力軸（２）と共に回転し舵取り運動中におい′Ｃ舵取 り角度に関係して車軸管（４）に対する位置を変える発信器部分（１）と、車軸 管（４）に取り付けられた受信器部分（３）とを有している車両において、 受信器部分（３）が非接触式のパルス発生器であり、発信器部分（１）がパルス 発生器において連続パルスを発生する表面組織を有し、その周波数が回転数に対 する測定信号を形成し、パルス幅ないし探子時間の比率が受信器部分（３）の軸 方向移動と共に変化し、これにより舵取り角度に伴って変化する測定信号を形成 することを特徴とする車両。

２、　電気的、磁気的あるいは光学的に作用する信号発生器が用いられ、山（９ ）と谷（１０）を持つほぼ矩形のパルスを発生し、その周波数は発信器部分（１ ）の移動範囲にわたって一定しており、山（９）と谷（１０）との比率が発信器 部分（１）の移動範囲にわたって変化することを特徴とする請求の範囲第１項記 載の車両。

３、　発信器部分（１）が歯付きリングであり、その歯の幅が軸方向において連 続的あるいは間欠的に変化していることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２ 項記載の車両。

宝昨膿査報告 一一―−１−−ｍｋ　　ＰＣＴ／ＥＰ　８９１０００８０

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．駆動される舵取り車軸および差動装置固定装置を有し、この差動装置固定装 置が出力軸における回転数差と舵取り角度に関して作動され、その舵取り角度に 対する信号発生器が、出力軸と共に回転し舵取り運動中において舵取り角度に関 係して車軸管に対する位置を変える発信器部分と、車軸管に取り付けられた受信 器部分とを有している車両において、 受信器部分（３）および発信器部分（１）が非接触式に共働し、その回転数およ び位置に関係した信号を発生することを特徴とする車両。
2. ２．電気的、磁気的あるいは光学的に作用する信号発生器が用いられ、山（９） と谷（１０）を持つほぼ矩形のパルスを発生し、その周波数は発信器部分（１） の移動範囲にわたって一定しており、山（９）と谷（１０）との比率が発信器部 分（１）の移動範囲にわたって変化することを特徴とする請求の範囲第１項記載 の車両。
3. ３．発信器部分（１）が歯付きリングであり、その菌の幅が軸方向において連続 的あるいは間欠的に変化していることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項 記載の車両。