JPH06213604A - 自走台車の走行距離などの検出装置 - Google Patents

自走台車の走行距離などの検出装置

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JPH06213604A
JPH06213604A JP444493A JP444493A JPH06213604A JP H06213604 A JPH06213604 A JP H06213604A JP 444493 A JP444493 A JP 444493A JP 444493 A JP444493 A JP 444493A JP H06213604 A JPH06213604 A JP H06213604A
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JP
Japan
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wheel
rotation
self
wheels
steering
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Withdrawn
Application number
JP444493A
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English (en)
Inventor
Fumitsugu Inai
文嗣 稲井
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直軸17の周りに操向回転駆動可能な操向
用車輪11をモータ駆動可能に構成して、推進用車輪に
兼用させた自走台車に於いて、前記車輪11の走行距離
を左右の旋回走行時でも高精度に検出し得るようにする
こと。 【構成】 前記車輪11の左右両側対称位置に当該車輪
11と同心状で接地回転可能な計測輪16A,16Bを
軸支し、これら両計測輪16A,16Bの回転量または
回転速度を各別に検出する回転検出手段20A,20B
と、これら両回転検出手段20A,20Bの検出値から
平均値を演算する演算手段24とを併設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、垂直軸周りに操向回転
駆動可能な操向用車輪をモータ駆動可能に構成して、推
進用車輪に兼用させた自走台車の走行距離などの検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種の自走台車の走行
距離検出装置は、図4に示されるように、垂直な操向用
回転軸1により支承された操向用車輪軸支部材2に軸支
され且つ推進駆動用モータ3に連動連結された操向推進
兼用車輪4の片側で当該車輪4と同心状に、接地回転可
能な計測輪5を前記車輪軸支部材2に支軸6で支承し、
この支軸6を介して前記計測輪5にロータリーエンコー
ダ7を連動連結させたものであった。
【0003】このような従来の走行距離検出装置では、
前記ロータリーエンコーダ7の検出値である計測輪5の
回転量を車輪4の回転量、即ち当該車輪4(自走台車)
の走行距離とするのであるが、車輪4と計測輪5とが軸
方向に距離Lだけ離間しているので、直進時には問題な
いが、図5に示されるように左右旋回走行時には車輪4
の回転量と計測輪5の回転量とに差が生じる。また、車
輪4を回転駆動させないで操向回転のみさせる、所謂据
え切りを行った場合、車輪4の走行距離ゼロであるにも
拘らず計測輪5の回転量がロータリーエンコーダ7によ
って検出され、その検出回転量だけ車輪4が走行したこ
とになる。
【0004】このように従来の走行距離検出装置では、
ロータリーエンコーダ7の検出値と実際の車輪4(自走
台車)の走行距離とに誤差が生じる。従って、走行距離
の検出精度を高めるためには、旋回走行時の操向角度と
方向を検出する手段を併用し、その操向角度と方向とに
より検出値を補正する補正演算プログラムや、据え切り
の場合には検出値を無視するというような制御が必要で
あり、制御が複雑であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の自走台車の走行距離検出装置は、垂直軸17の周
りに操向回転駆動可能な操向用車輪11をモータ駆動可
能に構成して、推進用車輪に兼用させた自走台車に於い
て、前記車輪11の左右両側対称位置に当該車輪11と
同心状で接地回転可能な計測輪16A,16Bを軸支
し、これら両計測輪16A,16Bの回転量または回転
速度を各別に検出する回転検出手段20A,20Bと、
これら両回転検出手段20A,20Bの検出値から平均
値を演算する演算手段24とを併設した点に特徴を有す
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1に於いて、10は搬送用自走台
車であって、前部中央位置に操向推進兼用車輪11を備
えると共に、後部に左右一対の従動車輪12a,12b
を備えている。前記操向推進兼用車輪11は、図2にも
示されるように、操向用車輪軸支部材13に駆動軸14
により片持ち状に支承され、当該駆動軸14を介して推
進駆動用減速機付きモータ15に連動連結されている。
16A,16Bは左右一対の接地回転可能な計測輪であ
って、前記車輪11から等距離La,Lbだけ離れた左
右両側対称位置に当該車輪11と同心状に支承されてい
る。前記操向用車輪軸支部材13は、車輪11の接地点
の真上で垂直軸17により回転可能に支承され、当該垂
直軸17を介して操向駆動用減速機付きモータ18に連
動連結されている。
【0007】更に詳述すれば、片側の計測輪16Aは、
車輪11を片持ち状に軸支する側とは反対側で、前記操
向用車輪軸支部材13に回転軸19により片持ち状に支
承されると共に、当該回転軸19を介して回転検出手段
20Aに連動連結されている。また、他方の計測輪16
Bは、前記駆動軸14に相対回転自在に外嵌する筒状回
転軸21により前記操向用車輪軸支部材13に支承され
ると共に、当該筒状回転軸21を介して回転検出手段2
0Bに連動連結されている。これら各回転検出手段20
A,20Bにはロータリーエンコーダ22a,22bが
使用され、各ロータリーエンコーダ22a,22bに
は、発信パルスを積算する積算カウンター23a,23
bが接続され、これら各積算カウンター23a,23b
の出力値、即ち各計測輪16A,16Bの回転量Ra,
Rbは、これら両回転量Ra,Rbの平均値(Ra+R
b)/2を演算する演算手段24に接続されている。前
記積算カウンター23a,23bと演算手段24とは、
例えばマイクロコンピュータによって構成することが出
来る。
【0008】上記の構成によれば、モータ15により駆
動軸14を介して車輪11を回転駆動することにより、
自走台車10を走行させることが出来る。そして当該車
輪11を軸支する車輪軸支部材13をモータ18により
垂直軸17の周りに操向駆動することにより、前記車輪
11を左右任意方向に任意角度だけ操向させて自走台車
10の走行向きを変更させることが出来る。このように
して自走台車10を所定経路に沿って自走させることが
出来るのであるが、この自走台車10の走行距離、即
ち、操向推進兼用車輪11の走行距離(回転量)の検出
は、次のように行われる。
【0009】車輪11の回転駆動により、接地している
両計測輪16A,16Bも接地駆動されて自転すること
になる。そしてこれら各計測輪16A,16Bの自転に
伴って各ロータリーエンコーダ22a,22bが駆動さ
れ、そのときの各計測輪16A,16Bの回転速度に比
例した時間間隔でパルスが発信され、これら各発信パル
スが積算カウンター23a,23bで積算計数されるこ
とにより、各計測輪16A,16Bの回転量Ra,Rb
が検出される。演算手段24は、これら各計測輪16
A,16Bの回転量Ra,Rbの平均値(Ra+Rb)
/2を演算して出力している。
【0010】自走台車10が直進しているとき、即ち車
輪11の操向角度がゼロのときは、車輪11の回転量R
xと両計測輪16A,16Bの回転量Ra,Rbとは互
いに等しい。従って、演算手段22からの出力平均値
(Ra+Rb)/2は、計測輪16Aの回転量Raまた
は計測輪16Bの回転量Rbと等しく、実際の車輪11
の回転量(走行距離)Rxと等しい。
【0011】図3に示されるように、自走台車10が左
右のカーブ経路部分を走行するとき、即ち車輪11が所
定角度だけ操向されるときは、旋回中心側の計測輪16
Aの回転量Raまたは計測輪16Bの回転量Rbが車輪
11の回転量Rxより小さくなり、外側の計測輪16B
の回転量Rbまたは計測輪16Aの回転量Raは車輪1
1の回転量Rxより大きくなる。而して、車輪11と両
計測輪16A,16Bとの間の距離La,Lbは等しい
ので、実際の車輪11の回転量Rxは両計測輪16A,
16Bの回転量Ra,Rbの平均値(Ra+Rb)/2
となり、この平均値が前記演算手段24より出力されて
いるので、自走台車10が左右のカーブ経路部分を走行
するときでも、車輪11の回転量(走行距離)Rx、即
ち自走台車10の走行距離は、演算手段24からの出力
平均値(Ra+Rb)/2となる。
【0012】モータ15で車輪11を回転駆動させない
で、モータ18により車輪軸支部材13を垂直軸17の
周りに操向回転させる、所謂据え切りを行った場合に
は、両計測輪16A,16Bが車輪11の接地点の真上
にある垂直軸17の周りで公転しながら接地駆動されて
自転するが、その回転方向は互いに逆で且つ回転量は等
しい。従って、各ロータリーエンコーダ22a,22b
と積算カウンター23a,23bとで検出される各計測
輪16A,16Bの回転量Ra,Rb(両値の絶対値は
等しく且つ何れか一方は−値)の積算値(Ra+Rb)
はゼロとなり、演算手段24からの出力平均値(Ra+
Rb)/2、即ち車輪11の回転量(走行距離)Rxは
ゼロとなって、実際の据え切り状態と合致する。
【0013】なお、積算カウンター23a,23bでロ
ータリーエンコーダ22a,22bの発信パルスを単位
時間内だけ計数させるかまたは、ロータリーエンコーダ
22a,22bの発信パルスの時間間隔から、各計測輪
16A,16Bのその時々の回転速度を検出するように
し、演算手段24により、両計測輪16A,16Bの回
転速度の平均値を演算させて、車輪11の回転速度、即
ち自走台車10のその時々の走行速度を出力するように
構成することも出来る。また計測輪16A,16Bは、
常時接地状態となるように、接地周面を弾性体から構成
すると共に、その外径を操向推進兼用車輪11の外径よ
り若干大きく構成しておくのが望ましい。
【0014】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明による自走
台車の走行距離などの検出装置によれば、操向推進兼用
車輪の左右両側対称位置に当該車輪と同心状で接地回転
可能な計測輪を軸支し、これら両計測輪の回転量または
回転速度を各別に検出する回転検出手段と、これら両回
転検出手段の検出値の平均値を演算する演算手段とを併
設して成るものであるから、前記演算手段からの出力平
均値が前記操向推進兼用車輪の実際の回転量または回転
速度と一致することになる。
【0015】従って、従来のように旋回走行時の操向角
度と方向を検出する手段を併用して、その操向角度と方
向とにより検出値を補正する補正演算プログラムや、据
え切りの場合には検出値を無視するというような制御が
不要であるにも拘らず、常に高精度の走行距離または走
行速度の検出が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自走台車の構成を説明する概略平面図であ
る。
【図2】 本発明実施例を説明する要部の正面図とブロ
ック線図である。
【図3】 本発明実施例に於ける旋回走行時の計測輪と
操向推進兼用車輪との移動軌跡を説明する平面図であ
る。
【図4】 従来例を説明する要部の正面図である。
【図5】 従来例に於ける旋回走行時の計測輪と操向推
進兼用車輪との移動軌跡を説明する平面図である。
【符号の説明】
10 自走台車 11 操向推進兼用車輪 13 操向用車輪軸支部材 14 駆動軸 15 推進駆動用減速機付きモータ 16A 計測輪 16B 計測輪 17 垂直軸 18 操向駆動用減速機付きモータ 19 回転軸 20A 回転検出手段 20B 回転検出手段 21 筒状回転軸 22a ロータリーエンコーダ 22b ロータリーエンコーダ 23a 積算カウンター 23b 積算カウンター 24 演算手段 Ra 計測輪16Aの回転量 Rb 計測輪16Bの回転量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直軸周りに操向回転駆動可能な操向用車
    輪をモータ駆動可能に構成して、推進用車輪に兼用させ
    た自走台車に於いて、前記車輪の左右両側対称位置に当
    該車輪と同心状で接地回転可能な計測輪を軸支し、これ
    ら両計測輪の回転量または回転速度を各別に検出する回
    転検出手段と、これら両回転検出手段の検出値の平均値
    を演算する演算手段とを併設して成る自走台車の走行距
    離などの検出装置。
  2. 【請求項2】前記車輪と一方の計測輪とを、垂直軸周り
    に操向回転駆動可能な操向用車輪軸支部材に、夫々反対
    側で片持ち状に軸支し、他方の計測輪は、前記車輪を支
    承する駆動軸に相対回転可能に外嵌する筒状回転軸で支
    承して成る請求項1に記載の自走台車の走行距離などの
    検出装置。
JP444493A 1993-01-14 1993-01-14 自走台車の走行距離などの検出装置 Withdrawn JPH06213604A (ja)

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JPH06213604A true JPH06213604A (ja) 1994-08-05

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20000404