JPH0621255U - 表面実装型電子部品 - Google Patents

表面実装型電子部品

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JPH0621255U
JPH0621255U JP5754392U JP5754392U JPH0621255U JP H0621255 U JPH0621255 U JP H0621255U JP 5754392 U JP5754392 U JP 5754392U JP 5754392 U JP5754392 U JP 5754392U JP H0621255 U JPH0621255 U JP H0621255U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】基板1を挟持するための挟持部21とプリント
配線基板に接続するためのリード線部22よりリード端
子2を構成し、挟持部21付近の脚部22a´を脚部2
2aより太くする。 【効果】基板1の裏面側におけるリード端子の半田付け
部の剥離強度が増し、半田付け部の信頼性が大幅に向上
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリント配線基板の表面に実装可能な電子部品に係り、特に、改 良したリード端子を取り付けてなる表面実装型電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ハイブリッドIC化された基板に対し、その基板の対向する両端縁 部に複数のリード端子を取り付けてなる表面実装型電子部品が知られている。
【0003】 図4は従来の表面実装型電子部品の、特にリード端子の構造を示す図であり、 (A)は部分正面図、(B)はその右側面図である。図4において1はハイブリ ッドICを構成する基板、2はその基板の端縁部に取り付けたリード端子である 。同図に示すように、リード端子2は基板1を挟持する挟持部21とプリント配 線基板に接続するためのリード線部22からなり、そのリード線部22は、基板 1の端縁部より内側に位置する脚部22aとプリント配線基板に対する取り付け 部22bから構成されている。
【0004】 このようにリード端子2を基板1の端縁部に取り付けた後、半田Sにより半田 付けを行うことにより、基板1とリード端子2間の電気的機械的接続が行われる 。その後、必要に応じて、リード端子の挟持部を含む基板1の周囲に保護膜が被 着される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の表面実装型電子部品においては、リード端子の脚部22aが基 板1の端縁部より内側に位置し、リード端子の取り付け部22bが基板1の端縁 部より殆どはみ出すことがないため、プリント配線基板に対する実装密度が高ま るという利点がある。
【0006】 しかしながら、図4に示した構造のリード端子を用いた表面実装型電子部品で は、基板1の裏面側における、リード端子の挟持部21と脚部22a間の湾曲し た部分でも半田付けが行われる。前記湾曲部はリード線22の線幅と同一である ため、例えば基板1に複数のリード端子を取り付けた後の各種工程処理の段階で 、または表面実装型電子部品を完成させた後、プリント配線基板に実装されるま での過程で、図4においてリードに対しF1またはF1´方向に外力が作用する と、基板1の裏面側におけるリード端子の半田付け部に大きな応力が発生する。
【0007】 また、F2またはF3方向に外力が作用すると、基板1の裏面側におけるリード 端子の半田付け部は、弱点である剥離方向に応力が発生する。特にリード端子の 脚部22aが長くなると前記応力も大きくなり、場合によっては半田付け部が剥 離することもあり、半田付け部の信頼性が問題となる。
【0008】 この考案の目的は、前述の問題を解消して、基板に対するリード端子の半田付 け部の信頼性を確保した表面実装型電子部品を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1に係る表面実装型電子部品は、基板の対向する両端縁部に それぞれ複数のリード端子が取り付けられてなる表面実装型電子部品であって、 前記リード端子は、基板を挟持するための挟持部と、実装すべきプリント配線 基板表面に接続するためのリード線部からなり、前記リード線部は、前記基板の 端縁部より内側に位置する脚部と、この脚部の下端から前記基板と平行にその基 板の端縁部方向に延設された取付部とからなり、前記挟持部付近で前記脚部を部 分的に太くしたことを特徴とする。
【0010】 請求項2に係る表面実装型電子部品は、基板の対向する両端縁部にそれぞれ複 数のリード端子が取り付けられてなる表面実装型電子部品であって、 前記リード端子は、基板を挟持するための挟持部と、実装すべきプリント配線 基板表面に接続するためのリード線部からなり、前記リード線部は、前記基板の 端縁部より内側に位置する脚部と、この脚部の下端から前記基板と平行にその基 板の端縁部方向に延設された取付部とからなり、前記挟持部付近で且つ半田付け の行われない位置で前記脚部を部分的に細くしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
請求項1に係る表面実装型電子部品では、リード端子は、基板を挟持する挟持 部とプリント配線基板に接続するリード線部からなり、リード線部は基板の端縁 部より内側に位置する脚部とプリント配線基板に対する取付部から構成され、挟 持部付近で脚部が部分的に太く形成されている。従って仮にリード端子に外力が 作用しても、リード端子脚部の太く形成された箇所に応力が集中し、半田付け部 には応力が集中せず、前述した剥離などに対する信頼性が大幅に向上する。
【0012】 請求項2に係る表面実装型電子部品では、リード端子は、基板を挟持する挟持 部とプリント配線基板に接続するリード線部からなり、リード線部は基板の端縁 部より内側に位置する脚部とプリント配線基板に対する取付部から構成され、挟 持部付近で且つ半田付けの行われない位置が部分的に細く形成されている。その ため、仮にリード端子に外力が作用しても、リード端子脚部の細く形成された箇 所に応力が集中し、基板の裏面側におけるリード端子の半田付け部に加わる応力 は減少し、前述の剥離などに対する信頼性が大幅に向上する。
【0013】
【実施例】
この考案の第1の実施例である表面実装型電子部品のリード端子部の構造を図 1に示す。(A)は部分正面図、(B)はその右側面図である。図1において1 はハイブリッドICなどを構成する基板、2は基板1の端縁部に取り付けたリー ド端子である。リード端子2は、基板1の端縁部を挟持する挟持部21とプリン ト配線基板表面に接続するためのリード線部22から構成し、リード線部22は 、基板1の端縁部より内側に位置する脚部22aと、この脚部の下端から基板1 と平行にその基板の端縁部方向に延設させた取付部22bから構成している。 この表面実装型電子部品をプリント配線基板に表面実装する際、取付部22bが プリント配線基板表面に当接する。挟持部21付近の脚部22a´は、脚部22 aの線幅より太く形成している。このような形状のリード端子2を基板1の端縁 部に適宜装着した後、各リード端子の挟持部21部分をSで示すように半田付け する。その際、基板1の裏面側において半田Sは挟持部21と脚部22a´の一 部を含んで半田付けされることになる。そのため、基板1の裏面側におけるリー ド端子の半田付け面積が増大する。その結果、リード端子の半田付け部における 剥離強度が増大し、仮に図4に示したような外力がリード端子2に作用しても、 半田付け部が容易に剥離することはない。
【0014】 このように脚部22a´の一部が半田付けされれば、半田付け部の強度が増大 するが、必ずしも脚部22a´を半田付けする必要はなく、要はこの脚部22a ´にリード端子の応力が集中するため、半田付け部の応力を軽減することができ る。
【0015】 次に、図1に示したリード端子の製造途中における状態を図2に示す。(A) は部分正面図、(B)はその右側面図である。このリード端子は、板金の打ち抜 きおよびプレス加工により製造することができ、あらかじめ挟持部21付近の脚 部22a´の線幅が太く形成されるように金属板を打ち抜き、金属板を折り曲げ 加工して挟持部21および取付部22bを形成する。なお、同図における24は 帯状の金属板に連続する支持部であり、全体にフープ構成としている。
【0016】 次に、第2の実施例に係る表面実装型電子部品の、特にリード端子の構造を図 3に示す。(A)は部分正面図、(B)はその右側面図である。図3において1 はハイブリッドICなどを構成する基板、2は基板1の端縁部に取り付けたリー ド端子である。第1の実施例として図1に示したリード端子と異なり、挟持部2 1と脚部22aとの境界部の線幅は特に太くせず、挟持部21付近で且つ半田付 けの行われない位置で脚部22aにノッチNを形成することにより、局部的に線 幅を細くしている。このようなリード端子を基板1に装着して半田付けした状態 で、仮にリード端子に外力が作用しても、ノッチNの形成した箇所に応力が集中 し、基板1の裏面側におけるリード端子の半田付け部に応力が集中することはな い。そのためその半田付け部の剥離に対する信頼性が向上する。
【0017】
【考案の効果】
この考案によれば、リード端子の脚部が基板の端縁部より内側に位置し、その 取付部が実質的に基板の内側に位置することになり、プリント配線基板に対する 実装密度が増大し、しかも製造途中において、またプリント配線基板に実装した 後にも、基板に対するリード端子の半田付け部の信頼性を高めることができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例に係る表面実装型電子
部品のリード端子の構造を示す図であり、(A)は部分
正面図、(B)はその右側面図である。
【図2】図1に示すリード端子の製造途中における状態
を示す図であり、(A)は部分正面図、(B)はその右
側面図である。
【図3】この考案の第2の実施例に係る表面実装型電子
部品のリード端子の構造を示す図であり、(A)は部分
正面図、(B)はその右側面図である。
【図4】従来の表面実装型電子部品のリード端子の構造
を示す図であり、(A)は部分正面図、(B)はその右
側面図である。
【符号の説明】
1−基板 2−リード端子 21−挟持部 22−リード線部 22a−脚部 22b−取付部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の対向する両端縁部にそれぞれ複数の
    リード端子が取り付けられてなる表面実装型電子部品で
    あって、 前記リード端子は、基板を挟持するための挟持部と、実
    装すべきプリント配線基板表面に接続するためのリード
    線部からなり、前記リード線部は、前記基板の端縁部よ
    り内側に位置する脚部と、この脚部の下端から前記基板
    と平行にその基板の端縁部方向に延設された取付部とか
    らなり、前記挟持部付近で前記脚部を部分的に太くした
    ことを特徴とする表面実装型電子部品。
  2. 【請求項2】基板の対向する両端縁部にそれぞれ複数の
    リード端子が取り付けられてなる表面実装型電子部品で
    あって、 前記リード端子は、基板を挟持するための挟持部と、実
    装すべきプリント配線基板表面に接続するためのリード
    線部からなり、前記リード線部は、前記基板の端縁部よ
    り内側に位置する脚部と、この脚部の下端から前記基板
    と平行にその基板の端縁部方向に延設された取付部とか
    らなり、前記挟持部付近で且つ半田付けの行われない位
    置で前記脚部を部分的に細くしたことを特徴とする表面
    実装型電子部品。
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