JPH0621160U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0621160U
JPH0621160U JP018934U JP1893492U JPH0621160U JP H0621160 U JPH0621160 U JP H0621160U JP 018934 U JP018934 U JP 018934U JP 1893492 U JP1893492 U JP 1893492U JP H0621160 U JPH0621160 U JP H0621160U
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flexible
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JP018934U
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Inventor
茂明 木下
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帝国通信工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で部品点数が少なく小型化が図
れ、且つフレキシブル基板上の回路パターンが劣化しに
くいコネクタを提供すること。 【構成】 2枚のフレキシブル基板10,50のそれぞ
れの表面上に形成した回路パターン間を接続するコネク
タである。弾発バネ30を取り付けた保持部材20を具
備し該保持部材20の弾発バネ30を取り付けた面の上
に一方のフレキシブル基板10を載置するとともにその
上から押え部材40を被せてこれらを一体に固定する。
前記一方のフレキシブル基板10と押え部材40の間の
隙間に補強板55を取り付けた他方のフレキシブル基板
50を差し込んでその回路パターンに前記一方のフレキ
シブル基板10の回路パターンを前記弾発バネ30で圧
接せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フレキシブル基板同士の接続に好適なコネクタに関するものである 。
【0002】
【従来技術】
従来、フレキシブル基板同士の接続は、図6に示すように2つのコネクタ81 ,83を取り付けた硬質基板85(硬質基板85上には回路パターンが印刷され ており両コネクタ81,83間は該回路パターンによって電気的に接続されてい る)を用意し、該両コネクタ81,83にそれぞれフレキシブル基板87,89 の端部を挿入して行われていた。これによって両フレキシブル基板87,89上 に印刷された各回路パターン同士は電気的に接続される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例によってフレキシブル基板同士を接続する場合、2つ のコネクタ81,83と1枚の硬質基板85が必要となり、部品点数が多くてコ スト高となるばかりか、接続部の小型化が図れないという問題点があった。
【0004】 また上記コネクタ81,83は、その内部に金属端子(図示せず)を内蔵して おり、挿入されるフレキシブル基板87,89を該金属端子で挟持することによ って該フレキシブル基板上に設けた回路パターンと接続されるように構成されて いる。このため該コネクタ81,83へフレキシブル基板87,89を何度も抜 き差しすると、該金属端子がフレキシブル基板87,89の回路パターンに何度 も摺接することで、該回路パターンが劣化してしまうという問題点もあった。
【0005】 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造が簡単で部 品点数が少なく小型化が図れ、且つフレキシブル基板上の回路パターンが劣化し にくいコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本考案にかかるコネクタは、2枚のフレキシブル基 板10,50のそれぞれの表面上に形成した回路パターン11,51間を接続す るコネクタにおいて、弾発バネ30を取り付けた保持部材20を具備し該保持部 材20の弾発バネ30を取り付けた面の上に一方のフレキシブル基板10を載置 するとともにその上から押え部材40を被せてこれらを一体に固定し、前記一方 のフレキシブル基板10と押え部材40の間に設けた隙間Aに他方のフレキシブ ル基板50を差し込んで該他方のフレキシブル基板50の回路パターン51に前 記一方のフレキシブル基板10の回路パターン11を前記弾発バネ30で圧接せ しめて構成した。
【0007】
【作用】
弾発バネ30と押え部材40の間で2枚のフレキシブル基板10,50の回路 パターン11,51同士が直接圧接され接続される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の1実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案にかかるコネクタの1実施例を示す斜視図である。同図に示すよ うにこのコネクタは、一方のフレキシブル基板10の端部を保持部材20と押え 部材40で挾んでこれらを一体に固定するとともに、他方のフレキシブル基板5 0の端部に補強板55を貼り付け、該補強板55を貼り付けたフレキシブル基板 50の端部をフレキシブル基板10と押え部材40の間の隙間Aに挿入すること によって両フレキシブル基板10,50を接続するように構成されている。以下 各構成部品について説明する。
【0009】 図2はフレキシブル基板10の端部の構造を示す分解斜視図である。同図に示 すように保持部材20は合成樹脂を略直方体形状に成形して構成され、その上面 には下記する2枚のフレキシブル基板10,50を収納する深さLの溝21を設 け、且つ該溝21の中央には下記する弾発バネ30を収納する凹部23を設けて いる。なおこの溝21の深さLは、2枚のフレキシブル基板10,50と補強板 55を重ね合わせたときの厚みと略同一にする。また該溝21の一方の端辺21 1は、面取りされている。
【0010】 一方、凹部23の側面には下記する弾発バネ30の位置決め舌片37を収納す る切り欠き25が設けられている。また溝21上には下記するフレキシブル基板 10の穴13を挿入する突起27が設けられ、またこの保持部材20の4隅には 下記する押え部材40を固定するための突起29が設けられている。
【0011】 次に弾発バネ30は弾性金属板からなる平板状の基部31の一辺から並列に突 出させた9個の弾発部33を上側に折り曲げて構成されている。また基部31の 他辺中央からは位置決め舌片37が突出している。また基部31の両端辺には、 それぞれ幅方向に突出する爪35が設けられている。
【0012】 次にフレキシブル基板10は、可撓性を有する合成樹脂シート上に回路パター ン11を平行に9本印刷して形成されている。またその中央には前記保持部材2 0に設けた突起27に挿入される穴13が設けられている。なおこのフレキシブ ル基板10は、例えば合成樹脂シート上に各種電子部品を直接取り付けたフレキ シブル基板ブロックから引き出されたものである。
【0013】 次に押え部材40は金属板の4隅に円形の穴41を設けて構成されている。ま た該押え部材40には前記保持部材20の突起27を挿通する穴43が設けられ ている。
【0014】 そしてまず保持部材20の凹部23内に弾性バネ30の基部31を圧入して固 定する。このとき弾性バネ30に設けた4つの爪35が凹部23の側面に噛み付 き、その固定が確実となり抜けが防止できる。
【0015】 次に保持部材20の溝21上にフレキシブル基板10を載置する。このときフ レキシブル基板10の回路パターン11を設けた面を上にするとともに、フレキ シブル基板10の穴13に保持部材20の突起27を挿入する。そしてフレキシ ブル基板10の上から押え部材40を被せ、その4隅の穴41に保持部材20の 突起29を挿入してその先端を熱カシメする。これによって図1に示す状態とな る。
【0016】 ここで図3は該組み立てられたフレキシブル基板10の端部部分を示す断面図 である。図1,図3に示すように、フレキシブル基板10は保持部材20と押え 部材40に挾まれて一体に固定される。なおフレキシブル基板10には突起27 が貫通しているので、保持部材20と押え部材40の間から抜けることはない。 またフレキシブル基板10と押え部材40の間には隙間Aが形成される。一方弾 発バネ30の弾発部33はフレキシブル基板10を押え部材40側に弾発してい る。
【0017】 次に図4はフレキシブル基板50の端部の構造を示す分解斜視図である。同図 に示すようにフレキシブル基板50の下面には前記フレキシブル基板10に設け た回路パターンと同一ピッチで9本の回路パターン51が平行に印刷されている 。一方補強板55は例えば合成樹脂を平板状にして構成されている。
【0018】 そしてフレキシブル基板50の端部の回路パターン51を印刷していない側に 補強板55を接着すれば、図1に示す状態となる。
【0019】 そして図1に示すように、フレキシブル基板10と押え部材40の間の隙間A にフレキシブル基板50の端部を挿入すれば、図5に示すように弾発バネ30に よって押し上げられていたフレキシブル基板10が押し下げられて、フレキシブ ル基板50はその端部が保持部材20の突起27に当接するまで挿入される。
【0020】 このとき図5に示すように、フレキシブル基板10とフレキシブル基板50は 弾発バネ30によって圧接され、両者にそれぞれ9本ずつ設けた回路パターン1 1,51(図1参照)間がそれぞれ圧接されて電気的に接続される。またこの弾 発バネ30による圧接力によってフレキシブル基板50の機械的固定も行われる 。なお弾発バネ30の9本の弾発部33はそれぞれ独立しているので、フレキシ ブル基板10,50の9組の回路パターン11,51のそれぞれを各々均等に押 圧することができる。
【0021】 ところで図3に示すように、フレキシブル基板10の先端Bを保持部材20と 押え部材40の間から若干外に突出させたのは、隙間Aにフレキシブル基板50 を挿入する際に、該フレキシブル基板50の先端でフレキシブル基板10の先端 Bの上面を押えながら挿入することとすれば、その挿入作業が容易となるからで ある。なお容易にフレキシブル基板10の先端Bが下方向にたわむように面取り 211が設けられているのである。
【0022】 なお両フレキシブル基板10,50の接続を遮断するには、フレキシブル基板 50を弾発バネ30による押圧力に抗して引き抜けば良い。
【0023】 なお上記実施例においては、フレキシブル基板50に補強板55を取り付けた が、この補強板55は必ずしも必要ではなく省略してもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案にかかるコネクタによれば、以下のような 優れた効果を有する。 保持部材と弾発バネと押え部材のみでコネクタが構成でき、構造が簡単で部 品点数が少なく小型化が図れる。
【0025】 2枚のフレキシブル基板の回路パターン同士が直接圧接される構造なので、 従来のコネクタのように金属端子が回路パターンに摺接することはなく、抜き差 しを繰り返し行っても該回路パターンが劣化しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるコネクタの1実施例を示す斜視
図である。
【図2】フレキシブル基板10の端部の構造を示す分解
斜視図である。
【図3】組み立てられたフレキシブル基板10の端部部
分を示す断面図である。
【図4】フレキシブル基板50の端部の構造を示す分解
斜視図である。
【図5】フレキシブル基板10とフレキシブル基板50
を接続したときのコネクタの状態を示す断面図である。
【図6】フレキシブル基板同士を接続する従来のコネク
タの構造を示す図である。
【符号の説明】
10,50 フレキシブル基板 11,51 回路パターン 20 保持部材 30 弾発バネ 40 押え部材 A 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のフレキシブル基板のそれぞれの表
    面上に形成した回路パターン間を接続するコネクタにお
    いて、 弾発バネを取り付けた保持部材を具備し該保持部材の弾
    発バネを取り付けた面の上に一方のフレキシブル基板を
    載置するとともにその上から押え部材を被せてこれらを
    一体に固定し、前記一方のフレキシブル基板と押え部材
    の間に設けた隙間に他方のフレキシブル基板を差し込ん
    で該他方のフレキシブル基板の回路パターンに前記一方
    のフレキシブル基板の回路パターンを前記弾発バネで圧
    接せしめたことを特徴とするコネクタ。
JP1992018934U 1992-02-28 1992-02-28 挟持型コネクタ Expired - Lifetime JPH0720864Y2 (ja)

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JPH0720864Y2 JPH0720864Y2 (ja) 1995-05-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007250482A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 磁力コネクタ

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JPS56146381U (ja) * 1980-04-04 1981-11-04

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