JPH0743957Y2 - フレキシブルプリント配線板の接続構造 - Google Patents
フレキシブルプリント配線板の接続構造Info
- Publication number
- JPH0743957Y2 JPH0743957Y2 JP1990002730U JP273090U JPH0743957Y2 JP H0743957 Y2 JPH0743957 Y2 JP H0743957Y2 JP 1990002730 U JP1990002730 U JP 1990002730U JP 273090 U JP273090 U JP 273090U JP H0743957 Y2 JPH0743957 Y2 JP H0743957Y2
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- Japan
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- flexible printed
- printed wiring
- wiring board
- opening
- substrate
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Description
フレキシブルプリント配線板の接続構造に関し、低背化
を可能としたフレキシブルプリント配線板の接続構造を
提供することを目的とし、フレキシブルプリント配線板
と、 一端縁に、該フレキシブルプリント配線板への接続パタ
ーンを並設した開口を設けた被接続基板と、 断面略Ｌ字形に形成され、ばね性を有する板状の保持具
と、 該開口に挿入される挿入代を除く該フレキシブルプリン
ト配線板の縁端部に配設され、該被接続基板の該接続パ
ターンに合致する接続パターンとからなり、 前記保持具は一端に、前記開口の壁面間の寸法よりも大
きく湾曲し、該開口に挿入時に、前記挿入代を該開口の
壁面に圧接する垂直片と、 他端に、該垂直片の挿入時に生じる反力によって、前記
フレキシブルプリント配線板の前記接続パターンを前記
被接続基板の前記接続パターンに圧接する圧接片を有す
るように構成する。
を可能としたフレキシブルプリント配線板の接続構造を
提供することを目的とし、フレキシブルプリント配線板
と、 一端縁に、該フレキシブルプリント配線板への接続パタ
ーンを並設した開口を設けた被接続基板と、 断面略Ｌ字形に形成され、ばね性を有する板状の保持具
と、 該開口に挿入される挿入代を除く該フレキシブルプリン
ト配線板の縁端部に配設され、該被接続基板の該接続パ
ターンに合致する接続パターンとからなり、 前記保持具は一端に、前記開口の壁面間の寸法よりも大
きく湾曲し、該開口に挿入時に、前記挿入代を該開口の
壁面に圧接する垂直片と、 他端に、該垂直片の挿入時に生じる反力によって、前記
フレキシブルプリント配線板の前記接続パターンを前記
被接続基板の前記接続パターンに圧接する圧接片を有す
るように構成する。
本考案は、フレキシブルプリント配線板の接続構造に関
するものである。 近年の小型軽量化要求に加え、可動部に使用することが
できることから、フレキシブルプリント配線板を使用し
た配線が多用されるに至っており、その接続部の低背
化、簡便化が求められている。
するものである。 近年の小型軽量化要求に加え、可動部に使用することが
できることから、フレキシブルプリント配線板を使用し
た配線が多用されるに至っており、その接続部の低背
化、簡便化が求められている。
従来、フレキシブルプリント配線板をプリント基板等の
被接続基板に接続するには、第５図に示すように、専用
コネクタ８が使用されていた。
被接続基板に接続するには、第５図に示すように、専用
コネクタ８が使用されていた。
上記コネクタ８は、第６図に示すように、フレキシブル
プリント配線板１の接続パターン10に対応するコンタク
ト80をケース内81に収容したもので、被接続基板３側の
スルーホール82に半田付けされるが、かかるコネクタ８
は、コンタクト80を収容するスペースを必要とするため
に、低背化に限度が有り、高密度化を阻害する要因とな
っていた。 本考案は、以上の問題を解決すべくなされたものであっ
て、低背化を可能としたフレキシブルプリント配線板の
接続構造を提供することを目的とする。
プリント配線板１の接続パターン10に対応するコンタク
ト80をケース内81に収容したもので、被接続基板３側の
スルーホール82に半田付けされるが、かかるコネクタ８
は、コンタクト80を収容するスペースを必要とするため
に、低背化に限度が有り、高密度化を阻害する要因とな
っていた。 本考案は、以上の問題を解決すべくなされたものであっ
て、低背化を可能としたフレキシブルプリント配線板の
接続構造を提供することを目的とする。
本考案によれば上記目的は、 一側縁にフレキシブルプリント配線板１と、 一端縁に、該フレキシブルプリント配線板１への接続パ
ターン30を並設した開口２を設けた被接続基板３と、 断面略Ｌ字形に形成され、ばね性を有する板状の保持具
６と、 該開口２に挿入される挿入代４を除く該フレキシブルプ
リント配線板１の縁端部に配設され、該被接続基板３の
該接続パターン30に合致する接続パターン10とからな
り、 前記保持具６は一端に、前記開口２の壁面間の寸法より
も大きく湾曲し、 該開口２に挿入時に、前記挿入代４を該開口２の壁面に
圧接する垂直片７と、 他端に、該垂直片７の挿入時に生じる反力によって、前
記フレキシブルプリント配線板１の前記接続パターン10
を前記被接続基板３の前記接続パターン30に圧接する圧
接片５を有することを特徴とするフレキシブルプリント
配線板の接続構造を提供することによって達成される。
ターン30を並設した開口２を設けた被接続基板３と、 断面略Ｌ字形に形成され、ばね性を有する板状の保持具
６と、 該開口２に挿入される挿入代４を除く該フレキシブルプ
リント配線板１の縁端部に配設され、該被接続基板３の
該接続パターン30に合致する接続パターン10とからな
り、 前記保持具６は一端に、前記開口２の壁面間の寸法より
も大きく湾曲し、 該開口２に挿入時に、前記挿入代４を該開口２の壁面に
圧接する垂直片７と、 他端に、該垂直片７の挿入時に生じる反力によって、前
記フレキシブルプリント配線板１の前記接続パターン10
を前記被接続基板３の前記接続パターン30に圧接する圧
接片５を有することを特徴とするフレキシブルプリント
配線板の接続構造を提供することによって達成される。
上記構成に基づき、本考案におけるフレキシブルプリン
ト配線板１と被接続基板３とは、接続パターン10、30同
士を圧接し合うことにより接続される。 両接続パターン10、30の圧接状態を維持する保持具６
は、断面略倒Ｌ字状に形成されるとともに、垂直片７は
被接続基板３の開口２に圧入される。 この結果、被接続基板３上面からの突出部は、第２図に
示すように、圧接片５のみとなり、突出寸法を可及的に
低くすることが可能となる。
ト配線板１と被接続基板３とは、接続パターン10、30同
士を圧接し合うことにより接続される。 両接続パターン10、30の圧接状態を維持する保持具６
は、断面略倒Ｌ字状に形成されるとともに、垂直片７は
被接続基板３の開口２に圧入される。 この結果、被接続基板３上面からの突出部は、第２図に
示すように、圧接片５のみとなり、突出寸法を可及的に
低くすることが可能となる。
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。 第１図は本考案に係る接続構造を示すもので、図中１は
フレキシブルプリント配線板、３はプリント基板等の被
接続基板である。被接続基板３上には、種々の回路パタ
ーンが形成されており、フレキシブルプリント配線板１
との接続配線は、第３図に示すように、該被接続基板３
に開設された開口２の回りに配置された接続パターン30
に結線されている。 一方、フレキシブルプリント配線板１側にも上記被接続
基板３の接続パターン30に対応する接続パターン10が形
成されており、接続パターン10、30同士を接触させるこ
とにより両者の導通が取られるようにされている。ま
た、このフレキシブルプリント配線板１の接続パターン
10の前方には、上記被接続基板３の開口２に挿入する挿
入代４が設けられている。 第４図はこれら被接続基板３とフレキシブルプリント配
線板１を、接続パターン10、30同士が圧接された状態で
保持するための保持具６を示すもので、バネ性を有する
板材から形成されている。この保持具６は、上記被接続
基板３の開口２に対応する垂直片７と、フレキシブルプ
リント配線板１の平面に対応する圧接片５を有して断面
略倒Ｌ字状に形成され、これら垂直片７と圧接片５との
境界部には、ストッパ60が切り起こし形成されている。
上記垂直片７は、その中央部を、上記フレキシブルプリ
ント配線板１の挿入代４が挿入された状態における開口
２の開口２寸法よりやや大きく張り出して湾曲状に形成
され、該湾曲部の頂点により挿入代４を開口２の壁面に
押し付けてフレキシブルプリント板を保持するようにさ
れている。また、圧接片５には、接続パターン10、30同
士の接触部に対応する部位を下方にやや湾曲させること
により、圧接部50が形成されている。 したがってこの実施例によれば、フレキシブルプリント
配線板１の挿入代４を被接続基板３の開口２に挿入させ
た後、保持具６の垂直片７をストッパ60が被接続基板３
の上面に当接するまで圧入する。この状態において、垂
直片７の湾曲部の頂点は挿入代４の裏面を押圧して該挿
入代４を所定位置に保持するとともに、この押圧力の反
力で圧接片５には、ストッパ60を支点とする下方向のモ
ーメントが負荷されてフレキシブルプリント配線板１の
裏面を強圧し、両接続パターン10、30は、導通に支障の
ない圧力で圧接し合う。 なお、この場合、第４図に示すように、保持具６の垂直
片７、および圧接片５にダミー孔61を穿孔しておけば、
開口２への垂直片７の圧入時の応力、あるいは圧接片５
によるフレキシブルプリント配線板１への押圧力を集中
化させることができ、装着強度、および圧接力を向上さ
せることができる。
細に説明する。 第１図は本考案に係る接続構造を示すもので、図中１は
フレキシブルプリント配線板、３はプリント基板等の被
接続基板である。被接続基板３上には、種々の回路パタ
ーンが形成されており、フレキシブルプリント配線板１
との接続配線は、第３図に示すように、該被接続基板３
に開設された開口２の回りに配置された接続パターン30
に結線されている。 一方、フレキシブルプリント配線板１側にも上記被接続
基板３の接続パターン30に対応する接続パターン10が形
成されており、接続パターン10、30同士を接触させるこ
とにより両者の導通が取られるようにされている。ま
た、このフレキシブルプリント配線板１の接続パターン
10の前方には、上記被接続基板３の開口２に挿入する挿
入代４が設けられている。 第４図はこれら被接続基板３とフレキシブルプリント配
線板１を、接続パターン10、30同士が圧接された状態で
保持するための保持具６を示すもので、バネ性を有する
板材から形成されている。この保持具６は、上記被接続
基板３の開口２に対応する垂直片７と、フレキシブルプ
リント配線板１の平面に対応する圧接片５を有して断面
略倒Ｌ字状に形成され、これら垂直片７と圧接片５との
境界部には、ストッパ60が切り起こし形成されている。
上記垂直片７は、その中央部を、上記フレキシブルプリ
ント配線板１の挿入代４が挿入された状態における開口
２の開口２寸法よりやや大きく張り出して湾曲状に形成
され、該湾曲部の頂点により挿入代４を開口２の壁面に
押し付けてフレキシブルプリント板を保持するようにさ
れている。また、圧接片５には、接続パターン10、30同
士の接触部に対応する部位を下方にやや湾曲させること
により、圧接部50が形成されている。 したがってこの実施例によれば、フレキシブルプリント
配線板１の挿入代４を被接続基板３の開口２に挿入させ
た後、保持具６の垂直片７をストッパ60が被接続基板３
の上面に当接するまで圧入する。この状態において、垂
直片７の湾曲部の頂点は挿入代４の裏面を押圧して該挿
入代４を所定位置に保持するとともに、この押圧力の反
力で圧接片５には、ストッパ60を支点とする下方向のモ
ーメントが負荷されてフレキシブルプリント配線板１の
裏面を強圧し、両接続パターン10、30は、導通に支障の
ない圧力で圧接し合う。 なお、この場合、第４図に示すように、保持具６の垂直
片７、および圧接片５にダミー孔61を穿孔しておけば、
開口２への垂直片７の圧入時の応力、あるいは圧接片５
によるフレキシブルプリント配線板１への押圧力を集中
化させることができ、装着強度、および圧接力を向上さ
せることができる。
以上の説明から明らかなように、本考案によるフレキシ
ブルプリント配線板の接続構造によれば、被接続基板か
らの突出寸法を可及的に低くすることができるので、全
体の低背化を可能にすることができる。さらに、バネ性
を有する材料で形成された保持具の垂直片を被接続基板
の開口に圧入させて、圧入時の弾性撓みを利用して、圧
接片でフレキシブルプリント配線板を圧接させることに
より、被接続基板とフレキシブルプリント配線板との電
気的、機械的接続の信頼性を向上することができる。
ブルプリント配線板の接続構造によれば、被接続基板か
らの突出寸法を可及的に低くすることができるので、全
体の低背化を可能にすることができる。さらに、バネ性
を有する材料で形成された保持具の垂直片を被接続基板
の開口に圧入させて、圧入時の弾性撓みを利用して、圧
接片でフレキシブルプリント配線板を圧接させることに
より、被接続基板とフレキシブルプリント配線板との電
気的、機械的接続の信頼性を向上することができる。
第１図は本考案を示す断面図、 第２図はその全体斜視図、 第３図は被接続基板を示す斜視図、 第４図は保持具を示す斜視図、 第５図は従来例を示す全体斜視図、 第６図はその断面図である。 図において、 １はフレキシブルプリント配線板、10は接続パターン、
２は開口、３は被接続基板、30は接続パターン、４は挿
入代、５は圧接片、６は保持具、60はストッパ、７は垂
直片である。
２は開口、３は被接続基板、30は接続パターン、４は挿
入代、５は圧接片、６は保持具、60はストッパ、７は垂
直片である。
Claims (1)
- 【請求項１】フレキシブルプリント配線板（１）と、 一端縁に、該フレキシブルプリント配線板（１）への接
続パターン（30）を並設した開口（２）を設けた被接続
基板（３）と、 断面略Ｌ字形に形成され、ばね性を有する板状の保治具
（６）と、 該開口（２）に挿入される挿入代（４）を除く該フレキ
シブルプリント配線板（１）の縁端部に配設され、該被
接続基板（３）の該接続パターン（30）に合致する接続
パターン（10）とからなり、 前記保持具（６）は一端に、前記開口（２）の壁面間の
寸法よりも大きく湾曲し、該開口（２）に挿入時に、前
記挿入代（４）を該開口（２）の壁面に圧接する垂直片
（７）と、 他端に、該垂直片（７）の挿入時に生じる反力によっ
て、前記フレキシブルプリント配線板（１）の前記接続
パターン（10）を前記被接続基板（３）の前記接続パタ
ーン（30）に圧接する圧接片（５）を有することを特徴
とするフレキシブルプリント配線板の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990002730U JPH0743957Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | フレキシブルプリント配線板の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990002730U JPH0743957Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | フレキシブルプリント配線板の接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0395569U JPH0395569U (ja) | 1991-09-30 |
| JPH0743957Y2 true JPH0743957Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31506585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990002730U Expired - Fee Related JPH0743957Y2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | フレキシブルプリント配線板の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743957Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020102502A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | アイシン精機株式会社 | 成形回路部品 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59155195A (ja) * | 1983-02-23 | 1984-09-04 | 株式会社日立製作所 | 配線板接続方法 |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP1990002730U patent/JPH0743957Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0395569U (ja) | 1991-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |