JPH06209251A - 出力ドライバ回路 - Google Patents

出力ドライバ回路

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JPH06209251A
JPH06209251A JP5214463A JP21446393A JPH06209251A JP H06209251 A JPH06209251 A JP H06209251A JP 5214463 A JP5214463 A JP 5214463A JP 21446393 A JP21446393 A JP 21446393A JP H06209251 A JPH06209251 A JP H06209251A
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JP
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output
circuit
slew rate
gate
rate control
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Application number
JP5214463A
Other languages
English (en)
Inventor
David C Mcclure
シー. マククルーア デイビッド
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STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00346Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
    • H03K19/00361Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 最大の動作速度を維持しながらdi/dtを
充分に低い値へ制限する。 【構成】 集積回路装置用の出力ドライバ段が最終論理
ゲートに関するスルーレート制御を有している。スルー
レート制御は、該ゲート用の電源経路内に位置させた抵
抗32により与えられる。トランジスタ52によるスイ
ッチが抵抗と並列に接続されており、且つスルーレート
制限機能をディスエーブルさせるか又は減少させるため
に該抵抗を短絡状態とするために使用することが可能で
ある。該スイッチは、出力回路内の別の位置へ接続され
ており、且つスイッチングサイクルの一部の期間中にス
ルーレート制限用抵抗をディスエーブルさせるか又は減
少させる。このことは、最も必要とされる場合にスイッ
チングの一部の期間中にスルーレート制限機能を与え、
且つスルーレート制限機能が必要とされない場合にはそ
れをデイスエーブルさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大略、半導体集積回路
に関するものであって、更に詳細には、高速装置に使用
するのに適した出力ドライバ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路が益々高速化されると、低速に
おいては重要ではなかった様々なファクタが動作上重要
なものとなる。例えば、CMOS集積回路においては、
チップの出力パッドへ接続されている出力回路は、典型
的に、直列して積層した一個のPチャンネル装置と一個
のNチャンネル装置とを有している。このような出力回
路が非常に迅速に状態を変化させると、非常に急峻な勾
配を有する電流変化が発生する。di/dtとして表わ
される電流の変化割合は、出力ドライバへ接続されてい
る電源及び出力ピンのインダクタンスと結合して、電圧
ジャンプを発生し、それは電源へ反射される。この電圧
ジャンプは、しばしば、接地バウンス(跳返り)とも呼
ばれる。
【0003】電圧ジャンプはL(di/dt)によって
定義されるので、出力電流の勾配を制限することにより
この問題を最小とすることに貢献することが可能である
ことは公知である。出力電流の変化割合を制限するため
に、出力トランジスタのスイッチング速度を制限するこ
とが知られている。このことは、しばしば、出力トラン
ジスタのゲートを駆動する出力回路の最後の段をして通
常の場合よりも一層ゆっくりとスイッチ動作させること
により行われる。このことは、出力トランジスタを一層
ゆっくりとターンオン及びターンオフさせ、そのことは
di/dtを低下させ、且つ電圧ジャンプを制限する。
出力回路の状態変化が遅滞化されるものであるが、装置
の全体的な速度は、実際的には、増加する場合がある。
何故ならば、接地バウンス現象から回復するためには長
い安定化時間が必要なものではないからである。この出
力トランジスタを駆動する論理段のスイッチング速度上
の制限は、スルーレート制御として呼ばれる場合があ
る。
【0004】出力段のスルーレートを制御する一つの技
術は、論理ゲートの最終段への電源供給経路内に抵抗を
配置させることである。これらの抵抗は、論理ゲートを
してよりゆっくりと状態を変化させ、そのことは出力ト
ランジスタのゲートへの電圧の変化割合を遅滞化させ
る。従って、上述した如く、出力トランジスタはよりゆ
っくりと状態を変化させ、di/dtを制限する。
【0005】然しながら、このアプローチに対する一つ
の欠点は、制限用抵抗を使用することは、所望のレベル
を超えて出力回路を遅滞化させる傾向があるということ
である。これらの抵抗の値は、かなり大型の抵抗を必要
とする最後の論理段からの出力の勾配の最も急峻な部分
を減少させるべく選択されねばならない。然しながら、
このことは、更に、di/dt制限が実際には必要とさ
れない出力曲線の部分に対して最終の論理段の動作を遅
滞化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、最大の動作速
度を維持しながらdi/dtを充分に低い値へ制限する
出力ドライバ回路を提供することが望まれている。更
に、このような回路が、装置の出力ドライバ部分に不当
な複雑性を付加させることなしに形成することが可能で
あることが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、最後の論理段に関しスルーレート制御を与える集積
回路装置用の出力ドライバ回路が提供される。スルーレ
ート制御は、ゲート用の電源経路内に位置させた抵抗に
よって与えられる。スイッチが該抵抗を横断して並列に
接続されており、且つスルーレート制御をディスエーブ
ルさせるか又は減少させるために該抵抗を短絡状態とさ
せるために使用することが可能である。該スイッチは、
出力回路内の別の位置へ接続されており、且つスイッチ
ングサイクルの一部の期間中にスルーレート制限用抵抗
をディスエーブルさせるか又は減少させる。このこと
は、最も必要とされる場合にスイッチングの一部の期間
中にスルーレート制限を与え、且つスルーレート制限が
必要とされない場合には、それをディスエーブルさせ
る。
【0008】
【実施例】図1は従来技術に基づく出力ドライバ回路を
示している。Pチャンネル及びNチャンネルトランジス
タ14,16によってボンドパッドが駆動される。当該
技術において公知の如く、該ボンドパッドは、直接的か
又はボンディングワイヤを介して、パッケージ化した集
積回路装置の外部へ突出するリードへ接続させることが
可能である。ボンドパッド上の出力値はトランジスタ1
4,16の状態によって決定される。
【0009】トランジスタ14,16は相補的な状態で
動作され、従って、少なくとも一方のトランジスタは常
にオフである。従って、例えば、Pチャンネルトランジ
スタ14がオンであると、Nチャンネルトランジスタ1
6はオフである。このことは、供給電圧即ち電源電圧V
ccを出力パッド12へ接続させる。トランジスタ16
がオンでトランジスタ14がオフであると、出力パッド
12は接地される。
【0010】トランジスタ14,16は、夫々、論理ゲ
ート18及び20の出力によって駆動される。ゲート1
8はNANDゲートであり且つゲート20はNORゲー
トである。各論理ゲート18,20はDATA信号線2
2へ接続した入力端を有している。NANDゲート18
は、相補的出力イネーブル信号OE_24へ接続した第
二入力端を有している。尚、本明細書においては、英文
字記号の後にアンダーライン記号を付けたものは、その
英文字記号の上にオーバーラインを付けた記号と同一の
意味を有するものであって、その記号によって表わされ
る信号が反転されていることを示している。NORゲー
ト20は、真出力イネーブル信号OE26へ接続した第
二入力端を有している。
【0011】OEが高状態であると、出力トランジスタ
14,16の両方がオフであり、出力パッド12は完全
に何れの電源端子からも切断状態とされる。
【0012】抵抗28,30,32,34は、電源端子
と論理ゲート18,20の各々との間に接続されてい
る。これらの抵抗は、論理ゲート18,20に対するス
ルーレート制御を与えるために使用されており、当該技
術分野において公知の如く出力di/dtを制限する。
夫々の抵抗28−34の抵抗値は、各出力トランジスタ
14,16の正及び負へ向う遷移の両方に対して必要と
されるスルーレート制限の量に依存して、異なったもの
とすることが可能である。
【0013】図1AはNANDゲート18の詳細を示し
ている。NANDゲート18は、並列接続された二個の
Pチャンネルトランジスタ36,38を有している。そ
れは、更に、直列接続された二個のNチャンネルトラン
ジスタ40,42を有している。NANDゲート18の
出力はノード44において得られる。
【0014】NANDゲート18が論理0(低状態)へ
出力を発生している場合には、両方のNチャンネルトラ
ンジスタ40,42はオンであり且つ両方のPチャンネ
ルトランジスタ36,38はオフである。NANDゲー
ト18が状態を変化させる場合には、Nチャンネルトラ
ンジスタ40,42の一方はターンオフし、一方対応す
るPチャンネルトランジスタ36又は38はターンオン
する。出力ノード44が抵抗28の値によって決定され
るレート即ち割合で接地からVccへ移行される。抵抗
28の値が大きい場合には、出力ノード44がVccへ
駆動されるレート即ち割合はより小さいものである。N
チャンネルトランジスタ40,42のうちの少なくとも
一方がこの遷移期間中にターンオフされるので、抵抗3
0は論理0から論理1(低状態から高状態)への出力遷
移時にほとんど又は全く影響を与えることはない。
【0015】類似した態様で、ゲート18の出力が高状
態から低状態へ移行する場合には、抵抗30はどれほど
迅速に出力44が接地へ移行されるかを決定する主要な
制限要素となる。両方のPチャンネルトランジスタ36
及び38がターンオフされるので抵抗28は、負へ向う
遷移期間中に、ノード44における出力の割合にはほと
んど又は全く影響を与えることはない。ノード44の容
量負荷、供給電圧即ち電源電圧Vccの実際の値、及び
設計者によって通常取扱われるその他のファクタに依存
して、抵抗28及び30の値は、出力ノード44におけ
る電圧の変化割合を所望の勾配へ制限すべく選択され
る。NORゲート20の動作は、完全に類似した態様で
行われる。
【0016】論理ゲート18,20からの出力電圧は比
較的ゆっくりと変化するので、出力トランジスタ14,
16も比較的ゆっくりと状態をスイッチさせる。このこ
とは、これらのトランジスタを介しての電流の変化割合
を最小とさせ、上述した如く電圧ジャンプ効果を最小と
するのに必要なdi/dt制限を提供する。
【0017】図5を参照すると、上側の曲線46は、論
理ゲート18,20の何れか一方の出力端における遷移
状態を示している。曲線46の上昇部分48は、電源の
Vcc端子とゲートとの間に設けた制限用抵抗の効果を
示している。該ゲートによって駆動される負荷は通常容
量性であるので、RC回路の指数曲線特性が明かに示さ
れている。該曲線の最も急峻な部分は、その遷移の開始
時近くにおけるものであって、該曲線が次第に平坦化さ
れる状態は図5から明かである。制限用抵抗は、その上
昇の開始時において、上昇部分48の勾配を所望の最大
値へ制限する。上昇部分48のその後の点において、該
曲線の指数特性が該曲線を平坦化させる。この時に、該
抵抗の制限効果が、論理ゲートが正の電源電圧値へ到達
するレート即ち割合を遅滞化させる。従って、出力トラ
ンジスタへ印加される電圧の勾配を制限するために、本
回路の全体的な動作速度は、所望なレベルを超えて遅滞
化されねばならない。曲線50の下降部分の期間中にお
いて、同一のタイプの指数曲線が示されており、この場
合にも、論理ゲートの出力がその最終値に到達するレー
ト即ち割合を遅滞化させている。
【0018】改良した出力ドライバ回路の一部を図2に
示してある。図1に示した回路10と同一のドライバ回
路の部分は同一の参照番号を付してある。Pチャンネル
トランジスタ52は、抵抗32と並列接続されている。
トランジスタ52のゲートは、出力パッド12へ接続さ
れているノード54へ接続されている。NORゲート2
0が低出力を供給する場合には、Nチャンネル出力トラ
ンジスタ16がターンオフされる。Pチャンネルトラン
ジスタ14(図2には示していない)がオンとなり、従
ってノード54における電圧は高状態となる。このこと
は、Pチャンネルトランジスタ52をターンオフさせ、
従って抵抗32は上述したのと同様の態様で動作する。
【0019】NORゲート20からの出力が低状態から
高状態へスイッチし始めると、ノード54における電圧
は接地へプルされ始める。ノード54の電圧が接地へ向
って部分的にプルされた後に、Pチャンネルトランジス
タ52がターンオンし始め、且つノード54における電
圧が接地に近づく時までには完全にターンオンする。こ
のことは、抵抗32を電源電圧VccとNORゲート2
0との間の直列経路から切離す。該抵抗が本回路から切
離されるので、抵抗32の制限効果が取除かれる。従っ
て、ゲート20からの出力電圧の勾配は、この遷移の第
一部分期間中に制限されるが、正に向う遷移の後の部分
の期間中には制限されない。このことは、トランジスタ
16のゲートへ印加される電圧を図5の下側の曲線56
に対応したものとさせる。
【0020】この曲線の上昇部分の第一部分58の期間
中においては、従来技術における場合の如く、勾配は抵
抗32によって制限される。然しながら、この上昇部分
の第二部分60の期間中においては、抵抗32は本回路
から切離されており、最早制限効果を与えるものではな
い。このことは、出力電圧の指数的平坦化が取除かれて
おり、より迅速に高電圧レベルに到達することを可能と
していることを意味している。該抵抗の制限効果は、こ
の遷移の後の部分においてはそれほど重要なものではな
い。
【0021】外部世界との接続のために、出力パッド1
2上の電圧が良好に制御されない場合があるので、図3
は図2の回路の別の実施例を示している。トランジスタ
52のゲートを出力電圧へ接続させる代わりに、それは
インバータ62の出力によって駆動される。前述した如
く、NORゲート20の出力が低状態である場合には、
トランジスタ52のゲートはインバータ62によって高
状態へ駆動される。図5の曲線に示した如く、NORゲ
ート20の出力が上昇すると、インバータ62のトリッ
プ点に究極的に到達する。NORゲート20の出力がイ
ンバータ62のトリップ点を介して通過すると、それは
状態をスイッチし且つトランジスタ52のゲートを接地
へ駆動する。このことはPチャンネルトランジスタ52
をターンオンさせ、抵抗32を本回路から切離す。従っ
て、NORゲート20の出力は、図2に関して説明した
のと同一の態様で、正に向うサイクルの第一部分期間中
においてのみスルーレートが制限される。
【0022】図4を参照すると、図3の実施例を使用し
た完全な出力回路64が示されている。この実施例は、
抵抗28,32が接続されたPチャンネルトランジスタ
66,52を有している。それは、更に、抵抗30,3
4が接続されたNチャンネルトランジスタ68,70を
有している。これらのトランジスタは、インバータ7
2,74,62,76によって駆動される。所望によ
り、単一の論理ゲートに対しスルーレートを制限するた
めに使用される両方のトランジスタを駆動するために単
一のインバータを使用することも可能である。
【0023】トランジスタ66及びインバータ72は、
NANDゲート18の出力の上昇遷移の第一部分を制限
するために、図3に関して説明したのと同一の態様で機
能する。インバータ74,76によって駆動されるNチ
ャンネルトランジスタ68,70は、論理ゲート18,
20の出力の下降遷移期間中にトランジスタ30,34
のスルーレート制限効果を取除くために使用されてい
る。論理ゲート18の出力が高状態であると、インバー
タ74の出力は低状態である。このことはトランジスタ
68をターンオフさせる。NANDゲート18の出力が
下降し始めると、該出力がそのトリップ点を介して通過
する場合にインバータ74はスイッチする。このことは
トランジスタ68をターンオンさせ、抵抗30を電源接
地への経路から切離す。図1Aに関連して上述した如
く、抵抗30の効果は、正から負へ移行する遷移期間中
に支配的なものである。インバータ76及びトランジス
タ70は、同一の態様でNORゲート20に関して動作
する。
【0024】ゲート18,20に対して電流制限用トラ
ンジスタを接地へスイッチアウトさせる効果は、図5に
示した如く、下側の曲線の下降出力部分78を与えるこ
とである。前述した如く、下降部分78の第一部分期間
中に、電流制限用抵抗は所定の位置に接続されており従
って勾配を所望の値に制限する。下降部分78の後の部
分の期間中においては、制限用抵抗は本回路から切離さ
れ、且つ論理ゲートの出力はより迅速に接地へ到達す
る。
【0025】図4の出力回路は、論理ゲート18,20
の両方に対して設けられた電流制限用抵抗の両方に対し
て設けられたスイッチッグ要素を示している。然しなが
ら、上昇及び下降サイクルの異なった部分の期間中に電
流制限を取除くために、異なった具体例ではこれらのフ
ィードバック回路の異なったものを使用することが可能
である。例えば、特定の装置構成においては、電流制限
機能は、一つの方向におけるトランジスタに対してのみ
有用な場合がある。その他の構成では、出力トランジス
タ14,16のうちの一つのみのスイッチング可能なス
ルーレート制限を必要とし、一方他方のものは従来技術
を使用して制限させることが可能である場合がある。従
って、図4は、本回路からスルーレート制限用抵抗をス
イッチングさせて切離すための四つのフィードバック経
路を示しているが、これら四つの経路のうちの任意のサ
ブセットを特定の具体例において使用することが可能で
ある。
【0026】上述した実施例の他に種々の変形例が可能
であることは勿論である。例えば、制限用抵抗と並列な
スイッチはCMOS以外の技術を使用して形成すること
が可能である。所望により、上述した単一の抵抗の代り
に二つの直列抵抗を使用することが可能であり、これら
二つの抵抗のうちの一つのみが並列トランジスタにより
短絡状態とされる。このことは、初期の部分の期間中の
みならず、遷移の後の部分におけるゲート出力の勾配を
制御するために行われる。
【0027】上述した技術は、異なった技術と共に使用
するのに適している。出力パッドを駆動するために相補
的なトランジスタを使用するCMOS具体例について説
明した。然しながら、同様の構成が両方の出力トランジ
スタに対してNチャンネルトランジスタを使用し、且つ
本発明はこのような回路を使用することも可能である。
又、夫々の技術に対して適切な修正を行って、NMOS
装置及びバイポーラ装置が上述した技術を使用すること
が可能である。
【0028】上述した技術を使用して、スルーレート制
限機能を遷移の一部に対して使用し、且つ他の残部に対
しては切離した状態とすることが可能である。このこと
は、従来技術におけるようなスルーレート制限機能を与
えるが、回路の全体的な速度に関しての制限用抵抗の影
響を最小としている。従って、接地バウンス(跳ね返
り)及び同様の効果を最小とするために充分なスルーレ
ート制限機能を与えることが可能であり、尚且つ制限用
抵抗の速度に関する悪影響を最小としている。
【0029】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に基づく出力ドライバ回路を示した
概略図。
【図1A】 図1のドライバ回路と共に使用する単一の
論理ゲートを示した概略図。
【図2】 本発明の一実施例に基づいて構成した出力回
路ドライバの一部を示した概略図。
【図3】 本発明の別の実施例に基づいて構成した出力
回路ドライバの一部を示した概略図。
【図4】 本発明の一実施例に基づいて構成した完全な
出力ドライバを示した概略図。
【図5】 従来技術及び本発明に基づいて構成した出力
回路において得られる波形を示したグラフ図。
【符号の説明】
12 出力パッド 14,16 トランジスタ 18,20 論理ゲート 20 NORゲート 22 DATA信号線 28−34 抵抗 52 Pチャンネルトランジスタ 54 ノード

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力ドライバ回路において、 集積回路出力パッドへ接続した出力トランジスタ、 前記出力トランジスタをターンオン及びターンオフさせ
    るために前記出力トランジスタのゲートへ接続した出力
    端を具備する論理ゲート、 スルーレートを制御するために前記論理ゲートへ接続し
    た制御手段、 前記スルーレート制御手段へ接続したフィードバック回
    路、を有しており、前記フィードバック回路が、前記論
    理ゲートの出力遷移の選択した一部の期間中に、前記ス
    ルーレート制御手段の少なくとも一部をディスエーブル
    させることを特徴とする出力ドライバ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フィードバック
    回路が、前記スルーレート制御手段の要素と並列したト
    ランジスタスイッチを有することを特徴とする出力ドラ
    イバ回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記スルーレート制
    御手段が、前記論理ゲートと電源端子との間に接続した
    抵抗を有することを特徴とする出力ドライバ回路。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記トランジスタス
    イッチのゲートが前記出力パッドへ接続されていること
    を特徴とする出力ドライバ回路。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記トランジスタス
    イッチのゲートがフィードバック回路へ接続しており、
    前記フィードバック回路が前記論理ゲートの出力端へ接
    続していることを特徴とする出力ドライバ回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記フィードバック
    回路がインバータを有することを特徴とする出力ドライ
    バ回路。
  7. 【請求項7】 請求項1において、更に、 第二電源端子と前記論理ゲートとの間に接続した第二ス
    ルーレート制御手段、 前記第二スルーレート制御手段へ接続した第二フィード
    バック回路、を有しており、前記第二フィードバック回
    路が、前記論理ゲートの出力遷移の選択した一部の期間
    中に、前記第二スルーレート制御手段の少なくとも一部
    をディスエーブルさせることを特徴とする出力ドライバ
    回路。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第一及び第二ス
    ルーレート制御手段の各々が抵抗を有することを特徴と
    する出力ドライバ回路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記第一及び第二フ
    ィードバック回路が、前記スルーレート制御抵抗と並列
    に接続したスイッチを有していることを特徴とする出力
    ドライバ回路。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記スイッチが前
    記出力パッドへ接続したゲートを有していることを特徴
    とする出力ドライバ回路。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記スイッチが、
    フィードバック回路を介して前記論理ゲートの出力端へ
    接続したゲートを有することを特徴とする出力ドライバ
    回路。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記フィードバ
    ック回路がインバータを有することを特徴とする出力ド
    ライバ回路。
  13. 【請求項13】 集積回路装置用の出力回路において、 電源の二つの端子を横断して直列に接続されており且つ
    出力パッドへ接続した共通ノードを具備する第一及び第
    二出力トランジスタ、 オン状態及びオフ状態にスイッチングさせるために前記
    第一及び第二出力トランジスタのゲートへ夫々接続した
    第一及び第二論理ゲート、 前記第一及び第二電源端子の各々と前記第一及び第二論
    理ゲートの各々との間に接続したスルーレート制御回
    路、 前記第一及び第二論理ゲートの出力遷移の選択した一部
    の期間中に前記スルーレート制御回路の少なくとも一つ
    を少なくとも部分的にディスエーブルさせるフィードバ
    ック手段、を有することを特徴とする出力回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記スルーレー
    ト制御回路が抵抗を有することを特徴とする出力回路。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記フィードバ
    ック手段が、前記スルーレート制御回路のうちの少なく
    とも一つと並列なトランジスタスイッチを有することを
    特徴とする出力回路。
  16. 【請求項16】 請求項15において、各トランジスタ
    スイッチが前記出力パッドへ接続したゲートを有するこ
    とを特徴とする出力回路。
  17. 【請求項17】 請求項15において、各トランジスタ
    スイッチが、前記第一又は第二論理ゲートのうちの一つ
    の出力端へ接続したゲートを有することを特徴とする出
    力回路。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記トランジス
    タスイッチのゲートが、インバータを介して前記論理ゲ
    ート出力端へ接続していることを特徴とする出力回路。
  19. 【請求項19】 請求項13において、前記スルーレー
    ト制御手段が、 前記第一及び第二論理ゲートの夫々と正電源端子との間
    に接続した第一及び第二抵抗、 前記第一及び第二論理ゲートの夫々と接地電源端子との
    間に接続した第三及び第四抵抗、を有しており、前記フ
    ィードバック回路が、前記第一及び第二抵抗と並列な第
    二及び第三Pチャンネルトランジスタを有すると共に、
    前記第三及び第四抵抗と並列に接続した第二及び第三N
    チャンネルトランジスタを有することを特徴とする出力
    回路。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記第二及び第
    三Pチャンネル及び前記第二及び第三Nチャンネルトラ
    ンジスタが、インバータを介して前記論理ゲートの出力
    端へ接続したゲートを有することを特徴とする出力回
    路。
  21. 【請求項21】 請求項13において、前記スルーレー
    ト制御回路が抵抗を有しており、且つ前記フィードバッ
    ク手段が各ディスエーブルさせた抵抗の一部のみをディ
    スエーブルさせることを特徴とする出力回路。
  22. 【請求項22】 請求項13において、前記第一出力ト
    ランジスタがPチャンネルトランジスタを有しており、
    且つ前記第二出力トランジスタがNチャンネルトランジ
    スタを有していることを特徴とする出力回路。
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