JPH0620320Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0620320Y2
JPH0620320Y2 JP1989070403U JP7040389U JPH0620320Y2 JP H0620320 Y2 JPH0620320 Y2 JP H0620320Y2 JP 1989070403 U JP1989070403 U JP 1989070403U JP 7040389 U JP7040389 U JP 7040389U JP H0620320 Y2 JPH0620320 Y2 JP H0620320Y2
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JP
Japan
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discharge lamp
circuit
current
inductor
winding
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JP1989070403U
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明弘 上田
悦夫 松野下
光俊 木村
昌彦 本房
龍太郎 田中
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、1石式インバータ回路を使用した放電灯点灯
装置に関する。
(従来の技術) 従来、1石式インバータ回路を使用した放電灯点灯装置
としては第2図に示すように直流電源1に例えば特開昭
58−54847号公報に示される1石式インバータ回
路2を接続し、そのインバータ回路2の出力端子に限流
巻線3を介して放電灯4を接続し、その放電灯4に始動
回路5を並列に接続したものが知られている。そして前
記インバータ回路2は発振トランス6、この発振トラン
ス6の共振用巻線61に並列に接続された共振用コンデ
ンサ7、この共振用コンデンサ7と前記共振用巻線61
との並列回路の一端にコレクタを接続し、かつエミッタ
をダイオード8を介して前記共振用巻線61と磁気的に
結合した帰還巻線62の一端に接続してなるスイッチン
グトランジスタ9、このトランジスタ9のベースと前記
帰還巻線62の他端との間に、抵抗10とベースインダ
クタ11との並列回路及び駆動用コンデンサ12にダイ
オード13と抵抗14との直列回路を並列に接続してな
る並列回路を直列に接続したベース駆動回路、このベー
ス駆動回路の各並列回路の接続点と前記直流電源1の正
極端子との間に接続された抵抗15とで構成されてい
る。
そして共振用巻線61の両端を発振トランス6の出力端
子としている。
(考案が解決しようとする課題) この回路においては始動時、放電灯4に対して充分な予
熱電流と場合によってはパルス電圧を必要とし、このた
め始動回路5に予熱電流を流しているときは発振トラン
ス6側から放電灯4及び始動回路5の負荷側を見ると低
インピーダンスとなる。すなわち、負荷側が多くの電力
を要求する。これに対し、スイッチングトランジスタ9
のベース電流はほぼ帰還巻線62の起電力により決定さ
れ、一定的であるため負荷側の要求に応えることができ
ずスムーズな始動点灯動作ができなくなる問題があっ
た。または、ドライブ不足によりインバータ回路2が間
欠発振を起す問題があった。
この問題を解決できるものとして例えば特開昭57−1
7597号公報のものが知られている。しかしこの公報
のものはスイッチを用いてベース抵抗値を切換えるた
め、スイッチ等使用する部品点数が多く、高価となる問
題があった。
また、特開昭57−130399号公報には、けい光ラ
ンプと直列接続した誘導性インピーダンス装置に磁気結
合した巻線の出力によりトランジスタのベース電流を供
給するようにしたものが記載されているが、けい光ラン
プの始動時にランプ電流より大きい予熱電流を供給する
始動回路について記載がないものであり、誘導性インピ
ーダンス装置に流れる電流値に応じて始動時にトランジ
スタのベースバイアスを大きくできるものではなかっ
た。
そこで本考案は、格別に部品を増やすことなく始動時に
おける負荷側への供給電力を増加させ、始動点灯動作を
スムーズにできる放電灯点灯装置を提供しようとするも
のである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、発振用インダクタ、この発振用インダクタの
インダクタンス成分と共振回路を構成する共振用コンデ
ンサ、入力直流電源から発振用インダクタに供給される
電流を断続制御するスイッチングトランジスタ及びこの
トランジスタのベース駆動回路で構成される1石式のイ
ンバータ回路と、このインバータ回路の発振用インダク
タの出力にて付勢される熱陰極形の放電灯と、この放電
灯の一対のフィラメントの非電源側端子間に設けられ、
放電灯の始動時にその放電灯にランプ電流より大きい予
熱電流を供給する始動回路と、放電灯と発振用インダク
タの出力端との閉回路中に直列に介挿され、インバータ
回路のベース駆動回路中に介挿されている巻線と磁気的
に結合した限流巻線とを設けたものである。
(作用) このような構成の本考案においては、始動時負荷側が低
インピーダンスになっているので、限流巻線を介して大
きな電流が流れその限流巻線からベース駆動回路中に大
きな電圧を帰還させる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように直流電源21に1石式インバータ回
路22を接続し、そのインバータ回路22の出力端子に
限流巻線23を介して放電灯24を接続し、その放電灯
24に始動回路25を並列に接続している。
前記インバータ回路22は、発振トランス26、この発
振トランス26の共振用巻線261に並列に接続され共
振回路を構成する共振用コンデンサ27、この共振用コ
ンデンサ27と前記共振用巻線261との並列回路の一
端にコレクタを接続し、かつ前記共振用巻線261と磁
気的に結合された帰還巻線262の一端にダイオード2
8を順方向に介してエミッタを接続したスイッチングト
ランジスタ29、このトランジスタ29のベースと前記
帰還巻線262の他端との間に接続されたベース駆動回
路Bとで構成されている。
前記ベース駆動回路Bは抵抗30と前記トランジスタ2
9のスイッチング損失低減のために設けられたベースイ
ンダクタ31との並列回路と、駆動用コンデンサ32
と、このコンデンサ32に並列に接続されたダイオード
33と抵抗34との直列回路からなる放電回路とで構成
され、前記抵抗30とベアースインダクタ31との並列
回路の一端を前記トランジスタ29のベースに接続し、
その他端を前記駆動用コンデンサ32の一端に接続し、
そのコンデンサ32の他端を前記帰還巻線262の他端
に接続している。
そして前記抵抗30とベースインダクタ31の並列回路
と駆動用コンデンサ32との接続点を始動用の抵抗35
を介して前記直流電源21の正極端子に接続している。
また前記ベースインダクタ31を前記限流巻線23に対
して磁気的に結合している。
また、本実施例においては、発振トランス26の共振用
巻線261の両端をインバータ回路22の出力端子とし
ている。なおここで、発振トランス26に代えて、例え
ばインダクタの両端をインバータ回路の出力としてもよ
い。
このような構成の本実施例においては放電灯24の始動
点灯時、始動回路25が動作して放電灯24に予熱電流
を流すとともに高圧パルスを印加する。このとき負荷側
は低インピーダンスになっているので、限流巻線23を
介して大きな電流が流れる。これにより限流巻線23に
は比較的大きな電圧が発生し、ベースインダクタ31に
帰還される。これによりトランジスタ29への帰還量が
増加しそのトランジスタ29には十分なベース電流を供
給できる。
こうして負荷側に供給される電力を大きく維持でき、従
って充分な予熱電流とパルス電圧を放電灯24に供給す
ることができてスムーズな始動点灯動作ができる。
放電灯24の点灯後は限流巻線23にはランプ電流が流
れるだけで、これは始動時の予熱電流より小さいから、
べースインダクタ31の発生電圧も低下し、スイッチン
グトランジスタ29をオーバドライブすることがない。
なお、前記実施例においては限流巻線に対してベースイ
ンダクタを磁気的に結合させたものについて述べたが必
ずしもこれに限定されるものではなく、要はベース駆動
回路中の巻線を限流巻線に対して磁気的に結合したもの
であればよい。
[考案の効果] 以上詳述したようにこの考案によれば、ベース駆動回路
中の巻線を限流巻線に磁気結合し、一対のフィラメント
の非電源側端子間に始動回路を備えた放電灯の始動時の
予熱電流と点灯中のランプ電流との差を利用してスイッ
チングトランジスタのベース電流を適正化しているの
で、格別に部品を増やすことなく始動時における負荷側
への供給電力を増加させ、始動点灯動作をスムーズにで
きる放電灯点灯装置を安価に提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は従来
例を示す回路図である。 22……1石式インバータ回路、 23……限流巻線、 24……放電灯、 26……発振トランス、 B……ベース駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木村 光俊 神奈川県横須賀市船越町1丁目201番地 株式会社東芝横須賀工場内 (72)考案者 本房 昌彦 神奈川県横須賀市船越町1丁目201番地 株式会社東芝横須賀工場内 (72)考案者 田中 龍太郎 神奈川県横須賀市船越町1丁目201番地 株式会社東芝横須賀工場内 (56)参考文献 特開 昭58−54874(JP,A) 特開 昭57−17597(JP,A) 特開 昭57−130399(JP,A) 特公 昭55−37080(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振用インダクタ、この発振用インダクタ
    のインダクタンス成分と共振回路を構成する共振用コン
    デンサ、入力直流電源から前記発振用インダクタに供給
    される電流を断続制御するスイッチングトランジスタ及
    びこのトランジスタのベース駆動回路で構成される1石
    式のインバータ回路と、 このインバータ回路の発振用インダクタの出力にて付勢
    される熱陰極形の放電灯と、 この放電灯の一対のフィラメントの非電源側端子間に設
    けられ、前記放電灯の始動時にその放電灯にランプ電流
    より大きい予熱電流を供給する始動回路と、 前記放電灯と前記発振用インダクタの出力端との閉回路
    中に直列に介挿され、前記インバータ回路のベース駆動
    回路中に介挿されている巻線と磁気的に結合した限流巻
    線とを具備してなることを特徴とする放電灯点灯装置。
JP1989070403U 1989-06-16 1989-06-16 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JPH0620320Y2 (ja)

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JPH0244298U JPH0244298U (ja) 1990-03-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5926158B2 (ja) * 1978-09-08 1984-06-25 富士通株式会社 過負荷制御方式
JPS5717597A (en) * 1980-07-04 1982-01-29 Tokyo Electric Co Ltd Device for firing discharge lamp
JPS57130399A (en) * 1981-02-04 1982-08-12 Toshiba Electric Equip Device for firing discharge lamp
JPS5854874A (ja) * 1981-09-25 1983-03-31 Toshiba Electric Equip Corp 電源装置

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