JPH0620147A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JPH0620147A
JPH0620147A JP4196420A JP19642092A JPH0620147A JP H0620147 A JPH0620147 A JP H0620147A JP 4196420 A JP4196420 A JP 4196420A JP 19642092 A JP19642092 A JP 19642092A JP H0620147 A JPH0620147 A JP H0620147A
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Yoshitake Yokota
義剛 横田
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    • G07F11/02Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
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    • G07F11/24Rotary or oscillatory members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2814/00Indexing codes relating to loading or unloading articles or bulk materials
    • B65G2814/03Loading or unloading means
    • B65G2814/0301General arrangements
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G59/00De-stacking of articles
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に組み立てることができると共に、確実
に商品を搬出することができる小型で軽い自動販売機の
商品搬出装置を提供する。 【構成】 箱型商品2を積重ねて収納している商品収納
コラム1の最下位商品2aを、商品収納コラム1の下方
に周回自在に設けられた無端の搬出ベルト4を周動させ
て、この搬出ベルト4の押出し部材3により押し出す。
また、この搬出ベルト4は、搬出ベルト4を周回させる
モータ5dを搬出ベルト4の軌道周内に位置するよう配
した駆動部5により周回する。さらに、搬出ベルト4の
周回に連動し、押し出される最下位商品2aの後方の下
面に周期的に出没する姿勢制御部材10により、最下位
商品2aの移動に伴い落下する次販売商品2bの後端部
を持ち上げ、該次販売商品2bの姿勢を略水平に規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たばこ等の箱型商品を
搬出する自動販売機の商品搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たばこ等の箱型商品を搬出する自
動販売機の商品搬出装置としては、実開昭62−812
83号公報、実開平2−73279公報、実開平2−1
08187号公報等に示されるもののように、商品を積
重ねて収納した商品収納コラムと、この商品収納コラム
の下方に設けられ、商品を押し出すための押出し部材を
備えたチェーンと、このチェーンを周回させるモータ部
を有する駆動部とからなる構成のものが知られている。
【0003】そして、このような商品搬出装置では、販
売指令に応じて駆動部を駆動し、チェーン及び押出し部
材を商品搬出方向に周回させることにより、搬出待機位
置にある商品収納コラムの最下位の商品を商品収納コラ
ムの下端に設けられた開口から商品収納コラム外方へ押
し出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の自動販売機の商品搬出装置においては、押出し部
材を周回させるためにチェーンを使用しているが、チェ
ーンを使用した場合は、チェーンに押出し部材を取り付
けるための手間がかかると共にチェーン自体も張り調整
が必要となるため装置の組立工数が多くなるという問題
点があった。
【0005】また、チェーンの重量が重いため装置が重
くなるばかりでなく、チェーンが厚いためモータ部をそ
の軌道周内に配することができず、装置が大型化すると
いう問題点もあった。
【0006】一方、収納された商品の数が少なくなり、
次販売商品にかかる残留商品による荷重が少なくなる
と、最下位の商品が搬出された後、搬出待機位置に落下
する次販売商品が、真っ直に搬出待機位置に落下せず、
商品収納コラムに斜めになった状態でひっかかり、所謂
ブリッジ状態となることがある。
【0007】そして、商品がブリッジ状態となったとき
に商品搬出装置を作動させると、商品が破損したり詰ま
ったりして、適切な商品搬出ができなくなることがあ
る。このため、従来は商品の売り切れを感知すると共に
商品がブリッジ状態となったことを感知する売切れ感知
スイッチを商品収納コラムの背面に設け、この売切れ感
知スイッチにより商品がブリッジ状態となったことを感
知すると、搬出動作を停止するようにしていた。
【0008】しかし、これでは商品の適切な搬出は確保
できるが、売り切れとなった商品収納コラムには、実際
にはブリッジ状態となった商品が残るため商品を完売す
ることができず、また商品収納コラムの背面に売切れ感
知スイッチを設けるためのスペースを設けなければなら
ず、自動販売機の販売効率及びスペース利用効率が低下
するという問題点があった。
【0009】本発明は、簡単に組み立てることができる
と共に、確実に商品を搬出することができる小型で軽い
自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、箱型商品を積
重ねて収納する商品収納コラムと、この商品収納コラム
の下方に周回自在に設けられ該商品収納コラムに収納さ
れた最下位商品を押し出すための押出し部材を備えた無
端の搬出ベルトと、前記搬出ベルトを周回させる駆動部
と、前記搬出ベルトの周回に連動し、押し出される前記
最下位商品の後方の下面に周期的に出没して前記最下位
商品の移動に伴い落下する次販売商品の後端部を持ち上
げ、該次販売商品の姿勢を略水平に制御する姿勢制御部
材とからなるものである。
【0011】また、本発明は、箱型商品を積重ねて収納
する商品収納コラムと、この商品収納コラムの下方に周
回自在に設けられ、該商品収納コラムに収納された最下
位商品を押し出すための押出し部材を備えた無端の搬出
ベルトと、この搬出ベルトを周回させる駆動部とを備え
た自動販売機の商品搬出装置において、前記搬出ベルト
と押出し部材とを、所定の強度及び弾力性を有する材料
にて一体形成したものである。
【0012】さらに、本発明は、箱型商品を積重ねて収
納する商品収納コラムと、この商品収納コラムの下方に
周回自在に設けられ、該商品収納コラムに収納された最
下位商品を押し出すための押出し部材を備えた無端の搬
出ベルトと、この搬出ベルトを周回させる駆動部とを備
えた自動販売機の商品搬出装置において、前記駆動部
は、前記搬出ベルトの軌道周内に位置するよう配し該搬
出ベルトを周回させるモータと、このモータを取り付け
ている基板と、前記搬送ベルトを装着すると共に側面が
開口された前記駆動部のケースとを備え、前記モータを
前記基板と前記ケースとで固定するものである。
【0013】さらにまた、本発明は、箱型商品を積重ね
て収納する商品収納コラムと、この商品収納コラムの下
方に周回自在に設けられ該商品収納コラムに収納された
最下位商品を押し出すための押出し部材を備えた搬出ベ
ルトと、この搬出ベルトを周回させるモータを備えた駆
動部と、この駆動部に着脱自在に取り付けられ前記搬出
ベルトと並列に並べられる補助搬出ベルトを備えた補助
駆動部と、前記駆動部の駆動力を前記搬出ベルトと前記
補助搬出ベルトに伝えるための駆動軸とを備え、前記搬
出ベルトと前記補助搬出ベルトを同期して周回させるも
のである。
【0014】
【作用】この構成により、箱型商品を積重ねて収納して
いる商品収納コラムの最下位商品を、商品収納コラムの
下方に周回自在に設けられた無端の搬出ベルトを駆動部
により周動させて、この搬出ベルトの押出し部材により
押し出すことができる。さらに、搬出ベルトの周回に連
動し、押し出される最下位商品の後方の下面に周期的に
出没する姿勢制御部材により、最下位商品の移動に伴い
落下する次販売商品の後端部を持ち上げ、該次販売商品
の姿勢を略水平に規制することができる。
【0015】また、搬出ベルトと押出し部材とを所定の
強度及び弾力性を有する材料にて一体形成し、この一体
形成した押出し部材により商品収納コラムの最下位商品
を押し出すことができる。
【0016】さらに、駆動部は、搬出ベルトを周回させ
るモータを搬出ベルトの軌道周内に位置するよう配する
と共に、このモータを取り付けている基板と、搬送ベル
トを装着すると共に側面が開口された駆動部のケースと
で固定することができる。
【0017】さらにまた、搬出ベルトと、この搬出ベル
トと並列に並べられ補助駆動部に装着された補助搬出ベ
ルトとを、駆動部の駆動力を搬出ベルトと補助搬出ベル
トに伝えるための駆動軸により、同期して周回させるこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0019】図1は本発明の一実施例に係る自動販売機
の商品搬出装置の側面断面図、図2はその要部正面図、
図3はその要部上面図、図4は図3のA−A断面図、図
5はB−B断面図、図6はC−C断面図である。
【0020】図1において、1はたばこ等の箱型の商品
2を積重ねて収納すると共に、下端に商品2を押し出す
ための開口1aを設けた商品収納コラムであり、この商
品収納コラム1の下方には、押出し部材3を一体形成す
ると共に周回自在に設けられた無端の搬出ベルト4と、
この搬出ベルト4を周回させるモータ部5を有する駆動
部6が配されている。
【0021】なお、図2に示すように駆動部6を収納し
ている左右のケース7a,7bは結合した状態で前後方
向に全周にわたり溝部8aを形成し、この溝部8aに沿
って押出し部材3が搬出ベルト4の周回に伴って周回す
るようになっている。
【0022】ここで、この搬出ベルト4は、一体形成さ
れた押出し部材3が商品2を押し出す際、撓むことがな
いような所定の強度を有すると共に、周回可能となるよ
うな所定の弾性力を有するナイロン等の材料で、所定の
薄さに形成されている。
【0023】また、押出し部材3は、左右のケース7
a,7bの上面8bに載置された最下位の商品2aと当
接するよう垂設された当接部3aと、この当接部3aか
ら搬出ベルト4と平行に延びている突設部3bとからな
っている。
【0024】なお、この突設部3bは、搬出ベルト4の
周回に伴って後述する搬出ベルト停止位置検知スイッチ
と当接し、このスイッチを所定の期間オンとすることに
より押出し部材3が所定の停止位置に周回したときに、
搬出ベルト4を停止させるためのものである。
【0025】一方、例えば、左側のケース7aの上面8
bには、上面8bに突出するよう付勢された売切れレバ
ー9が突出している。ここで、この売切れレバー9は、
通常最下位の商品2aにより押されて、後述する売切れ
検知スイッチをオンとするものである。
【0026】そして、この売切れ検知スイッチがオンと
なっている間は、図示しない販売制御装置は商品5が商
品収納コラム1に残っていると判断し、図示しない販売
ボタンが押されると、駆動部6に対して販売指令を発し
て駆動部6を駆動するようになっている。
【0027】なお、商品収納コラム1の商品2が売り切
れた場合は、売切れレバー9は上面8bに突出して売切
れ検知スイッチをオフとし、これにより販売制御装置
は、販売ボタンが押されても駆動部6に対して販売指令
を発しないようになっている。
【0028】ところで、この搬出ベルト4は、図4に示
すようにモータ部5の駆動プーリ5aと、上部従動プー
リ5bと、下部従動プーリ5cとの間に張設されてい
る。ここで、この駆動プーリ5aは、図5に示すように
モータ5dに取り付けられた複数の減速ギア5eの出力
軸5fに固定されており、モータ5dの回転に連動し
て、図4の矢印Aに示す搬出方向に搬出ベルト4を周回
させるようになっている。なお、このモータ5dは搬出
ベルト4の軌道周内に配することができる。
【0029】また、上部従動プーリ5bには、図5に示
すように姿勢制御部材である姿勢制御カム10を搬送方
向と反対方向に回転させるための伝達ギア10aが同軸
に取り付けられている。
【0030】ここで、この姿勢制御カム10は、例えば
三角形の形状を有しており、搬出ベルト4の周回と連動
して、例えば右側のケース7bの上面8b後部から周期
的にその端部を突出するように回転し、図1に示すよう
に商品2の後部を上方に押し上げるものである。
【0031】そして、商品2が残り少なくなり、最下位
商品2aが押し出される際、図7に示すように次販売商
品2bが斜めとなりブリッジ状態となった場合でも、こ
の姿勢制御カム10によりブリッジ状態となった商品2
bの後部が上方に押し上げられるため、この商品2bは
略水平の姿勢に戻る。これにより、次販売商品2bのブ
リッジ状態を解消することができる。
【0032】なお、ここで、姿勢制御カム10の回転方
向が矢印に示すように搬出方向と逆方向であることによ
り、姿勢制御カム10は次販売商品2bのブリッジ状態
を助長するのではなく、ブリッジ状態を解消するように
作動することができる。
【0033】ところで、駆動部6は、図8に示すように
電気回路が配されると共に、モータ5d、売切れ検知ス
イッチ9a、ベルト停止位置検知スイッチ4a、販売制
御装置に接続されるコネクタ11aがハンダ付けされて
いる基板11を、左側のケース7aの側面開口に着脱可
能に取り付けて形成されている。
【0034】そして、モータ5dの前面には例えば2個
の係止孔12aが穿設されており、基板11を左右側の
ケース7a,7bに取り付けた場合には、この係合孔1
2aに、右側のケース7bに形成されたモータ収納部1
3のモータ5dとの当接面に突設された2個の突起12
bを係合させてモータ5d自体が回転しないようにして
いる。
【0035】これにより、基板11を左右側のケース7
a,7bに取り付けるだけでモータ5d自体にビス等を
取り付けることなくモータ5dを固定することができ、
駆動部6の組立て工数を低減することができるようにな
っている。
【0036】なお、基板11を左右側のケース7a,7
bに取り付けた後、図示しない外蓋により側面開口を塞
ぐが、この際この外蓋を左右側のケース7a,7bに取
り付けるためのビスを基板11を取り付けるためのビス
と共用する構造とすることもできる。
【0037】なお、基板11を左右側のケース7a,7
bに取り付けた場合には、図6に示すように売切れ検知
レバー9の下方に商品売り切れ検知スイッチ9aが位置
するようになっている。
【0038】これにより、通常売切れ検知レバー9が最
下位の商品2aにより下方に回動した場合には商品売り
切れ検知スイッチ9aがオンとなり、販売制御装置は商
品5が商品収納コラム1に残っている判断するようにな
っている。
【0039】一方、商品2が売り切れて売切れ検知レバ
ー9が上方に回動すると、商品売り切れ検知スイッチ9
aがオフとなり、販売制御装置は商品5が売り切れたと
判断するようになっている。
【0040】次に、このように構成された自動販売機の
商品搬出装置の商品搬出動作について説明する。
【0041】販売ボタンが押されると、販売制御装置は
販売指令を駆動部6に発してモータ5dを回転させる。
そして、このモータ5dの回転は図5に示すように減速
ギア5e及びその出力軸5fを介して駆動プーリ5aに
伝わる。
【0042】これにより、図4に示すように駆動プーリ
5a、上部従動プーリ5b及び下部従動プーリ5cとの
間に張設されている搬出ベルト4が矢印Aに示す搬出方
向に周回する。なお、この搬出ベルト4の周回に伴い、
上部従動プーリ5bに同軸に取り付けられている伝達ギ
ア10aが回転し、姿勢制御カム10が搬送方向と反対
方向に回転する。
【0043】そして、この搬出ベルト4の周回に伴って
押出し部材3が、左右側のケース7a,7bの溝部8a
に沿って周回し、やがて左右側のケース7a,7bの上
面8bに載置された最下位の商品2aに当接する。この
後、さらに搬出ベルト4と共に押出し部材3が搬送方向
に周回し、これにより最下位の商品2aが商品収納コラ
ム1の開口1aから押し出される。
【0044】なお、商品搬出の際、姿勢制御カム10
は、搬出ベルト4の周回と連動して右側のケース7bの
上面8bから周期的に端部を突出するように回転し、最
初は最下位の商品2aの後部を、またこの商品2aが搬
出方向に移動した後は、次販売商品2bの後部を上方に
押し上げている。
【0045】このようにして、販売指令に応じて商品2
が1個づつ搬出されていくが、商品2が残り少なくな
り、最下位商品2aが搬出された後、次販売商品2bに
かかる残留商品2による荷重が少なくなると、図7に示
すように次販売商品2bが斜めになりブリッジ状態とな
ることがある。
【0046】しかし、この場合でも、姿勢制御カム10
は、ブリッジ状態となっている商品2bの後部を押し上
げるため、図9に示すようにこの商品2bは略水平の姿
勢となり、ブリッジ状態が解消され、次の販売指令によ
り詰まりを起すことなく押し出される。
【0047】なお、このようにして商品2を押し出した
後、押出し部材3の突設部3bが搬出ベルト停止位置検
知スイッチ4aと当接してこのスイッチ4aを所定の期
間オンとすることにより、押出し部材3を所定の停止位
置にまで周回させた後、搬出ベルト4を停止させる。
【0048】そして、このようにして商品2が全て搬出
されると、売切れレバー9が突出し、売切れ検知スイッ
チ9aがオフとなり、これにより販売制御装置は商品2
が売切れたと判断し、以後販売ボタンが押されても販売
指令を発しない。
【0049】このように、搬出ベルト4と共に押出し部
材3を周回させて最下位商品2aを順次押し出すことが
できる。また、搬出ベルト4と連動して姿勢制御カム1
0を回転させて商品2の後部を押し上げることにより、
次販売商品2bがブリッジ状態となっても、この商品2
bを略水平の姿勢に戻すことができる。
【0050】また、基板11を着脱可能とすることによ
り、モータ5d、売切れ検知スイッチ9a等が故障した
場合には、基板11を左右側のケース7a,7bから取
り外すことにより簡単に故障復旧することができる。
【0051】ところで、幅の広い商品2を搬出する場
合、押出し部材3が1つでは商品収納コラム1の開口1
aに向けて商品2を真っ直に押すことができない場合が
ある。
【0052】この場合は、図10に示すように駆動部6
に搬出ベルト4を備えた補助駆動部6aを着脱自在に取
り付けることにより、搬出ベルト4を2本並列に並べ、
これらの搬出ベルト4の押出し部材3で幅の広い商品2
を同時に押すことにより、この商品2を真っ直に押し出
すことができる。
【0053】なお、2本の搬出ベルト4を同期して周回
させるためには、図11に示すように駆動プーリ5aを
固定している駆動軸5fの代わりに、所定の長さだけ長
くした駆動軸5gを用い、この駆動軸5gの一端部に駆
動プーリ5aを固定すると共に、他端部に補助駆動部6
aの駆動プーリ14aを固定するようにする。
【0054】ここで、この補助駆動部6aは、駆動プー
リ14aの他に上部従動プーリ14b及び図示しない下
部従動プーリとを備えており、またこれらの駆動プーリ
14a、上部従動プーリ14b及び下部従動プーリと間
には、搬出ベルト4が張設されている。
【0055】これにより、駆動部6のモータ5dの回転
に連動して、駆動部6の駆動プーリ5a及び補助駆動部
6aの駆動プーリ14aが同期して回転し、2本の搬出
ベルト4及び押出し部材3が同期して周回する。なお、
再び幅の狭い商品2を押し出すようになった場合は、補
助駆動部6aを取り外せばよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、チェーン
の代わりに搬出ベルトを使用すると共に搬出ベルトと押
出し部材とを一体形成することにより、組立工数を少な
くすることができ、装置を小型軽量化することができ
る。
【0057】また、搬出ベルトと連動して回転する姿勢
制御カムにより常に次販売商品を適当な姿勢にすること
ができ、商品を確実に搬出することができる。さらに、
駆動部のモータをモータを取り付けている基板と、駆動
部のケースとで固定することができ、駆動部の組立て工
数を軽減することができる。
【0058】さらにまた、搬出ベルトと、補助搬出ベル
トとを同期して周回させることにより、幅の広い商品を
真っ直押し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の商品搬出
装置の側面断面図。
【図2】上記商品搬出装置の要部正面図。
【図3】上記商品搬出装置の要部上面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】図3のB−B断面図。
【図6】図3のC−C断面図。
【図7】次販売商品がブリッジ状態となった状態を示す
図。
【図8】駆動部を組み立てる様子を示す図。
【図9】最下位商品が搬出される様子を示す図。
【図10】補助駆動部を取り付けた駆動部の上面図。
【図11】補助駆動部を取り付けた駆動部の上面断面
図。
【符号の説明】
1 商品収納コラム 2 商品 3 押出し部材 4 搬出ベルト 6 駆動部 6a 補助駆動部 10 姿勢制御カム 11 基板
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の商品搬出
装置の側面断面図。
【図2】上記商品搬出装置の要部正面図。
【図3】上記商品搬出装置の要部上面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】図3のB−B断面図。
【図6】図3のC−C断面図。
【図7】次販売商品がブリッジ状態となった状態を示す
図。
【図8】駆動部を組み立てる様子を示す図。
【図9】最下位商品が搬出される様子を示す図。
【図10】補助駆動部を取り付けた駆動部の上面図。
【図11】補助駆動部を取り付けた駆動部の上面断面
図。
【符号の説明】 1 商品収納コラム 2 商品 3 押出し部材 4 搬出ベルト 6 駆動部 6a 補助駆動部 10 姿勢制御カム 11 基板
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱型商品を積重ねて収納する商品収納コ
    ラムと、 前記商品収納コラムの下方に周回自在に設けられ、該商
    品収納コラムに収納された最下位商品を押し出すための
    押出し部材を備えた無端の搬出ベルトと、 前記搬出ベルトを周回させる駆動部と、 前記搬出ベルトの周回に連動し、押し出される前記最下
    位商品の後方の下面に周期的に出没して前記最下位商品
    の移動に伴い落下する次販売商品の後端部を持ち上げ、
    該次販売商品の姿勢を略水平に制御する姿勢制御部材と
    からなることを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】 箱型商品を積重ねて収納する商品収納コ
    ラムと、この商品収納コラムの下方に周回自在に設けら
    れ、該商品収納コラムに収納された最下位商品を押し出
    すための押出し部材を備えた無端の搬出ベルトと、この
    搬出ベルトを周回させる駆動部とを備えた自動販売機の
    商品搬出装置において、 前記搬出ベルトと押出し部材とを、所定の強度及び弾力
    性を有する材料にて一体形成したことを特徴とする自動
    販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】 箱型商品を積重ねて収納する商品収納コ
    ラムと、この商品収納コラムの下方に周回自在に設けら
    れ、該商品収納コラムに収納された最下位商品を押し出
    すための押出し部材を備えた無端の搬出ベルトと、この
    搬出ベルトを周回させる駆動部とを備えた自動販売機の
    商品搬出装置において、 前記駆動部は、前記搬出ベルトの軌道周内に位置するよ
    う配し該搬出ベルトを周回させるモータと、このモータ
    を取り付けている基板と、前記搬送ベルトを装着すると
    共に側面が開口された前記駆動部のケースとを備え、前
    記モータを前記基板と前記ケースとで固定することを特
    徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 箱型商品を積重ねて収納する商品収納コ
    ラムと、この商品収納コラムの下方に周回自在に設けら
    れ該商品収納コラムに収納された最下位商品を押し出す
    ための押出し部材を備えた搬出ベルトと、この搬出ベル
    トを周回させるモータを備えた駆動部と、この駆動部に
    着脱自在に取り付けられ前記搬出ベルトと並列に並べら
    れる補助搬出ベルトを備えた補助駆動部と、前記駆動部
    の駆動力を前記搬出ベルトと前記補助搬出ベルトに伝え
    るための駆動軸とを備え、前記搬出ベルトと前記補助搬
    出ベルトを同期して周回させることを特徴とする自動販
    売機の商品搬出装置。
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