JPH06196918A - アンテナ指向装置 - Google Patents

アンテナ指向装置

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Publication number
JPH06196918A
JPH06196918A JP4346144A JP34614492A JPH06196918A JP H06196918 A JPH06196918 A JP H06196918A JP 4346144 A JP4346144 A JP 4346144A JP 34614492 A JP34614492 A JP 34614492A JP H06196918 A JPH06196918 A JP H06196918A
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JP
Japan
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azimuth
axis
antenna
elevation
angle
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Application number
JP4346144A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kamiya
吉範 神谷
Koichi Umeno
貢一 梅野
Kazuya Arai
和也 荒井
Takao Murakoshi
尊雄 村越
Takeshi Hojo
武 北條
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星の高度角が90°に近いとき、船体の動
揺が小さい時には方位ジンバルの制御を抑制し、衛星に
対して良好に指向することができるアンテナ指向装置を
提供することを目的とする。 【構成】 中心軸線X−Xを有するアンテナ14と、こ
のアンテナ14を互いに直交する2軸線方向に支持する
支持機構と、ケーブル70の捩じれを解くためのリワイ
ンド制御器71と、を有するアンテナ指向装置におい
て、船体の動揺の大小を判定する揺動判定器89を設
け、衛星の高度角が90度付近にあり揺動判定器89に
よって船体の動揺が小さいと判断されたとき仰角軸線Y
−Yが船体の首尾線に整合するように方位ジンバル40
の方位を制御するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海事衛星通信等に使用し
て好適なアンテナを衛星方向へ指向させるためのアンテ
ナ指向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のアンテナ指向装置の例を示
す。アンテナ指向装置は基台3と斯かる基台3に装着さ
れた方位ジンバル40と方位ジンバル40の上端部のU
字形部材に装着された取り付け金具41と斯かる取り付
け金具41に取り付けられたアンテナ14とを有する。
【0003】基台3はブリッジ部3−1を有してよく、
斯かるブリッジ部3−1には上方に突出する円筒部11
が装着されており、斯かる円筒部11の内部には1対の
軸受21−1、21−2が取り付けられている。この軸
受21−1、21−2の内輪には方位軸20が嵌合され
ており、方位軸20の上端部にはアーム13を介して方
位ジンバル40が装着されている。
【0004】斯くして方位軸20が軸受21−1、21
−2によって支持された状態にて、方位ジンバル40は
方位軸20を通る軸線周りに回転することができる。方
位ジンバル40は下側の支持軸部40−1と上側のU字
形部40−2とを有し、支持軸部40−1の中心軸線即
ち方位軸線Z−Zは図示のように方位軸20を通る軸線
より偏倚して配置されている。尚、支持軸部40−1は
方位軸20を通る軸線に整合するように構成してもよ
い。
【0005】方位ジンバル40のU字形部40−2に
は、より小さいU字形の取り付け金具41が配置されて
おり、斯かる取り付け金具41はその2つの脚部41−
1、41−2の各々に仰角軸30−1、30−2を有す
る。方位ジンバル40のU字形部40−2の2つの脚部
の各々には適当な軸受が装着されており、斯かる軸受に
よって仰角軸30−1、30−2は回転可能に支持され
ている。
【0006】仰角軸30−1、30−2の中心軸線は仰
角軸線Y−Yを構成しており、こうして、取り付け金具
41は方位ジンバル40のU字形部40−2の2つの脚
部の間にて仰角軸線Y−Y周りに回転可能に支持されて
いる。仰角軸線Y−Yは方位軸線Z−Zに対して直角に
配置され、従って略水平な位置にある。
【0007】U字形の取り付け金具41の脚部41−
1、41−2にはアンテナ14が装着されており、従っ
てアンテナ14は取り付け金具41と共に仰角軸線Y−
Y周りを回転することができる。アンテナ14は中心軸
線X−Xを有しており、斯かる中心軸線は仰角軸線Y−
Yに対して垂直である。
【0008】取り付け金具41には、仰角ジャイロ44
と方位ジャイロ45と第1の加速度計46及び第2の加
速度計47とが装着されている。仰角ジャイロ44によ
って仰角軸線Y−Y周りを回転するアンテナ14の回転
角速度が検出され、方位ジャイロ45によって仰角軸線
Y−Y及びアンテナ14の中心軸線X−Xの双方に直交
する軸線周りのアンテナ14の回転角速度が検出され、
第1の加速度計46によって仰角軸線Y−Y周りのアン
テナ14の中心軸線X−Xの傾斜角度が検出され、第2
の加速度計47によってアンテナ14の中心軸線X−X
周りの傾斜角度が検出される。
【0009】仰角ジャイロ44と方位ジャイロ45は、
例えば機械式ジャイロ、光学式ジャイロ等の積分型ジャ
イロの他、振動ジャイロ、レートジャイロ、光ファイバ
ジャイロ等の角速度検出型ジャイロであってよい。
【0010】取り付け金具41の一方の脚部には仰角軸
線Y−Yと同軸的に仰角歯車32が装着されている。斯
かる仰角歯車32にはピニオン35が噛み合わされてお
り、斯かるピニオン35は方位ジンバル40のU字形部
40−2の一方の脚部に装着された仰角サーボモータ3
3の回転軸に取り付けられている。
【0011】方位ジンバル40のU字形部40−2の他
方の脚部には仰角発信器34が装着されており、斯かる
仰角発信器34によってアンテナ14の仰角軸線Y−Y
周りの回転角度θが検出されそれを指示する信号が出力
される。
【0012】一方、方位軸20の下端部には方位歯車2
2が取り付けられ、基台3のブリッジ部3−1上には方
位サーボモータ23と方位発信器24が取り付けられ、
方位サーボモータ23及び方位発信器24の回転軸にそ
れぞれ取り付けられたピニオン(図示なし)が方位歯車
22に噛み合わされるように構成されている。
【0013】図示のように、アンテナ指向装置を制御す
るために仰角制御ループと方位角制御ループが設けられ
ている。尚、アンテナ14の中心軸線X−Xが水平面と
なす角をアンテナの仰角θA とし、アンテナ14の中心
軸線X−Xが水平面上で子午線Nとなす角をアンテナの
方位角φA とする。
【0014】仰角制御ループはアンテナの仰角θA が衛
星高度角θS に一致するようにアンテナ14を仰角軸線
Y−Y周りに回転させるよう構成されており、第1の及
び第2のループを含む。第1のループにおいて、仰角ジ
ャイロ44の出力は積分器54及び増幅器55を介して
仰角サーボモータ33にフィードバックされる。それに
よって船体が揺動しても慣性空間に対するアンテナ14
の仰角軸線Y−Y周りの角速度は常にゼロに保持され
る。
【0015】第2のループにおいて、第1の加速度計4
6からの出力信号は、アークサイン演算器57を経由し
た後、例えば手動設定された衛星高度角θS を指示する
信号によって減ぜられ、更に、減衰器56を経由して積
分器54及び増幅器55に入力される。このループは、
アンテナ14の仰角θA を衛星高度角θS に一致させる
べく時定数を有する。尚、減衰器56に仰角ジャイロ4
4のドリフト変動を補償させるために積分特性を具備さ
せることも可能である。
【0016】方位角制御ループはアンテナ14の方位角
θA が衛星の方位角θS に一致するように方位ジンバル
40の方位を制御するように構成され、第3のループを
含む。しかしながら、この例では、衛星の高度角が高い
ときには、ジンバルロック現象を回避するべくアンテナ
14の仰角軸線Y−Yが船体の傾斜軸線方位に整合する
ように方位ジンバル40の方位を制御するように構成さ
れている。
【0017】この制御は、次の原理に基づいている。即
ち、船体の揺動は必ず水平面内の1つの回転軸線(船体
の傾斜軸線)周りの回転運動であると考えることができ
る、従って、仰角軸線Y−Yが常にこの回転軸線の方位
φT に整合するように方位ジンバル40の方位を制御す
れば、衛星高度角が高いときでも常にアンテナ14の中
心軸線X−Xを天頂方向に指向させることができる。
【0018】第3のループは方位ジャイロ45及び第2
の加速度計47と仰角発信器34と仰角軸線傾斜演算器
80と傾斜軸線方位演算器85と増幅器59とを含む。
このループは更に、方位発信器24とリワインド制御器
71と切替え回路72とを含むリワインド機構を有す
る。斯かるリワインド機構の動作は後に説明する。
【0019】方位ジャイロ45によって出力された仰角
軸線Y−Y及びアンテナ14の中心軸線X−Xの双方に
直交する軸線周りのアンテナ14の回転角速度ωP と第
2の加速度計47によって出力されたアンテナ14の中
心軸線X−X周りの傾斜角度η’を表す信号とはそれぞ
れ仰角軸線傾斜演算器80に入力され、斯かる仰角軸線
傾斜演算器80によって水平面に対する仰角軸線Y−Y
の傾斜角ηが求められる。
【0020】仰角発信器34より出力された仰角軸線Y
−Y周りのアンテナ14の回転角度θは適当な減算器に
て衛星高度角θS だけ減算され水平面に対するアンテナ
14の仰角軸線Y−Y周りの回転角度ξ(=θS −θ)
が求められる。傾斜軸線方位演算器85には、仰角軸線
傾斜演算器80から出力された水平面に対する仰角軸線
Y−Yの傾斜角ηと仰角発信器34より得られた水平面
に対するアンテナ14の仰角軸線Y−Y周り回転角度ξ
(=θS −θ)と方位発信器24から出力された方位軸
線Z−Z周りのアンテナ14の回転角φとをそれぞれ表
す信号が供給される。
【0021】傾斜軸線方位演算器85では、仰角軸線Y
−Yの傾斜角ηとアンテナ14の回転角度ξとから傾斜
軸線方位φT が演算され、斯かる傾斜軸線方位φT は方
位発信器24から出力されたアンテナの回転角φより得
られたアンテナの方位角φAと比較されて方位偏差Δφ
T が演算される。方位偏差ΔφT を表す信号は傾斜軸線
方位演算器85より増幅器59に出力される。こうして
方位角制御ループでは、方位偏差ΔφT がゼロとなるよ
うに、即ち、傾斜軸線方位φT が仰角軸線Y−Yの方位
に整合するように、方位ジンバル40の方位角が制御さ
れる。
【0022】図4は仰角軸線傾斜演算器80の構成を示
す図であり、斯かる図を参照して仰角軸線傾斜演算器8
0の動作を説明する。
【0023】仰角軸線傾斜演算器80は積分器81と第
1の比較器82と係数器83と第2の比較器84とを有
するように構成されている。方位ジャイロ45から仰角
軸線傾斜演算器80には出力端子80aを経由して、仰
角軸線Y−Y及びアンテナ14の中心軸線X−Xの双方
に直交する軸線周りのアンテナ14の回転角速度ωP
指示する信号が入力され、斯かる信号は第1の比較器8
2を経由して積分器81に入力され、そこで積分されて
仰角軸線Y−Yの傾斜角ηが求められる。斯かる傾斜角
ηを指示する信号は出力端子80cを経由して傾斜軸線
方位演算器85に出力される。
【0024】第2の加速度計47からは出力端子80b
を経由して、アンテナ14の中心軸線X−X周りの傾斜
角度η’を表す信号が入力され、斯かる傾斜角度η’は
第2の比較器84にて仰角軸線Y−Yの傾斜角ηと比較
され、その偏差量はゲイン1/τの係数器83を介して
第1の比較器82にネガティブフィードバックされる。
このフィードバックループは水平儀のループである。図
4において、Sはラプラス演算子、τは時定数を表す。
【0025】図5は傾斜軸線方位演算器85の構成を示
す図であり、斯かる図を参照して傾斜軸線方位演算器8
5の動作を説明する。傾斜軸線方位演算器85は除算器
86と加算器87と比較器88とを有するように構成さ
れている。
【0026】仰角軸線傾斜演算器80からの出力信号即
ち水平面に対する仰角軸線Y−Yの傾斜角ηを指示する
信号は入力端子85aを経由して除算器86に供給さ
れ、仰角発信器34からの出力信号即ち仰角軸線Y−Y
周りのアンテナ14の回転角度ξを指示する信号は入力
端子85bを経由して除算器86に供給される。除算器
86では、ΔφT ’=η/ξなる演算がなされて傾斜軸
線方位偏差ΔφT ’が求められ、加算器87では、斯か
る傾斜軸線方位偏差ΔφT ’が積算されて傾斜軸線の方
位φT が求められ、斯かる傾斜軸線の方位φT を指示す
る信号が比較器88に供給される。
【0027】一方、比較器88には、入力端子85cを
経由して、方位発信器24から得られたアンテナの方位
角φA を表す信号が供給される。比較器88では、傾斜
軸線方位φT とアンテナの方位角φA とが比較されてそ
の偏差ΔφT が求められ、斯かる偏差を指示する偏差信
号は出力端子85dを経由して増幅器59に供給され
る。
【0028】こうして、方位ジンバル40の方位は、偏
差ΔφT が零となるように、即ち、方位ジンバル40の
方位角φA が傾斜軸線方位φT に等しくなるように制御
される。この結果、水平面に対する仰角軸線Y−Yの傾
斜角ηが零となったときに方位ジンバル40は静止す
る。即ち、方位制御ループによって、仰角軸線Y−Yが
船体の傾斜軸線の方位に整合するべく方位ジンバル40
の方位が制御されるように構成されている。
【0029】こうして、アンテナ指向装置は、3つのサ
ーボループからなる2つの制御ループによってアンテナ
14の中心軸線X−Xが衛星方向を指向するように、制
御される。
【0030】再び図3を参照すると、アンテナ指向装置
にはケーブル70が接続されており、斯かるケーブル7
0はアンテナ14に接続された同軸ケーブルと取り付け
金具41及びU字形部40−2に装着された機器に接続
された導線を含む。同軸ケーブルによってアンテナ14
に送信信号が供給され、またアンテナ14より受信信号
が得られる。ケーブル70は図示のように、取り付け金
具41を経由し、方位ジンバル40のU字形部40−
2、支持軸部40−1、アーム13、方位軸21に沿っ
て延在し、基台3に至る。
【0031】ケーブル70は柔軟性ある材料よりなり且
つアンテナ14から基台3に至る経路より僅かに長い寸
法を有する。従って、アンテナ14が仰角軸線Y−Y周
りに回転し更に方位軸線Z−Z周りに回転しても、ケー
ブル70の捩じれ又は巻き付きによってアンテナ14の
回転運動が妨害されることはない。
【0032】しかしながら、船体が旋回したりヨーイン
グしてアンテナ14が方位軸線Z−Z周りに大きな回転
角度にて回転すると、ケーブル70の捩じれ又は巻き付
きによってアンテナ14の回転運動が妨害されることが
ある。斯かる場合のため、ケーブル70の捩じれ又は巻
き付きを防止するためのリワインド機構が設けられてい
る。
【0033】リワインド機構はリワインド制御器71と
切替え回路72とを含み、リワインド制御器71は方位
発信器24より出力された方位軸線Z−Z周りのアンテ
ナ14の回転角を指示する信号を入力し、切替え回路7
2は方位サーボモータ23にゲインの切替えを指示する
切替え信号を供給する。
【0034】切替え回路72には増幅器59から出力さ
れた方位偏差ΔφT を指示する方位偏差信号と方位発信
器24から出力された方位角φA を指示する信号が入力
され、更に、リワインド制御器71からの命令信号が入
力される。
【0035】リワインド制御器71によってアンテナ1
4の方位が基準方位より所定の回転角度以上回転したこ
とが検出されると、リワインド制御器71より切替え回
路72に命令信号が供給され切替え回路72より方位サ
ーボモータ23に切替え信号が供給される。斯くして、
アンテナ14は方位軸線Z−Z周りに例えば360°反
対方向に回転し、ケーブル70の捩じれ又は巻き付きが
防止される。
【0036】例えば、アンテナ14の基準方位として船
体の首尾線方位より90°回転した方位が設定される、
即ち、仰角軸線Y−Yが船体の首尾線方位に整合した状
態が基準方位として選択される。また、所定の回転角度
として±270度が選択される。斯かる場合、仰角軸線
Y−Yが船体の首尾線方位に整合した状態から、アンテ
ナ14が方位軸線Z−Z周りに3/4回転すると、リワ
インド機構が作動してアンテナ14は方位軸線Z−Z周
り反対方向に360°回転する。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アンテナ指向装置では上述のように、衛星の高度角が9
0°近くにあるときには、方位ジンバル40の方位は仰
角軸線Y−Yが船体の傾斜軸線の方位に整合すべく制御
されるように構成されており、船体の揺動が小さい時で
も方位ジンバル40は大きな回転角で回転し、リワイン
ド機構が作動することがある。
【0038】リワインド機構が作動している間は方位ジ
ンバル40の方位は制御されないから、リワインド機構
の作動中に船体に大きな揺動があると、方位ジンバル4
0の方位の制御はその時間だけ遅れることとなり、アン
テナ14の指向精度が低下するという問題があった。
【0039】本発明は、斯かる点に鑑み、衛星の高度角
が90°に近いとき、船体の揺動が小さい時には方位ジ
ンバル40の制御を抑制し、衛星に対して良好に指向す
ることができるアンテナ指向装置を提供することを目的
とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明に依れば、例えば
図1に示すように、中心軸線X−Xを有するアンテナ1
4と、アンテナ14に装着された支持部材41と、中心
軸線X−Xに直交する仰角軸線Y−Yを有しこの支持部
材41に装着されたアンテナ14を仰角軸線Y−Y周り
に回転可能に支持する方位ジンバル40と、方位ジンバ
ル40を仰角軸線Y−Yに直交する方位軸線Z−Z周り
に回転可能に支持する基台3と、給電及び送受信のため
の柔軟性あるケーブル70と、仰角軸線Y−Yに平行な
入力軸線を有し支持部材41に装着された第1のジャイ
ロ44と、中心軸線X−Xと仰角軸線Y−Yの両者に直
交する入力軸線を有し支持部材41に装着された第2の
ジャイロ45と、仰角軸線Y−Y周りのアンテナ14の
傾斜角を指示する信号を出力する第1の加速度計46
と、アンテナ14の中心軸線X−X周りの傾斜角を指示
する信号を出力する第2の加速度計47と、方位軸線Z
−Z周りの方位ジンバル40の回転角を指示する信号を
出力する方位発信器24と、方位ジンバル40に対する
仰角軸線Y−Y周りのアンテナ14の回転角を指示する
信号を出力する仰角発信器34と、方位発信器24から
出力された信号を入力し方位軸線Z−Z周りに方位ジン
バル40が所定の回転角度を越えて回転したとき方位ジ
ンバル40を所定の回転角度と反対方向に回転させてケ
ーブル70の捩じれを解くためのリワインド制御器71
と、を有し、衛星の方位角及び高度角に対応してアンテ
ナ14の中心軸線X−Xを衛星に指向させるように構成
されたアンテナ指向装置において、更に船体の揺動の大
小を判定する揺動判定器89を設け、衛星の高度角が9
0度付近にあり揺動判定器89によって船体の揺動が小
さいと判断されたとき仰角軸線Y−Yが船体の首尾線に
整合するように方位ジンバル40の方位を制御するよう
に構成されている。
【0041】本発明に依れば、アンテナ指向装置におい
て、揺動判定器89は、水平面に対する仰角軸線Y−Y
の傾斜角ηと水平面に対するアンテナ14の仰角軸線Y
−Y周りの回転角度ξとをそれぞれ表す信号を入力し、
傾斜角ηと回転角度ξとがそれぞれ所定の値η0 、ξ0
より小さいときに、船体の揺動が小さいことを指示する
信号が生成するように構成されている。
【0042】
【作用】通常は、衛星の高度角が90度付近にあるとき
仰角軸線Y−Yが船体の傾斜軸線方位に整合するように
アンテナ14の方位が制御されるが、本発明に依れば、
衛星の高度角が90度付近にあっても船体の揺動が小さ
いときには仰角軸線Y−Yが船体の傾斜軸線方位ではな
く船体の首尾線方位に整合するようにアンテナ14の方
位が制御される。
【0043】
【実施例】以下に図1〜図2を参照して本発明の実施例
について説明する。尚図1〜図2において図3〜図5の
対応する部分には同一の参照符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0044】図1は、本発明のアンテナ指向装置の1例
を示しており、アンテナ指向装置は基台3と斯かる基台
3に装着された方位ジンバル40と方位ジンバル40の
上端部のU字形部材に装着された取り付け金具41と斯
かる取り付け金具41に取り付けられたアンテナ14と
を有する。
【0045】アンテナ14は中心軸線X−Xを有してお
り、アンテナ14と斯かるアンテナ14に装着された取
り付け金具41とからなる組立体は中心軸線X−Xに直
交する仰角軸線Y−Yの周りに回転可能に支持されてい
る。方位ジンバル40は仰角軸線Y−Yと直交する方位
軸線周りに回転可能に基台3に支持されている。こうし
て、2軸に回転可能な支持機構が構成され、斯かる支持
機構はアンテナ14の中心軸線X−Xが衛星を指向する
ように制御される。
【0046】取り付け金具41には、仰角ジャイロ44
と方位ジャイロ45と第1の加速度計46及び第2の加
速度計47とが装着されている。仰角ジャイロ44によ
って仰角軸線Y−Y周りを回転するアンテナ14の回転
角度が検出され、方位ジャイロ45によって仰角軸線Y
−Y及びアンテナ14の中心軸線X−Xの双方に直交す
る軸線周りのアンテナ14の回転角速度ωP が検出さ
れ、第1の加速度計46によってアンテナ14の仰角軸
線Y−Y周りの傾斜角度が検出され、第2の加速度計4
7によってアンテナ14の中心軸線X−X周りの傾斜角
度η’が検出される。
【0047】仰角ジャイロ44と方位ジャイロ45は例
えば振動ジャイロ、レートジャイロ等の角速度検出型ジ
ャイロであってよい。
【0048】本例によると、方位ジンバル40のU字形
部40−2の一方の脚部には仰角発信器34が装着され
ており、斯かる仰角発信器34によってアンテナ14の
仰角軸線Y−Y周りの回転角度θが検出されそれを指示
する信号が出力される。
【0049】本例のアンテナ指向装置は、図2の従来例
と同様な仰角制御ループと方位角制御ループとを有する
が、方位制御ループに揺動判定器86が設けられている
点が図2の従来例と異なっている。
【0050】方位角制御ループは方位ジャイロ45及び
第2の加速度計47と方位発信器24と仰角軸線傾斜演
算器80と傾斜軸線方位演算器85と増幅器59とを含
み、更に、リワインド回路71と切替え回路72と揺動
判定器89が設けられている。
【0051】方位ジャイロ45によって出力された仰角
軸線Y−Y及びアンテナ14の中心軸線X−Xの双方に
直交する軸線周りのアンテナ14の回転角速度ωP と第
2の加速度計47によって出力されたアンテナ14の中
心軸線X−X周りの傾斜角度η’を表す信号はそれぞれ
仰角軸線傾斜演算器80に入力され、斯かる仰角軸線傾
斜演算器80によって仰角軸線Y−Yの水平面に対する
傾斜角ηが求められる。
【0052】仰角発信器34からアンテナ14の仰角軸
線Y−Y周りの回転角度θが出力され、次に適当な減算
器にて斯かる回転角度θより衛星高度角θS が減算され
て水平面に対するアンテナ14の仰角軸線Y−Y周りの
回転角度ξ(=θS −θ)が求められる。尚、斯かる水
平面に対するアンテナ14の仰角軸線Y−Y周りの回転
角度ξは アンテナ14の仰角軸線Y−Y周りの回転角
度θよりアンテナの仰角θA を減算して(=θA −θ)
求めてもよい。
【0053】傾斜軸線方位演算器85には、仰角軸線傾
斜演算器80から出力された仰角軸線Y−Yの水平面に
対する傾斜角ηと仰角発信器34から出力された水平面
に対するアンテナ14の仰角軸線Y−Y周りの回転角度
ξと方位発信器24から得られたアンテナ14の方位角
φA とをそれぞれ表す信号が供給される。
【0054】傾斜軸線方位演算器85では、仰角軸線Y
−Yの傾斜角ηとアンテナ14の回転角度ξとから傾斜
軸線方位φT が演算され、斯かる傾斜軸線方位φT は方
位発信器24から得られたアンテナの方位角φA と比較
されて方位偏差ΔφT が演算される。
【0055】傾斜軸線方位φT とアンテナの方位角φA
との差を示す方位偏差ΔφT 信号は傾斜軸線方位演算器
85より増幅器59に出力され、増幅器59より更に方
位サーボモータ23に供給される。こうして、方位偏差
ΔφT が零となるように、即ち、仰角軸線Y−Yの方位
が傾斜軸線方位φT に整合するように、方位ジンバル4
0が制御される。
【0056】以上の制御は、次の原理に基づいている。
即ち、船体の揺動は必ず水平面内の1つの回転軸線(船
体の傾斜軸線)周りの回転運動であると考えることがで
きる、従って、仰角軸線Y−Yが常にこの回転軸線の方
位φT に整合するように方位ジンバル40の方位を制御
すれば、衛星高度角が高いときでも常にアンテナ14の
中心軸線X−Xを天頂方向に指向させることができる。
【0057】次に、本例の揺動判定器89の動作を説明
する。揺動判定器89には、仰角軸線傾斜演算器80か
ら出力された水平面に対する仰角軸線Y−Yの傾斜角η
と仰角発信器34から出力された水平面に対するアンテ
ナ14の仰角軸線Y−Y周りの回転角度ξとをそれぞれ
表す信号が供給され、更に、方位発信器24から得られ
たアンテナ14の方位角φA を指示する信号が入力され
る。
【0058】揺動判定器89では、水平面に対する仰角
軸線Y−Yの傾斜角ηと水平面に対する仰角軸線Y−Y
周りのアンテナ14の回転角度ξとはそれぞれ所定の値
η0、ξ0 と比較され、該傾斜角η及び回転角度ξの両
者が共にそれぞれ所定の値η 0 、ξ0 より小さいとき
に、船体の揺動が小さいことを指示する制御抑制信号が
生成される。制御抑制信号が生成されている間は、上述
の通常の方位制御ループは作動しない。
【0059】こうして、本例では、衛星高度角が高く仰
角軸線Y−Yが船体の傾斜軸線方位に整合するよう制御
されていた状態のときに、揺動判定器89によって船体
の揺動が小さいと判定されると、仰角軸線Y−Yが船体
の傾斜軸線方位ではなく船体の首尾線方位に整合するよ
う制御されることとなる。即ち、アンテナ14の方位が
船体の首尾線方位に対して90°の角度をなすように、
方位ジンバル40が回転される。
【0060】リワインド機構はアンテナ14の方位が所
定の基準方位に対して所定の回転角度、例えば、±27
0°だけ回転すると作動し、方位ジンバル40を反対方
向に360°回転させるように構成されている。上述の
ように、斯かる基準方位は仰角軸線Y−Yが船体の首尾
線方位に整合したときのアンテナ14の方位、即ち、ア
ンテナ14の方位角φA が船体の首尾線方位に対して9
0°だけ偏倚された方位に設定される。
【0061】従って、揺動判定器89によって船体の揺
動が小さいと判定されそれによって指向されるアンテナ
14の方位とリワインド機構の基準方位とは一致する。
衛星高度角が高いときに揺動判定器89によって船体の
揺動が小さいと判定され、アンテナ14の仰角軸線Y−
Yが船体の首尾線に整合するように、方位ジンバル40
が回転されたと仮定する。このときのアンテナ14の方
位角φA は基準方位にあるから、リワインド機構が作動
する方位(基準方位より±270°偏倚した方位)より
最も遠い方位にあることとなる。従って、リワインド機
構が作動できる通常の状態に戻ったときに、船体が揺動
してもリワインド機構がただちに作動開始することはな
い。
【0062】図2に、揺動判定器89の構成例を示す。
揺動判定器89は、方位発信器24より得られた方位角
φA と90°とを比較する第1の比較器91と、水平面
に対する仰角軸線Y−Y周りのアンテナ14の回転角度
ξと所定の値ξ0 と比較する第2の比較器93と、水平
面に対する仰角軸線Y−Yの傾斜角ηと所定の値η0
を比較する第3の比較器95と、第2及び第3の比較器
93、95の出力信号を入力するAND回路97とを含
む。
【0063】第1の比較器91では、入力端子89aよ
り入力された方位角φA を指示する信号と入力端子89
bより入力された方位角90°を指示する信号より両者
の方位偏差角ΔφA を指示する偏差角信号が生成され出
力端子89eより出力される。AND回路97では回転
角度ξが所定のξ0 より小さく且つ傾斜角ηが所定の値
η0 より小さいときに制御信号が生成される。斯かる制
御信号は衛星高度角が高く且つ船体の揺動が小さいこと
を示す。第1の比較器91から出力された偏差角信号と
AND回路97から出力された制御信号とは切替え回路
72に入力される。
【0064】こうして、本例によれば、衛星高度角が高
く且つ船体の揺動が小さいとき、揺動判定器89より切
替え回路72に偏差角信号と制御信号とが供給される。
切替え回路72は斯かる偏差角信号と制御信号とに基づ
いて方位サーボモータ23にアンテナ14の方位角と回
転方向を指示する命令信号を供給する。それによって、
アンテナ14はその方位φA が例えば首尾線方位より9
0°偏倚した所定方位に移動される。即ち、アンテナ1
4の方位は仰角軸線Y−Yが船体の首尾線方位に整合す
るように制御され、またリワインド機構は作動しない。
【0065】傾斜軸線は船体の揺動を水平な回転軸線周
りと回転運動と見做した場合の斯かる回転軸線のことで
ある。従って、船体がロール運動しているときは船体の
傾斜軸線は船体の首尾線に一致し、船体の揺動にてピッ
チ成分が小さく且つロール成分が大きいときは、斯かる
傾斜軸線方位は首尾線方位に近似される。仰角軸線Y−
Yが船体の首尾線方位に整合するようにアンテナ14の
方位が制御されている状態では、船体がロール運動して
いるとき又はピッチ成分が小さく且つロール成分が大き
いときは、アンテナ14を仰角軸線Y−Y周りに回転制
御することによってアンテナ14の指向精度を得ること
ができる。
【0066】上述のように衛星高度角が高く且つ船体の
揺動が小さいときには、仰角軸線Y−Yが船体の首尾線
方位に整合するように方位ジンバル40が制御されリワ
インド機構は作動しないが、通常の状態に戻ると、従来
のように、仰角軸線Y−Yの方位が傾斜軸線方位φT
整合するように方位ジンバル40が制御され、リワイン
ド機構が作動可能となる。しかしながら、船体がロール
運動しているとき又はピッチ成分が小さく且つロール成
分が大きいときは、船体の傾斜軸線は船体の首尾線に一
致し又は近似されるから、通常の制御状態に戻っても、
アンテナ14の方位はリワインド機構が作動する方位よ
り最も遠い位置の近くにあり、すぐにリワインド機構が
作動することはない。
【0067】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0068】
【発明の効果】本発明に依れば、方位−エレベーション
方式のジンバル方式において、衛星の高度角が90°近
傍にあるとき船体の揺動が所定値より小さいとき不必要
な方位ジンバル40の回転運動を防止することができる
利点がある。
【0069】本発明に依れば、衛星の高度角が90°近
傍にあるとき船体の揺動が所定値より小さいときに、仰
角軸線Y−Y方位を船体の首尾線に整合させるように構
成されているから、例えば、通常の船体の揺動ではロー
ル角がピッチ角に比べて大きく傾斜軸線は船体の首尾線
に近似させることができることを考慮すると、船体のロ
ールに対しては仰角軸線Y−Y周りにアンテナ14を回
転させることによって、アンテナ14の指向精度を向上
させることができる利点がある。
【0070】本発明に依れば、衛星の高度角が90°近
傍にあり且つ船体の揺動が所定値より小さいときに、仰
角軸線Y−Y方位が船体の首尾線に整合するように構成
されているから、船体が大きく揺動し通常の方位制御ル
ープが作動開始したとき、仰角軸線Y−Y方位はリワイ
ンド機構の作動開始方位より離れた位置にあり、従っ
て、ただちにリワインド機構が作動開始することがな
く、リワインド機構の作動回数を減少させることができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ指向装置の例を示す図であ
る。
【図2】本発明の揺動判定器の例を示す図である。
【図3】従来のアンテナ指向装置の例を示す図である。
【図4】仰角軸線傾斜演算器の構成例を示す図である。
【図5】傾斜軸線方位演算器の例を示す図である。
【符号の説明】
3 基台 3−1 ブリッジ部 11 円筒部 13 アーム 14 アンテナ 20 方位軸 21−1、21−2 軸受 22 方位歯車 23 方位サーボモータ 24 方位発信器 30−1、30−2 仰角軸 31−1、31−2 軸受 32 仰角歯車 33 仰角サーボモータ 34 仰角発信器 35 ピニオン 40 方位ジンバル 40−1 支持軸部 40−2 U字形部 41 取り付け金具 41−1、41−2 脚部 44 仰角ジャイロ 45 方位ジャイロ 46、47 加速度計 54 積分器 55 増幅器 56 減衰器 57 アークサイン演算器 59 増幅器 70 ケーブル 71 リワインド制御器 72 切替え回路 80 仰角軸線傾斜演算器 81 積分器 82 比較器 83 係数器 84 比較器 85 傾斜軸線方位演算器 86 除算器 87 加算器 88 比較器 89 揺動判定器 91、93、95 比較器 97 AND回路 X−X アンテナ中心軸線 Y−Y 仰角軸線 Z−Z 方位軸線
フロントページの続き (72)発明者 村越 尊雄 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内 (72)発明者 北條 武 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸線を有するアンテナと、該アンテ
    ナに装着された支持部材と、上記中心軸線に直交する仰
    角軸線を有し上記支持部材に装着されたアンテナを上記
    仰角軸線周りに回転可能に支持する方位ジンバルと、該
    方位ジンバルを上記仰角軸線に直交する方位軸線周りに
    回転可能に支持する基台と、給電及び送受信のための柔
    軟性あるケーブルと、上記仰角軸線に平行な入力軸線を
    有し上記支持部材に装着された第1のジャイロと、上記
    中心軸線と仰角軸線の両者に直交する入力軸線を有し上
    記支持部材に装着された第2のジャイロと、上記仰角軸
    線周りの上記アンテナの傾斜角を指示する信号を出力す
    る第1の加速度計と、上記アンテナの中心軸線周りの傾
    斜角を指示する信号を出力する第2の加速度計と、上記
    方位軸線周りの上記方位ジンバルの回転角を指示する信
    号を出力する方位発信器と、上記方位ジンバルに対する
    上記仰角軸線周りの上記アンテナの回転角を指示する信
    号を出力する仰角発信器と、上記方位発信器から出力さ
    れた信号を入力し上記方位軸線周りに上記方位ジンバル
    が所定の回転角度を越えて回転したとき上記方位ジンバ
    ルを該所定の回転角度と反対方向に回転させて上記ケー
    ブルの捩じれを解くためのリワインド制御器と、を有
    し、衛星の方位角及び高度角に対応して上記アンテナの
    中心軸線を上記衛星に指向させるように構成されたアン
    テナ指向装置において、 更に船体の揺動の大小を判定する揺動判定器を設け、衛
    星の高度角が90度付近にあり上記揺動判定器によって
    船体の揺動が小さいと判断されたとき上記仰角軸線が船
    体の首尾線に整合するように上記方位ジンバルの方位を
    制御するように構成されていることを特徴とするアンテ
    ナ指向装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のアンテナ指向装置において、
    上記揺動判定器は水平面に対する上記仰角軸線Y−Yの
    傾斜角ηと水平面に対する上記仰角軸線Y−Y周りの上
    記アンテナ14の回転角度ξとをそれぞれ表す信号を入
    力し、上記傾斜角ηと回転角度ξとがそれぞれ所定の値
    η0 、ξ0 より小さいときに、船体の揺動が小さいこと
    を指示する信号が生成するように構成されていることを
    特徴とするアンテナ指向装置。
JP4346144A 1992-03-10 1992-12-25 アンテナ指向装置 Pending JPH06196918A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346144A JPH06196918A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 アンテナ指向装置
US08/027,224 US5517204A (en) 1992-03-10 1993-03-05 Antenna directing apparatus
GB9304916A GB2266164B (en) 1992-03-10 1993-03-10 Antenna directing apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4346144A JPH06196918A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 アンテナ指向装置
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JP4346144A Pending JPH06196918A (ja) 1992-03-10 1992-12-25 アンテナ指向装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012124916A2 (ko) * 2011-03-15 2012-09-20 (주)인텔리안테크놀로지스 위성 통신용 안테나

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012124916A2 (ko) * 2011-03-15 2012-09-20 (주)인텔리안테크놀로지스 위성 통신용 안테나
WO2012124916A3 (ko) * 2011-03-15 2012-12-27 (주)인텔리안테크놀로지스 위성 통신용 안테나
US9350067B2 (en) 2011-03-15 2016-05-24 Intellian Technologies Inc. Antenna for satellite communication

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