JP3136380B2 - アンテナ指向装置 - Google Patents
アンテナ指向装置Info
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Description
て好適なアンテナを衛星方向へ指向させるためのアンテ
ナ指向装置に関する。
す。斯かるアンテナ指向装置は基本的には方位−仰角系
と称され、基台3と斯かる基台3に装着された方位ジン
バル40と方位ジンバル40の上端部のU字形部材に装
着された取り付け金具41と斯かる取り付け金具41に
取り付けられたアンテナ14とを有する。
斯かるブリッジ部3−1には上方に突出する円筒部1
0’が装着されており、斯かる円筒部10’の内部には
1対の軸受9−1、9−1’が取り付けられている。こ
の軸受9−1、9−1’の内輪には方位軸10が嵌合さ
れており、方位軸10の上端部にはアーム10−1を介
して方位ジンバル40が装着されている。斯くして方位
ジンバル40は方位軸線(方位軸10及び軸受9−1、
9−1’の中心軸線)周りに回転することができる。方
位ジンバル40は下側の支持軸部40−1と上側のU字
形部40−2とを有し、支持軸部40−1の軸線は方位
軸線より偏倚して配置されている。
は、より小さいU字形の取り付け金具41が装着されて
おり、斯かる取り付け金具41は方位ジンバル40のU
字形部40−2の2つの脚部の間にて仰角軸線13、1
3’周りに回転可能に支持されている。仰角軸線13、
13’は方位軸線に対して直角に配置され、従って略水
平な位置にある。即ち、方位ジンバル40のU字形部4
0−2の2つの脚部の各々には、仰角軸軸受16、1
6’が装着されており、斯かる軸受16、16’によっ
て取り付け金具41は仰角軸線13、13’周りに回転
することができる。
1、41−1’にはアンテナ14が装着されており、従
ってアンテナ14は取り付け金具41と共に仰角軸線1
3、13’周りを回転する。アンテナ14は中心軸線X
−Xを有しており、斯かる中心軸線は仰角軸線13、1
3’に対して垂直である。
と方位ジャイロ45と第1の加速度計46及び第2の加
速度計47とが装着されている。仰角ジャイロ44によ
って仰角軸線13、13’周りを回転するアンテナ14
の回転角度が検出され、方位ジャイロ45によって仰角
軸線13、13’及びアンテナ14の中心軸線X−Xの
双方に直交する軸線周りのアンテナ14の回転角が検出
され、第1の加速度計46によってアンテナ14の仰角
軸線13、13’周りの傾斜角度が検出され、第2の加
速度計47によって水平面に対する仰角軸線13、1
3’の傾斜角度が検出される。
例えば機械式ジャイロ、光学式ジャイロ等の積分型ジャ
イロの他、振動ジャイロ、レートジャイロ、光ファイバ
ジャイロ等の微分型ジャイロであってよい。
仰角軸線13、13’と同軸的に仰角歯車48が装着さ
れている。斯かる仰角歯車48にはピニオン50が噛み
合わされており、斯かるピニオン50は方位ジンバル4
0のU字形部40−2の一方の脚部に装着された仰角サ
ーボモータ49の回転軸に取り付けられている。
1が取り付けられ、基台3のブリッジ部3−1上には方
位サーボモータ52と方位発信器53が取り付けられ、
方位サーボモータ52及び方位発信器53の回転軸にそ
れぞれ取り付けられたピニオン(図示なし)が方位歯車
11に噛み合わされるように構成されている。
るために4つのサーボループが設けられている。尚、ア
ンテナ14の中心軸線X−Xが水平面となす角をアンテ
ナの仰角θA とし、アンテナ14の中心軸線X−Xが水
平面上で子午線となす角をアンテナの方位角φA とす
る。
の出力は積分器54及び増幅器55を介して仰角サーボ
モータ49にフィードバックされる。それによって船体
が揺動してもアンテナ14の仰角軸線13、13’周り
の角速度は常にゼロに保持される。
6からの出力信号は、アークサイン演算器57を経由し
た後、例えば手動設定された衛星高度角θS を指示する
信号によって減ぜられ、更に、減衰器56を経由して積
分器54及び増幅器55に入力される。このループは、
アンテナ14の仰角θA を衛星高度角θS に一致させる
べく時定数を有しており、減衰器56に仰角ジャイロ4
4のドリフト変動を補償させるために積分特性を具備さ
せることも可能である。以上第1及び第2のループから
構成されるのが仰角制御ループである。
ロ45の出力信号は、積分器58及び増幅器59を介し
て方位サーボモータ52にフィードバックされ、それに
よってアンテナ14は、アンテナ14の中心軸線X−X
及び仰角軸線13、13’の両者に対して直交する軸線
周りの船体の回転運動に対して、安定化されることがで
きる。
位角φを指示する方位角信号が方位発信器53から出力
され、斯かる方位角φは加算器61にて、衛星方位角φ
S と例えば磁気コンパス又はジャイロコンパスより供給
されたジャイロコンパス方位角(船首方位角)φC とに
よって減ぜられ、更に、減衰器60を経由して積分器5
8に入力される。アンテナ方位角φA が衛星方位角φS
とジャイロコンパス方位角(船首方位角)φC との和に
等しくなる点で、アンテナ14の方位は静止する。
を衛星方位角φS に一致させるべく時定数を有してお
り、減衰器60に方位ジャイロ45のドリフト変動を補
償させるために積分特性を具備させることも可能であ
る。即ち、減衰器56、60の出力は積分型ジャイロト
ルカの出力に相当する。以上第3及び第4のループから
構成されるのが方位制御ループである。
ーボループからなる2つの制御ループによってアンテナ
14の中心軸線X−Xが衛星方向を指向するように、制
御される。
て考える。増幅器59のゲインを−K、減衰器60のゲ
インをKT とする。簡単のため、方位サーボモータ52
を含む駆動部のゲインとジャイロのスケールファクタを
1とし、更に、船体の動揺や傾斜を無視する。ラプラス
変換の後のアンテナの方位角φA の伝達関数は次の数1
の式によって表される。
は衛星方位角、φC はジャイロコンパス方位角(船首方
位角)、sはラプラス変数である。例えば、φC =0、
φS=φS ’/sとおいて最終値を求めれば、φC →φ
S ’となり、アンテナの方位角φA は与えられた衛星方
位角φS に向かうこととなる。
アンテナ指向装置において、指向すべき衛星の高度角は
緯度により変化し又は船体の動揺によっても変化するか
ら、アンテナの仰角θも変化する。数1の式は分母に係
数Kcosθを有する項を含むから、方位制御ループ系
の周波数特性はアンテナの仰角θによって変化する。特
に、アンテナの仰角θが大きいときは周波数特性が悪く
なり系の追従精度が低下する。その結果衛星に対するア
ンテナの指向誤差も大きくなる欠点があった。
り、アンテナの中心軸線X−Xが方位軸線の方向に一致
すると、方位ジャイロ45はアンテナの方位軸線周りの
回転変位を検出することができなくなる。従って方位制
御ループはサーボ系として機能しなくなり、衛星に対す
るアンテナの追従は不能となる。斯かる現象はジンバル
ロックと称される。
角θが90°近くなっても、ジンバルロック現象によっ
て追従不能となることを防止し、良好な周波数特性を有
するサーボ系を有し、衛星に対して良好に指向すること
ができるアンテナ指向装置を提供することを目的とす
る。
図1に示すように、中心軸線X−Xを有し支持部材41
に支持されたアンテナ14と、アンテナ14及び上記支
持部材41を上記中心軸線X−Xに直交する仰角軸線周
りに回転可能に支持する方位ジンバルと、方位ジンバル
40を仰角軸線13、13’に直交する方位軸線周りに
回転可能に支持する基台3と、仰角軸線13、13’に
平行な入力軸線を有し支持部材41に固定された第1の
ジャイロ44と、中心軸線X−Xと仰角軸線13、1
3’の両者に直交する入力軸線を有し支持部材41に固
定された第2のジャイロ45と、水平面に対する中心軸
線X−Xの傾斜角を指示する信号を出力する第1の加速
度計46と、上記方位ジンバル40の上記方位軸線周り
の回転角を指示する信号を出力する方位発信器53とを
有し、上記第1の加速度計46の出力信号から衛星の高
度角に対応した値を減じた信号を上記第1のジャイロ4
4の実質的なトルカにフィードバックし、上記方位発信
器53の出力信号、船首方位及び衛星方位角に対応した
信号とを加算器61にて演算しその出力信号を上記第2
のジャイロ45の実質的なトルカにフィードバックして
上記アンテナの中心軸線X−Xを上記衛星に指向させる
ように構成されたアンテナ指向装置において、更に、上
記方位ジンバル40に対する上記アンテナの上記仰角軸
線13、13’周りの回転角θを指示する信号を出力す
る仰角発信器72と、該仰角発信器から出力された回転
角信号よりsecθの値を計算するsecθ演算部76
とを設け、上記第2のジャイロ45の出力信号と上記s
ecθ演算部76の出力信号とを乗算し斯かる乗算値を
積分器58に入力し、それによってサーボ系の周波数特
性が全ての仰角θにおいて不変となるように構成されて
いる。
に、中心軸線X−Xを有し支持部材41に支持されたア
ンテナ14と、アンテナ14及び上記支持部材41を上
記中心軸線X−Xに直交する仰角軸線周りに回転可能に
支持する方位ジンバルと、方位ジンバル40を仰角軸線
13、13’に直交する方位軸線周りに回転可能に支持
する基台3と、仰角軸線13、13’に平行な入力軸線
を有し支持部材41に固定された第1のジャイロ44
と、中心軸線X−Xと仰角軸線13、13’の両者に直
交する入力軸線を有し支持部材41に固定された第2の
ジャイロ45と、水平面に対する中心軸線X−Xの傾斜
角を指示する信号を出力する第1の加速度計46と、上
記方位ジンバル40の上記方位軸線周りの回転角を指示
する信号を出力する方位発信器53とを有し、上記第1
の加速度計46の出力信号から衛星の高度角に対応した
値を減じた信号を上記第1のジャイロ44の実質的なト
ルカにフィードバックし、上記方位発信器53の出力信
号、船首方位及び衛星方位角に対応した信号とを加算器
61にて演算しその出力信号を上記第2のジャイロ45
の実質的なトルカにフィードバックして上記アンテナの
中心軸線を上記衛星に指向させるように構成されたアン
テナ指向装置において、更に、上記方位ジンバル40に
対する上記アンテナの上記仰角軸線周りの回転角θを指
示する回転角信号を出力する仰角発信器72と上記第2
のジャイロ45の出力信号を遮断するON/OFF器7
8とを設け、該ON/OFF器78によって上記第2の
ジャイロ45の出力信号はアンテナの中心軸線X−Xと
方位軸線が平行となるときの値を中心値として所定の角
度範囲にある場合には遮断されるように構成されてい
る。
た仰角信号θに基づきsec演算部76にてsecθの
演算を行い、斯かるsecθの値に方位ジャイロ45か
らの出力信号dφ/dt・cosθを乗じた値を積分器
に供給するように構成されているため、方位制御ループ
の周波数特性はアンテナの仰角θに依らず一定となる。
8を設け、斯かるON/OFF器78によって、仰角発
信器72からの仰角信号θを参照しながら、アンテナの
中心軸線と方位軸線が平行となるときの角度を中心に、
ある角度区間で方位ジャイロ45の出力が遮断されるか
ら、ジンバルロック現象による誤差が排除されることが
できる。
て説明する。尚図1において図2の対応する部分には同
一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
を示しており、アンテナ指向装置は基台3と斯かる基台
3に装着された方位ジンバル40と方位ジンバル40の
上端部のU字形部材に装着された取り付け金具41と斯
かる取り付け金具41に取り付けられたアンテナ14と
を有する。
り、アンテナ14と斯かるアンテナ14に装着された取
り付け金具41とからなる組立体は中心軸線X−Xに直
交する仰角軸線13−13’の周りに回転可能に支持さ
れている。方位ジンバル40は仰角軸線13−13’と
直交する方位軸線10周りに回転可能に基台に支持され
ている。こうして、2軸に回転可能な支持機構が構成さ
れ、斯かる支持機構はアンテナ14の中心軸線X−Xが
衛星を指向するように制御される。
と方位ジャイロ45と第1の加速度計46及び第2の加
速度計47とが装着されている。仰角ジャイロ44によ
って仰角軸線13、13’周りを回転するアンテナ14
の回転角度が検出され、方位ジャイロ45によって仰角
軸線13、13’及びアンテナ14の中心軸線X−Xの
双方に直交する軸線周りのアンテナ14の回転角度が検
出され、第1の加速度計46によってアンテナ14の仰
角軸線13、13’周りの傾斜角度が検出され、第2の
加速度計47によって水平面に対する仰角軸線13、1
3’の傾斜角度が検出される。
分型ジャイロ又は微分型ジャイロのいずれであってもよ
い。
部40−2の一方の脚部には仰角軸線13、13’と同
軸的に又は平行に仰角発信器72が装着されている。斯
かる仰角発信器72は例えば仰角歯車48に係合する仰
角発信器用歯車74を有しており、仰角軸線13、1
3’の回転変位は仰角発信器用歯車74を経由して検出
されるように構成されている。斯かる仰角発信器72に
よってアンテナ14の仰角軸線13、13’周りの回転
角度即ち仰角θが検出されそれを指示する信号が出力さ
れる。
の出力側にsecθ演算部76とON/OFF器78が
配置されている。secθ演算部76は仰角発信器72
から供給された仰角θを用いてsecθ(=1/cos
θ)の計算し、斯かるsecθの値を方位ジャイロ45
から供給された(dφ/dt)・cosθに乗算するよ
うに構成されている。斯くして、secθ演算部76か
らは仰角θを含まない信号が供給される。
ラプラス変換の後のアンテナの方位角φの伝達関数を求
めると次の数2の式によって表される。
を−K、減衰器60のゲインをKTとしている。こうし
て、本例では、secθ演算部76を設けることによっ
て方位制御ループの周波数特性はアンテナの仰角θに無
関係に一定となるため、衛星高度角が90°に近いとき
でも追従精度の低下を防止することができる。
θが90°を越えた場合に発生する方位ジャイロ45の
入力信号の極性の反転に起因するサーボ系の発散を防止
する機能を有する。
FF器78が配置されており、斯かるON/OFF器7
8は仰角発信器72より得られる仰角θの値に基づい
て、secθ演算部76の出力信号を供給し又は遮断す
るように構成されており、それによって以下に説明する
ようにジンバルロック現象が回避される。
−X方向にX軸をとり、仰角軸線13、13’方向にY
軸をとり、X軸とY軸の双方に直角にZ軸をとる。本発
明が対象とする2軸の方位−仰角系のアンテナ指向装置
では、Z軸に平行な入力軸を有する方位ジャイロ45に
よって、慣性空間に対するZ軸周りの角速度が検出され
る。方位ジャイロ45によって出力されたZ軸周りの角
速度を指示する信号は、積分器58、サーボアンプ59
を経由して方位サーボモータ52にフィードバックされ
る。こうしてアンテナ14はZ軸周りに回転しないよう
に慣性空間に対して安定化され、指向誤差の発生が防止
されている。
ることによって、仰角θが存在する場合であっても、殆
ど全ての仰角θ(θが90°を越えた場合でも)に対し
て充分達成されている。しかしながら、衛星高度角θS
が大きく且つ動揺が存在する場合には、方位軸線とアン
テナの中心軸線X−Xが完全に平行となる場合がある。
が発生すると、斯かる角速度は方位ジャイロ45によっ
て検出され、方位サーボモータ52によってアンテナは
方位軸10周りに回転される。方位制御ループは、方位
サーボモータ52の回転角度が方位ジャイロ45にフィ
ードバックされ、斯かるアンテナのZ軸周りの角速度が
ゼロとなるように制御されるように構成されているが、
斯かる瞬間にはフィードバック機能は不能となる。こう
して方位ジャイロ45の出力はそのまま積分器58に入
力され続け、方位サーボモータ52は一種の暴走状態と
なる。
るON/OFF器78がsecθ演算部76の出力側に
設けられており、斯かるON/OFF器78は方位制御
ループが正常に作動している状態、例えば、仰角θが9
0°±2°においてsecθ演算部76の出力信号を遮
断するように機能し、それによって積分器58の値は一
定値に保持される。
方位サーボモータ52は暴走状態となる直前で保持され
た角速度にて回転し続け、仰角θが90°±2°の範囲
を越えると方位制御サーボ系は正常状態に復帰し、殆ど
指向誤差を発生することがない。
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
OFF器78との両者を含むように構成されているが、
何方か一方のみを含むように構成してもよい。
給された仰角θよりsecθの値を求め、斯かるsec
θの値に方位ジャイロ45から供給される出力信号を乗
算して求めた値を積分器58に供給するように構成され
ているため、方位ジャイロ45にて形成される方位制御
ループの周波数特性は仰角θによらず一定値となる利点
がある。
中心軸線の追従精度を向上させることができ、且つアン
テナ14の指向方向に誤差が生じることが回避される利
点がある。
90°を越えた場合に発生する方位ジャイロ45の入力
信号の極性の反転によるサーボ系の発散を防止すること
ができる利点がある。
けることによって仰角信号θが監視され、仰角信号θが
90°近傍において、secθ演算部の出力を遮断する
ように構成されているからジンバルロック現象が発生す
ることが防止される利点がある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 中心軸線を有し支持部材に支持されたア
ンテナと、該アンテナ及び支持部材を上記中心軸線に直
交する仰角軸線周りに回転可能に支持する方位ジンバル
と、該方位ジンバルを上記仰角軸線に直交する方位軸線
周りに回転可能に支持する基台と、上記仰角軸線に平行
な入力軸線を有し上記支持部材に固定された第1のジャ
イロと、上記中心軸線と仰角軸線の両者に直交する入力
軸線を有し上記支持部材に固定された第2のジャイロ
と、水平面に対する上記中心軸線の傾斜角を指示する信
号を出力する加速度計と、上記方位ジンバルの上記方位
軸線周りの回転角を指示する信号を出力する方位発信器
とを有し、上記加速度計の出力信号から衛星の高度角に
対応した値を減じた信号を上記ジャイロの実質的なトル
カにフィードバックし、上記方位発信器の出力信号と船
首方位角及び衛星方位角に対応した信号とを加算器にて
演算しその出力信号を上記第2のジャイロの実質的なト
ルカにフィードバックして上記アンテナの中心軸線を上
記衛星に指向させるように構成されたアンテナ指向装置
において、 更に、上記方位ジンバルに対する上記アンテナの上記仰
角軸線周りの回転角θを指示する回転角信号を出力する
仰角発信器と、該仰角発信器から出力された回転角信号
よりsecθの値を計算するsecθ演算部とを設け、
上記第2のジャイロの出力信号と上記secθ演算部の
出力信号とを乗算し斯かる乗算値を積分器に入力し、そ
れによってサーボ系の周波数特性が全ての仰角θにおい
て不変となるように構成されていることを特徴とするア
ンテナ指向装置。 - 【請求項2】 中心軸線を有し支持部材に支持されたア
ンテナと、該アンテナ及び支持部材を上記中心軸線に直
交する仰角軸線周りに回転可能に支持する方位ジンバル
と、該方位ジンバルを上記仰角軸線に直交する方位軸線
周りに回転可能に支持する基台と、上記仰角軸線に平行
な入力軸線を有し上記支持部材に固定された第1のジャ
イロと、上記中心軸線と仰角軸線の両者に直交する入力
軸線を有し上記支持部材に固定された第2のジャイロ
と、水平面に対する上記中心軸線の傾斜角を指示する信
号を出力する加速度計と、上記方位ジンバルの上記方位
軸線周りの回転角を指示する信号を出力する方位発信器
とを有し、上記加速度計の出力信号から衛星の高度角に
対応した値を減じた信号を上記第1のジャイロの実質的
なトルカにフィードバックし、上記方位発信器の出力信
号と船首方位角及び衛星方位角に対応した信号とを加算
器にて演算しその出力信号を上記第2のジャイロの実質
的なトルカにフィードバックして上記アンテナの中心軸
線を上記衛星に指向させるように構成されたアンテナ指
向装置において、 更に、上記方位ジンバルに対する上記アンテナの上記仰
角軸線周りの回転角θを指示する回転角信号を出力する
仰角発信器と上記第2のジャイロの出力信号を遮断する
ON/OFF器とを設け、該ON/OFF器によって上
記第2のジャイロの出力信号はアンテナの中心軸線と方
位軸線が平行となるときの値を中心値として所定の角度
範囲にある場合には遮断されるように構成されているこ
とを特徴とするアンテナ指向装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のアンテナ指向装置におい
て、上記所定の角度範囲の幅は0.2〜5°であること
を特徴とするアンテナ指向装置。
Priority Applications (3)
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ID=26541999
Family Applications (1)
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