JPH06196651A - キャパシタを有する半導体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

キャパシタを有する半導体メモリ装置及びその製造方法

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JPH06196651A
JPH06196651A JP5174003A JP17400393A JPH06196651A JP H06196651 A JPH06196651 A JP H06196651A JP 5174003 A JP5174003 A JP 5174003A JP 17400393 A JP17400393 A JP 17400393A JP H06196651 A JPH06196651 A JP H06196651A
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etching
forming
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conductive
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泳雨 朴
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Sang-Pil Sim
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体メモリ装置のキャパシタのストレージ
電極及びその製造方法を提供する。 【構成】 キャパシタの主電極は内部に形成された多数
のマイクロトレンチ及び/またはマイクロピラーと前記
マイクロトレンチ及び/またはマイクロピラーを取り囲
む外郭壁から構成された主電極64c、前記外郭壁の外
面上に形成されたHSGポリシリコンパターン及び主電
極64cをトランジスタのソース領域44に電気的に接
続する柱電極64’から構成される。主電極64cの下
部に形成され、ストレージ電極90の柱電極64’に電
気的に接続され、その中央部を柱電極64’が通過する
水平の羽根形状を有する補助電極60aはストレージ電
極90に含まれる。前記キャパシタは食刻終点検出層と
HSGポリシリコン層を用いて形成できる。 【効果】 これにより、十分なセルキャパシタンスが確
保できるようストレージ電極の表面積が増加する。ま
た、一定した形状のストレージ電極を形成できて均一な
セルキャパシタンスを達成しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャパシタを有する半導
体メモリ装置及びその製造方法に係り、特にキャパシタ
のストレージ電極の表面積が増加した新規な構造のキャ
パシタを有する半導体メモリ装置及びその製造方法に関
する。本発明は現在アメリカ特許庁に係属中の本発明者
によるアメリカ特許出願第07/937,749号の改
良発明であり、その内容を本出願の参考として記載す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造技術の発達とメモリ素
子の応用分野の拡張につれ、大容量のメモリ素子の開発
が活発に進んでいる。その中、1個のキャパシタと1個
のトランジスタから1個のメモリセルを構成し、高集積
化に有利なDRAMは集積度の面において著しい発展が
なされて来た。
【0003】このDRAMは3年に4倍の高集積化を達
成するようになったが、現在DRAM分野において4M
b DRAMHは量産段階、16Mb DRAMは量産
のための準備段階、64Mb及び256Mb DRAM
は量産のための研究が活発に進んでいる現状である。か
かる半導体メモリ装置は情報の読み出しと貯蔵のために
大静電容量を有すべきである。しかし、集積度が4倍増
加してもチップ面積は1.4倍だけの増加にとどまるの
で、相対的にメモリセルの面積は1/3倍に縮まる。こ
れは、既存のキャパシタ構造においては限定された面積
内で十分大きいセルキャパシタンスを確保できないこと
を指す。従って、小面積内でより大きいキャパシタンス
を得るための方法が提案されているが、かかる方法とし
ては一般に次の3種、即ち、第1に、誘電体膜の厚さ減
少、第2に誘電物質として誘電常数の大きい物質の使
用、第3にキャパシタのストレ−ジ電極の有効面積増加
などが挙げられる。
【0004】誘電体膜の厚さが100Å以下の場合は、
Fowler-Nordheim トンネリングによる漏れ電流により半
導体メモリ装置の信頼性が落ちるので、誘電膜の厚さを
減少するのは大容量のメモリ素子に不向きである。ま
た、キャパシタの誘電体膜用として高誘電物質を使用し
うる。誘電物質としては、大きいアスペクト比(aspect
ratio)を有する3次元メモリセル構造に対して良好な
段差塗布性を有する5酸化タンタルについての研究が幅
広くなされている。しかし、5酸化タンタルを現在製品
に適用するには薄膜状態で漏れ電流が大きく破壊電圧が
小さいという問題点がある。この点を克服するために、
このような高誘電物質を開発するための多様な努力がな
されているが、まだ実際の半導体メモリ装置に適用しに
くい。
【0005】従って、前述した縮まった面積内でより大
きいキャパシタンスを達成するため、ストレージ電極の
表面積を広める方法がさらに活発に研究されつつある。
従来のプレーナ形キャパシタセルにおいて、スタック形
キャパシタセルとトレンチ形キャパシタセルの3次元的
な構造が考案され4Mb DRAMに適用されている
が、16Mb DRAMを境にその限界を露出しつつあ
る。また、前記スタック形キャパシタセルにおいては、
スタック形キャパシタ構造のため激しい段差問題が生
じ、トレンチ形キャパシタセルではスケーリングダウン
(scaling down)の進行によるトレンチ間漏れ電流問題
が生じて64Mb DRAMに適用しにくくなった。
【0006】従って、かかる大容量のDRAMの問題点
を解決するための新たな構造のキャパシタとしてスタッ
ク−トレンチ形キャパシタ、フィン構造キャパシタ、ボ
ック構造キャパシタ及びスプレードスタックキャパシタ
などが提案されている。しかし、前記のようにストレー
ジ電極の構造を改善してキャパシタ容量を増加しようと
する限りはデザインルールの限界及び複雑な工程上の問
題点などにより集積度がさらに増加する次世代ディバイ
ス開発においては制限され、かかる問題点を克服する新
たなキャパシタ構造に対する開発が要求された。
【0007】この要求に応じて、最近キャパシタ容量の
増加をストレージ電極の構造改善によらず、前記ストレ
ージ電極の表面を非平滑面に形成してストレージ電極の
有効キャパシタンス面積を増加させることによりキャパ
シタの容量を増加する方法が提案された。例えば、論文
("Capacitance-Enhanced Stacked-Capacitor with Eng
raved Storage Electrode for Deep Submicron DEAMs"
by T.Mine et.al.,Extended Abstract of the 21st Con
ference on Solid State Devices and Materials, Toky
o,1989.pp137〜140 )にはSOGとレジストの混合物を
ポリシリコン層上に形成する。この方法において、SO
G(Spin-On-Glass )は緩衝HF溶液を用いて選択的に
除去してポリシリコン層上にレジスト粒子を残した後、
前記レジスト粒子を用いて前記ポリシリコン層をエッチ
ングしてポリシリコン層の表面を非平滑面にする。
【0008】また、アメリカ特許第5,068,199
号(Sandu )には多孔質ポリシリコン導電層を用いてキ
ャパシタのストレージ電極を形成した後、陽極酸化法に
より前記ストレージ電極の表面を非平滑面にする方法が
開示されている。アメリカ特許第5,112,773号
(Tuttle)には不均一核形成を起こす物質を注入した
り、シリコンソース自体の均一な核形成を起こすために
蒸着温度または圧力を増加させて気相核形成を用いて多
結晶シリコンを蒸着して平でないポリシリコン層を形成
する方法が開示されている。
【0009】また、ポリシリコン層の蒸着条件を調整し
て平でないポリシリコン層を形成する方法が提案されて
いる。即ち、論文(”A New Stacked Capacitor Struct
ureUsing Hemispherical-Grain(HSG) Polysilicon Elec
trodes" by H.Watanabe etal.,SSDM、1990、pp・873〜876
及び”Fabrication of Storage Capacitance-Enhanced
Capacitor with a Rough Electrode”by Yoshio Hayash
ide et al.,SSDM,1990、 pp.869〜872 )には、特定温度
及び特定圧力で平でない表面を有するポリシリコン層を
形成した後、これを用いてストレージ電極を形成して平
でない表面によるストレージ電極の表面積を増加させセ
ルキャパシタンスを向上させる技術が開示されている。
即ち、低圧化学気相蒸着法を用いてストレージ電極とし
て使われるポリシリコン層を、非晶質シリコンからポリ
シリコンに変わる相変換温度の約550℃で蒸着すれ
ば、収得されるポリシリコン層の表面は半球状グレーン
から構成され(以下、「HSGポリシリコン層」と称す
る)、その表面積は約2倍増加する。また、Hayashide
などは575℃の温度でポリシリコンを蒸着してストレ
ージ電極を形成した時、他の通常のポリシリコン電極に
比べてキャパシタンスが約1.5倍増加することを教示
した。また、日本国特公平1−42161号公報には前
記方法により形成されたポリシリコン層を用いてストレ
ージ電極を形成する方法が開示されている。
【0010】しかし、前記HSGポリシリコン層を用い
たり、他の方法を用いてストレージ電極の構造を平でな
くする方法によれば、通常のポリシリコンの表面積より
約2倍の表面積増大が達成できるが、セルキャパシンタ
スの増加が限られるので、256Mb級以上の超高集積
メモリ素子で必要なセルキャパシタンスを得るためのス
トレージ電極の有効面積を確保できない。
【0011】従って、本発明者らの一人を含むChinなど
は前述した従来の技術の問題点を解決するために超高集
積メモリ素子で必要な新たな構造のストレージ電極を備
える半導体メモリ装置の製造方法を発明し、これをアメ
リカ特許出願第07/937,749号として出願し
た。図1〜図3は前記特許出願に記載された方法を示す
概略図である。前記図面において、半導体メモリ装置の
キャパシタの構成要素であるストレージ電極、誘電体膜
及びプレート電極のみを示したものである。このキャパ
シタを実際のメモリセルに適用する場合は前記ストレー
ジ電極とスイッチング素子であるトランジスタのソ−ス
領域を連結すべきことは当業者にとって明らかなので、
前記ストレージ電極とソース領域を連結するための先行
工程については説明を省くこととする。
【0012】図1はマスク層11の形成段階を示す。図
1を参照すれば、ストレージ電極形成のために表面に半
球の突出部を有するポリシリコンから構成された平でな
い導電層10上に前記半球の突出部の間の谷部15を埋
め込むよう酸化物を蒸着して前記谷部の深さdより厚く
マスク層を形成する。ここで、図示していないが前記導
電層10の下部にはスイッチング素子であるトランジス
タが形成されており、前記導電層10は前記トランジス
タのソース領域に接続されている。
【0013】図2は前記マスク層11をエッチバックし
てエッチングマスク11’を形成する段階を示す。前記
マスク層11を形成した後、前記ポリシリコンの半球突
出部の上部表面が露出されるまで前記マスク層11の酸
化膜をエッチバックして、前記谷部15に前記マスク層
11の構成物質である酸化物を残してエッチングマスク
11’を形成する。
【0014】図3は前記エッチングマスク11’を用い
て前記導電層10を食刻してキャパシタを形成する段階
を示す。具体的には、前記導電層10のポリシリコンの
突出部間の谷部15に形成されたエッチングマスク1
1’を用いて前記導電層10を一定深さに食刻すれば、
図示した通りマイクロトレンチ及び/またはマイクロピ
ラー形態のストレージ電極10’が形成され、このスト
レージ電極10’上に誘電体膜12及びプレート電極1
3を順次に形成してキャパシタを完成する。
【0015】図4〜図9は前記アメリカ特許出願による
半導体メモリ装置の製造方法の一実施例を示した工程順
序図である。図4はトランジスタ及び平坦化層20、第
1絶縁膜21及び第2絶縁膜22の形成段階を示す。具
体的には、第1導電形の半導体基板40上に活性領域と
分離領域を限定するためのフィールド酸化膜42を形成
し、前記活性領域の半導体基板40上に通常的な方法を
用いてソース領域44及びドレイン領域46を形成し、
活性領域上にはゲート電極48とフィールド酸化膜42
上にはワードライン48’を形成してトランジスタを形
成する。次いで、結果物の全面に例えばBPSGあるい
はSi酸化物のような絶縁物を蒸着した後、平坦化して
平坦化層20を形成し、前記平坦化層20の上に例えば
500Å〜1000Å厚さ程度の窒化膜のような第1絶
縁膜21及び1000Å〜2000Å厚さ程度のSi酸
化膜のような第2絶縁膜22を順次に形成する。ここ
で、参照符号49は前記ゲート電極48及びワードライ
ン48’を絶縁するための絶縁膜であり、前記第1絶縁
膜21である窒化膜は後続する工程で食刻阻止膜として
使われる。
【0016】図5は第1コンタクトホールCH1及び第
1導電層24の形成段階を示す。前記第2絶縁膜22上
にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層を形成し
た後、前記フォトレジスト層をマスクとして用いて露光
し、露光されたフォトレジスト層を現像して所期のフォ
トレジストパターンを形成した後、このフォトレジスト
パターンを適用して前記第2絶縁膜22、第1絶縁膜2
1及び平坦化層を食刻することによりキャパシタの第1
電極として使われるストレージ電極を前記トランジスタ
のソース領域44と連結させるための第1コンタクトホ
ールCH1を形成する。次いで、前記第1コンタクトホ
ールを形成するためのフォトレジストパターンを除去し
た後、結果物の全面に、例えば、2000Å〜6000
Å厚さに不純物のドーピングされた半球状のグレーンを
有するポリシリコンを蒸着して第1導電層24を形成す
る。ここで、前記導電層の表面はグレーンとグレーンと
がくっ付いている形であるが、グレーンとグレーンが若
干離れていることもあり得る。
【0017】図6は第1導電層パターン24’及び第3
絶縁膜26の形成段階を示す。前記第1導電層24の上
にフォトレジストを塗布してフォトレジスト層を形成し
た後、前記フォトレジスト層をフォトマスクとして用い
て選択的に露光し、露光されたフォトレジスト層を現像
して所期のフォトレジストパターンを形成した後、この
フォトレジストパターンを適用して前記第1導電層24
を食刻することにより図示した通りの第1導電層パタ−
ン24’を形成する。次いで、前記フォトレジストパタ
ーンを除去し、結果物の全面に例えば300Å〜100
0Å厚さ程度のHTO膜を蒸着して第3絶縁膜26を形
成する。
【0018】図7は前記第3絶縁膜をエッチバックする
段階を示す。前記図6の段階後、結果物の全面に対して
前記第1導電層パターン24’を構成するポリシリコン
のグレーンのトップ部が露出されるまでエッチバックす
ることにより前記第1導電層パターン24’を構成する
ポリシリコンのグレーンとグレーンとの間の谷部に前記
HTOから構成されたエッチングマスク26’が形成さ
れる。
【0019】この際、前記導電層パターン24’の側壁
には前記HTOから構成されたスペーサ26aが形成さ
れる。図8はストレージ電極SEの形成段階を示す。前
記第1導電層パターン24’を構成する半球状のポリシ
リコングレーンの間にある谷部に形成されたエッチング
マスク26’及び前記第1導電層パターン24’の側壁
に形成されたスペーサ26aを用いて前記第1導電層パ
ターン24’を食刻することによりストレージ電極SE
を形成する。具体的には、前記エッチングマスク26’
の下部に存する前記第1導電層パターン24’の部分は
食刻されず、前記エッチングマスク26’が形成され
ず、ポリシリコングレーンが露出された部分にはマイク
ロトレンチが形成され、図示した通りマイクロトレンチ
MTあるいはマイクロピラーMPを含む前記第1導電層
パターン24’から構成されたストレージ電極SEを完
成する。この際、前記第1導電層パターン24’を構成
するポリシリコンの食刻は、前記食刻マスクとして使わ
れたHTOに対して大きい食刻選択比を有するブロム化
水素HBrと塩素Cl2 の混合ガスを用いて施す。
【0020】図9はキャパシタCの形成段階を示す。前
記図8の段階後、BOE(Buffered Oxide Etchant)あ
るいは希釈のふっ化水素HF溶液を用いて前記HTOか
ら構成された前記エッチングマスク26’及びスペーサ
26aを除去し、次いで露出されたストレージ電極の全
表面に誘電体膜30、例えば酸化膜/窒化膜/酸化膜構
造のONO膜あるいは窒化膜/酸化膜構造のNO膜を塗
布する。続けて、前記誘電体膜30上に不純物のドーピ
ングされたポリシリコンを蒸着してからパタニングする
ことによりプレート電極PEを形成する。その結果、前
記ストレージ電極SE、誘電体膜30及びプレート電極
PEからなるキャパシタを完成する。続けて、前記ドレ
イン領域を露出させビットライン(図示せず)を形成す
る。ここで、ビットラインはストレージ電極の形成のた
めの第1導電層の形成の前に形成しうる。
【0021】前記アメリカ特許出願に記載されたストレ
ージ電極の形成方法によれば、微細トレンチを形成する
ための食刻マスク形成工程で定時間食刻法(ここではエ
ッチング段階が一定した時間の間行われる)を用いた。
しかし、食刻マスクとして用いられるマスク層(図1の
11及び図6の26)の厚さの変化及び食刻装備による
食刻率の変化により一定した厚さのマイクロトレンチ形
成のための食刻マスク(図2の参照符号11’及び図7
の参照符号26’参照)が形成しにくいという問題点が
ある。のみならず、そのストレージ電極の表面積はマイ
クロトレンチ及び/またはピラーの形成によってのみ増
加するのでセルキャパシタンスの増加が限られる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前記Chinなどのアメリカ特許出願第07/937,
749号に開示されたストレージ電極に比べてキャパシ
タンスをさらに増加させうる新規な構造のキャパシタを
有する半導体装置を提供することである。本発明の他の
目的は、前述した構造のキャパシタを製造する際さらに
適合したキャパシタを含む半導体装置の製造方法を提供
することである。
【0023】本発明のさらに他の目的は、食刻終点検出
層を用いて食刻マスクを均一な厚さに形成することによ
り一定したキャパシタンスを有するキャパシタを製造し
得る半導体装置のキャパシタの製造方法を提供すること
である。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、内部に形成された多数のマイクロトレンチ及び
/またはマイクロピラー及び前記マイクロトレンチ及び
/またはマイクロピラーを取り囲む外郭壁から構成され
た主電極、前記外郭壁の外面上に形成されたHSGポリ
シリコンパターン及び前記主電極をトランジスタのソー
ス領域に電気的に接続し、前記主電極を支持する柱電極
から構成される第1電極、前記第1電極を覆う誘電体
膜、前記誘電体膜上に形成された第2電極から構成され
たキャパシタを含む半導体メモリ装置が提供される。前
記キャパシタは前記主電極の下部に形成され、前記第1
電極である柱電極に電気的に接続され、その中央部を前
記柱電極が通過する水平の羽根形状を有する補助電極を
さらに含む。
【0025】本発明の他の態様によれば、内部に形成さ
れた多数のマイクロトレンチ及び/またはマイクロピラ
ーと前記マイクロトレンチ及び/またはマイクロピラー
とを取り囲む外郭壁から構成された主電極、前記主電極
をトランジスタのソース領域に電気的に接続し、前記主
電極を支持する柱電極及び前記主電極の下部に形成さ
れ、前記柱電極に電気的に接続され、その中央部を前記
柱電極が通過する水平の羽根形状を有する補助電極から
構成される第1電極と、前記第1電極を覆う誘電体膜
と、前記誘電体膜上に形成された第2電極から構成され
たキャパシタを含む半導体メモリ装置が提供される。
【0026】前述した本発明の他の目的を達成するため
に、半導体基板上に食刻終点検出層を形成する段階と、
前記食刻終点検出層上に多数の谷部を有する平でない表
面を有し、各セル単位に限定され、周辺の食刻終点検出
層を露出する導電性構造物を形成する段階と、前記導電
性構造物及び前記食刻終点検出層の露出された部位上に
マスク物質を蒸着して均一な厚さを有するマスク物質層
を形成する段階と、前記食刻終点検出層を用いて食刻終
点を検出して前記マスク物質層をエッチバックして前記
谷部に前記マスク物質から構成され、均一な厚さを有す
る食刻マスクを形成する段階と、前記食刻マスクを用い
て前記導電性構造物を部分的に食刻してマイクロトレン
チ及び/またはマイクロピラーが内部に形成されたキャ
パシタの主電極を形成する段階を含む半導体メモリ装置
の製造方法が提供される。好適には、前記導電性構造物
はその上部のエッジ部分に丘を有する。
【0027】また、好適には、前記食刻終点検出層を形
成する段階の前に前記半導体基板上に第1スペーサ層を
形成し、前記導電性構造物を形成する段階の前に前記食
刻終点検出層上に第2スペーサ層を形成する。前記食刻
終点検出層は導電性物質から構成されうる。前記食刻終
点検出層及び前記導電性構造物は同一の導電性物質を用
いて形成することにより、前記導電性構造物をエッチン
グする間に前記食刻終点検出層は各セル単位に限定され
前記主電極の下部にフィン構造の補助電極を形成する。
【0028】ところが、前記食刻終点検出層は前記第2
スペーサ層及びマスク物質層を構成する物質とは異なる
食刻率を有する限り、絶縁物質から構成されても構わな
い。また、本発明は、半導体基板上に導電性構造物を形
成する段階と、前記導電性構造物を覆うHSGポリシリ
コン層を形成する段階と、前記HSGポリシリコン層を
エッチバックして前記導電性構造物の側面にHSGポリ
シリコンパターンを残す段階を含む半導体メモリ装置の
製造方法を提供する。
【0029】本発明の他の態様によれば、半導体基板上
に第1導電層及び第1物質層を順次に形成する段階と、
前記第1物質層をパタニングして各セル単位に限定され
た第1物質のパターンを形成する段階と、前記第1物質
層パターンをエッチングマスクとして用いて前記第1導
電層を部分的に食刻してグルーブを有する第1導電層パ
ターンを形成する段階と、前記グルーブの側壁にスペー
サを形成する段階と、前記スペーサ及び前記第1物質層
パターンを食刻マスクとして用いて前記第1導電層パタ
ーンを食刻して各セル単位に限定され、その上部エッジ
部に丘の形成された第1導電性パターンを形成する段階
を含む半導体メモリ装置の製造方法が提供される。前記
第1導電性パターンは多数の谷部を有する平でない表面
を有する方が好適である。前記導電性パターンを形成し
た後、前記スペーサ及び前記第1物質層パターンを取り
除き、結果物の全面にマスク物質を蒸着してマスク物質
層を形成する。前記マスク物質層をエッチバックして前
記谷部に前記マスク物質から構成された食刻マスクを形
成した後、前記食刻マスクを用いて前記第1導電性パタ
−ンを部分的に食刻してマイクロトレンチ及び/または
マイクロピラーが内部に形成されたキャパシタの主電極
を形成する。
【0030】
【作用】本発明によれば、導電性構造物の側壁にHSG
ポリシリコンパターンを提供したり、フィン構造の補助
電極を提供することにより、キャパシタのストレージ電
極の表面積を増加させる。また、食刻終点検出層を使用
することによりマイクロトレンチ及び/またはマイクロ
ピラーを形成するための均一な厚さを有する食刻マスク
を形成し得る。従って、一定した形状のストレージ電極
を形成しうるので均一なセルキャパシタンスが達成でき
る。
【0031】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明をより具
体的に説明する。第1実施例 図10〜図16は本発明による半導体メモリ装置の製造
方法の第1実施例を説明するために図示した断面図であ
る。
【0032】本実施例は、Chinなどの特許出願に開示さ
れた定時間食刻法に伴うセルキャパシタンスの不均一問
題を解決するために食刻終点検出層を用いてキャパシタ
を製造する方法を示す。図10は食刻阻止層56、第1
スペーサ層58、食刻終点検出層60、第2スペーサ層
62、第1導電層64及び第1物質層66を形成する段
階を示す。
【0033】具体的には、半導体基板40を活性領域及
び非活性領域に限定するために半導体基板40上にフィ
ールド酸化膜42を形成し、各活性領域にソース領域4
4、ドレイン領域46及びゲート電極48を備えたトラ
ンジスタを形成する。トランジスタの前記ドレイン領域
46と接触するビットライン50を形成した後、全面に
トランジスタを他の導電層(以後の工程により形成され
る)から絶縁させるための絶縁層52を形成し、BPS
Gのようなリフロー特性のある絶縁物質層を形成した
後、熱処理によりリフローさせ平坦化して平坦な表面を
有する平坦化層54を形成する。その後、所定の食刻工
程に対して前記平坦化層54を構成する物質とその食刻
率の異なる物質(A物質の食刻率を1とした時、B物質
の食刻率は約4以上)、例えばシリコンナイトライドの
ような物質を約300Å〜500Å程度の厚さに塗布し
て食刻阻止層56を形成し、所定の食刻工程に対して前
記食刻阻止層56を構成する物質とその食刻率の異なる
物質、例えば高温酸化物HTOのような絶縁物を約50
0Å〜1,000Å程度の厚さに塗布して第1スペーサ
層58を形成する。その後、所定の食刻工程に対して前
記第1スペーサ層58の構成物質とその食刻率の異なる
物質、例えばシリコンナイトライド絶縁物や、不純物の
ドーピングされたポリシリコンのような導電性物質(好
適には、不純物のドーピングされたポリシリコン)を約
500Å〜1,000Å程度の厚さに塗布して食刻終点
検出層60を形成する。
【0034】次いで、所定の食刻工程に対して前記食刻
終点検出層60を構成する物質とその食刻率の異なる物
質、例えば高温酸化物のような絶縁物を約500Å〜
1,000Åの厚さに塗布して第2スペーサ層62を形
成し、前記ソース領域44上に積層されている物質を部
分的に取り除きストレージ電極をソース領域に接触する
ためのコンタクトホールを形成する。
【0035】その後、結果物の全面に、例えばポリシリ
コンのような導電性物質を、ヘリウムで希釈したシラン
ガス20%−SiH4 を用いて1バー圧力で、550℃
でLPCVD法により蒸着して約2,000Å〜5,0
00Å程度の厚さに蒸着し、約100Å〜2,500Å
程度の厚さにHSGを有するポリシリコン層を形成した
後、ひ素(As)イオンを3E15イオン/cm2 のド
ーズ量、40KeV〜100KeVのイオン注入エネル
ギーでドープしてその表面が平でない第1導電層64を
形成する。他の方法としては、まず通常の方法により約
2,000Å厚さのポリシリコン層を形成した後、前記
ポリシリコン層上に1,500Å厚さのHSGを有する
ポリシリコン層を蒸着した後、不純物をドーピングして
形成しうる。さらに他の方法としては、前記不純物を前
記ポリシリコンのソース中に含め、不純物のドーピング
されたシリコン自体を蒸着して前記第1導電層64を形
成しうる。また、前記第1導電層64は前述した従来の
方法によっても形成しうる。
【0036】ここで、半球状の粒子を有するポリシリコ
ン層を形成する場合、粒子の大きさ(直径)は700Å
〜1,500Åのものが好適である。次いで、収得した
第1導電層64の全面に所定の食刻工程に対して前記第
1導電層64を構成する物質とその食刻率の異なる物
質、例えば高温酸化物HTOのような絶縁物を約500
Å程度の厚さに塗布して第1物質層66を形成する。
【0037】図11は第1の第1導電性パターン64a
及び丘の形成のための第1物質層パターン66aを形成
する段階を示す。前記第1物質層66上に、通常の方法
に従って各セル単位に限定される形にフォトレジストパ
ターン70を形成し、前記フォトレジストパターン70
を食刻マスクとして用いて、第2スペーサ層62の表面
が露出される時まで異方性食刻を行って第1物質層66
及び第1導電層64を順次に食刻して第1の第1物質層
パターン(図示せず)及び第1の第1導電性パターン6
4aを形成する。この際、第1導電層64は各セル単位
に限定される第1の第1導電性パタ−ン64aになる。
次いで、BOEまたは100:1に希釈されたHF溶液
のような酸化物食刻溶液を用いて前記で食刻されフォト
レジストパターンと同様の大きさの第1の第1物質層パ
ターンを部分的にさらに食刻することにより、第1の第
1導電性パターン64aより小さい大きさを有する丘形
成のための第2の第1物質層パターン66aを形成す
る。この際、第2スペーサ層62も部分的に除去される
が、問題はない。
【0038】図12は導電性構造物である第2の第1導
電性パターン64bを形成する段階を示す。前記図11
の段階後、フォトレジストパターン70を取り除き、第
2の第1物質層パターン66aを食刻マスクとして第1
の第1導電性パターン64aを約500Å程度の深さで
食刻してその上部の縁部に丘Hが形成され、多数の谷部
を有し各セル単位に限定された第2の第1導電性パター
ン64bを形成する。次いで、第2の第1物質層パター
ン66aを取り除く。この際、第2スペーサ層62の露
出された部位が取り除かれ第2の第1導電性パターン6
4bの周囲の食刻終点検出層60の一部が露出される。
参照番号62aは第2スペーサ層62の露出された部分
が部分的に取り除かれ、前記第2の第1導電層パターン
64bの下部に残留する第2スペーサ層の物質を示す。
このように丘Hを形成し、マイクロトレンチの形成のた
めのエッチングマスクの形成時、前記丘上にシリンダ側
壁を形成するためのエッチングマスクを形成する。
【0039】図13はマスク層72を形成する段階を示
す。前記第2の第1導電性パターン64bの形成されて
いる結果物の全面に所定の食刻工程に対して前記第1導
電層64を構成する物質とその食刻率が異なる物質、例
えば高温酸化物のような絶縁物を約500Å〜1、00
0Å程度の厚さに塗布してマスク層72を形成する。こ
こで、第2の第1導電性パターン64b上に形成された
マスク層72の厚さと食刻終点検出層60の上に形成さ
れたマスク層72の厚さは同一である。
【0040】図14は食刻マスク72aを形成する段階
を示す。前記マスク層72を食刻対象物とし、食刻終点
検出層60の表面を検出しながらエッチバック工程を行
ってマイクロトレンチの形成のための食刻マスク72a
を形成する。この際、前記丘Hの上にはシリンダの側壁
の形成のための第1スペーサ72bが形成され、前記第
2の第1導電性パターン64bの側壁上にはマスク層7
2を構成する物質から構成された第2スペーサ72cが
形成される。
【0041】ここで、前記食刻マスク72a形成後、第
2の第1導電性パターン64bの露出表面積は、食刻終
点検出層60の上に形成されるマスク層72を用いて均
一に調整できる。即ち、前記第2の第1導電性パターン
64b及び前記食刻終点検出層60の上のマスク層72
の厚さを均一に調整することにより、前記マスク層72
をエッチングした後、前記第2の第1導電性パターン6
4bの上の谷部に形成されるマイクロトレンチを形成す
るための食刻マスク72aの厚さを均一に調整できる。
【0042】図15は主電極64cを形成する段階を示
す。前記マスク層72から形成されたの食刻マスク72
a、第1及び第2スペーサ72b及び72cを用いて、
第2の第1導電性パターン64bを食刻対象物とした異
方性食刻を行って、その内部にはマイクロトレンチ及び
/またはピラーが形成され、その外部にはシリンダ状側
壁(外郭壁)が形成されている主電極64cを形成す
る。
【0043】この際、食刻終点検出層60が第1導電層
のようにポリシリコンから構成された場合、ストレージ
電極90の形成のための前記異方性食刻の途中に、前記
付近の第2スペーサ72c間の露出された前記食刻終点
検出層60の一部も共に取り除かれ、各セル単位に限定
され主電極64cの下部に位置し、柱電極64’と電気
的に接続されている羽根形状の補助電極60aを構成す
る。これは全体ストレージ電極の表面積を増加させてキ
ャパシタンスを増加せしめる。従って、前記食刻終点検
出層60を導電性物質を用いて形成するのが望ましい。
【0044】この段階は、内部に形成された多数のマイ
クロトレンチMT及び/またはマイクロピラーMP及び
前記マイクロトレンチ及び/またはマイクロピラーを取
り囲む外郭壁から構成された主電極64c、前記主電極
64cをトランジスタのソース領域44に電気的に接続
する柱電極64’と前記主電極64cの下部に形成さ
れ、柱電極64’に電気的に接続され、水平の羽根形状
を有する補助電極60aとから構成されたストレージ電
極を完成する。柱電極64’は補助電極60aの中央部
を通過する。補助電極60aは第2スペーサ72cをエ
ッチングマスクとして用いて食刻終点検出層60をエッ
チングして形成するので主電極64cより広い。
【0045】マイクロトレンチ及び/またはマイクロピ
ラーを取り囲む外郭壁は丘Hの上に形成された第1スペ
ーサ72bの下に形成されるので、外郭壁の最上部はマ
イクロピラーの最上部より低い。図16は誘電体膜92
及びプレート電極94を形成する段階を示す。前記図1
5の段階後、食刻マスク72a、第1スペーサ72b及
び第2スペーサ72cを取り除く。この際、食刻阻止層
56の上に形成されている第1スペーサ層58も共に取
り除かれる。次いで、ストレージ電極90の全面に誘電
物質を塗布して誘電体膜92を形成し、不純物のドープ
されたポリシリコンのような導電物質を結果物の全面に
蒸着して第2導電層を形成し、これをパタニングしてプ
レート電極94を形成して本発明のキャパシタを完成す
る。この際、誘電体膜92を以てはONO膜のような多
層膜を形成し、ピンホールの発生を防止する方が好適で
ある。
【0046】本実施例において、第1スペーサ層58の
上に別途に食刻終点検出層60を形成した後工程を進め
たが、食刻終点検出層60を形成せず、平坦化層54の
上に形成されている前記食刻阻止層56を食刻終点検出
層として用いることもできる。第2実施例 図17〜図22は本発明による半導体メモリ装置の製造
方法の第2実施例を説明するための断面図である。
【0047】本実施例は、前記第1実施例において主電
極の外郭壁の外面上に微細な半球状の粒子を有するHS
Gポリシリコンパターンを形成してセルキャパシタンス
を増加させる方法を示す。図17は第1の第1導電性パ
ターン64a及び丘の形成のための第1物質層パターン
66aを形成する段階を示す。
【0048】具体的には、第1実施例においてと同様、
半導体基板40を活性領域及び分離領域に限定するため
に半導体基板40の上にフィールド酸化膜42を形成
し、前記各活性領域にソース領域44、ドレイン領域4
6及びゲート電極48を備えたトランジスタを形成す
る。次いで、結果物の全面にゲート電極を絶縁させるた
めの絶縁層53を形成し、BPSGのようなリフロー特
性のある絶縁物質層を形成した後、熱処理によりリフロ
ーし平坦化して平坦な表面を有する平坦化層54を形成
する。次いで、実施例1においてと同様な方法で、シリ
コンナイトライドを約300Å〜500Å程度の厚さに
塗布して食刻阻止層56を形成し、高温酸化物HTOを
約500Å〜1,000Å程度の厚さに塗布して第1ス
ペーサ層58を形成し、不純物のドーピングされたポリ
シリコンを約500Å〜1,000Å程度の厚さに塗布
して食刻終点検出層60を形成する。その後、高温酸化
物のような絶縁物を約500Å〜1,000Åの厚さに
塗布して第2スペーサ層62を形成し、前記ソース領域
44の上に積層されている物質を部分的に取り除いてス
トレージ電極をソース領域に接触させるためのコンタク
トホールを形成した後、結果物の全面にポリシリコンを
約2,000Å〜5,000Å程度の厚さに蒸着して不
純物をドーピングして、多数の谷部を有する平でない表
面を有する第1導電層(図示せず)を形成する。
【0049】次いで、収得した第1導電層の高温酸化物
のような絶縁物を約500Å程度の厚さに塗布して第1
物質層(図示せず)を形成した後、前記第1物質層上に
通常の方法に従って各セル単位に隔離される形にフォト
レジストパターン70を形成し、前記フォトレジストパ
ターン70を食刻マスクとして用いて第2スペーサ層6
2の表面を食刻終了点として、異方性食刻を行って第1
物質層及び第1導電層を順次に食刻して各セル単位に隔
離される第1の第1物質層(図示せず)及び第1の第1
導電性パターン64aを形成する。その後、BOEまた
は100:1に希釈されたHF溶液のような酸化物食刻
溶液を用いてフォトレジストパターン70と同一の大き
さの第1の第1物質層パターンを部分的にさらに側壁食
刻することにより、丘形成のための第2の第1物質層パ
ターン66aを形成する。ここで、第1実施例で説明し
なかったが、前記第1物質層は第2スペーサ層62と同
一の物質から構成されたので、前記第2の第1物質層パ
ターン66aの形成のための食刻の途中に、前記第1の
第1導電性パターン64a間の露出された第2スペーサ
層62の表面の一部も共に取り除かれる。
【0050】図18は導電性構造物の第2の第1導電性
パターン64b及び微細な半球状の粒子から構成された
HSGポリシリコン層76を形成する段階を示す。前記
図17の段階後、実施例1においてのように、フォトレ
ジストパターン70を取り除き、第1物質層パターン6
6aを食刻マスクとして第1の第1導電性パターン64
aを約500Å程度の深さに食刻してその上部エッジ部
に丘Hが形成され、多数の谷部を有する平でない表面を
有し各セル単位に限定された第2の第1導電性パターン
64bを形成する。その後、結果物の全面に、前記第1
導電層形成時と同一の方法で、約100Å〜500Åの
大きさを有する前記第1導電層の粒子より小さい微細な
半球状の粒子を有するポリシリコン層76(以下、”微
細なHSGポリシリコン層”とする)を形成してから不
純物を注入する。
【0051】図19は前記微細なHSGポリシリコン層
76をエッチバックする段階を示す。前記微細なHSG
ポリシリコン層76をエッチバックして第2の第1導電
性パターン64bの側壁にのみ微細な半球状の粒子を残
す。次いで、前記第2の第1物質層パターン66aを取
り除く。この際、第2スペーサ層62の露出された表面
部分が部分的にさらに取り除かれ、側壁に微細な半球状
の粒子の形成された付近の第2の第1導電性パターン6
4b間の食刻終点検出層60が露出され、前記第2の第
1導電性パターン64bの下部に第1スペーサ層62の
残留物62aが形成される。参照符号76aは第2の第
1導電性パターン64bの側壁に形成された微細なHS
Gポリシリコンパターンを示す。
【0052】図20は食刻マスク72aを形成する段階
を示す。実施例1と同様に、第2の第1導電性パターン
64bが形成されている結果物の全面に高温酸化物のよ
うなマスク物質を約500Å〜1,000Å程度の厚さ
に塗布してマスク物質層を形成した後、前記マスク層を
食刻対象物とし、食刻終点検出層60の表面を食刻終了
点としたエッチバック工程を施してマイクロトレンチ形
成のための食刻マスク72aを谷部に形成する。この
際、実施例1と同様に、前記丘Hの上にはシリンダ形外
郭壁を形成するための第1スペーサ72bが形成され、
前記第2の第1導電性パターン64bの側壁の上にはマ
スク層を構成する物質から構成された第2スペーサ72
cが形成される。
【0053】図21はストレージ電極90を形成する段
階を示す。前記マスク層72から形成された食刻マスク
72a、第1スペーサ72b及び第2スペーサ72cを
用いて、第2の第1導電性パターン64bを食刻対象物
とした異方性食刻を行って、その内部にはマイクロトレ
ンチ及び/またはピラーが形成され、前記マイクロトレ
ンチ及び/またはマイクロピラーを取り囲む外郭壁を有
する主電極64cを形成する。実施例1と同様に、食刻
終点検出層60がポリシリコンから構成されているの
で、主電極64cの形成のための前記異方性食刻の途中
に、前記付近の第2スペーサ72c間の露出された前記
食刻終点検出層60の一部も共に取り除かれ、各セル単
位に限定され主電極64cの下部に位置され、前記主電
極64cと電気的に接続されている羽根形状の補助電極
60aを構成する。次いで、食刻マスク72a、第1ス
ペーサ72b及び第2スペーサ72cを取り除く。この
際、食刻阻止層56の上に形成されている第1スペーサ
層58も共に取り除かれる。
【0054】この段階は、内部に形成された多数のマイ
クロトレンチMT及び/またはマイクロピラーMP及び
前記マイクロトレンチ及び/またはマイクロピラーを取
り囲む外郭壁から構成された主電極64c,前記外郭壁
の外面上に形成されたHSGポリシリコンパターン、前
記主電極64cをトランジスタのソース領域44に電気
的に接続する柱電極64’及び前記主電極64cの下部
に形成され、柱電極64’に電気的に接続され、水平の
羽根形状を有する補助電極から構成されたストレージ電
極を完成する。柱電極64’は補助電極60aの中央部
を通過する。補助電極60aは第2スペーサ72cをエ
ッチングマスクとして用いて食刻終点検出層60をエッ
チングして形成するので主電極64cより広い。
【0055】図22は誘電体膜92及びプレート電極9
4を形成する段階を示す。前記図21の段階後、補助電
極60a及びストレージ電極90の全面に誘電物質を塗
布して誘電体膜92を形成し、不純物のドープされたポ
リシリコンのような導電物質を結果物の全面に蒸着して
第2導電層を形成した後、これを後続パタニングしてプ
レート電極94を形成して本発明のキャパシタを完成す
る。
【0056】第3実施例 前記第2実施例の図17に示した段階において、第2ス
ペーサ層の露出された表面一部が取り除かれ第2の第1
導電層の下部の縁に空間が形成される。その場合、図1
8において微細な半球状の粒子を有する微細なHSGポ
リシリコン層を形成すれば、前記ポリシリコン層は前記
の空間部を埋め立てる。次いで、前記ポリシリコン層を
エッチバックし、丘の形成のための第1物質パターン
(図18の66a)を取り除くと、前記第2スペーサ層
の残留物62aのみ残り、第2スペーサ層は取り除かれ
る。この場合、前記空間部を埋め立てたHSGポリシリ
コン物質が第2の第1導電層の下部の端縁に残り、HS
Gポリシリコンからなされる縁部が形成される。これを
HSGテール(tail)という。
【0057】図23は前記第2実施例の半球状のポリシ
リコン層により形成された半球状のポリシリコンテール
Tの形成を示す断面図である。かかるHSGテ−ルの形
成されている場合、後続工程で第2の導電層を形成する
ためにポリシリコンを蒸着する場合、収得したポリシリ
コン層にボイドが発生してキャパシタの信頼性を劣化さ
せる原因となる。従って、第3実施例においては、前記
HSGテールの形成を防止するために、第1導電性パタ
ーンの丘の形成時、第2実施例と同様に第1導電層パタ
ーンより小さい第1物質層パターンを用いず、スペーサ
を用いてエッチングする。
【0058】図24〜図30は本発明による半導体メモ
リ装置の製造方法の第3実施例を説明するための断面図
であり、前記第1実施例及び第2実施例と実質的に同一
な部材には同一符号を記す。図24は多数の谷部を有す
る平でない表面を有する第1導電層64及び第1物質層
66の形成段階を示す。
【0059】ゲート電極48とゲートを保護する絶縁膜
52を形成した後、平坦化層54を形成する前にビット
ライン50を形成する工程がさらに含まれることを除け
れば、第1実施例及び第2実施例と同様に、不純物がド
ーピングされたポリシリコンから構成された第1導電層
64及びHTOから構成された第1物質層66を形成す
る。
【0060】図25は第1物質層パターン66bを形成
し、第1導電層64を1次エッチングする段階を示す。
具体的には、前記第1物質層66の上にフォトレジスト
を塗布してフォトレジスト層(図示せず)を形成し、前
記フォトレジスト層を通常の方法により露光及び現像し
て各セル単位に限定されたフォトレジストパターン(図
示せず)を形成する。このフォトレジストパターンをエ
ッチングマスクとして用いて第1物質層66を食刻して
第1物質層パターン66bを形成した後、前記第1導電
層64を約500Åの深さに部分的に食刻して、図示し
た通り、各セル間の境界付近上に食刻されたグルーブG
が形成されている第1の第1導電層パターン64dを収
得する。次いで、フォトレジストパターンをストリッピ
ングして取り除く。
【0061】図26は第3物質層74を形成する段階を
示す。前記グルーブGが形成されている第1の第1導電
層パターン64dと第1物質層パターン66bが形成さ
れた結果物の全面に、所定の食刻工程に対して第1の導
電層を構成する物質と異なる食刻率を有する第3物質、
例えば高温酸化物のような酸化物を所望の厚さほど(通
常500Å〜1,500Å程度)塗布して第3の物質層
74を形成する。
【0062】図27は前記第1の第1導電層パターン6
4dのグルーブGの側壁にスペーサ74aを形成し、前
記第1の第1導電層パターン64dを分離してセル単位
に限定された第4の第1導電層パターン64eを形成す
る段階を示す。具体的には、前記第3の物質層74を食
刻対象物として異方性食刻を行い第1の第1導電性パタ
ーン64dのグルーブGの側壁に第3物質からなったス
ペーサ74aを形成し、第1物質層パターン66b及び
スペーサ74aを食刻マスクとし、第1の第1導電層パ
ターン64dを食刻対象物とした異方性食刻を行って各
セル単位に隔離され上部のエッジ部に丘を有し、多数の
谷部が形成された平でない表面を有する導電性構造物で
ある第4の第1導電層パターン64eを形成する。ここ
で、前記第1の第1導電層パターン64dは食刻操作は
前記スペーサ74aを用いて第2スペーサ層62の表面
が露出される時に中止されるので、食刻段階後第4の第
1導電性パターン64eの下部に第2実施例と同様の空
間が形成されることはない。
【0063】図28は微細な半球状の粒子を有するHS
Gポリシリコン層76を形成する段階を示す。前記第2
実施例と同様な方法で、前記図27で収得した結果物の
全面に、粒子大きさの約100Å〜500Åであり、不
純物のドーピングされた微細なHSGポリシリコン層7
6を形成する。
【0064】図29は微細な半球状の粒子を有するポリ
シリコン層76をエッチバックし、マイクロトレンチ及
び/またはシリンダを形成するための食刻マスク78a
を形成する段階を示す。具体的には、図28で形成され
た微細なHSGポリシリコン層76を食刻対象物とした
エッチバックを施して第4の第1導電層パターン64e
の側壁にのみ微細なHSGポリシリコンパターン76a
を残し、第1物質層パターン66b及びスペーサ74a
を取り除く。従って、側壁には微細なHSGポリシリコ
ンパターンが形成されており、丘Hを有する第4の第1
導電層パターン64eを収得する。この際、付近の第4
の第1導電層パターン64e間の露出された第2スペー
サ層が共に取り除かれ、第4の第1導電層パターン64
eの下部に第2スペーサ層の残留物62aを形成する。
【0065】次いで、結果物の全面に所定の食刻工程に
対して前記第1導電層64を構成する物質とその食刻率
の異なる物質、例えば高温酸化膜のような酸化物を約5
00Å〜1,000Å程度の厚さに塗布してマスク層
(図示せず)を形成した後、第4の第1導電層パターン
64eの粒子の最上部の表面が部分的に露出される時ま
でこれをエッチバックして、第4の第1導電層パターン
64eの谷部にマスク層を構成する物質からなった食刻
マスク78aを形成する。この際、前記第4の第1導電
層パターン64eの丘部位とその側壁に沿って前記マス
ク層物質から構成されたスペーサ78bが形成される。
前記エッチバック工程は食刻終点検出層60を用いて行
う。
【0066】図30はストレージ電極90を形成した
後、誘電体膜92とプレート電極94を形成してキャパ
シタを完成する段階を示す。具体的には、前記食刻マス
ク78a及びスペーサ78bを用いて、最上部表面が露
出された第4の第1導電層パターン64eを所定深さに
食刻して、その内部に形成されたマイクロトレンチMT
及び/またはマイクロピラーMPと前記マイクロトレン
チ及び/またはマイクロピラーを取り囲む外郭壁から構
成される主電極64f及び前記外郭壁の外面に形成され
た微細なHSGポリシリコンパターン76aを含むスト
レージ電極90を形成する。この際、食刻終点検出層6
0がポリシリコンから形成されている場合、第4の第1
導電層パターン64eの食刻工程時に共に食刻されセル
単位に限定され、前記主電極64fと電気的に接続され
た補助電極60aを構成する。
【0067】この段階は、内部に形成された多数のマイ
クロトレンチMT及び/またはマイクロピラーMPと前
記マイクロトレンチ及び/またはマイクロピラーを取り
囲む外郭壁から構成される主電極64f、前記主電極6
4fをトランジスタのソース領域44に電気的に接続す
る柱電極64’及び前記主電極64fの下部に形成さ
れ、柱電極64’に電気的に接続され、水平の羽根形状
を有する補助電極60aから構成されたストレージ電極
を完成する。柱電極64’は補助電極60aの中央部を
通過する。補助電極60aは第2スペーサをエッチング
マスクとして用いて食刻終点検出層60をエッチングし
て形成するので主電極64fより広い。
【0068】次いで、食刻マスク78a及びスペーサ7
8bを取り除く。この際、残された第2の隔離層の残留
物62aと第1の隔離層も共に取り除かれる。その後、
ストレージ電極90の全面に誘電物質を塗布して誘電体
膜92を形成し、不純物のドープされたポリシリコンの
ような導電物質を蒸着して第2導電層を形成し、これを
パタニングしプレート電極94を形成してキャパシタを
完成する。
【0069】以上各実施例について説明して来たが、本
発明はこれら実施例に限らず当業者の通常的な知識の範
囲内でその変形や改良が可能である。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、Chinなどの方法によ
れば、マイクロトレンチ及び/またはピラーを形成する
ためにマスク層を形成し、一定時間の間エッチング工程
を進行させる定時間食刻法によりエッチング工程を進む
ことにより、エッチングマスクの厚さを均一に形成しに
くい。従って、収得したストレージ電極の形状が不均一
になってセルキャパシタンスを一定に保てない。しか
し、前述した方法によれば、食刻終点検出層を用いて形
成することにより、平でない導電層パターンの谷部に一
定した厚さを有するマイクロトレンチ及び/またはピラ
ーを形成するための食刻マスクを形成しうる。従って、
一定した形状のストレージ電極が形成でき、均一なセル
キャパシタンスが得られる。
【0071】また、食刻終点検出層を構成する物質を導
電性物質から形成する場合、マイクロトレンチ及び/ま
たはピラーを含むシリンダ形の主電極の下部に羽根形状
の補助電極が形成される。かかる補助電極を形成するこ
とによりChinなどの特許出願により開示されたストレー
ジ電極に比べて本発明のキャパシタの容量が遥かに増加
する。
【0072】そして、本発明の第2実施例及び第3実施
例によれば、マイクロトレンチ及び/またはピラーが形
成された主電極のシリンダ形の外郭壁の外面上に微細な
半球状の粒子を有するポリシリコンパターンを形成する
ので、平でない表面によりセルキャパシタンスが増加す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アメリカ特許出願07/937,749号に開
示されたストレージ電極の形成方法の一例を説明するた
めの断面図である。
【図2】アメリカ特許出願07/937,749号に開
示されたストレージ電極の形成方法の一例を説明するた
めの断面図である。
【図3】アメリカ特許出願07/937,749号に開
示されたストレージ電極の形成方法の一例を説明するた
めの断面図である。
【図4】前記アメリカ特許出願に記載された半導体メモ
リ装置の製造方法の一実施例を説明するための断面図で
ある。
【図5】前記アメリカ特許出願に記載された半導体メモ
リ装置の製造方法の一実施例を説明するための断面図で
ある。
【図6】前記アメリカ特許出願に記載された半導体メモ
リ装置の製造方法の一実施例を説明するための断面図で
ある。
【図7】前記アメリカ特許出願に記載された半導体メモ
リ装置の製造方法の一実施例を説明するための断面図で
ある。
【図8】前記アメリカ特許出願に記載された半導体メモ
リ装置の製造方法の一実施例を説明するための断面図で
ある。
【図9】前記アメリカ特許出願に記載された半導体メモ
リ装置の製造方法の一実施例を説明するための断面図で
ある。
【図10】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第1実施例を説明するための断面図である。
【図11】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第1実施例を説明するための断面図である。
【図12】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第1実施例を説明するための断面図である。
【図13】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第1実施例を説明するための断面図である。
【図14】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第1実施例を説明するための断面図である。
【図15】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第1実施例を説明するための断面図である。
【図16】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第1実施例を説明するための断面図である。
【図17】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第2実施例を説明するための断面図である。
【図18】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第2実施例を説明するための断面図である。
【図19】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第2実施例を説明するための断面図である。
【図20】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第2実施例を説明するための断面図である。
【図21】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第2実施例を説明するための断面図である。
【図22】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第2実施例を説明するための断面図である。
【図23】前記第2実施例の半球状のポリシリコン層に
より形成された半球状ポリシリコンテールの形成を示す
断面図である。
【図24】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第3実施例を説明するための断面図である。
【図25】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第3実施例を説明するための断面図である。
【図26】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第3実施例を説明するための断面図である。
【図27】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第3実施例を説明するための断面図である。
【図28】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第3実施例を説明するための断面図である。
【図29】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第3実施例を説明するための断面図である。
【図30】本発明による半導体メモリ装置の製造方法の
第3実施例を説明するための断面図である。
【符号の説明】
40 半導体基板 42 フィールド酸化膜 44 ソース領域 46 ドレイン領域 48 ゲート電極 50 ビットライン 52 絶縁層 54 平坦化層 56 食刻阻止層 58 第1スペーサ層 60 食刻終点検出層 60a 補助電極 62 第2スペーサ層 64 第1の導電層 64c 主電極 64’ 柱電極 66 第1物質層 90 ストレージ電極(第1電極) 92 誘電体膜 94 プレート電極(第2電極)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に形成された多数のマイクロトレン
    チ及び/またはマイクロピラーと前記マイクロトレンチ
    及び/またはマイクロピラーとを取り囲む外郭壁から構
    成された主電極、前記外郭壁の外面上に形成されたHS
    Gポリシリコンパターン及び前記主電極をトランジスタ
    のソース領域に電気的に接続し前記主電極を支持する柱
    電極から構成される第1電極と、 前記第1電極を覆う誘電体膜と、 前記誘電体膜上に形成された第2電極から構成されたキ
    ャパシタを含む半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記主電極の下部に形成され、前記第1
    電極の柱電極に電気的に接続され、その中央部を前記柱
    電極が通過する水平の羽根形状を有する補助電極をさら
    に含むことを特徴とする請求項1項記載の半導体メモリ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記補助電極は前記主電極よりさらに広
    いことを特徴とする請求項2項記載の半導体メモリ装
    置。
  4. 【請求項4】 内部に形成された多数のマイクロトレン
    チ及び/またはマイクロピラーと前記マイクロトレンチ
    及び/またはマイクロピラーとを取り囲む外郭壁から構
    成された主電極、前記主電極をトランジスタのソース領
    域に電気的に接続し、前記主電極を支持する柱電極及び
    前記主電極の下部に形成され、前記柱電極に電気的に接
    続され、その中央部を前記柱電極が通過する水平の羽根
    形状を有する補助電極から構成される第1電極と、 前記第1電極を覆う誘電体膜と、 前記誘電体膜上に形成された第2電極から構成されたキ
    ャパシタを含む半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記補助電極は前記主電極よりさらに広
    いことを特徴とする請求項4項記載の半導体メモリ装
    置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に食刻終点検出層を形成す
    る段階と、 前記食刻終点検出層上に多数の谷部を有する平でない表
    面を有し、各セル単位に限定され、周辺の食刻終点検出
    層を露出する導電性構造物を形成する段階と、 前記導電性構造物及び前記食刻終点検出層の露出された
    部位上にマスク物質を蒸着して均一な厚さを有するマス
    ク物質層を形成する段階と、 前記食刻終点検出層を用いて食刻終点を検出して前記マ
    スク物質層をエッチバックして前記谷部に前記マスク物
    質から構成され均一な厚さを有する食刻マスクを形成す
    る段階と、 前記食刻マスクを用いて前記導電性構造物を部分的に食
    刻してマイクロトレンチ及び/またはマイクロピラーが
    内部に形成されたキャパシタの主電極を形成する段階を
    含む半導体メモリ装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記食刻終点検出層を形成する段階の前
    に前記半導体基板上に第1スペーサ層を形成する段階
    と、 前記導電性構造物を形成する段階の前に前記食刻終点検
    出層上に第2スペーサ層を形成する段階をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項6項記載の半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記食刻終点検出層は導電性物質から構
    成されることを特徴とする請求項7項記載の半導体メモ
    リ装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記食刻終点検出層及び前記導電性構造
    物は同一の導電性物質からなり、前記導電性構造物をエ
    ッチングする間に前記食刻終点検出層は各セル単位に限
    定され前記主電極の下部にフィン構造の補助電極を形成
    することを特徴とする請求項8項記載の半導体メモリ装
    置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記食刻終点検出層は前記第2スペー
    サ層及び前記マスク物質層を構成する物質とは異なる食
    刻率を有する絶縁物質から構成されることを特徴とする
    請求項7項記載の半導体メモリ装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記食刻終点検出層は窒化シリコンか
    ら構成されることを特徴とする請求項10項記載の半導
    体メモリ装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記導電性構造物はその上部のエッチ
    部分に丘を有することを特徴とする請求項6項記載の半
    導体メモリ装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記導電性構造物を形成してから収得
    した結果物の全面にHSGポリシリコン層を形成する段
    階と、 前記HSGポリシリコン層をエッチバックして前記導電
    性構造物の側壁にHSGポリシリコンパターンを形成す
    る段階をさらに含むことを特徴とする請求項6項記載の
    半導体メモリ装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体基板上に食刻終点検出層及び第
    2スペーサ層を順次に形成する段階と、 前記第2スペーサ層上に多数の谷部を有する平でない表
    面を有する第1導電層を形成する段階と、 前記第1導電層上に第1物質層を形成する段階と、 前記第1物質層上に各セル単位に限定されるフォトレジ
    ストパターンを形成する段階と、 前記フォトレジストパターンを用いて前記第1物質層及
    び前記第1導電層を異方性食刻して第1物質層パターン
    及び第1の第1導電層パターンを形成する段階と、 前記第1の第1物質層パターンを等方性食刻して前記第
    1の第1物質層パターンより小さい第2の第1物質層パ
    ターンを形成する段階と、 前記フォトレジストパターンを除去する段階と、 前記第2の第1物質層パターンをエッチングマスクとし
    て用いて前記第1の第1導電層パターンの上部エッジ部
    を部分的に食刻してその上部エッジ部に丘の形成された
    第2の第1導電層パターンを形成する段階と、 第2の第1物質層パターン及び前記第2スペーサ層の一
    部を除去する段階と、 結果物の全面にマスク物質層を形成する段階と、 前記食刻終点検出層を用いて食刻終点を検出して前記マ
    スク物質層をエッチバックして前記谷部に食刻マスクを
    形成し、前記丘にスペーサを形成する段階と、 前記食刻マスク及びスペーサを用いて前記導電性構造物
    を部分的に食刻してマイクロトレンチ及び/またはマイ
    クロピラ−が内部に形成されたキャパシタの主電極を形
    成する段階を含む半導体メモリ装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 半導体基板上に導電性構造物を形成す
    る段階と、 前記導電性構造物を覆うHSGポリシリコン層を形成す
    る段階と、 前記HSGポリシリコン層をエッチバックして前記導電
    性構造物の側壁にHSGポリシリコンパターンを残す段
    階を含む半導体メモリ装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 半導体基板上に第1導電層及び第1物
    質層を順次に形成する段階と、 前記第1物質層をパタニングして各セル単位に限定され
    た第1物質層パタ−ンを形成する段階と、 前記第1物質層パターンをエッチングマスクとして用い
    て前記第1導電層を部分的に食刻してグルーブを有する
    第1導電層パターンを形成する段階と、 前記グルーブの側壁にスペーサを形成する段階と、 前記スペーサ及び前記第1物質層パターンを食刻マスク
    として用いて前記第1導電層パターンを食刻して各セル
    単位に限定され、その上部エッジ部に丘の形成された第
    1導電性パターンを形成する段階を含む半導体メモリ装
    置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第1導電性パターンは多数の谷部
    を有する平でない表面を有することを特徴とする請求項
    16項記載の半導体メモリ装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記導電性パターンを形成してから収
    得した結果物を覆うHSGポリシリコン層を形成する段
    階と、 前記HSGポリシリコン層をエッチバックして前記導電
    性パタ−ンの側面にHSGポリシリコンパターンを残す
    段階をさらに含むことを特徴とする請求項17項記載の
    半導体メモリ装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記第1導電層パターンをエッチング
    した後、前記スペーサ及び前記第1物質層パターンを除
    去する段階と、 結果物の全面にマスク物質を蒸着してマスク物質層を形
    成する段階と、 前記マスク物質層をエッチバックして前記谷部に前記マ
    スク物質から構成された食刻マスクを形成する段階と、 前記食刻マスクを用いて前記第1導電性パターンを部分
    的に食刻してマイクロトレンチ及び/またはマイクロピ
    ラ−が内部に形成されたキャパシタの主電極を形成する
    段階をさらに含む請求項17項記載の半導体メモリ装置
    の製造方法。
  20. 【請求項20】 半導体基板上に第1のスペーサ層、食
    刻終点検出層及び第2のスペーサ層、多数の谷部を有
    し、その表面が平でない第1の導電層、第1物質層を順
    次に形成する段階と、 前記第1物質層をパタニングして各セル単位に限定され
    た第1の物質層パターンを形成する段階と、 前記第1物質層パターンをエッチングマスクとして用い
    て前記第1導電層を部分的に食刻してグルーブを有する
    第1導電層パターンを形成する段階と、 前記グルーブの側壁にスペーサを形成する段階と、 前記スペーサ及び前記第1物質層パターンを食刻マスク
    として用いて前記第1導電層パターンを食刻して各セル
    単位に限定され、その上部エッジ部に丘の形成された第
    1導電性パターンを形成する段階と、 前記導電性パターンを形成してから収得した結果物を覆
    うHSGポリシリコン層を形成する段階と、 前記HSGポリシリコン層をエッチバックして前記導電
    性パターンの側壁にHSGポリシリコンパターンを残す
    段階と、 前記スペーサ及び前記第1物質層パターンを除去する段
    階と、 結果物の全面にマスク物質を蒸着してマスク物質層を形
    成する段階と、 前記マスク物質層をエッチバックして前記谷部に前記マ
    スク物質から構成された食刻マスクを形成する段階と、 前記食刻マスクを用いて前記第1導電性パターンを部分
    的に食刻してマイクロトレンチ及び/またはマイクロピ
    ラーが内部に形成されたキャパシタの主電極を形成する
    段階を含む半導体メモリ装置の製造方法。
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