JP2621821B2 - 半導体記憶装置の容量素子の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の容量素子の製造方法

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JP2621821B2
JP2621821B2 JP7045604A JP4560495A JP2621821B2 JP 2621821 B2 JP2621821 B2 JP 2621821B2 JP 7045604 A JP7045604 A JP 7045604A JP 4560495 A JP4560495 A JP 4560495A JP 2621821 B2 JP2621821 B2 JP 2621821B2
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insulating film
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貞之 大西
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    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • HELECTRICITY
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    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDRAMのスタックド型
の容量素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMの高集積化に伴ない、メモリ・
セルを構成する1つの容量素子あたりの蓄積電荷を減少
させずにメモリ・セルの面積(容量素子の占有面積)を
縮小させる改良がなされてきた。その改良の1つが容量
絶縁膜の薄膜化であり、他のひとつが例えばスタックド
型に代表される容量素子構造の3次元化である。現在要
求されている容量絶縁膜の膜厚は、酸化シリコン膜に換
算した膜厚(酸化シリコン膜の比誘電率である3.82
によって、容量素子の容量値を換算した膜厚)が約5n
mである。また、現在要求されている1メモリ・セル当
りの蓄積電荷容量は、ソフトエラー耐性等の問題から、
30fF程度必要である。
【0003】DRAMの製造工程の断面模式図である図
7を参照すると、従来のDRAMのスタックド型の容量
素子は、以下のように形成される。
【0004】まず、p型シリコン基板11b表面に、フ
ィールド酸化膜13bとゲート酸化膜15bとがそれぞ
れ選択的に形成される。ワード線を兼るゲート電極17
bが形成された後、ソース・ドレイン領域であるn型拡
散層19Ab,19Bbが形成される。全面に層間絶縁
膜21bが形成された後、この層間絶縁膜21b(およ
びゲート酸化膜15b)を貫通してn型拡散層19Ab
に達するノード・コンタクト孔23bが形成される〔図
7(a)〕。
【0005】次に、減圧化学気相成長(LPCVD)法
により、膜厚150nm程度の第1のノンドープ多結晶
シリコン膜が全面に堆積される。このノンドープ多結晶
シリコン膜を導電体にするために、導電型不純物がこの
多結晶シリコン膜に熱拡散もしくはイオン注入法により
導入される。その際、p型不純物では上記n型拡散層1
9Abとの間にpn接合を形成するという障害が生じる
ため、燐(P)が導入され、この多結晶シリコン膜はn
型多結晶シリコン膜35bとなる〔図7(b)〕。n型
多結晶シリコン膜35bのPの濃度は、約1020cm-3
である。
【0006】続いて、上記n型多結晶シリコン膜35b
が所望の形状にパターニングされ、n型多結晶シリコン
膜35baとなる。さらに、LPCVD法により全面に
窒化シリコン膜41bが堆積され、ウェット酸化法によ
りこの窒化シリコン膜41b表面が酸化シリコン膜43
bに変換される。容量絶縁膜は、これら窒化シリコン膜
41b,酸化シリコン膜43bから構成される。このと
き、これら窒化シリコン膜41b,酸化シリコン膜43
bの膜厚は、容量絶縁膜の酸化シリコン膜に換算した膜
厚が約5nmになるように、設定される〔図7
(c)〕。
【0007】引き続いて、LPCVD法により、膜厚1
50nm程度の第2のノンドープ多結晶シリコン膜が全
面に堆積され、このノンドープ多結晶シリコン膜にPの
導入が行なわれ、n型多結晶シリコン膜53bが形成さ
れる〔図7(d)〕。図示は省略するが、その後、第2
の層間絶縁膜の堆積,ビット・コンタクト孔の形成,ビ
ット線等の形成等が行なわれ、所望のメモリ・セルを有
するDRAMの形成が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記容量素子では、容
量絶縁膜の膜厚は酸化シリコン膜換算で約5nm(ただ
し、理論値ではなく,経験値である)まで薄膜化して使
用することができる。しかしながら、それよりも薄膜化
すると、容量絶縁膜中を流れるリーク電流が増大してし
まい、容量素子として使用することができないという問
題がある。これは、容量絶縁膜が非常に薄い場合、直接
トンネル型の伝導により、この容量絶縁膜中に電子が流
れるためである。
【0009】仕事関数等を考慮したエネルギー・バンド
図である図8を参照すると、上記容量素子の容量絶縁膜
は、エネルギー・ギャップ(禁制帯の幅)が約8eVの
酸化シリコン膜43bとエネルギー・ギャップが約5e
Vの窒化シリコン膜41bとからなる。酸化シリコン膜
43bの伝導帯下端と窒化シリコン膜41bの伝導帯下
端との差は約1eVであり、酸化シリコン膜43bの伝
導帯下端とn型多結晶シリコン膜53bのフェルミ準位
F との差は約3eVである。
【0010】DRAMにおいては、上部電極は常時VCC
/2(V)の電圧に印加され、下部電極は0〜V
CC(V)の範囲以内の電圧に印加される。容量素子のリ
ーク電流を論じる必要があるのは、上部電極と下部電極
との間に電位差がある場合である。上記2層の絶縁膜か
らなる容量絶縁膜を酸化シリコン膜に換算したときの模
式的なエネルギー・バンド図である図9を参照すると、
下部電極が上部電極に対して0V,1V,および−1V
の電位差を有するときのエネルギー障壁高さが得られ
る。上部電極と下部電極とが等電位の場合、n型多結晶
シリコン膜53から構成された上部電極は、約3eVの
エネルギー障壁高さを有すると言える〔図9(a)〕。
(なお、図9(a)は図8を模式化したものである。)
下部電極が上部電極に対して1Vの電位差を有する場
合、上部電極の容量絶縁膜に対する約3eVのエネルギ
ー障壁高さが、直接トンネル型のリーク電流に関与する
〔図9(b)〕。下部電極が上部電極に対して−1Vの
電位差を有する場合、下部電極の容量絶縁膜に対する約
3eVのエネルギー障壁高さが、直接トンネル型のリー
ク電流に関与する〔図9(c)〕。これらの結果から、
上記容量素子では、上部電極と下部電極との電位差の正
負にかかわらず、直接トンネル型のリーク電流に関与す
るエネルギー障壁高さは約3eVである。上記容量絶縁
膜の膜厚が酸化シリコン膜換算で約5nmまでしか薄膜
化できないのは、この約3eVのエネルギー障壁高さの
ためである。
【0011】したがって、本発明の半導体記憶装置の容
量素子の製造方法の目的は、容量素子の電極間リーク電
流を増大させずに容量絶縁膜の膜厚化を容易にする製造
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
の容量素子の製造方法は、p型シリコン基板表面にnチ
ャネルMOSトランジスタを形成し、これらのnチャネ
ルMOSトランジスタを含めてこのp型シリコン基板表
面を覆う層間絶縁膜を形成し、この層間絶縁膜を貫通し
てこれらのnチャネルMOSトランジスタのソース・ド
レイン領域をなすn型拡散層の一方に達するノード・コ
ンタクト孔を形成する工程と、上記n型拡散層に直接に
接触し,上記ノード・コンタクト孔内の少なくとも一部
を充填する姿態を有する金属膜を形成する工程と、全面
に第1のp型多結晶シリコン膜を形成し、この第1のp
型多結晶シリコン膜をパターニングして、これらの第1
のp型多結晶シリコン膜と上記金属膜とからなる下部電
極を形成する工程と、上記下部電極を直接に覆う容量絶
縁膜を形成する工程と、上記容量絶縁膜を直接に覆うノ
ンドープの多結晶シリコン膜を形成し、BF2 のイオン
注入によりこのノンドープの多結晶シリコン膜を第2の
p型多結晶シリコン膜に変換する工程と、少なくとも上
記第2のp型多結晶シリコン膜を含んでなる上部電極を
形成する工程とを有している。
【0013】好ましくは、上記上部電極が、上記第2の
p型多結晶シリコン膜と、この第2のp型多結晶シリコ
ン膜上に形成された第2の金属膜とからなる。
【0014】
【実施例】まず、本発明の実施例の説明に先だって、本
発明の背面および本発明に至る経過について説明する。
【0015】本発明者は、上部電極の上面および下部電
極の底面がそれぞれn型多結晶シリコン膜からなる従来
のDRAMのスタックド型の容量素子における上部電極
と下部電極との間のリーク電流に起因したこの容量素子
の容量絶縁膜の膜厚の薄膜化の困難性を解決する発明
を、先に特願平5−221564号明細書(平成5年9
月7日出願)おいて出願した。上記特許願の発明におい
て、本発明者は、容量素子の上部電極の底面および下部
電極の上面の少なくとも一方をp型シリコン膜から構成
することにより、上記課題の解決が理論的に可能である
(従来構造の容量素子の容量絶縁膜の膜厚に対して、
0.87倍に薄膜化することが可能である)ことを示し
た。本発明者等は、上記特許願の発明をさらに詳細に検
討した。その結果、特に容量素子の上部電極の底面およ
び下部電極の上面がそれぞれp型多結晶シリコン膜から
なる場合、電極間リーク電流に関しては、理論値以上の
効果があり、さらにその効果の度合は上部電極の少なく
とも底面を構成するp型多結晶シリコン膜の製法に大き
く依存することを見い出した。
【0016】次に、本発明について図面を参照して説明
する。
【0017】スタックド型の容量素子の製造工程の断面
模式図である図1を参照すると、本発明の一実施例の容
量素子は、以下のように形成される。
【0018】まず、p型シリコン基板11a表面に、フ
ィールド酸化膜13aとゲート酸化膜15aとがそれぞ
れ選択的に形成される。ワード線を兼るゲート電極17
aが形成された後、ソース・ドレイン領域であるn型拡
散層19Aa,19Baが形成される。全面に層間絶縁
膜21aが形成された後、この層間絶縁膜21a(およ
びゲート酸化膜15a)を貫通してn型拡散層19Aa
に達するノード・コンタクト孔23aが形成される〔図
1(a)〕。
【0019】次に、選択成長法もしくはスパッタ法とエ
ッチバック等とにより、上記ノード・コンタクト孔23
a内に例えばタングステンからなる金属膜31aが形成
される〔図1(b)〕。金属膜31aとしては、タング
ステンの他にモリブデン,銅,窒化チタン等を用いるこ
ともできる。
【0020】続いて、LPCVD法により、膜厚150
nm程度の第1のノンドープ多結晶シリコン膜(図示せ
ず)が全面に堆積される。この第1のノンドープ多結晶
シリコン膜を導電体にするために、この第1のノンドー
プ多結晶シリコン膜に例えば30KeV,5×1015
-2の条件でBF2 のイオン注入が行なわれ、この第1
のノンドープ多結晶シリコン膜が(第1の)p型多結晶
シリコン膜33aとなる〔図1(c)〕。このp型多結
晶シリコン膜33aのボロン(B)濃度は、約1020
-3である。なお、上記第1のノンドープ多結晶シリコ
ン膜をp型化する方法は、BF2 のイオン注入に限定さ
れるものではなく、ボロン(B)のイオン注入もしくは
Bの熱拡散でもより。
【0021】引き続いて、上記p型多結晶シリコン膜3
3aが所望の形状にパターニングされ、p型多結晶シリ
コン膜33aaとなる。これにより、金属膜31aおよ
びp型多結晶シリコン膜33aaからなる本実施例の容
量素子の下部電極が形成される。これらの下部電極はそ
れぞれノード・コンタクト孔23aを介して、それぞれ
n型拡散層19Aaに接続される。なお、p型多結晶シ
リコン膜33aaとn型拡散層19Aaとを直接に接続
させずにこれらの間に金属膜31aを介在させるのは、
下部電極とn型拡散層19Aaとの接続部にpn接合が
形成されるのを避けるためである。さらに、LPCVD
法により全面に所要膜厚の窒化シリコン膜41aが堆積
され、ウェット酸化法によりこの窒化シリコン膜41a
表面が所要膜厚の酸化シリコン膜43aに変換される。
本実施例の容量絶縁膜は、これら窒化シリコン膜41
a,酸化シリコン膜43aから構成される。窒化シリコ
ン膜41aの上記所要膜厚および酸化シリコン膜43a
の上記所要膜厚は、容量絶縁膜に要求される酸化シリコ
ン膜換算膜厚から設定される〔図1(d)〕。
【0022】さらに、LPCVD法により全面に膜厚1
50nm程度のノンドープ多結晶シリコン膜51aが堆
積される〔図1(e)〕。このノンドープ多結晶シリコ
ン膜51aに例えば30KeV,5×1015cm-2の条
件でBF2 のイオン注入が行なわれ、p型多結晶シリコ
ン膜51aaが形成される〔図1(f)〕。このp型多
結晶シリコン膜51aaのBの濃度も、約1020cm-3
である。続いて、図示は省略するが、(例えばビット・
コンタクト孔等を通過させるための)p型多結晶シリコ
ン膜51aaの所定領域での開口部の形成,第2の層間
絶縁膜の堆積,第2の層間絶縁膜および層間絶縁膜21
aを貫通してn型拡散層19Baに達するビット・コン
タクト孔の形成,これらのビット・コンタクト孔を介し
てそれぞれこれらのn型拡散層19Baに接続されるビ
ット線等の形成等が行なわれ、本実施例による容量素子
を有するDRAMの形成が完了する。
【0023】なお、上記一実施例の上部電極は、p型多
結晶シリコン膜51aaのみから構成されているが、p
型多結晶シリコン膜51aaとこれを覆う第2の金属膜
とからなる積層構造にしてもよい。また、上記第1の実
施例はスタックド型の容量素子に関するものであるが、
トレンチ・スタックド型の容量素子に対しても本実施例
は適用できる。
【0024】上記一実施例による容量素子の容量絶縁膜
の膜厚を薄膜化に対する理論点な考察を行なう。
【0025】仕事関数等を考慮したエネルギー・バンド
図である図2を参照すると、上記一実施例の容量素子の
容量絶縁膜は、エネルギー・ギャップ(禁制帯の幅)が
約8eVの酸化シリコン膜43aとエネルギー・ギャッ
プが約5eVの窒化シリコン膜41aとからなる。酸化
シリコン膜43aの伝導帯下端と窒化シリコン膜41a
の伝導帯下端との差は約1eVであり、酸化シリコン膜
43aの伝導帯下端と上部電極であるp型多結晶シリコ
ン膜51aaのフェルミ準位EF との差は約4eVであ
る。同様に、酸化シリコン膜43aの伝導帯下端と下部
電極を構成するp型多結晶シリコン膜33aaのEF
の差は約4eVである。p型多結晶シリコン膜33aa
およびp型多結晶シリコン膜51aaでは、EF と価電
子帯上端のエネルギー準位(EV )が概ね等しく、EF
と伝導帯下端のエネルギー準位Ec との差は約1.1e
Vであり、禁制帯は約1.1eVの幅を有している。
【0026】前述したように、DRAMにおいては、上
部電極は常時VCC/2(V)の電圧に印加され、下部電
極は0〜VCC(V)の範囲以内の電圧に印加される。ま
た、VCCは通常2Vである。容量素子のリーク電流を論
じる必要があるのは、p型多結晶シリコン膜51aaか
らなる上部電極とp型多結晶シリコン膜33aaを含ん
でなる下部電極との間に電位差がある場合である。上記
窒化シリコン膜41aおよび酸化シリコン膜43aの2
層の絶縁膜からなる容量絶縁膜を酸化シリコン膜に換算
したときの模式的なエネルギー・バンド図である図3を
参照すると、以下のことが明確になる。
【0027】上部電極と下部電極とが等電位の場合、p
型多結晶シリコン膜51aaから構成された上部電極
は、約4eVのエネルギー障壁高さを有すると言える
〔図3(a)〕。(なお、図3(a)は図2を模式化し
たものである。)下部電極が上部電極に対して1Vの電
位差を有する場合、上部電極の容量絶縁膜に対するエネ
ルギー障壁高さは約4eVである。この電位差が1.1
Vより小さい正の値のとき、p型多結晶シリコン膜51
aaのEF の値は、p型多結晶シリコン膜33aaの禁
制帯に位置する値であるため、直接トンネル型のリーク
電流は、極めて小さくなる〔図3(b)〕。下部電極が
上部電極に対して−1Vの電位差を有する場合、下部電
極の容量絶縁膜に対するエネルギー障壁高さも約4eV
である。この電位差が−1.1Vより大きな負の値のと
き、p型多結晶シリコン膜33aaのEF の値は、p型
多結晶シリコン膜51aaの禁制帯に位置する値である
ため、直接トンネル型のリーク電流は、極めて小さくな
る〔図3(c)〕。
【0028】上記一実施例の上記容量素子では、上記の
結果から、上部電極と下部電極との電位差が−1.1V
より大きく1.1Vより小さい場合には、従来技術に比
べて直接トンネル型のリーク電流は極めて小さい。ま
た、この電位差が例えば1.1V以上,あるいは−1.
1V以下のとき、直接トンネル型のリーク電流に関与す
るエネルギー障壁高さは約4eVである。絶縁膜の膜厚
をT,エネルギー障壁高さをφとすると、直接トンネル
確率は、exp〔−T・(φ)1/2 〕に比例する。以上
の考察の結果から、理論的には、次のようになる。例え
ばVCCが2.2V以上であっても、容量絶縁膜の酸化シ
リコン膜換算膜厚(TOX)が同じ膜厚で従来技術と本実
施例とを比較した場合、直接トンネル型のリーク電流
は、exp〔−(4)1/2 〕/exp〔−(3)1/2
=0.77倍に低減される。また、同じリーク電流で比
較した場合、容量絶縁膜の実効的な膜厚は、(3)1/2
/(4)1/2 =0.87倍に薄膜化することができる。
【0029】上記一実施例における上記理論的な考察に
対する実験的な検証を行なう。
【0030】上記一実施例による容量素子(BF2 のイ
オン注入によりp型化されたp型多結晶シリコン膜51
aaからなる上部電極と、p型多結晶シリコン膜33a
aにより上面が構成された下部電極とを有する)と、図
7に図示した方法により形成された従来の容量素子(P
の導入によりn型化されたn型多結晶シリコン膜53b
からなる上部電極と、Pの導入によりn型化されたn型
多結晶シリコン膜35baからなる下部電極とを有す
る)と、参考のために(p型多結晶シリコン膜により上
面が構成された)下部電極およびBのイオン注入により
p型化されたp型多結晶シリコン膜からなる上部電極を
有する第3の容量素子(参考例の容量素子と記す)とを
形成し、電極間リーク電流の比較を行なった。従来の容
量素子,本実施例による容量素子並びに上記参考例の容
量素子の容量絶縁膜はそれぞれLPCVD法による窒化
シリコン膜とこれらの表面に熱酸化により形成された酸
化シリコン膜とから構成され、これらの容量絶縁膜のT
OXはそれぞれ5nm程度である。参考例の容量素子の上
部電極をなす(Bのイオン注入によりp型化された)p
型多結晶シリコン膜と下部電極の上面をなすp型多結晶
シリコン膜とは、それぞれ膜厚250nm程度のノンド
ープ多結晶シリコン膜に、30KeV,5×1015cm
-2の条件でBがイオン注入されて形成される。
【0031】TOX=5nmの容量絶縁膜を有する容量素
子の上部電極と下部電極との間のリーク電流密度の印加
電圧依存性のグラフである図4を参照すると、まず、次
の結果が得られる。
【0032】下部電極に対して上部電極が正バイアスさ
れているとき、DRAMの実使用範囲の印加電圧では、
従来の容量素子の電極間のリーク電流密度に対して、上
記一実施例による容量素子の電極間のリーク電流密度は
約0.07倍の値である。また、従来の容量素子の電極
間のリーク電流密度に対して、上記参考例の容量素子の
電極間のリーク電流密度は約0.33倍の値である〔図
4(a)〕。一方、下部電極に対して上部電極が負バイ
アスされているとき、DRAMの実使用範囲の印加電圧
では、従来の容量素子の電極間のリーク電流密度に対し
て、本実施例による容量素子の電極間のリーク電流密度
は約0.08倍の値である。また、従来の容量素子の電
極間のリーク電流密度に対して、参考例の容量素子の電
極間のリーク電流密度は約0.33倍の値である〔図4
(b)〕。すなわち、正バイアスの場合ばかりではなく
負バイアスの場合にも、本実施例の容量素子並びに参考
例の容量素子の電極間のリーク電流密度は、従来の容量
素子の電極間のリーク電流密度に比べて、理論値よりさ
らに低い値になる。
【0033】次に、このように本実施例の容量素子並び
に参考例の容量素子の電極間のリーク電流密度が理論値
より低くなる理由(換言すれば、従来の容量素子の電極
間のリーク電流密度が理論値より高くなる理由)につい
て考察する。上記の従来の容量素子の電極間のリーク電
流密度と本実施例の容量素子並びに参考例の容量素子の
電極間のリーク電流密度との差異の結果は、前述の仕事
関数の差異のみで論じるにはあまりにも大きすぎる。
(容量絶縁膜を構成する)窒化シリコン膜の膜厚および
酸化シリコン膜の膜厚に関しては本実施例の容量素子並
びに参考例の容量素子と従来の容量素子とは同じにして
あるものの、本実施例の容量素子並びに参考例の容量素
子のTOXと従来の容量素子の(実効的な)TOXとの間の
差異に言及せずに議論を進めることは不可能である。本
実施例の容量素子並びに参考例の容量素子の下部電極の
上面はp型多結晶シリコン膜から形成されているのに対
して、従来の容量素子の下部電極はn型多結晶シリコン
膜から形成されている。このため、容量絶縁膜をなす窒
化シリコン膜の成膜の段階で、下部電極表面に形成され
ている自然酸化膜の膜厚は従来の容量素子の下部電極の
表面の方が厚くなっている。このため、本来ならば、従
来の容量素子の容量絶縁膜の実効的なTOXは本実施例の
容量素子並びに参考例の容量素子の容量絶縁膜のTOX
り厚くなり、電極間のリーク電流密度の大小関係は逆転
しているはずである。純粋なSiO2 ではない膜厚の厚
い自然酸化膜の存在により、従来の容量素子の下部電極
の表面を覆う窒化シリコン膜の膜質(例えば、下部電極
との界面近傍では、窒化シリコン膜ではなく窒化酸化シ
リコン膜が形成されるものと推測される)が劣化し、従
来の容量素子の容量絶縁膜の実効的なTOXが薄くなるも
のと考察される。
【0034】上記の結果から、同じ電極間リーク電流密
度で比較した場合、本実施例の容量素子の容量絶縁膜の
膜厚は、従来技術の容量素子の容量絶縁膜の膜厚,さら
には参考例の容量素子の容量絶縁膜の膜厚より薄膜化す
ることが可能になる。
【0035】上記の図4に示した結果からも明らかなよ
うに、BF2 のイオン注入によりp型化されたp型多結
晶シリコン膜51aaを上部電極に有する本実施例と容
量素子と、Bのイオン注入によりp型化されたp型多結
晶シリコン膜を上部電極に有する参考例の容量素子との
間にも、電極間リーク電流密度の差異が顕著である。本
実施例の容量素子と参考例の容量素子との電極間リーク
電流密度の差異について論じておく。
【0036】シリコンにBをイオン注入したときの深さ
方向のBのプロファイルを示す図5を参照すると、ドー
ズ量が5×1015cm-2のとき、例えば上部電極になる
ノンドープ多結晶シリコン膜の膜厚が150nm程度で
あるならば、注入されたBがこの多結晶シリコン膜を突
き抜けないようにするためには、Bの注入エネルギーが
10KeV程度となる。通常用いられているイオン注入
装置では、このような低エネルギーのイオン注入でのビ
ーム電流の制御が困難であり,さらにドーズ量が1015
cm-2台になると注入時間が長くなりすぎる。このた
め、Bのイオン注入は少なくとも30KeV程度のエネ
ルギーで行なわれる。このエネルギーでBが上部電極に
なるノンドープ多結晶シリコン膜を突き抜けなくするた
めには、このノンドープ多結晶シリコン膜の膜厚として
は少なくとも250nm程度必要となる。しかしながら
このように上部電極になるノンドープ多結晶シリコン膜
の膜厚を厚くすると、p型化された多結晶シリコン膜の
Bの(平均した)濃度(特に容量絶縁膜との界面近傍の
濃度)が低くなる。
【0037】容量素子のC−V特性のグラフである図6
を参照すると、特に下部電極に対して上部電極が負バイ
アスに印加されているとき、本実施例の容量素子に比べ
て、参考例の容量素子では上部電極における容量絶縁膜
との界面近傍のBの濃度が低いことから空乏化が起りや
するなる。本実施例の容量素子と参考例の容量素子との
電極間リーク電流密度の差異は、上部電極での空乏化の
差異と、イオン注入されたFの存否との差に起因する。
本実施例ではノンドープ多結晶シリコン膜51aにBF
2 のイオン注入を行なってp型多結晶シリコン膜51a
aを形成しているが、イオン注入後の活性化処理におい
て、このFが容量絶縁膜中に拡散し、このFが容量絶縁
膜中のリークパスを埋める働きをするものと考えられ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体記憶
装置の容量素子の製造方法によると、容量素子の下部電
極の上面はp型多結晶シリコン膜から形成され、容量素
子の上部電極の少なくとも底面はBF2 のイオン注入に
よるp型多結晶シリコン膜から形成されることから、上
部電極の少なくとも底面並びに下部電極の少なくとも上
面がn型多結晶シリコン膜から形成された従来の容量素
子に比べて、本発明の容量素子の電極間リーク電流が理
論値以上に大幅に低減され,さらに容量絶縁膜の薄膜化
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のDRAMの容量素子の製造
工程の断面模式図である。
【図2】上記一実施例の容量素子のエネルギー・バンド
図である。
【図3】上記一実施例の効果を理論的に説明するための
図であり、容量絶縁膜を酸化シリコン膜に換算したとき
の模式的なエネルギー・バンド図である。
【図4】上記一実施例の効果を説明するための図であ
り、容量素子のリーク電流密度の印加電圧依存性のグラ
フである。
【図5】上記一実施例の効果を説明するための図であ
り、ボロンの深さ方向の濃度プロファイルを示すグラフ
である。
【図6】上記一実施例の効果を説明するための図であ
り、容量素子のC−V特性を示すグラフである。
【図7】従来のDRAMのスタックド型の容量素子の製
造工程の断面模式図である。
【図8】上記従来の容量素子のエネルギー・バンド図で
ある。
【図9】上記従来の容量素子の問題点を説明するための
図であり、容量絶縁膜を酸化シリコン膜に換算したとき
の模式的なエネルギー・バンド図である。
【符号の説明】
11a,11b p型シリコン基板 13a,13b フィールド酸化膜 15a,15b ゲート酸化膜 17a,17b ゲート電極 19Aa,19Ab,19Ba,19Bb n型拡散
層 21a,21b 層間絶縁膜 23a,23b ノード・コンタクト孔 31a 金属膜 33a,33aa,51aa p型多結晶シリコン膜 35b,35ba,53b n型多結晶シリコン膜 41a,41b 窒化シリコン膜 43a,43b 酸化シリコン膜 51a ノンドープ多結晶シリコン膜

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型シリコン基板表面にnチャネルMO
    Sトランジスタを形成し、該nチャネルMOSトランジ
    スタを含めて該p型シリコン基板表面を覆う層間絶縁膜
    を形成し、該層間絶縁膜を貫通して該nチャネルMOS
    トランジスタのソース・ドレイン領域をなすn型拡散層
    の一方に達するノード・コンタクト孔を形成する工程
    と、 前記n型拡散層に直接に接触し,前記ノード・コンタク
    ト孔内の少なくとも一部を充填する姿態を有する金属膜
    を形成する工程と、 全面に第1のp型多結晶シリコン膜を形成し、該第1の
    p型多結晶シリコン膜をパターニングして、該第1のp
    型多結晶シリコン膜と前記金属膜とからなる下部電極を
    形成する工程と、 前記下部電極を直接に覆う容量絶縁膜を形成する工程
    と、 前記容量絶縁膜を直接に覆うノンドープの多結晶シリコ
    ン膜を形成し、BF2のイオン注入により該ノンドープ
    の多結晶シリコン膜を第2のp型多結晶シリコン膜に変
    換する工程と、 少なくとも前記第2のp型多結晶シリコン膜を含んでな
    る上部電極を形成する工程とを有することを特徴とする
    半導体記憶装置の容量素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記上部電極が、前記第2のp型多結晶
    シリコン膜と、該第2のp型多結晶シリコン膜上に形成
    された第2の金属膜とからなることを特徴とする請求項
    1記載の半導体記憶装置の容量素子の製造方法。
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