JPH06195696A - 磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造方法

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JPH06195696A
JPH06195696A JP24121593A JP24121593A JPH06195696A JP H06195696 A JPH06195696 A JP H06195696A JP 24121593 A JP24121593 A JP 24121593A JP 24121593 A JP24121593 A JP 24121593A JP H06195696 A JPH06195696 A JP H06195696A
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containing organic
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thin film
preventive agent
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JP24121593A
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English (en)
Inventor
Kenji Kuwabara
賢次 桑原
Mikio Murai
幹夫 村居
Kiyoshi Takahashi
喜代司 高橋
Masaru Odagiri
優 小田桐
Hideyuki Ueda
英之 植田
Hiroshi Seki
博司 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、強磁性金属薄膜を磁気記録層とす
る磁気記録媒体およびその製造方法に関するもので、耐
候保存性、スチルライフ、走行耐久性等の総合耐久性に
優れた磁気記録媒体を得ることを目的とする。 【構成】 非磁性基板5上に強磁性金属薄膜4を形成
し、その上に含窒素有機系化合物、含硫黄有機系化合
物、含リン有機系化合物、含酸素有機系化合物から選ば
れた少なくとも1種以上の有機系化合物からなる緻密な
防錆剤層3を有機蒸着法もしくはプラズマCVD法で形
成し、さらにこの上に炭素膜2を真空成膜法で設け、ト
ップコート層として潤滑剤層1を形成せしめた、三重の
薄層構成にすることを特徴とする磁気記録媒体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度磁気記録に適す
る強磁性金属媒体を磁気記録層とする磁気記録媒体に関
するものであり、さらに詳しくは、デジタルビデオテー
プレコーダや高精細度ビデオテープレコーダに最適の磁
気記録媒体、およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録の分野においては、記
録、再生機器のデジタル化、小型化、長時間化等の高性
能化に伴い、高密度磁気記録媒体の開発が活発に行なわ
れており、最近では磁性体が樹脂中に分散した塗布型磁
気記録媒体に代わって、短波長記録に極めて有利な連続
薄膜型磁気記録媒体が実用化されつつある。
【0003】連続薄膜型の磁気記録媒体においては、磁
性層表面は極めて平滑な表面性を有し、且つ硬度が低
く、塑性変形しやすいために、磁気信号の記録、再生過
程における磁気ヘッドとの間の摩擦係数の上昇により、
摩耗、損傷され、その結果、耐久性の低下を招いた。ま
た、磁性層表面は酸化被膜が形成され保護されているも
のの、高湿環境下における耐食性は不十分であるという
問題を有していた。
【0004】そこで従来より、強磁性金属薄膜を磁気記
録層とする磁気記録媒体においては、様々な方法により
耐候保存性、スチルライフ、走行耐久性を向上する試み
が続けられてきた。例えば、強磁性金属薄膜上にカルボ
ン酸系やリン酸系の潤滑剤層を設ける方法、さらに強磁
性金属薄膜上に非磁性金属の保護膜を設ける方法、また
は特開昭59−229743号公報に述べられているS
iO2のような酸化物の保護膜を設ける方法がある。し
かし、これらの保護膜では未だに耐候保存性、スチルラ
イフ、走行耐久性が十分に改善されないのが現状であ
る。
【0005】最近では、特開昭61−142525号公
報、特開昭61−208622号公報のようにカーボン
系の保護膜を設けたり、特開昭62−219314号公
報、特開昭61−210518号公報のようにダイヤモ
ンド状炭素膜を保護膜として用いている。また、特開昭
58−189833号公報には強磁性金属薄膜上に防錆
剤層、防錆剤を含ませた潤滑剤層を順次設けることが、
特開昭62−236119号公報には強磁性金属薄膜上
に防錆剤を添加した潤滑剤層を設けることが、特開昭6
3−813号公報には強磁性金属薄膜上に防錆剤層、潤
滑剤層を順次設けることが、特開昭63−200315
号公報には強磁性金属薄膜上に不働態膜層を設け、この
不働態膜層上に防錆剤層を設けることが各々述べられて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の方法では耐候保存性、スチルライフ、走行
耐久性が十分な磁気記録媒体を得ることが困難である。
特に、強磁性金属薄膜上の保護膜としてダイヤモンド状
炭素膜を用いると、スチルライフ、走行耐久性が向上し
たが、ダイヤモンド状炭素膜が不活性なために潤滑剤の
配向が悪く、発水性が低くなる。その結果、高温高湿環
境下におけるテープの保存で磁性層が剥離したり、錆が
発生しやすく、ドロップアウトが増加し、出力が低下
し、さらにはスチルライフが低下するという問題があっ
た。
【0007】さらに、強磁性金属薄膜上に防錆剤層、防
錆剤を含ませた潤滑剤層を順次設けた媒体、強磁性金属
薄膜上に防錆剤を添加した潤滑剤層を設けた媒体では、
防錆剤、潤滑剤とが混合した状態で存在するため潤滑剤
の働きが半減し、摩擦係数が高くなり走行耐久性が低下
する。また、強磁性金属薄膜上に防錆剤層、潤滑剤層を
順次設けた媒体、強磁性金属薄膜上に不働態膜層を設
け、この不働態膜層上に防錆剤層を設けた媒体では、防
錆効果、潤滑効果は向上するものの未だ不十分であり、
また媒体の硬度不足でせん断応力が低く、耐久性が低
い。
【0008】さらに、強磁性金属薄膜をCo−Oのみに
したものや、さらに磁性膜中の酸素量を少なくした高出
力テープにおいては、ダイヤモンド状炭素膜を付与して
も耐候保存性の低下がより大きくなることが問題であっ
た。
【0009】本発明は上記問題に鑑み、電磁変換特性を
損なうことなく、ドロップアウトの増加や出力の低下の
ない、耐候保存性、スチルライフ、走行耐久性等の総合
耐久性に優れた磁気記録媒体を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は非磁性基板上に強磁性金属薄膜を真空成
膜法で形成し、前記強磁性金属薄膜上に窒素原子を含む
複素環式化合物、極性基−NH2、>NH、−NCO、
−CONH2、−CONHR、−CONR2、−CSNH
2、−CSNHR、−CSNR2、−PONH2、−PO
NHR、−PONR2を有する含窒素有機系化合物、硫
黄原子を含む複素環式化合物、極性基−SH、−SO3
Mを有する含硫黄有機系化合物、極性基>PR、>PR
2、>P(OR)、>P(OR)2、>P(O)R、−O
PO(OR)2、−PO(OH)2、>PSR、>P(S
R)2を有する含リン有機系化合物、酸素原子を含む複
素環式化合物、極性基−COOH、−COORを有する
含酸素有機系化合物(ただし、Rは炭素数1〜22の炭
化水素基、Mは水素、アルカリ金属またはアルカリ土類
金属)から選ばれた少なくとも1種以上の有機系化合物
からなる緻密な防錆剤層を有機蒸着法もしくはプラズマ
CVD法で形成し、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を真
空成膜法で形成し、トップコート層として潤滑剤層を設
けたことを特徴とする磁気記録媒体に関するものであ
り、前記三重の薄層構成により上記問題を解決するもの
である。
【0011】
【作用】本発明は強磁性金属薄膜上に有機蒸着法もしく
はプラズマCVD法により、湿式塗布法では得られない
緻密な防錆剤層を形成し、さらにこの防錆剤層上に炭素
膜を形成し、トップコート層として潤滑剤層を各々形成
せしめた三重の薄層構成により上記問題を解決するもの
である。つまり、潤滑剤層および炭素膜の各々の効果が
相まって走行性、スチルライフの向上や走行耐久試験に
おける出力低下、磁気ヘッドの目づまり等が改善され
る。防錆剤層は炭素膜形成時の強磁性金属薄膜へのエッ
チング等ダメージを緩和する効果があるとともに、強磁
性金属薄膜と炭素膜間の付着強度も向上する。さらに防
錆剤層は強磁性金属薄膜に水分および潤滑剤成分が吸
着、反応したり透過することによる劣化、即ち、錆や強
磁性金属薄膜と非磁性基板との剥離等を妨げる。これら
の効果の役割分担が上記三重の薄層構成によって十分に
発揮される結果、電磁変換特性を損なうことなく、ドロ
ップアウトの増加や出力の低下のない、耐候保存性、ス
チルライフ、走行耐久性等の総合耐久性に優れた磁気記
録媒体が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を説明する。(図1)は金属薄
膜型磁気テープの断面略図であり、この構成について説
明する。
【0013】(図1)において1は含フッ素カルボン酸
を主とする潤滑剤層であり、厚みは3nmから5nmで
ある。含フッ素カルボン酸の単独使用、あるいは含フッ
素カルボン酸エステルとの混合でもよい。例としてはC
511(CH210COOHやC511(CH210COO
817があげられる。この潤滑剤層は湿式塗布法もし
くは有機蒸着法等により形成される。
【0014】2は炭素膜で、膜のビッカース硬度が約2
500kg/mm2と高く、磁気テープのダメージを潤
滑剤と共に防いでいる。厚みは10nmから20nmが
信頼性と出力とのバランス上最適である。この炭素膜は
プラズマCVD法、イオンビームミキシング法等により
形成される。
【0015】3は窒素原子を含む複素環式化合物、極性
基−NH2、>NH、−NCO、−CONH2、−CON
HR、−CONR2、−CSNH2、−CSNHR、−C
SNR2、−PONH2、−PONHR、−PONR2
有する含窒素有機系化合物、硫黄原子を含む複素環式化
合物、極性基−SH、−SO3Mを有する含硫黄有機系
化合物、極性基>PR、>PR2、>P(OR)、>P
(OR)2、>P(O)R、−OPO(OR)2、−PO
(OH)2、>PSR、>P(SR)2を有する含リン有
機系化合物、酸素原子を含む複素環式化合物、極性基−
COOH、−COORを有する含酸素有機系化合物(た
だし、Rは炭素数1〜22の炭化水素基、Mは水素、ア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属)から選ばれた少な
くとも1種以上の有機系化合物からなる緻密な防錆剤層
であり、その厚さは1nmから5nmが最適である。こ
の防錆剤層は有機蒸着法またはプラズマCVD法により
形成される。
【0016】上記、含窒素有機系化合物、含硫黄有機系
化合物、含リン有機系化合物、含酸素有機系化合物につ
いて具体的に例示すると、カテコール、レゾルシン、ハ
イドロキノン等、およびこれらのアルキノアミノ、ニト
ロ、ニトロソ、ハロゲノ置換体、例えば4−メチルレゾ
ルシノール、2−アミノレゾルシノール、2−ニトロレ
ゾルシノール等の二価フェノール類、o−クレゾール、
m−エチルフェノール、p−tert−ブチルフェノー
ル等の一価フェノールのアルキル置換体等アルキルフェ
ノール類、α−ナフトール、β−ナフトール、1、2−
ナフタレンジオール等、およびこれらのアミノ、ニト
ロ、ニトロソ、アルキル、アルキルニトロソ、ハロゲノ
置換体、例えば1−アミノ−2−ナフトール、1−ニト
ロ−2−ナフトール、1−ニトロソ−2−ナフトール等
のナフトール類、o−ベンゾキノン、p−ベンゾキノ
ン、1、2ナフトキノン等、およびこれらの誘導体等の
キノン類、ベンゾフェノン、3−メチルベンゾフェノ
ン、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−アミノベンゾ
フェノン、4−メトキシ−2−ヒドロキシベンゾフエノ
ン等のベンゾフェノン誘導体等ジアリルケトン類、アク
リジン、ベンジルピリジン、4−キノリノール、イソニ
コチン酸、5−アミノ−1H−1、2、4−トリアゾー
ル、ウラシル等の窒素原子を含む複素環式化合物、スル
ホラン、3−メチルスルホラン、ローダニン、3−アミ
ノローダニン、チアゾリン−4−カルボン酸等の硫黄原
子を含む複素環式化合物、トコフェロール、ケルセチ
ン、レゾルフィン、3−アミノフタルイミド、チミジン
等の酸素原子を含む複素環式化合物、2−ベンゾオキサ
ゾールチオール、チオフェノール、プロパンチオール、
チオオキシン、5−ニトロ−2−ベンズイミダゾールチ
オール等のメルカプト基を有する化合物、ジアゾスルフ
ィド、ベンゾチアゾール、2−メチルベンゾチアゾー
ル、ベンゾチアゾリン等のチアゾール系化合物、これら
の他、アルキルアミン、アルキルアミンの脂肪酸塩等の
塩基性窒素化合物、アルキルホスフェート、アルキルチ
オホスフェート、アルキルハイドロジェン・リン酸エス
テル、および亜リン酸エステル等のリン化合物、石油ス
ルホネート、マホガニー酸スルホネート、ジノニルナフ
タレンスルホネート等のスルホン酸塩、等が挙げられ
る。
【0017】4は真空成膜法で形成される強磁性金属薄
膜であり、材料としてはCo−Ni−O、Co−O、C
o−Cr等が使用可能である。その厚みは50nmから
300nmが一般的である。
【0018】前記、強磁性金属薄膜4、防錆剤層3、炭
素膜2、潤滑剤層1は真空中において、連続成膜が可能
である。
【0019】5は非磁性基板であり、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート、芳香族ポリア
ミド、芳香族ポリイミド等のフイルムやアルミ基板、ガ
ラス基板等が使用可能である。基板の磁性面側表面は1
0nmから30nmの突起形成処理が施されているもの
が信頼性とRF出力を両立するうえで最適である。
【0020】6はバックコート層で、材料としてはポリ
ウレタン、ニトロセルロース、ポリエステルとカーボ
ン、炭酸カルシウム等を含んでいる。厚みは500nm
である。
【0021】(図2)は本発明の磁気記録媒体の製造装
置の一例である。(図2)において、7は真空槽であり
10-4Torrから10-3Torrに管理されている。
これは排気口8から真空ポンプ9で排気して管理する。
【0022】10は防錆剤層を形成する有機蒸着用のノ
ズルであり、この中の抵抗加熱器11の中へ有機系化合
物を入れ、抵抗加熱用電源12から60Hz、100V
を抵抗加熱器11に印加して蒸発させる。
【0023】13は防錆剤層をプラズマCVD法により
製造する場合の放電管であり、プラズマ発生用電源14
より交流電圧と直流電圧とを重畳させ電極15に印加す
る。有機系化合物ガスは原料ガス導入口16または17
から減圧導入する。18は巻出しロールで、巻出された
金属薄膜型磁気テープ19は冷却用のキャン20に沿っ
て走行し、巻取りリール21により巻取られる。
【0024】同じく13は炭素膜を製造する放電管であ
り、プラズマ発生用電源14より交流電圧と直流電圧が
電極15に印加される。ガスは炭化水素とアルゴン等の
不活性ガスを使用し、原料ガス導入口16、17から導
入する。
【0025】18は巻出しロールで、巻出された金属薄
膜型磁気テープ19は冷却用のキャン20に沿って走行
し、巻取りリール21によって巻取られる。
【0026】(実施例1)以下、製造条件も含めて詳し
く説明する。
【0027】500mm幅のポリエチレンテレフタレー
ト表面に、STM分析で高さが30nm、直径が200
nmの突起が1mm2あたり105から109個形成され
た非磁性基板5上へ、斜方真空蒸着法により酸素を導入
しながら、Co(80)−Ni(20)からなる強磁性
金属薄膜4を180nmの厚みで形成する。その後、リ
バースロールコータによりポリウレタン、ニトロセルロ
ース、カーボンブラックより構成された固形分30%の
メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン溶液
を乾燥後のバックコート層6の厚みが500nmになる
ように塗布する。
【0028】この強磁性金属薄膜4上に、有機蒸着法に
より、窒素原子を含む複素環式化合物として5−メチル
ベンゾトリアゾールを有機蒸着用ノズル10内の抵抗加
熱器11内から蒸発させ、3nm厚に形成し防錆剤層3
を得た。
【0029】この防錆剤層3上に、アルゴンガスとヘキ
サンガスを1:4の比で混合し、トータルガス圧を0.
3Torrに保って、周波数20KHz電圧1500V
の交流と1000Vの直流を放電管13内の電極に重畳
し、プラズマCVD法により炭素膜2を15nmの厚み
で形成した。
【0030】その後、炭素膜2上に潤滑剤として含フッ
素カルボン酸、C511(CH210COOHのイソプロ
ピルアルコール2000ppm溶液を湿式塗布法(リバ
ースロールコータ)で塗布し、4nm厚の潤滑剤層1を
形成した。
【0031】これらサンプルをスリツタで8mm幅に裁
断し、8mmテープ試料(54m長)を作製した。
【0032】(実施例2)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをシク
ロヘキシルアミン(極性基−NH2)にかえた以外は
(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製し
た。
【0033】(実施例3)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをアロ
キサン(極性基>NH)にかえた以外は(実施例1)と
同様にして8mmテープ試料を作製した。
【0034】(実施例4)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをヘキ
サンアミド(極性基>CONH2)にかえた以外は(実
施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製した。
【0035】(実施例5)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをアセ
ト酢酸アニリド(極性基>CONHR)にかえた以外は
(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製し
た。
【0036】(実施例6)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをN−
ジメチルアセトアミド(極性基>CONR2)にかえた
以外は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作
製した。
【0037】(実施例7)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールを硫黄
原子を含む複素環式化合物3−スルホレンにかえた以外
は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製し
た。
【0038】(実施例8)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールを2−
メルカプトベンゾチアゾール(極性基−SH)にかえた
以外は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作
製した。
【0039】(実施例9)(実施例1)の窒素原子を含
む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールを1−
ニトロソ−2−ナフトール−3、6−ジスルホン酸二ナ
トリウム(極性基−SO3M)にかえた以外は(実施例
1)と同様にして8mmテープ試料を作製した。
【0040】(実施例10)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをト
リエチルホスフィン(極性基>PR)にかえた以外は
(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製し
た。
【0041】(実施例11)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールを亜
リン酸トリエチル(極性基>P(OR))にかえた以外
は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製し
た。
【0042】(実施例12)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをリ
ン酸トリエチル(極性基>P(OR)2)にかえた以外
は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製し
た。
【0043】(実施例13)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをジ
メチルホスフィン酸(極性基>P(O)R)にかえた以
外は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製
した。
【0044】(実施例14)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをリ
ン酸トリフェニル(極性基−OPO(OR)2)にかえ
た以外は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を
作製した。
【0045】(実施例15)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールを1
H、1H−ペンタデカフルオロオクタンチオール(極性
基>PSR)にかえた以外は(実施例1)と同様にして
8mmテープ試料を作製した。
【0046】(実施例16)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールを酸
素原子を含む複素環式化合物ウリジンにかえた以外は
(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製し
た。
【0047】(実施例17)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをキ
ニン酸(極性基−COOH)にかえた以外は(実施例
1)と同様にして8mmテープ試料を作製した。
【0048】(実施例18)(実施例1)の窒素原子を
含む複素環式化合物5−メチルベンゾトリアゾールをソ
ルビタンモノオレート(極性基−COOR)にかえた以
外は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を作製
した。
【0049】(比較例1)(実施例1)の防錆剤層を防
錆剤層なしにした以外は(実施例1)と同様にして8m
mテープ試料を作製した。
【0050】(比較例2)(実施例1)の防錆剤層を防
錆剤層なしにし、潤滑剤含フッ素カルボン酸、C 511
(CH210COOHのイソプロピルアルコール200
0ppm溶液にシクロヘキシルアミン(極性基−N
2)のイソプロピルアルコール2000ppm溶液を
混合し、湿式塗布法(リバースロールコータ)で塗布し
た以外は(実施例1)と同様にして8mmテープ試料を
作製した。
【0051】(比較例3)(実施例1)の炭素膜のビッ
カース硬度2500kg/mm2をビッカース硬度13
00kg/mm2の炭素膜にかえた以外は(実施例1)
と同様にして8mmテープ試料を作製した。
【0052】(実施例19)(実施例1)の有機蒸着法
による防錆剤層の付与を、プラズマCVD法による防錆
剤層の付与にかえた以外は(実施例1)と同様にして8
mmテープ試料を作製した。
【0053】(比較例4)(実施例1)の有機蒸着法に
よる防錆剤層の付与を、湿式塗布法による防錆剤層の付
与にかえた以外は(実施例1)と同様にして8mmテー
プ試料を作製した。
【0054】以上の各実施例および比較例で得られた8
mmテープ試料について、それぞれ以下に示す評価試験
をおこなった。 (1)錆、剥離 各8mmテープ試料を40℃90%RHの環境下で30
日間放置する耐候保存性試験をおこなつた。耐候保存性
試験後にテープ試料を微分干渉顕微鏡で状態観察をし、
5段階評価をおこなった。評価は実用的に全く問題のな
いものを5とし、実用的に問題を発生したものを1とし
た。 (2)耐候保存性試験後のドロップアウト変化(以下
D.O.変化と略す)、出力低下 (1)による耐候保存性試験前に、ドロップアウト測定
用、RF出力測定用に改造した8mmVTRを用い、各
8mmテープ試料に映像信号を記録し、ドロップアウ
ト、出力低下を各々測定した。その試験後にもドロップ
アウト、出力低下を測定し、試験前に対する試験後の変
化率を倍率、デシベル表示で各々示した。なお、ドロッ
プアウトは、ドロップアウトカウンタ((株)シバソク
製、VH01CZ)を用い、設定条件を幅15μs、深
さ16dBとしそれより大きい単位時間あたりのドロッ
プアウトを計数した。出力低下は走行中に再生したRF
出力を整流し、ペンレコーダ(松下通信(株)製、VP
−6524A)に記録し測定した。 (3)スチルライフ (1)による耐候保存性試験後に、8mmVTR(MV
S−5000、松下電器(株)製)を用い、23℃10
%RH環境下におけるスチルライフを測定した。 (4)走行耐久性試験後のD.O.変化、出力低下、ヘ
ッド目づまり ドロップアウト測定用、RF出力測定用に改造した8m
mVTRを用い、各8mmテープ試料を40℃80%R
Hの環境下で300パス、300時間走行させる耐久性
試験をおこなった。その試験前に映像信号を記録し、試
験前後にドロップアウト、出力低下を各々測定した。ド
ロップアウト、出力低下の測定条件は(2)の測定条件
と同様とした。なお、ヘッド目づまりの測定はRF出力
が6dB以上低下したところをヘッド目づまりとし、そ
のトータル時間を計測した。
【0055】得られた結果を(表1)、(表2)、(表
3)に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】(表1)、(表2)、(表3)から明らか
なように、本発明によれば、非磁性基板上に強磁性金属
薄膜を真空成膜法で形成し、前記強磁性金属薄膜上に窒
素原子を含む複素環式化合物、極性基−NH2、>N
H、−NCO、−CONH2、−CONHR、−CON
2、−CSNH2、−CSNHR、−CSNR2、−P
ONH2、−PONHR、−PONR2を有する含窒素有
機系化合物、硫黄原子を含む複素環式化合物、極性基−
SH、−SO3Mを有する含硫黄有機系化合物、極性基
>PR、>PR2、>P(OR)、>P(OR)2、>P
(O)R、−OPO(OR)2、−PO(OH)2、>P
SR、>P(SR)2を有する含リン有機系化合物、酸
素原子を含む複素環式化合物、極性基−COOH、−C
OORを有する含酸素有機系化合物(ただし、Rは炭素
数1〜22の炭化水素基、Mは水素、アルカリ金属また
はアルカリ土類金属)から選ばれた少なくとも1種以上
の有機系化合物からなる緻密な防錆剤層を有機蒸着法も
しくはプラズマCVD法で形成し、さらにこの防錆剤層
上に炭素膜を真空成膜法で、トップコート層として潤滑
剤層を各々形成せしめた三重の薄層構成にすることによ
り、耐候保存性、スチルライフ、走行耐久性等に優れた
磁気記録媒体を得るものである。
【0060】なお、上記実施例では8mmVTR用薄膜
テープのみについて説明したが、これに限定されるもの
ではなく他の強磁性金属薄膜型磁気テープ、磁気ディス
ク等についても適用できる。
【0061】また、上記実施例では含窒素複素環式化合
物、含硫黄複素環式化合物、含酸素複素環式化合物およ
び極性基として−NH2、>NH、−CONH2、−CO
NHR、−CONR2を有する含窒素有機系化合物、−
SH、−SO3Mを有する含硫黄有機系化合物、>P
R、>P(OR)、>P(OR)2、>P(O)R、−
OPO(OR)2、>PSR、を有する含リン有機系化
合物、−COOH、−COORを有する含酸素有機系化
合物についてのみ示したが、−NCO、−CSNH 2
−CSNHR、−CSNR2、−PONH2、−PONH
R、−PONR2を有する含窒素有機系化合物、>P
2、−PO(OH)2、>P(SR)2有する含リン有
機系化合物から選ばれた少なくともひとつの極性基を有
する有機系化合物であれば同様に適用可能である。
【0062】さらに、上記実施例では炭素膜をプラズマ
CVD法で形成したが、イオンビームミキシング法で形
成しても、全く同じ作用効果を有するものである。
【0063】さらに、上記実施例では潤滑剤層を湿式塗
布法(リバースロールコータ)で塗布したが、有機蒸着
法で形成しても全く同じ作用効果を有するものである。
【0064】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれば
非磁性基板上に強磁性金属薄膜を真空成膜法で形成し、
前記強磁性金属薄膜上に窒素原子を含む複素環式化合
物、極性基−NH2、>NH、−NCO、−CONH2
−CONHR、−CONR2−CSNH2、−CSNH
R、−CSNR2、−PONH2、−PONHR、−PO
NR2を有する含窒素有機系化合物、硫黄原子を含む複
素環式化合物、極性基−SH、−SO3Mを有する含硫
黄有機系化合物、極性基>PR、>PR2、>P(O
R)、>P(OR)2、>P(O)R、−OPO(O
R)2、−PO(OH)2、>PSR、>P(SR)2
有する含リン有機系化合物、酸素原子を含む複素環式化
合物、極性基−COOH、−COORを有する含酸素有
機系化合物(ただし、Rは炭素数1〜22の炭化水素
基、Mは水素、アルカリ金属またはアルカリ土類金属)
から選ばれた少なくとも1種以上の有機系化合物からな
る緻密な防錆剤層を有機蒸着法もしくはプラズマCVD
法で形成し、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を真空成膜
法で設け、トップコート層として潤滑剤層を各々形成せ
しめ、三重の薄層構成にすることにより、耐候保存性、
スチルライフ、走行耐久性等の総合耐久性に優れた磁気
記録媒体を得ることができ、その実用上の価値は大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である金属薄膜型磁気テープの
断面略図
【図2】本発明の実施例である防錆剤層、炭素膜形成装
置の略図
【符号の説明】
1 潤滑剤層 2 炭素膜 3 防錆剤層 4 強磁性金属薄膜 5 非磁性基板 6 バックコート層 7 真空槽 8 排気口 9 真空ポンプ 10 有機蒸着用ノズル 11 抵抗加熱器 12 抵抗加熱用電源 13 放電管 14 プラズマ発生用電源 15 電極 16 原料ガス導入口 17 原料ガス導入口 18 巻出しリール 19 金属薄膜型磁気テープ 20 冷却用キャン 21 巻取りリール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田桐 優 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 植田 英之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 関 博司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性基板上に強磁性金属薄膜を形成し、
    前記強磁性金属薄膜上に含窒素有機系化合物からなる防
    錆剤層を形成し、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を形成
    し、トップコート層として潤滑剤層を設けることを特徴
    とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】含窒素有機系化合物が、窒素原子を含む複
    素環式化合物であることを特徴とする請求項1記載の磁
    気記録媒体。
  3. 【請求項3】含窒素有機系化合物が、−NH2、>N
    H、−NCO、−CONH2、−CONHR、−CON
    2、−CSNH2、−CSNHR、−CSNR2、−P
    ONH2、−PONHR、−PONR2(ただし、Rは炭
    素数1〜22の炭化水素基)から選ばれた少なくともひ
    とつの極性基を有する含窒素有機系化合物であることを
    特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】非磁性基板上に強磁性金属薄膜を形成し、
    前記強磁性金属薄膜上に含硫黄有機系化合物からなる防
    錆剤層を形成し、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を形成
    し、トップコート層として潤滑剤層を設けることを特徴
    とする磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】含硫黄有機系化合物が、硫黄原子を含む複
    素環式化合物であることを特徴とする請求項4記載の磁
    気記録媒体。
  6. 【請求項6】含硫黄有機系化合物が、−SH、−SO3
    M(ただし、Mは水素、アルカリ金属またはアルカリ土
    類金属)から選ばれた少なくともひとつの極性基を有す
    る含硫黄有機系化合物であることを特徴とする請求項4
    記載の磁気記録媒体。
  7. 【請求項7】非磁性基板上に強磁性金属薄膜を形成し、
    前記強磁性金属薄膜上に含リン有機系化合物からなる防
    錆剤層を形成し、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を形成
    し、トップコート層として潤滑剤層を設けることを特徴
    とする磁気記録媒体。
  8. 【請求項8】含リン有機系化合物が、>PR、>P
    2、>P(OR)、>P(OR)2、>P(O)R、−
    OPO(OR)2、−PO(OH)2、>PSR、>P
    (SR)2(ただし、Rは炭素数1〜22の炭化水素
    基)から選ばれた少なくともひとつの極性基を有する含
    リン有機系化合物であることを特徴とする請求項7記載
    の磁気記録媒体。
  9. 【請求項9】非磁性基板上に強磁性金属薄膜を形成し、
    前記強磁性金属薄膜上に含酸素有機系化合物からなる防
    錆剤層を形成し、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を形成
    し、トップコート層として潤滑剤層を設けることを特徴
    とする磁気記録媒体。
  10. 【請求項10】含酸素有機系化合物が、酸素原子を含む
    複素環式化合物であることを特徴とする請求項9記載の
    磁気記録媒体。
  11. 【請求項11】含酸素有機系化合物が、−COOH、−
    COOR(ただし、Rは炭素数1〜22の炭化水素基)
    から選ばれた少なくともひとつの極性基を有する含酸素
    有機系化合物であることを特徴とする請求項9記載の磁
    気記録媒体。
  12. 【請求項12】防錆剤層上の炭素膜のビッカース硬度が
    1500kg/mm2以上であることを特徴とする請求
    項1、4、7、9のいずれかに記載の磁気記録媒体。
  13. 【請求項13】非磁性基板上に強磁性金属薄膜を真空成
    膜法で形成し、前記強磁性金属薄膜上に防錆剤層を有機
    蒸着法で、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を真空成膜法
    で、各々形成することを特徴とする磁気記録媒体の製造
    方法。
  14. 【請求項14】非磁性基板上に強磁性金属薄膜を真空成
    膜法で形成し、前記強磁性金属薄膜上に防錆剤層をプラ
    ズマCVD法で、さらにこの防錆剤層上に炭素膜を真空
    成膜法で、各々形成することを特徴とする磁気記録媒体
    の製造方法。
  15. 【請求項15】強磁性金属薄膜上の防錆剤層が、含窒素
    有機系化合物、含硫黄有機系化合物、含リン有機系化合
    物、含酸素有機系化合物から選ばれた少なくとも1種以
    上の有機系化合物からなる防錆剤層であることを特徴と
    する請求項13または14記載の磁気記録媒体の製造方
    法。
JP24121593A 1992-10-20 1993-09-28 磁気記録媒体およびその製造方法 Pending JPH06195696A (ja)

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JP4-281472 1992-10-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4901355A (en) * 1986-08-04 1990-02-13 Moore Michael R Combination multiple supported variable position audio intake control devices

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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