JPH0619542B2 - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JPH0619542B2
JPH0619542B2 JP25535386A JP25535386A JPH0619542B2 JP H0619542 B2 JPH0619542 B2 JP H0619542B2 JP 25535386 A JP25535386 A JP 25535386A JP 25535386 A JP25535386 A JP 25535386A JP H0619542 B2 JPH0619542 B2 JP H0619542B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はネガフイルムから印画紙へ画像を焼き付けるた
めの写真焼付装置に関する。
[従来の技術] 写真焼付装置では、一般にロール状に巻装された印画紙
を引き出し、この印画紙へネガフイルムから画像を焼き
付けるようになっている。なお、1ロール毎の印画紙へ
焼付けられる画像サイズは統一されている。
写真焼付装置には、ネガフイルムから印画紙へ画像を焼
き付けるだけでなく、印画紙へ画像を焼き付け後にその
連続する印画紙を画像毎にカッタで切断し、さらに切断
後の印画紙を次の処理装置、例えば現像装置へ送り出す
ようになっているものがある。
この場合、カツタで画像毎に切断された印画紙を搬送す
るために、カツタの印画紙送り方向下流側へ配置する搬
送ローラはカツタとの間隔を最小画像駒よりも短かくす
る必要があり、さらにこの搬送ローラの送り速度は現像
装置の処理速度に等しい。従って画像焼付部での焼付速
度は現像部での処理速度よりも速くできるものの、最小
画像駒よりも大きい画像を焼付けた後にカツタへと搬送
する場合に、先端が低速の搬送ローラに挟持されること
になるため、結局は低速の搬送としなければならず、装
置全体の処理速度が低いものとなる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記事実を考慮し、長尺の印画紙へそれぞれ種
々の焼付サイズに統一された画像を焼付後に、印画紙を
各焼付印画紙領域毎に切断する場合に、焼付部における
印画紙処理を迅速に行うことができる写真焼付装置を得
ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は長尺状の印画紙へ焼付サイズが統一された画像
を焼き付け、この焼付けた画像毎に印画紙を切断する印
画紙切断手段を備えた写真焼付装置であって、画像焼付
後に焼付印画紙領域の搬送方向下流側端部を前記印画紙
切断手段の切断位置へ位置決めするように印画紙を所定
量搬送する搬送手段と、前記印画紙切断手段よりも印画
紙送り出し方向下流へ複数の焼付サイズの内、最も小さ
い焼付サイズよりも短い距離だけ離れて配置され搬送手
段による焼付印画紙の搬送時に互いに離反され、かつ切
断後に焼付印画紙を挟持搬送する一対の第1挟持搬送ロ
ーラと、この一対の第1挟持搬送ローラよりも印画紙送
り出し方向下流へ前記最も小さい焼付サイズよりも短い
距離だけ離れて配置され搬送手段又は一対の第1挟持搬
送ローラによる焼付印画紙の搬送時に互いに離反され、
かつ焼付印画紙到達時に前記一対の第1挟持搬送ローラ
から受け渡される印画紙を挟持搬送する一対の第2挟持
搬送ローラと、前記一対の第1挟持搬送ローラによる焼
付印画紙の挟持搬送開始と同時に、次の画像焼付処理及
び切断位置への位置決めを行うことによって、切断され
た印画紙間に所定の間隔を持たせて搬送する搬送制御手
段と、を有している。
[作用] 上記構成の写真焼付装置では、例えばネガフイルムから
印画紙へ画像を焼付けた後に焼付印画紙領域の下流側端
部を搬送手段で印画紙切断位置へ送り出す。これによっ
て、焼付印画紙の先端部は焼付サイズが小さい場合に
は、互いに離反された一対の第1挟持搬送ローラ間を通
過する。その後、この印画紙を一対の第1挟持搬送ロー
ラで挟持した状態で印画紙切断手段によって切断する。
印画紙切断後は一対の第1挟持搬送ローラが所定の搬送
速度(例えば、次工程の処理装置の処理速度に合った低
速)で一対の第2挟持搬送ローラ間及び処理装置へと送
り出す。
一方、印画紙への焼付画像の大きさが印画紙送り出し方
向に比較的長い場合には、印画紙切断手段の下流へ送り
出される印画紙の先端部は搬送手段によって互いに離間
された一対の第1挟持搬送ローラ間及び第2挟持搬送ロ
ーラ間を通過して第2挟持搬送ローラと次の処理装置と
の間へと至った状態で画像毎に切断される。印画紙の切
断後は一対の第1挟持搬送ローラ及び第2挟持搬送ロー
ラが例えば、次工程の処理装置の処理速度に合った低速
で切断後の印画紙を挟持して次の処理装置へと送り出
す。
このため、焼付部においては第1、第2挟持搬送ローラ
の低速送りにも拘らず、印画紙の画像焼付処理等を独立
して高速で行うことができ、また、この画像焼付処理中
(搬送手段による搬送も含む)に前回の焼付印画紙は一
定量搬送されるため、画像焼付処理中における一対の第
1、第2挟持搬送ローラによる搬送速度を予め定めてお
けば、切断後の印画紙は所定の間隔(比較的短い間隔)
で、連続して次工程の処理装置へと送り込むことがで
き、装置全体の処理速度を向上することができる。
[実施例] 第1図から第3図には、本発明に係る写真焼付装置の実
施例が示されている。
写真焼付装置10では、第1図に示される如く、機台1
2の略中央部に焼付台14が略水平に設置され、ロール
状に巻装された印画紙16を焼付台14上に搭載させて
図示しないネガフイルムから印画紙16へと図示しない
光源からの焼付光で画像を焼き付けるようになってい
る。
機台12の一端部(第1図左側端部)には、搬送手段と
しての挟持搬送ローラ18,20,22が焼付台14の
一端部(第1図左側端部)に隣接して設置されている。
挟持搬送ローラ20,22は一端が軸28で揺動可能に
軸支されたアーム30の他端へブラケツト32を介して
支持されている。アーム30は引張コイルばね31によ
って第1図時計方向へ軸28まわりに付勢されており、
挟持搬送ローラ20,22は引張コイルばね31の付勢
力で挟持搬送ローラ18へ押圧されている。
この挟持搬送ローラ18,20,22では、挟持搬送ロ
ーラ18がモータ26の駆動力を受けて回転されるよう
になっており、これによってロール状に巻装された印画
紙16の先端部を挟持して印画紙16を焼付台14上に
比較的高速で送り込んで焼付台14上に搭載できるよう
になっている。モータ26は正逆回転により印画紙16
を上流側及び下流側へ搬送可能であるが印画紙16を焼
付台14上へ搭載した後に直ちに駆動が停止されるよう
になっており、これによって焼付台14上で図示しない
光源からの焼付光で印画紙16へと画像が焼き付けられ
るようになっている。また、モータ26は印画紙16へ
と画像を焼き付けた後、再び駆動を開始し、印画紙16
が焼付画像の1駒分だけ焼付台14の印画紙送り出し方
向下流へと送り出されると、再び駆動を停止されるよう
になっている。したがって、印画紙16へ画像駒が連続
して焼き付けられるようになっている。
一方、機台12の他端部、すなわち挟持搬送ローラ1
8,20,22の反対側の端部には、焼付台14上で画
像を焼き付けられた印画紙16を画像毎に切断するため
のカツタ34が焼付台14よりも印画紙送り出し方向下
流へ焼付台14に隣接して設置されている。カツタ34
は固定刃36と移動刃38とで構成され、移動刃38が
焼付台14上から送り出される印画紙16の搬送路を直
角に横切る方向へ移動されて固定刃36とで印画紙16
に剪断力を付与して印画紙16を切断できるようになっ
ている。移動刃38は図示しないモータの駆動力を受け
て移動される構成である。このモータは焼付台14上で
画像を焼き付けられた印画紙16が焼付台14から下流
へ送り出されて印画紙16の焼付画像部がカツタ34の
下流へ至った時に、すなわち印画紙16が一駒分だけ焼
付台14の下流へ移動されて次の画像を焼付可能とされ
た時に駆動されるようになっており、これによって焼付
台14上で画像を焼き付けられた印画紙16を画像毎に
カツタ34で切断できるようになっている。
しかし、画像駒が小さい場合には、焼付後に印画紙16
が画像駒寸法よりも大きく送られて切断され、再び上流
側へ戻されて先端切断部に隣接して焼付が行なわれるこ
とになる。
このカツタ34の印画紙送り出し方向下流には、第2図
に詳細に示される如くカツタ34で切断された印画紙1
6を他の処理装置である現像装置44へと送り出すため
の第1挟持搬送ローラ46,48、第2挟持搬送ローラ
50,52が印画紙送り出し方向に沿って順次配置され
ている。
第1挟持搬送ローラ46,48は前記焼付台14上でネ
ガフイルムから印画紙16へ焼き付けることができる最
小焼付画像駒の印画紙送り出し方向長さよりも若干短い
短離だけカツタ34から離間した位置に設置されて焼付
画像駒の大きさに拘らず、印画紙がカツタ34で切断さ
れた後にカツタ34と第1挟持搬送ローラ46,48と
の間の切断後印画紙にも駆動力を与えて搬送できるよう
になっている。
この第1挟持搬送ローラ46,48では、一方の第1挟
持搬送ローラ46がモータ58の駆動力を受けて比較的
低速(現像装置44内の印画紙搬送速度と同一速度)で
回転されるようになっている。この第1挟持搬送ローラ
46は駆動手段の一部であるソレノイド62を介して第
1挟持搬送ローラ48から離間可能に支持されている。
ソレノイド62は励磁されて第1挟持搬送ローラ46を
第2図上方へ移動させて第1挟持搬送ローラ48から離
間させるようになっている。このソレノイド62はモー
タ26の駆動時のみ、すなわち印画紙16が搬送されて
いる時のみ励磁されるようになっている。このソレノイ
ド62と第1挟持搬送ローラ46との間には、圧縮コイ
ルばね60が設けられ、第1挟持搬送ローラ46を第1
挟持搬送ローラ48へと押圧している。
したがって、第1挟持搬送ローラ46,48は印画紙1
6がカツタ34の下流へ送り出されてカツタ34で切断
される直前までは第1挟持搬送ローラ46がソレノイド
62の作動によって第1挟持搬送ローラ48から離間さ
れ、印画紙16がカツタ34で切断された後に第1挟持
搬送ローラ46が圧縮コイルばね60に付勢されて直ち
に第1挟持搬送ローラ48へ押圧され、印画紙16へ挟
持搬送力を付与するようになっている。
第2挟持搬送ローラ50,52は前記焼付台14上で印
画紙16へ焼き付けることができる最小焼付画像駒の印
画紙送り出し方向長さよりも若干短い距離だけ第1挟持
搬送ローラ46,48から離間した位置とされて切断後
の印画紙の長さに拘らず切断後の印画紙16に確実に駆
動力を与えて搬送できるようになっている。また、この
第2挟持搬送ローラ50,52はカツタ34からは焼付
台14上で焼き付けることができる最大焼付画像駒の印
画紙送り出し方向長さよりも若干短い距離だけ離間した
位置に設置されている。
この第2挟持搬送ローラ50,52では、一方の第2挟
持搬送ローラ50がモータ64の駆動力を受けて比較的
低速(現像装置44内の印画紙搬送速度と同一速度)で
回転されるようになっている。この第2挟持搬送ローラ
50は駆動手段の他の一部であるソレノイド68を介し
て第2挟持搬送ローラ52から離間可能に支持されてい
る。ソレノイド68は励磁されて第2挟持搬送ローラ5
0を第2図上方へ移動させて第2挟持搬送ローラ52か
ら離間させるようになっている。このソレノイド68と
第2挟持搬送ローラ50との間には、圧縮コイルばね6
9が設けられ、第1挟持搬送ローラ50を第2挟持搬送
ローラ52へと押圧している。
したがって、第2挟持搬送ローラ50,52は焼付台1
4上で印画紙16へ焼き付けられた画像が比較的大きい
場合であって、印画紙16がカツタ34の下流へ送り出
されてその画像毎にカツタ34で切断される直前までは
挟持搬送ローラ50がソレノイド68の作動によって挟
持搬送ローラ52から離間され、印画紙16がカツタ3
4で切断された後に挟持搬送ローラ50が圧縮コイルば
ね69に付勢されて直ちに挟持搬送ローラ52へ押圧さ
れようになっている。
この第2挟持搬送ローラ50,52と前記第1挟持搬送
ローラ46,48との間には、印画紙16の裏面へ印字
を行なうためのプリンタ70が設置されている。
これら第1挟持搬送ローラ46,48及び第2挟持搬送
ローラ50,52の印画紙送り出し方向下流には、ジヤ
ムセンサ71と、現像装置44の入口部に設けられた挟
持搬送ローラ72,74とが配置されている。ジヤムセ
ンサ71は第2挟持搬送ローラ50,52から送り出さ
れる印画紙16の先端部を検出できるようになってお
り、焼付後又はカツタの作動後の所定時間内に印画紙1
6の到着が検出できない場合に紙づまりを判断するよう
になっている。
挟持搬送ローラ72,74は前記焼付台14上でネガフ
イルムから印画紙16へ焼き付けることができる最大焼
付画像駒の印画紙送り出し方向長さよりも長い距離だけ
カツタ34から離間されている。またこれらの挟持搬送
ローラ72,74は焼付台14上でネガフイルムから印
画紙16へ焼き付けることができる最小焼付画像駒の印
画紙送り出し方向長さよりも若干短い距離だけ第2挟持
搬送ローラ50,52から離間されて切断印画紙の大き
さに拘らず駆動力を付与できるようになっている。この
挟持搬送ローラ72,74は一方が図示しない付勢手段
によって他方へ押圧されているとともに一方が現像装置
44の駆動力を受けて低速で回転されるようになってい
る。
次に本実施例の作用を説明する。
図示しない焼付開始ボタンが操作されると、モータ26
が駆動され、ロール状に巻装された印画紙16の先端部
が挟持搬送ローラ18,20,22によって焼付台14
上に送り込まれる。印画紙16の先端部が焼付台14上
に送られて焼付台14上に搭載されると、モータ26の
駆動が停止されて印画紙16の移動が停止し、ここで焼
付光によってネガフイルム上の画像が印画紙16へ焼き
付けられる。
印画紙16へ画像を焼き付けた後は再びモータ26が駆
動されて印画紙16が焼付台14の下流へと送り出され
る。印画紙16が焼付台14の下流へ焼付画像の印画紙
送り出し方向長さだけ送り出されると、モータ26が再
び停止されて印画紙16の移動が停止され、これによっ
て印画紙16へネガフイルムの画像が連動して焼き付け
られる。一方、焼付台14から下流へ送り出される焼付
後の印画紙16は焼付画像部間がカツタ34に対応する
とカツタ34によって画像毎に切断される。
第3図には、印画紙16の切断前後の印画紙の状態を切
断長さに対応して示した説明図である。第3図に実線で
示されているのは各長さの印画紙16A〜16Cをカツ
タ34で切断する直前の位置、一点鎖線及び二点鎖線は
切断後の各印画紙が連続して進行している位置、破線は
次の印画紙の先端がカツタ34から下流へ移動し始める
時の先行印画紙の位置を示す。
印画紙16を比較的短く切断する場合、すなわち印画紙
16へ焼き付けられた画像が印画紙送り出し方向に比較
的短い場合には、第3図の印画紙16A,16Bに示さ
れる如く、カツタ34で切断される直前の印画紙16
A,16Bの先端は第1挟持搬送ローラ46、48を通
り越して第2挟持搬送ローラ50,52の手前迄至るの
で、焼付後に印画紙16A,16Bが送られてくるとソ
レノイド62を駆動して第1挟持搬送ローラ46を第1
挟持搬送ローラ48から離して印画紙16A,16Bの
第3図実線位置への迅速な移動を可能とする。カツタ3
4による切断後は直ちにソレノイド62の駆動を停止し
て圧縮コイルばね60の付勢力により第1挟持搬送ロー
ラ46を第1挟持搬送ローラ48へ接近させて印画紙1
6A,16Bを挟持し、低速で第2挟持搬送ローラ5
0,52間を通して現像装置44へと送る。印画紙16
A,16Bが第1挟持搬送ローラ46、48間と第2挟
持搬送ローラ50,52間で挟持されている状態でプリ
ンタ70により印字作業が行なわれる。この間に先端の
画像部が切断された印画紙は再び焼付位置まで高速で戻
されて焼付作業が行なわれる。画像焼付後は再び前記の
作業が繰り返され、印画紙16A,16Bは実線位置へ
迅速に移動し、切断される。このため切断後の印画紙は
間隔を短く(寸法D)維持しながら連続して現像装置4
4へと送り込むことができる。この寸法Dは、前記切断
後の印画紙16が高速で戻され、焼付作業が行われ、切
断位置まで送り出される時間中に第1挟持搬送ローラ4
6,48が搬送可能な距離であり、モータ26による印
画紙16の搬送速度、焼付処理時間及び第1挟持搬送ロ
ーラ46,48による切断された印画紙16A16Bの
搬送速度によって決まるものである。
なお、この場合、ソレノイド68は常時停止され、第2
挟持搬送ローラ50,52は第1挟持搬送ローラ46,
48とは異なって常時印画紙16A,16Bを挟持搬送
できる状態とされる。したがって、すでにカツタ34で
切断された先行印画紙16A,16Bが第3図に破線で
示される位置に達した時に次の印画紙16A,16Bの
先端がカツタ34から下流へ移動し始めてもこの印画紙
16A,16Bが第3図実線位置へ至った時点で、既に
先行する切断後の印画紙は第3図一点鎖線位置まで移動
して寸法Dだけ先行しており、上記先行印画紙16A,
16Bと重なることがない。
次に印画紙16を比較的長く切断する場合、すなわち印
画紙16へ焼き付けられた画像が印画紙送り出し方向に
比較的長い場合について説明する。
この場合、第3図に図示の印画紙16Cに示される如
く、切断前の印画紙先端部はカツタ34で切断される直
前に第1挟持搬送ローラ46,48及び第2挟持搬送ロ
ーラ50,52を通り越した配置となるので第1挟持搬
送ローラ46及び第2挟持搬送ローラ50をソレノイド
62,68の作動によってそれぞれ第1挟持搬送ローラ
48及び第2挟持搬送ローラ52から離間させる。ここ
で印画紙16Cがカツタ34で切断され、切断後にソレ
ノイド62,68の駆動を停止すれば第1挟持搬送ロー
ラ46が第1挟持搬送ローラ48へ、第2挟持搬送ロー
ラ50が第2挟持搬送ローラ52へそれぞれ押圧され
る。このため切断後の印画紙は第1挟持搬送ローラ4
6,48、第2挟持搬送ローラ50、52に挟持されな
がら挟持搬送ローラ72,74間へ向けて低速で送り込
まれる。
切断後の印画紙16Cの先端部が挟持搬送ローラ72,
74間へ送られて第3図に破線で示される位置に至る
と、次の画像が焼き付けられた印画紙16Cがカツタ3
4の下流へと高速で送り出される。これと同時に第1挟
持搬送ローラ46が第1挟持搬送ローラ48から、第2
挟持搬送ローラ50が第2挟持搬送ローラ52からそれ
ぞれ離間されて切断前の印画紙16Cの先端を既に切断
されて進行している印画紙16Cの端部と狭い間隔(寸
法D)とした後に切断が行なわれ、さらに第1挟持搬送
ローラ46,48及び第2挟持搬送ローラ50,52に
よって挟持されて現像装置44へと送られる。従ってこ
の場合にも切断後の各印画紙は狭い間隔を維持しながら
送り出せ、装置全体としての処理速度が向上する。
なお、上記実施例では、カツタ34と現像装置44との
間に接離可能な一対の挟持搬送ローラを2組設けたが、
この挟持搬送ローラは最低限、印画紙の最大切断長さ/
印画紙の最小切断長さの整数組必要であり、必要に応じ
て3組以上設けるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明に係る写真焼付装置では、長
尺の印画紙へそれぞれ種々の焼付サイズに統一された画
像を焼付後に印画紙を各焼付印画紙領域毎に切断する場
合に、焼付部における印画紙処理を迅速に行うことがで
きる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された写真焼付装置の概略縦断面
図、第2図は第1図のII部詳細を示す縦断面図、第3図
は第1図のII部での印画紙送り状態を示す印画紙の流れ
図である。 10…写真焼付装置、 16…印画紙、18,20,22…挟持搬送ローラ、 44…現像装置、 46,48…第1挟持搬送ローラ、 50,52…第2挟持搬送ローラ、 62,68…ソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の印画紙へ焼付サイズが統一された
    画像を焼き付け、この焼付けた画像毎に印画紙を切断す
    る印画紙切断手段を備えた写真焼付装置であって、 画像焼付後に焼付印画紙領域の搬送方向下流側端部を前
    記印画紙切断手段の切断位置へ位置決めするように印画
    紙を所定量搬送する搬送手段と、 前記印画紙切断手段よりも印画紙送り出し方向下流へ複
    数の焼付サイズの内、最も小さい焼付サイズよりも短い
    距離だけ離れて配置され搬送手段による焼付印画紙の搬
    送時に互いに離反され、かつ切断後に焼付印画紙を挟持
    搬送する一対の第1挟持搬送ローラと、 この一対の第1挟持搬送ローラよりも印画紙送り出し方
    向下流へ前記最も小さい焼付サイズよりも短い距離だけ
    離れて配置され搬送手段又は一対の第1挟持搬送ローラ
    による焼付印画紙の搬送時に互いに離反され、かつ焼付
    印画紙到達時に前記一対の第1挟持搬送ローラから受け
    渡される印画紙を挟持搬送する一対の第2挟持搬送ロー
    ラと、 前記一対の第1挟持搬送ローラによる焼付印画紙の挟持
    搬送開始と同時に、次の画像焼付処理及び切断位置への
    位置決めを行うことによって、切断された印画紙間に所
    定の間隔を持たせて搬送する搬送制御手段と、 を有する写真焼付装置。
JP25535386A 1986-10-27 1986-10-27 写真焼付装置 Expired - Lifetime JPH0619542B2 (ja)

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