JPH06195336A - 文書編集方法及び文書編集装置 - Google Patents

文書編集方法及び文書編集装置

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JPH06195336A
JPH06195336A JP4344915A JP34491592A JPH06195336A JP H06195336 A JPH06195336 A JP H06195336A JP 4344915 A JP4344915 A JP 4344915A JP 34491592 A JP34491592 A JP 34491592A JP H06195336 A JPH06195336 A JP H06195336A
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JP
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JP4344915A
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Naoki Hayashi
直樹 林
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】論旨の展開の優れた文書を容易に作成すること
ができる。 【構成】文書ファイル管理部40には、所定の文書中の
各文毎に、論旨の構成に関する情報例えばトピック代表
文であるか否かを示す情報、当該所定の文書中の文の順
序を示す情報、トピック代表文とトピック代表文以外の
文との関連を示す情報、及び複数のトピック代表文とこ
れらに関連する全ての文から構成される集合を示す情報
に基づき編集操作を行う。編集制御部10は、文書ファ
イル管理部40の記憶内容に基づいて、トピック代表文
のみを、この文が属している所定の文書中の文の順序に
従って表示部30に表示する。また編集制御部10は、
トピック代表文以外の文が選択された際に、文書ファイ
ル管理部40の記憶内容に基づいて、当該選択された文
と、当該選択された文の直前のトピック代表文と、当該
選択された文の直後のトピック代表文とを表示部30に
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書の表示操作或いは
編集操作を実行する文書編集方法及び文書編集装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般に用いられているワードプロ
セッサ(コンピュータソフトウェアも含む)では、編集
方式としてウィズィウィグ(WYSIWYG)編集方式
あるいはアウトライン編集方式が採用されている。WY
SIWYG編集方式とは、印刷時に得られるのと同じペ
ージレイアウトを画面表示し、表示されたページ領域に
文書内容を挿入可能とする編集方式である。また、アウ
トライン編集方式とは、文書をいくつかの項目の階層構
造として表示し、各項目に対して文書内容の付加あるい
は項目の移動や転記などの編集操作を与える方式であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、論旨の展開
が優れた文書を作成するには、「理科系の作文技術」
(木下是雄著、中公新書624、中央公論社、1981)あ
るいは“The Elements of Style ,Third Edition ”
(W.Strunk Jr. and E.B.White, Macmillan Publishing
Co., Inc., 1979)等に述べられているように、ユーザ
が主張あるいは記述したいことを複数のトピック(小主
題)に分割し、各トピックを一つのパラグラフとして文
書を作成することが望ましい。つまり、パラグラフは文
書全体の論旨を構成する単位となる。
【0004】パラグラフには、そこで述べようとするト
ピックを概説的に一文で表した、いわゆるトピックセン
テンスが含まれるのが一般的である。また、トピックセ
ンテンスが存在しない場合には、パラグラフ中のいくつ
か重要な文がトピックを表現している。トピックセンテ
ンスあるいは重要な文は、そのトピックを代表している
と言える。
【0005】一つのパラグラフが一つのトピックについ
て述べるよう構成されるには、パラグラフ中の、トピッ
クセンテンス以外の文あるいは重要な文以外の文が、ト
ピックセンテンスあるいは重要な文に関連する事項を詳
細に述べるか、あるいは、トピックからトピックへの移
行を円滑にするつなぎの役目を果たさねばならない。ま
た、各文がこのような役割を果たすために、各文は適切
な長さをもち、簡潔に意図を伝えることが望まれる。
【0006】従って上述したようなことに注意しながら
編集作業を行なえば、論旨の展開が優れた文書をユーザ
は作成しやすくなる。
【0007】しかしながら、上記従来のWYSIWYG
編集方式及びアウトライン編集方式では、論旨の展開が
優れた文書を作成するのは困難であった。
【0008】すなわちWYSIWYG編集方式では、文
書編集中においても、編集操作の画面表示は最終的に得
たいレイアウトにしたがっている。文書の表示は、ペー
ジ数や行間隔や強調文字などすべて最終的に得たいレイ
アウトにしたがう。ユーザは、この表示内容を見なが
ら、文書内容の作成/推敲を行なわねばならない。例え
ば、最終的に得たいレイアウトが「一行36文字(ただ
し、かな漢字)、行間隔は一行の高さの半分」である場
合は、以下のような形式で画面表示される。
【0009】『文書エディタ、文書フォーマッタの発展
とともに、文書の表現形式もフラットテキストから、よ
り多くの情報を表現できるものへと進展してきた。最近
では、構造化文書が、文書を表現するのに有効であるこ
とが広く認められつつある。構造化文書とは、文書に構
造を導入して、文書の編集・レイアウト・検索・再利用
などの処理を容易にしたものである。ODAは、この構
造化文書の考え方に基づいて制定された文書体系であ
る。ODA文書の持つ基本的な構造は論理構造と割付け
構造とである。論理構造とは、章、節、段落、脚注、図
などの論理的な要素からなる木構造である。論理構造の
構成要素を論理オブジェクトという。論理構造によっ
て、目次の自動生成、章・節番号の自動採番、宣言的な
レイアウト指示が可能になる。また章見出しに「はじめ
に」という文字列が現れるような章を検索することも可
能である。割付け構造とは、ページ、カラム、ブロック
などの矩形領域からなる木構造である。割付け構造の構
成要素を割付けオブジェクトという。割付け構造は表示
・印刷のための構造であり、論理構造から自動的に生成
される。論理構造・割付け構造のほかに、ODAはジェ
ネリック論理構造・ジェネリック割付け構造を提供す
る。ジェネリック論理構造は論理構造の雛型を規定す
る。例えば、月報にはグループ名を表す論理オブジェク
トが必要であることを、ジェネリック論理構造で指定す
ることができる。同様にジェネリック割付け構造は割付
け構造の雛型を規定する。2カラムを持つA4縦ページ
のレイアウトを用いることを、ジェネリックレイアウト
構造で指定することができる。論理構造、割付け構造、
内容部、ジェネリック論理構造、ジェネリック割付け構
造の関係を明確にするため、ODAは文書処理モデルを
規定している。文書は編集処理、割付け処理、可視化処
理によって順に処理される。1) まず編集処理によっ
て、論理構造と内容部を作成する。ジェネリック論理構
造が存在すれば、それに従って論理構造を作成する。
2) つぎに割付け処理によって、論理構造と内容部を割
り付け、割付け構造と割付けられた(カラム幅に合わせ
て改行された等)内容部を得る。割付け構造の雛型とし
て、ジェネリック割付け構造を使用する。3) 最後に表
示処理によって、割付け構造と割り付けられた内容部
を、ディスプレイ画面に表示する、またはプリンタへ出
力する。』ここで、『』内の文書は画面表示されている
内容を表し、また行間隔は一行の高さの半分であるとす
る。
【0010】このような表示方式を採用しているWYS
IWYG方式においては、ユーザが文書編集の過程で各
文あるいは各パラグラフの理論的な繋がり具合を把握す
るのは難しい。また文書内容が複数のペーシにまたがる
ため、全体の構成を俯瞰するのに不向きである。
【0011】一方、アウトライン編集方式では、項目を
単位として編集操作が与えられている。しかしながら、
一つの項目はいくつでも文をもつことができ、複数のパ
ラグラフをもつことができる。また、アウトライン方式
の表示の基本は、ある項目に対して階層的に直下の項目
をすべてみせるか、すべて隠すかである。このため、各
項目に記述した文やパラグラフの論理的な繋がり、ある
いは、各項目間の文やパラグラフの論理的な繋がりに関
しては、アウトライン方式はユーザが注力できるような
表示や編集操作を提供しているとは言えず、有効な支援
となり得ていない。
【0012】以上説明したように上記従来技術において
は、文書編集において、文やトピックの理論的な繋がり
具合などに注意を払いながら編集作業を行うことは極め
て困難であり、このため、作成された文書は論旨の展開
に関して質の低いものになり易かった。
【0013】そこで、本発明は、論旨の展開の優れた文
書を容易に作成することができる文書編集方法及び文書
編集装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、文書の編
集操作を実行する文書編集方法において、文書中の各文
に対応して論旨の構成に関する情報を記憶し、この論旨
の構成に関する情報に基づいて前記文書に対する編集操
作を実行することを特徴としている。
【0015】第2の発明は、第1の発明において、前記
論旨の構成に関する情報は、パラグラフ中の小主題を概
説的に一文で表現したトピックセンテンス或いはパラグ
ラフ中の重要な文のいずれかを示すトピック代表文であ
るか否かを示す情報から構成されることを特徴として
る。
【0016】第3の発明は、表示手段に文書を表示しつ
つ、文書の作成及び編集を行う文書編集装置において、
所望の文に対して、パラグラフ中の小主題を概説的に一
文で表現したトピックセンテンス或いはパラグラフ中の
重要な文のいずれかを示すトピック代表文として指定す
る代表化指定手段と、所定の文書中の各文毎に、論旨の
構成に関する情報として前記トピック代表文であるか否
かを示す情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶
内容に基づいて、前記所定の文書を大局的又は局所的に
認識したときの前記トピック代表文を前記表示手段に表
示する制御手段とを具備している。
【0017】第4の発明は、第3の発明において、前記
制御手段は、書式付き文書を編集対象とする場合は、編
集の初期状態として、パラグラフ中の第1番目の文を前
記トピック代表文として認識し、又そのパラグラフ中の
第2番目の文以降の文を当該第1番目の文であるトピッ
ク代表文に関連する文として認識することを特徴として
いる。
【0018】第5の発明は、第3の発明において、前記
制御手段は、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、前記
所定文書中の文のうち前記トピック代表文のみを、前記
所定文書中の文の順序に従って前記表示手段に表示する
ことを特徴としている。
【0019】第6の発明は、第3の発明において、前記
記憶手段は、所定文書中の各文毎に、論旨の構成に関す
る情報としての前記トピック代表文であるか否かを示す
情報と、当該所定の文書中の文の順序を示す情報と、前
記トピック代表文と前記トピック代表文以外の文との関
連を示す情報とを記憶することを特徴としている。
【0020】第7の発明は、第6の発明において、前記
制御手段は、前記トピック代表文以外の文が選択された
際に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、当該選択さ
れた文と、当該選択された文の直前のトピック代表文
と、当該選択された文の直後のトピック代表文とを前記
表示手段に表示することを特徴としている。
【0021】第8の発明は、第6の発明において、前記
制御手段は、所望のトピック代表文が選択されたとき
は、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、当該所望のト
ピック代表文に関連する全ての文を、前記所定の文書中
の文の順序に従って前記表示手段に表示することを特徴
としている。
【0022】第9の発明は、第6の発明において、前記
制御手段は、前記トピック代表文以外の所望の文が選択
されたときは、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、当
該所望の文と当該所望の文に関連するトピック代表文と
を前記表示手段に表示することを特徴としている。
【0023】第10の発明は、第3の発明において、前
記記憶手段は、所定の文書中の各文毎に、論旨の構成に
関する情報としての前記トピック代表文であるか否かを
示す情報と、当該所定の文書中の文の順序を示す情報
と、前記トピック代表文と前記トピック代表文以外の文
との関連を示す情報と、複数のトピック代表文とこれら
に関連する全ての文から構成される集合を示す情報とを
記憶することを特徴としている。
【0024】第11の発明は、第9の発明において、前
記制御手段は、所望のトピック代表文が選択された際
に、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、当該所望のト
ピック代表文が属する集合に含まれている全てのトピッ
ク代表文を、前記表示手段に表示することを特徴として
いる。
【0025】第12の発明は、第9の発明において、前
記制御手段は、対象とする文書を書式付き文書としてフ
ァイルに保存する場合は、1つの集合を1つのパラグラ
フとして書式付けして保存することを特徴としている。
【0026】第13の発明は、第3の発明において、前
記表示手段は、編集対象となる1つの文を表示するため
の領域を示す編集対象文領域を、文書中の他の文を表示
するための領域とは独立して設けたことを特徴としてい
る。
【0027】第14の発明は、第13の発明において、
前記制御手段は、次の文を入力するための操作指示が与
えられると、当該編集対象文領域に記述された文をファ
イルの所定の位置に挿入すると共に当該編集対象文領域
の内容をクリアすることを特徴としている。
【0028】
【作用】第1の発明では、文書中の各文に対応して記憶
された論旨の構成に関する情報に基づいて、前記文書に
対する編集操作が実行される。
【0029】第2の発明では、第1の発明において、論
旨の構成に関する情報は、パラグラフ中の小主題を概説
的に一文で表現したトピックセンテンス或いはパラグラ
フ中の重要な文のいずれかを示すトピック代表文である
か否かを示す情報から構成される。
【0030】第3の発明では、代表化指定手段が、所望
の文に対して、パラグラフ中の小主題を概説的に一文で
表現したトピックセンテンス或いはパラグラフ中の重要
な文のいずれかを示すトピック代表文として指定する
と、記憶手段は、所定の文書中の各文毎に、論旨の構成
に関する情報としてトピック代表文であるか否かを示す
情報を記憶し、制御手段が、記憶手段の記憶内容に基づ
いて、上記所定の文書を大局的又は局所的に認識したと
きのトピック代表文を表示手段に表示する。
【0031】第4の発明では、第3の発明において、書
式付き文書は、編集の初期状態として、パラグラフ中の
第1番目の文がトピック代表文として認識され、又その
パラグラフ中の第2番目の文以降の文が当該第1番目の
文であるトピック代表文に関連する文として認識され
る。
【0032】第5の発明では、第3の発明において、ト
ピック代表文のみが、この文が属している所定の文書中
の文の順序に従って前記表示手段に表示される。
【0033】第6の発明は、第3の発明において、記憶
手段には、所定文書中の各文毎に、論旨の構成に関する
情報としてのトピック代表文であるか否かを示す情報
と、当該所定の文書中の文の順序を示す情報と、トピッ
ク代表文とトピック代表文以外の文との関連を示す情報
とが記憶される。
【0034】第7の発明は、第6の発明において、トピ
ック代表文以外の文が選択された際に、当該選択された
文と、当該選択された文の直前のトピック代表文と、当
該選択された文の直後のトピック代表文とが、表示手段
に表示される。
【0035】第8の発明は、第6の発明において、所望
のトピック代表文が選択されたときは、当該所望のトピ
ック代表文に関連する全ての文が、所定の文書中の文の
順序に従って表示手段に表示される。
【0036】第9の発明では、第6の発明において、ト
ピック代表文以外の所望の文が選択されたときは、当該
所望の文と当該所望の文に関連するトピック代表文とが
表示手段に表示される。
【0037】第10の発明では、第3の発明において、
記憶手段には、所定の文書中の各文毎に、論旨の構成に
関する情報としてのトピック代表文であるか否かを示す
情報と、当該所定の文書中の文の順序を示す情報と、ト
ピック代表文とトピック代表文以外の文との関連を示す
情報と、複数のトピック代表文とこれらに関連する全て
の文から構成される集合を示す情報とが記憶される。
【0038】第11の発明では、第9の発明において、
所望のトピック代表文が選択されると、当該所望のトピ
ック代表文が属する集合に含まれている全てのトピック
代表文が、表示手段に表示される。
【0039】第12の発明では、第9の発明において、
対象とする文書を書式付き文書としてファイルに保存す
る際には、1つの集合を1つのパラグラフとして書式付
けして保存される。
【0040】第13の発明では、第3の発明において、
表示手段には、編集対象となる1つの文を表示するため
の領域を示す編集対象文領域が、文書中の他の文を表示
するための領域とは独立して設けられている。
【0041】第14の発明では、第13の発明におい
て、次の文を入力するための操作指示が与えられると、
当該編集対象文領域に記述された文がファイルの所定の
位置に挿入されると共に当該編集対象文領域の内容がク
リアされる。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0043】図1は本発明に係る文書編集装置の一実施
例を示す機能ブロック図である。同図において、文書編
集装置は、編集制御部10、入力部20、表示部30、
文書ファイル管理部40、フラットテキストファイル管
理部50、ファイル変換部60を備えている。
【0044】編集制御部10は、本発明に係る文書編集
処理を実行するための編集制御プログラムと、これを実
行するための処理装置と、編集制御のための変数を保持
するためのメモリとを備えており、本実施例の編集装置
全体を制御する。なお編集制御部10は上述した制御手
段の機能を果している。
【0045】入力部20は、例えばキーボード及びマウ
スから構成された入力装置と、ハードウェアで実現され
た入力制御装置とを備えており、文字の入力と編集操作
の入力を行うものである。入力制御装置では、上記入力
装置から入力された信号を、文字列や所望の位置を指定
するためのカーサ(カーソルの1つである)のカーサ位
置などといった、編集制御部10が利用可能な情報へ変
換し、変換後の情報を保持する機能を有している。この
入力部20は、従来のワードプロセッサなどで用いられ
ている公知の技術で実現されている。
【0046】上述した表示手段の機能を果たす表示部3
0は、CRTと、ハードウェアで実現されている表示制
御装置とを備えており、画面表示をするためのものであ
る。この表示部30は、従来のワードプロセッサなどで
用いられている公知の技術で実現されている。
【0047】文書ファイル管理部40は、文書ファイル
を保持するためのメモリと、データ更新のためのプログ
ラムと、このプログラムを実行する処理装置とを備えて
おり、文書ファイルを保持し、編集制御部10の指令に
従って、文書ファイル中のデータを更新するためのもの
である。なお文書ファイル管理部40は上述した記憶手
段の機能を果たしている。
【0048】フラットテキストファイル管理部50は、
フラットテキストファイル(つまり文字コード及び制御
記号からなるテキストファイル)を保持するためのメモ
リと、データ更新のためのプログラムと、このプログラ
ムを実行する処理装置とを備えており、フラットテキス
トファイルを保持し、編集制御部10の指令に従って文
書ファイル中のデータを更新するためのものである。
【0049】ファイル変換部60は、ファイル変換のプ
ログラムと、このプログラムを実行するための処理装置
とを備えており、編集制御部10の指令に従って、文書
ファイルをフラットテキストファイルに変換すると共
に、その逆の変換をするためのものである。
【0050】なおこの実施例においては、パラグラフ中
のトピックセンテンスあるいは重要な文は、そのパラグ
ラフ中のトピックを代表していると言えるので、これら
の文をトピック代表文と定義する。
【0051】図2は、図1に示した文書編集装置を実現
するためのハードウェア構成を示すブロック図である。
同図において、文書編集装置は、文字を入力するための
キーボード210、文書を画面表示するためのCRT2
20、画面上で位置を指定しコマンド等を選択するため
のマウス230、本発明の文書編集方式に基づくプログ
ラム、文書ファイル、およびプログラム実行時の変数を
保持するためのメモリ240、上記プログラムを読み込
んでプログラムを実行すると共に上記各部を制御する中
央処理装置(CPU)250を備えている。
【0052】文書ファイルはファイル属性部とファイル
内容部とに分れている。ファイル属性部にはファイル名
が保持されている。ファイル内容部は図3に示す様に一
文を単位とした複数のデータフィールド300に区切ら
れている。図3において、各データフィールドは、さら
に、文字サブフィールド310、代表文フラグサブフィ
ールド320、代表文ポインタサブフィールド330、
前文ポインタサブフィールド340、後文ポインタサブ
フィールド350、集合番号サブフィールド360に分
れている。
【0053】文字サブフィールド310には、その文の
文字列が保持される。保持可能な文字数は全角文字で7
0字である。初期値は空をあらわす記号である。
【0054】代表文フラグサブフィールド320は、そ
の文がトピック代表文であるかを識別するために用いら
れる。ある文がトピック代表文かどうかはユーザにより
指定される。代表文フラグサブフィールド320は値と
して0または1をもち、値が1のときその文がトピック
代表文であることを示す。初期値は0である。
【0055】代表文ポインタサブフィールド330に
は、データフィールドへのポインタが保持される。初期
値はnull値である。これは、その文がトピック代表文で
ないときに、その文がどのトピック代表文に関連するか
を示すために用いられる。ここで関連するとは、トピッ
ク代表文に対して、その文が論証、例示など意味的な肉
付けを行なっていることをさす。
【0056】前文ポインタサブフィールド340には、
データフィールドへのポインタが保持される。これは、
その文の直前の文を示すために用いられる。初期値はnu
ll値である。
【0057】後文ポインタサブフィールド350には、
データフィールドへのポインタが保持される。これは、
その文の直後の文を示すために用いられる。初期値はnu
ll値である。
【0058】集合番号サブフィールド360には、0以
上の整数値が保持される。これは、複数のトピック代表
文とそれらに関連するすべての文からなる集合を識別す
るために用いられる。初期値は0である。
【0059】次に、本発明に係る文書編集操作を行うた
めのユーザインタフェースについて説明する。この実施
例では、ユーザインタフェースとして局所ビューと大域
ビューの2つのビューを有しており、これらのビューを
切り替えながら編集作業を行える様になっている。そこ
で次に、これらのビューについて詳細に説明する。
【0060】局所ビューの一例を図4に示す。図4にお
いて、局所ビュー400は、編集対象文領域411、直
前文領域412、直後文領域413、直前トピック代表
文領域421、直後トピック代表文領域422、代表化
指定領域430、前関連指定領域441、後関連指定領
域442、前挿入指定領域451、後挿入指定領域45
2、先頭文表示指定領域461、末尾文表示指定領域4
62、文抹消指定領域463、表示切替指定領域46
4、終了指定領域465、ファイル名指定領域471、
読み込み指定領域472、テキストファイル保存指定領
域473から構成されている。また画面上には、ユーザ
が各領域をさすためのカーサ480が表示されている。
カーサ430はマウスと連動して画面上を移動するよう
になっている。
【0061】編集対象文領域411は、編集対象となる
一つの文を表示し、この文に対して文字の挿入/削除を
行なうための領域である。この領域には、前記文書ファ
イルのうち、一つのデータフィールドの文字サブフィー
ルド310が保持する文字列が表示される。文書ファイ
ル中のどのデータフィールドが編集対象であるかは、メ
モリ中に変数edit-sntが確保され、そのデータフィール
ドへのポインタが変数edit-sntに代入されることで保持
される。この領域の文に対して文字の挿入/削除を行な
うと、その結果が文字サブフィールド310の文字列に
反映される。
【0062】編集対象文領域411には、全角文字で7
0文字までが入力可能である。キーボードから文字が入
力されこの領域内の文が51文字になった場合、或いは
後述する編集操作によりこの領域に表示された文が51
文字以上の文字数をもつ場合は、図5に示す様に、警告
500が表示される。この警告表示は、ユーザがマウス
230に設けられているマウスボタンを押すことにより
消えるようになっている。
【0063】編集対象文領域411に、文の終わりを示
す文字すなわち句点文字、又はピリオド文字及び2個の
スペース文字が連続したものが入力された場合は、この
文の編集作業は終了したと見なされる。このとき編集対
象文領域411内の内容はクリアされ、新たな文が入力
可能となる。これに伴い局所ビュー400中の他の領域
も表示が更新される。なお、新たに入力された文は、先
ほどまで編集対象になっていた文の直後に挿入されるよ
うに、文書ファイル中のデータフィールドが設定され
る。そして、このデータフィールドへのポインタが変数
edit-sntに代入される。
【0064】直前文領域412は、編集対象である文の
直前の文を表示するための領域である。直前の文は、変
数edit-sntがさすデータフィールドから辿れる。このデ
ータフィールドの前文ポインタサブフィールド340が
さすデータフィールドの、文字サブフィールド310が
保持する文字列が直前の文である。
【0065】直前文領域412にカーサ480を移動さ
せ、マウスのボタンを押下することにより、直前文領域
412に表示されている文を編集対象とすることができ
る。すなわち、直前の文にあたるデータフィールドへの
ポインタが、新たに変数edit-sntに代入される。編集対
象の変更に伴ない、局所ビュー400の領域の表示が更
新される。
【0066】なお直後文領域413、直前トピック代表
文領域421、直後トピック代表文領域422は、各
々、編集対象である文の直後の文、直前のトピック代表
文、直後のトピック代表文に関して、直前文領域412
と同一の機能を有している。
【0067】ここで、直前の文と直前のトピック代表文
とが等しい場合、すなわち、変数edit-sntがさすデータ
フィールドの前文ポインタサブフィールド340がさす
データフィールドに関して、その代表文フラグサブフィ
ールド320の保持する値が1の場合、直前トピック代
表文領域421には「・・・・直前の文に同じ・・・
・」が表示されるようになっている。直後の文と直後の
トピック代表文とが等しい場合も、上記同様にして、直
後トピック代表文領域422には「・・・・直後の文に
同じ・・・・」が表示されるようになっている。
【0068】また編集対象文領域411、直前文領域4
12及び直後文領域413の各領域内に表示される文字
は、同じ大きさで同じ字体の文字が使用される。また行
間隔は行の高さに等しくなるように設定されている。直
前トピック代表文領域421及び直後トピック代表文領
域422においても、上記同様の表示形式で文字が表示
される。
【0069】代表化指定領域430は、編集対象の文が
トピック代表文かどうかを示すための領域である。編集
対象の文がトピック代表文の場合、すなわち、変数edit
-sntがさすデータフィールドの代表文フラグサブフィー
ルド320の保持する値が1の場合は、この領域は塗り
潰される(図4では左斜線で示している)。そうでない
場合、すなわち、代表文フラグサブフィールド320の
保持する値が0の場合は、輪郭線だけが表示される。な
お代表化指定領域430は上述した代表化指定手段の機
能を果たしている。
【0070】編集対象の文がトピック代表文でないとき
に、この代表化指定領域430にカーサ480を移動さ
せ、マウス230のボタンを押下することにより、代表
化指定領域430内に表示されている文をトピック代表
文とすることができる。この操作により、まず、変数ed
it-sntがさすデータフィールドの代表文フラグサブフィ
ールド320に値「1」が代入される。次に、そのデー
タフィールドの代表文ポインタサブフィールド330に
null値が代入される。次に、前後のトピック代表文にあ
たる2つのデータフィールドが調べられ、これらの集合
番号サブフィールド360が同じ値をもつならば、その
値が、変数edit-sntがさすデータフィールドの集合番号
サブフィールド360に代入される。最後に、代表化指
定領域430と前関連指定領域441と後関連指定領域
442の表示が更新される。
【0071】前関連指定領域441は、編集対象の文が
直前のトピック代表文に関連することを示すための領域
である。編集対象の文がトピック代表文でなく、かつ、
編集対象である文のデータフィールドの代表文ポインタ
サブフィールド330がnull値以外を持ち、かつ、その
ポインタが直前のトピック代表文をさすポインタに等し
いとき、この領域は塗り潰される。そうでない場合は、
輪郭線だけが表示される。
【0072】後者の場合においては、前関連指定領域4
41にカーサを移動させ、マウス230のボタンを押下
することにより、編集対象の文(つまり編集対象文領域
411内の文)を直前のトピック代表文に関連づけする
ことができる。この操作により、まず、変数edit-sntが
さすデータフィールドの代表文フラグサブフィールド3
20に、値「0」が代入される。次に、直前のトピック
代表文であるデータフィールドをさすポインタが調べら
れ、このポインタが、変数edit-sntがさすデータフィー
ルドの代表文ポインタサブフィールド330に代入され
る。さらに、直前のトピック代表文であるデータフィー
ルドの集合番号サブフィールド320の値が、変数edit
-sntがさすデータフィールドの集合番号サブフィールド
320に代入される。最後に、代表化指定領域430と
前関連指定領域441と後関連指定領域442の表示が
更新される。
【0073】後関連指定領域442は、編集対象の文が
直後のトピック代表文に関連することを示すための領域
である。その機能は、前関連指定領域441で述べたも
のと同様である。
【0074】ここで、代表化指定領域430と前関連指
定領域441と後関連指定領域442とについて、表示
の点からみると、いずれかの領域にカーサ480が移動
され、マウス230のボタンが押下されると、その領域
が塗り潰されると同時に、他の2つの領域は輪郭線だけ
表示されることになる。
【0075】前挿入指定領域451は、編集対象である
文の直前に、新たな文を挿入することを指定するための
領域である。この領域にカーサ480を移動させ、マウ
ス230のボタンを押下することにより、以下の操作が
行なわれる。まず、文書ファイル中に新たなデータフィ
ールドが用意される。次に、変数edit-sntがさすデータ
フィールドの前文ポインタサブフィールド340の値
が、新たなデータフィールドの前文ポインタサブフィー
ルド340に代入される。そして、変数edit-sntの値
が、新たなデータフィールドの後文ポインタサブフィー
ルド350に代入される。次に、新たなデータフィール
ドの前文ポインタサブフィールド340の値がnull値で
なければ、その値が示すデータフィールドの後文ポイン
タサブフィールド350に、新たなデータフィールドへ
のポインタが代入される。そして、変数edit-sntがさす
データフィールドの前文ポインタサブフィールド340
に、新たなデータフィールドへのポインタが代入され
る。最後に、変数edit-sntへ新たなデータフィールドへ
のポインタが代入され、局所ビュー400中の他の領域
の表示が更新される。
【0076】後挿入指定領域452は、編集対象である
文の直後に、新たな文を挿入することを指定するための
領域である。その機能は、前挿入指定領域451で述べ
たものと同様である。
【0077】先頭文表示指定領域461は、文書ファイ
ルに保持されている先頭の文を、編集対象の文として表
示するための領域である。この領域にカーサ480を移
動させ、マウス230のボタンを押下することにより、
先頭にあたるデータフィールドへのポインタが変数edit
-sntに代入される。その後、局所ビュー400中の領域
の表示が更新される。
【0078】末尾文表示表示指定領域462は、文書フ
ァイルに保持されている最後の文を、編集対象の文とし
て表示するための領域である。その機能は、先頭文表示
指定領域461で述べたものと同様である。
【0079】文抹消指定領域463は、編集対象である
文を消去するための領域である。この領域にカーサ48
0を移動させ、マウス230のボタンを押下することに
より、以下の操作が行なわれる。まず、編集対象の文の
直前の文にあたるデータフィールドの後文ポインタサブ
フィールド350に、編集対象の文の直後の文にあたる
データフィールドへのポインタが代入される。次に、編
集対象の文の直後の文にあたるデータフィールドの前文
ポインタサブフィールド340に、編集対象の文の直前
の文にあたるデータフィールドへのポインタが代入され
る。そして、変数edit-sntがさすデータフィールドが、
メモリから消去される。最後に、編集対象の文の直後の
文にあたるデータフィールドへのポインタが変数edit-s
ntに代入され、局所ビュー400中の領域の表示が更新
される。
【0080】表示切替指定領域464は、局所ビュー4
00を後述する大域ビューに変更するための領域であ
る。この領域にカーサ480を移動させ、マウス230
のボタンを押下することにより、画面表示が大域ビュー
に切り替わる。
【0081】終了指定領域465は、編集を終了させる
ための領域である。この領域にカーサ480を移動さ
せ、マウス230のボタンを押下することにより、編集
処理が終了する。
【0082】ファイル名指定領域471は、入出力する
ファイルのファイル名を指定するための領域である。こ
の領域にカーサ480を移動させ、マウス230のボタ
ンを押下することにより、ファイル名をキーボード21
0から入力することが可能となる。入力された文字列
は、変数file-name の値としてメモリ上に保持され、フ
ァイル名指定領域471に表示される。
【0083】読み込み指定領域472は、編集するファ
イルの読み込みを指令するための領域である。この領域
にカーサを移動させ、マウス230のボタンを押下する
ことにより、次の操作が行なわれる。まず、変数file-n
ame に保持されたファイル名に一致するファイルがメモ
リから検索される。もし、そのようなファイルがあり、
且つそのファイルが上記文書ファイルの形式を持つもの
であれば、その検索された文書ファイルで先頭の文にあ
たるデータフィールドが検索され、更にそのデータフィ
ールドへのポインタが変数edit-sntに代入される。
【0084】また、もし、変数file-name に保持されて
いるファイル名に一致するファイルが存在し、そのファ
イルがフラットテキストファイルの形式を持つものなら
ば、そのフラットテキストファイルが上記文書ファイル
の形式のファイルに変換されてメモリ240に保持され
た後、変換後のファイルの先頭のデータフィールドへの
ポインタが変数edit-sntに保持される。なお、この際、
フラットテキストファイルの1つのパラグラフ(つまり
2つの改行文字に挟まれた文字列)に対して、そのパラ
グラフ中の第1番目の文がトピック代表文として、第2
番目の文以降の文が当該第1番目の文であるトピック代
表文に関連する文として、文書ファイル中のデータフィ
ールドの値が設定される。最後に、局所ビュー400中
の領域の表示が更新される。
【0085】テキストファイル保存指定領域473は、
編集した文書をフラットテキストファイルとしてメモリ
中に保存するための領域である。この領域にカーサを移
動させ、マウス230のボタンを押下することにより、
編集中の文書が変数file-name の値をファイル名として
もつフラットテキストファイルとして保持される。
【0086】このとき、1つの集合に属する複数の文が
1つのパラグラフとして見えるように、フラットテキス
トファイルに保存される。具体的には、文書ファイルの
データフィールドの文字サブフィールド310に保持さ
れた文字列が、文の順序にしたがって、順次フラットテ
キストファイルの最後に付加される。あるデータフィー
ルドの文字列を付加した後、そのデータフィールドと次
のデータフィールドとがある条件を満たしていると、改
行文字が一つ書き込まれる。
【0087】その条件は、 (1)2つのデータフィールドが集合番号サブフィール
ド360に異なる値を持つ場合。或いは、 (2)2つのデータフィールド共に集合番号サブフィー
ルド360に値「0」を持ち、且つ、以下のいずれかが
成り立つ場合。 (2a)2つのデータフィールド共に代表文フラグサブ
フィールド320の値が「1」の場合。 (2b)代表文フラグサブフィールド320の値が異な
り、代表文フラグサブフィールド320の値が「0」の
データフィールドの代表文ポインタサブフィールド33
0が、代表文フラグサブフィールド320の値が「1」
のデータフィールドをさしていない場合。 (2c)2つのデータフィールド共に代表文フラグサブ
フィールド320の値が「0」で、且つ2つのデータフ
ィールドの代表文ポインタサブフィールド340が異な
る場合。
【0088】以上で局所ビューについて説明したので、
次にユーザインタフェースとしての大域ビューについて
説明する。
【0089】大域ビューの一例を図6に示す。同図にお
いて、大域ビュー600は、代表文表示領域610、代
表文表示下方スクロール指定領域620、代表文表示上
方スクロール指定領域630、関連文表示領域640、
関連文表示下方スクロール指定領域650、関連文表示
上方スクロール指定領域660、集合化指定領域67
1、非集合化指定領域672、文移動指定領域673、
表示切替指定領域674、終了指定領域675から構成
される。また、局所ビュー400と同様に、画面上に
は、カーサ680が表示される。
【0090】代表文表示領域610は、文書ファイル中
のすべてのトピック代表文を、その順番にしたがって表
示するための領域である。また、後述する移動操作の指
定のためにも用いられる。
【0091】代表文表示領域610に表示される文字
は、同じ大きさと同じ字体の文字が使用される。また行
間隔は行の高さに等しくなるように設定されている。ト
ピック代表文は、各文ごとに改行され、それらの順番に
従って上から下へと並べて表示される。
【0092】トピック代表文の表示は、右に一文字分イ
ンデントされている。代表文表示領域610の左端一文
字分には、各トピック代表文の行頭に、三角マーク69
1が挿入されるようになっている。複数の三角マークが
矩形692で囲われる場合がある。これは、これら三角
マークが行頭につくトピック代表文は同じ集合の要素で
あることを示す。文書ファイル上は、これらのトピック
代表文にあたる複数のデータフィールドが、その集合番
号サブフィールド360に同じ正の整数値をもってい
る。集合化操作については後述する。
【0093】代表文表示領域610にカーサ680を移
動させ、マウスのボタンを押下することにより、カーサ
680の最も近くに表示されているトピック代表文を選
択することができる。選択されたトピック代表文は矩形
693で囲われる。また、選択されたトピック代表文に
あたるデータフィールドへのポインタは、変数slct-snt
の値としてメモリに保持される。
【0094】代表文表示下方スクロール指定領域620
は、代表文表示領域610の表示内容を下方へスクロー
ルさせるための領域である。この領域にカーサ680を
移動させ、マウス230のボタンを押下することによ
り、代表文表示領域610の表示内容が順次下方へスク
ロールされる。
【0095】代表文表示上方スクロール指定領域630
は、代表文表示領域610の表示内容を上方へスクロー
ルさせるための領域である。この領域にカーサ680を
移動させ、マウス230のボタンを押下することによ
り、代表文表示領域610の表示内容が順次上方へスク
ロールされる。
【0096】関連文表示領域640は、代表文表示領域
610で選択されているトピック代表文(つまり矩形6
93で囲まれているトピック代表文)及びそれに関連す
る全ての文を表示するための領域である。また、後述す
る移動操作の指定のためにも用いられる。
【0097】代表文表示領域610でトピック代表文が
新たに選択されると、関連文表示領域640の表示内容
も更新される。関連文表示領域640には、トピック代
表文及びそれに関連する全ての文が、文毎に改行され、
その順番に従って上から下へと表示される。文の表示の
際には、代表文表示領域610と同様に、同じ大きさと
同じ字体の文字が使用される。また行間隔は行の高さに
等しくなるように設定されている。表示対象の文に当た
るのは、文書ファイルのデータフィールドの内、その代
表文ポインタサブフィールド330が保持するポインタ
が、変数slct-sntに保持されたポインタに一致するもの
と、変数slct-sntがさしているデータフィールドであ
る。これらは、変数slct-sntに保持されたポインタがさ
すデータフィールドから順次辿ることができる。
【0098】関連文表示領域640内に表示されている
各文は、代表文表示領域610と同様に、右に一文字分
インデントされている。表示された文のうちでトピック
代表文にのみ、行頭に三角マーク694が挿入される。
また、関連文表示領域640内の各文は、代表文表示領
域610のものと同様に、マウス230を用いて選択す
ることができる。選択された文にあたるデータフィール
ドへのポインタは、変数slct-sntに保持される。
【0099】関連文表示下方スクロール指定領域650
は、関連文表示領域640の表示内容を下方へスクロー
ルさせるための領域である。この領域にカーサ680を
移動させ、マウス230のボタンを押下することによ
り、関連文表示領域640の表示表示が順次下方へスク
ロールされる。
【0100】関連文表示上方スクロール指定領域660
は、関連文表示領域640の表示内容を上方へスクロー
ルさせるための領域である。この領域にカーサ680を
移動させ、マウス230のボタンを押下することによ
り、関連文表示領域640の表示内容が順次上方へスク
ロールされる。
【0101】集合化指定領域671は、複数のトピック
代表文とそれに関連する全ての文とを、1つの集合とす
るための領域である。この領域にカーサ680を移動さ
せ、マウス230のボタンを押下することにより、以下
の操作が行なわれる。
【0102】最初に、変数slct-sntに保持されたポイン
タがさすデータフィールドが、トピック代表文にあたら
ない、すなわち、そのデータフィールドの代表文フラグ
サブフィールドの値が「0」であれば、集合化は指定さ
れなかったものと見なし何もしない。そうでなければ、
マウス230のボタンが押下されるのを待つ。マウスボ
タンが押下された時に、カーサ680が代表文表示領域
610中に存在していない場合は、集合化は指定されな
かったものと見なし何もしない。そうでなければ、カー
サ680の最も近くに表示されているトピック代表文が
検索され、そのデータフィールドへのポインタが、変数
traget-sntの値としてメモリに保持される。
【0103】次に、変数slct-sntに保持されたポインタ
がさすデータフィールドの、集合番号サブフィールド3
60の値が「0」であれば、ある正の整数値がこのサブ
フィールド360に代入される。ここで、その正の整数
値は、その時点までで文書ファイル中の全ての集合番号
サブフィールド360で用いられていない値が用いられ
る。次に、この集合番号サブフィールド360の値が、
変数target-sntに保持されたポインタがさすデータフィ
ールドまで、文の順序に従って順番に各データフィール
ドの集合番号サブフィールド360に代入される。さら
に、変数target-sntの値がさすデータフィールドへのポ
インタを代表文ポインタサブフィールド330の値とし
て持つデータフィールドの集合番号サブフィールド36
0に、上記集合番号サブフィールド360の値が代入さ
れる。最後に、代表文表示領域610の表示が更新され
る。
【0104】非集合化指定領域672は、複数のトピッ
ク代表文およびこれらに関連する文からなる集合を抹消
するための領域である。この領域にカーサ680を移動
させ、マウス230のボタンを押下することにより、以
下の操作が行なわれる。
【0105】まず、変数slct-sntに保持されたポインタ
がさすデータフィールドが、トピック代表文にあたらな
い、すなわち、そのデータフィールドの代表文フラグサ
ブフィールド320の値が「0」であれば、非集合化は
指定されなかったものと見なされ、何もされない。そう
でなければ、変数slct-sntに保持されたポインタがさす
データフィールドの集合番号サブフィールド360の値
が調べられ、この値と同じ値を保持する集合番号サブフ
ィールド360を含む全てのデータフィールドの集合番
号サブフィールド360に、値「0」が代入される。最
後に、代表文表示領域610の表示が更新される。
【0106】移動指定領域673は、文の順序を変更す
るための領域である。順序の変更には、文を単位とする
もの、1つのトピック代表文とこれと関連する全ての文
とを単位とするもの、複数のトピック代表文とこれらに
関連する全ての文からなる集合を単位とするものの3種
類がある。どの種類の順序の変更が起こるかは、変数sl
ct-sntに保持された値と、マウス230のボタンが押下
されたときのカーサ680の位置に依存する。なお上述
した3種類の順序の変更操作については後述する。
【0107】表示切替指定領域674は、局所ビュー4
00に表示を切り換えるための領域である。この領域に
カーサ680を移動させ、マウス230のボタンを押下
することにより、変数slct-sntの値がnull値でなけれ
ば、その値が変数edit-sntに代入され、その変数がさす
データフィールドを編集対象の文とする局所ビュー40
0に表示が切り替わる。もしnull値であれば、文書ファ
イル中の最後の文にあたるデータフィールドへのポイン
タが変数edit-sntに代入され、それを編集対象の文とす
る局所ビュー400に表示が切り替わる。
【0108】終了指定領域675は、編集を終了させる
ための領域である。この領域にカーサ680を移動さ
せ、マウス230のボタンを押下することにより、編集
処理が終了する。
【0109】次に移動指定領域673で説明した3種類
の順序の変更操作の詳細について説明する。
【0110】移動指定領域673にカーサ680が移動
され、マウス230のボタンが押下されたときは、ま
ず、変数slct-sntに保持されたポインタがさすデータフ
ィールドが調べられる。このデータフィールドの代表文
フラグサブフィールド320の値が0であれば、文を単
位とする順序の変更となる。そうでない場合は、次にマ
ウス230のボタンが押下された時のカーサ680の位
置が代表文表示領域610の左端一文字分の内側であっ
た場合は、複数のトピック代表文とそれらに関連する全
ての文からなる集合を単位とする順序の変更となる。ま
た、そのカーサ680の位置が代表文表示領域610の
左端一文字分より右側のときは、1つのトピック代表文
とこれと関連する全ての文とを単位とする順序の変更と
なる。いずれの場合も、カーサ680に最も近いトピッ
ク代表文にあたるデータフィールドへのポインタが変数
target-sntに代入される。但し、カーサ680が代表文
表示領域610の上端に触れている場合は、変数target
-sntにnull値が代入される。なお、カーサ680の位置
が代表文表示領域610以外であった場合は、移動の指
定は取り消されたと見なされる。順序の変更が終了した
後、代表文表示領域610および関連文表示領域640
の表示内容が更新される。
【0111】次に、文を単位とする順序の変更の場合の
操作について説明する。
【0112】まず、次にマウス230のボタンが押下さ
れた時のカーサ680の位置が関連文表示領域640の
内側でない場合は、移動の指定は取り消されたと見なさ
れ、何もされない。そうでなければ、カーサ680の最
も近くに表示されている文が探され、その文にあたるデ
ータフィールドへのポインタが変数target-sntに代入さ
れる。ただし、カーサ680が関連文表示領域640の
上端に触れている場合は、変数target-sntにnul 値が代
入される。
【0113】変数target-sntに保持される値がnull値で
なければ、変数slct-sntの値がさすデータフィールド
が、文の順序上、変数target-sntの値がさすデータフィ
ールドの直後になるように、関係するデータフィールド
の前文ポインタフィールドの値と後文ポインタサブルフ
ィールドの値とが変更される。一方、null値の場合は、
変数slct-sntの値がさすデータフィールドが、関連文表
示領域640に表示された先頭の文の直前に移動するよ
うに、関係するデータフィールドの前文ポインタサブフ
ィールドの値と後文ポインタサブフィールドの値とが変
更される。
【0114】次に、複数のトピック代表文とこれらに関
連する全ての文からなる集合を単位とする順序の変更の
場合の操作について説明する。
【0115】この場合は、変数slct-sntで示されるトピ
ック代表文を含む集合が、変数target-sntで示されるト
ピック代表文を含む集合の直後に移動される。ただし、
変数target-sntの値がnull値であれば、その集合は文書
の先頭に移動される。
【0116】すなわち、変数slct-sntの値がさすデータ
フィールドの集合番号サブフィールドが調べられる。も
しこの値が0でなければ、変数slct-sntがさすデータフ
ィールドの集合番号サブフィールド360の値と同じ値
を、集合番号サブフィールド360に持つデータフィー
ルドのうちで、文の順序上、最も前のデータフィールド
へのポインタがメモリ中の変数head-pに保持され、最も
後ろのデータフィールドへのポインタがメモリ中の変数
tail-pに保持される。変数slct-sntの値がさすデータフ
ィールドの集合番号サブフィールド360の値が0なら
ば、変数slct-sntがさすデータフィールドと、このデー
タフィールドへのポインタを代表文ポインタサブフィー
ルド330に持つデータフィールドとのうちで、文の順
序上、最も前のデータフィールドへのポインタがメモリ
中の変数head-pに保持され、最も後ろのデータフィール
ドへのポインタがメモリ中の変数tail-pに保持される。
【0117】次に、変数head-pがさすデータフィールド
の前文ポインタサブフィールド340がさすデータフィ
ールドが、変数tail-pがさすデータフィールドの後文ポ
インタサブフィールド350がさすデータフィールドの
直前の文となるように、これら2つのデータフィールド
の前文ポインタサブフィールド340の値及び後文ポイ
ンタサブフィールド350の値が変更される。
【0118】次に、変数target-sntに保持される値がnu
ll値かどうかが調べられる。もし、null値であれば、先
頭の文にあたるデータフィールドに対して、変数tail-p
がさすデータフィールドが直前の文となるように、これ
ら2つのデータフィールドの前文ポインタサブフィール
ド340の値及び後文ポインタサブフィールド350の
値が変更される。この場合は、ここで順序変更の操作が
終了する。
【0119】変数target-sntに保持される値がnull値で
なければ、変数target-sntの値がさすデータフィールド
の集合番号サブフィールド360が調べられる。もしこ
の値が0でなければ、変数target-sntがさすデータフィ
ールドの集合番号サブフィールド360の値と同じ値
を、集合番号サブフィールド360に持つデータフィー
ルドのうちで、文の順序上、最も後ろのデータフィール
ドへのポインタがメモリ中の変数t-tail-pに保持され
る。変数target-sntの値がさすデータフィールドの集合
番号サブフィールド360の値が0であれば、変数targ
et-sntがさすデータフィールドと、このデータフィール
ドへのポインタを代表文ポインタサブフィールド330
に持つデータフィールドとのうちで、文の順序上、最も
後ろのデータフィールドへのポインタがメモリ中の変数
t-tail-pに保持される。
【0120】次に、変数head-pがさすデータフィールド
が、変数t-tail-pがさすデータフィールドの直後の文と
なるように、これら2つのデータフィールドの前文ポイ
ンタサブフィールド340の値及び後文ポインタサブフ
ィールド350の値が変更される。最後に、変数tail-p
がさすデータフィールドが、変数t-tail-pがさすデータ
フィールドの後文ポインタサブフィールド350がさす
データフィールドの直前の文となるように、これら2つ
のデータフィールドの前文ポインタサブフィールド34
0及び後文ポインタサブフィールド350の値が変更さ
れる。
【0121】最後に、1つのトピック代表文とこれに関
連する全ての文とを単位とする順序の変更の場合の操作
について説明する。
【0122】まず、変数slct-sntで示されるトピック代
表文とこれに関連する全ての文からなる単位が、変数ta
rget-sntで示されるトピック代表文とこれに関連する全
ての文からなる単位に対して、文の順序上、直後に挿入
されるように文の順序が変更される。ただし、変数targ
et-sntの値がnull値であれば、その単位は文書の先頭に
移動される。具体的な手順は、上記の集合の順序変更と
同様である。
【0123】この順序変更後、もし、変数slct-sntで示
されるトピック代表文の直前のトピック代表文及び直後
のトピック代表文が、同じトピック代表文の集合に属し
ているならば、変数slct-sntで示されるトピック代表文
も同じ集合に属するように変更される。すなわち、変数
slct-sntの値がさすデータフィールドの集合番号サブフ
ィールド360に、その集合を示す値が代入される。
【0124】係る構成において、文書編集装置の文書編
集処理について、図7乃至図28、上述した図1、図3
乃至図6を参照して説明する。
【0125】なお、図7乃至図15は局所ビューに対す
る操作時の処理動作を示すフローチャードであり、図1
6乃至図8は大域ビューに対する操作時の処理動作を示
すフローチャードである。
【0126】図7に示すように、編集制御部10は、局
所ビューを表示部30に画面表示し(ステップ70
1)、次に変数edit-sntの値がnull値であるか否かを判
断し(ステップ702)、null値でない場合は、変数ed
it-sntがさすデータフィールドを編集対象の文として、
局所ビューにおける関連する全ての領域内の表示内容を
更新し(ステップ703)、更に、変数file-name に保
持されている値を、ファイル名指定領域471に表示す
る(ステップ704)。
【0127】ステップ704終了後は、編集制御部10
は、マウス230のマウスボタンが押下されたか否かを
判断し(ステップ705)、押下されない場合には、押
下されるまで待機し、一方、押下された場合は、カーサ
480の位置は終了指定領域465内か否かを判断する
(ステップ706)。なおステップ702において値が
nullの場合はステップ705に進む。
【0128】ステップ706において、終了指定領域4
65内の場合には処理を終了し、一方、終了指定領域4
65内でない場合は、文の長さの警告表示がされている
否かを判断し(ステップ707)、警告表示されている
場合にはその警告表示を消去し(ステップ708)、そ
の後、ステップ705に戻る。一方、ステップ708に
おいて、警告表示されていない場合は、カーサ480の
位置は編集対象文領域411内か否かを判断する(ステ
ップ709)。
【0129】ステップ709において、編集対象文領域
411内でない場合には後述する図9に示される処理手
順が実行され、一方、編集対象文領域411内の場合は
後述する図12に示される処理手順が実行される。
【0130】次に、上述した図7のステップ709にお
いて「NO」の場合の処理について、図8を参照して説
明する。
【0131】編集制御部10は、カーサ480の位置は
直前文領域412内に存在しているか否かを判断する
(ステップ801)。ここで、存在している場合は、直
前の文であるデータフィールドへのポインタを変数edit
-sntに代入し、局所ビューにおける関連する全ての領域
の表示を更新する(ステップ802)。ステップ802
を終了した後は図7のステップ705に戻る。
【0132】ステップ801において存在していない場
合は、カーサ480の位置は直後文領域413内に存在
しているか否かを判断する(ステップ803)。ここ
で、存在している場合は、直後の文であるデータフィー
ルドへのポインタを変数edit-sntに代入し、局所ビュー
における関連する全ての領域の表示を更新する(ステッ
プ804)。ステップ804を終了した後は図7のステ
ップ705に戻る。
【0133】上記ステップ803において存在していな
い場合は、カーサ480の位置は直前トピック代表文領
域421内に存在しているか否かを判断する(ステップ
805)。ここで、存在している場合は、直前の代表文
であるデータフィールドへのポインタを変数edit-sntに
代入し、局所ビューにおける関連する全ての領域の表示
を更新する(ステップ806)。ステップ806を終了
した後は図7のステップ705に戻る。
【0134】上記ステップ805において存在していな
い場合は、カーサ480の位置は直後トピック代表文領
域422内に存在しているか否かを判断する(ステップ
807)。ここで、存在している場合は、直後の代表文
であるデータフィールドへのポインタを変数edit-sntに
代入し、局所ビューにおける関連する全ての領域の表示
を更新する(ステップ808)。ステップ808を終了
下後は図7のステップ705に戻る。
【0135】上記ステップ807において存在していな
い場合は、カーサ480の位置は代表化指定領域430
内に存在しているか否かを判断する(ステップ80
9)。ここで、存在している場合には後述する図11に
示される処理手順を実行する。
【0136】一方ステップ809において存在しない場
合は、カーサ480の位置は前関連指定領域441内に
存在しているか否かを判断する(ステップ810)。こ
こで、存在している場合は、直前の代表文にあたるデー
タフィールドへのポインタを、変数tmp-p に代入する
(ステップ811)。ステップ811を終了した後は後
述する図12に示される処理手順が実行される。
【0137】上記ステップ810において存在しない場
合は、カーサ480の位置は後関連指定領域441内に
存在しているか否かを判断する(ステップ812)。こ
こで、存在している場合は、直後の代表文にあたるデー
タフィールドへのポインタを、変数tmp-p に代入する
(ステップ813)。ステップ813を終了した後は後
述する図12に示される処理手順が実行される。
【0138】上記ステップ812において存在しない場
合は、図9に示される処理手順を実行する。即ち、図9
に示す様に、編集制御部10は、カーサ480の位置は
前挿入指定領域451内に存在しているか否かを判断す
る(ステップ901)。
【0139】ここで、存在する場合には後述する図13
に示される処理手順を実行し、一方、存在していない場
合は、カーサ480の位置は前挿入指定領域451内に
存在しているか否かを判断する(ステップ902)。
【0140】ここで、存在する場合には後述する図14
に示される処理手順を実行し、一方、存在していない場
合は、カーサ480の位置は先頭文表示指定領域461
内に存在しているか否かを判断する(ステップ90
3)。
【0141】ここで、存在している場合は、先頭の文で
あるデータフィールドへのポインタを変数edit-sntに代
入し、局所ビューにおける関連する全ての領域の表示を
更新する(ステップ904)。ステップ904を終了し
た後は図7のステップ705に戻る。
【0142】ステップ903において存在しない場合
は、カーサ480の位置は末尾文表示指定領域462内
に存在しているか否かを判断する(ステップ905)。
【0143】ここで、存在している場合は、最後の文で
あるデータフィールドへのポインタを変数edit-sntに代
入し、局所ビューにおける関連する全ての領域の表示を
更新する(ステップ906)。ステップ906を終了し
た後は図7のステップ705に戻る。
【0144】ステップ905において存在していない場
合は、カーサ480の位置はファイル名指定領域471
内に存在しているか否かを判断する(ステップ90
7)。
【0145】ここで、存在している場合は、キーボード
210から入力される文字列を変数file-name に代入
し、次にその文字列をファイル名指定領域471内に表
示する(ステップ908)。ステップ908終了後は図
7のステップ705に戻る。
【0146】ステップ907において存在しない場合
は、カーサ480の位置は読み込み指定領域472内に
存在しているか否かを判断する(ステップ909)。
【0147】ここで、存在している場合には後述する図
15に示される処理手順を実行し、一方、存在していな
い場合は、カーサ480の位置はテキストファイル保存
指定領域473内に存在しているか否かを判断する(ス
テップ910)。
【0148】ここで、存在している場合は、ファイル変
換部60にファイル変換命令を発行する。すると現在編
集の文書ファイルが、ファイル変換部60によってフラ
ットテキストファイルに変換された後、変数file-name
の名前を持つフラットテキストファイルとしてフラット
テキストファイル管理部50に保存される(ステップ9
11)。ステップ911を終了した後は図7のステップ
705に戻る。
【0149】上記ステップ910において存在していな
い場合は、カーサ480の位置は表示切替指定領域46
4内に存在しているか否かを判断する(ステップ91
2)。ここで、存在している場合には後述する図15に
示される処理手順を実行し、一方、存在していない場合
は図7のステップ705に戻る。
【0150】次に上述した図7のステップ709におい
て、カーサ480の位置が編集対象文領域411に存在
している場合の処理について図10を参照して説明す
る。
【0151】図10において、編集制御部10は、カー
サ480の位置が編集対象文領域411内に存在してい
る状態で、マウス230のマウスボタンが押下されたか
否かを判断する(ステップ1001)。
【0152】ここで、押下されない場合は、キーボード
210から文字が入力されたか否かを判断する(ステッ
プ1002)。ここで、文字が入力されない場合にはス
テップ1001に戻り、一方、文字が入力された場合
は、変数edit-sntがさすデータフイールドの文字サブフ
ィールド310に、入力された文字を加え、更に編集対
象文領域411の表示内容を更新し(ステップ100
3)、その後、入力された文字は句点文字か否かを判断
する(ステップ1004)。
【0153】ここで、句点文字の場合には後述する図1
4に示される処理手順を実行し、一方、句点文字でない
場合は、入力された文字はスペース文字で、且つ、その
文字の前はピリオド文字とスペース文字か否かを判断す
る(ステップ1005)。
【0154】ここで、そうであれば、図14に示される
処理手順を実行し、一方、そうでなければ、文字サブフ
ィールド310内の文字の数が全角で51であるかを判
断する(ステップ1006)。
【0155】ここで、そうでなければステップ1001
に戻り、一方、そうであれば文の長さの警告表示を行い
(ステップ1007)、その後ステップ1001に戻
る。
【0156】ステップ1001においてマウスボタンが
押下された場合は、文の長さの警告表示があるかを判断
し(ステップ1008)、表示があれば、その警告表示
を消し(ステップ1009)、その後、ステップ100
1に戻り、一方、表示がなければ、図7のステップ70
6に移行する。
【0157】次に、上述した図8のステップ809にお
いて、カーサ480の位置が代表化指定領域430の位
置に存在する場合の処理について、図11を参照して説
明する。
【0158】文書ファイル管理部40は、編集制御部1
0からの指令に従って、変数edit-sntがさすデータフィ
ールドの代表文フラグサブフィールド320に値1を代
入すると共に(ステップ1101)、次に変数edit-snt
がさすデータフィールドの代表文ポインタサブフィール
ド330にnull値を代入し(ステップ1102)、その
後、直前のトピック代表文と直後のトピック代表文の集
合番号は等しいか否かを判断する(ステップ110
3)。
【0159】ここで、等しい場合は、変数edit-sntがさ
すデータフィールドの集合番号サブフィールド360
に、直前のトピック代表文と直後のトピック代表文の集
合番号と同じ値を代入する(ステップ1104)。その
後、データの更新処理を終了した旨を編集制御部10へ
通知する。
【0160】この通知を受け取った編集制御部10は、
代表化指定領域430と前関連指定領域441と後関連
指定領域442の表示を更新する(ステップ110
5)。
【0161】なおステップ1103において、集合番号
が等しくない場合は、ステップ1105に移行する。ま
たステップ1105を終了した後は、図7のステップ7
05に移行する。
【0162】次に、上述した図8のステップ811を終
了した場合、或いは同図ステップ813を終了した場合
の処理について図12を参照して説明する。これは、カ
ーサ480が前関連指定領域441或いは後関連指定領
域442に存在している場合である。
【0163】文書ファイル管理部40は、変数edit-snt
がさすデータフィールドの代表文フラグサブフィールド
320に値0を代入するとともに(ステップ120
1)、変数edit-sntがさすデータフィールドの代表文ポ
インタサブフィールド330に、変数tmp-p に保持され
たポインタを代入し(ステップ1202)、更に変数ed
it-sntがさすデータフィールドの集合番号サブフィール
ド320に、変数tmp-p がさすデータフィールドの集合
番号サブフィールドの値を代入する(ステップ120
3)。その後、データの更新処理を終了した旨を編集制
御部10へ通知する。この通知を受け取った編集制御部
10は、代表化指定領域430と前関連指定領域441
と後関連指定領域442の表示を更新する(ステップ1
204)。ステップ1204を終了した後は、図7のス
テップ705に移行する。
【0164】次に、上述した図9のステップ901にお
いて、カーサ480が前挿入指定領域451内に存在し
ている場合の処理について、図13を参照して説明す
る。
【0165】文書ファイル管理部40は、文書ファイル
中に新たなデータフィールドを用意し(追加し)(ステ
ップ1301)、次に変数edit-sntがさすデータフィー
ルドの前文ポイタサブフィールド340の値を、上記新
たなデータフィールドの前文ポインタサブフィールド3
40に代入し(ステップ1302)、更に変数edit-snt
の値を、新たなデータフィールドの後文ポインタサブフ
ィールド350の値に代入する(ステップ1303)。
【0166】次に文書ファイル管理部40は、新たなデ
ータフィールドの前文ポインタサブフィールド340の
値がnull値か否かを判断する(ステップ1304)。nu
ll値でない場合は、ステップ1304における前文ポイ
ンタサブフィールド340の値がさすデータフィールド
の後文ポインタサブフィールド350に、新たなデータ
フィールドへのポインタを代入すると共に(ステップ1
305)、変数edit-sntがさすデータフィールドの前文
ポインタサブフィールド340に、新たなデータフィー
ルドへのポインタを代入する(ステップ1306)。
【0167】そして編集制御部10は、変数edit-snt
に、新たなデータフィールドへのポインタを代入し、局
所ビューにおける関連する全ての表示を更新する(ステ
ップ1307)。ステップ1307を終了した後は、上
述した図7のステップ705に移行する。
【0168】次に、上述した図9のステップ902にお
いて「YES」の場合、上述した図10のステップ10
04或いはステップ1005において「YES」の場合
の処理について、図14を参照して説明する。
【0169】文書ファイル管理部40は、文書ファイル
中に新たなデータフィールドを用意し(ステップ140
1)、次に変数edit-sntがさすデータフィールドの後文
ポインタサブフィールド350の値を、新たなデータフ
ィールドの前文ポインタサブフィールド340に代入し
(ステップ1402)、更に変数edit-sntの値を、新た
なデータフィールドの前文ポインタサブフィールド34
0の値に代入する(ステップ1403)。
【0170】次に文書ファイル管理部40は、新たなデ
ータフィールドの後文ポインタサブフィールド350の
値がnull値か否かを判断する(ステップ1404)。nu
ll値でない場合は、ステップ1404における後文ポイ
ンタサブフィールド350の値がさすデータフィールド
の前文ポインタサブフィールド340に、新たなデータ
フィールドへのポインタを代入すると共に(ステップ1
405)、変数edit-sntがさすデータフィールドの後文
ポインタサブフィールド350に、新たなデータフィー
ルドへのポインタを代入する(ステップ1406)。
【0171】そして編集制御部10は、変数edit-snt
に、新たなデータフィールドへのポインタを代入し、局
所ビューにおける関連する全ての表示を更新する(ステ
ップ1407)。ステップ1407を終了した後は、上
述した図7のステップ705に移行する。
【0172】次に、上述した図9のステップ909にお
いて「YES」の場合の処理について、図15を参照し
て説明する。
【0173】編集制御部10は、文書ファイル管理部4
0に保存されているファイルに、名前が変数file-name
に一致するファイルがあるか否かを判断する(ステップ
1501)。ここで、一致するファイルがある場合は、
その文書ファイルで先頭の文にあたるデータフィールド
を探し、そのフィールドへのポインタを変数edit-stnに
代入する(ステップ1502)。その後、局所ビューに
おける全ての表示を更新する(ステップ1503)。
【0174】一方、ステップ1501において該当する
ファイルが存在しない場合は、編集制御部10は、フラ
ットテキストファイル管理部50に保存されているファ
イルに名前が変数file-name に一致するファイルがある
か否かを判断し(ステップ1504)、該当するファイ
ルがある場合は、ファイル変換部60にファイル変換命
令を発行する。
【0175】するとファイル変換部60は、該当するフ
ァイルを、図3に示される形式のファイルに変換した
後、変数file-name の名前を持つ図3に示される形式の
ファイルとして文書ファイル管理部40に保存する(ス
テップ1505)。
【0176】その後、編集制御部10は、変換された文
書ファイルで先頭の文にあたるデータフィールドを探
し、そのデータフィールドへのポインタを変数edit-stn
に代入する(ステップ1506)。ステップ1506を
終了した後はステップ1503に進む。
【0177】なおステップ1503を終了した後は図7
のステップ705に移行する。
【0178】次に、上述した図9のステップ912にお
いて「YES」の場合の処理について、図16を参照し
て説明する。この場合は、局所ビューから大域ビューへ
の切り替え操作が行われた場合であるので、これ以降
は、大域ビューに対する操作時の処理について説明す
る。
【0179】図16に示すように、編集制御部10は、
局所ビューに代わって大域ビューを表示部30に表示
し、トピック代表文にあたる文を、文書に出現する順序
に従って代表文表示領域610に表示する(ステップ1
601)。
【0180】編集制御部10は、マウス230のマウス
ボタンが押下されたか否かを判断し(ステップ160
2)、押下されない場合には押下されるまで待機し、一
方、押下された場合は、カーサ680の位置は終了指定
領域675内に存在するか否かを判断する(ステップ1
603)。
【0181】ここで、存在する場合には処理を終了し、
一方、存在しない場合は、カーサ680の位置は表示切
替指定領域674内に存在するか否かを判断する(ステ
ップ1604)。
【0182】ここで、存在する場合には、後述する図1
8に示される処理手順を実行し、一方、存在しない場合
は、カーサ680の位置は代表文表示領域610内に存
在するか否かを判断する(ステップ1605)。
【0183】ここで、存在する場合には、後述する図1
9に示される処理手順を実行し、一方、存在しない場合
は、カーサ680の位置は代表文表示下方スクロール領
域620内に存在するか否かを判断する(ステップ16
06)。
【0184】ここで、存在する場合には、代表文の表示
内容を下方へスクロールし(ステップ1607)、その
後、上記ステップ1602に戻る。一方、ステップ16
06において存在しない場合は、カーサ680の位置は
代表文表示上方スクロール領域630内に存在するか否
かを判断する(ステップ1608)。
【0185】ここで、存在する場合には、代表文の表示
内容を上方へスクロールし(ステップ1609)、その
後、上記ステップ1602に戻る。一方、ステップ16
08において存在しない場合は、後述する図17に示さ
れる処理手順を実行する。
【0186】次に、図16のステップ1608において
「NO」の場合の処理について、図17を参照して説明
する。
【0187】図17に示すように、編集制御部10は、
カーサ680の位置は関連文表示領域640内に存在し
ているか否かを判断し(ステップ1701)、ここで、
存在する場合には後述する図20に示される処理手順を
実行し、一方、存在しない場合は、カーサ680の位置
は関連文表示下方スクロール指定領域650内に存在す
るか否かを判断する(ステップ1702)。
【0188】ここで、存在する場合には、関連文の表示
内容を下方へスクロールし(ステップ1703)、その
後、図16のステップ1602に戻る。一方、ステップ
1702において存在しない場合は、カーサ680の位
置は関連文表示上方スクロール指定領域660内に存在
するか否かを判断する(ステップ1704)。
【0189】ここで、存在する場合には、関連文の表示
内容を上方へスクロールし(ステップ1705)、その
後、図16のステップ1602に戻る。一方、ステップ
1704において存在しない場合は、カーサ680の位
置は集合化指定領域671内に存在するか否かを判断す
る(ステップ1706)。
【0190】ここで、存在する場合には、後述する図2
1に示される処理手順を実行し、一方、存在しない場合
は、カーサ680の位置は非集合化指定領域672内に
存在するか否かを判断する(ステップ1707)。
【0191】ここで、存在する場合には、後述する図2
2に示される処理手順を実行し、一方、存在しない場合
は、カーサ680の位置は移動指定領域673内に存在
するか否かを判断する(ステップ1708)。
【0192】ここで、存在する場合には、後述する図2
3に示される処理手順を実行し、一方、存在しない場合
は、図16のステップ1602に戻る。
【0193】次に、上述した図16のステップ1604
において「YES」の場合の処理について、図18を参
照して説明する。
【0194】編集制御部10、変数sclt-sntの値が「nu
ll」であるか否かを判断し(ステップ1801)、null
の場合には、変数edit-stnに、最後の文に当たるデータ
フィールドへのポインタを代入し(ステップ180
2)、一方、nullでない場合は、変数edit-stnに、変数
sclt-sntの値を代入する(ステップ1803)。ステッ
プ1802或いは1803を終了した後は図7のステッ
プ701へ移行する。
【0195】次に、上述した図16のステップ1605
において「YES」の場合の処理について、図19を参
照して説明する。
【0196】編集制御部10は、カーサ680に最も近
い文を矩形で囲むように、代表文表示領域610の表示
内容を更新し(ステップ1901)、次に、カーサ68
0に最も近い文にあたるデータフィールドへのポインタ
を、変数sclt-sntに代入する(ステップ1902)。ス
テップ1902を終了した後は図16のステップ160
2に移行する。
【0197】次に、上述した17のステップ1701に
おいて「YES」の場合の処理について、図19を参照
して説明する。
【0198】編集制御部10は、カーサ680に最も近
い文を矩形で囲むように、関連文表示領域640の表示
内容を更新し(ステップ2001)、次に、カーサ68
0に最も近い文にあたるデータフィールドへのポインタ
を、変数sclt-sntに代入する(ステップ2002)。ス
テップ2002を終了した後は図16のステップ160
2に移行する。
【0199】次に、上述した図17のステップ1706
において「YES」の場合の処理について、図21を参
照して説明する。
【0200】編集制御部10は、変数slct-sntがさすデ
ータフィールドの代表文フラグサブフィールドの値が0
か否かを判断する(ステップ2101)。ここで、値が
0の場合には上述した図16のステップ1602に戻
り、一方、値が0でない場合は、マウスボタンが押下さ
れたか否かを判断する(ステップ2102)。
【0201】ここで、押下されない場合には押下される
まで待機し、一方、押下された場合は、次にカーサ68
0が代表文表示領域610中に存在しているか否かを判
断する(ステップ2103)。
【0202】ここで、存在していない場合には上述した
図16のステップ1602に戻り、一方、存在する場合
は、カーサ680の最も近くに表示されているトピック
代表部にあたるデータフィールドへのポインタを、変数
target-sntに代入する(ステップ2104)。
【0203】ステップ2104が終了すると、文書ファ
イル管理部40は、変数slct-sntがさすデータフィール
ドの集合番号サブフィールド360の値が0か否かを判
断する(ステップ2105)。
【0204】ここで、値が0の場合は、文書ファイル中
の全ての集合番号サブフィールドで用いられていない正
の整数値を探し、その値を、変数slct-sntがさすデータ
フィールドの集合番号サブフィールド360に代入する
(ステップ2105)。
【0205】次に変数slct-sntがさすデータフィールド
の集合番号サブフィールド360の値を、変数target-s
ntに保持されたポインタがさすデータフィールドまで、
文の順序に従って順番に、各データフィールドの集合番
号サブフィールド360に代入する(ステップ210
7)。
【0206】更に変数target-sntがさすデータフィール
ドへのポインタを、代表文ポインタサブフィールド33
0の値として持つデータフィールドに対して、当該デー
タフィールドの集合番号サブフィールド360に、変数
slct-sntがさすデータフィールドの集合番号サブフィー
ルド360の値を代入する(ステップ2108)。
【0207】その後、代表文表示領域610の表示内容
を更新し(ステップ2109)、その後、上述した図1
6のステップ1602に戻る。
【0208】なお上記ステップ2105において値が0
でない場合はステップ2107に進む。
【0209】次に、上述した図17のステップ1707
において「YES」の場合の処理について、図22を参
照して説明する。
【0210】文書ファイル管理部40は、変数slct-snt
がさすデータフィールドの代表文フラグサブフィールド
の値が0であるか否かを判断する(ステップ220
1)。
【0211】ここで、値が0の場合は、変数slct-sntが
さすデータフィールドの集合番号サブフィールド360
の値を調べ、この値と同じ値を集合番号サブフィールド
360に保持する全てのデータフィールドに対して、そ
の集番号合サブフィールド360に値0を代入する(ス
テップ2202)。
【0212】すると、編集制御部10は、代表文表示領
域610の表示内容を更新する(ステップ2203)。
ステップ2203を終了した後は、上述した図16のス
テップ1602に移行する。
【0213】次に、上述した図17のステップ1708
において「YES」の場合の処理について、図23を参
照して説明する。
【0214】編集制御部10は、変数slct-sntがさすデ
ータフィールドの代表文フラグサブフィールドの値が0
であるか否かを判断する(ステップ2301)。ここ
で、値が0の場合には後述する図24に示される処理手
順を実行し、一方、値が0でない場合はマウスボタンが
押下されたか否かを判断する(ステップ2302)。
【0215】ここで、押下されない場合には押下される
まで待機し、一方、押下された場合は、カーサ680は
代表文表示領域610の内側か否かを判断し(ステップ
2303)、内側でない場合には上述した図16のステ
ップ1602に戻り、一方、内側の場合は、次にカーサ
が関連文表示領域の上端に触れているか否かを判断する
(ステップ2304)。
【0216】ここで、触れている場合にはnull値を変数
target-sntに代入し(ステップ2305)、一方、触れ
ていない場合は、カーサ680が最も近くの文にあるデ
ータフィールドへのポインタを、変数target-sntに代入
する(ステップ2306)。ステップ2305或いは2
306を終了したら、次にカーサ680は代表文表示領
域610の左端一文字分の内側か否かを判断する(ステ
ップ2306)。ここで、内側の場合には後述する図2
5の処理手順を実行し、一方、内側でない場合は後述す
る図27の処理手順を実行する。
【0217】次に、上述した図23のステップ2301
において「YES」の場合の処理について、図24を参
照して説明する。
【0218】編集制御部10は、マウスボタンが押下さ
れたか否かを判断し(ステップ2401)、押下されな
い場合には押下されるまで待機し、一方、押下された場
合は、次にカーサ680が関連文表示領域640中に存
在しているか否かを判断する(ステップ2402)。
【0219】ここで、存在していない場合には上述した
図16のステップ1602に戻り、一方、存在する場合
は、次にカーサ680が関連文表示領域640の上端に
触れているか否かを判断する(ステップ2403)。
【0220】ここで、触れている場合は、nullを変数ta
rget-sntに代入する(ステップ2404)。すると、文
書ファイル管理部40は、変数slct-sntの値がさすデー
タフィールドが、関連文表示領域640に表示された先
頭の文の直前に移動するように、関係するデータフィー
ルドの前文ポインタフィールド340の値と、後文ポイ
ンタフィールド350の値を変更する(ステップ240
5)。
【0221】このようにしてデータが変更されると、編
集制御部10は、代表文表示領域610と関連文表示領
域640の表示内容を更新する(ステップ2406)。
【0222】ステップ2403において触れていない場
合は、編集制御部10は、カーサ680の最も近くの文
にあたるデータフィールドへのポインタを変数target-s
ntに代入する(ステップ2407)。すると、文書ファ
イル管理部40は、変数slct-sntの値がさすデータフィ
ールドが、文の順序上、変数target-sntの値がさすデー
タフィールドの直後になるように、関係するデータフィ
ールドの前文ポインタフィールド340の値と後文ポイ
ンタフィールド350の値を変更する(ステップ240
8)。その後、ステップ2406に進む。
【0223】なおステップ2406の処理が終了した後
は、図16のステップ1602に移行する。
【0224】次に、上述した図23のステップ2307
において「YES」の場合の処理について、図25を参
照して説明する。
【0225】編集制御部10は、変数slct-sntがさすデ
ータフィールドの集合番号サブフィールド360の値は
0であるか否かを判断する(ステップ2501)。
【0226】ここで、値が0の場合には、変数slct-snt
がさすデータフィールドと、このデータフィールドへの
ポインタを代表文ポインタサブフィールドに持つデータ
フィールドの内で、文の順序上、最も前のデータフィー
ルドへのポインタを、メモリ中の変数head-pに保持し、
また最も後ろのデータフィールドへのポインタを、メモ
リ中の変数tail-pに保持する(ステップ2502)。
【0227】一方、ステップ2501において値が0で
ない場合は、変数slct-sntがさすデータフィールドの集
合番号サブフィールド360の値と同じ値を、集合番号
サブフィールド360に持つデータフィールドの内で、
文の順序上、最も前のデータフィールドへのポインタ
を、メモリ中の変数head-pに保持し、また最も後ろのデ
ータフィールドへのポインタを、メモリ中の変数tail-p
に保持する(ステップ2503)。
【0228】ステップ2502或いは2503が終了す
ると、文書ファイル管理部40は、変数head-pがさすデ
ータフィールドの前文ポインタサブフィールド340が
さすデータフィールドが、変数tail-pがさすデータフィ
ールドの後文ポインタフィールド350がさすデータフ
ィールドの直前の文となるように、これら2つのデータ
フィールドの前文ポインタサブフィールド340の値
と、後文ポインタサブフィールド350の値を変更する
(ステップ2504)。
【0229】こうしてデータが変更されると、編集制御
部10は、変数target-sntの値がnullか否かを判断する
(ステップ2505)。ここで、nullでない場合には、
後述する図26に示される処理手順を実行し、一方、値
がnullの場合はその旨を文書ファイル管理部40へ通知
する。
【0230】この通知を受け取った文書ファイル管理部
40は、先頭の文にあたるデータフィールドに対して、
変数tail-pがさすデータフィールドが直前の文となるよ
うに、これら2つのデータフィールドの前文ポインタサ
ブフィールド340の値と、後文ポインタサブフィール
ド350の値を変更する(ステップ2506)。
【0231】このようにしてデータが変更されると、編
集制御部10は、代表文表示領域610と関連文表示領
域640の表示内容を更新する(ステップ2507)。
ステップ2507を終了した後は上述した図16のステ
ップ1602に移行する。
【0232】次に、上述した図25のステップ2505
において「NO」の場合の処理について、図26を参照
して説明する。
【0233】編集制御部10は、変数target-sntがさす
データフィールドの集合番号サブフィールド360の値
は0か否かを判断する(ステップ2601)。
【0234】ここで、値が0の場合は、変数target-snt
がさすデータフィールドと、このデータフィールドへの
ポインタを代表文ポインタサブフィールド330に持つ
データフィールドの内で、文の順序上、最も後ろのデー
タフィールドへのポインタを、メモリ中の変数t-tail-p
に保持する(ステップ2602)。
【0235】一方、ステップ2601において値が0で
ない場合は、変数target-sntがさすデータフィールドの
集合番号サブフィールド360の値と同じ値を、集合番
号サブフィールドに持つデータフィールドの内で、文の
順序上、最も後ろのデータフィールドへのポインタを、
メモリ中の変数t-tail-pに保持する(ステップ260
3)。
【0236】ステップ2602或いは2603が終了す
ると、文書ファイル管理部40は、変数head-pがさすデ
ータフィールドが、変数t-tail-pがさすデータフィール
ドの直後の文となるように、これら2つのデータフィー
ルドの前文ポインタサブフィールド340の値と、後文
ポインタサブフィールド350の値を変更する(ステッ
プ2604)。
【0237】次に、変数tail-pがさすデータフィールド
が、変数t-tail-pがさすデータフィールドの後文ポイン
タサブフィールド350がさすデータフィールドの直前
の文となるように、これら2つのデータフィールドの前
文ポインタサブフィールド340の値と、後文ポインタ
サブフィールド350の値を変更する(ステップ260
5)。
【0238】このようにしてデータが更新されると、編
集制御部10は、代表文表示領域610と関連文表示領
域640の表示内容を更新する(ステップ2606)。
ステップ2606を終了した後は上述した図16のステ
ップ1602に移行する。
【0239】次に、上述した図23のステップ2307
において「NO」の場合の処理について、図27を参照
して説明する。
【0240】編集制御部10は、変数slct-sntがさすデ
ータフィールドと、このデータフィールドへのポインタ
を代表文ポインタサブフィールド330に持つデータフ
ィールドの内で、文の順序上、最も前のデータフィール
ドへのポインタを、メモリ中の変数head-pに保持し、ま
た最も後ろのデータフィールドへのポインタを、メモリ
中の変数tail-pに保持する(ステップ2701)。
【0241】すると文書ファイル管理部40は、変数he
ad-pがさすデータフィールドの前文ポインタサブフィー
ルド340がさすデータフィールドが、変数tail-pがさ
すデータフィールドの後文ポインタサブフィールド35
0がさすデータフィールドの直前の文となるように、こ
れら2つのデータフィールドの前文ポインタサブフィー
ルド340の値と、後文ポインタサブフィールド350
の値を変更する(ステップ2702)。
【0242】こうしてデータの変更処理が終了すると、
編集制御部10は、変数target-sntの値がnullであるか
否かを判断する(ステップ2703)。ここで、nullで
ない場合には後述する図28に示される処理手順を実行
し、一方、nullの場合はその旨を文書ファイル管理部4
0へ通知する。
【0243】この通知を受け取った文書ファイル管理部
40は、先頭の文にあたるデータフィールドに対して、
変数tail-pがさすデータフィールドが直前の文となるよ
うに、これら2つのデータフィールドの前文ポインタサ
ブフィールド340の値と、後文ポインタサブフィール
ド350の値を変更する(ステップ2704)。
【0244】このようしてデータが変更されると、編集
制御部10は、代表文表示領域610と関連文表示領域
640の表示内容を更新する(ステップ2705)。ス
テップ2705を終了した後は上述した図16のステッ
プ1602に移行する。
【0245】次に、上述した図27のステップ2703
において「NO」の場合の処理について、図28を参照
して説明する。
【0246】編集制御部10は、変数target-sntがさす
データフィールドと、このデータフィールドへのポイン
タを代表文ポインタサブフィールド330に持つデータ
フィールドの内で、文の順序上、最も後ろのデータフィ
ールドへのポインタを、メモリ中の変数t-tail-pに保持
する(ステップ2801)。
【0247】すると文書ファイル管理部40は、変数he
ad-pがさすデータフィールドが、変数t-tail-pがさすデ
ータフィールドの直後の文となるように、これら2つの
データフィールドの前文ポインタサブフィールド340
の値と、後文ポインタサブフィールド350の値を変更
する(ステップ2802)。
【0248】次に、変数tail-pがさすデータフィールド
が、変数t-tail-pがさすデータフィールドの後文ポイン
タサブフィールド350がさすデータフィールドの直前
の文となるように、これら2つのデータフィールドの前
文ポインタサブフィールド340の値と、後文ポインタ
サブフィールド350の値を変更する(ステップ280
3)。
【0249】こうしてデータが変更されると、編集制御
部10は、代表文表示領域610と関連文表示領域64
0の表示内容を更新する(ステップ2804)。ステッ
プ2804を終了した後は上述した図16のステップ1
602に移行する。
【0250】なお上述した実施例においては、例えば代
表化指定領域430、前関連指定領域441、前関連指
定領域442、編集対象文領域412など指定された領
域または選択された文等をカラー表示とすることも可能
である。また局所ビュー及び大域ビューの各領域を指定
する際に、マウスに連動するカーサで指定するようにし
ているが、これを、ペン入力で指定するということも可
能である。また各領域に対応するメニュー項目を有する
メニューの中からメニュー選択により領域を指定すると
いうことも可能である。
【0251】以上説明したように本実施例によれば、ユ
ーザがある文を作成あるいは変更する場合は、必ず局所
ビューを使用し、この局所ビューには、編集対象である
文の直前及び直後の文と、直前及び直後のトピック代表
文とを表示されるので、ユーザは、作成あるいは変更中
の文が意味的にも語句的にも前後と良く繋がっているか
を考えながら、文を編集することができる。また、行間
が適切に離れているので文の表示が見易くなり、よって
文の意味を捉え易くなる。さらに、一文の文字数に上限
値が設けられており、かつ編集中の文がその文字数より
長くなると警告が発せられるので、文を適切な長さにす
ることができる。
【0252】また、局所ビューから大域ビューへ表示を
切り換えることで、各トピックをどのような文で表現し
たか、あるいは、各トピック間の繋がり具合はどうか
を、ユーザが視覚的に容易に認識することができる。こ
の大域ビューにおいても行間が適切に離れているので、
文の表示が見易くなると共に、各トピック間の繋がり具
合の把握が容易となる。そして、必要に応じて、文やト
ピックの文書上の順序を変更することができる。
【0253】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、文書中の各文に対応して記憶された論旨の構成に関
する情報に基づいて、前記文書に対する編集操作が実行
されるので、論旨の展開を考慮した文書の作成及び編集
を行うことができるという利点がある。
【0254】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、論旨の構成に関する情報は、パラグラフ中の小主題
を概説的に一文で表現したトピックセンテンス或いはパ
ラグラフ中の重要な文のいずれかを示すトピック代表文
であるか否かを示す情報から構成されているので、トピ
ックセンテンス或いはパラグラフ中の重要な文を考慮し
た文書の作成及び編集を行うことができるという利点が
ある。
【0255】第3の発明によれば、代表化指定手段が、
所望の文に対して、パラグラフ中の小主題を概説的に一
文で表現したトピックセンテンス或いはパラグラフ中の
重要な文のいずれかを示すトピック代表文として指定す
ると、記憶手段は、所定の文書中の各文毎に、論旨の構
成に関する情報としてトピック代表文であるか否かを示
す情報を記憶し、制御手段が、記憶手段の記憶内容に基
づいて、上記所定の文書を大局的又は局所的に認識した
ときのトピック代表文を表示手段に表示するようにして
いるので、所定の文書を大局的又は局所的に捕らえたと
きのトピック代表文を認識することができることとな
り、よって大局的又は局所的に論旨の展開を容易に認識
することができる。すなわち、ユーザは文やトピックの
繋がりに注意しながら文書を作成することが可能とな
り、これにより、論旨の展開が優れた文書を作成し易く
なるという利点がある。
【0256】第4の発明によれば、第3の発明におい
て、書式付き文書は、編集の初期状態として、パラグラ
フ中の第1番目の文がトピック代表文として認識され、
又そのパラグラフ中の第2番目の文以降の文が当該第1
番目の文であるトピック代表文に関連する文として認識
されるので、他の装置で作成された書式付き文書であっ
ても、トピック代表文を認識することができると共に論
旨の展開を容易に認識することができるという利点があ
る。
【0257】第5の発明によれば、第3の発明におい
て、トピック代表文のみが、この文が属している所定の
文書中の文の順序に従って表示手段に表示されるので、
文書全体の論旨の展開を容易に認識することができると
いう利点がある。
【0258】第6の発明によれば、第3の発明におい
て、記憶手段には、所定文書中の各文毎に、論旨の構成
に関する情報としてのトピック代表文であるか否かを示
す情報と、当該所定の文書中の文の順序を示す情報と、
トピック代表文とトピック代表文以外の文との関連を示
す情報とが記憶されるので、トピック代表文とトピック
代表文以外の文との関連性を利用した文書の表示及び編
集操作を実施することが可能となる。
【0259】第7の発明によれば、第6の発明におい
て、トピック代表文以外の文が選択された際に、当該選
択された文と、当該選択された文の直前のトピック代表
文と、当該選択された文の直後のトピック代表文とが表
示手段に表示されるので、選択された文の直前のトピッ
ク代表文及び直後のトピック代表文を参照することによ
り、これらのトピック代表文の展開を考慮して、選択さ
れた文の編集作業を行うことができる。
【0260】第8の発明によれば、第6の発明におい
て、所望のトピック代表文が選択されたときは、当該所
望のトピック代表文に関連する全ての文が、所定の文書
中の文の順序に従って表示手段に表示されるので、トピ
ック代表文と、これと関連する全ての文とを容易に認識
し、更にこれらの文が互いに関連性があるか否かを容易
認識することができる。また必要があれば修正すること
も可能である。
【0261】第9の発明によれば、第6の発明におい
て、トピック代表文以外の所望の文が選択されたとき
は、当該所望の文と当該所望の文に関連するトピック代
表文とが表示手段に表示されるので、トピック代表文以
外の文と、これと関連するトピック代表文とを容易に認
識し、更にこれらの文が互いに関連性があるか否かを容
易認識することができる。また必要があれば修正するこ
とも可能である。
【0262】第10の発明によれば、第3の発明におい
て、記憶手段には、所定の文書中の各文毎に、論旨の構
成に関する情報としてのトピック代表文であるか否かを
示す情報と、当該所定の文書中の文の順序を示す情報
と、トピック代表文とトピック代表文以外の文との関連
を示す情報と、複数のトピック代表文とこれらに関連す
る全ての文から構成される集合を示す情報とが記憶され
るので、互いに関連するトピック代表文とこれらに関連
する全ての文とを確認しながら、編集作業を行うことが
可能となる。
【0263】第11の発明によれば、第9の発明におい
て、所望のトピック代表文が選択されると、当該所望の
トピック代表文が属する集合に含まれている全てのトピ
ック代表文が表示手段に表示されるので、互いに関連す
るトピック代表文とこれらに関連する全ての文とを容易
に認識することができるという利点がある。
【0264】第12の発明によれば、第9の発明におい
て、対象とする文書を書式付き文書としてファイルに保
存する際には、1つの集合を1つのパラグラフとして書
式付けして保存されるので、この書式付き文書を他の装
置の入力とすることも可能である。
【0265】第13の発明によれば、第3の発明におい
て、表示手段には、編集対象となる1つの文を表示する
ための領域を示す編集対象文領域が、文書中の他の文を
表示するための領域とは独立して設けられているので、
現在編集中の文を容易に把握し易くなることとなり、よ
って文書の作成及び編集作業が容易となる。
【0266】第14の発明によれば、第13の発明にお
いて、次の文を入力するための操作指示が与えられる
と、当該編集対象文領域に記述された文がファイルの所
定の位置に挿入されると共に当該編集対象文領域の内容
がクリアされるので、文の入力作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書編集装置の一実施例を示す機
能ブロック図。
【図2】図1に示した装置を実現するためのハードウェ
ア構成を示すブロック図。
【図3】本実施例で使用する文書ファイルのデータ形式
を説明するための図。
【図4】本実施例におけるユーザインタフェースとして
の局所ビューの一例を示す図。
【図5】本実施例におけるユーザインタフェースとして
の局所ビューの一例を示す図。
【図6】本実施例におけるユーザインタフェースとして
の大域ビューの一例を示す図。
【図7】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理動
作を示すフローチャート。
【図8】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理動
作を示すフローチャート。
【図9】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理動
作を示すフローチャート。
【図10】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図11】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図12】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図13】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図14】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図15】本実施例の局所ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図16】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図17】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図18】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図19】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図20】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図21】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図22】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図23】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図24】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図25】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図26】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図27】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【図28】本実施例の大域ビューに対する操作時の処理
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…編集制御部、20…入力部、 30…表示部、40…文書ファイル管理部、 50…フラットテキストファイル管理部、 60…ファイル変換部、300…データフィールド、 310…文字サブフィールド、 320…代表文フラグサブフィールド、 330…代表文ポインタサブフィールド、 340…前文ポインタサブフィールド、 350…後文ポインタサブフィールド、 360…集合番号サブフィールド、 400…局所ビュー、600…大域ビュー。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書の編集操作を実行する文書編集方法に
    おいて、 文書中の各文に対応して論旨の構成に関する情報を記憶
    し、この論旨の構成に関する情報に基づいて前記文書に
    対する編集操作を実行することを特徴とする文書編集方
    法。
  2. 【請求項2】前記論旨の構成に関する情報は、パラグラ
    フ中の小主題を概説的に一文で表現したトピックセンテ
    ンス或いはパラグラフ中の重要な文のいずれかを示すト
    ピック代表文であるか否かを示す情報から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の文書編集方法。
  3. 【請求項3】表示手段に文書を表示しつつ、文書の作成
    及び編集を行う文書編集装置において、 所望の文に対して、パラグラフ中の小主題を概説的に一
    文で表現したトピックセンテンス或いはパラグラフ中の
    重要な文のいずれかを示すトピック代表文として指定す
    る代表化指定手段と、 所定の文書中の各文毎に、論旨の構成に関する情報とし
    て前記トピック代表文であるか否かを示す情報を記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容に基づいて、前記所定の文書を
    大局的又は局所的に認識したときの前記トピック代表文
    を前記表示手段に表示する制御手段とを具備したことを
    特徴とする文書編集装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、書式付き文書を編集対象
    とする場合は、編集の初期状態として、パラグラフ中の
    第1番目の文を前記トピック代表文として認識し、又そ
    のパラグラフ中の第2番目の文以降の文を当該第1番目
    の文であるトピック代表文に関連する文として認識する
    ことを特徴とする請求項3記載の文書編集装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記記憶手段の記憶内容
    に基づいて、前記所定の文書中の文のうち前記トピック
    代表文のみを、前記所定の文書中の文の順序に従って前
    記表示手段に表示することを特徴とする請求項3記載の
    文書編集装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段は、所定の文書中の各文毎
    に、論旨の構成に関する情報としての前記トピック代表
    文であるか否かを示す情報と、当該所定の文書中の文の
    順序を示す情報と、前記トピック代表文と前記トピック
    代表文以外の文との関連を示す情報とを記憶することを
    特徴とする請求項3記載の文書編集装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記トピック代表文以外
    の文が選択された際に、前記記憶手段の記憶内容に基づ
    いて、当該選択された文と、当該選択された文の直前の
    トピック代表文と、当該選択された文の直後のトピック
    代表文とを前記表示手段に表示することを特徴とする請
    求項6記載の文書編集装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、所望のトピック代表文が
    選択されたときは、前記記憶手段の記憶内容に基づい
    て、当該所望のトピック代表文に関連する全ての文を、
    前記所定の文書中の文の順序に従って前記表示手段に表
    示することを特徴とする請求項6記載の文書編集装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、前記トピック代表文以外
    の所望の文が選択されたときは、前記記憶手段の記憶内
    容に基づいて、当該所望の文と当該所望の文に関連する
    トピック代表文とを前記表示手段に表示することを特徴
    とする請求項6記載の文書編集装置。
  10. 【請求項10】前記記憶手段は、所定の文書中の各文毎
    に、論旨の構成に関する情報としての前記トピック代表
    文であるか否かを示す情報と、当該所定の文書中の文の
    順序を示す情報と、前記トピック代表文と前記トピック
    代表文以外の文との関連を示す情報と、複数のトピック
    代表文とこれらに関連する全ての文から構成される集合
    を示す情報とを記憶することを特徴とする請求項3記載
    の文書編集装置。
  11. 【請求項11】前記制御手段は、所望のトピック代表文
    が選択された際に、前記記憶手段の記憶内容に基づい
    て、当該所望のトピック代表文が属する集合に含まれて
    いる全てのトピック代表文を、前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項9記載の文書編集装置。
  12. 【請求項12】前記制御手段は、対象とする文書を書式
    付き文書としてファイルに保存する場合は、1つの集合
    を1つのパラグラフとして書式付けして保存することを
    特徴とする請求項9の文書編集装置。
  13. 【請求項13】前記表示手段は、編集対象となる1つの
    文を表示するための領域を示す編集対象文領域を、文書
    中の他の文を表示するための領域とは独立して設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の文書編集装置。
  14. 【請求項14】前記制御手段は、次の文を入力するため
    の操作指示が与えられると、当該編集対象文領域に記述
    された文をファイルの所定の位置に挿入すると共に当該
    編集対象文領域の内容をクリアすることを特徴とする請
    求項13記載の文書編集装置。
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