JPH06192627A - 硬化性複合粘着シート - Google Patents

硬化性複合粘着シート

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JPH06192627A
JPH06192627A JP34653592A JP34653592A JPH06192627A JP H06192627 A JPH06192627 A JP H06192627A JP 34653592 A JP34653592 A JP 34653592A JP 34653592 A JP34653592 A JP 34653592A JP H06192627 A JPH06192627 A JP H06192627A
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JP
Japan
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parts
curable
adhesive
sensitive adhesive
weight
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Pending
Application number
JP34653592A
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English (en)
Inventor
Satoru Kagao
哲 加々尾
Masato Yanagi
正人 柳
Sanae Nakaizumi
早苗 中泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は,接合時には粘着性を有し,貼り合わ
せた後は硬化して強固な接着力を示す硬化性複合粘着シ
ートの提供を目的とする。 【構成】粘着性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエチレン
性不飽和二重結合を有する硬化性化合物(B)5〜200 重量
部を含む硬化性粘着樹脂組成物に重合開始剤(C)を配合
してなる粘着剤層(I) と,該硬化性粘着樹脂組成物に重
合促進剤(D)0.1〜10重量部を配合してなる粘着剤層(II)
とを,樹脂を主体とする隔離層(III) を介して一体化し
てなる硬化性複合粘着シート,および該硬化性粘着樹脂
組成物に重合開始剤(C)0.1〜10重量部を配合してなる粘
着剤層(I) と(II)とを,重合促進剤(D) を配合してなる
樹脂を主体とする隔離層(III) を介して一体化してなる
硬化性複合粘着シート。 【効果】保存性に優れた硬化性粘着シートが得られるよ
うになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,接合時には粘着性を示
して様々な被着体に容易に接着するという粘着剤として
の性質を有し,貼り合わせた後は徐々に硬化して強固な
接着力を示す硬化性複合粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】接合時には粘着性を示して被着体に容易
に仮接着でき,貼り付けた後は徐々に硬化して強固な接
着力を示す硬化性粘着シートには,空気中の湿気や被着
体の水分で硬化する湿気硬化型(特公昭47-44017号公
報,特公昭 49-5895号公報,特開昭54-64536号公報,特
開昭 58-171460号公報,特開昭59-58071号公報,特開昭
61−145268公報,特開昭 61-148281号公報),熱で硬化
する熱硬化型(特公昭50-12464号公報,特開昭 51-6235
号公報,特開昭 54-102335号公報,特公昭 55-8113号公
報,特公昭59-14508号公報,特開昭 59-108072号公報,
特開昭 60-217283号公報,特開昭61-81467号公報),光
で硬化する光硬化型(特開昭 56-120786号公報,特開昭
57-159864号公報,特開昭60-69178号公報,特開昭 61-
162574号公報),空気を遮断することによって硬化する
嫌気硬化型(特公昭58-12918号公報,特開昭 59-199784
号公報,特開昭 59-199785号公報,特開昭 60-6773号公
報,特開昭60-11568号公報,特開昭60-13868号公報)が
ある。
【0003】しかし,いずれの硬化性粘着シートもそれ
ぞれ大きな問題を持っている。すなわち,湿気硬化型は
使用時まで乾燥状態で保存する必要があり,製造にも特
別な設備を必要とする。熱硬化型は熱に弱い材料には適
用できず,光硬化型は光を透過する透明フィルム使用の
シートでしか使用できない。嫌気硬化型は常に空気に接
触するような保存状態を必要とし,硬化性をよくしよう
とすれば,保存性が劣るというように,硬化性と保存性
のバランスをとるのが難しい。最も理想的な硬化性粘着
シートは,何のエネルギーも加えることなしに貼り付け
ただけで硬化し接着するものである。前述の湿気硬化型
や嫌気硬化型はこれにあたるが,通常の粘着シートでこ
のような機能を発現させることは保存性の点で非常に難
しく,硬化性とのバランスに欠ける中途半端なものしか
できなかった。
【0004】このような問題点を解決するため,反応性
成分を別々のシートに含有させ,二枚のシートを使用時
に貼り合わせるタイプの硬化性粘着シートが特開昭58-6
7775号公報に提案されている。この粘着シートは,反応
する成分および反応を開始させる成分を別々のシートに
ふり分け,貼り合わせるまで反応しないように工夫した
もので,保存性の点で非常に優れている。しかし,この
シートは,本来一枚であるべきシートを二枚に分割し,
使用時に貼り合わせるという煩わしい操作を要するもの
で,製造コストの面で不利であるばかりでなく,使用上
の簡便さの面でも通常のシートに比較して劣っていた。
【0005】さらに,従来の硬化性粘着シートでは,硬
化前の粘着特性と硬化後の接着特性とのバランスが悪
く,概ね,粘着特性が良好であれば接着強度が乏しく,
接着強度が大きければ初期の粘着特性が劣っていた。我
々はこの欠点を解消するべく研究を重ねた結果,不飽和
ポリエステルオリゴマーと粘着性アクリルポリマーより
なる硬化性粘着剤用樹脂を開発(特願平2-188683)する
に至った。しかし,全くエネルギーも用いず,常温で反
応させるためには,粘着剤層に反応開始剤や反応促進剤
を含有させ,何らかの方法でこれらの成分を隔離しない
限り,保存性を確保することは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは,従来の
硬化性粘着シートの持つ欠点を解決すべく鋭意検討した
結果,重合開始剤を含む粘着剤層と重合促進剤を含む粘
着剤層とを,樹脂を主体とする隔離層を介して一体化し
てなる硬化性複合粘着シート,および重合開始剤を配合
してなる粘着剤層二層を,樹脂を主体とし重合促進剤を
配合してなる隔離層を介して一体化してなる硬化性複合
粘着シートが,上記製造コスト面での不利と使用上の煩
わしさという欠点を解消し,硬化前の良好な粘着特性と
硬化後の高い接着強度の両方に優れ,保存性も十分確保
されていることを見出し,本発明に至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち,本発明は,粘
着性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエチレン性不飽和二
重結合を有する硬化性化合物(B)5〜200 重量部を含む硬
化性粘着樹脂組成物に,重合開始剤(C)0.1〜10重量部を
配合してなる粘着剤層(I) と,粘着性ゴム系樹脂(A)100
重量部およびエチレン性不飽和二重結合を有する硬化性
化合物(B)5〜200 重量部を含む硬化性粘着樹脂組成物
に,重合促進剤(D)0.1〜10重量部を配合してなる粘着剤
層(II)とを,樹脂を主体とする隔離層(III) を介して一
体化してなる硬化性複合粘着シートを提供する。また,
本発明は,粘着性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエチレ
ン性不飽和二重結合を有する硬化性化合物(B)5〜200 重
量部を含む硬化性粘着樹脂組成物に,重合開始剤(C)0.1
〜10重量部を配合してなる粘着剤層(I) と(II)とを,重
合促進剤(D) を配合してなる樹脂を主体とする隔離層(I
II) を介して一体化してなる硬化性複合粘着シートを提
供する。
【0008】隔離層(III) は,異なる層に配合された重
合開始剤(C) と重合促進剤(D) とを,保存している間,
隔離する働きをするものであり,貼り合わせた後は,重
合開始剤(C) と重合促進剤(D) は隔離層(III) を自由に
通過し,粘着剤層(I) および粘着剤層(II)の中を移動し
て,硬化を起こさせる。隔離層(III) に使用できる材料
は多いが,とりわけ,隔離層(III) のガラス転移点温度
が,粘着剤層(I) および(II)のガラス転移点温度よりも
大きく,−10℃より40℃の間であるものが好ましい。こ
のような硬化性複合粘着シートは,隔離層(III) のガラ
ス転移点温度以下で保存し,それを越える温度で貼り合
わせることにより,隔離層(III) を重合開始剤(C) や重
合促進剤(D) が自由に通過するようになり,粘着剤層
(I) および(II)を硬化させる。
【0009】本発明においては,硬化性化合物(B) がエ
チレン性不飽和二重結合を持っているため,隔離層(II
I) を通過して重合開始剤(C) と重合促進剤(D) が同時
に作用することにより,隔離層(III) のガラス転移点温
度を越える温度で放置するだけで重合を開始させ,簡単
に固化させることができる。隔離層(III) が複数の樹脂
からなる場合には,最も小さいガラス転移点温度が,粘
着剤層(I) および(II)のガラス転移点温度よりも大き
く,−10℃より40℃の間であるという要件を満足するよ
うにし,上記硬化性複合粘着シートと同様に保存して貼
り合わせることにより,性能を発現する。
【0010】本発明の粘着性ゴム系樹脂(A) は,粘着性
アクリルポリマー,天然および合成のシス−1,4-ポリイ
ソプレンゴム,再生ゴム,ポリイソブチレン,ブチルゴ
ム,ハロゲン化ブチルゴム,部分加硫ブチルゴム,スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー(SB
S),スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリ
マー(SIS),スチレン−エチレン−ブチレン−スチ
レンブロックコポリマー(SEBS),シリコンゴム,
クロロプレンゴム,ニトリルゴム,ブタジエンゴムなど
の,粘着剤用ゴム系樹脂として用いられているものであ
り,いわゆるエラストマーと称されているポリマーであ
る。とりわけ,粘着性アクリルポリマー,SBS,SI
S,SEBSのようなブロックコポリマーは,本発明の
粘着性ゴム系樹脂(A) には好適である。また,単独では
粘着性に劣っていても,エチレン性不飽和二重結合を有
する硬化性化合物(B) やその他の樹脂を加えることによ
り良好な粘着特性を示すようなポリマーは,本発明の粘
着性ゴム系樹脂(A) として用いることができる。
【0011】エチレン性不飽和二重結合を有する硬化性
化合物(B) としては,ポリエステル(メタ)アクリレー
ト,ポリウレタン(メタ)アクリレート,エポキシ(メ
タ)アクリレート,ポリオール(メタ)アクリレート,
オリゴエステル(メタ)アクリレート,スチレン,アル
キル(メタ)アクリレート,(メタ)アクリル酸,ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート,ジトリメチロ
ールプロパンテトラアクリレート,ポリエチレングリコ
ールジアクリレート,ビスフェノールAジアクリレー
ト,イソシアヌレートジアクリレート,ジアリルフタレ
ート,ジアリルイソフタレートなどを使用することがで
きる。これらの化合物の中でも,環状酸無水物(a) およ
びエチレン性不飽和二重結合を有するエポキシド(b) よ
り得られる不飽和ポリエステルオリゴマーは,硬化前の
粘着特性と硬化性に優れ,エチレン性不飽和二重結合を
有する硬化性化合物として好適である。
【0012】環状酸無水物(a) は多価カルボン酸の分子
内無水物であり,飽和または不飽和の脂肪族多価カルボ
ン酸無水物,脂環式多価カルボン酸無水物,芳香族多価
カルボン酸無水物など,あるいはこれらの一部が飽和ま
たは不飽和の炭化水素基,芳香環基,ハロゲン原子,複
素環基などで置換されたものが挙げられる。エチレン性
不飽和二重結合を有するエポキシド(b) としては,グリ
シジル(メタ)アクリレート,グリシジルシンナメー
ト,アリルグリシジルエーテル,ビニルシクロヘキセン
モノエポキサイド,1,3-ブタジエンモノエポキサイドな
どが挙げられ,これらは飽和もしくは不飽和の炭化水素
基,芳香環基,ハロゲン原子,複素環基などで置換され
ていてもよい。
【0013】また,硬化前の粘着特性や硬化後の接着力
を調整するために,エチレン性不飽和二重結合を持たな
いエポキシドを用いて合成した硬化性化合物あるいはエ
チレン性不飽和二重結合を有するエポキシド(b) とエチ
レン性不飽和二重結合を持たないエポキシドの両方を用
いて合成した硬化性化合物を併用することができる。エ
チレン性不飽和二重結合を持たないエポキシドとしては
エピクロルヒドリン,フェニルグリシジルエーテル,ス
チレンオキサイド,シクロヘキセンオキサイド,ブテン
オキサイドなどが挙げられる。
【0014】上記の粘着性ゴム系樹脂(A) とエチレン性
不飽和二重結合を有する硬化性化合物(B) を混合するこ
とにより,硬化性を有する粘着樹脂組成物を得ることが
できる。混合は室温で見かけ上,均一になる程度まで撹
拌すれば十分であるが,相互の混合の状態をより高める
ために,溶媒の沸点以下の温度での加熱撹拌を行なって
もよい。
【0015】重合開始剤(C) としては,ジ-tert-ブチル
パーオキサイド,tert-ブチルクミルパーオキサイド,ジ
クミルパーオキサイドなどのジアルキルパーオキサイド
類,アセチルパーオキサイド,ラウロイルパーオキサイ
ド,ベンゾイルパーオキサイドなどのジアシルパーオキ
サイド類,メチルエチルケトンパーオキサイド,シクロ
ヘキサノンパーオキサイド,3,3,5-トリメチルシクロヘ
キサノンパーオキサイド,メチルシクロヘキサノンパー
オキサイドなどのケトンパーオキサイド類,1,1-ビス(t
ert-ブチルパーオキシ)シクロヘキサンなどパーオキシ
ケタール類,tert−ブチルヒドロパーオキサイド,クメ
ンヒドロパーオキサイド,1,1,3,3-テトラメチルブチル
ヒドロパーオキサイド,p−メンタンヒドロパーオキサ
イド,ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサイド,
2,5-ジメチルヘキサン−2,5-ジヒドロパーオキサイドな
どのヒドロパーオキサイド類,tert-ブチルパーオキシア
セテート,tert-ブチルパーオキシ−2-エチルヘキサノエ
ート,tert-ブチルパーオキシベンゾエートなどのパーオ
キシエステル類などの有機過酸化物, 2,2'-アゾビス
(4-メトキシ−2,4-ジメチルバレロニトリル), 2,2'-
アゾビス(2-シクロプロピルプロピオニトリル), 2,
2'-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル),アゾビ
スイソブチロニトリル, 2,2'-アゾビス(2-メチルブチ
ロニトリル),1,1'−アゾビス(シクロヘキサン−1-カ
ルボニトリル),2-(カルバモイルアゾ)イソブチロニ
トリル,2-フェニルアゾ−4-メトキシ-2,4-ジメチルバ
レロニトリルなどのアゾ系化合物など公知のものであれ
ば特に制限はない。重合開始剤(C) は,本発明の粘着剤
層において,粘着性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエチ
レン性不飽和二重結合を有する硬化性化合物(B)5〜200
重量部を含む硬化性粘着樹脂組成物に対して, 0.1〜10
重量部,好ましくは 0.5〜5 重量部の割合で用いられ
る。
【0016】重合促進剤(D) としては,N,N-ジメチルベ
ンジルアミン,トリエチルアミン,トリブチルアミン,
N,N-ジエチルアニリン,N,N-ジメチルアニリン,N-フェ
ニルジエタノールアミン,N-フェニルジイソプロパノー
ルアミン,ジメチル−p-トルイジン,トリエタノールア
ミン,4-フェニルモルホリンなどの三級アミンや,リチ
ウム,カルシウム,ストロンチウム,バリウム,セリウ
ム,ジルコニウム,バナジウム,モリブデン,マンガ
ン,鉄,コバルト,ニッケル,銅,亜鉛,スズ,鉛など
の金属のラウリル酸塩,ナフテン酸塩,オクチル酸塩,
オレイン酸塩,オクテン酸塩などの脂肪酸塩,ロジン塩
などの樹脂酸塩,アセチルアセトネート錯塩などのキレ
ート化合物などから選ばれる金属化合物のうちの1種ま
たは2種以上を用いることができる。特に,重合開始剤
(C) が有機過酸化物の場合,重合促進剤(D) として,三
級アミンまたは金属化合物のうちのどちらか,あるいは
その両方を併用するのが好ましい。
【0017】重合促進剤(D) は,粘着剤層(II)に含ませ
る場合は,粘着性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエチレ
ン性不飽和二重結合を有する硬化性化合物(B)5〜200 重
量部を含む硬化性粘着樹脂組成物に対して, 0.1〜10重
量部,好ましくは 0.5〜5 重量部の割合で用いられる。
また,隔離層(III) に含ませる場合は,樹脂組成物100
重量部に対して, 0.1〜10重量部,好ましくは 0.5〜5
重量部の割合で用いられる。
【0018】硬化前の粘着特性を改善し,特に凝集力を
高めるために,粘着剤層にさらにポリイソシアネート
(E) を添加して,粘着性ゴム系樹脂(A) を部分架橋させ
てもよい。ポリイソシアネートとしては, トリレンジイ
ソシアネート,4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト,ヘキサメチレンジイソシアネート,m−キシレンジ
イソシアネート,p−キシレンジイソシアネート,1,5-
ナフタレンジイソシアネート,イソホロンジイソシアネ
ート,リジンジイソシアネート,水添4,4'−ジフェニル
メタンジイソシアネート,水添トリレンジイソシアネー
トなどのジイソシアネート類,あるいはこれらとグリコ
ール類またはジアミン類との両末端イソシアネートアダ
クト体,あるいはこれらの混合物が挙げられ,必要に応
じてトリフェニルメタントリイソシアネート,ポリメチ
レンポリフェニルイソシアネートなどの3官能以上のポ
リイソシアネート類もジイソシアネート類と混合して用
いることができる。ポリイソシアネート(E) は,粘着性
ゴム系樹脂(A)100重量部およびエチレン性不飽和二重結
合を有する硬化性化合物(B)5〜200 重量部を含む硬化性
粘着樹脂組成物に対して,0.05〜5 重量部,好ましくは
0.1〜3 重量部の割合で用いられる。
【0019】本発明に用いる硬化性粘着樹脂組成物に
は,その性能を阻害しない範囲で,必要に応じて顔料,
染料,無機充填剤,有機溶剤,銀粉,銅粉,ニッケル粉
などの金属粉,カーボンブラック,グラファイト,キシ
レン樹脂やロジン系樹脂などの粘着付与剤,シランカッ
プリング剤などを加えることができる。本発明の粘着剤
層(I) (II)を構成する硬化性粘着樹脂組成物は,(I) と
(II)で必ずしも全く同一組成である必要はない。使用す
る目的に応じて,エチレン性不飽和二重結合を有する硬
化性化合物(B) と粘着性ゴム系樹脂(A) の混合比が異な
っていたり,モノマー組成が異なっていても差し支えな
い。また,ポリイソシアネート(E) を(I) (II)のうち片
方の粘着剤層だけに配合しても差し支えない。
【0020】隔離層(III) に用いるガラス転移点温度が
−10℃より40℃の樹脂としては,アクリル樹脂,酢酸ビ
ニル樹脂などの共重合樹脂を挙げることができる。アク
リル樹脂の中でも,とりわけ,メチルアクリレート,エ
チルアクリレート,イソプロピルアクリレート,イソブ
チルアクリレート,シクロヘキシルアクリレート,n-プ
ロピルメタクリレート,n-ブチルメタクリレート,n-ア
ミルメタクリレート,n-ヘキシルメタクリレート,2-エ
チルヘキシルメタクリレート,n-オクチルメタクリレー
ト,ジメチルアミノエチルメタクリレート,ジエチルア
ミノエチルメタクリレートなどのモノマーを重合した共
重合樹脂が好適である。
【0021】隔離層(III) には,硬化後の強度を確保す
る目的で,ガラス転移点温度が−10℃より40℃の樹脂と
相溶しない樹脂をブレンドすることもできる。更に,隔
離層(III) を形成する樹脂組成物を塗工後に硬化させる
ことが,硬化後の粘着剤層の強度を保つ上で好ましい。
ガラス転移点温度が−10℃より40℃の樹脂と相溶しない
樹脂の添加量は,ガラス転移点温度が−10℃より40℃の
樹脂 100重量部に対して50〜300 重量部であり,好まし
くは 100〜250 重量部である。相溶しない樹脂をブレン
ドした場合,ガラス転移点温度が複数現れるが,最も低
いガラス転移点温度が,粘着剤層(I) および粘着剤層(I
I)のガラス転移点温度よりも高く,−10℃より40℃であ
ればよい。
【0022】硬化性複合粘着シートの製造においては,
まず剥離性の高いフィルム,シートあるいはテープなど
からなる剥離紙の上に樹脂組成物の溶液を塗布して乾燥
させ,隔離層(III) を形成する。次いで,別の剥離性の
高いフィルム,シートあるいはテープなどからなる剥離
紙の上に粘着剤を塗工して,乾燥により有機溶媒を除去
し,粘着剤層(I) を形成した後,その表面上に隔離層(I
II) を積層し,隔離層(III) 側の剥離紙を除去する。一
方,これとは別に,剥離性の高いフィルム,シートある
いはテープなどからなる剥離紙の上に,粘着剤を塗工
し,乾燥により有機溶剤を除去して粘着剤層(II)を作製
する。この粘着剤層(II)と,先の隔離層(III) を貼り合
わせ,図1のような硬化性複合粘着シートとする。粘着
剤層(I)あるいは(II)が剥離紙に対して上下どちらの側
にくるかは,特に制限はない。本発明の硬化性複合粘着
シートは,使用する用途の違いによって,あるいは保存
性を向上させる目的で,図2のような三層構造としても
差し支えない。さらに,それ以上の多層構造とすること
も可能である。
【0023】また,粘着剤層の厚さは,(I) (II)の間で
必ずしも同一である必要はなく,用途に応じて膜厚をか
えても差し支えない。また,補強や衝撃緩和のために,
レーヨン,ナイロンなどの不織布や寒冷紗などの布類,
ウレタン,アクリルなどのフォーム類などでライニング
したり,これらの布類,フォーム類などを芯材としてこ
れに本発明の硬化性粘着樹脂組成物を塗布または含浸さ
せて用いることもできる。ここで用いられるシートの基
材,芯材などが硬化性粘着樹脂組成物とともに使用後も
接着部に残る場合には,これらが時間の経過にともなっ
て著しく変質したり,硬化を著しく妨げることが無いも
のである必要がある。
【0024】本発明の硬化性粘着シートは,隔離層(II
I) のガラス転移点温度以下で保存しなければならな
い。この温度域では, 隔離層(III) により重合開始剤
(C) と重合促進剤(D) の移動は制限され,互いに隔離さ
れる。使用時には,本発明の硬化性粘着シートを隔離層
(III) のガラス転移温度以上にすることにより,重合開
始剤(C) と重合促進剤(D) が隔離層を自由に通過して,
粘着剤層の中で移動できるようになる。重合開始剤(C)
と重合促進剤(D) は,それ自身の分子量があまり大きく
ないことと,粘着剤のガラス転移点温度が低いことか
ら,隔離層のガラス転移点温度以上においては,隔離層
を通して比較的自由に粘着層内を移動し,硬化性樹脂に
作用して樹脂を硬化させる。
【0025】
【実施例】以下,実施例により本発明を説明する。例
中,部とは重量部を,%とは重量%を,それぞれ表わ
す。
【0026】ポリエステルオリゴマー1の合成 エチレングリコール 2.0部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 51.0部 グリシジルメタクリレート 47.0部 N,N−ジメチルベンジルアミン 0.9部 ハイドロキノン 0.2部 酢酸エチル 25.0部 上記組成物を混合し,空気雰囲気中,80℃で10時間反応
させ,冷却後,酢酸エチル 125部を加えてポリエステル
オリゴマー1の溶液(固形分40%)を得た。
【0027】ポリエステルオリゴマー2の合成 エチレングリコール 2.0部 ヘキサヒドロ無水フタル酸 50.3部 グリシジルメタクリレート 23.2部 フェニルグリシジルエーテル 24.5部 N,N−ジメチルベンジルアミン 0.9部 ハイドロキノン 0.2部 酢酸エチル 25.0部 上記組成物を混合し,空気雰囲気中,80℃で10時間反応
させ,冷却し,ポリエステルオリゴマー2の溶液(固形
分80%)を得た。
【0028】アクリルポリマー1の合成 ブチルアクリレート 92.0部 アクリルアミド 2.8部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 5.2部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部 窒素雰囲気中,80℃に加熱した上記混合物 125部に,同
組成の混合物 125部を滴下し,滴下終了後,12時間加熱
還流させ,冷却し,アクリルポリマー1の溶液(固形分
40%)を得た。
【0029】アクリルポリマー2の合成 メチルアクリレート 100.0部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部 アクリルポリマー1の合成と同様にして,アクリルポリ
マー2の溶液(固形分40%)を得た。
【0030】アクリルポリマー3の合成 ジエチルアミノエチルアクリレート 100.0部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部 アクリルポリマー1の合成と同様にして,アクリルポリ
マー3の溶液(固形分40%)を得た。
【0031】アクリルポリマー4の合成 ジエチルアミノエチルメタクリレート 50.0部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 50.0部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部 アクリルポリマー1の合成と同様にして,アクリルポリ
マー4の溶液(固形分40%)を得た。
【0032】アクリルポリマー5の合成 ブチルアクリレート 100.0部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部 アクリルポリマー1の合成と同様にして,アクリルポリ
マー5の溶液(固形分40%)を得た。
【0033】アクリルポリマー6の合成 ヘキシルメタクリレート 100.0部 アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 酢酸エチル 150.0部 アクリルポリマー1の合成と同様にして,アクリルポリ
マー5の溶液(固形分40%)を得た。
【0034】〔実施例1〕ポリエステルオリゴマー1の
溶液37.5部とアクリルポリマー1の溶液62.5部を十分に
混合したのち,さらに,ベンゾイルパーオキサイド 1.4
部とヘキサメチレンジイソシアネート0.15部を均一に混
合し,この粘着剤溶液をシリコーン処理を施したポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に乾燥後の厚さが30μ
mとなるように塗布し,60℃で3分間乾燥して粘着剤層
(I) を得た。一方,アクリルポリマー2の溶液83.3部と
ジエタノールアニリン20%酢酸エチル溶液16.7部を十分
に混合したのち,さらに,ポリエステルオリゴマー2の
溶液200部,2-ヒドロキシ−2-メチルプロピオフェノン
3.2部を混合し,分散させた。この溶液をシリコーン処
理を施したポリエチレンテレフタレートフィルム上に乾
燥後の厚さが30μmとなるように塗布し,60℃で3分間
乾燥して隔離層(III)を得た。UV照射を行うことによ
り,ポリエステルオリゴマー2を硬化させてフィルム化
し,隔離層(III) の強度を向上させた。次いで,この隔
離層(III) を粘着剤層(I) 上に積層して,ポリエチレン
テレフタレートフィルムを剥離した。他方,粘着剤層
(I) と同一組成の粘着剤溶液を,シリコーン処理を施し
たポリエチレンテレフタレートフィルム上に,乾燥後の
厚さが30μmとなるように塗布し,60℃で3分間乾燥し
て粘着剤層(II)を得た。この粘着剤層(II)を隔離層(II
I) 上に貼り合わせ,樹脂を主体とする隔離層(III) が
粘着剤層の間に形成された,見かけ上一体化している硬
化性複合粘着シートを得た。得られた硬化性複合粘着シ
ートは,−11℃で2ヶ月保存後にも硬化せず,良好な粘
着性が認められた。この硬化性複合粘着シートを用いて
アルミ板を貼り合わせ,20℃で1週間経過後の剪断接着
力を測定したところ良好な接着性を示した。結果を表1
に示す。剪断接着力の測定は,縦50mm,横10mm,厚さ
0.5mmの2枚のアルミニウム板を使用し,そのアルミニ
ウム板の一端に得られた硬化性複合粘着シートを縦10m
m,横10mmに切断したものの粘着面を貼着し,ポリエチ
レンテレフタレートフィルムを剥離させ,生じた粘着面
にもう1枚のアルミニウム板を貼着し,25℃,相対湿度
65%で1週間経過後,25℃,相対湿度65%の条件下,引
っ張り速度5mm/分で剪断強度を測定した。
【0035】〔実施例2〕隔離層(III) のアクリルポリ
マー2の代わりにアクリルポリマー3の溶液を用いた以
外は, 実施例1と同様に操作して,硬化性複合粘着シー
トを得た。実施例1と同様,−11℃で2ヶ月保存後も硬
化せず,良好な粘着性が認められた。この硬化性複合粘
着シートを用いてアルミ板を貼合わせ,20℃で1週間経
過後の剪断接着力を測定したところ良好な接着性を示し
た。結果を表1に示す。
【0036】〔実施例3〕隔離層(III) のアクリルポリ
マー2の代わりにアクリルポリマー4の溶液を用いた以
外は, 実施例1と同様に操作して,硬化性複合粘着シー
トを得た。実施例1と同様,−11℃で2ヶ月保存後も硬
化せず,良好な粘着性が認められた。この硬化性複合粘
着シートを用いてアルミ板を貼合わせ,20℃で1週間経
過後の剪断接着力を測定したところ良好な接着性を示し
た。結果を表1に示す。
【0037】〔実施例4〕ポリエステルオリゴマー1の
溶液37.5部とアクリルポリマー1の溶液62.5部を十分に
混合したのち,さらに,ベンゾイルパーオキサイド 1.4
部とヘキサメチレンジイソシアネート0.15部を均一に混
合し,この粘着剤溶液をシリコーン処理を施したポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に乾燥後の厚さが30μ
mとなるように塗布し,60℃で3分間乾燥して粘着剤層
(I) を得た。一方,アクリルポリマー2の溶液 100部,
ポリエステルオリゴマー2の溶液 200部,2-ヒドロキシ
−2-メチルプロピオフェノン 3.2部を混合し,この溶液
をシリコーン処理を施したポリエチレンテレフタレート
フィルム上に乾燥後の厚さが30μmとなるように塗布
し,60℃で3分間乾燥して隔離層(III) を得た。UV照
射を行うことにより,ポリエステルオリゴマー2を硬化
させてフィルム化し,隔離層(III) の強度を向上させ
た。次いで,この隔離層(III)を粘着剤層(I) 上に積層
して,ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し
た。他方,ポリエステルオリゴマー1の溶液37.5部とア
クリルポリマー1の溶液62.55部を十分に混合したの
ち,さらに,ジエタノールアニリン20%酢酸エチル溶液
1.4部とヘキサメチレンジイソシアネート0.15部を均一
に混合し,この粘着剤溶液をシリコーン処理を施したポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に乾燥後の厚さが
30μmとなるように塗布し,60℃で3分間乾燥して粘着
剤層(II)を得た。この粘着剤層(II)を隔離層(III)上に
貼り合わせ,樹脂を主体とする隔離層(III) が2種類の
粘着剤層の間に形成された,見かけ上一体化している硬
化性複合粘着シートを得た。得られた硬化性複合粘着シ
ートは,−11℃で2ヶ月保存後にも硬化せず,良好な粘
着性が認められた。この硬化性複合粘着シートを用いて
アルミ板を貼り合わせ,20℃で1週間経過後の剪断接着
力を測定したところ良好な接着性を示した。結果を表1
に示す。
【0038】〔比較例1〕隔離層(III)のアクリルポリ
マー2の代わりにアクリルポリマー5の溶液を用いた以
外は, 実施例1と同様に操作して,硬化性複合粘着シー
トを得た。実施例1と同様,−11℃で2ヶ月保存したと
ころ,すでに硬化していた。 〔比較例2〕隔離層(III)のアクリルポリマー2の代わ
りにアクリルポリマー6の溶液を用いた以外は, 実施例
1と同様に操作して,硬化性複合粘着シートを得た。実
施例1と同様,−11℃で2ヶ月保存したところ,すでに
硬化していた。
【0039】
【表1】
【0040】本発明の硬化性粘着シートは,表1に示す
ように硬化後の剪断接着力が 20kg/cm2 以上であり,硬
化後の接着力に優れている。また,本発明の硬化性複合
粘着シートでは,使用時まで,粘着剤層(I) と粘着剤層
(II)に含まれる硬化反応を起こさせる成分が隔離層(II
I) のために作用せず,従来の硬化性粘着テープで問題
のあった保存性は,著しく改善された。さらに,ポリイ
ソシアネートを適量添加することにより,凝集力を向上
させることができる。
【発明の効果】
【0041】本発明により,接合時には粘着性が高く,
被着体に仮接着でき,機械的な仮止めが不必要であり,
硬化後には強固な接着力を示し,硬化前の粘着特性と硬
化後の接着力とのバランスに優れ,かつ保存性の優れた
硬化性複合粘着シートが得られるようになった。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は,見かけ上一体化した硬化性粘着シー
トの断面図である。
【図2】 図2は,図1の硬化性複合粘着シートをさら
に多層化したものである。
【符号の説明】
1.粘着剤層(I) 2.粘着剤層(II) 3.隔離層
(III) 4.剥離紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエ
    チレン性不飽和二重結合を有する硬化性化合物(B)5〜20
    0 重量部を含む硬化性粘着樹脂組成物に,重合開始剤
    (C)0.1〜10重量部を配合してなる粘着剤層(I) と,粘着
    性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエチレン性不飽和二重
    結合を有する硬化性化合物(B)5〜200 重量部を含む硬化
    性粘着樹脂組成物に,重合促進剤(D)0.1〜10重量部を配
    合してなる粘着剤層(II)とを,樹脂を主体とする隔離層
    (III) を介して一体化してなることを特徴とする硬化性
    複合粘着シート。
  2. 【請求項2】 粘着性ゴム系樹脂(A)100重量部およびエ
    チレン性不飽和二重結合を有する硬化性化合物(B)5〜20
    0 重量部を含む硬化性粘着樹脂組成物に,重合開始剤
    (C)0.1〜10重量部を配合してなる粘着剤層(I) と(II)と
    を,重合促進剤(D) を配合してなる樹脂を主体とする隔
    離層(III) を介して一体化してなることを特徴とする硬
    化性複合粘着シート。
  3. 【請求項3】 隔離層(III) のガラス転移点温度が,粘
    着剤層(I) および(II)のガラス転移点温度よりも高く,
    −10℃より40℃の間であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の硬化性複合粘着シート。
  4. 【請求項4】 隔離層(III) が複数の樹脂からなり,最
    も低いガラス転移点温度が,粘着剤層(I) および(II)の
    ガラス転移点温度よりも高く,−10℃より40℃の間であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の硬化性複合
    粘着シート。
  5. 【請求項5】 エチレン性不飽和二重結合を有する硬化
    性化合物(B) が,環状酸無水物(a) とエチレン性不飽和
    二重結合を有するエポキシド(b) とを反応させて得られ
    る不飽和ポリエステルオリゴマーであることを特徴とす
    る請求項1ないし4記載の硬化性複合粘着シート。
  6. 【請求項6】 硬化性粘着樹脂組成物が,さらにポリイ
    ソシアネート(E)0.05〜5重量部を含むことを特徴とす
    る請求項1ないし5記載の硬化性複合粘着シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10218919A (ja) * 1997-01-31 1998-08-18 Dainippon Ink & Chem Inc 不飽和モノマーの重合開始剤組成物

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