JPH06191440A - 自動車の後部車体構造 - Google Patents

自動車の後部車体構造

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Publication number
JPH06191440A
JPH06191440A JP34862992A JP34862992A JPH06191440A JP H06191440 A JPH06191440 A JP H06191440A JP 34862992 A JP34862992 A JP 34862992A JP 34862992 A JP34862992 A JP 34862992A JP H06191440 A JPH06191440 A JP H06191440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
waist
rear waist
strut housing
inner panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP34862992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamoto
浩之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP34862992A priority Critical patent/JPH06191440A/ja
Publication of JPH06191440A publication Critical patent/JPH06191440A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の後部車体構造の後方遮音性能を向上
し、重量の増大が差程無くともトランクリッドヒンジの
取付部周りの剛性の向上を得られる手段を提供するこ
と。 【構成】 車室1内の空気Aを排出する中空状に形成さ
れたリアウエスト2と、該リアウエスト2の排気口3が
夫々結合されたインナパネル4と、該インナパネル4の
車室1側の面に固設されたリアストラットハウジング5
と、前記インナパネル4に対して左右に離間して配され
且つ該リアウエスト2の後部に形成された前記車室1に
隔離されたトランクルーム6を形成するリアフェンダー
パネル7とが形成されてなり、前記リアウエスト2の後
部及び下部と前記リアストラットハウジング5の後部と
が夫々臨む前記トランクルーム6内に、前記リアウエス
ト2の後部及び下部と前記リアストラットハウジング5
の後部とを前壁とするボックス部20を形成し、該ボッ
クス部20を前記リアウエスト2の中空部11に連通し
てなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後部車体構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図4及び
図5(特開昭60−236822号公報参照)に示すよ
うなものがある。即ち、自動車の後部車体構造として
は、車室1内の空気Aを排出するように中空状に形成さ
れたリアウエスト2と、該リアウエスト2の排気口3が
夫々結合されたインナパネル4と、該インナパネル4の
室内1側の面に固設されたリアストラットハウジング5
と、前記インナパネル4に対して左右に離間して配され
且つ該リアウエスト2の後部に形成された前記車室1に
隔離されたトランクルーム6を形成するリアフェンダー
パネル7(図はサイドパネルを含む構造である)とが形
成されてなる。
【0003】符号8は、前記リアウエスト2の前方に配
されたリアパーセルトレー、9は前記リアストラットハ
ウジング5を支えると共にタイア(図示省略)の収納空
間を形成したリアホイールハウスインナパネル、10は
該リアフェンダーパネル7に結合されたリアピラーパネ
ルである。
【0004】つまり、かかる従来の自動車の後部車体構
造にあっては、車室1内の空気Aは、ラム圧等によって
リアウエスト2に形成した導入口(図示省略)より中空
部11を通過して排気口3に至り、トランクルーム6を
形成するリアフェンダーパネル7の内面に沿って後方に
流れ、排気部(図示省略)より車外に排出されるシステ
ムを持っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車の後部車体構造にあっては、リアウエスト2の換
気経路は、後方遮音性能への寄与度が大であり、遮音性
能に対する換気経路の改善が重要な課題である。
【0006】また、リアウエスト2の排気口3の周囲
は、トランクリッドヒンジHの取付部HPが設けられる
が、周りの剛性が低く、トランクリッド(図示省略)の
取付精度が良くないことによる対策としてのパッチ(図
示省略)を設ける等の対策を必要とし、かかる対策によ
り車両重量の増大という新しい課題が発生している。
【0007】そこで、本発明は、自動車の後部車体構造
の後方遮音性能を向上し、重量の増大が差程無くともト
ランクリッドヒンジの取付部周りの剛性の向上を得られ
る手段を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車の後部車
体構造としては、車室内の空気を排出する中空状に形成
されたリアウエストと、該リアウエストの排気口が夫々
結合されたインナパネルと、該インナパネルの室内側の
面に固設されたリアストラットハウジングと、前記イン
ナパネルに対して左右に離間して配され且つ該リアウエ
ストの後部に形成された前記車室に隔離されたトランク
ルームを形成するリアフェンダーパネルとが形成されて
なり、前記リアウエストの後部及び下部と前記リアスト
ラットハウジングの後部とが夫々臨む前記トランクルー
ム内に、前記リアウエストの後部及び下部と前記リアス
トラットハウジングの後部とを前壁とするボックス部を
形成し、該ボックス部を前記リアウエストの中空部に連
通してなることを特徴とする。
【0009】
【作 用】この構造によると、前記リアウエストの後部
及び下部と前記リアストラットハウジングの後部とが夫
々臨む前記トランクルーム内に、前記リアウエストの後
部及び下部と前記リアストラットハウジングの後部とを
前壁とするボックス部を形成し、該ボックス部を前記リ
アウエストの中空部に連通してなるので、該ボックス部
がレゾネータとしての機能を有するので、該ボックス部
の形状により、音圧レベルを下げたい周波数に制御でき
ることにより、後方遮音性能を向上させることができ
る。また、ボックス部が閉断面を形成するので、トラン
クリッドヒンジ取付部の剛性を向上させることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3を用
いて詳述する。即ち、自動車の後部車体構造としては、
車室1内の空気Aを排出するように中空状に形成された
リアウエスト2と、該リアウエスト2の排気口3が夫々
結合されたインナパネル4と、該インナパネル4の車室
1側の面に固設されたリアストラットハウジング5と、
前記インナパネル4に対して左右に離間して配され且つ
該リアウエスト2の後部に形成された前記車室1に隔離
されたトランクルーム6を形成するリアフェンダーパネ
ル7(図はサイドパネルを含む構造である)とが形成さ
れてなる。
【0011】そして、前記リアウエスト2の後部2a及
び下部2bと、前記リアストラットハウジング5の後部
5aとが夫々臨む前記トランクルーム6内に、前記リア
ウエスト2の後部2a及び下部2bと前記リアストラッ
トハウジング5の後部5aとを前壁とする閉断面のボッ
クス部20を形成し、前記リアウエスト2の後部2aと
前記ボックス部20の前壁とを穴21により前記リアウ
エスト2の中空部11に連通してなる。
【0012】つまり、かかる自動車の後部車体構造にあ
っては、車室1内の空気Aは、ラム圧等によってリアウ
エスト2に形成した導入口(図示省略)より中空部11
を通過して排気口3に至り、トランクルーム6を形成す
るリアフェンダーパネル7の内面に沿って後方に流れ、
排気部(図示省略)より車外に排出されるシステムを持
っている。
【0013】また、排気部(図示省略)より車外からト
ランクルーム6内に侵入したマフラー等の排気音や車外
騒音が、排気口3よりリアウエスト2の中空部11内に
侵入しても、レゾネータとして機能するボックス部20
が存在することにより、音圧レベルが下がり、車室1に
達する音圧が著しく低下することになる。
【0014】しかも、このボックス部20の形状によっ
ては、音圧レベルを下げたい周波数にまで制御できるこ
とにより、後方遮音性能を向上させることができる。ま
た、ボックス部20が閉断面を形成するので、トランク
リッドヒンジ取付部HPの剛性を向上させることができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車の
後部車体構造としては、車室内の空気を排出する中空状
に形成されたリアウエストと、該リアウエストの排気口
が夫々結合されたインナパネルと、該インナパネルの室
内側の面に固設されたリアストラットハウジングと、前
記インナパネルに対して左右に離間して配され且つ該リ
アウエストの後部に形成された前記車室に隔離されたト
ランクルームを形成するリアフェンダーパネルとが形成
されてなり、前記リアウエストの後部及び下部と前記リ
アストラットハウジングの後部とが夫々臨む前記トラン
クルーム内に、前記リアウエストの後部及び下部と前記
リアストラットハウジングの後部とを前壁とするボック
ス部を形成し、該ボックス部を前記リアウエストの中空
部に連通してなることを特徴とするので、該ボックス部
がレゾネータとしての機能を有するので、該ボックス部
の形状により、音圧レベルを下げ、後方遮音性能を向上
させることができると共にボックス部が閉断面を形成す
るので、トランクリッドヒンジ取付部の剛性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2のI−I線に係る
断面図である。
【図2】図3の側面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図4】従来例の図1相当の断面図である。
【図5】従来例の図3相当斜視図である。
【符号の説明】
1 車室 2 リアウエスト 3 排気口 4 インナパネル 5 リアストラットハウジング 6 トランクルーム 7 リアフェンダーパネル 11 中空部 20 ボックス部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の空気を排出する中空状に形成さ
    れたリアウエストと、該リアウエストの排気口が夫々結
    合されたインナパネルと、該インナパネルの室内側の面
    に固設されたリアストラットハウジングと、前記インナ
    パネルに対して左右に離間して配され且つ該リアウエス
    トの後部に形成された前記車室に隔離されたトランクル
    ームを形成するリアフェンダーパネルとが形成されてな
    る自動車の後部車体構造において、 前記リアウエストの後部及び下部と前記リアストラット
    ハウジングの後部とが夫々臨む前記トランクルーム内
    に、前記リアウエストの後部及び下部と前記リアストラ
    ットハウジングの後部とを前壁とするボックス部を形成
    し、該ボックス部を前記リアウエストの中空部に連通し
    てなることを特徴とする自動車の後部車体構造。
JP34862992A 1992-12-28 1992-12-28 自動車の後部車体構造 Pending JPH06191440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34862992A JPH06191440A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 自動車の後部車体構造

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JP34862992A JPH06191440A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 自動車の後部車体構造

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JPH06191440A true JPH06191440A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18398283

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JP34862992A Pending JPH06191440A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 自動車の後部車体構造

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JP (1) JPH06191440A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10152073A (ja) * 1996-11-21 1998-06-09 Kanto Auto Works Ltd サスペンションタワーの消音器機能付リインフォース
JP2012153187A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Nippon Steel Corp 後部車体構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10152073A (ja) * 1996-11-21 1998-06-09 Kanto Auto Works Ltd サスペンションタワーの消音器機能付リインフォース
JP2012153187A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Nippon Steel Corp 後部車体構造

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