JPH06191287A - サッシュレスドア型車のウェザーストリップ - Google Patents

サッシュレスドア型車のウェザーストリップ

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JPH06191287A
JPH06191287A JP4345792A JP34579292A JPH06191287A JP H06191287 A JPH06191287 A JP H06191287A JP 4345792 A JP4345792 A JP 4345792A JP 34579292 A JP34579292 A JP 34579292A JP H06191287 A JPH06191287 A JP H06191287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
parts
weather strip
fitting
door type
Prior art date
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Pending
Application number
JP4345792A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Eto
範昭 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP4345792A priority Critical patent/JPH06191287A/ja
Publication of JPH06191287A publication Critical patent/JPH06191287A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出成形部の切除作業の回避による製造作業
能率の向上と、材料の損失を防止する。 【構成】 垂立辺の押出成形部12を車体前後のフロン
ト側シール部材18とリア側シール部材19に分割形成
する。両シール部材18,19の分割端部に設けられた
各嵌合突部21,22を、モール20の嵌合片27,2
8と基部26との間に圧入嵌合して両シール部材18,
19を連結する。該連結時におけるモール20の上下端
部を両シール部材18,19の上下端面から突設させ
て、この状態で型成形を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシュレスドア型車
のウェザーストリップ、とりわけセンターピラーに取り
付けられる垂立辺を改良したウェザーストリップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】サッシュレスドア型車においては、ルー
フサイドの下面からセンターピラーの外表面にかけてウ
ェザーストリップが取り付けられている。ここで用いら
れるウェザーストリップは一般部が押出成形によって形
成される一方で、異形状の連接部や末端部が型成形によ
って形成されており、センターピラーに取り付けられる
垂立辺にあっては中間部が押出成形部、その上下端が型
成形部となっている。
【0003】ところで、サッシュレスドア型車の場合、
図7に示すように、ウェザーストリップ1の垂立片2の
外面3(前後のドアガラス4,5に対するシール面)の
略中央に長手方向に沿う装飾用のモール6が装着されて
いるものがある。
【0004】即ち、中間部の押出成形部7の成形時にモ
ール6を同時押し出しによって一体に形成し、その後に
押出成形部7の上下端に型成形によって異形状の型成形
部8を成形し、この型成形部8を介して中間部の押出成
形部7と車体ルーフ側の開口縁に沿った別異の押出成形
部9,9とを結合させるようになっている。ところが、
このようにして押出成形部7とモール6を同時押出する
場合、モール6の長さが押出成形部7と同じ長さになる
ために、モール6が押出成形部7の上下端で途切れて見
栄えが悪くなるという不具合を生じる。
【0005】このため、従来では、これに対処するため
に、図7に示すように押出成形部7とモール6を同時に
押出成形した後に、押出成形部7の上下端部7a,7b
を所定長さだけ切除して、モール6の上下端部を残し、
こうして延出したモール6の上下端部を成形型にセット
して型成形部8の上面に配設するようになっている(例
えば特開平4−166418号公報、特開平4−197
843号公報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記従来の
ウェザーストリップにあっては、モール6が押出成形部
7からその上下の型成形部8,8に亘って延設すること
が可能になるものの、型成形を行う前に、押出成形部7
の上下端部7a,7bを予め切除しなければならない。
したがって、斯かる上下端部7a,7bの切除作業が煩
雑になるばかりか、切除による材料の損失を招いてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来のウ
ェザーストリップの問題点に鑑みて案出されたもので、
センターピラーに取り付けられる垂立辺が押出成形部と
その上下端の型成形部とから成り、この垂立片の外面の
上下長手方向に沿って装飾用モールが設けられてなるサ
ッシュレスドア型車のウェザーストリップにおいて、前
記押出成形部を車体のフロント側とリア側に分割形成す
ると共に、該分割されたフロント側シール部材とリア側
シール部材の分割対向端部に、夫々嵌合部を上下方向に
沿って設け、かつ前記モールの両側部に前記両嵌合部が
嵌着して両シール部材を連結する嵌着部を夫々設け、両
シール部材の連結時における前記モールの上下端部を両
シール部材の上下端面から突設したことを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】前記構成の本発明によれば、ウェザーストリッ
プの押出成形部を、フロント側シール部材とリア側シー
ル部材を別個に押出成形して分割形成しておき、その
後、両シール部材間にモールを配設して両嵌着部に各嵌
合部を嵌着させることにより両シール部材を連結する。
【0009】そして、この連結時には、モールの上下端
部が各シール部材の上下端面より突出しているため、こ
の状態のまま、金型にセットして型成形部を成形する。
したがって、該型成形部によって両シール部材の上下端
部が結合されると同時に、該中間押出成形部と他の押出
成形部が結合されることは勿論のこと、中間押出成形部
の上下端部を切除することなく、型成形部の外面までモ
ールを延出させることが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。
【0011】図1〜図3は本発明に係るサッシュレスド
ア型車のウェザーストリップの第1実施例を示してい
る。即ち、本実施例のボディサイドウェザーストリップ
11は、図3に示すようにルーフサイドの下面からセン
ターピラーの外表面に亘って取り付けられており、セン
ターピラーに取り付けられる垂立辺12の上端に、ルー
フサイド下面に取り付けられる上部辺13が一体化され
てなり、垂立辺12と上部辺13の一般部はともに押出
成形によって形成され、両者の連接部と各端末は型成形
によって成形されている。
【0012】前記垂立辺12は、中間部の押出成形部1
4と、該押出成形部14の上下端部に結合された型成形
部15,16とから構成されている。前記押出成形部1
4は、図1に示すようにセンターピラーに固定されるリ
テーナ17に保持されて、車体前後のドアガラス4,5
をシールするゴム製のフロント側シール部材18及びリ
ア側シール部材19が車体前後方向に分割形成されてい
ると共に、該両シール部材18,19の分割対向端部間
に、該両者18,19を連結する装飾用のモール20が
上下方向に沿って設けられている。
【0013】具体的に説明すれば、前記フロント側シー
ル部材18とリア側シール部材19は、図2にも示すよ
うにソリッドゴムによってモール20の上下方向の中心
線を中心とした左右対称形状に分割形成され、各外面1
8a,19aが前記ドアガラス4,5の端部に当接して
シール機能を司っていると共に、分割された対向端部に
夫々車内方向へ折曲した嵌合突部21,22が一体に設
けられている。この嵌合突部21,22は、硬質ゴムの
内部に剛性を確保するための芯金21a,22aが埋設
されていると共に、外周面に挾圧用のリップ21b,2
2bが設けられている。また、押出成形部14の上下方
向の長さは、従来より短く設定され、予め後述の型成形
部15,16の長さと合わせて車体の上下方向の配置長
さに設定されている。
【0014】前記リテーナ17は、図2にも示すように
横断面略V字形状を呈し、中央の膨出部17aの外面に
段差板状の突起片23が一体に設けられていると共に、
両端部に前記各シール部材18,19の後部に有する各
係合溝18b,19bに係合する係合爪24,24が設
けられている。
【0015】前記モール20は、図2に示すように内部
に芯金25を有するゴム材で横断面略錨形状に形成さ
れ、横断面略コ字形の中央の基部26と、該基部26の
両側に一体に突設されて、基部26の外側面と共働して
前記各嵌合突部21,22を保持する略L字形の嵌着片
27,28とから主として構成されている。前記基部2
6は、外面に金属色の光沢部29が設けられていると共
に、両側片の対向する内面に前記リテーナ17の突起片
23の両側面を挾圧する挾圧リップ30が設けられてい
る。また、このモール20の全長は、各シール部材1
8,19の全長よりも長く設定されて、上下端部20
a,20bが両シール部材18,19の連結時に、該両
シール部材18,19の上下端面18c,19cから突
設させるようになっている。
【0016】以下、本実施例の作用について説明する。
まず、各シール部材18,19を、夫々押出成形によっ
て別個に予め形成しておき、次に、モール20を両者1
8,19間に配設して、基部26と両嵌着片27,28
との間に各嵌合突部21,22を圧入する。これによっ
て、両シール部18,19は、モール20を介して連結
されることになる。この際、モール20の上下端部20
a,20bを、図3に示すように略同一の長さで各シー
ル部材18,19の上下端面18c,18d、19c,
19dから突出させる。そして、このように一体的に連
結された両シール部材18,19とモール20の上端部
を夫々金型内にセットすると共に、上部辺13の押出成
形部31,32の対向端部も同一金型内にセットして、
型成形を行う。また、各シール部材18,19とモール
20の各下端部を金型内で型成形する。
【0017】したがって、各型形成部15によって各シ
ール部材18,19の上下端部も一体に結合されると同
時に、上部辺13の押出成形部31,32と連結される
ことは勿論のこと、各シール部材18,19の上端部を
切除することなく、モール20の上下端部20a,20
bを型成形部15,16の外面まで延出させることが可
能になる。この結果、煩雑な切除作業が回避され、製造
作業性が良好になると共に、材料上のロスも防止でき
る。
【0018】尚、各押出成形部14,31,32と型成
形部15,16を一体に成形した後は、予めセンターピ
ラーに固定されたリテーナ7に、係止爪24,24と係
合溝18b,19bを介してウェザーストリップ11全
体を取り付ければ、該取付作業が簡単に終了する。
【0019】図4はモール20の光沢部29な他例を示
し、基部20の外端部に形成された2連の凹溝33,3
3に、光沢部29のベース34下面に突設された係止部
35,35を係脱自在に形成した。これによって、光沢
部29を車体カラー等に合わせて自在に変更することが
可能になる。
【0020】図5はさらに異なった光沢部29を示し、
モール20の芯金25をそのまま基部26の外面に露出
させて光沢部29を形成した。これによって、光沢部2
9の形成作業が容易になる。
【0021】図6は本発明の第2実施例を示し、分割さ
れた両シール部材18,19の対向端部に、横断面コ字
形の凹溝40,41が形成されていると共に、この凹溝
40,41内に横断面コ字形の硬質ゴム材からなる嵌合
部たる凹部36,37が設けられている。一方、モール
20は、単純なコ字状の基部26の両側面に前記凹部3
6,37に嵌入する嵌着部たる凸部38,39が設けら
れている。
【0022】そして、各凸部38,39と凹部36,3
7とを嵌合させると同時に接着剤によって固定する。こ
れによって、両シール部材18,19を、モール20を
介してさらに強固に連結させることが可能になる。
【0023】また、この実施例は、両シール部材18,
19の連結構造が簡単であるため、製造作業が容易であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るサッシュレスドア型車のウェザーストリップによれ
ば、とりわけ分割された両シール部材を嵌着部と嵌合部
とを介してモールによって連結し、該モールの上下端部
を各シール部材の上下端面から突設させた状態で型成形
を行うことができるため、従来のような押出成形後に押
出成形部の上下端部の切除作業が全く不要になり、全体
の製造作業が容易になると共に、材料の損失が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図3のA−A線断面
図。
【図2】本実施例に供される各構成部品を分解して示す
断面図。
【図3】本実施例の要部正面図。
【図4】各実施例に供されるモールの他例を示す横断面
図。
【図5】各実施例に供されるモールのさらに異なる他例
を示す横断面図。
【図6】本発明の第2実施例を示す横断面図。
【図7】従来のウェザーストリップが適用された車体の
要部側面図。
【符号の説明】
11…ウェザーストリップ 12…垂立辺 13…上部辺 14…押出成形部 15,16…型成形部 18…フロント側シール部材 18c,19c…上端面 18d,19d…下端面 19…リア側シール部材 20…モール 20a…上端部 20b…下端部 21,22…嵌合突部(嵌合部) 27,28…嵌着片(嵌着部) 36,37…凹部(嵌合部) 38,39…凸部(嵌着部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターピラーに取り付けられる垂立辺
    が押出成形部とその上下端の型成形部とから成り、この
    垂立片の外面の上下長手方向に沿って装飾用モールが設
    けられてなるサッシュレスドア型車のウェザーストリッ
    プにおいて、前記押出成形部を車体のフロント側とリア
    側に分割形成すると共に、該分割されたフロント側シー
    ル部材とリア側シール部材の分割対向端部に、夫々嵌合
    部を上下方向に沿って設け、かつ前記モールの両側部に
    前記両嵌合部が嵌着して両シール部材を連結する嵌着部
    を夫々設け、両シール部材の連結時における前記モール
    の上下端部を両シール部材の上下端面から突設したこと
    を特徴とするサッシュレスドア型車のウェザーストリッ
    プ。
JP4345792A 1992-12-25 1992-12-25 サッシュレスドア型車のウェザーストリップ Pending JPH06191287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5820198A (en) * 1995-03-03 1998-10-13 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip for motor vehicle and method for manufacturing the same
US5860692A (en) * 1994-09-28 1999-01-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip for motor vehicle and method for manufacturing the same

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