JPH06247224A - サッシュレスドア型車のウエザーストリップ取付構造 - Google Patents

サッシュレスドア型車のウエザーストリップ取付構造

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Publication number
JPH06247224A
JPH06247224A JP5038282A JP3828293A JPH06247224A JP H06247224 A JPH06247224 A JP H06247224A JP 5038282 A JP5038282 A JP 5038282A JP 3828293 A JP3828293 A JP 3828293A JP H06247224 A JPH06247224 A JP H06247224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
retainer
weather strip
seal
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP5038282A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Takahashi
高橋  功
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールと両シール部との見切り部の見栄えの
悪化を無くす。 【構成】 ウエザーストリップ11をフロント側リヤ側
の各シール部2,3と樹脂製のモール13とから構成す
る。モール本体14の裏面に車内方向に延出する支柱部
15を形成する。支柱部15の先端に車体前後方向に分
岐してシール部2,3の外表面に連接する一対の連接片
16を形成する。リテーナ12にコ字状突起19を長手
方向に沿って形成する。ウエザーストリップ11をリテ
ーナ12上にセットした状態でモール本体14を車内方
向に押し込む。一対の連接片16を支柱部15の両側に
重合させて支柱部15と共にコ字状突起に嵌合させる。
モール本体14で連接片16とシール部2,3との見切
り部9を覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシュレスドア型車
のウエザーストリップ取付構造、とりわけ、センターピ
ラー部のウエザーストリップをリテーナに取り付ける取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシュレスドア型車においては、セン
ターピラーの外表面にリテーナを介してウエザーストリ
ップが取り付けられている。このウエザーストリップは
フロントドアガラスの後縁に当接するフロント側シール
部とリヤドアガラスの前縁に当接するリヤ側シール部を
備え、一般部が押出成形によって形成されると共に、上
端のルーフサイド側ウエザーストリップとの連接部と、
下端の異形状部とが型成形によって形成されている。
【0003】ところで、この種のウエザーストリップと
して、図5に示すように(同図中ウエザーストリップは
符号1で示す。)、フロント側シール部2とリヤ側シー
ル部3の間に樹脂製の装飾用モール4を備えたものがあ
る。このウエザーストリップ1は、図6に示すように、
モール4をその外表面のみが車外側に露出するように両
シール部2,3間に埋設する一方で、モール4の裏面と
両シール部2,3の中心側縁部5とによって係止溝6を
形成し、こうして形成された係止溝6をリテーナ7の突
起8に嵌合させることによってリテーナ7に取り付けら
れている。尚、モール4は車外側からの見栄えを良くす
るため、ウエザーストリップ1の押出成形部たる一般部
Aからその上下端の型成形部Bにまで延設することが望
まれており、このような場合、以下のようにしてモール
4とウエザーストリップ1とが一体化されている。
【0004】即ち、ウエザーストリップ1の一般部Aを
押出成形する際にモール4を同時押出によって一体に造
形し、その後モール4を残して一般部Aの上下端を所定
長さだけ切除し、こうして延出したモール4の端部を成
形型にセットして型成形部Bを造形し、その際に同時に
モール4を型成形部Bに一体化するようにしている。
【0005】この類似技術は、例えば、実開平4−81
816号公報等に示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウエザース
トリップ取付構造にあっては、予めウエザーストリップ
1の両シール部2,3とモール4とを一体に形成してお
いて両者一緒にリテーナ7に取り付けるようにしている
ため、取り付け作業が容易になる利点がある反面、モー
ル3と両シール部2,3との見切り部の見栄え、特に、
ばりの生じ易い型成形部Bの見切り部9の見栄えが悪い
という不具合がある。
【0007】そこで本発明は、取り付け作業が容易であ
って、しかも、モールと両シール部との見切り部の見栄
えの悪化を招くことないサッシュレスドア型車のウエザ
ーストリップ取付構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、フロントドアガラス後縁に
当接するフロント側シール部とリヤドアガラス前縁に当
接するリヤ側シール部の間に樹脂製のモールを備えたウ
エザーストリップをセンターピラー取付用のリテーナに
取り付けるサッシュレスドア型車のウエザーストリップ
取付構造であって、前記ウエザーストリップの端部が型
成形によって形成されるものにおいて、前記モールを、
モール本体と、このモール本体の裏面から車内方向に延
出する支柱部と、この支柱部の先端から車体前後方向に
分岐して前記各シール部の外表面に連接する一対の連接
片とから構成する一方で、前記リテーナにコ字状突起を
長手方向に沿って設け、ウエザーストリップをリテーナ
上にセットした状態でモール本体を車内方向に押し込
み、モールの連接片を支柱部の両側に重合させて支柱部
と共にリテーナのコ字状突起に嵌合させると共に、モー
ル本体で前記各連接片とシール部との見切り部を覆うよ
うにした。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。尚、図5,図6に示した従来のものと同
一部分には同一符号を用いるものとする。
【0010】図面において、11は、ウエザーストリッ
プであり、12は、このウエザーストリップ11が取り
付けられるセンターピラー取付用のリテーナである。
【0011】ウエザーストリップ11は、フロントドア
ガラス後縁に当接するフロント側シール部2と、リヤド
アガラス前縁に当接するリヤ側シール部3と、両シール
部2,3間の車外側を装飾する樹脂製のモール13とが
一体に形成されて成り、両シール部2,3の一般部Aと
モール13とが同時押出によって押出成形され、両シー
ル部2,3の上下端が型成形によって形成されている
(以下、両シール部2,3の上下端を型成形部Bと呼
ぶ)。尚、詳細は後に製造工程の説明で述べるが、モー
ル13は上下の型成形部Bにまで延設されていて、型成
形部Bの両シール部2,3とも一体化されている。モー
ル13は、車外側に配置される所定幅wのモール本体1
4と、このモール本体14の裏面から車内方向に延出す
る支柱部15と、この支柱部15の先端から車体前後方
向に分岐して各シール部2,3の外表面に連接する連接
片16とから成り、両シール部2,3の一般部Aに対応
する部位にあっては、さらに連接片16の各シール部
2,3側の端部に車内方向に延出するL字状突起17が
一体に設けられている。モール13の連接片16は肉薄
に形成されて支柱部15の両側に重合できるようになっ
ており、また、L字状突起17はその外側面が各シール
部2,3に埋設された形となっている。尚、図中18
は、各シール部2,3の裏面に設けられた掛止突起であ
る。
【0012】一方、リテーナ12はセンターピラー(図
示せず。)の外表面に沿って断面略V字状に形成されて
おり、そのV字の頂部には、先端部が車外側にコ字状に
開口するコ字状突起19が長手方向に沿って形成されて
いる。また、リテーナ12の車体前後方向の端部には前
記各シール部2,3の掛止突起18と係合可能な鈎状部
20が長手方向に沿って形成されている。
【0013】ここで、前記ウエザーストリップ11の製
造工程について簡単に説明する。
【0014】製造にあたっては、まず、両シール部2,
3の一般部Aとモール13を同時押出によって一体に造
形し、こうして造形された押出成形品の上下端をモール
13の一部を所定長さ残すようにして切除する。この
際、モール13の一部を残すための長手方向の切り込み
はモール13の連接片16と各シール部2,3との見切
り部に入れられる。そして、この後押出成形品の上下端
を成形型に挿入セットし、型成形によって上下端に所定
の形状を造形する。こうして、モール13の上下端が図
3に示すように型成形部Bの両シール部2,3と一体化
されるのであるが、押出成形品の上下端を切除する段階
でモール13の連接片16と各シール部2,3との見切
り部に切り込みを入れるようにしているため、型成形部
Bにおける見切り部9は一般部Aにおける見切り部とほ
ぼ同一直線上に位置されている。尚、見切り部9は、モ
ール13の連接片16を支柱部15に完全に重合させた
状態においてモール本体14の幅wよりも狭くなるよう
に設定されている。
【0015】こうして製造されたウエザーストリップ1
1を前記リテーナ12に取り付ける場合には、まず、図
2に示すようにリテーナ12のコ字状突起19とモール
13の中心が一致するようにウエザーストリップ11を
リテーナ12上にセットし、両シール部2,3の掛止突
起18をリテーナ12の鈎状部20に掛止させた状態で
同図中の矢印で示すようにモール本体14を車内方向に
押し込む。こうして、モール本体14を押し込むと、モ
ール13の連接片16がコ字状突起19にガイドされて
支柱部15に重合され、その状態で支柱部15と共にコ
字状突起19内に嵌合される。そして、このとき連接片
16が支柱部15に重合されると、それに伴って両シー
ル部2,3が中心部に引き寄せられ、各L字状突起17
が、図4に示すようにコ字状突起19の外側コーナに係
合されると共に、モール本体14が見切り部9の上方を
覆うこととなる。
【0016】したがって、この取付構造を採用した場合
には、モール本体14を車内側に押し込むだけでウエザ
ーストリップ11をリテーナ12に対して容易にかつ確
実に取り付けることができ、しかも、ばりの生じ易い型
成形部Bの見切り部9をモール本体14で完全に覆い隠
すことができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、モールを、モー
ル本体と、このモール本体の裏面から車内方向に延出す
る支柱部と、この支柱部の先端から車体前後方向に分岐
してフロント側シール部とリヤ側シール部の各外表面に
連接する一対の連接片とから構成する一方で、リテーナ
にコ字状突起を長手方向に沿って設け、ウエザーストリ
ップをリテーナ上にセットした状態でモール本体を車内
方向に押し込み、モールの連接片を支柱部の両側に重合
させて支柱部と共にリテーナのコ字状突起に嵌合させる
と共に、モール本体で前記各連接片とシール部との見切
り部を覆うようにしたため、取り付け作業が容易である
うえ、モールと両シール部との見切り部がモール本体で
隠されることから見栄えが良好になるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面斜視図。
【図2】同実施例を示す断面図。
【図3】同実施例を示す断面図。
【図4】同実施例を示す断面図
【図5】従来の技術を示す正面図。
【図6】同技術を示す部分断面斜視図。
【符号の説明】
2…フロント側シール部、 3…リヤ側シール部、 11…ウエザーストリップ、 12…リテーナ、 13…モール、 14…モール本体、 15…支柱部、 16…連接片、 19…コ字状突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントドアガラス後縁に当接するフロ
    ント側シール部とリヤドアガラス前縁に当接するリヤ側
    シール部の間に樹脂製のモールを備えたウエザーストリ
    ップをセンターピラー取付用のリテーナに取り付けるサ
    ッシュレスドア型車のウエザーストリップ取付構造であ
    って、前記ウエザーストリップの端部が型成形によって
    形成されるものにおいて、前記モールを、モール本体
    と、このモール本体の裏面から車内方向に延出する支柱
    部と、この支柱部の先端から車体前後方向に分岐して前
    記各シール部の外表面に連接する一対の連接片とから構
    成する一方で、前記リテーナにコ字状突起を長手方向に
    沿って設け、ウエザーストリップをリテーナ上にセット
    した状態でモール本体を車内方向に押し込み、モールの
    連接片を支柱部の両側に重合させて支柱部と共にリテー
    ナのコ字状突起に嵌合させると共に、モール本体で前記
    各連接片とシール部との見切り部を覆うことを特徴とす
    るサッシュレスドア型車のウエザーストリップ取付構
    造。
JP5038282A 1993-02-26 1993-02-26 サッシュレスドア型車のウエザーストリップ取付構造 Pending JPH06247224A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5820198A (en) * 1995-03-03 1998-10-13 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip for motor vehicle and method for manufacturing the same
US5860692A (en) * 1994-09-28 1999-01-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip for motor vehicle and method for manufacturing the same

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