JPH0986175A - ウエザーストリップの接続構造 - Google Patents

ウエザーストリップの接続構造

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JPH0986175A
JPH0986175A JP7269409A JP26940995A JPH0986175A JP H0986175 A JPH0986175 A JP H0986175A JP 7269409 A JP7269409 A JP 7269409A JP 26940995 A JP26940995 A JP 26940995A JP H0986175 A JPH0986175 A JP H0986175A
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JP
Japan
Prior art keywords
fitted
weather strip
mounting base
molding
extrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP7269409A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Saitou
嘉都幟 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中子抜き作業や組み付け作業が容易でまた製
作費が安価なウエザーストリップの接続構造を提供す
る。 【構成】 型成形部1aの接続端部1と押出し成形部5
aの接続端部5とを突き合わせて接続するようにしたウ
エザーストリップWの接続構造において、上記型成形部
1aの接続端部1に所定のテーパー面Tを有する如く形
成された嵌合孔2に、上記押出し成形部5aに上記テー
パー面Tに合致する如く接続端部5を嵌込ませるように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエザーストリップの
接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に示す如くハードトップ車のドアウ
エザーストリップWはドア本体の内周縁に取付けられる
が、図10、図11にも示す如く端末の複雑な形状をし
た型成形部11は、金型により型成形されると同時に押
出し成形部12と接続部13において接続される。そし
て、このウエザーストリップWはドア本体に手作業で複
数個のクリップfにより組付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、型成形
部11と押出し成形部12とが上記の如く接続される場
合、金型構造が複雑となり、従って中子抜き作業や組み
付け作業が困難で、また金型の製作費が高価となるとい
う問題があった。そこで、本発明はかかる従来の課題に
鑑みて、中子抜き作業や組み付け作業が容易でまた製作
費が安価なウエザーストリップの接続構造を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、図1及び図2に示すように、型形成部1
aの接続端部1と押出し成形部5aの接続端部5とを突
き合わせて接続するようにしたウエザーストリップWの
接続構造において、上記型成形部1aの接続端部1に所
定のテーパー面Tを有する如く形成された嵌合孔2に、
上記押出し成形部5aに上記テーパー面Tに合致する如
く接続端部5を嵌込ませるようにしたものである。ま
た、型成形部1aの嵌合孔2に、押出し成形部5aの中
空シール部7を嵌込ませると共に、上記押出し成形部5
aの中空取付基部6に上記型成形部1bの取付基部に突
設した突起部4を嵌入させて成るものである。更に、図
3〜図5に示すように、押出し成形部5bの中空取付基
部6bを嵌込ませる如く型成形部1bの取付基部3bに
嵌合凹部8を形成すると共に、該嵌合凹部8に、上記押
出し成形部5bの中空取付基部6bに嵌入させる如く金
属又は硬質合成樹脂製補強用インサート9の突起部9a
を突設して成るものである。また更に、図6(図9のD
矢視)〜図8に示すように、ドアインナーパネルcに上
下方向に取付けられる部分のウエザーストリップWの接
続構造において、押出し成形部5bの接続端部5にテー
パー面T嵌合した外側の型形成部1bの接続端部1の端
面形状が、取付基部3bの車外側の下端uより中空シー
ル部7bの車内側の上端tに向けて立ち上がり状に形成
されて成るものである。更にまた、テーパー面T嵌合さ
れた内側の押出し成形部5bの中空シール部7bに、ス
リット10を外側の型形成部1bの接続端部1の端面G
部位からはみ出る如く上下方向に形成したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1及び図2は第1実施例を示すもので、1
はウエザーストリップの型成形部1aの接続端部で、所
定のテーパー面Tを有する嵌合孔2を形成し、ドアパネ
ルDpに取付けられる取付基部3には突起部4を突設し
ている。5は押出し成形部5aの接続端部で、中空取付
基部6と中空シール部7とから成っている。そして、上
記型成形部1aの接続端部1の嵌合孔2に上記押出し成
形部5aの接続端部5を押し込み、テーパー面Tに合致
させて嵌込ませると共に、上記中空取付基部6に上記突
起部4を嵌込ませて両接続端部1、2を接合する。上記
の如く型成形部1aの接続端部1が中空シール部7に覆
いかぶさる如くカバーして先端を薄くして密接すること
でシール性を保持できる。また、上記中空取付基部6に
突起部4を嵌込ませる構成は、ドア本体に組み付けたと
きファスナーfが接続端部1に近接している場合に抜け
防止に有効である。また、型成形部1aはドア本体に取
付けクリップeにより掛止される。
【0006】図3〜図5は第2実施例を示すもので、型
成形部1bの嵌合孔2bに、押出し成形部5bの中空シ
ール部7bをテーパー面Tに合致させるように押し込み
嵌合している。また、上記型成形部1bの取付基部3b
に形成された嵌合凹部8に、やじり状の金属又は硬質合
成樹脂製補強用インサート9の突起部9aを突設し、該
突起部9aを上記押出し成形部5bの中空取付基部6b
に嵌入させている。この場合は該中空取付基部6bに組
み付けるファスナーfが接続端部1、5から比較的離れ
ているときに抜け防止に有効である。
【0007】また、図6(図9のD矢視)〜図8は第3
実施例を示すもので、上記型成形部1bの嵌合孔2b
に、押出し成形部5bの中空シール部7bを嵌込んでド
ア本体の上下方向に接続されており、外側の型形成部1
bの接続端部1の端面Gの形状が、水平ラインF−Fに
対し取付基部3bの車外側の下端uより中空シール部7
bの車内側の上端tに向けて立ち上がり状に傾斜した切
断面状を形成している。つまり、ドア閉止時中空シール
部7bがボディパネルdに密接した状態で雨水が降りか
かった際、雨水が上記型形成部1bの接続端部1の端面
G即ちカバー部の段差から車内側に浸入しようとして
も、雨水は車外側の下端uの端面Gに沿って流れ、車内
側の上端t側へ上昇して流れることはなく中空シール部
7bの車外側へ流れ落ち、雨水の車内への浸入が防止さ
れる。
【0008】また、テーパー面に嵌合された内側の押出
し成形部5bの中空シール部7bに、図8に明示する如
くボディパネルdに密接するシール面7b’の幅より狭
いスリット10を上記端面G部位からはみ出る如く、即
ち露出する如く上下方向に形成している。雨水が型形成
部1bの端面Gの段差から車内側に浸入しようとしても
スリット10によって水路が遮断され、雨水はこのスリ
ット10を経て中空シール部7bの中空内に流れ込み下
部排水口から排水され車内への浸入が防止される。
【0009】上記構成により型成形部1a又は1b及び
押出し成形部5a又は5bの接続端部1、5は各々別個
に成形された後に接続されるため生産効率が向上し、か
つ型成形部1a又は1bの構造が簡単であるため従来に
比べて安価に製造できる。また、製品納入時にも型成形
部1a又は1bと押出し成形部5a又は5bとが別個で
あるため、客先の要求に合わせて差し込みもしくは簡単
な貼り付け作業により接続できて製品の納入が容易にな
り、また部品が破損したときにその部品だけを交換する
ことができるため経済的である。更に、中子抜き作業が
容易となり、また従来はウエザーストリップへのファス
ナーの組み付けを型成形部の成形後に手作業で行わねば
ならなかったが、本発明では型成形部1a又は1b及び
押出し成形部5a又は5bが別個に成形されるため、フ
ァスナーの孔明け、組み付け更には上記各成形部品の切
断を機械により自動的に行うことが出来て作業の能率化
が図られる。
【00010】
【発明の効果】以上説明したように本発明のウエザース
トリップの接続構造は、型成形部と押出し成形部の接続
端部は各々別個に成形された後に嵌合して接続されて成
る。従って、従来の金型成形と同時に接続する場合に比
べて型成形部の構造が簡単となるため、安価に製造で
き、また接続時の中子抜き作業が容易で生産効率が向上
し、更にドアへのウエザーストリップのファスナーによ
る組み付け作業が容易になったりして製品の納入が容易
になるなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザーストリップの接続構造の第1
実施例を示す斜視図である。
【図2】同上のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明のウエザーストリップの接続構造の第2
実施例の接続嵌入前の状態を示す斜視図である。
【図4】同上の補強用インサートの斜視図である。
【図5】図3の接続嵌入後のB−B線に沿う断面図であ
る。
【図6】本発明のウエザーストリップの接続構造の第3
実施例を示し図9のD矢視図である。
【図7】同上の押出し成形部の斜視図である。
【図8】図6のC−C線に沿うドア閉時の断面図であ
る。
【図9】従来のウエザーストリップの側面図である。
【図10】従来のウエザーストリップの接続構造の斜視
図である。
【図11】同上のE−E線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 接続端部 1a 型成形部 2 嵌合孔 3a 取付基部 4 突起部 5 接続端部 5a 押出し成形部 6 中空取付基部 7 中空シール部 8 嵌合凹部 9 補強用インサート 9a 突起部 10 スリット T テーパー面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型形成部の接続端部と押出し成形部の接
    続端部とを突き合わせて接続するようにしたウエザース
    トリップの接続構造において、上記型成形部の接続端部
    に所定のテーパー面を有する如く形成された嵌合孔に、
    上記押出し成形部の上記テーパー面に合致する如く接続
    端部を嵌込ませるようにしたことを特徴とするウエザー
    ストリップの接続構造。
  2. 【請求項2】 型成形部の嵌合孔に、押出し成形部の中
    空シール部を嵌込ませると共に、上記押出し成形部の中
    空取付基部に上記型成形部の取付基部に突設した突起部
    を嵌入させて成る請求項1記載のウエザーストリップの
    接続構造。
  3. 【請求項3】 押出し成形部の中空取付基部を嵌込ませ
    る如く型成形部の取付基部に嵌合凹部を形成すると共
    に、該嵌合凹部に、上記押出し成形部の中空取付基部に
    嵌入させる如く形成した金属又は硬質合成樹脂製補強用
    インサートの突起部を突設して成る請求項1又は請求項
    2記載のウエザーストリップの接続構造。
  4. 【請求項4】 ドアインナーパネルに上下方向に取付け
    られる部分のウエザーストリップの接続構造において、
    押出し成形部の接続端部にテーパー面嵌合した外側の型
    形成部の接続端部の端面形状が、取付基部の車外側の下
    端より中空シール部の車内側の上端に向けて立ち上がり
    状に形成されて成ることを特徴とするウエザーストリッ
    プの接続構造。
  5. 【請求項5】 テーパー面嵌合された内側の押出し成
    形部の中空シール部に、スリットを外側の型形成部の接
    続端部の端面部位からはみ出る如く上下方向に形成した
    請求項4記載のウエザーストリップの接続構造。
JP7269409A 1995-09-21 1995-09-21 ウエザーストリップの接続構造 Pending JPH0986175A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254562A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザストリップ
JP2010143516A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウエザーストリップ取付構造
JP2015530953A (ja) * 2012-08-14 2015-10-29 クーパー−スタンダード・オートモーティブ・インコーポレーテッド グラスランシステム用のプラスチックチャネル組立体−ベルト下ブラケット

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