JP2008254562A - ウェザストリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】ドアパネルとドアフレームが一体に連結された自動車用ドアのドア周りに環状に取付けられるウェザストリップにおいて、取付後の取換えがチェッカを外すことなく容易に行えるようにすると共に、押出成形部端を金型に装着して型成形する際、押出成形部が誤って一回転して金型に装着された場合に生ずるような捩れを解消する。
【解決手段】ウェザストリップ11をフロントドアのドアフレームのルーフ側に取付けられ、両端にドアフレームのコーナ部に装着される型成形部14及び15を一体形成した押出成形部12と、ドアフレームの縦辺部及びドアパネル周縁のロア側に取付けられる押出成形部13とに分割する。型成形部15は押出成形部端に被さる湾曲状部分を有し、取付部21でドアフレーム又はドアパネルに止ネジにて止着されて押出成形部端を保持する。ウェザストリップ取外し時には、クリップ24を外し、押出成形部端を型成形部15より外す。
【選択図】図5
【解決手段】ウェザストリップ11をフロントドアのドアフレームのルーフ側に取付けられ、両端にドアフレームのコーナ部に装着される型成形部14及び15を一体形成した押出成形部12と、ドアフレームの縦辺部及びドアパネル周縁のロア側に取付けられる押出成形部13とに分割する。型成形部15は押出成形部端に被さる湾曲状部分を有し、取付部21でドアフレーム又はドアパネルに止ネジにて止着されて押出成形部端を保持する。ウェザストリップ取外し時には、クリップ24を外し、押出成形部端を型成形部15より外す。
【選択図】図5
Description
本発明は、自動車のドア周りに取付けられ、ドア閉時に車体のドア開口縁との間をシールするウェザストリップに関する。
図1は、フロントドアのドア周りに取付けられるウェザストリップ1について示すもので、ドアフレームのルーフ側に取付けられる押出成形部2と、ドアフレームの縦辺部及びドアパネル周縁のロア側に取付けられる押出成形部3を型成形部4及び5で一連に連結して環状をなしている。
上述するウェザストリップ1は、ドアパネルとドアフレームが溶接等にて一体に連結されたドアに取付けられるようになっているが、ウェザストリップをドアパネルに取付けられるドアパネルウェザストリップと、ドアフレームに取付けられるドアフレームウェザストリップとに分割し、ドアフレーム下部をドアパネルに挿入して取付けるのに伴ってドアフレームウェザストリップとドアパネルウェザストリップが接続されるようになっているものも知られ、下記特許文献1には、ドアフレームウェザストリップとドアパネルウェザストリップの接続を確実に行うために、ドアフレームウェザストリップ下端に外形が縮小された延出部を設け、該延出部をドアパネルウェザストリップの中空シール部に差込んで接続するウェザストリップが提案されている。
特開2004−17904号
押出成形部を型成形部で一連に連結した環状のウェザストリップは、ドア周りに取付けられたのち、損傷等により取換えねばならないことがある。ウェザストリップ取換え時には、ドア周りに取付けられるウェザストリップの取外しは、カッタ等を用いて切断することにより可能であるが、取付けに際しては、図2に示すようにドア7がボデー8にチェッカ9で繋がれているためにチェッカ9が邪魔となって環状のウェザストリップ1を取付けることができず、取付けるにはチェッカ9を外さねばならない。また型成形部の成形は、押出成形部の端部を金型に装着して行われるが、この際、誤って押出成形部を一回転した状態で、その端部が金型に装着されることがあり、この場合、型成形後、型成形部で一連に連結された環状のウェザストリップは、押出成形部で一回転して捩られた状態となり、不良品となる。
ウェザストリップをドアフレームウェザストリップと、ドアパネルウェザストリップに分割するものは、ドアミラーブラケットやドアフレームウェザストリップを取付けてアッセンブリー化したドアフレームと、ドアガラスやその昇降機構と共にドアパネルウェザストリップを取付けてアッセンブリー化したドアパネルを組付ける場合に必要であるが、ドアフレームとドアパネルが溶接等にて一体に連結されたのちのドアの場合には、ウェザストリップを分割せねばならない必要性がない。
本発明は、ドアパネルとドアフレームが一体に連結された自動車用ドアのドア周りに環状に取付けられるウェザストリップにおいて、取付後の取換えがチェッカを外すことなく容易に行えるようにすると共に、上述するような捩れの問題が生ずることがないようにしたものである。
請求項1に係る発明は、一ないし複数の押出成形部と、該押出成形部を環状に接続する一ないし複数の型成形部からなり、ドアパネルとドアフレームが一体に連結されたフロントドア、リアドア或いはバックドア等の自動車用ドアのドア周りに取付けられるウェザストリップであって、上記押出成形部を接続する型成形部のうち、少なくとも一つの型成形部には、その片側又は両側に押出成形部の端部が抜差し可能に差込まれることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、押出成形部の端部が差込まれる型成形部の一部は湾曲状をなして押出成形部の端部に被さり、ドアパネル又はドアフレームに例えばクリップ、ネジ又は両面粘着テープ等の止着手段によって止着されることを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、ウェザストリップ取付後、損傷等により取換えねばならないときには、押出成形部の端部を型成形部より抜き出して外し、ドア周りからウェザストリップの取外しを行う。取付時には、ドア周りにウェザストリップを取付けたのち、押出し成形部の端部を型成形部に差込み接続する。以上のように本発明のウェザストリップによると、押出成形部の端部は型成形部に抜き差し可能に接続されているため、チェッカが支障となることなくドアに取付けることができること、ウェザストリップ取付け時、押出成形部は回転の向きを所定の向きにして型成形部に差し込むことができ、捩れの問題を生ずることがないこと等の効果を奏する。
請求項2に係る発明によると、型成形部の湾曲状の一部が押出成形部の端部に被さり、止着手段で止着されることにより押出成形部の端部を押え付けて該端部が外れないようにしっかりと取付けることができる。
以下、本発明の実施形態のウェザストリップについて図面により説明する。
図3に示すウェザストリップ11は、フロントドアのドアフレームのルーフ側に取付けられ、両端にドアフレームのコーナ部に装着される型成形部14及び15を一体形成した押出成形部12と、ドアフレームの縦辺部及びドアパネル周縁のロア側に取付けられる押出成形部13とに分割され、該押出成形部13の両端はそれぞれ押出成形部12端に一体形成された上記型成形部14及び15に抜差し可能に接続されるようになっている。
図3に示すウェザストリップ11は、フロントドアのドアフレームのルーフ側に取付けられ、両端にドアフレームのコーナ部に装着される型成形部14及び15を一体形成した押出成形部12と、ドアフレームの縦辺部及びドアパネル周縁のロア側に取付けられる押出成形部13とに分割され、該押出成形部13の両端はそれぞれ押出成形部12端に一体形成された上記型成形部14及び15に抜差し可能に接続されるようになっている。
図4は、図2に示すa部の型成形部15の詳細図で、図中、三角印は、黒く塗り潰した部分の側が型成形部15、白枠部分の側が押出成形部12を示している。また図5は図4のA−A線における断面図、図6は押出成形部13の端部に被さった型成形部15の図3におけるB−B線での断面図で、図6に示されるように押出成形部13は、ドアフレーム及びドアパネルへの取付基部17と、ドア閉時に車体のドア開口縁に弾接する中空シール部18を有し、また型成形部15は図5に示されるように、中空状のシール部20とヒレ状の取付部21を有し、該取付部21は図示しないドアフレーム又はドアパネルにクリップ、止ネジ又は両面粘着テープにて止着されている。そして押出成形部13の端部に被さる箇所は、図5に示されるように湾曲状をなし、押出成形部13の端部に被さった状態で両側に延出する取付部23において、ドアフレーム又はドアパネルに止着手段であるクリップ24或いは止めネジや両面粘着テープによって止着され、押出成形部13の端部をドアフレーム又はドアパネルに保持するようになっている。型成形部14についても同様に構成され、押出成形部13の他端部に被さる湾曲状部分で押えられ、取付部がドアフレーム又はドアパネルにクリップ24或いは止めネジや両面粘着テープにより止着されて同様にして保持される。
本実施形態のウェザストリップ11をドアフレーム又はドアパネルより取外すときには、型成形部14及び15のうち、いずれか一方又は相方の型成形部におけるクリップ24を外すか或いは図示しない止めネジを弛め、押出成形部13を押下げて型成形部14及び若しくは15より抜き出す。
本実施形態のウェザストリップ11では、型成形部14及び15は押出成形部12端に一体形成されているが、押出成形部12とは別体でドアフレーム又はドアパネルに固定され、押出成形部12及び13がそれぞれ抜差し可能に接続されてもよい。
本実施形態のウェザストリップ11はまた、フロントドアに取付けられているが、リアドア或いはバックドアに取付けられるウェザストリップも同様に構成される。
11・・ウェザストリップ
12、13・・押出成形部
14、15・・型成形部
17・・取付基部
18・・中空シール部
20・・中空状のシール部
21・・取付部
22・・止ネジ
24・・クリップ
12、13・・押出成形部
14、15・・型成形部
17・・取付基部
18・・中空シール部
20・・中空状のシール部
21・・取付部
22・・止ネジ
24・・クリップ
Claims (2)
- 一ないし複数の押出成形部12、13と、該押出成形部12、13を環状に接続する一ないし複数の型成形部14、15からなり、ドアパネルとドアフレームが一体に連結された自動車用ドアのドア周りに取付けられるウェザストリップ11であって、上記押出成形部13を接続する型成形部14、15のうち、少なくとも一つの型成形部には、その片側又は両側に押出成形部13の端部が抜差し可能に差込まれることを特徴とするウェザストリップ。
- 押出成形部13の端部が差込まれる型成形部14、15の一部は湾曲状をなして押出成形部の端部に被さり、ドアパネル又はドアフレームに止着手段24によって止着されることを特徴とする請求項1記載のウェザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098310A JP2008254562A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | ウェザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007098310A JP2008254562A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | ウェザストリップ |
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JP2007098310A Pending JP2008254562A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | ウェザストリップ |
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-
2007
- 2007-04-04 JP JP2007098310A patent/JP2008254562A/ja active Pending
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