JPH06191283A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JPH06191283A
JPH06191283A JP21272393A JP21272393A JPH06191283A JP H06191283 A JPH06191283 A JP H06191283A JP 21272393 A JP21272393 A JP 21272393A JP 21272393 A JP21272393 A JP 21272393A JP H06191283 A JPH06191283 A JP H06191283A
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sunshield
rack gear
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Yoshifumi Mori
佳 史 森
Katsutoshi Kato
藤 勝 敏 加
Naofumi Fujie
江 直 文 藤
Akitoshi Someya
谷 彰 利 染
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連動機構の簡素化を計ること。 【構成】 サンシエードパネル(10)を可動パネル
(5)のチルト動作に連動させて移動動作させる連動機
構(8)を可動パネル(5)のスライド動作に連動して
移動動作する他部品(6)に配設して、連動機構(8)
の作動により可動パネル(5)のチルト動作に連動して
サンシエードパネル(10)が移動動作し、他部品の移
動動作により可動パネル(5)のスライド動作に連動し
てサンシエードパネル(10)が連動機構を介して移動
動作するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のルーフパネルに
形成された開口部をリンク機構の作動により可動パネル
をチルト動作及びスライド動作させて開状態とするサン
ルーフ装置に関するものであり、特に、この可動パネル
のチルト動作及びスライド動作に連動させて可動パネル
の室内側に配置されたサンシエードパネルを移動動作さ
せる連動機構に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のサンルーフ装置として
は、実開平1−14891号公報に示されるものが知ら
れている。これは、図10及び図11に示されるよう
に、車両のルーフパネル1に形成された開口部2と、開
口部2の両側縁にルーフパネル1に固定されて配設され
たガイドレール3と、ガイドレール3にフロントシユー
41,リヤシユー42,リフトリンク43及びガイドリ
ンク44より構成されるリンク機構4を介して支持され
このリンク機構4の作動により開口部2を開閉する可動
パネル5と、可動パネル5の後縁に配置されコネクテイ
ングロツド6を介してフロントシユー41に連結された
レイン部材7とを有するものであつた。この従来装置で
は、可動パネル5によつて閉状態にある開口部2は、リ
ヤシユー42の車両前方向の摺動動作により可動パネル
5がチルト動作することによつて開状態(図10示)に
なり、又、リヤシユー42の車両後方向の摺動動作によ
り回動パネル5がスライド動作することによつて開状態
(図11示)となるものであつた。尚、可動パネル5が
スライド動作する際、リヤシユー42の摺動動作と共に
フロントシユー41も摺動動作することから、可動パネ
ル5のスライド動作に連動してコネクテイングロツド6
を介してレイン部材7も移動動作する。
【0004】又、前述した可動パネルのチルト動作及び
スライド動作に可動パネルの室内側にガイドレールに摺
動自在に支持されて配設されたサンシエードパネルを連
動させて移動動作させる連動機構としては、特開昭61
−226325号公報に示されるものや実開平2−51
923号公報に示されるものが知られている。前者の連
動機構は、ガイドレールに回転自在に支持されたピニオ
ンギヤと、リンク機構に固定されピニオンギヤと噛合す
る第1のラツクギヤと、サンシエードパネルに固定され
ピニオンギヤと噛合する第2のラツクギヤとから構成さ
れているものであつた。後者の連動機構は、ガイドレー
ルに移動自在に支持されたワイヤと、ワイヤに固定され
且つリンク機構に連結された連結部材と、ワイヤに固定
され且つサンシエードパネルに連係された連係部材とか
ら構成されているものであつた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した前者
及び後者の従来装置では、サンシエードパネルを可動パ
ネルに連動させる連動機構がガイドレールに配設されて
いるため、可動パネルのチルト動作及びスライド動作毎
に連動機構を設定しなければならない。このため、連動
機構自体が複雑なものとなつて、装置全体としてのコス
トや大型化を招くこととなるものであつた。
【0006】故に、本発明は、連動機構の簡素化を計る
ことを、その技術的課題とするものである。
【0007】
【発明の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、サンシエ
ードパネルを可動パネルのチルト動作に連動させて移動
動作させる連動機構を前記可動パネルのスライド動作に
連動して移動動作する他部品に配設したことである。
【0009】
【作用】本発明によれば、連動機構の作動により可動パ
ネルのチルト動作に連動してサンシエードパネルが移動
動作し、他部品の移動動作により可動パネルのスライド
動作に連動してサンシエードパネルが連動機構を介して
移動動作する。結果、一つの連動機構の配設により可動
パネルのチルト動作及びスライド動作にサンシエードパ
ネルの移動動作が連動させられることとなる。よつて、
連動機構が簡素化される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。尚、サンルーフ装置自体の構成は、前述し
た従来装置と同様であるので、その説明については省略
する。
【0011】第1実施例について説明する。
【0012】図1及び図2に示されるように、コネクテ
イングロツド6は、底壁61を持つ平板形状を呈するも
のであつて、その両側縁にはレール長手方向に沿うガイ
ド部62,63が形成されている。このコネクテイング
ロツド6上には、後述する連動機構8が底壁61に固定
されたカバー66により被覆されて配設されている。
【0013】これにより、連動機構8の浮き上がり等が
防止される。
【0014】連動機構8は、ピニオンギヤ81,対のラ
ツクギヤ82,83とから構成されている。ピニオンギ
ヤ81はコネクテイングロツド6の底壁61にピン84
によつて回転自在に支持されている。ラツクギヤ82
は、コネクテイングロツド6のガイド部62に摺動自在
に支持されており、ピニオンギヤ81と噛合すると共に
リンク機構4のリヤシユー42に固定されて連結されて
いる。ラツクギヤ83は、コネクテイングロツド6のガ
イド部63に摺動自在に支持されており、ピニオンギヤ
81と噛合する共に後述する係脱機構9を介してサンシ
エードパネル10に連係されている。ラツクギヤ82及
びラツクギヤ83のピニオンギヤ81への噛合は、ピニ
オンギヤ81を挟んで対向する配置でなされており、こ
れにより、ラツクギヤ82とラツクギヤ83とは夫々反
対の方向に相対摺動することになる。又、コネクテイン
グロツド6の底壁61にはストツパ64,65が固定さ
れており、このストツパ64,65によつてラツクギヤ
82,83の摺動量が規定されている。
【0015】係脱機構9は、キヤツチ部材91及びスト
ライカ部材92とから構成されている。キヤツチ部材9
1は、サンシエードパネル10に固定されており、スト
ライカ部材92が挿通されるだけの間隔をもつて対向し
且つ車両前方向に延在する対の屈曲腕部91a,91b
が形成されている。この屈曲腕部91a,91bの先端
部分は互いに当接されており、板バネ93によつて当接
方向に常時付勢されている。ストライカ部材92は、ラ
ツクギヤ83に固定されており、キヤツチ部材91の屈
曲腕部91a,91b間に挿通可能とされている。この
ストライカ部材92が屈曲腕部91a,91b間に挿通
された状態がサンシエードパネル10と連動機構8との
係合状態とされ、挿通されていない状態がサンシエード
パネル10と連動機構8との係合解除状態とされる。
尚、サンシエードパネル10と連動機構8との係合及び
係合解除の切り換えは、屈曲腕部91a,91bが拡開
されることで行われ、この屈曲腕部91a,91bの拡
開は、屈曲腕部91a,91bの先端部分の形状によ
り、サンシエードパネル10と連動機構8とが係合解除
状態から係合状態となる際においてはサンシエードパネ
ル10に作用する荷重がサンシエードパネル10の移動
動作に伴う摺動抵抗未満でも行われるようになつてい
る。
【0016】次に作動について説明する。
【0017】図3に示されるように、ルーフパネル1の
開口部2が可動パネル5によつて閉状態され且つサンシ
エードパネル10が可動パネル5全体を室内側から被覆
するように閉位置に位置している状態において、リンク
機構4のリヤシユー42がガイドレール3に沿つて車両
前方向に摺動動作させられると、周知のチエツク機構4
5によつてフロントシユー41の摺動動作が規制されて
いることからリフトリンク43及びガイドリンク44が
一方向に回動動作して可動パネル5がチルトアツプ動作
し、図4に示される如く開口部2が開状態となる。この
時、ラツクギヤ82もリヤシユー42と共にコネクテイ
ングロツド6に沿つて車両前方向に摺動動作するので、
ラツクギヤ82,ピニオンギヤ81及びラツクギヤ83
の噛合によつてラツクギヤ83がコネクテイングロツド
6に沿つて車両後方向に摺動動作する。結果、キヤツチ
部材91とストライカ部材92とが根元部分で当接状態
となることから、図4に示される如くサンシエードパネ
ル10が車両後方向(開方向)に所定量だけ移動動作す
る。尚、この所定量は係脱機構9による空走区間の設定
によつてリヤシユー42の摺動動作量より少ない量とな
る。又、図4に示される如く開口部2の開状態におい
て、リンク機構4のリヤシユー42が車両後方向にガイ
ドレール3に沿つて摺動動作させられると、チエツク機
構45によつてフトントシユー41の摺動動作が規制さ
れていることからリフトリンク43及びガイドリンク4
4が他方向に回動動作して可動パネル5がチルトダウン
動作し、図3に示される如く開口部2が閉状態となる。
この時、ラツクギヤ82もリヤシユー42と共にコネク
テイングロツド6に沿つて車両後方向に摺動動作するの
で、ラツクギヤ82,ピニオンギヤ81及びラツクギヤ
83の噛合によつてラツクギヤ83がコネクテイングロ
ツド6に沿つて車両前方向に摺動動作する。結果、キヤ
ツチ部材91とストライカ部材92とが先端部分で当接
状態となることから、図3に示される如くサンシエード
パネル10が車両前方向(閉方向)に前述と同様な所定
量だけ移動動作する。
【0018】図3に示される如く開口部2の閉状態にお
いて、リンク機構4のリヤシユー42が車両後方向にガ
イドレール3に沿つて摺動動作させられると、チエツク
機構45によつてフロントシユー41の摺動動作が規制
されていることからリフトリンク43及びガイドリンク
44が他方向に回動動作して可動パネル5がスライドダ
ウン動作する。尚、この可動パネル5のスライドダウン
動作によつてチエツク機構45が作動しフロントシユー
41の摺動動作が可能となる。この時、ラツクギヤ82
もリヤシユー42と共にコネクテイングロツド6に沿つ
て車両後方向に摺動動作するので、ラツクギヤ82,ピ
ニオンギヤ81及びラツクギヤ83の噛合によつてラツ
クギヤ83がコネクテイングロツド6に沿つて車両前方
向に摺動動作して係脱機構9を介してサンシエードパネ
ル10を閉方向に移動動作させようとするが、サンシエ
ードパネル10は閉位置にあつてそれ以上の閉方向の移
動動作が規制されているので、結果、ストライカ部材9
2により屈曲腕部91a,91bが拡開させられてスト
ライカ部材92がキヤツチ部材91より離脱し連動機構
8とサンシエードパネル10との係合状態が一旦解除さ
れる。さらに、リンク機構4のリヤシユー42が車両後
方向にガイドレール3に沿つて摺動動作させられると、
フロントシユー41の摺動動作が可能となつていること
からフロントシユー41もガイドレール3に沿つて車両
後方向に摺動動作させられて可動パネル5がリヤスライ
ド動作し、図5に示される如く開口部2が開状態とな
る。この時、コネクテイングロツド6及びレイン部材7
もフロントシユー41に連結されていることからフロン
トシユー41と共に車両後方向に移動動作し、連動機構
8全体が車両後方向に移動動作する。これにより、スト
ライカ部材92により屈曲腕部91a,91bが拡開さ
せられて(先端部分の形状により摺動抵抗未満の荷重で
も拡開させられるので)ストライカ部材92がキヤツチ
部材91に挿通され連動機構8とサンシエードパネル1
0とが再び係合状態となり、結果、ストライカ部材92
とキヤツチ部材91とが根元部分で当接状態となること
から、図5に示される如くサンシエードパネル10が開
方向に所定量だけ移動動作する。又、図5に示される如
く開口部2の開状態において、リンク機構4のリヤシユ
ー42が車両前方向にガイドレール3に沿つて摺動動作
させられると、前述とは逆に可動パネル5がフロントス
ライド動作すると共にスライドアツプ動作し、図2に示
される如く開口部2が閉状態となる。この時、サンシエ
ードパネル10もストライカ部材92とキヤツチ部材9
1との先端部分での当接によつて図2に示される如く前
述とは逆に閉方向に前述と同様な所定量だけ移動動作す
る。
【0019】図2に示される開口部2の閉状態におい
て、サンシエードパネル10を乗員の手で開方向に移動
動作させると、ラツクギヤ83は摺動動作しないので、
ストライカ部材92により屈曲腕部91a,91bが拡
開させられてストライカ部材92がキヤツチ部材91よ
り離脱し連動機構8とサンシエードパネル10との係合
状態が解除される。これにより、サンシエードパネル1
0のみが開方向に移動動作させられる。尚、開方向に移
動させられたサンシエードパネル10を乗員の手で閉方
向に移動動作させると、ラツクギヤ83は摺動動作しな
いので、ストライカ部材92により屈曲腕部91a,9
1bが拡開させられてストライカ部材92がキヤツチ部
材91に挿通され連動機構8とサンシエードパネル10
とは再び係合状態となる。
【0020】第2実施例について説明する。
【0021】図6ないし図9に示されるように、連動機
構8は、ワイヤ85,プーリ86,対のブロツク87,
88とから構成されている。プーリ86は、コネクテイ
ングロツド6の底壁61に回転自在に支持されている。
ワイヤ85は、プーリ86に移動自在に張索されてい
る。ブロツク87は、コネクテイングロツド6のガイド
部62に摺動自在に支持されており、ワイヤ85の一端
及びリヤシユー42に固定されている。ブロツク88
は、コネクテイングロツド6のガイド部63に摺動自在
に支持されており、ワイヤ85の他端に固定され且つサ
ンシエードパネル10に固定された突部101と当接自
在とされている。これにより、ブロツク87とブロツク
88とはワイヤ85の移動によつて夫々別々の方向に相
対摺動することになる。又、コネクテイングロツド6と
ワイヤ85の他端との間にはスプリング89が配設され
ており、ワイヤ85はこのスプリング89の付勢力を受
けてブロツク87を車両後方向に摺動動作させるように
且つブロツク88を車両前方向に摺動動作させるように
付勢されている。
【0022】次に作動について説明する。
【0023】図3に示されるように、ルーフパネル1の
開口部2が可動パネル5によつて閉状態され且つサンシ
エードパネル10が可動パネル5全体を室内側から被覆
するように閉位置に位置している状態において、リンク
機構4のリヤシユー42がガイドレール3に沿つて車両
前方向に摺動動作させられると、第1実施例と同様に可
動パネル5がチルトアツプ動作して図4に示される如く
開口部2が開状態となる。この時、ブロツク87もリヤ
シユー42と共にコネクテイングロツド6に沿つて車両
前方向に摺動動作するので、ワイヤ85の移動動作によ
りブロツク88がコネクテイングロツド6に沿つて車両
後方向に摺動動作する。結果、ブロツク88が突部10
1に近づき当接して第1実施例と同様に図4に示される
如くサンシエードパネル10が開方向に所定量だけ移動
動作する。又、図4に示される如く開口部2の開状態に
おいて、リンク機構4のリヤシユー42が車両後方向に
ガイドレール3に沿つて摺動動作させられると、第1実
施例と同様に可動パネル5がチルトダウン動作して図3
に示される如く開口部2が閉状態となる。この時、ブロ
ツク88は突部101から遠ざかる方向に摺動動作する
ので、サンシエードパネル10は閉方向に移動動作しな
い。
【0024】図3に示される如く開口部2の閉状態にお
いて、リンク機構4のリヤシユー42が車両後方向にガ
イドレール3に沿つて摺動動作させられると、第1実施
例と同様に可動パネル5がスライドダウン動作すると共
にリヤスライド動作して図5に示される如く開口部2が
開状態となる。この時、コネクテイングロツド6及びレ
イン部材7もフロントシユー41に連結されていること
からフロントシユー41と共に車両後方向に移動動作
し、第1実施例と同様に連動機構8全体が車両後方向に
移動動作する。これにより、ブロツク88が突部101
に近づき当接して第1実施例と同様に図5に示される如
くサンシエードパネル10が開方向に所定量だけ移動動
作する。尚、可動パネル5がスライドダウン動作してい
る間は、ブロツク88が突部101から遠ざかる方向に
摺動動作するので、この間、サンシエードパネル10は
移動動作しない。又、図5に示される如く開口部2の開
状態において、リンク機構4のリヤシユー42が車両前
方向にガイドレール3に沿つて摺動動作させられると、
第1実施例と同様に可動パネル5がフロントスライド動
作すると共にスライドアツプ動作し、図2に示される如
く開口部2が閉状態となる。この時、ブロツク88は突
部101から遠ざかる方向に摺動動作するので、サンシ
エードパネル10は閉方向に移動動作しない。
【0025】サンシエードパネル10を乗員の手で開方
向又は閉方向に移動動作させると、突部101はブロツ
ク88によつて規制されないので、第1実施例と同様に
サンシエードパネル10のみが開方向又は閉方向に移動
動作させられる。
【0026】尚、第2実施例の連動機構8とサンシエー
ドパネル10との間に第1実施例と同様に係脱機構9を
配設してもよい。
【0027】上記したように、連動機構8の作動により
可動パネル5のチルト動作に連動してサンシエードパネ
ル10が移動動作し、コネクテイングロツド6の移動動
作により可動パネル5のスライド動作に連動してサンシ
エードパネル10が連動機構8を介して移動動作する。
結果、一つの連動機構8の配設により可動パネル5のチ
ルト動作及びスライド動作にサンシエードパネル10の
移動動作が連動させられることとなる。よつて、連動機
構が簡素化される。又、連動機構8を構成する各部品は
全てコネクテイングロツド6に配設されるので、各部品
の組付け工数が低減されると共に各部品間の位置精度が
向上される。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、連動機構を可動パネル
5のスライド動作に連動して移動動作する他部品に配設
したので、連動機構の作動により可動パネルのチルト動
作に連動してサンシエードパネルが移動動作し、他部品
の移動動作により可動パネルのスライド動作に連動して
サンシエードパネルが連動機構を介して移動動作する。
【0029】これにより、一つの連動機構の配設により
可動パネルのチルト動作及びスライド動作にサンシエー
ドパネルの移動動作を連動させることができ、連動機構
を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連動機構の第1実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本発明に係る連動機構を採用したサンルーフ装
置の作動を示す図である。
【図4】本発明に係る連動機構を採用したサンルーフ装
置の作動を示す図である。
【図5】本発明に係る連動機構を採用したサンルーフ装
置の作動を示す図である。
【図6】本発明に係る連動機構の第2実施例を示す平面
図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6のA−A線断面図である。
【図9】図6の分解斜視図である。
【図10】サンルーフ装置の側面図である。
【図11】サンルーフ装置の側面図である。
【符号の説明】
4 リンク機構 5 可動パネル 6 コネクテイングロツド(他部品) 7 レイン部材 8 連動機構 9 係脱機構 10 サンシエードパネル 81 ピニオンギヤ 82 ラツクギヤ(第1のラツクギヤ) 83 ラツクギヤ(第2のラツクギヤ) 85 ワイヤ 87 ブロツク(連結部材) 88 ブロツク(連係部材) 91 キヤツチ部材 92 ストライカ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染 谷 彰 利 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンク機構の作動による可動パネルのチ
    ルト動作及びスライド動作に連動してサンシエードパネ
    ルが移動動作するサンルーフ装置において、前記サンシ
    エードパネルを前記可動パネルのチルト動作に連動させ
    て移動動作させる連動機構を前記可動パネルのスライド
    動作に連動して移動動作する他部品に配設したサンルー
    フ装置。
  2. 【請求項2】 前記他部品は、前記可動パネルの後縁に
    配設されたレイン部材を前記リンク機構に連結するコネ
    クテイングロツドである請求項1記載のサンルーフ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記サンシエードパネルと前記連動機構
    との間に配設され前記サンシエードパネルと前記連動機
    構とを係脱させる係脱機構を有する請求項1記載のサン
    ルーフ装置。
  4. 【請求項4】 前記連動機構を、前記コネクテイングロ
    ツドに回転自在に支持されたピニオンギヤと、前記リン
    ク機構に固定され且つ前記コネクテイングロツドに摺動
    自在に支持され前記ピニオンギヤに噛合された第1のラ
    ツクギヤと、前記サンシエードパネルに連係され且つ前
    記コネクテイングロツドに摺動自在に支持され前記ピニ
    オンギヤに噛合された第2のラツクギヤとを有して構成
    した、請求項1又は2記載のサンルーフ装置。
  5. 【請求項5】 前記連動機構を、前記コネクテイングロ
    ツドに移動自在に支持されたワイヤと、前記コネクテイ
    ングロツドに摺動自在に支持され前記ワイヤ及び前記リ
    ンク機構に固定された連結部材と、前記コネクテイング
    ロツドに摺動自在に支持され前記ワイヤに固定されると
    共に前記サンシエードパネルに連係された連係部材とを
    有して構成した、請求項1又は2記載のサンルーフ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記係脱機構を、前記サンシエードパネ
    ルに固定されたキヤツチ部材と、前記第2のラツクギ
    ヤ,前記連結部材又は前記連係部材に固定され前記キヤ
    ツチ部材と係脱自在なストライカ部材とを有して構成し
    た、請求項2,3又は4記載のサンルーフ装置。
JP21272393A 1992-11-09 1993-08-27 サンルーフ装置 Expired - Fee Related JP3381324B2 (ja)

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