JPH06190821A - 補強コンクリート - Google Patents

補強コンクリート

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Publication number
JPH06190821A
JPH06190821A JP28022792A JP28022792A JPH06190821A JP H06190821 A JPH06190821 A JP H06190821A JP 28022792 A JP28022792 A JP 28022792A JP 28022792 A JP28022792 A JP 28022792A JP H06190821 A JPH06190821 A JP H06190821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
reinforcing material
mixed
strength
reinforced concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP28022792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Hayashi
敏夫 林
Shigeru Matsuoka
茂 松岡
Shoji Matsuo
庄二 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tekken Corp
Original Assignee
Tekken Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混入される補強材どおしがからみあって、フ
ァイバーボールを生ずるようなことがなくて、コンクリ
ートポンプによる圧送が容易であり、補強材がコンクリ
ート中に均一に分散して、コンクリートの強度にばらつ
きを発生することがなく、さらにコンクリートの打設時
にも一方向に配向することがなくて、その方向と交差す
る方向の引張強度が増加する補強コンクリートを提供す
る。 【構成】 この補強コンクリートはコンクリートの最終
混練時にリング状鋼材からなる補強材を混入したものか
らなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用範囲】この発明は、補強コンクリートに
関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの引張強度及び曲げ強度を
向上させるために、コンクリートの最終混練時に直線状
棒鋼を混入した補強コンクリートは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような補
強コンクリートは、混入される補強材が直線状棒鋼から
なるため、この補強材どおしがからみあって、ファイバ
ーボールが生じ易く、コンクリートポンプによる圧送が
困難になるのに加えて、補強材がコンクリート中に不均
一に分散して、コンクリートの強度にばらつきが発生
し、さらにコンクリートの打設時に打設の影響をうけて
一方向に配向して、その方向と交差する方向の引張強度
が増加しない等の問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の補強コンクリートのもつ問題を解消し、混入される
補強材どおしがからみあって、ファイバーボールを生ず
るようなことがなくて、コンクリートポンプによる圧送
が容易であり、補強材がコンクリート中に均一に分散し
て、コンクリートの強度にばらつきを発生することがな
く、さらにコンクリートの打設時にも一方向に配向する
ことがなくて、その方向と交差する方向の引張強度が増
加する補強コンクリートを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、コンクリ
ートの最終混練時にリング状鋼材からなる補強材を混入
したことを特徴とするものである。請求項2の発明は、
請求項1の発明において、補強材を混入率がコンクリー
ト体積率で0.5〜3.0となっているものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、混入される補
強材どおしがからみあって、ファイバーボールを生ずる
ことがなくて、補強材がコンクリート中に均一に分散し
て、コンクリートの強度にばらつきを発生することがな
く、コンクリートの打設時にも一方向に配向することが
なくて、その方向と交差する方向の引張強度を含めて全
体の引張強度を増加する。
【0007】
【実施例】図1,2にこの発明に使用される補強材1の
第1例が示されており、この補強材1は断面が図2に示
すように角形となっており、図3に示す同第2例は断面
が円形となっている点で第1例と相違するだけで、他は
同様になっている。このような補強材1を混入したこの
発明の補強コンクリートの形成過程が図4に示されてお
り、ステップ1でセメントと細骨材とを混練りし、ステ
ップ2でそれに水を投入し、ステップ3でそれに粗骨材
を投入し、ステップ4でそれと粗骨材とを混練りし、ス
テップ5でそれに補強材1を投入し、ステップ6でそれ
と補強材1とを混練りして、この発明の補強コンクリー
トをうることとなる。このようなものにおいて、補強材
1は第1,2例とも内径R、幅w、厚さdは、それぞれ
20〜60mm,0.5〜3mm,1〜5mmとなっているものが好
ましいことが実験の結果わかった。
【0008】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、コンク
リートの最終混練時にリング状鋼材からなる補強材を混
入し、また補強材を混入率がコンクリート体積率で0.5
〜3.0となっているので、混入される補強材どおしがか
らみあって、ファイバーボールを生ずるようなことがな
くて、コンクリートポンプによる圧送が容易であり、補
強材がコンクリート中に均一に分散して、コンクリート
の強度にばらつきを発生することがなく、さらにコンク
リートの打設時にも一方向に配向することがなくて、そ
の方向と交差する方向の引張強度を含めて全体の引張強
度が増加するという効果があり、これらによって特にト
ンネルの覆工に使用して有効であり、従来はこのような
際鉄筋コンクリートが使用されていたのであるが、作業
空間が狭くて鉄筋を組立てるのが困難な場合に、この発
明の補強コンクリートの使用によって、このような作業
を必要としないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に使用される補強材の第1例の平面図
である。
【図2】同上のA−A線による断面図である。
【図3】この発明に使用される補強材の第2例の図2と
同様の断面図である。
【図4】同上の形成時のフローチャートである。
【符号の説明】
1 補強材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートの最終混練時にリング状鋼
    材からなる補強材を混入したことを特徴とする補強コン
    クリート。
  2. 【請求項2】 補強材を混入率がコンクリート体積率で
    0.5〜3.0となっている請求項1の補強コンクリート。
JP28022792A 1992-10-19 1992-10-19 補強コンクリート Pending JPH06190821A (ja)

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JP28022792A JPH06190821A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 補強コンクリート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100938A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 戸田建設株式会社 ひび割れ抑制補強材及びこれを用いた補強コンクリート

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110820A (ja) * 1974-07-03 1976-01-28 Tsuneo Akazawa Puresutoresutokonkuriitotono seizohoho
JPS5322063A (en) * 1976-08-09 1978-03-01 Satake Eng Co Ltd Refining device for providing lustered pearling rice
JPS6098053A (ja) * 1983-11-01 1985-06-01 日本フエラス工業株式会社 下地モルタル

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950131