JPH0618972U - 回転検出用ピックアップセンサ - Google Patents

回転検出用ピックアップセンサ

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JPH0618972U
JPH0618972U JP5851192U JP5851192U JPH0618972U JP H0618972 U JPH0618972 U JP H0618972U JP 5851192 U JP5851192 U JP 5851192U JP 5851192 U JP5851192 U JP 5851192U JP H0618972 U JPH0618972 U JP H0618972U
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
molding agent
main body
body resin
end side
Prior art date
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Pending
Application number
JP5851192U
Other languages
English (en)
Inventor
雅也 土江
康弘 杉森
清三 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0618972U publication Critical patent/JPH0618972U/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子を封止するモールド剤及び本体樹脂との
間に境界面が生じたとしても、この境界面に侵入した水
などが端子まで達するのを阻止して、端子間のショート
を防止することのできる回転検出用ピックアップセンサ
を提供することを目的としている。 【構成】 電線接続用の端子16の基端側をモールド剤
20で固定保持した状態で、同端子16の先端側を本体
樹脂21で一体に成形して封止した電線接続部を有する
回転検出用ピックアップセンサであって、前記端子16
は、前記モールド剤20で固定保持する部分から本体樹
脂21で封止される部分にかけて、モールド剤20及び
本体樹脂21が密着可能なシール部材(ブッシュ)18
で外周面を封止している構成になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、磁気の変化を利用して回転数を検出する回転検出用ピックアップ センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回転検出用ピックアップセンサとしては、例えば、図5及び図 6に示すものが知られている。すなわち、ソレノイド1で発生した電流を、端子 2を介して外部に連なる電線3に流すようになっており、端子2は、ソレノイド 1を巻くボビン4の端部にモールド剤5で固定保持されている。モールド剤5は 、液体状のものを注入して硬化させることによって、端子2の基端側を封止する とともに固定するようになっている。そして、モールド剤5が硬化した状態で、 端子2の先端側を本体樹脂6で一体に成形して、回転検出用ピックアップセンサ の外観を形成するとともに、前記端子2の先端側の部分を封止するようになって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の回転検出用ピックアップセンサにおいては、モールド剤 5が硬化した後、本体樹脂6を成形しているため、モールド剤5と本体樹脂6と の間に境界面が生じることがあり、この場合、例えばモールド剤5の回りを囲む カバー7と本体樹脂6との間の隙間部分を通って(図6の矢印参照)、前記境界 面に水が侵入し、端子2間をショートさせる危険がある。
【0004】 この考案は上述した問題を解消するためになされたもので、その目的は、端子 を封止するモールド剤及び本体樹脂との間に境界面が生じたとしても、この境界 面に侵入した水などが端子まで達するのを阻止して、端子間のショートを防止す ることのできる回転検出用ピックアップセンサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、電線接続用の端子の基端側をモール ド剤で固定保持した状態で、同端子の先端側を本体樹脂で一体に成形して封止し た電線接続部を有する回転検出用ピックアップセンサであって、前記端子は、前 記モールド剤で固定保持する部分から本体樹脂で封止される部分にかけて、モー ルド剤及び本体樹脂が密着可能なシール部材で外周面を封止していることを特徴 としている。
【0006】
【作用】
上記のように構成された回転検出用ピックアップセンサにおいては、例えモー ルド剤と本体樹脂との間に境界面が生じて、この境界面を通って水が侵入してき たとしても、シール部材がモールド剤に密着しているから、端子の基端側に水が 侵入することがなく、またシール部材が本体樹脂に密着しているから、端子の先 端側にも水が侵入することがない。したがって、前記境界面から侵入してきた水 が端子まで達することがなく、端子間のショートを防止することができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1〜図4を参照して説明する。
【0008】 図1において、11は筒状に形成されたボビンであり、このボビン11には先 端側外周にソレノイド12が巻回されている。また、ボビン11内には、ソレノ イド12の部分を貫通するようにして第1の鉄心13が設けられ、この鉄心13 の奥側にはさらにマグネット14及び第2の鉄心15が設けられている。第1の 鉄心13は、ボビン11からさらに先端側に突き出していて、その先端部13a が歯車状に形成されたロータ(図示せず)の外周面に近接するようになっている 。そして、第1の鉄心13は、マグネット14によって磁化される状態がロータ の歯車状の部分によって変化を受けるようになっている。また、ソレノイド12 は、第1の鉄心13の磁力の変化を電気信号に変換するようになっており、端子 16、16を介して外部に連なる電線17に接続されている。
【0009】 端子16は、図2に示すように、先端部が電線17を接続する接続端部16a になっており、基端側がボビン11の外周面に沿うように段状に屈曲されている 。そして、この屈曲部16bの先端側で上記接続端部16aの基端側の位置には 、図3及び図4に示すように、突起16cが形成されており、この突起16cの 部分を覆うようにしてブッシュ(シール部材)18が設けられている。ブッシュ 18は、後述するモールド剤20にもまた本体樹脂21にも極めて密着しやすい 樹脂、例えばウレタン系樹脂でインサート成形により形成されたものであり、外 周部にはよりモールド剤20及び本体樹脂21との密着性の向上を図るために複 数の溝18aが形成されている。
【0010】 また、ソレノイド12の先端側から各端子16の基端側の部分を囲むようにし て筒状のカバー19が設けられている。カバー19は、ステンレスで形成されて いて、ソレノイド12を密閉するとともに各端子16のブッシュ18の中央部よ り基端側の部分を囲むようになっている。そして、各端子16のカバー19で囲 まれた部分には、モールド剤20が充填されて硬化されている。
【0011】 モールド剤20は、例えば(スタイキャスト(二液エポキシ系封止材料))を 用いており、硬化した際には、ブッシュ18の表面に密着して、同ブッシュ18 の中央部より基端側の端子16を完全に封止するようになっている。
【0012】 このように、端子16がボビン11側に固定され、電線17が端子16に接続 された状態で、カバー19の基端側の部分全体が本体樹脂21で一体に成形され ている。本体樹脂21は、ボビン11、端子16、電線17等を組み付けた状態 の内機アッセンブリを、金型にインサートした状態で成形したものであり、カバ ー18の基端側の外周部から端子16や電線17等の回りに隙間なく充填されて いる。そして、本体樹脂21の材料としては、例えば(66ナイロン)を用いて おり、本体樹脂21がブッシュ18の表面に完全に密着するようになっている。
【0013】 上記のように構成された回転検出用ピックアップセンサにおいては、ブッシュ 18のほぼ中央部を境にして、基端側にモールド剤20が密着し、先端側に本体 樹脂21が密着する。そして、ブッシュ18をウレタン系樹脂で形成していて、 モールド剤20及び本体樹脂21との密着性がよいから、モールド剤20及び本 体樹脂21と、ブッシュ18との間に隙間が生じない。
【0014】 上記のように構成された回転検出用ピックアップセンサによれば、モールド剤 20及び本体樹脂21がブッシュ18の表面に完全に密着しているから、モール ド剤20の硬化後に本体樹脂21を成形することによって、モールド剤20と本 体樹脂21との間に境界面が形成されて、この境界面に沿って水等が侵入してき たとしても、この水が端子16に達するのを防止することができる。したがって 、境界面に沿って侵入してきた水によって端子16、16間がショートするのを 防止することができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案によれば、電線接続用の端子の基端側をモールド剤で固定保持した状 態で、同端子の先端側を本体樹脂で一体に成形して封止した電線接続部を有する 回転検出用ピックアップセンサであって、前記端子は、前記モールド剤で固定保 持する部分から本体樹脂で封止される部分にかけて、モールド剤及び本体樹脂が 密着可能なシール部材で外周面を封止しているから、モールド剤と本体樹脂との 間に境界面が生じて、この境界面を通って水が侵入してきたとしても、この水が 端子に達するのをシール部材によって阻止することができる。したがって、前記 のように境界面から侵入してきた水によって端子間がショートするのを防止する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例として示した回転検出用ピ
ックアップセンサの断面図。
【図2】同回転検出用ピックアップセンサの要部を示す
斜視図。
【図3】同回転検出用ピックアップセンサの端子を示す
斜視図。
【図4】同回転検出用ピックアップセンサの端子及びブ
ッシュを示す斜視図。
【図5】従来例として示した回転検出用ピックアップセ
ンサの断面図。
【図6】同回転検出用ピックアップセンサの要部を示す
斜視図。
【符号の説明】
16 端子 18 シール部材(ブッシュ) 20 モールド剤 21 本体樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線接続用の端子の基端側をモールド剤
    で固定保持した状態で、同端子の先端側を本体樹脂で一
    体に成形して封止した電線接続部を有する回転検出用ピ
    ックアップセンサであって、 前記端子は、前記モールド剤で固定保持する部分から本
    体樹脂で封止される部分にかけて、モールド剤及び本体
    樹脂が密着可能なシール部材で外周面を封止しているこ
    とを特徴とする回転検出用ピックアップセンサ。
JP5851192U 1992-08-20 1992-08-20 回転検出用ピックアップセンサ Pending JPH0618972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5851192U JPH0618972U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 回転検出用ピックアップセンサ

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JP5851192U JPH0618972U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 回転検出用ピックアップセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0618972U true JPH0618972U (ja) 1994-03-11

Family

ID=13086453

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JP5851192U Pending JPH0618972U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 回転検出用ピックアップセンサ

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