JPH04191662A - 車輪速センサ及びその製造方法 - Google Patents

車輪速センサ及びその製造方法

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JPH04191662A
JPH04191662A JP32477490A JP32477490A JPH04191662A JP H04191662 A JPH04191662 A JP H04191662A JP 32477490 A JP32477490 A JP 32477490A JP 32477490 A JP32477490 A JP 32477490A JP H04191662 A JPH04191662 A JP H04191662A
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JP
Japan
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wheel speed
sensor
resin
speed sensor
protector
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JP32477490A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Ito
伊藤 勝章
Takazo Hayashi
林 享三
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車の車輪速度等を検出するための車輪
速センサ及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、安定性、信頼性に優れた車輪速センサとして電磁
発電方式のものが多く用いられている。
かかる従来の車輪速センサを第6図、第7図に示す。
第6図の車輪速センサは、(a)図に示すように、ハウ
ジング1内にヨーク2、磁石3、ボビン4、磁極5、巻
線コイル6、端子7等を入れ、これを樹脂Rで一体に成
形し、さらに(b)図に示すように出力線8のワイヤを
端子7に接続した状態で樹脂R′で全体を一体に成形し
たものから成る。
この場合、(a)図の成形はエポキシを用いてボッティ
ングで樹脂成形され、(b)図の成形はナイロン(PA
66)の射出成形により行なわれている。
第7図の成形方法では、(81図に示すように、車輪速
センサの機能部品(2〜7)をエポキシを用いてまずト
ランスファ成形により金型内でインサート成形し、これ
をハウジング1内に入れ出力線8のワイヤを端子7に接
続した状態で(b)図のようにナイロンの射出成形によ
り一体に成形していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来の車輪速センサでは、センサ機
能部品を外からの衝撃や水の侵入から守るため、一般に
例えばステンレスのような非磁性体金属製のハウジング
が用いられている。
このような金属製のハウジングがあるため、このハウジ
ングとナイロン樹脂の界面を伝って水分が内部に侵入す
るのを防止するべくナイロン樹脂成形前に、第7(b)
図に示すように、ハウジング上にポリアミド系ホットメ
ルト接着剤Sを塗布し、気密性を確保している。
又、ハウジング外に磁極が突出している場合は、磁極を
固定するため磁極をハウジングに対してレーザ溶接して
おり、これにより気密性も確保している。
しかしながら、かかるハウジング部品やレーザ溶接はコ
ストが高く、コスト低減する上でネックになっている。
この発明は、上述した従来の車輪速センサの現状に鑑み
てなされたものであり、その目的は従来の車輪速センサ
で必須とされていた機能部品を収納保護するための金属
製のハウジングを省略しかつ衝撃に耐え十分な密封性を
有する車輪速センサとその製造方法を提案するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための手段としてこの発明では、樹
脂で一体成形されたセンサ機能部品と、その端子に接続
される出力線と、これらを一体に囲んで保護する樹脂製
の保護部とから成り、前記保護部がセンサ機能部品の全
体を被っているようにした車輪速センサの構成を採用し
たのである。
そして、上記構成の車輪速センサを製造する方法として
、センサ機能部品を組立ててこれらを金型に入れ、熱硬
化性樹脂を用いて低圧のトランスファ成形により全体を
一体成形し、センサ機能部品の端子に出力線を接続する
と共に上記一体成形−3= されたものの樹脂保護部の外側にスペーサを取付け、こ
れらを別の金型に入れ樹脂を用いて射出成形法により機
能部品全体を被うように一体成形するようにした方法を
採用したのである。
前記スペーサの材料を、前記外側の樹脂保護部と同じ材
質とするのがよい。
〔作用〕
上記車輪速センサの構成は、磁気発電方式、磁気抵抗素
子型等種々の形式の車輪速センサのいずれにも採用され
得る。
上記機能部品という用語は、例えば磁気発電方式のもの
では、ヨーク、磁石、ボビン、磁極(ポールピース含む
)、巻線コイル、端子などを意味し、磁気抵抗素子型の
ものでは磁気抵抗素子、磁石、電気回路、端子などを言
う。その他の形式のものでは上記部品に相当するもので
ある。
従って、かかる構成の車輪速センサは従来のものと同様
に車輪速度を検知する。例えば磁気発電方式のものでは
、対向して設けられるセンサロータの歯形状の凹凸外周
部によって磁力線の大きさが変化し、これによって生ず
る出力電圧が交番状に変化することを利用して車輪速度
が検知される。
磁気抵抗素子型のものでは、センサロータの磁極の変化
による磁気抵抗素子の変化を利用して同様に車輪速度が
検知される。
いずれの場合も、この発明による車輪速センサでは従来
のような金属性のハウジングがないから、製造コストが
減少し、密封性を確保するためのレーザ溶接などはその
構成上から不要である。
又、かかる構成の車輪速センサを製造する方法によれば
、センサ機能部品を一体化した内側に樹脂保護部の外側
にスペーサを設けるようにしており、このスペーサの外
径をその上に成形される外側の樹脂保護部と同径に形成
しておけば、金型内で一体の内側樹脂保護部内の機能部
品が偏らず、正確な車輪速センサが製造される。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図を参照して説明す
る。
第1図、第2図に第一実施例の車輪速センサの断面図、
側面図を示す。この車輪速センサは電磁発電方式のもの
である。この実施例の車輪速センサでは、従来のものと
異なり金属製のハウジングは設けられていない。
11は内部保護体であり、樹脂で以下の機能部品を包含
してこれらを一体に成形している。機能部品としては、
ヨーク12、磁石13、ボビン14、磁極(ポールピー
ス含む)15、巻線コイル16、端子17等を備えてい
る。
上記機能部品に対してその端子17を介して出力線18
が接続され、図示省略しているが出力線18の端部付近
にはハーネスシール等が設けられている。なお、図から
分るように、この実施例のセンサは磁極15としてポー
ルピースを有する磁極突出形のものである。
上記機能部品に出力M18を接続したものの全体は、外
部保護体19で囲まれて一体に成形されている。
上述した構成のセンサは次のようにして一体化して作ら
れる。
まず、機能部品(12〜17)を図示のように組立てて
これを金型内に入れ、熱硬化性樹脂を低圧のトランスフ
ァ成形により注入して機能部品を一体化する。トランス
ファ成形圧は20〜50kgf/CIITの低圧が用い
られる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等のいずれかを用い
る。
さらに、内部保護体11で一体化された機能部品と出力
線18の全体を別の金型に入れ、ナイロン樹脂などを射
出成形法により注入して外部保護体19を成形して一体
化する。この射出成形法では例えば500〜1000k
g/c+iの高圧が用いられる。
以上のようにして形成されたこの実施例の車輪速センサ
は従来と同様に作用する。第2図に示すように、使用の
際は、円形のセンサロータXの外周に設けられた凹凸の
歯形部によりセンサ内の磁界が変化して出力電圧が出力
線18から取り出され、その出力電圧の変化を二値化し
てパルス信号として送り、これにより車輪速度が得られ
る。
かかる車輪速センサは、金属ハウジングがないため、レ
ーザ溶接や接着剤で内部シールをする工程は一切不要で
ある。又、外部保護体19はナイロン樹脂で形成されて
いるため、外部からの衝撃に対しても機能部品を十分保
護できる。
第3図は磁極15としてポルピースを含まない磁極内蔵
形のセンサの例を示す。ポールピースがないだけで、そ
の他の主な構成部材は第一実施例とほぼ同じであり、同
一部材には同し符号を付して説明を省略する。
第4図、第5図は、上述した車輪速センサの基本的な製
造工程において機能部品を含む内部保護体11と出力線
とを外部保護体19で一体成形する際に、内部保護体1
1が偏らず一定の厚みで精度よく製造する方法を説明す
る閏である。
この製造方法では、第5図に示すような断面を有するリ
ング状のスペーサ20.21を予め作成しておく。この
スペーサ20.21は内径が内部保護体11の外径に等
しく、外径が外部保護体19の外径と同じとなるように
形成し、その内、外周面上に適当な間隔で切欠き22.
23をそれぞれ複数個所膜けである。材質は外部保護体
19と同しナイロン製とする。
上記スペーサ20.21を第4図のように内部保護体1
1の外側に挿入し、これを金型に入れる。
金型は外部保護体19に相当する内部スペースを有し、
これに射出成形法でナイロン樹脂が注入される。
このようにして形成される外部保護体19は、スペーサ
と同材質であるからその界面がよく密着し、一体となっ
て気密性が十分な保護体として形成される。しかも、ス
ペーサ20.21があるため、外部保護体19の厚みが
均等な精度のよい部品が得られる。
〔効果〕
以上詳細に説明したように、この発明による車輪速セン
サはセンサ機能部品の全体を樹脂製の保護部で被うよう
にして従来の金属製のハウジングを使用していないから
、製造が容易でかつコスト低減を図ることができるとい
う利点が得られる。
かかる車輪速センサの製造方法では、従来に比して極め
て簡易な製造工程によりセンサを製造でき、かつスペー
サを用いることにより機能部品の偏りを防止した精度の
高いものが得られるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一実施例の車輪速センサの主要断面図、第2
図は側面図、第3図は第二実施例の車輪速センサの主要
断面図、第4図は車輪速センサの製造方法を説明する図
、第5図はスペーサの断面図、第6図(a)(b)は従
来例の車輪速センサの構造及びその製造方法を説明する
図、第7図(a)(b)はもう1つの従来例の第6図と
同様な図である。 11・・・・・・内部保護体、  12・・・・・・ヨ
ーク、13・・・・・・磁石、     14・・・・
・・ボビン、15・・・・・・磁極、     16・
・・・・・巻線コイル、17・・・・・・端子、   
  18・・・・・・出力線、IS・・・・・・外部保
護体、 20.21・・・・・・スペーサ。 ト   ヵ (a)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂で一体成形されたセンサ機能部品と、その端
    子に接続される出力線と、これらを一体に囲んで保護す
    る樹脂製の保護部とから成り、前記保護部がセンサ機能
    部品の全体を被っていることを特徴とする車輪速センサ
  2. (2)センサ機能部品を組立ててこれらを金型に入れ、
    熱硬化性樹脂を用いて低圧のトランスファ成形により全
    体を一体成形し、センサ機能部品の端子に出力線を接続
    すると共に上記一体成形されたものの樹脂保護部の外側
    にスペーサを取付け、これらを別の金型に入れ樹脂を用
    いて射出成形法により機能部品全体を被うように一体成
    形することを特徴とする車輪速センサの製造方法。
  3. (3)前記スペーサの材料を、前記外側の樹脂保護部と
    同じ材質とすることを特徴とする請求項(2)に記載の
    車輪速センサの製造方法。
JP32477490A 1990-11-26 1990-11-26 車輪速センサ及びその製造方法 Pending JPH04191662A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462244B1 (ko) * 2002-09-10 2004-12-17 현대모비스 주식회사 홀 소자를 이용한 차량의 능동형 속도감지장치
KR100788128B1 (ko) * 2006-10-31 2007-12-21 주식회사 케피코 자동차용 스피드 센서 및 그 조립방법
KR101140035B1 (ko) * 2010-11-25 2012-05-02 주식회사 케피코 차량용 스피드 센서 조립체 및 그 조립 방법

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