JPH06187256A - バストレース機構 - Google Patents

バストレース機構

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JPH06187256A
JPH06187256A JP4338576A JP33857692A JPH06187256A JP H06187256 A JPH06187256 A JP H06187256A JP 4338576 A JP4338576 A JP 4338576A JP 33857692 A JP33857692 A JP 33857692A JP H06187256 A JPH06187256 A JP H06187256A
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counter
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Tsuneo Suzuki
経男 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害解析に必要性が乏しいデータを採用しな
いようにして、障害発生が頻繁に起こるバスの高負荷時
のバス情報を得る。 【構成】 演算処理装置10と入出力装置30と同40
の各装置が、それぞれ順番にバス要求線61を介してバ
ス要求信号をバストレース機構50内の調停回路53に
送信したとする。調停回路は、バス要求信号の受信をそ
の度毎にカウンター54に通知する。カウンターは、カ
ウント値をインクリメントし、その結果を比較回路55
に通知する。また、カウンターは、計時回路57からリ
セット信号を受信すると、カウント値をリセットする。
比較回路は、予め決められた数値と、カウンターから受
信したカウント値を比較する。その結果、予め決められ
た数値以上の場合は、トレース制御回路52にトレース
許可を指示し、予め決められた数値未満の場合は、トレ
ース不許可を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理システムに
関し、特にデータ処理システム内で発生する障害の動作
解析に必要なトレース情報を得ることができるバストレ
ース機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ処理システムにおいて、
演算処理装置や入出力装置などの各種の処理装置と主記
憶装置は、バスを介して接続されており、また各装置間
でのデータ転送もバスを介して行われている。この種の
従来の技術の文献としては、特開平1−286062号
公報、特開昭63−64136号公報、特開昭64−8
8856号公報、特開昭63−305437号公報、特
開昭63−163935号公報、特開平1−13454
1号公報、特開平1−297747号公報等を挙げるこ
とができる。
【0003】このようなデータ処理システムでは、障害
が発生した時の解析データとして利用するために、シス
テム動作に伴いバス上に出現するアドレスやデータなど
のバス情報を動作履歴として逐一記録していくトレース
機構が設置されている。そしてこのトレース機構内に
は、トレースメモリとトレースメモリへの書き込み/読
み出しを制御するトレース制御回路等を備えている。
【0004】通常、このようなトレース機構では、バス
情報を逐一記録していくため、トレースメモリの容量上
の制約から、古いバス情報は、新たなバス情報の上書き
によって消去されてしまい、トレースメモリの容量分の
最新のバス情報だけが常に保存されるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバスト
レース機構では、バス情報を逐一記録するので、障害発
生後の解析にあまり必要でないバス情報も記録してしま
い、障害解析に多くの時間を要してしまう。
【0006】また障害が発生した後障害解析のために必
要なバス情報を得るために、トレース機構内のトレース
メモリからバス情報を読み出すとき、障害発生から読み
出しまでの間隔が長いと、その間のバスアクセスにより
障害発生時のバス情報が上書きによって消されてしま
い、障害時の動作解析に必要なバス情報を得ることが出
来ないという問題点がある。
【0007】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良して、障害解析に必要性が乏しいデータを採用し
ないようにして、障害発生が頻繁に起こるバスの高負荷
時のバス情報を得ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次の各バストレース機構を構成する。
【0009】(1)演算処理装置と記憶装置と入出力装
置がバスを介して接続されるデータ処理システム内に設
置され、バス上の転送サイクルをトレースメモリに記録
するトレース機構であって、前記各装置からのバス要求
信号を入力しバス使用権の調停を行う調停回路と、トレ
ース開始・停止を制御し、該トレースメモリのアドレス
管理を行うトレース制御回路と、一定時間内に前記調停
回路に入力されたバス要求信号の要求数をカウントする
カウンターと、一定時間毎に前記カウンターにリセット
信号を送る計時回路と、前記カウンターの値が予め決め
られた数値以上であると、トレース許可を前記トレース
制御回路に指示し、決められた数値未満であるとトレー
ス不許可を指示する比較回路と、バス上のエラーを検出
すると、トレース停止を前記トレース制御回路に指示す
るエラー検出回路を備えたバストレース機構。
【0010】(2)前記バストレース機構内に、DIP
スウィッチを備え、前記カウンターの値が前記DIPス
ウィッチで設定された数値以上であると、トレース許可
を前記トレース制御回路に指示し、設定された数値未満
であるとトレース不許可を指示する比較回路を備えた前
記(1)記載のバストレース機構。
【0011】(3)前記バストレース機構内に、書き換
え可能なレジスタを備え、前記カウンターの値が前記レ
ジスタで設定された数値以上であると、トレース許可を
前記トレース制御回路に指示し、設定された数値未満で
あるとトレース不許可を指示する比較回路を備えた前記
(1)記載のバストレース機構。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0013】図1は、請求項1記載の本発明の一実施例
である。
【0014】説明をより具体的にするために、このバス
トレース機構は、1ms以内に各装置からバス要求信号
(ここでは3本のバス要求信号とする)を入力すると、
バストレースを開始することにする。
【0015】演算処理装置(以下EPUと記す)10と
入出力装置A(以下IO−A)30と入出力装置B(以
下IO−B)40の各装置が、それぞれ順番にバス要求
線61を介してバス要求信号をバストレース機構50内
の調停回路53に送信したとする。20は、記憶装置で
ある。調停回路53は、バス要求信号を受信したことを
その度毎にカウンター54に通知する。カウンター54
は、カウント値をインクリメントし、その結果を比較回
路55に通知する。また、カウンター54は、計時回路
57からリセット信号を受信すると、カウント値をリセ
ットする。比較回路55は、予め決められた数値(ここ
では“3”)と、カウンター54から受信したカウント
値を比較する。その結果、予め決められた数値以上であ
った場合は、トレース制御回路52にトレース許可の指
示を行い、予め決められた数値未満であった場合は、ト
レース不許可の指示を出す。トレース開始指示を受けた
トレース制御回路52は、バス60上の転送サイクル
を、ここではEPU10の転送サイクル・IO−A30
の転送サイクル・IO−B40の転送サイクルと順番に
トレースメモリ51に記録する。その後、またはその途
中で、バス60上にエラーが発生した時は、バスのエラ
ー検出回路56によってエラーが検出され、エラー検出
回路56は、トレース制御回路52にトレース停止の指
示を行う。トレース停止の指示を受けたトレース制御回
路52は、次回からのバス60上の転送サイクルをトレ
ースメモリ51に記録しない。
【0016】図2は、請求項2記載の本発明の一実施例
である。
【0017】前記請求項1記載の本発明の実施例のなか
で、比較回路55は、DIPスウィッチ58に設定され
た値と、カウンター54から受信したカウント値とを比
較し、DIPスウィッチ58に設定された値以上であっ
た場合は、トレース制御回路52にトレース許可の指示
を行い、設定された数値未満であった場合はトレース不
許可の指示を出す。
【0018】図3は、請求項3記載の本発明の一実施例
である。
【0019】前記請求項1記載の本発明の実施例のなか
で、比較回路55は、外部から設定出来るレジスタ59
に格納された値と、カウンター54から受信したカウン
ト値とを比較し、レジスタ59に格納された値以上であ
った場合は、トレース制御回路52にトレース許可の指
示を行い、格納された数値未満であった場合はトレース
不許可の指示を出す。
【0020】また、エラー検出後にトレースメモリ51
の内容を読み出して、必要な情報が格納されていない時
などは、レジスタ59の値を再度設定し直して実施す
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バスアク
セスの要求が一定時間内で決められた以上の要求があっ
たことが識別出来、その決められた値を境にバストレー
スの許可を指示するので、高負荷時のバスアクセス状況
のみがトレース上に残り、障害発生が頻繁に起こるバス
の高負荷時のバス情報を得ることが出来る。そのため障
害解析にあまり必要でないデータをとらないので、解析
が容易に出来る。
【0022】またトレース開始を指示する高負荷の度合
を自由に設定することが出来るため、調査目的に応じて
転送サイクル情報を調べることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の本発明の一実施例である。
【図2】請求項2記載の本発明の一実施例である。
【図3】請求項3記載の本発明の一実施例である。
【符号の説明】
10 演算処理装置(EPU) 20 記憶装置 30 入出力装置A(IO−A) 40 入出力装置B(I0−B) 50 バストレース機構 51 トレースメモリ 52 トレース制御回路 53 調停回路 54 カウンター 55 比較回路 56 エラー検出回路 57 計時回路 58 DIPスウィッチ 59 レジスタ 60 バス 61 バス要求線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算処理装置と記憶装置と入出力装置が
    バスを介して接続されるデータ処理システム内に設置さ
    れ、バス上の転送サイクルをトレースメモリに記録する
    トレース機構であって、 前記各装置からのバス要求信号を入力しバス使用権の調
    停を行う調停回路と、 トレース開始・停止を制御し、該トレースメモリのアド
    レス管理を行うトレース制御回路と、 一定時間内に前記調停回路に入力されたバス要求信号の
    要求数をカウントするカウンターと、 一定時間毎に前記カウンターにリセット信号を送る計時
    回路と、 前記カウンターの値が予め決められた数値以上である
    と、トレース許可を前記トレース制御回路に指示し、決
    められた数値未満であるとトレース不許可を指示する比
    較回路と、 バス上のエラーを検出すると、トレース停止を前記トレ
    ース制御回路に指示するエラー検出回路を備えたバスト
    レース機構。
  2. 【請求項2】 前記バストレース機構内に、DIPスウ
    ィッチを備え、前記カウンターの値が前記DIPスウィ
    ッチで設定された数値以上であると、トレース許可を前
    記トレース制御回路に指示し、設定された数値未満であ
    るとトレース不許可を指示する比較回路を備えた請求項
    1記載のバストレース機構。
  3. 【請求項3】 前記バストレース機構内に、書き換え可
    能なレジスタを備え、前記カウンターの値が前記レジス
    タで設定された数値以上であると、トレース許可を前記
    トレース制御回路に指示し、設定された数値未満である
    とトレース不許可を指示する比較回路を備えた請求項1
    記載のバストレース機構。
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JPH0750452B2 JPH0750452B2 (ja) 1995-05-31

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5689636A (en) * 1993-09-28 1997-11-18 Siemens Aktiengesellschaft Tracer system for error analysis in running real-time systems
KR100343765B1 (ko) * 1998-10-20 2002-07-20 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 신호처리장치
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US6543009B1 (en) 1998-10-20 2003-04-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal processing apparatus
JP2008041089A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> パフォーマンス・モニタリングを提供するメモリ・システム・方法

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