JPH05257831A - 入出力処理装置 - Google Patents
入出力処理装置Info
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- JPH05257831A JPH05257831A JP4054557A JP5455792A JPH05257831A JP H05257831 A JPH05257831 A JP H05257831A JP 4054557 A JP4054557 A JP 4054557A JP 5455792 A JP5455792 A JP 5455792A JP H05257831 A JPH05257831 A JP H05257831A
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- circuit
- output
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数のI/Oアダプタ装置を単一バスで制御す
る入出力処理装置において、バスのトレース情報を各装
置毎に記録する。 【構成】入出力処理装置2にI/Oバス1の使用権を制
御するバスリクエスト回路a6aと、バスの動作を制御
するバス制御回路7と、各装置毎のトレースカウント値
を保持し、バスリクエスト回路a6aが送出する装置番
号でその内1つを選択出力し、バス制御回路7の指示に
従い、更新するカウンタ回路8と、装置番号を上位アド
レスとし、カウンタ回路8の出力を下位アドレスとして
バス制御回路7の指示に従い、I/Oバス1の情報を記
録するトレースメモリ9より構成され、I/Oバス1の
トレース情報をI/Oバスに接続されている装置毎に記
録する。 【効果】同時に動作している複数のI/Oアダプタ装置
の内、一装置が故障し、バス動作を停止しても、そのト
レース情報が他の装置のトレース情報でぬりかえられ
ず、記憶が残っているので、障害解析が容易になる。
る入出力処理装置において、バスのトレース情報を各装
置毎に記録する。 【構成】入出力処理装置2にI/Oバス1の使用権を制
御するバスリクエスト回路a6aと、バスの動作を制御
するバス制御回路7と、各装置毎のトレースカウント値
を保持し、バスリクエスト回路a6aが送出する装置番
号でその内1つを選択出力し、バス制御回路7の指示に
従い、更新するカウンタ回路8と、装置番号を上位アド
レスとし、カウンタ回路8の出力を下位アドレスとして
バス制御回路7の指示に従い、I/Oバス1の情報を記
録するトレースメモリ9より構成され、I/Oバス1の
トレース情報をI/Oバスに接続されている装置毎に記
録する。 【効果】同時に動作している複数のI/Oアダプタ装置
の内、一装置が故障し、バス動作を停止しても、そのト
レース情報が他の装置のトレース情報でぬりかえられ
ず、記憶が残っているので、障害解析が容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの入出力
処理装置に関し、特にI/Oバスに複数接続された構成
をとる入出力処理装置のトレーサに関する。
処理装置に関し、特にI/Oバスに複数接続された構成
をとる入出力処理装置のトレーサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のI/Oバスに複数接続された構成
をとる入出力処理装置のように、バス構成をとる装置で
は、障害情報の一収集手段としてバストレーサ回路を持
つことが多い。
をとる入出力処理装置のように、バス構成をとる装置で
は、障害情報の一収集手段としてバストレーサ回路を持
つことが多い。
【0003】そして、従来のバストレーサ回路は、トレ
ース情報を記録するトレーサメモリと、トレーサメモリ
のアドレスを指定するカウンタを1つ備え、バスが動作
中止時、バス上の情報をトレーサメモリに記録して行く
ようになっている。
ース情報を記録するトレーサメモリと、トレーサメモリ
のアドレスを指定するカウンタを1つ備え、バスが動作
中止時、バス上の情報をトレーサメモリに記録して行く
ようになっている。
【0004】トレース情報の停止条件としては、バス上
のHWエラー(例えば、バスのデータのパリティやタイ
ムアウト)が一般的で、これはHWエラーにて停止した
トレース情報を採取、解析することで、バス上の障害装
置が割出せるという利点がある。
のHWエラー(例えば、バスのデータのパリティやタイ
ムアウト)が一般的で、これはHWエラーにて停止した
トレース情報を採取、解析することで、バス上の障害装
置が割出せるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の入出力
処理装置のトレーサは、バス情報を順次採取し、バス上
のHWエラーでしか停止しないため、バス上のプロトコ
ルの異常を見つけるには、不都合である。特に多数のI
/Oアダプタ装置がI/Oバスに接続され、入出力処理
装置の制御のもと、同時にいくつもの入出力動作が動い
ている場合、プロトコル異常でI/Oアダプタ装置が停
止しても、他に動いているI/Oアダプタ装置の入出力
動作によってトレース内容が更新され、停止したI/O
アダプタ装置のバス上のやり取りが何も残っていないの
で、障害解析に長時間を要するという欠点がある。
処理装置のトレーサは、バス情報を順次採取し、バス上
のHWエラーでしか停止しないため、バス上のプロトコ
ルの異常を見つけるには、不都合である。特に多数のI
/Oアダプタ装置がI/Oバスに接続され、入出力処理
装置の制御のもと、同時にいくつもの入出力動作が動い
ている場合、プロトコル異常でI/Oアダプタ装置が停
止しても、他に動いているI/Oアダプタ装置の入出力
動作によってトレース内容が更新され、停止したI/O
アダプタ装置のバス上のやり取りが何も残っていないの
で、障害解析に長時間を要するという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点を解消し、入
出力処理装置2にI/Oバス1の使用権を制御するバス
リクエスト回路a6aと、バスの動作を制御するバス制
御回路7と、各装置毎のトレースカウント値を保持し、
バスリクエスト回路a6aが送出する装置番号でその内
1つを選択出力し、バス制御回路7の指示に従い、更新
するカウンタ回路8と、装置番号を上位アドレスとし、
カウンタ回路8の出力を下位アドレスとしてバス制御回
路7の指示に従い、I/Oバス1の情報を記録するトレ
ースメモリ9より構成され、I/Oバス1のトレース情
報をI/Oバスに接続されている装置毎に記録すること
により、同時に動作している複数のI/Oアダプタ装置
10,11,1nの内、一装置が故障し、バス動作を停
止しても、そのトレース情報が他のI/Oアダプタ装置
10,11,1nのトレース情報でぬりかえられず、記
憶が残っているので、障害解析が容易になり、また、バ
スリクエスト回路b6bを使用し、I/Oアダプタ装置
10,11,1nと入出力処理装置2のバス上のやりと
りを記録するようにすることにより、バス上のタイアロ
グ的障害が発生した場合でも制御シーケンスが容易にわ
かり、効率的な障害解析が可能となる入出力処理装置を
提供することにある。
出力処理装置2にI/Oバス1の使用権を制御するバス
リクエスト回路a6aと、バスの動作を制御するバス制
御回路7と、各装置毎のトレースカウント値を保持し、
バスリクエスト回路a6aが送出する装置番号でその内
1つを選択出力し、バス制御回路7の指示に従い、更新
するカウンタ回路8と、装置番号を上位アドレスとし、
カウンタ回路8の出力を下位アドレスとしてバス制御回
路7の指示に従い、I/Oバス1の情報を記録するトレ
ースメモリ9より構成され、I/Oバス1のトレース情
報をI/Oバスに接続されている装置毎に記録すること
により、同時に動作している複数のI/Oアダプタ装置
10,11,1nの内、一装置が故障し、バス動作を停
止しても、そのトレース情報が他のI/Oアダプタ装置
10,11,1nのトレース情報でぬりかえられず、記
憶が残っているので、障害解析が容易になり、また、バ
スリクエスト回路b6bを使用し、I/Oアダプタ装置
10,11,1nと入出力処理装置2のバス上のやりと
りを記録するようにすることにより、バス上のタイアロ
グ的障害が発生した場合でも制御シーケンスが容易にわ
かり、効率的な障害解析が可能となる入出力処理装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第一の発明の入出力処
理装置は、I/Oデバイスを制御するI/Oアダプタ装
置を複数接続するI/Oバスを有し、マイクロプログラ
ムを実行するプロセッサによって入出力動作を規定する
チャネルプログラムを基に前記I/Oアダプタ装置と主
記憶装置との入出力動作の管理と実行とを行う入出力処
理装置において、I/Oバスに接続されているI/Oア
ダプタ装置及び入出力処理装置にはそれぞれユニークな
装置番号が付与されており、各装置からI/Oバス要求
信号を受信し、予め定められた優先順位に従って使用許
可信号と装置番号とを選択出力するバスリクエスト回路
と、I/Oバスの動作シーケンスを制御し、I/Oバス
の有効サイクルを指示するバス制御回路と、各装置毎の
トレースカウント値を保持し、バスリクエスト回路から
の装置番号でその内1つを選択出力するとともにバス制
御回路の指示により選択したトレースカウント値を更新
するカウンタ回路と、装置番号とカウンタ回路の出力と
をアドレスとし、バス制御回路の指示により、I/Oバ
ス上の信号情報を書き込むトレースメモリとを備えてい
る。
理装置は、I/Oデバイスを制御するI/Oアダプタ装
置を複数接続するI/Oバスを有し、マイクロプログラ
ムを実行するプロセッサによって入出力動作を規定する
チャネルプログラムを基に前記I/Oアダプタ装置と主
記憶装置との入出力動作の管理と実行とを行う入出力処
理装置において、I/Oバスに接続されているI/Oア
ダプタ装置及び入出力処理装置にはそれぞれユニークな
装置番号が付与されており、各装置からI/Oバス要求
信号を受信し、予め定められた優先順位に従って使用許
可信号と装置番号とを選択出力するバスリクエスト回路
と、I/Oバスの動作シーケンスを制御し、I/Oバス
の有効サイクルを指示するバス制御回路と、各装置毎の
トレースカウント値を保持し、バスリクエスト回路から
の装置番号でその内1つを選択出力するとともにバス制
御回路の指示により選択したトレースカウント値を更新
するカウンタ回路と、装置番号とカウンタ回路の出力と
をアドレスとし、バス制御回路の指示により、I/Oバ
ス上の信号情報を書き込むトレースメモリとを備えてい
る。
【0008】本第二の発明の入出力処理装置は、第一の
入出力処理装置において、プロセッサが送出する入出力
動作処理中のI/Oアダプタ装置の装置番号とバスリク
エスト回路からの装置番号とを入力し、うち一方をリク
エスト回路の指示により出力する切替え回路を有し、ト
レーサメモリは切替え回路の出力とカウンタ回路の出力
値によって書込みアドレスが指定されている。
入出力処理装置において、プロセッサが送出する入出力
動作処理中のI/Oアダプタ装置の装置番号とバスリク
エスト回路からの装置番号とを入力し、うち一方をリク
エスト回路の指示により出力する切替え回路を有し、ト
レーサメモリは切替え回路の出力とカウンタ回路の出力
値によって書込みアドレスが指定されている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0010】図1は本第一の発明の一実施例の入出力処
理装置のブロック図である。
理装置のブロック図である。
【0011】図1において、I/Oバス1には、入出力
処理装置2とn台(n≧2の整数)のI/Oアダプタ装
置10〜1nが接続されており、入出力処理装置2とI
/Oアダプタ装置間の制御情報や転送データの転送路と
して働く。
処理装置2とn台(n≧2の整数)のI/Oアダプタ装
置10〜1nが接続されており、入出力処理装置2とI
/Oアダプタ装置間の制御情報や転送データの転送路と
して働く。
【0012】入出力処理装置2は、主記憶中(図示せ
ず)にある入出力動作を規定するチャネルプログラムに
基づき、入出力動作を管理/実行する装置で入出力動作
のマイクロプログラムを実行するプロセッサa3aと、
主記憶インタフェース回路4と、データバッファ5と、
バスリクエスト回路a6aと、バス制御回路7と、カウ
ンタ回路8と、トレーサメモリ9とから構成される。
ず)にある入出力動作を規定するチャネルプログラムに
基づき、入出力動作を管理/実行する装置で入出力動作
のマイクロプログラムを実行するプロセッサa3aと、
主記憶インタフェース回路4と、データバッファ5と、
バスリクエスト回路a6aと、バス制御回路7と、カウ
ンタ回路8と、トレーサメモリ9とから構成される。
【0013】I/Oアダプタ装置10,11,1nは、
配下にI/Oデバイス(図示せず)を接続し、入出力処
理装置2の管理のもと、I/Oデバイスの制御を行う。
配下にI/Oデバイス(図示せず)を接続し、入出力処
理装置2の管理のもと、I/Oデバイスの制御を行う。
【0014】I/Oバスを使用する入出力処理装置2及
びI/Oアダプタ装置10,11,1nにはバス使用装
置判別のため、ユニークな装置番号が予め付加されてい
る。
びI/Oアダプタ装置10,11,1nにはバス使用装
置判別のため、ユニークな装置番号が予め付加されてい
る。
【0015】次に、入出力処理装置2の構成要素を詳細
に説明する。
に説明する。
【0016】プロセッサa3aは、複数階層のマイクロ
プログラムを実行し、複数のI/Oアダプタ装置の入出
力動作を同時に実行制御して行く。主記憶インタフェー
ス回路4は、プロセッサa3aによる主記憶アクセスの
制御や、I/Oアダプタ装置のDMA転送の主記憶アク
セスを制御する。データバッファ5は、主記憶インタフ
ェスとI/Oバスの転送速度差を吸収する緩衝バッファ
である。バスリクエスト回路a6aは、プロセッサa3
aからのバス使用要求を指示するバスリクエスト信号3
1や各I/Oアダプタ装置からのバスリクエスト信号1
01,111,1n1を入力し、予め定められた優先順
位に従い、バス使用権獲得を指示するアクセプト信号3
2,102,112,1n2の内1つを選択し、活性化
するとともに、アクセプト送出装置の装置番号を信号線
61に送出する。バス制御回路7は、アクセプト信号3
2がドライブさせると、入出力処理装置2が使用権を獲
得したと判断し、リクエスタとしてバス動作を開始す
る。I/Oアダプタ装置がバス動作を起動した場合、リ
プライアとしてバス動作を制御する。また、バス使用期
間中、バスの有効サイクルを示す信号71を活性化す
る。カウンタ回路8は、各装置対応にトレース値を保持
する8bit幅のレジスタファイル81と加算器82か
ら構成される。レジスタファイル81は信号線61によ
って読出し及び書込みアドレスが指定される。加算器8
2は、レジスタファイル81の出力を入力し、+1加算
し、レジスタファイル81へ出力する。トレースメモリ
9は、信号線61が示す装置番号を上位アドレスとし、
カウンタ回路8内のレジスタファイル81の出力値を下
位アドレスとし、I/Oバス2上の信号を入力し、信号
線71が活性時指定されたアドレスに入力データを書込
む。
プログラムを実行し、複数のI/Oアダプタ装置の入出
力動作を同時に実行制御して行く。主記憶インタフェー
ス回路4は、プロセッサa3aによる主記憶アクセスの
制御や、I/Oアダプタ装置のDMA転送の主記憶アク
セスを制御する。データバッファ5は、主記憶インタフ
ェスとI/Oバスの転送速度差を吸収する緩衝バッファ
である。バスリクエスト回路a6aは、プロセッサa3
aからのバス使用要求を指示するバスリクエスト信号3
1や各I/Oアダプタ装置からのバスリクエスト信号1
01,111,1n1を入力し、予め定められた優先順
位に従い、バス使用権獲得を指示するアクセプト信号3
2,102,112,1n2の内1つを選択し、活性化
するとともに、アクセプト送出装置の装置番号を信号線
61に送出する。バス制御回路7は、アクセプト信号3
2がドライブさせると、入出力処理装置2が使用権を獲
得したと判断し、リクエスタとしてバス動作を開始す
る。I/Oアダプタ装置がバス動作を起動した場合、リ
プライアとしてバス動作を制御する。また、バス使用期
間中、バスの有効サイクルを示す信号71を活性化す
る。カウンタ回路8は、各装置対応にトレース値を保持
する8bit幅のレジスタファイル81と加算器82か
ら構成される。レジスタファイル81は信号線61によ
って読出し及び書込みアドレスが指定される。加算器8
2は、レジスタファイル81の出力を入力し、+1加算
し、レジスタファイル81へ出力する。トレースメモリ
9は、信号線61が示す装置番号を上位アドレスとし、
カウンタ回路8内のレジスタファイル81の出力値を下
位アドレスとし、I/Oバス2上の信号を入力し、信号
線71が活性時指定されたアドレスに入力データを書込
む。
【0017】次に、本第一の発明の実施例の入出力処理
装置の動作について図面を参照して説明する。
装置の動作について図面を参照して説明する。
【0018】図2は本第一の発明の実施例の入出力処理
装置の動作のタイムチャートである。
装置の動作のタイムチャートである。
【0019】図1、図2において、サイクルT1 におい
て、I/Oアダプタ装置10とI/Oアダプタ装置11
がバスリクエストを上げていて優先順位に従ってI/O
アダプタ装置10が選択されたとする。バスリクエスト
回路a6aは、アクセプト信号102を活性化するとと
もに、I/Oアダプタ装置10の装置番号よりレジスタ
ファイル81を選択し、保持していたトレースカウンタ
値“x”を出力する。
て、I/Oアダプタ装置10とI/Oアダプタ装置11
がバスリクエストを上げていて優先順位に従ってI/O
アダプタ装置10が選択されたとする。バスリクエスト
回路a6aは、アクセプト信号102を活性化するとと
もに、I/Oアダプタ装置10の装置番号よりレジスタ
ファイル81を選択し、保持していたトレースカウンタ
値“x”を出力する。
【0020】アクセプト信号102が活性化されると、
I/Oアダプタ装置10は、サイクルT2 でバスリクエ
スト信号101を落すとともに、I/Oバス動作を開始
し、I/Oバス2上でアドレス情報A0を送出する。バ
ス制御回路7は、バス動作が起動されると、リプライヤ
としてのバスシーケンス動作を開始するとともに、バス
有効シーケンスとして信号71を活性化する。これによ
り、トレース情報としてトレースメモリ9の“IDx”
番地に“A0”の情報が格納される。
I/Oアダプタ装置10は、サイクルT2 でバスリクエ
スト信号101を落すとともに、I/Oバス動作を開始
し、I/Oバス2上でアドレス情報A0を送出する。バ
ス制御回路7は、バス動作が起動されると、リプライヤ
としてのバスシーケンス動作を開始するとともに、バス
有効シーケンスとして信号71を活性化する。これによ
り、トレース情報としてトレースメモリ9の“IDx”
番地に“A0”の情報が格納される。
【0021】サイクルT3 において、カウンタ回路8の
出力は加算器82によって“+1”されたx+1が出力
され、トレースメモリの10x+1番地に、次のI/O
バス上のデータ“D0”が格納される。
出力は加算器82によって“+1”されたx+1が出力
され、トレースメモリの10x+1番地に、次のI/O
バス上のデータ“D0”が格納される。
【0022】バス動作最後のサイクルT4 でも同様なこ
とが行われ、トレースメモリの10x+2番地に“D
1”が格納される。
とが行われ、トレースメモリの10x+2番地に“D
1”が格納される。
【0023】サイクルT5 では、I/Oアダプタ装置1
0の動作が終了したことから、I/Oアダプタ装置11
のリクエストが受付られ、アクセプト信号112が活性
化されるとともに、装置番号“11”がバスリクエスト
回路a6aより出力される。カウンタ回路8は、装置番
号“11”によって選択され、カウント値“y”を出力
する。サイクルT6 よりI/Oアダプタ装置11のバス
動作が開始され、トレースメモリ9の“11y”にI/
Oバス上のデータ“A1”が格納される。サイクルT7
がデータ読出しのため、アイドルサイクルとなった場
合、バス制御回路7の有効サイクルを示す信号71が非
活性化され、トレースメモリの書込みと、カウント値の
更新が抑止される。サイクルT8 から再び有効サイクル
になると、トルスメモリ“11y+1”番地にI/Oバ
ス上のデータ“D2”が、また、サイクルT9 では、ト
レースメモリの“11y+2”番地にI/Oバス上のデ
ータ“D3”が格納される。
0の動作が終了したことから、I/Oアダプタ装置11
のリクエストが受付られ、アクセプト信号112が活性
化されるとともに、装置番号“11”がバスリクエスト
回路a6aより出力される。カウンタ回路8は、装置番
号“11”によって選択され、カウント値“y”を出力
する。サイクルT6 よりI/Oアダプタ装置11のバス
動作が開始され、トレースメモリ9の“11y”にI/
Oバス上のデータ“A1”が格納される。サイクルT7
がデータ読出しのため、アイドルサイクルとなった場
合、バス制御回路7の有効サイクルを示す信号71が非
活性化され、トレースメモリの書込みと、カウント値の
更新が抑止される。サイクルT8 から再び有効サイクル
になると、トルスメモリ“11y+1”番地にI/Oバ
ス上のデータ“D2”が、また、サイクルT9 では、ト
レースメモリの“11y+2”番地にI/Oバス上のデ
ータ“D3”が格納される。
【0024】図3は本第一の発明の実施例のトレースメ
モリのマップを示す図である。
モリのマップを示す図である。
【0025】図3に示すように、それぞれ装置個別のエ
リアにそれぞれトレース情報が格納されている。
リアにそれぞれトレース情報が格納されている。
【0026】次に、本第二の発明の実施例の入出力処理
装置の動作について図4を参照して説明する。
装置の動作について図4を参照して説明する。
【0027】図4は本第二の発明の一実施例の入出力処
理装置のブロック図である。
理装置のブロック図である。
【0028】図4において、プロセッサb3b、バスリ
クエスト回路b6b、セレクタ20を除くと、図1と同
一番号は同一機能を有するため説明を省略し、異なる部
分のみ説明する。
クエスト回路b6b、セレクタ20を除くと、図1と同
一番号は同一機能を有するため説明を省略し、異なる部
分のみ説明する。
【0029】本第二の発明では、プロセッサb3bは、
信号線33を介してセレクタ20へ、現在マイクロプロ
グラムでプロセッサb3bが制御しているI/Oアダプ
タの装置番号を供給している。
信号線33を介してセレクタ20へ、現在マイクロプロ
グラムでプロセッサb3bが制御しているI/Oアダプ
タの装置番号を供給している。
【0030】バスリクエスト回路b6bから出力される
信号62は、入出力処理装置2がI/Oバスのリクエス
タ時、活性化される信号である。
信号62は、入出力処理装置2がI/Oバスのリクエス
タ時、活性化される信号である。
【0031】セレクタ20は、プロセッサb3bからの
装置番号信号33とバスリクエスト回路b6bからの装
置番号信号61を入力し、信号62が活性時、信号33
の値を出力するセレクタである。
装置番号信号33とバスリクエスト回路b6bからの装
置番号信号61を入力し、信号62が活性時、信号33
の値を出力するセレクタである。
【0032】カウンタ回路8は、セレクタ20の出力に
より選択され、トレースメモリ9は、セレクタ20の出
力値を上位アドレスとし、カウンタ回路8の出力値を下
位アドレスとする。
より選択され、トレースメモリ9は、セレクタ20の出
力値を上位アドレスとし、カウンタ回路8の出力値を下
位アドレスとする。
【0033】次に、本第二の発明の実施例の入出力処理
装置の動作について図面を参照して説明する。
装置の動作について図面を参照して説明する。
【0034】図5は本第二の発明の実施例の入出力処理
装置の動作のタイムチャートである。
装置の動作のタイムチャートである。
【0035】図4、図5において、サイクルT1 〜T4
はI/Oアダプタ装置10がI/Oバス1を使用した場
合の動作であり、この時、プロセッサb3bはI/Oア
ダプタ装置11の処理を行っているものとする。このた
め、信号線33には“11”という値が出力されるが、
I/Oバス1使用装置が入出力処理装置2ではないた
め、信号線62は非活性状態にあり、セレクタ20は信
号線61の値“10”をカウンタ回路8やトレースメモ
リ9へ供給する。カウンタ回路8にはI/Oアダプタ装
置10のトレースカウント値として“Z”が格納されて
おり、バス動作が完了すると、サイクルT5 までに“z
+3”まで更新される。
はI/Oアダプタ装置10がI/Oバス1を使用した場
合の動作であり、この時、プロセッサb3bはI/Oア
ダプタ装置11の処理を行っているものとする。このた
め、信号線33には“11”という値が出力されるが、
I/Oバス1使用装置が入出力処理装置2ではないた
め、信号線62は非活性状態にあり、セレクタ20は信
号線61の値“10”をカウンタ回路8やトレースメモ
リ9へ供給する。カウンタ回路8にはI/Oアダプタ装
置10のトレースカウント値として“Z”が格納されて
おり、バス動作が完了すると、サイクルT5 までに“z
+3”まで更新される。
【0036】サイクルTm にて、入出力処理装置2から
I/Oアダプタ装置10への応答のバス動作が起動され
たとする。(プロセッサb3bは信号線33に“10”
を供給している。)このとき、バスリクエスト回路b6
bは入出力処理装置2の装置番号“00”を出力すると
同時に、信号線62を“1”にする。このため、セレク
ト20はプロセッサb3bが選択しているI/Oアダプ
タ装置10の装置番号“10”を出力し、カウンタ回路
8はサイクルT5 での最終値“z+3”を出力する。こ
のため、入出力処理装置2のI/Oアダプタ装置10へ
のバス動作はトレースメモリ9において、I/Oアダプ
タ装置10のトレースエリアのサイクルT1 で起動され
たバス動作情報のあとに記録される。
I/Oアダプタ装置10への応答のバス動作が起動され
たとする。(プロセッサb3bは信号線33に“10”
を供給している。)このとき、バスリクエスト回路b6
bは入出力処理装置2の装置番号“00”を出力すると
同時に、信号線62を“1”にする。このため、セレク
ト20はプロセッサb3bが選択しているI/Oアダプ
タ装置10の装置番号“10”を出力し、カウンタ回路
8はサイクルT5 での最終値“z+3”を出力する。こ
のため、入出力処理装置2のI/Oアダプタ装置10へ
のバス動作はトレースメモリ9において、I/Oアダプ
タ装置10のトレースエリアのサイクルT1 で起動され
たバス動作情報のあとに記録される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本第一の発明の入
出力処理装置は、I/Oバスのトレース情報をI/Oバ
スに接続されている装置毎に記録することにより、同時
に動作している複数のI/Oアダプタ装置の内、一装置
が故障し、バス動作を停止しても、そのトレース情報が
他のI/Oアダプタ装置のトレース情報でぬりかえられ
ず、記憶が残っているので、障害解析が容易になるとい
う効果がある。
出力処理装置は、I/Oバスのトレース情報をI/Oバ
スに接続されている装置毎に記録することにより、同時
に動作している複数のI/Oアダプタ装置の内、一装置
が故障し、バス動作を停止しても、そのトレース情報が
他のI/Oアダプタ装置のトレース情報でぬりかえられ
ず、記憶が残っているので、障害解析が容易になるとい
う効果がある。
【0038】また、本第二の発明の入出力処理装置は、
I/Oアダプタ装置と入出力処理装置のバス上のやりと
りを記録するようにすることにより、バス上のタイアロ
グ的障害が発生した場合でも制御シーケンスが容易にわ
かり、効率的な障害解析が可能となるという効果があ
る。
I/Oアダプタ装置と入出力処理装置のバス上のやりと
りを記録するようにすることにより、バス上のタイアロ
グ的障害が発生した場合でも制御シーケンスが容易にわ
かり、効率的な障害解析が可能となるという効果があ
る。
【図1】本第一の発明の一実施例の入出力処理装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本第一の発明の実施例の入出力処理装置の動作
のタイムチャートである。
のタイムチャートである。
【図3】本第一の発明の実施例のトレースメモリのマッ
プを示す図である。
プを示す図である。
【図4】本第二の発明の一実施例の入出力処理装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】本第二の発明の実施例の入出力処理装置の動作
のタイムチャートである。
のタイムチャートである。
1 I/Oバス 2 入出力処理装置 3a ブロセッサa 3b ブロセッサb 4 メモリインタフェース 5 データバッファ 6a バスリクエスト回路a 6b バスリクエスト回路b 7 バス制御回路 8 カウンタ回路 9 トレースメモリ 10,11,1n I/Oアダプタ装置 20 セレクタ 31,101,111,1n1 バスリクエスト信号 32,102,112,1n2 アクセプト信号 61,62,71 信号線 81 レジスタファイル 82 加算器
Claims (2)
- 【請求項1】 I/Oデバイスを制御するI/Oアダプ
タ装置を複数接続するI/Oバスを有し、マイクロプロ
グラムを実行するプロセッサによって入出力動作を規定
するチャネルプログラムを基に前記I/Oアダプタ装置
と主記憶装置との入出力動作の管理と実行とを行う入出
力処理装置において、 前記I/Oバスに接続されているI/Oアダプタ装置及
び入出力処理装置にはそれぞれユニークな装置番号が付
与されており、 各装置からI/Oバス要求信号を受信し、予め定められ
た優先順位に従って使用許可信号と装置番号とを選択出
力するバスリクエスト回路と、 前記I/Oバスの動作シーケンスを制御し、前記I/O
バスの有効サイクルを指示するバス制御回路と、 各装置毎のトレースカウント値を保持し、前記バスリク
エスト回路からの装置番号でその内1つを選択出力する
とともに前記バス制御回路の指示により選択したトレー
スカウント値を更新するカウンタ回路と、 前記装置番号と前記カウンタ回路の出力とをアドレスと
し、前記バス制御回路の指示により、前記I/Oバス上
の信号情報を書き込むトレースメモリとを備えることを
特徴とする入出力処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の入出力処理装置におい
て、 前記プロセッサが送出する入出力動作処理中のI/Oア
ダプタ装置の装置番号と前記バスリクエスト回路からの
装置番号とを入力し、うち一方を前記リクエスト回路の
指示により出力する切替え回路を有し、 前記トレーサメモリは前記切替え回路の出力と前記カウ
ンタ回路の出力値によって書込みアドレスが指定される
ことを特徴とする入出力処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054557A JPH05257831A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 入出力処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054557A JPH05257831A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 入出力処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05257831A true JPH05257831A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12973994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4054557A Withdrawn JPH05257831A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 入出力処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05257831A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003006003A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | Dmaコントローラおよび半導体集積回路 |
US9369145B2 (en) | 2012-10-26 | 2016-06-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Analog conversion device and programmable controller system |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4054557A patent/JPH05257831A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003006003A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | Dmaコントローラおよび半導体集積回路 |
US9369145B2 (en) | 2012-10-26 | 2016-06-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Analog conversion device and programmable controller system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |