JPH06186868A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH06186868A
JPH06186868A JP4355335A JP35533592A JPH06186868A JP H06186868 A JPH06186868 A JP H06186868A JP 4355335 A JP4355335 A JP 4355335A JP 35533592 A JP35533592 A JP 35533592A JP H06186868 A JPH06186868 A JP H06186868A
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JP
Japan
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image forming
fixing
recording material
forming apparatus
fixing device
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Pending
Application number
JP4355335A
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English (en)
Inventor
Haruo Fujii
春夫 藤井
Tatsuya Kobayashi
達也 小林
Masuaki Saito
益朗 斎藤
Akihiko Uchiyama
明彦 内山
Naoki Enomoto
直樹 榎本
Tetsuya Kobayashi
哲也 小林
Hiroshi Sasame
裕志 笹目
Toshihiko Ochiai
俊彦 落合
Motoi Kato
基 加藤
Toshiaki Miyashiro
俊明 宮代
Masami Takeda
正美 竹田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的の一つは、装置を小型化した場
合に定着装置のオイルの蒸気を転写ローラ及び感光ドラ
ム等に付着させることのないカラー画像形成装置を提供
することにある。 【構成】 転写ローラ10及び感光ドラム1並びに現像
装置4が配設された画像形成部側と、定着装置25との
間に仕切り板28を配設し、該仕切り板28によって仕
切られた各室内にそれぞれ独立にファンモータ29,3
0を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電潜像担持体上に複
数色の現像装置を使用してカラー画像が形成可能な多色
画像形成装置で、さらに詳しくは、転写ローラ上に記録
材を吸着させ、この記録材上に複数色のトナー像を重ね
転写する手段を備えた多色画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置としては、像担持
体上に帯電、露光、現像によって形成された記録像を記
録材上に転写する工程を複数回繰り返すことによって記
録材上に複数色の重ね画像を形成し、カラー画像を得る
装置、例えば、DSA2607727、特開昭50−5
0935号等に記載された装置が挙げられる。
【0003】図5は、このような従来のカラー画像形成
装置の縦断面図であり、図示のように装置A内には感光
ドラム1、ローラ帯電器3、さらに感光ドラム1の右側
には、複数個の現像装置4a,4b,4c,4dが配設
されている。
【0004】該現像装置4a,4b,4c,4dは回転
可能な支持体に担持されており、支持体回転軸を中心と
する同一円筒上に各現像装置4a,4b,4c,4dの
現像用開口部5a,5b,5c,5dを設定するように
なっている。また、現像装置4a,4b,4c,4d内
には、図6に示す如くイエロートナー、マゼンタトナ
ー、シアントナー、黒トナーをそれぞれ収容する現像剤
収容容器に、塗布ローラ6a,6b,6c,6d及びト
ナー規制部材7a,7b,7c,7dが配設されてお
り、現像ローラ8a,8b,8c,8dの回転に伴い、
トナーの塗布ローラ6a,6b,6c,6d上で現像ロ
ーラ8a,8b,8c,8d上にトナーを塗布し、さら
にトナー規制部材7a,7b,7c,7dによって必要
なトリボがトナーに与えられる。この規制部材の材質
は、トナーが負極性を帯びる場合にはナイロン等、正に
帯電する場合はシリコーンゴム等が良く、トナーの極性
とは反対に帯電する材料が好ましい。なお、現像ローラ
8a,8b,8c,8dの周速は、感光ドラム1の周速
の1倍〜2倍の範囲に設定することが好ましい。また、
支持体回転軸9に取り付けられた現像装置4a,4b,
4c,4dは、現像用開口部5a,5b,5c,5dを
常に感光ドラム面に対向するように駆動され、その駆動
方法には、例えば特開昭50−93437に記載された
方法が用いられる。
【0005】一方、感光ドラム1の左側には、記録材
(図示せず。以下、同様である)を保持し、かつ、感光
ドラム1上の像を該記録材上に転移させる機能を有する
転写ローラ10が配置されている。この転写ローラ10
は、直径156mmの金属シリンダー19に厚さ2mm
の弾性層20を巻き付け、さらにその上層に厚さ100
μmのPVDF21を巻き付けて構成され、感光ドラム
1と略同速で矢印方向に回転する。上記弾性層は、イノ
アック製の発泡ウレタンを使用した。
【0006】また、感光ドラム1は、駆動手段(図示せ
ず)によって100mm/secの周速度で図示矢印方
向に駆動される。また、感光ドラム1は、直径40mm
のアルミニウム製シリンダーの外周面に有機感光体(O
PC)から成る光導電体を塗布して構成されるが、上記
OPCはA−Si,CdS,Se等でも良い。
【0007】さらに、感光ドラム1の上方に配設された
上記帯電ローラ3には、−700Vの直流電圧に交流周
波数700HzでVpp(ピークトゥピーク)1500
Vの交流電圧が重畳されており、感光ドラム1の表面を
略−700Vに均一に帯電させるようになっている。
【0008】そして、装置本体の上方には、露光装置を
構成するレーザダイオード11、及び高速モータ12に
よって回転駆動される多面鏡13、並びにレンズ14、
さらに折り返しミラー15が配置されており、上記のよ
うに帯電された感光ドラム1の表面を露光するようにな
っている。
【0009】以上のような構成において、レーザダイオ
ード11に例えばイエローの画像模様に従った信号が入
力されると、レーザ光が光路16を通って感光ドラム1
に照射され、感光ドラム1上の光の照射された箇所には
略−100Vの静電潜像が形成される。該静電潜像は感
光ドラム1が矢印方向に進むことによって現像装置4a
の現像用開口部との対向位置に移動し、該現像装置4a
内のイエロートナーによって可視化される。一方、上記
感光ドラム1上の画像形成と同期して記録材カセット1
7内からピックアップローラ18によって記録材が給紙
され、該記録材は転写ローラ10にグリッパ22によっ
て保持される。さらに該記録材は、可視化されたトナー
像を担持する感光ドラム1との対向位置に搬送され、電
源(図示せず)によって印加された感光ドラム1と転写
ローラ10間の電圧により上記トナー像が記録材上に転
写され、同時に記録材への電荷注入により該記録材は転
写ローラ10に吸着される。なお、必要に応じて吸着ロ
ーラ23と転写ローラ10間に電圧印加を行うことによ
り、予め記録材を吸着するようにしても良い。
【0010】以上の工程をマゼンタ色、シアン色、黒色
のトナーについて行うことにより、記録材上に複数色の
トナー像が形成される。この記録材は、分離爪24によ
って転写ローラ10から剥され、従来公知の加熱・加圧
による定着装置25に搬送される。その結果、記録材上
の複数色のトナー像は加熱及び加圧を受けて溶融固着
し、該記録材上にカラー画像が形成される。
【0011】なお、感光ドラム1上の転写残トナーは公
知のファーブラシ、ブレード手段等のクリーニング装置
26によって清掃される。また、転写ローラ10上のト
ナーも必要に応じてファーブラシ、ウェブ等の転写ロー
ラクリーニング装置27によって清掃することが好まし
い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、以下のような問題点があった。つまり、
図5及び図6に示した従来例において、装置を小型化し
ようとすると、転写ローラと定着装置との距離が近接
し、定着装置からのオイルの蒸気等により次のような問
題点が発生した。
【0013】1)オイルの蒸気が転写ローラ表面に付着
し、その結果、転写ローラ表面にトナー等が付着し、記
録材を汚す。
【0014】2)上記転写ローラ表面層のオイルが感光ド
ラム表面に付着し、画像形成時、感光ドラム上に不要ト
ナー(カブリ)が発生し、記録画像がきたない。
【0015】3)感光ドラム上面に付着したオイルによっ
てクリーニング装置の性能を低下させたり、現像装置内
のトナーまで汚されて現像性能の劣化を招く。
【0016】4)上記オイルの蒸気を排出するようにファ
ン等で定着装置側から風を吸引すると、現像装置からト
ナー等も一緒に吸引され、機内を汚す。
【0017】また、同様に定着装置からの熱が転写ロー
ラに伝わることによりPVDF21または弾性層20が
膨張し、画像に影響を及ぼすという問題点が発生した。
【0018】本発明の第一の目的は、上記問題点を解決
し、装置を小型化した場合に定着装置のオイルの蒸気を
転写ローラ及び感光ドラム等に付着させることのないカ
ラー画像形成装置を提供することにある。
【0019】本発明の第二の目的は、上記問題点を解決
し、定着装置の熱により転写ローラの表層に悪影響を与
えることのないカラー画像形成装置を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記第一の目的は、静電潜像を担持する像担持体と、該
像担持体に対向するように配設され異なる色の現像剤を
収容可能な複数の現像装置と、上記像担持体に対向する
ように配設され上記現像装置によって現像した未定着現
像剤像を記録材に転写せしめる転写装置と、該記録材上
に該未定着現像剤像を定着せしめる定着手段及び該定着
手段に離型剤を塗布せしめる離型剤塗布手段を備えた定
着装置とを有するカラー画像形成装置において、上記像
担持体及び現像装置並びに転写装置が配設された画像形
成部側と、上記定着装置の間に仕切り板を配設し、該仕
切り板によって仕切られた各室内にそれぞれ独立に排気
手段を配設したことにより達成される。
【0021】また、本願第二発明によれば、上記第一の
目的及び第二の目的は、静電潜像を担持する像担持体
と、該像担持体に対向するように配設され異なる色の現
像剤を収容可能な複数の現像装置と、上記像担持体に対
向するように配設され上記現像装置によって現像した未
定着現像剤像を記録材に転写せしめる転写装置と、該記
録材上に該未定着現像剤像を定着せしめる定着手段及び
該定着手段に離型剤を塗布せしめる離型剤塗布手段を備
えた定着装置とを有するカラー画像形成装置において、
上記転写装置と定着装置との間には記録材の通過口を有
する遮蔽部材が配設されていることにより達成される。
【0022】
【作用】本願第一発明によれば、画像形成装置内が仕切
り板によって仕切られているので、画像形成部側へ進入
する離型剤の蒸気の量が減少し、さらに、仕切り板によ
って仕切られた各室内に独立に排気手段を設けることに
より、上記離型剤の蒸気を排出するので、より一層上記
離型剤の蒸気の量を減少させるだけでなく、画像形成部
側から定着装置側への現像剤の飛散等が防止される。
【0023】また、本願第二発明によれば、遮蔽部材に
より、定着装置の熱及び離型剤が転写装置側へ伝わるこ
とがなく、記録材通過口により転写後の記録材の定着装
置への搬送は妨げられない。
【0024】
【実施例】本発明の実施例1ないし実施例7を図面に基
づいて説明する。
【0025】〈実施例1〉先ず、本発明の実施例1を図
1及び図2に基づいて説明する。なお、図5及び図6に
示した従来例との共通箇所には同一符号を付して説明を
省略する。
【0026】図1(A)は、本実施例装置の上面図、図
1(B)は、本実施例装置の断面図である。本実施例
は、図1に示すように、定着装置25と画像形成部(感
光ドラム1、現像装置4、転写ローラ10)との間を仕
切り板28で仕切り、それぞれの室内に独立にファンモ
ータ29,30を配設し、定着装置のオイルを吸引する
ものである。
【0027】図2は、本実施例の定着装置25の概略構
成を示す図であり、定着ローラ31としては、アルミニ
ウム製芯金32上にシリコーンゴムHTV33を1mm
塗膜し、かつアルミニウム製芯金32内に800Wのハ
ロゲンヒータ34を配設した。また、加圧ローラ35に
は、アルミニウム製芯金36上にシリコーンゴム2mm
を塗膜してシリコーンゴム層37を形成し、さらにその
上面にPFA50μmの離型層38を設けた。ローラ外
径は定着ローラ及び加圧ローラ共40mmに加工した。
【0028】また、定着ローラ31の表面温度は公知技
術の温度調整回路とサーミスタ39の組み合わせで、1
75℃に保つように設定した。さらに、オイル塗布は、
オイル塗布装置40によって定着ローラ表面層にジメチ
ルシリコーンオイルまたはメチルフェニルオイルがA4
1枚当たり10mg程度の消費率になるように設定し
た。シリコーンオイルは粘度100csから10万cs
の範囲内で選ぶことができるが、本実施例ではメチルフ
ェニルオイルで400csのものを使用した。
【0029】以上の構成で本発明者は、1万枚のフルカ
ラー画像を形成したが、カラー画像を小型化しても、従
来のように機内を汚したり、記録材上にカブリトナーや
トナー汚れの発生は認められず、常に均一な画像を得る
ことが可能となった。
【0030】〈実施例2〉次に、本発明の実施例2を図
3に基づいて説明する。なお、実施例1との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0031】図3は、実施例1における感光ドラム1及
び現像装置4a,4b,4c,4d並びにクリーニング
装置26を一体にまとめた、いわゆるカラーカートリッ
ジ(カラーCRG)化した本実施例装置を示したもので
ある。従来は、定着装置25に離型剤としてシリコーン
オイル等を使用した装置では、上述カラーCRG交換時
にカラーCRG外装部もオイルによって汚れ不快感を与
え実用化できなかったが、仕切り板28を設けることで
このような不都合もなくなった。
【0032】〈実施例3〉次に、本発明の実施例3につ
いて説明する。なお、実施例1との共通箇所には同一符
号を付して説明を省略する。
【0033】本実施例は、カラー画像形成装置の電源ス
イッチをOFF後、定着装置側のファンモータ30を所
定時間継続して回転させることによって定着装置周囲の
オイル蒸気を排出し、その後停止させるものである。ま
た、定着装置25内のサーミスタ39によって温度検出
を行い、この温度のレベルに応じて上記ファンモータ3
0を制御してもよい。
【0034】なお、実施例1〜3においては、ファンモ
ータ29,30の風の吸引口または排紙口側にオイル吸
着剤やトナーを除去する材料、いわゆるフィルターを配
設すれば、より一層本発明の効果を向上させることがで
きる。
【0035】〈実施例4〉次に、本発明の実施例4を図
4に基づいて説明する。なお、実施例1との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0036】ファンモータ30が十分な吸引力を有する
場合は、上記仕切り板28は図4に示すように転写ロー
ラ10上面に設け、かつ、転写ローラ10表面は一部定
着装置25側に露出してもよい。この場合は、転写ロー
ラ10表面の周速は、0.1m/秒以上好ましくは0.
3m/秒以上で定着装置25側へ風路が形成されていれ
ばよい。
【0037】さらに、カラー画像形成装置の下面に風の
取り入れ部を設け、かつ、仕切り板で仕切られた各室に
独立の風の取り入れ開口部を設けることにより、本発明
の効果をより一層向上させることができる。
【0038】〈実施例5〉次に、本発明の実施例5を図
7に基づいて説明する。なお、図5及び図6に示した従
来例装置との共通箇所には同一符号を付して説明を省略
する。
【0039】図7は本発明の特徴を最も良く表す図面で
あり、図7において転写ローラ10上の記録材Pに感光
ドラム1上のトナーが転写され、図中矢印の方向に回転
するに伴い最終色が転写された後、記録材検知センサ4
1で記録材先端を検知すると同時に、転写ローラと感光
ドラム間に設けられた遮蔽部材42(熱断熱部材で構
成)と連結するシャッター43(熱断熱部材で構成)が
開かれ、記録材Pは定着装置25へと搬送される。記録
材が定着装置を通過した後、再びシャッターは閉じる。
シャッターの開閉はシャッターの軸が延長された開閉部
材(図示せず)とプランジャーが連動していることで作
動可能となっている。このように転写部から定着部に記
録材が移動するときのみシャッターは開放され、定着部
からの熱とオイルの悪影響を避けることができ、耐久性
のある高画質で高品位なカラー画像が得られるようにな
る。
【0040】〈実施例6〉次に、本発明の実施例6を図
8に基づいて説明する。なお、実施例5との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0041】本実施例においてはシリコーン系のオイル
を使用しており、定着ローラ表面の温度が100℃以上
でオイルミスト上に浮遊発散し易くなる。図8は本実施
例を示し、定着ローラ表面に設けた温度センサ39で表
面温度を検知し、100℃以下においては断熱材で構成
されたシャッター43は開放された状態になっており、
定着部近傍に設けられたファン(図示せず)で風の流れ
を転写部から定着部へと生じるように構成する。これに
より転写装置または転写部周辺での熱の蓄積をさらに防
ぐことができ、より安定した環境状態でトナーの転写が
可能となる。100℃以上においては、シャッター43
は閉じた状態になっており、記録材Pが最終色を転写さ
れた後、シャッター43は開放され、記録材は定着部へ
搬送される。本実施例での定着温度は150℃〜180
℃の範囲で行われ、使用されたシリコーン系オイルは1
00℃以上では特に蒸発し易くなり、浮遊発散が活発に
なる。
【0042】すなわち、本実施例においては定着ローラ
表面温度が100℃以上のときに記録材の搬送に応じて
シャッターの開閉を行うようにしてある。
【0043】〈実施例7〉次に、本発明の実施例7を図
9に基づいて説明する。なお、実施例1との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0044】上記実施例において、現像装置4は非磁性
一成分現像法を適用した場合について説明したが、二成
分現像、カスケード現像、タッチダウン現像等の手段を
使用しても上記実施例と同様な効果が得られる。
【0045】図9はシャッターがない本実施例装置を示
しており、定着装置と定着部との間の断熱材による遮蔽
部材42が設けられ、記録材Pが通過する箇所が開けら
れている。常時、風が転写部から定着部へ流れており、
転写部へのシリコーン系オイルの拡散を防いでいる。こ
の構成により、さらに安価なカラー画像形成装置が提供
できるようになる。本実施例での定着温度は150℃〜
180℃の範囲で、使用されたシリコーン系オイルは1
00℃以上で得に蒸発し易くなる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本願第一発明によ
れば、定着装置と画像形成部の間に仕切り板を設け、各
室に独立にファンモータを取り付けることによって、機
内汚染を防止し、かつ、長期間安定したカラー画像を提
供し、かつ小型のカラー画像形成装置を提供することが
できる。
【0047】また、本願第二発明によれば、定着部と転
写部の間に遮蔽部材を設け、記録材通過箇所に記録材通
過口を設けたので、定着部と転写部が近接した位置に配
設されていても、定着部からの熱の拡散を抑えることが
可能となり、転写材料の熱による変形や分解を抑えるこ
とができる。また、定着部からの離型剤がミスト状にな
って転写部に飛翔飛散して、付着することがなくなり、
高画質で高品位なコンパクトカラー画像形成装置を提供
することができる。さらに、上記遮蔽部材を断熱材で形
成し、上記記録材通過口に開閉自在なシャッター部材を
設けることで、このような効果より一層向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1装置の概略構成を示す図であ
る。
【図2】図1装置に用いられる定着装置の概略構成を示
す図である。
【図3】本発明の実施例2装置の概略構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施例4装置の概略構成を示す図であ
る。
【図5】従来のカラー画像形成装置の概略構成を示す図
である。
【図6】図5装置の現像装置の概略構成を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例5装置の概略構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施例6装置の概略構成を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施例7装置の概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム(潜像担持体) 4 現像装置 10 転写ローラ(転写装置) 25 定着装置 28 仕切り板 29,30 ファンモータ(排気手段) 31 定着ローラ(定着手段) 35 加圧ローラ(定着手段) 40 離型剤塗布装置(離型剤塗布手段) 42 遮蔽部材 43 シャッター(シャッター部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/377 G03G 15/01 K (72)発明者 内山 明彦 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 榎本 直樹 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小林 哲也 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 笹目 裕志 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 落合 俊彦 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 加藤 基 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 宮代 俊明 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 竹田 正美 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を担持する像担持体と、該像担
    持体に対向するように配設され異なる色の現像剤を収容
    可能な複数の現像装置と、上記像担持体に対向するよう
    に配設され上記現像装置によって現像した未定着現像剤
    像を記録材に転写せしめる転写装置と、該記録材上に該
    未定着現像剤像を定着せしめる定着手段及び該定着手段
    に離型剤を塗布せしめる離型剤塗布手段を備えた定着装
    置とを有するカラー画像形成装置において、上記像担持
    体及び現像装置並びに転写装置が配設された画像形成部
    側と、上記定着装置の間に仕切り板を配設し、該仕切り
    板によって仕切られた各室内にそれぞれ独立に排気手段
    を配設したことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 定着装置側に配設された排気手段は、定
    着装置の温度が所定温度以上の時に駆動するように設定
    されていることとする請求項1に記載のカラー画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 排気手段は、画像形成部側の各装置及び
    定着装置への通電が停止された場合でも独立に駆動する
    ように設定されていることとする請求項1または請求項
    2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 静電潜像を担持する像担持体と、該像担
    持体に対向するように配設され異なる色の現像剤を収容
    可能な複数の現像装置と、上記像担持体に対向するよう
    に配設され上記現像装置によって現像した未定着現像剤
    像を記録材に転写せしめる転写装置と、該記録材上に該
    未定着現像剤像を定着せしめる定着手段及び該定着手段
    に離型剤を塗布せしめる離型剤塗布手段を備えた定着装
    置とを有するカラー画像形成装置において、上記転写装
    置と定着装置との間には記録材の通過口を有する遮蔽部
    材が配設されていることを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 遮蔽部材には、記録材通過口を開閉自在
    とするシャッター部材が取り付けられていることとする
    請求項4に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 遮蔽部材は、断熱材で形成されており、
    シャッター部材は、最終色が転写された後に記録材通過
    口を開状態とするように設定されていることとする請求
    項5に記載のカラー画像形成装置。
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