JPH0635251A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0635251A
JPH0635251A JP4195448A JP19544892A JPH0635251A JP H0635251 A JPH0635251 A JP H0635251A JP 4195448 A JP4195448 A JP 4195448A JP 19544892 A JP19544892 A JP 19544892A JP H0635251 A JPH0635251 A JP H0635251A
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JP
Japan
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filter
image
ozone
cartridge
charger
Prior art date
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Pending
Application number
JP4195448A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisahiro Saito
久弘 斎藤
Itsutaka Miyamoto
厳恭 宮本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH0635251A publication Critical patent/JPH0635251A/ja
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾン濾過用フィルタの交換の手間を排して
メンテナンスを簡易化する事を目的とする。 【構成】 感光体ドラム10と帯電器12を収容する準気密
構造のプロセスカートリッジ40にオゾン濾過用のフィル
タFを取付けた状態で装置に着脱可能とし、前記帯電器
12のコロナ放電によって発生したカートリッジ40内の有
害なオゾンを、装置本体側に設置したプロペラファン60
の回転作動により前記フィルタFに吸収し、濾過させる
ことによって感光体や電極を保護すると同時に、前記の
フィルタFをカートリッジ40の交換により自動的に新規
のものと交換されるように構成したことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体面に静電潜像を
形成し、これを現像し、トナー像として記録紙に転写し
て画像の記録を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】事務用転写機の如く稼働率の高い画像形
成装置においては、感光体や帯電器のように点検や交換
のサイクルの比較的短い機材は、メンテナンスの作業に
都合の良いようにプロセスカートリッジに収容されて、
一体で装置本体に着脱する形成がとられる。
【0003】しかしその反面では帯電器のコロナ放電に
よって発生するオゾンがカートリッジ内に充満する結果
となって感光体や電極を劣化させるおそれがあり、その
ため装置本体にファンを取付けて、カートリッジ内の空
気を強制的に吸引し、その際空気中に含まれるオゾンを
ファンと一体に設置したオゾンフィルタによって濾過し
清浄な空気を機外に排気するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのオゾ
ンフィルタの有効期間は、感光体の寿命期間にほぼ匹敵
し、一般にはコピー枚数が6万枚に達した時期で新規の
ものと交換されることから、前記のプロセスカートリッ
ジの交換に当り、同時に装置本体側のオゾンフィルタを
交換する作業をも必要としている。
【0005】オゾンフィルタは通常前記のファンと一体
に組込まれる例が多くその着脱も簡単でないことから、
カートリッジの交換に際して少なからざる労力と時間の
負担をかけている現状にある。
【0006】本発明はこの点を解決して改良した結果、
オゾンフィルタの交換の手間を解消することによってメ
ンテナンスに要する労力や時間を軽減した画像形成装置
の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、感光体面に
対し帯電器のコロナ放電によって電位の印加を行う画像
形成装置において、少くとも前記感光体と前記帯電器と
を着脱可能のプロセスカートリッジに収容し、該プロセ
スカートリッジに対し前記帯電器のコロナ放電によって
発生するオゾンの濾過用フィルタを一体に設置したこと
を特徴とする画像形成装置によって達成される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の画像形成装置の構成図、図2
はプロセスカートリッジの構造図、さらに図3は前記装
置に設けられるオゾン濾過用フィルタの設置位置を示す
展開斜視図である。
【0009】まず図1によって装置の構成と作動につい
て説明する。
【0010】図において10は像担持体である感光体ドラ
ムで、OPC感光層をドラム上に塗布したもので接地さ
れて時計方向に駆動回転される。12はスコロトロン帯電
器で、感光体ドラム10周面に対しVHの一様な帯電をVG
に電位保持されたグリッドとコロナ放電ワイヤによるコ
ロナ放電によって与えられる。このスコロトロン帯電器
12による帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履
歴をなくすために発光ダイオード等を用いたPCL11に
よる露光を行って感光体周面の除電をしておく。
【0011】感光体への一様帯電ののち像露光手段13に
より画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手段
13は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回転す
るポリゴンミラー131、fθレンズ等を経て反射ミラー1
32により光路を曲げられ走査がなされるもので、感光体
ドラム10の回転(副走査)によって潜像が形成される。
本実施例では文字部に対して露光を行い、文字部の方が
低電位VLとなるような反転潜像を形成する。
【0012】感光体ドラム10周縁にはイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等のトナー
とキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵した現像器
14が設けられていて、先ず1色目の現像がマグネットを
内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリーブ141によ
って行われる。現像剤はフェライトをコアとしてそのま
わりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャリアと、ポリ
エステルを主材料として色に応じた顔料と荷電制御剤、
シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとからなるもの
で、現像剤は層形成棒によって現像スリーブ141上に300
〜600μmの層厚に規制されて現像域へと搬送される。
【0013】現像域における現像スリーブ141と感光体
ドラム10との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい0.4〜
1.0mmとして、この間にVACのACバアイスとVDCのD
Cバイアスが重畳して印加される。VDCとVH、トナー
の帯電は同極性であるため、VACによってキャリアから
離脱するきっかけを与えられたトナーはVDCより電位の
高いVHの部分には付着せず、VDCより電位の低いVL
分に付着し顕像化(反転現像)が行われる。
【0014】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器12による一様
帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露光
手段13によって形成される。このとき1色目の画像形成
行程で行われたPCL11による除電は、1色目の画像部
に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下により飛
び散るため行わない。
【0015】再び感光体ドラム10周面の全面に亘ってV
Hの電位となった感光体のうち、1色目の画像のない部
分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行わ
れるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行う
部分では、1色目の付着したトナーにより遮光とトナー
自身のもつ電荷によってVM′の潜像が形成され、VDC
とVM′の電位差に応じた現像が行われる。この1色目
と2色目の画像の重なりの部分では1色目の現像をVL
の潜像をつくって行うと、1色目と2色目とのバランス
が崩れるため、1色目の露光量を減らしてVH>VM>V
Lとなる中間電位とすることもある。
【0016】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には4色
の顕像が形成される。
【0017】一方、給紙カセット21より給紙機構22によ
って給送された記録紙Pは、転写ベルト31を張架した転
写ベルト装置30によって転写域へと給送され、感光体ド
ラム10周面上の多色像が一括して記録紙P上に移され
る。
【0018】転写ベルト31はウレタンゴムの基体の外側
FLC層を形成した106〜1014Ω・cm抵抗を持つ厚さ0.4
〜1.0mmの無端状のゴムベルトで、回転中に片寄り防止
のため、端部にリブを設けることもある。
【0019】なお、除電機構等を設ければPETなどの
フィルムや、これらを塗布したものなど高抵抗ベルトで
も良い。
【0020】この転写ベルト31を張架する保持ローラ3
2,33の上流側保持ローラ32の軸32aに対してはVPC
電圧が印加されており、この軸32aに転写ベルト31を介
して設置する位置には記録紙Pへの電荷付与手段として
導電性のブラシ34が接地、又は非線形素子抵抗体を介し
て接地されている。給送されて来た記録紙Pはブラシ34
と転写ベルト31の間に進入し、ブラシ34より記録紙Pに
対して電荷が注入され、記録紙Pと転写ベルト31との間
に吸着力が生じる。このあと記録紙Pは感光体ドラム10
と転写ベルト31とで形成されるニップ部(転写域)35に
進入し、転写ベルト31裏面よりコロナ放電器36あるいは
これに代えてバイアスローラにより転写電界が付与さ
れ、記録紙P上に多色像が転移する。
【0021】感光体ドラム10より分離した記録紙Pは、
転写ベルト31を張架する下流側の保持ローラ33の軸33a
を対向電極としてACコロナ放電による除電を受けたの
ち、あるいはACコロナ放電を受けながら転写ベルト31
から分離する。37はクリーニングブレードで回転する転
写ベルト31に付着したトナーを除去する。この転写ベル
ト装置30の転写ベルト31は多色像形成中は下流側の保持
ローラ33の軸33aを回動中心として感光体ドラム10より
離間されている。
【0022】転写ベルト装置30から分離した多色像を保
持した記録紙Pは、少くとも一方のローラ内部にヒータ
を有する2本の圧着ローラからなる定着装置23へと搬送
され、圧着ローラ間で熱と圧力を加えられることにより
付着トナーは溶融し、記録紙P上に固定されたのち、装
置外へ排出される。
【0023】転写後の感光体ドラム10周面上に残った残
留トナーはACコロナ放電器を用いた除電器15により除
電を受けたのち、クリーニング装置16にいたり感光体に
当接したゴム材から成るクリーニングブレード16aによ
ってクリーニング装置16内に掻き落とされ、スクリュー
等により排出後、回収ボックスへ貯留される。なお上記
の除電器15はその配置によっては、図1に示すように記
録紙の除電を兼ねることが可能である。
【0024】クリーニング装置16によって残留トナーを
除去された感光体ドラム10はPCL11による露光を受け
たのちスコロトロン帯電器12によって一様帯電を受け、
次の画像形成サイクルにはいる。多色像形成中はクリー
ニングブレード16aは感光体表面から離間され、除電器
15によるAC除電はOFF状態に保たれる。
【0025】前記の感光体ドラム10、PCL11、帯電器
12ならびに除電器15、クリーニング装置16等は図2に示
すようなプロセスカートリッジ40に収めて一体化された
状態で装置に対し着脱される。
【0026】前記装置は上下に2分割出来る構造がとら
れていて、蝶番Hを介して上部本体Iを上方に開放した
状態で前記プロセスカートリッジ40は下部本体IIに対し
斜め上方より挿入して装着される。
【0027】前記カートリッジ40は感光体ドラム10の現
像領域と画像の転写域のみを露出し、その他を遮蔽する
準気密状態とされた容器であって、図3に示すように一
方の側面の端部を開口してその外側にフィルタFを内蔵
する通気枠50を止ねじ51を介して取付け一体としてい
る。
【0028】前記フィルタFは触媒を含むセラミック材
を基体として成形したオゾンの濾過用フィルタであっ
て、基体としてはセラミック以外に紙などの成形材も使
用される。
【0029】一方下部本体IIには、前記の通気枠50の対
応する位置にプロペラファン60が設置される。前記プロ
ペラファン60は通気枠50に接合する通気枠61と共に支持
部材62に取付けられ止ねじ63を介して下部本体IIに固定
される。
【0030】さらに上部本体Iのグリッド板70の側面に
は、前記プロペラファン60の対応する位置に角穴70Aを
開口し、該角穴70Aにはグリッド板70が取付けられて排
気口とされている。
【0031】前記プロペラファン60は、コピー作動の開
始と共に回転を始め少くとも画像の形成中は作動を継続
してプロセスカートリッジ40内の空気を吸引し、矢印を
もって示す気流を形成して装置の外部へと排出する作用
をする。
【0032】その際帯電器12のコロナ放電に伴って発生
した電極ケース12A内のオゾンは、前記の気流に含まれ
て電極ケース12A内より排除された上さらにフィルタF
により吸収、濾過される結果、オゾンによる感光体や電
極の劣化防止と共にオゾンを含まない清浄な空気のみを
排気することが可能となる。
【0033】前記のフィルタFはその耐用期間が感光体
ドラム10とほぼ同等であることから、カートリッジ40と
共に新規のものと交換して使用される。
【0034】
【発明の効果】本発明により、オゾン濾過用として装置
の排気系統に設けられるフィルタの交換に必要な労力と
時間が節約されることとなり、その結果メンテナンスの
極めて簡易な画像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成図である。
【図2】プロセスカートリッジの断面構成図である。
【図3】プロセスカートリッジの排気系統を示す展開斜
視図である。
【符号の説明】
I 上部本体 II 下部本体 10 感光体ドラム 11 PCL 12 帯電器 12A 電極ケース 13 像露光手段 14 現像器 15 除電器 16 クリーニング装置 21 給紙カセット 23 定着装置 40 プロセスカートリッジ 50,61 通気枠 60 プロペラファン 62 支持部材 70 グリッド板 72 外装板 F (オゾン濾過用)フィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体面に対し帯電器のコロナ放電によ
    って電位の印加を行う画像形成装置において、少くとも
    前記感光体と前記帯電器とを着脱可能のプロセスカート
    リッジに収容し、該プロセスカートリッジに対し前記帯
    電器のコロナ放電によって発生するオゾンの濾過用フィ
    ルタを一体に設置したことを特徴とする画像形成装置。
JP4195448A 1992-07-22 1992-07-22 画像形成装置 Pending JPH0635251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195448A JPH0635251A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 画像形成装置

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JP4195448A JPH0635251A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 画像形成装置

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JPH0635251A true JPH0635251A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16341239

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JP4195448A Pending JPH0635251A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 画像形成装置

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JP (1) JPH0635251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2341399A3 (en) * 2009-12-15 2011-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
US10175649B1 (en) * 2017-09-25 2019-01-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Negative pressure electrostatic process unit for printers and multifunction peripherals

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2341399A3 (en) * 2009-12-15 2011-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
US8521052B2 (en) 2009-12-15 2013-08-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
US10175649B1 (en) * 2017-09-25 2019-01-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Negative pressure electrostatic process unit for printers and multifunction peripherals

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