JPH07120995A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH07120995A JPH07120995A JP26911993A JP26911993A JPH07120995A JP H07120995 A JPH07120995 A JP H07120995A JP 26911993 A JP26911993 A JP 26911993A JP 26911993 A JP26911993 A JP 26911993A JP H07120995 A JPH07120995 A JP H07120995A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真カラー画像形成装置においてモノカ
ラーの画像を形成させる場合とフルカラーの画像を形成
させる場合とにおいてトナーの飛散防止及び発生オゾン
の除去手段を備えたカラー画像形成装置を提供し、感光
体劣化の防止やトナー汚染を激減させ、高画質の安定し
たカラー画像形成装置を提供する。 【構成】 像形成体の周囲に帯電器、像露光手段、複数
の現像器、転写器及びクリーニング手段を有し、像形成
体の複数回の回動により、トナー像を像形成体上に重ね
合わせた後、転写材に転写するカラー画像形成装置にお
いて、像形成体に当接可能なシール部材がカラー画像形
成中は非当接状態になり単色像形成時は当接状態となる
ようにしたことを特徴とするカラー画像形成装置。
ラーの画像を形成させる場合とフルカラーの画像を形成
させる場合とにおいてトナーの飛散防止及び発生オゾン
の除去手段を備えたカラー画像形成装置を提供し、感光
体劣化の防止やトナー汚染を激減させ、高画質の安定し
たカラー画像形成装置を提供する。 【構成】 像形成体の周囲に帯電器、像露光手段、複数
の現像器、転写器及びクリーニング手段を有し、像形成
体の複数回の回動により、トナー像を像形成体上に重ね
合わせた後、転写材に転写するカラー画像形成装置にお
いて、像形成体に当接可能なシール部材がカラー画像形
成中は非当接状態になり単色像形成時は当接状態となる
ようにしたことを特徴とするカラー画像形成装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー像を表面に形成
する感光体ドラムを用いたカラー画像形成装置に関し、
特に感光体へのトナー飛散防止や、該感光体のオゾン劣
化防止が施されたカラー画像形成装置に関する。
する感光体ドラムを用いたカラー画像形成装置に関し、
特に感光体へのトナー飛散防止や、該感光体のオゾン劣
化防止が施されたカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラムを用いたカラー画像形成装
置は、感光体ドラムに対して複数の現像器を配置してお
り、それぞれ感光体ドラムの周面に近接してY,M,
C,黒のトナーを現像剤に用いた4個の現像器が設けら
れている。そして、Y,M,Cの分光色により、Y,
M,Cの各トナーを該感光体ドラムを3回転(黒トナー
を入れて4回転)させて重ね合わせ現像を行い転写材上
に転写分離させ定着器で熱定着して回収するようにして
ある。
置は、感光体ドラムに対して複数の現像器を配置してお
り、それぞれ感光体ドラムの周面に近接してY,M,
C,黒のトナーを現像剤に用いた4個の現像器が設けら
れている。そして、Y,M,Cの分光色により、Y,
M,Cの各トナーを該感光体ドラムを3回転(黒トナー
を入れて4回転)させて重ね合わせ現像を行い転写材上
に転写分離させ定着器で熱定着して回収するようにして
ある。
【0003】また、Y,M,C,黒のいずれか1つの現
像器とそれに対応する露光とによりモノカラーの画像形
成を行うことも可能にしてある。
像器とそれに対応する露光とによりモノカラーの画像形
成を行うことも可能にしてある。
【0004】そして、前記Y,M,C,黒の各現像器及
びクリーニング手段は、感光体ドラムの周囲に配置され
ているため、各トナー及び回収トナーは、感光体ドラム
の回転により特に残留トナーをブレードによりかき落と
すことにより、飛散され、感光体面に付着したり機内を
汚してしまう。
びクリーニング手段は、感光体ドラムの周囲に配置され
ているため、各トナー及び回収トナーは、感光体ドラム
の回転により特に残留トナーをブレードによりかき落と
すことにより、飛散され、感光体面に付着したり機内を
汚してしまう。
【0005】それとともに、帯電器による高電圧のため
オゾンの発生があり、感光体が劣化する現象が見られ
る。
オゾンの発生があり、感光体が劣化する現象が見られ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来例の問題点を解決し、トナー飛散による感光体や機
内の汚染を防止し、更に、オゾンの発生による感光体の
劣化を防止し、高画質の画像が常に安定して得られるカ
ラー画像形成装置を提供することを課題目的にする。
従来例の問題点を解決し、トナー飛散による感光体や機
内の汚染を防止し、更に、オゾンの発生による感光体の
劣化を防止し、高画質の画像が常に安定して得られるカ
ラー画像形成装置を提供することを課題目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a,b,c,d及びeのいずれかによって達成される。
a,b,c,d及びeのいずれかによって達成される。
【0008】(a)像形成体の周囲に帯電器、像露光手
段、複数の現像器、転写器及びクリーニング手段を有
し、像形成体の複数回の回動により、トナー像を像形成
体上に重ね合わせた後、転写材に転写するカラー画像形
成装置において、像形成体に当接可能なシール部材がカ
ラー画像形成中は非当接状態になり単色像形成時は当接
状態となるようにしたことを特徴とするカラー画像形成
装置。
段、複数の現像器、転写器及びクリーニング手段を有
し、像形成体の複数回の回動により、トナー像を像形成
体上に重ね合わせた後、転写材に転写するカラー画像形
成装置において、像形成体に当接可能なシール部材がカ
ラー画像形成中は非当接状態になり単色像形成時は当接
状態となるようにしたことを特徴とするカラー画像形成
装置。
【0009】(b)前記当接可能なシール部材は前記帯
電器と前記現像器の間に設けられていることを特徴とす
るa項に記載のカラー画像形成装置。
電器と前記現像器の間に設けられていることを特徴とす
るa項に記載のカラー画像形成装置。
【0010】(c)前記当接可能なシール部材は前記転
写器と前記クリーニング手段の間に設けられていること
を特徴とするa項に記載のカラー画像形成装置。
写器と前記クリーニング手段の間に設けられていること
を特徴とするa項に記載のカラー画像形成装置。
【0011】(d)前記当接可能なシール部材は前記ク
リーニング手段と前記帯電器の間に設けられていること
を特徴とするa項に記載のカラー画像形成装置。
リーニング手段と前記帯電器の間に設けられていること
を特徴とするa項に記載のカラー画像形成装置。
【0012】(e)像形成体の周囲に帯電器、像露光手
段、複数の現像器、転写器及びクリーニング手段を有
し、像形成体の複数の回動により、トナー像を像形成体
上に重ね合せた後、転写材に転写するカラー画像形成装
置において、排風空気流量を変更する手段を有し、単色
画像形成時は帯電器、転写器又はクリーニング手段の近
傍における該空気流をカラー画像形成中より強くするこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。
段、複数の現像器、転写器及びクリーニング手段を有
し、像形成体の複数の回動により、トナー像を像形成体
上に重ね合せた後、転写材に転写するカラー画像形成装
置において、排風空気流量を変更する手段を有し、単色
画像形成時は帯電器、転写器又はクリーニング手段の近
傍における該空気流をカラー画像形成中より強くするこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。
【0013】
【作用】感光体ドラム面上の任意の特定点がクリーニン
グ手段に近づくその入口部と該特定点が該クリーニング
手段内を通ってそれから遠ざかり始めるその出口部と該
特定点が複数の現像器の中で最初の現像器へ近づくその
現像器の入口部とにシール材を設け、該シール材をカラ
ー画像形成時以外のとき及び白黒画像形成時のときに感
光体に当接させてしまうことにより、トナーの飛散の烈
しい期間中において、各現像器やクリーニング手段から
の機内や感光体面にトナーが飛散するチャンスが激減す
ることになる。
グ手段に近づくその入口部と該特定点が該クリーニング
手段内を通ってそれから遠ざかり始めるその出口部と該
特定点が複数の現像器の中で最初の現像器へ近づくその
現像器の入口部とにシール材を設け、該シール材をカラ
ー画像形成時以外のとき及び白黒画像形成時のときに感
光体に当接させてしまうことにより、トナーの飛散の烈
しい期間中において、各現像器やクリーニング手段から
の機内や感光体面にトナーが飛散するチャンスが激減す
ることになる。
【0014】また、感光体ドラムに接する帯電器の高圧
電極から発生するオゾンガスを排風気流によって排気さ
せることにより感光体ドラムの劣化を防ぐことが可能に
なる。
電極から発生するオゾンガスを排風気流によって排気さ
せることにより感光体ドラムの劣化を防ぐことが可能に
なる。
【0015】そして、高画質の画像が安定して持続でき
ることになる。
ることになる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。
【0017】図1は本発明のカラー画像形成装置の一実
施例を示したものである。
施例を示したものである。
【0018】図において100は像形成体である感光体ド
ラムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので接地
されて時計方向に駆動回転される。112は帯電器で、感
光体ドラム100の周面に配置され、この帯電器112による
帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履歴をなく
すために発光ダイオード等を用いたPCL111による露
光を行って感光体周面の除電をしておくようにしてあ
る。
ラムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので接地
されて時計方向に駆動回転される。112は帯電器で、感
光体ドラム100の周面に配置され、この帯電器112による
帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履歴をなく
すために発光ダイオード等を用いたPCL111による露
光を行って感光体周面の除電をしておくようにしてあ
る。
【0019】感光体への一様帯電ののち像露光手段113
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段113は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回
転するポリゴンミラー1131、fθレンズ等を経て反射ミ
ラー1132により光路を曲げられ走査がなされるもので、
感光体ドラム100の回転(副走査)によって潜像が形成
される。本実施例では画像部の露光を行ない、反転潜像
を形成するようにしてある。
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段113は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回
転するポリゴンミラー1131、fθレンズ等を経て反射ミ
ラー1132により光路を曲げられ走査がなされるもので、
感光体ドラム100の回転(副走査)によって潜像が形成
される。本実施例では画像部の露光を行ない、反転潜像
を形成するようにしてある。
【0020】感光体ドラム100周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器201,202,203,204が設けられていて、先ず1
色目の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転
する現像スリーブ206によって行われる。現像剤はフェ
ライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティ
ングしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に
応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加え
たトナーとからなるもので、現像剤は穂切り規制板によ
って現像スリーブ206上の層厚を規制されて現像域へと
搬送される。
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器201,202,203,204が設けられていて、先ず1
色目の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転
する現像スリーブ206によって行われる。現像剤はフェ
ライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティ
ングしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に
応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加え
たトナーとからなるもので、現像剤は穂切り規制板によ
って現像スリーブ206上の層厚を規制されて現像域へと
搬送される。
【0021】現像域における現像スリーブ206と感光体
ドラム100との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい間隙
DSDとして、この間にバイアスが印加される。このバイ
アス電圧によってキャリアから離脱するきっかけを与え
られたトナーにより、顕像化(反転現像)が行われる。
ドラム100との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい間隙
DSDとして、この間にバイアスが印加される。このバイ
アス電圧によってキャリアから離脱するきっかけを与え
られたトナーにより、顕像化(反転現像)が行われる。
【0022】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器112による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段113によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCL111による除電は、1色目の
画像部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器112による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段113によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCL111による除電は、1色目の
画像部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
【0023】再び感光体ドラム100の周面に対し像露光
により、光除電が行われた部分のうち、1色目の画像の
ない部分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像
が行われるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像
を行う部分では、1色目の付着したトナーにより遮光と
トナー自身のもつ電荷によって電位が少し残った潜像が
形成され、バイアスの電位差に応じた現像が行われる。
により、光除電が行われた部分のうち、1色目の画像の
ない部分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像
が行われるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像
を行う部分では、1色目の付着したトナーにより遮光と
トナー自身のもつ電荷によって電位が少し残った潜像が
形成され、バイアスの電位差に応じた現像が行われる。
【0024】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム100の周面上には
4色の顕像が形成される。
画像形成行程が行われ、感光体ドラム100の周面上には
4色の顕像が形成される。
【0025】一方、給紙カセット121より給紙機構122に
よって給送された記録紙Pは、転写ベルト131を張架し
た転写ベルト装置130によって転写域へと給送され、感
光体ドラム100の周面上の多色像が一括して記録紙P上
に移される。
よって給送された記録紙Pは、転写ベルト131を張架し
た転写ベルト装置130によって転写域へと給送され、感
光体ドラム100の周面上の多色像が一括して記録紙P上
に移される。
【0026】転写ベルト131はウレタンゴムの基体の外
側FLC層を形成した106〜1014Ω・cm抵抗を持つ厚さ
0.4〜1.0mmの無端状のゴムベルトである。この転写ベル
ト131は保持ローラ132,133の間に張架されている。記
録紙Pは感光体ドラム100と転写ベルト131とで形成され
るニップ部(転写域)に進入し、転写ベルト131裏面よ
りコロナ放電器136により転写電界が付与され、記録紙
P上に多色像が転移する。
側FLC層を形成した106〜1014Ω・cm抵抗を持つ厚さ
0.4〜1.0mmの無端状のゴムベルトである。この転写ベル
ト131は保持ローラ132,133の間に張架されている。記
録紙Pは感光体ドラム100と転写ベルト131とで形成され
るニップ部(転写域)に進入し、転写ベルト131裏面よ
りコロナ放電器136により転写電界が付与され、記録紙
P上に多色像が転移する。
【0027】感光体ドラム100より分離した記録紙P
は、転写ベルト131を張架する下流側の保持ローラ133の
軸に対向して設けた電極133bのACコロナ放電による
除電を受けながら転写ベルト131から分離する。この転
写ベルト装置130の転写ベルト131は多色像形成中は下流
側の保持ローラ133の軸133aを回動中心として感光体ド
ラム100より離間されている。
は、転写ベルト131を張架する下流側の保持ローラ133の
軸に対向して設けた電極133bのACコロナ放電による
除電を受けながら転写ベルト131から分離する。この転
写ベルト装置130の転写ベルト131は多色像形成中は下流
側の保持ローラ133の軸133aを回動中心として感光体ド
ラム100より離間されている。
【0028】転写ベルト装置130から分離した多色像を
保持した記録紙Pは、少くとも一方のローラ内部にヒー
タを有する2本の圧着ローラからなる定着装置123へと
搬送され、圧着ローラ間で熱と圧力を加えられることに
より付着トナーは溶融し、記録紙P上に固定されたの
ち、装置外へ排出される。
保持した記録紙Pは、少くとも一方のローラ内部にヒー
タを有する2本の圧着ローラからなる定着装置123へと
搬送され、圧着ローラ間で熱と圧力を加えられることに
より付着トナーは溶融し、記録紙P上に固定されたの
ち、装置外へ排出される。
【0029】転写後の感光体ドラム100の周面上に残っ
た残留トナーはACコロナ放電器を用いた除電器115に
より除電を受けたのち、クリーニング部116にいたり感
光体に当接したゴム材から成るクリーニングブレード11
6aによってクリーニング部116内に掻き落とされ、スク
リュ等により排出あるいは貯留される。
た残留トナーはACコロナ放電器を用いた除電器115に
より除電を受けたのち、クリーニング部116にいたり感
光体に当接したゴム材から成るクリーニングブレード11
6aによってクリーニング部116内に掻き落とされ、スク
リュ等により排出あるいは貯留される。
【0030】クリーニング部116によって残留トナーを
除去された感光体ドラム100はPCLによる露光を受け
たのちスコロトロン帯電器112によって一様帯電を受
け、次の画像形成サイクルにはいる。多色像形成中はク
リーニングブレード116aは感光体表面から離間された
状態に保たれる。
除去された感光体ドラム100はPCLによる露光を受け
たのちスコロトロン帯電器112によって一様帯電を受
け、次の画像形成サイクルにはいる。多色像形成中はク
リーニングブレード116aは感光体表面から離間された
状態に保たれる。
【0031】次に本発明の特許請求の範囲の各請求項に
基づく実施例について具体的に図を用いて説明する。
基づく実施例について具体的に図を用いて説明する。
【0032】このような感光体ドラムを多回転させて
Y,M,C,黒の各露光及び現像を一回転ずつ積み重ね
てカラー画像を形成するシステムにおいては、現像器や
クリーニング部からトナーの飛散が多い。しかし、この
ようにカラー画像形成中はトナー像が感光体上にあるた
めに飛散防止用のシール部材312,322,332を感光体ド
ラム100に当接できないが、それ以外即ち単色画像の形
成時やカラー画像形成前後では該シール部材312,322,
332を感光体ドラム100に当接させてトナー飛散を防止す
ることができる。当接開始は上記当接タイミングを当接
開始信号でキャッチして図1に示す各シール部材の収納
ガイド311,321,331に待機している各シール部材312,
322,332をピニオン歯車313,323,333で押圧してラッ
ク状に噛合させてその直結モータを始動させることによ
り行っている。
Y,M,C,黒の各露光及び現像を一回転ずつ積み重ね
てカラー画像を形成するシステムにおいては、現像器や
クリーニング部からトナーの飛散が多い。しかし、この
ようにカラー画像形成中はトナー像が感光体上にあるた
めに飛散防止用のシール部材312,322,332を感光体ド
ラム100に当接できないが、それ以外即ち単色画像の形
成時やカラー画像形成前後では該シール部材312,322,
332を感光体ドラム100に当接させてトナー飛散を防止す
ることができる。当接開始は上記当接タイミングを当接
開始信号でキャッチして図1に示す各シール部材の収納
ガイド311,321,331に待機している各シール部材312,
322,332をピニオン歯車313,323,333で押圧してラッ
ク状に噛合させてその直結モータを始動させることによ
り行っている。
【0033】これが請求項1の実施例であり、請求項2
の実施例はシール部材312が帯電器112と現像器201との
間に設けられたものであり、その収納ガイド311及び歯
車313はYトナーの現像器の外郭ケースの上部に取り付
けられシール部材312の着脱を頻繁に安定して実施でき
るようにしたものである。
の実施例はシール部材312が帯電器112と現像器201との
間に設けられたものであり、その収納ガイド311及び歯
車313はYトナーの現像器の外郭ケースの上部に取り付
けられシール部材312の着脱を頻繁に安定して実施でき
るようにしたものである。
【0034】請求項3の実施例はシール部材322が転写
器136とクリーニング手段(クリーニング部)116との間
に設けられたものであり、その収納ガイド321及び歯車3
23は該クリーニング手段(クリーニング部)116の外郭
ケースの下部に取り付けられ、シール部材322の着脱を
前述のタイミングに応じて頻繁に安定して行えるように
したものである。この場合、転写残のトナーの通過を可
能とする弱い圧接状態とする。
器136とクリーニング手段(クリーニング部)116との間
に設けられたものであり、その収納ガイド321及び歯車3
23は該クリーニング手段(クリーニング部)116の外郭
ケースの下部に取り付けられ、シール部材322の着脱を
前述のタイミングに応じて頻繁に安定して行えるように
したものである。この場合、転写残のトナーの通過を可
能とする弱い圧接状態とする。
【0035】請求項4の実施例はシール部材332がクリ
ーニング手段(クリーニング部)116と帯電器112との間
に設けられたものであり、その収納ガイド331及び歯車3
33は該クリーニング手段(クリーニング部)116の外郭
ケースの上部に取り付けられ、シール部材332の着脱を
前述のタイミングに応じて頻繁に安定して行えるように
したものである。
ーニング手段(クリーニング部)116と帯電器112との間
に設けられたものであり、その収納ガイド331及び歯車3
33は該クリーニング手段(クリーニング部)116の外郭
ケースの上部に取り付けられ、シール部材332の着脱を
前述のタイミングに応じて頻繁に安定して行えるように
したものである。
【0036】尚、シール部材は厚さ20〜500μmのテフロ
ンシートやPP(ポリプロピレン)シートやPET(ポ
リエステル)シートが適切である。あるいは厚さ100〜2
000μmのウレタンやシリコンゴムが適切である。
ンシートやPP(ポリプロピレン)シートやPET(ポ
リエステル)シートが適切である。あるいは厚さ100〜2
000μmのウレタンやシリコンゴムが適切である。
【0037】また、請求項3及び請求項4の他の実施例
として、シール部材322及び332は、クリーニング手段
(クリーニング部)116の上部と下部の外郭に固定して
おき、クリーニングブレード116aそのものの感光体ド
ラム100面への着脱に同期連動して該シール部材322,33
2を当接させることが可能であり、この実施例の方が簡
単で便利である。
として、シール部材322及び332は、クリーニング手段
(クリーニング部)116の上部と下部の外郭に固定して
おき、クリーニングブレード116aそのものの感光体ド
ラム100面への着脱に同期連動して該シール部材322,33
2を当接させることが可能であり、この実施例の方が簡
単で便利である。
【0038】次に、請求項5の実施例について、図2の
側面図を用いて説明する。
側面図を用いて説明する。
【0039】単色画像形成時はカラー画像形成時と較べ
帯電器112及び転写器136には高電圧がかかり、常時オゾ
ンが発生する。これをそのままにしておくと、感光体面
が部分的に劣化をきたし、画像の濃度むら等が生じる。
帯電器112及び転写器136には高電圧がかかり、常時オゾ
ンが発生する。これをそのままにしておくと、感光体面
が部分的に劣化をきたし、画像の濃度むら等が生じる。
【0040】そのためこのようなオゾンを機外に排出さ
せるため排気ファン351及び352を設け、カラー画像形成
時にはファンの排気空気流量(単位時間当りの通過流
量)が少なくなるようにファンを制御し、モノカラーの
画像形成時やカラー画像形成の終了前後は、該流量が多
くなるように該ファンをコントロールできるようにして
ある。該コントロールはファンモータの電圧を上下させ
ることにより簡単にできる。
せるため排気ファン351及び352を設け、カラー画像形成
時にはファンの排気空気流量(単位時間当りの通過流
量)が少なくなるようにファンを制御し、モノカラーの
画像形成時やカラー画像形成の終了前後は、該流量が多
くなるように該ファンをコントロールできるようにして
ある。該コントロールはファンモータの電圧を上下させ
ることにより簡単にできる。
【0041】カラー画像形成中は帯電器112のみがON
で転写器136はOFFしているのでオゾンの発生が少な
い。また、カラー画像形成中は、クリーニング手段(ク
リーニング部)116、クリーニングブレード116aも感光
体ドラム100の面から離れてクリーニングは解除状態で
クリーニングされていないのでトナーの飛散が少ない。
それ故、帯電器のオゾン対策を無視すればよい。
で転写器136はOFFしているのでオゾンの発生が少な
い。また、カラー画像形成中は、クリーニング手段(ク
リーニング部)116、クリーニングブレード116aも感光
体ドラム100の面から離れてクリーニングは解除状態で
クリーニングされていないのでトナーの飛散が少ない。
それ故、帯電器のオゾン対策を無視すればよい。
【0042】一方、モノカラー形成中やカラー画像形成
後は、転写器136によるオゾンの発生とクリーニング手
段116によるトナー飛散とが活発であり、必然的にファ
ンの排風風量を多くすることが必要になる。
後は、転写器136によるオゾンの発生とクリーニング手
段116によるトナー飛散とが活発であり、必然的にファ
ンの排風風量を多くすることが必要になる。
【0043】また、他の実施例は図3の側面図に示すよ
うに、トナー飛散防止機構とオゾン排出機構の両方を兼
ねさせたものであり、単色画像形成時の状態を示す。
うに、トナー飛散防止機構とオゾン排出機構の両方を兼
ねさせたものであり、単色画像形成時の状態を示す。
【0044】単色画像形成時は帯電器と現像器間、ある
いはクリーニング部と帯電器間を遮蔽することにより、
帯電部や転写部での排気空気量をカラー画像形成時によ
り増加させることができる。
いはクリーニング部と帯電器間を遮蔽することにより、
帯電部や転写部での排気空気量をカラー画像形成時によ
り増加させることができる。
【0045】また、先に記したファンの制御と組合せる
ことにより、排気効果をより向上させることができる。
ことにより、排気効果をより向上させることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によりカラー画像形成時とモノカ
ラー画像形成時又はカラー画像形成前後の時とでトナー
飛散防止手段又はオゾン排気手段を異ならせそれぞれ効
率のよい手段を施すことが可能になり感光体や該装置内
のトナー汚染の激減と感光体劣化防止が実現し、高画質
の画像形成が安定して維持できるようになった。
ラー画像形成時又はカラー画像形成前後の時とでトナー
飛散防止手段又はオゾン排気手段を異ならせそれぞれ効
率のよい手段を施すことが可能になり感光体や該装置内
のトナー汚染の激減と感光体劣化防止が実現し、高画質
の画像形成が安定して維持できるようになった。
【図1】本発明の実施例の側面図。
【図2】本発明の別の実施例の側面図。
【図3】本発明の他の実施例の側面図。
100 感光体ドラム 112 帯電器 116 クリーニング手段(クリーニング部) 136 転写器 201,202,203,204 現像器 311,321,331 収納ガイド 312,322,332 シール部材 313,323,333 歯車 351,352 排気ファン(排風ファン)
Claims (5)
- 【請求項1】 像形成体の周囲に帯電器、像露光手段、
複数の現像器、転写器及びクリーニング手段を有し、像
形成体の複数回の回動により、トナー像を像形成体上に
重ね合わせた後、転写材に転写するカラー画像形成装置
において、像形成体に当接可能なシール部材がカラー画
像形成中は非当接状態になり単色像形成時は当接状態と
なるようにしたことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】 前記当接可能なシール部材は前記帯電器
と前記現像器の間に設けられていることを特徴とする請
求項1に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】 前記当接可能なシール部材は前記転写器
と前記クリーニング手段の間に設けられていることを特
徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項4】 前記当接可能なシール部材は前記クリー
ニング手段と前記帯電器の間に設けられていることを特
徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項5】 像形成体の周囲に帯電器、像露光手段、
複数の現像器、転写器及びクリーニング手段を有し、像
形成体の複数の回動により、トナー像を像形成体上に重
ね合せた後、転写材に転写するカラー画像形成装置にお
いて、排風空気流量を変更する手段を有し、単色画像形
成時は帯電器、転写器又はクリーニング手段の近傍にお
ける該空気流をカラー画像形成中より強くすることを特
徴とするカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26911993A JPH07120995A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26911993A JPH07120995A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120995A true JPH07120995A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17467950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26911993A Pending JPH07120995A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120995A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7684725B2 (en) | 2006-07-25 | 2010-03-23 | Panasonic Corporation | Exposure device and image forming apparatus |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP26911993A patent/JPH07120995A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7684725B2 (en) | 2006-07-25 | 2010-03-23 | Panasonic Corporation | Exposure device and image forming apparatus |
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