JPH06185859A - 穀粒乾燥機の穀粒張込量検出方式 - Google Patents

穀粒乾燥機の穀粒張込量検出方式

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Publication number
JPH06185859A
JPH06185859A JP33726192A JP33726192A JPH06185859A JP H06185859 A JPH06185859 A JP H06185859A JP 33726192 A JP33726192 A JP 33726192A JP 33726192 A JP33726192 A JP 33726192A JP H06185859 A JPH06185859 A JP H06185859A
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JP
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grain
amount
hot air
grains
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Application number
JP33726192A
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English (en)
Inventor
Shinji Ninomiya
伸治 二宮
Takashi Nagai
永井  隆
Katsunori Kono
克典 河野
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】乾燥作業のときに、張込穀粒量の設定を自動設
定から手動設定に変更し、更に、手動設定を自動設定に
変更したときに、検出する張込穀粒量を正確に検出させ
ようとするものである。 【構成】乾燥作業のときに、張込穀粒量の設定を自動設
定から手動設定に変更し、更に、自動設定に変更したと
きは、手動設定に変更前の自動設定のときに、各張込量
センサ3が張込穀粒量を検出して、操作装置21へ入力
されて記憶された読込み値を読み出して、検出した張込
穀粒量とする構成である。 【効果】乾燥機の運転中の不安定なときに検出する張込
穀粒量が、使用されるとこがなく、運転停止中に検出し
た張込穀粒量が使用されることにより、正確な張込穀粒
量になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の穀粒張
込量検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒貯留室から穀粒乾燥室へ穀
粒は、繰出し流下されて循環されながら、熱風装置から
発生する乾燥熱風は、該乾燥室を通過することにより、
循環中のこの穀粒は、この乾燥熱風に晒されて乾燥され
る。この乾燥作業のときは、該貯留室内へ上下方向に複
数個設けた張込量センサが張込穀粒量を自動検出し、こ
の検出張込量と操作装置の多機能を設定する機能設定手
段の操作で設定した穀物種類等とによって、乾燥熱風温
度が自動設定され、この自動設定された乾燥熱風温度が
該熱風装置から発生して穀粒は乾燥される。この張込穀
粒量を手動設定して、この乾燥熱風温度を手動設定する
ときは、該機能設定手段を操作して張込穀粒量を手動設
定すると、これら手動設定した張込穀粒量と穀物種類と
によって、乾燥熱風温度が算出されて設定され、この設
定された乾燥熱風温度が該熱風装置から発生して穀粒は
乾燥される。
【0003】又この乾燥作業中に、再度張込穀粒量を自
動設定させて、この乾燥熱風温度を自動設定するとき
は、再度該機能設定手段を操作して、この操作により、
前記張込量センサで張込穀粒量が自動検出され、この自
動検出された張込穀粒量と設定された穀物種類等とによ
って、前記熱風装置より発生する乾燥熱風温度が算出さ
れて自動設定され、この自動設定された乾燥熱風温度
が、該熱風装置から発生して穀粒は乾燥される穀粒張込
量検出方式であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機の穀粒貯留
室内へ収容された穀粒は、この貯留室から穀粒乾燥室へ
繰出し流下されて循環されながら、熱風装置から発生す
る乾燥熱風は、該乾燥室を通過することにより、循環中
のこの穀粒は、この乾燥熱風に晒されて乾燥される。
【0005】この乾燥作業のときは、該貯留室内の上下
方向に複数個設けた張込量センサが張込穀粒量を自動検
出し、この自動検出した張込穀粒量と操作装置の多機能
を設定する機能設定手段の操作で設定した穀物種類等と
によって、該熱風装置より発生する乾燥熱風温度が算出
されて設定され、この設定された乾燥熱風温度が該熱風
装置から発生して穀粒は乾燥される。この張込穀粒量を
手動設定して、この自動設定の乾燥熱風温度を手動設定
に変更するときは、該機能設定手段を操作して張込穀粒
量を手動設定すると、これら手動設定した張込穀粒量と
穀物種類とによって、乾燥熱風温度が算出されて設定さ
れ、この設定された乾燥熱風温度が、該熱風装置から発
生して穀粒は乾燥される。
【0006】又この乾燥作業中に、再度張込穀粒量を自
動設定させて、この乾燥熱風温度を自動設定に変更する
ときは、再度前記機能設定手段を操作して、この操作に
より、前記張込量センサで張込穀粒量が自動検出され、
この自動検出された張込穀粒量と設定された穀物種類等
とによって、前記熱風装置より発生する乾燥熱風温度が
算出されて設定され、この設定された乾燥熱風温度が該
熱風装置から発生して穀粒は乾燥される。
【0007】この再度張込穀粒量を手動設定から自動設
定に変更して、乾燥熱風温度を再度自動設定に変更する
ときは、穀粒は乾燥作業中であり、前記張込量センサが
検出するそのときの検出値は、乾燥機が運転中であり、
この検出値を読込みすると不安定で張込穀粒量を誤検出
することがあって、設定される乾燥熱風温度が正確でな
くなることがあったが、これを解消しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室9から下部の穀粒乾燥室10へ穀粒を繰出し流下
させながら、熱風装置4から発生する乾燥熱風を該貯留
室10へ通風して乾燥すべく設け、該貯留室9内には張
込穀粒量を検出する複数個の張込量センサ3を上下方向
に所定間隔で設けて検出張込穀粒量を操作装置21へ入
力すると共に、該操作装置21の表面部には該乾燥熱風
温度、該張込穀粒量、及び設定機能等を表示しうる表示
手段39を設け、該表示手段39の下側には多機能を設
定する複数個の機能設定手段40a,40b,40c,
40d及び停止する停止手段41を設け、該表示手段3
9へ自動画面表示中に手動にて該機能設定手段40dの
操作で該張込穀粒量を変更しうる穀粒乾燥機において、
該機能設定手段40dの操作で再び該張込穀粒量を自動
設定に切換操作したときは、手動切換以前の該各張込量
センサ3で検出して入力された読込み値をもって該張込
穀粒量とすることを特徴とする穀粒張込量検出方式の構
成とする。
【0009】
【発明の作用】穀粒乾燥機の穀粒貯留室9内へ収容され
た穀粒は、この貯留室9から穀粒乾燥室10へ繰出し流
下されて循環されながら、熱風装置4から発生する乾燥
熱風は、該乾燥室10を通過することにより、循環中の
この穀粒は、この乾燥熱風に晒されて乾燥される。
【0010】この乾燥作業のときは、該貯留室9内の上
下方向に複数個設けた各張込量センサ3が張込穀粒量を
自動検出し、この自動検出した張込穀粒量と操作装置2
1の多機能を設定する機能設定手段40aの操作で設定
した穀物種類等とによって該熱風装置4より発生する乾
燥熱風温度が算出されて設定され、この算出されて設定
された乾燥熱風温度が該熱風装置4から発生して穀粒は
乾燥される。この張込穀粒量を手動設定に変更して、こ
の自動設定の乾燥熱風温度を手動設定に変更するとき
は、機能設定手段40cを操作して張込穀粒量を手動設
定すると、これら手動設定張込穀粒量と穀物種類等とに
よって、乾燥熱風温度が算出されて設定され、この算出
されて設定された乾燥熱風温度が、該熱風装置4から発
生して穀粒は乾燥される。
【0011】又この乾燥作業中に、再度張込穀粒量を自
動設定に変更して、この乾燥熱風温度を自動設定に変更
するときは、再度前記機能設定手段40cを操作して、
この操作により、前記の手動切換以前の前記張込量セン
サ3が検出して入力された読込み値の記憶された張込穀
粒量が読み出しされて、この読込み値の張込穀粒量と設
定された穀物種類等とによって、前記熱風装置4より発
生する乾燥熱風温度が算出されて自動設定され、この算
出されて設定された乾燥熱風温度が該熱風装置4から発
生して穀粒は乾燥される。
【0012】
【効果】この発明により、張込穀粒量の設定値が、自動
設定から手動設定及び再度自動設定に変更されたとき
は、最初に検出した自動設定の張込穀粒量が読み出しさ
れて、この張込穀粒量が使用されて、熱風装置4から発
生する熱風温度が算出されることにより、穀粒乾燥機の
運転中に各張込量センサ3が検出した不安定な張込穀粒
量が使用されることがなく、このため張込穀粒量を誤検
出することがなくなり、又誤検出した張込穀粒量で乾燥
熱風温度が設定されることがなくなって、安定した穀粒
の乾燥ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2、張込穀粒量を検
出する張込量センサ3、及び乾燥熱風が発生する熱風装
置4のバ−ナ5等を装着した状態を示すものである。
【0014】前記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状
で機壁6上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移送
樋7及び天井板8を設け、この天井板8下側には穀粒を
貯留する穀粒貯留室9を形成している。この貯留室9を
形成する該前側機壁6には張込穀粒量を目視する覗窓1
5を上下方向に複数個設けた構成としている。穀粒乾燥
室10,10は、該貯留室9下側において、左右両側の
排風室11,11と中央の送風室12との間に設け、こ
れら乾燥室10,10下部には、穀粒を繰出し流下させ
る繰出バルブ13を夫々回転自在に軸支している。
【0015】集穀樋14は、移送螺旋を回転自在に軸支
し、該各乾燥室10,10下側に設けて連通させてい
る。前記張込量センサ3は前記前側機壁6の内側面に2
列に設け、例えば穀粒乾燥処理能力が32石の前記乾燥
機1であったとすると、最低張込量6石(NO.1)か
ら8石(NO.2)12石(NO.3)16石(NO.
4)20石(NO.5)24石(NO.6)28石(N
O.7)及び最大張込量32石(NO.8)位置に対応
すべく設けられ、これら6石、12石、20石及び28
石の(イ)列位置は、該張込量センサ3を夫々設け、又
これら8石、16石、24石及び32石の(ロ)列位置
は、該張込量センサ3を夫々設けた構成であり、(イ)
例の該各張込量センサ3は送信線16で連接させ、又ロ
列の該各張込量センサ3は送信線17で連接させてい
る。
【0016】前記張込量センサ3は、張込穀粒の圧力で
押されてON−OFFする圧力スイッチを内装した構成
であり、前記移送樋7上板には、中継ケ−ス18を設
け、この中継ケ−ス18内には、前記送信線16,17
を経て送信される該各圧力スイッチのON−OFFのデ
ジタル信号をON−OFFに対応するアナログ電圧に変
換するD−A変換回路19,20を設け、これら各D−
A変換回路19,20から該各送信線16,17を経て
操作装置21へ入力される構成としている。
【0017】前記D−A変換回路19及び該D−A変換
回路20を経て入力される電圧値の異なりにより、該
(イ)例及び(ロ)例の各張込量センサ3の前記各圧力
スイッチのON−OFF状態が検出される構成であり、
この各圧力スイッチのON状態の位置が検出され、この
ON状態検出位置まで穀粒が張込されていると検出され
て、張込穀粒量が検出される構成であり、又これらの入
力は所定時間間隔で入力される構成である。この検出さ
れた張込穀粒量は、前記バ−ナ5から発生する乾燥熱風
温度の設定条件の一項目になる構成としている。
【0018】前記各張込量センサ3の(イ)例と(ロ)
例との電圧値と表示する検出張込量位置(張込量表示数
値)即ち、レベル表示(個数)及び検出張込穀粒量との
関係は、図9の如く設定した構成であり、又前記覗窓1
5と該各張込量センサ3との関係は、図10の如く設定
した構成としている。該各張込量センサ3は下部よりN
O.1,NO.2……で図示し、前記覗窓15は下部よ
り1,2……で図示している。
【0019】前記熱風装置4の前記バ−ナ5は、バ−ナ
ケ−ス22に内装して設け、このバ−ナケ−ス22は、
前記前側機壁6正面図において、前記送風室12入口側
に対応すべくこの前側機壁6外側面に着脱自在に設け、
前記乾燥機1、前記水分センサ2及び前記バ−ナ5を張
込、乾燥及び排出の各作業別に始動及び停止操作する前
記操作装置21を該前側機壁6に着脱自在に設けてい
る。
【0020】排風機23は、前記後側機壁6で、左右の
前記排風室11,11に連通すべく設けた排風路室24
中央後部側排風胴25に設け、又この後側機壁6には、
この排風機23を回転駆動する排風機モ−タ26を設け
ている。バルブモ−タ27は、前記繰出バルブ13,1
3を減速機構を介して回転駆動させている。
【0021】燃料ポンプ28は、燃料バルブを有して、
前記バ−ナケ−ス22下板外側に設け、この燃料バルブ
の開閉により、この燃料ポンプ28で燃料タンク29内
の燃料を吸入して、前記バ−ナ5へ供給させている。送
風機30は、上板外側に設け、変速用の送風機モ−タ3
1で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空
気を該バ−ナ5へこの送風機30で送風させている。
【0022】拡散盤32は、前記移送樋7底板の前後方
向中央部で、移送穀粒を前記貯留室9へ供給する供給口
の下側に設け、該貯留室9へ穀粒を均等に拡散還元させ
ている。昇穀機33は、前記前側機壁6外側部に設けら
れ、内部にはバケットコンベア34付ベルトを張設して
なり、上端部は、前記移送樋7始端部との間において投
出筒35を設けて連通させ、下端部は、前記集穀樋14
終端部との間において供給樋36を設けて連通させてい
る。
【0023】昇穀機モ−タ37は、該バケットコンベア
34付ベルト、前記移送樋7内の前記移送螺旋、前記拡
散盤32及び前記集穀樋14内の前記移送螺旋等を回転
駆動させている。前記水分センサ2は、前記昇穀機33
の上下方向ほぼ中央部に設け、この水分センサ2は、前
記操作装置21からの電気的測定信号の発信により、水
分モ−タ38が回転してこの水分センサ2の各部が回転
駆動され、前記バケットコンベア34で上部へ搬送中に
落下する穀粒を受け、この穀粒を挾圧粉砕しながら、こ
の粉砕穀粒の水分を検出させている。
【0024】前記操作装置21は、箱型状でこの箱体の
表面板には、各種項目を、例えば液晶形式などによって
表示する表示手段39、この表示手段39下側には、前
記乾燥機1の各種機能を設定する複数個の押ボタン方式
のON−OFFスイッチの機能設定手段40a,40
b,40c,40d及び停止操作する停止手段41を設
け、これら機能設定手段40a,40b,40c,40
dの操作で設定する機能は、該表示手段39へ表示させ
ている。
【0025】張込、乾燥及び排出の各作業開始前のこれ
ら機能設定手段40a,40b,40c,40dの機能
表示は、図7の如く張込、乾燥、排出及び変更と該表示
手段39へ表示させている。又穀粒種類及び乾燥モ−ド
等を設定するときのこれら機能設定手段40a,40
b,40c,40dの機能表示は、図8の如く穀物、モ
−ド、変更及び戻りと該表示手段39へ表示させてい
る。
【0026】制御装置42は、前記操作装置21内に設
け、籾流れセンサ43の検出、デジタル情報の入力及び
前記各機能設定手段40a,40b,40c,40d前
記停止手段41の操作が入力されるデジタル入力回路
(A)44、前記各張込量センサ3、アナグロセンサ情
報の入力、前記水分センサ2及び熱風温センサ45が検
出する検出値が入力されるアナグロ入力回路46、A−
D変換回路47、シリアルデ−タ送信回路48、メモリ
クリア49が入力されるデジタル入力回路(B)50、
これら各回路44,46,47,48,50からの入力
を算術論理演算及び比較演算等を行う乾燥機制御用マイ
コン51及びメモリ52、この乾燥機制御用マイコン5
1からの指令で出力回路(A)53を経て前記排風機モ
−タ26を始動及び停止制御し、出力回路(B)54を
経て前記バルブモ−タ27及び前記昇穀機モ−タ37を
始動及び停止制御し、出力回路(C)55を経て前記燃
料バルブ及び前記燃料ポンプ28を始動、停止及び調整
制御し、出力回路(D)56を経て前記送風機モ−タ3
1を始動、停止及び調整制御し、出力回路(E)57を
経て前記水分モ−タ38を始動及び停止制御し、表示回
路58を経て前記表示手段39へ各種項目を表示し、シ
リアルデ−タ受信回路59及び不揮発メモリ60等より
なる構成としている。
【0027】前記制御装置42による乾燥開始の時の前
記表示手段39への画面表示は、図11の如く乾燥種類
及び検出張込穀粒量位置(張込量表示数値)即ち、レベ
ル表示(個数)及び張込穀粒量設定の自動又は手動等が
表示され、図例は、乾燥の種類は標準乾燥の普通が図示
され、又張込穀粒量は3の12石が図示された構成であ
る。又乾燥作業中の該表示手段39への画面表示は、図
12の如く熱風温度、検出張込量位置(張込量表示数
値)レベル表示、現在の検出穀粒水分及び設定水分等を
表示する構成としている。
【0028】前記制御装置42による穀粒張込量検出方
式の制御は、下記の如く行なわれる構成である。即ち、
乾燥作業がスタ−トされ(ステップ101)、張込穀粒
量設定が自動設定から手動設定に変更していたこの手動
設定から再び自動設定に変更か検出され(ステップ10
2)、NOと検出されるとステップ101へ戻り、YE
Sと検出されると張込穀粒量を乾燥作業開始前に、前記
張込量センサ3が検出した張込穀粒量は、前記乾燥機制
御用マイコン51へ読込み値として入力されて記憶され
(ステップ103)、更に乾燥作業開始前に、該張込量
センサ3が検出した検出張込量位置(張込量表示数値)
即ち、レベル表示個数を、該乾燥機制御用マイコン51
へ読込み値として入力されて記憶され(ステップ10
4)、前記で記憶した張込穀粒量の記憶値により、設定
乾燥熱風温度は算出され、この算出して設定した乾燥熱
風温度に、前記バ−ナ5を制御して燃焼させる構成とし
ている(ステップ105)。更にステップ102からス
テップ105が繰返される構成としている。
【0029】又乾燥作業がスタ−トされ(ステップ20
1)、張込穀粒量設定が自動設定から手動設定に変更か
検出され(ステップ202)、NOと検出されるとステ
ップ201へ戻り、YESと検出されると前記張込量セ
ンサ3が検出した検出張込穀粒量(張込量表示数値)即
ち、レベル表示(個数)は、自動設定のときのレベル表
示(個数)を継続表示され(ステップ203)、張込穀
粒量数値表示は、手動で設定した張込穀粒量が設定値と
して設定され(ステップ204)、前記で設定した設定
張込穀粒量により、設定乾燥熱風温度を算出し、この算
出して設定した乾燥熱風温度に前記バ−ナ5を制御して
燃焼させる構成としている(ステップ205)。更にス
テップ202からステップ205が繰返される構成とし
ている。
【0030】図13及び図14の他の実施例の如く、図
14の如く表示画面の戻りと表示された前記器農設定手
段40dを操作することにより、図12の如く表示画面
が変更される構成としている。即ち、作業がスタ−トさ
れ(ステップ301)、停止機能を持たせた位置の、例
えば前記機能設定手段40dがOFFからONに操作さ
れたか検出され(ステップ302)、NOと検出される
とステップ302へ戻り、YESと検出されると前記表
示手段39へ表示する画面表示が確定したか検出され
(ステップ303)、NOと検出されるとステップ30
2へ戻り、YESと検出されると該機能設定手段40d
の操作による機能に従って処理される構成としている
(ステップ304)。更にステップ302からステップ
304が繰返される構成としている。
【0031】上記により、例えば設定確認画から乾燥中
に戻す戻り表示の該機能設定手段40dを操作したとき
は、2度操作した状態となり、乾燥作業が停止する不具
合が発生することがあったり、又前記機能設定手段40
a,40b,40c,40dの操作を画面が確定してか
ら受け付けるようにすれば、これら機能設定手段40
a,40b,40c,40dの応答が悪すぎてフィ−リ
ングが不適当であったが、これらが停止機能を持たせた
位置の箇所だけ、画面が確定してから受け付けること
で、上記の各不具合を解消する構成としている。
【0032】以下、上記実施例の作用について説明す
る。操作装置21の各機能設定手段40a,40b,4
0c,40dを操作して各種機能を設定し、乾燥作業を
開始する該機能設定手段40bを操作することにより、
穀粒乾燥機1の各部、熱風装置4のバ−ナ5、水分セン
サ2等が始動し張込穀粒量を自動設定のときは、該バ−
ナ5から張込量センサ3が検出した張込穀粒量と設定し
た穀物種類等によって乾燥熱風温度が算出されて設定さ
れ、この設定された乾燥熱風が発生し、この乾燥熱風
は、送風室12から各穀粒乾燥室10,10を通過して
各排風室11,11及び排風路室24を経て排風機23
で吸引排風される。
【0033】穀粒貯留室9内へ収容された穀粒は、この
貯留室9から該各乾燥室10,10内を流下中にこの乾
燥熱風に晒されて乾燥され、各繰出バルブ13,13で
下部へと繰出されて流下して集穀樋14から供給樋36
を経て昇穀機33内へ下部の移送螺旋で移送供給され、
バケットコンベア34で上部へ搬送されて投出筒35を
経て移送樋7内へ供給され、この移送樋7から拡散盤3
2上へ上部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤32
で該貯留室9内へ均等に拡散還元されて循環乾燥され
る。
【0034】前記水分センサ2で検出される穀粒水分
が、設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分が検出される
と、乾燥が終了したと検出され、制御装置42で自動制
御して前記乾燥機1が自動停止され、穀粒の乾燥が停止
される。上記の張込り穀粒量を自動設定から手動設定に
変更したときは、前記機能設定手段40cを操作して張
込穀粒量を設定すると、これら手動設定した張込穀粒量
と穀物種類等とによって、乾燥熱風温度が算出されて設
定され、この設定された乾燥熱風温度が、前記熱風装置
4の前記バ−ナ5から発生して穀粒は乾燥される。
【0035】上記の張込穀粒量を手動設定から再度自動
設定に変更したときは、手動設定変更前に前記各張込量
センサ3が検出して入力された読込み値の記憶された張
込穀粒量が読み出しされて、この読込み値の張込穀粒量
と設定された穀物種類等とによって、乾燥熱風温度が算
出されて設定され、この設定された乾燥熱風温度が、前
記熱風装置4の前記バ−ナ5から発生して穀粒は乾燥さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】張込量センサのブロック図。
【図2】全体のブロック図。
【図3】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図。
【図4】図3のA−A拡大断面図。
【図5】フロ−チャ−ト。
【図6】フロ−チャ−ト。
【図7】操作装置の一部破断せる拡大正面図。
【図8】操作装置の一部破断せる拡大正面図。
【図9】張込量電圧と検出張込穀粒量との関係図。
【図10】表示数値と張込量との関係図。
【図11】表示画面図。
【図12】表示画面図。
【図13】他の実施例を示すフロ−チャ−ト。
【図14】他の実施例を示す表示画面図。
【符号の説明】
3 張込量センサ 4 熱風装置 9 穀粒貯留室 10 穀粒乾燥室 21 操作装置 39 表示手段 40a 機能設定手段 40b 機能設定手段 40c 機能設定手段 40d 機能設定手段 41 停止手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の穀粒貯留室9から下部の穀粒乾燥
    室10へ穀粒を繰出し流下させながら、熱風装置4から
    発生する乾燥熱風を該貯留室10へ通風して乾燥すべく
    設け、該貯留室9内には張込穀粒量を検出する複数個の
    張込量センサ3を上下方向に所定間隔で設けて検出張込
    穀粒量を操作装置21へ入力すると共に、該操作装置2
    1の表面部には該乾燥熱風温度、該張込穀粒量、及び設
    定機能等を表示しうる表示手段39を設け、該表示手段
    39の下側には多機能を設定する複数個の機能設定手段
    40a,40b,40c,40d及び停止する停止手段
    41を設け、該表示手段39へ自動画面表示中に手動に
    て該機能設定手段40dの操作で該張込穀粒量を変更し
    うる穀粒乾燥機において、該機能設定手段40dの操作
    で再び該張込穀粒量を自動設定に切換操作したときは、
    手動切換以前の該各張込量センサ3で検出して入力され
    た読込み値をもって該張込穀粒量とすることを特徴とす
    る穀粒張込量検出方式。
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