JPH07120158A - 穀粒乾燥機 - Google Patents
穀粒乾燥機Info
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- JPH07120158A JPH07120158A JP26679293A JP26679293A JPH07120158A JP H07120158 A JPH07120158 A JP H07120158A JP 26679293 A JP26679293 A JP 26679293A JP 26679293 A JP26679293 A JP 26679293A JP H07120158 A JPH07120158 A JP H07120158A
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- JP
- Japan
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- grain
- moisture
- drying
- dried
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾燥する穀物種類を設定すると、この設定し
た穀物種類別の検出穀粒水分を補正する水分補正値が選
定されて設定されるようにしようするものである。 【構成】 穀物種類を設定する多機能設定手段35aを
操作して、穀物種類を設定すると、この設定によって、
検出穀粒水分を補正する設定して記憶させた水分補正値
が選定されて設定され、検出穀粒水分は設定水分補正値
分が補正される。 【効果】 乾燥する穀物の種類を設定すると、この設定
と同時に、設定穀物種類の水分補正値が設定されること
により、正確な穀粒水分を検出することができる。
た穀物種類別の検出穀粒水分を補正する水分補正値が選
定されて設定されるようにしようするものである。 【構成】 穀物種類を設定する多機能設定手段35aを
操作して、穀物種類を設定すると、この設定によって、
検出穀粒水分を補正する設定して記憶させた水分補正値
が選定されて設定され、検出穀粒水分は設定水分補正値
分が補正される。 【効果】 乾燥する穀物の種類を設定すると、この設定
と同時に、設定穀物種類の水分補正値が設定されること
により、正確な穀粒水分を検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】穀粒
乾燥機の穀粒貯留室内へ収容した穀粒は、この貯留室か
ら穀粒乾燥室内へ繰出し流下して循環しながら、該乾燥
室を通過する乾燥風に晒されて乾燥されながら、この乾
燥中の穀粒の水分は、水分センサで検出され、この検出
される穀粒水分が、仕上目標水分と同じになると、乾燥
が終了したとして乾燥機が自動停止されて、穀粒の乾燥
が停止される。
乾燥機の穀粒貯留室内へ収容した穀粒は、この貯留室か
ら穀粒乾燥室内へ繰出し流下して循環しながら、該乾燥
室を通過する乾燥風に晒されて乾燥されながら、この乾
燥中の穀粒の水分は、水分センサで検出され、この検出
される穀粒水分が、仕上目標水分と同じになると、乾燥
が終了したとして乾燥機が自動停止されて、穀粒の乾燥
が停止される。
【0003】この乾燥作業開始のときに、乾燥する穀物
の種類を多機能設定手段を操作して設定すると共に、設
定した穀物種類によって、水分センサで検出した穀粒水
分を補正する水分補正値を多機能設定手段を操作して適
宜に設定する。該水分センサで検出された穀粒水分値
は、この設定した水分補正値分が補正され、この補正済
み穀粒水分値が検出穀粒水分として表示されたり、又乾
燥終了停止制御する穀粒水分値として使用される。
の種類を多機能設定手段を操作して設定すると共に、設
定した穀物種類によって、水分センサで検出した穀粒水
分を補正する水分補正値を多機能設定手段を操作して適
宜に設定する。該水分センサで検出された穀粒水分値
は、この設定した水分補正値分が補正され、この補正済
み穀粒水分値が検出穀粒水分として表示されたり、又乾
燥終了停止制御する穀粒水分値として使用される。
【0004】上記において、例えば麦乾燥時期である
と、穀物種類は麦を設定し、更に麦の水分補正値をプラ
ス側の麦粒の補正値を設定していたとすると、麦を乾燥
して麦乾燥時期が終了し、次の時期の籾粒乾燥を開始す
るときに、穀物種類は、多機能設定手段を操作して、籾
粒に設定変更したが、水分補正値の変更を忘れて麦の補
正水分値のままで籾粒の乾燥が行われると、この籾粒
は、乾燥中は常に検出穀粒水分値は、麦で設定したプラ
ス側の水分補正値が使用されて、プラス側に補正される
こととなり、籾粒水分は、実際の水分より高水分に補正
され、このため籾粒は過乾燥になることが発生して、穀
粒品質が低下することがあったが、この問題点を解消し
ようとするものである。
と、穀物種類は麦を設定し、更に麦の水分補正値をプラ
ス側の麦粒の補正値を設定していたとすると、麦を乾燥
して麦乾燥時期が終了し、次の時期の籾粒乾燥を開始す
るときに、穀物種類は、多機能設定手段を操作して、籾
粒に設定変更したが、水分補正値の変更を忘れて麦の補
正水分値のままで籾粒の乾燥が行われると、この籾粒
は、乾燥中は常に検出穀粒水分値は、麦で設定したプラ
ス側の水分補正値が使用されて、プラス側に補正される
こととなり、籾粒水分は、実際の水分より高水分に補正
され、このため籾粒は過乾燥になることが発生して、穀
粒品質が低下することがあったが、この問題点を解消し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室7から下部の穀粒乾燥室8へ穀粒を繰出し流下さ
せて循環させながら、乾燥風に晒して乾燥する穀粒の水
分を検出する水分センサ2を設けると共に、運転操作す
る操作装置14を設け、該操作装置14の表面部には運
転状態、及び乾燥条件等を表示しうる表示手段34を設
け、該表示手段34下側には穀物種類、該穀物種類別の
籾、及び麦の水分補正値等の多機能を設定、及び設定変
更等の操作を行う複数個の多機能設定手段35a,35
b,35c,35d、及び停止操作する停止手段36を
設けた穀粒乾燥機において、該多機能設定手段35aの
操作で穀物種類を変更したときは、変更設定した穀物種
類別の籾、又は麦等に対する該水分補正値を選定して該
水分センサ2で検出した穀粒水分へ加味して検出穀粒水
分を補正する制御装置37を設けたことを特徴とする穀
粒乾燥機の構成とする。
貯留室7から下部の穀粒乾燥室8へ穀粒を繰出し流下さ
せて循環させながら、乾燥風に晒して乾燥する穀粒の水
分を検出する水分センサ2を設けると共に、運転操作す
る操作装置14を設け、該操作装置14の表面部には運
転状態、及び乾燥条件等を表示しうる表示手段34を設
け、該表示手段34下側には穀物種類、該穀物種類別の
籾、及び麦の水分補正値等の多機能を設定、及び設定変
更等の操作を行う複数個の多機能設定手段35a,35
b,35c,35d、及び停止操作する停止手段36を
設けた穀粒乾燥機において、該多機能設定手段35aの
操作で穀物種類を変更したときは、変更設定した穀物種
類別の籾、又は麦等に対する該水分補正値を選定して該
水分センサ2で検出した穀粒水分へ加味して検出穀粒水
分を補正する制御装置37を設けたことを特徴とする穀
粒乾燥機の構成とする。
【0006】
【発明の作用、及び効果】穀粒乾燥機の穀粒貯留室7内
へ収容した穀粒は、この貯留室7から穀粒乾燥室8内へ
繰出し流下して循環しながら、該乾燥室8を通過する乾
燥風に晒されて乾燥されながら、この乾燥中の穀粒の水
分は、水分センサ2で検出され、この検出された穀粒水
分が、仕上目標水分と同じになると、乾燥が終了したと
して乾燥機が自動停止されて、穀粒の乾燥が停止され
る。
へ収容した穀粒は、この貯留室7から穀粒乾燥室8内へ
繰出し流下して循環しながら、該乾燥室8を通過する乾
燥風に晒されて乾燥されながら、この乾燥中の穀粒の水
分は、水分センサ2で検出され、この検出された穀粒水
分が、仕上目標水分と同じになると、乾燥が終了したと
して乾燥機が自動停止されて、穀粒の乾燥が停止され
る。
【0007】この乾燥作業開始のときに、乾燥する穀物
の種類を多機能設定手段35aを操作して設定すると、
この設定に伴って、水分センサ2で検出する穀粒水分値
を補正する穀物種類別の設定して記憶させた補正水分値
の内から、設定した穀物種類と同じ穀物の補正水分値
が、制御装置37で選定されて設定され、検出された穀
粒水分値は、この選定されて設定された補正水分値分が
補正され、この補正済み穀粒水分値が検出穀粒水分とし
て表示されたり、又乾燥終了停止制御する穀粒水分値と
して使用される。
の種類を多機能設定手段35aを操作して設定すると、
この設定に伴って、水分センサ2で検出する穀粒水分値
を補正する穀物種類別の設定して記憶させた補正水分値
の内から、設定した穀物種類と同じ穀物の補正水分値
が、制御装置37で選定されて設定され、検出された穀
粒水分値は、この選定されて設定された補正水分値分が
補正され、この補正済み穀粒水分値が検出穀粒水分とし
て表示されたり、又乾燥終了停止制御する穀粒水分値と
して使用される。
【0008】上記により、乾燥する穀物の種類を設定す
ると、この設定と同時に、設定穀物種類の水分補正値が
選定されて設定されることにより、乾燥する穀粒の水分
値は、常に正確に補正されることになった。
ると、この設定と同時に、設定穀物種類の水分補正値が
選定されて設定されることにより、乾燥する穀粒の水分
値は、常に正確に補正されることになった。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び熱風が発生す
るバーナ3等を装着した状態を示すものである。前記乾
燥機1は、前後方向に長い長方形状で機壁4上部には、
移送螺旋を回転自在に内装した移送樋5及び天井板6を
設け、この天井板6下側には穀粒を貯留する穀粒貯留室
7を形成している。
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び熱風が発生す
るバーナ3等を装着した状態を示すものである。前記乾
燥機1は、前後方向に長い長方形状で機壁4上部には、
移送螺旋を回転自在に内装した移送樋5及び天井板6を
設け、この天井板6下側には穀粒を貯留する穀粒貯留室
7を形成している。
【0010】穀粒乾燥室8,8は、貯留室7下側におい
て、左右両側の排風室9,9と中央の送風室10との間
に設け、これら乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し流
下させる繰出バルブ11を夫々回転自在に軸支してい
る。集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支し、各乾
燥室8,8下側に設けて連通させている。
て、左右両側の排風室9,9と中央の送風室10との間
に設け、これら乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し流
下させる繰出バルブ11を夫々回転自在に軸支してい
る。集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支し、各乾
燥室8,8下側に設けて連通させている。
【0011】前記バーナ3は、バーナケース13に内装
して設け、このバーナケース13は、前側機壁4正面側
において、送風室10入口側に対応すべくこの前側機壁
4外側面に着脱自在に設け、又乾燥機1、水分センサ2
及び該バーナ3を張込、乾燥及び排出の各作業別に始動
及び停止操作する操作装置14は、該前側機壁4外側面
に着脱自在に設けている。
して設け、このバーナケース13は、前側機壁4正面側
において、送風室10入口側に対応すべくこの前側機壁
4外側面に着脱自在に設け、又乾燥機1、水分センサ2
及び該バーナ3を張込、乾燥及び排出の各作業別に始動
及び停止操作する操作装置14は、該前側機壁4外側面
に着脱自在に設けている。
【0012】排風機15は、後側機壁4で、左右の排風
室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央後部側排
風胴17に設け、又この後側機壁4には、この排風機1
5を回転駆動する排風機モータ18を設けている。バル
ブモータ19は、繰出バルブ11,11を減速機構を介
して回転駆動させている。
室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央後部側排
風胴17に設け、又この後側機壁4には、この排風機1
5を回転駆動する排風機モータ18を設けている。バル
ブモータ19は、繰出バルブ11,11を減速機構を介
して回転駆動させている。
【0013】燃料ポンプ20は、燃料バルブを有して、
バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブの開
閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内の燃
料を吸入して、バーナ3へ供給させている。送風機22
は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ23で変速
回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空気を該バ
ーナ3へこの送風機22で送風させている。該バーナ3
より発生する熱風と、該バーナケース13内の該バーナ
3周囲を通過する外気風とが混合され、乾燥熱風とな
り、この乾燥熱風は、送風室10から各乾燥室8,8を
通風する構成としている。
バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブの開
閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内の燃
料を吸入して、バーナ3へ供給させている。送風機22
は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ23で変速
回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空気を該バ
ーナ3へこの送風機22で送風させている。該バーナ3
より発生する熱風と、該バーナケース13内の該バーナ
3周囲を通過する外気風とが混合され、乾燥熱風とな
り、この乾燥熱風は、送風室10から各乾燥室8,8を
通風する構成としている。
【0014】拡散盤24は、移送樋5底板の前後方向中
央部で、移送穀粒を貯留室7へ供給する供給口の下側に
設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させている。
昇穀機25は、前側機壁4外側部に設けられ、内部には
バケットコンベア26付ベルトを張設してなり、上端部
は、移送樋5始端部との間において投出筒27を設けて
連通させて、下端部は、集穀樋12終端部との間におい
て供給樋28を設けて連通させている。
央部で、移送穀粒を貯留室7へ供給する供給口の下側に
設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させている。
昇穀機25は、前側機壁4外側部に設けられ、内部には
バケットコンベア26付ベルトを張設してなり、上端部
は、移送樋5始端部との間において投出筒27を設けて
連通させて、下端部は、集穀樋12終端部との間におい
て供給樋28を設けて連通させている。
【0015】昇穀機モータ29は、バケットコンベア2
6付ベルト、移送樋5内の移送螺旋、拡散盤24及び集
穀樋12内の移送螺旋等を回転駆動させている。前記水
分センサ2は、穀粒案内ロール30、穀粒案内板31、
一対の検出ロール32,32及び水分モータ33等より
なり、この水分センサ2は、昇穀機25の上下方向ほぼ
中央部に設け、操作装置14からの電気的測定信号の発
信により、該水分モータ33が回転して、バケットコン
ベア26で上部へ搬送中に落下する穀粒を、回転する該
穀粒案内ロール30と該穀粒案内板31とで受けて、こ
の穀粒を移送して該各検出ロール32,32へ供給し、
この各検出ロール32,32間で挟圧粉砕しながら、こ
の粉砕穀粒の電気抵抗値を検出し、この電気抵抗値を穀
粒水分に置換して、穀粒水分を検出させている。
6付ベルト、移送樋5内の移送螺旋、拡散盤24及び集
穀樋12内の移送螺旋等を回転駆動させている。前記水
分センサ2は、穀粒案内ロール30、穀粒案内板31、
一対の検出ロール32,32及び水分モータ33等より
なり、この水分センサ2は、昇穀機25の上下方向ほぼ
中央部に設け、操作装置14からの電気的測定信号の発
信により、該水分モータ33が回転して、バケットコン
ベア26で上部へ搬送中に落下する穀粒を、回転する該
穀粒案内ロール30と該穀粒案内板31とで受けて、こ
の穀粒を移送して該各検出ロール32,32へ供給し、
この各検出ロール32,32間で挟圧粉砕しながら、こ
の粉砕穀粒の電気抵抗値を検出し、この電気抵抗値を穀
粒水分に置換して、穀粒水分を検出させている。
【0016】前記操作装置14は、箱形状でこの箱体の
表面板には、各種項目を、例えば液晶形式などによって
表示する表示手段34、この表示手段34下側には、乾
燥機1の各種機能を設定する複数個の押ボタン方式でO
N−OFFスイッチの機能設定手段35a,35b,3
5c,35d及び停止操作する停止手段36を設け、こ
れら機能設定手段35a,35b,35c,35dの操
作で設定する各種機能は、該表示手段34へ表示させて
いる。
表面板には、各種項目を、例えば液晶形式などによって
表示する表示手段34、この表示手段34下側には、乾
燥機1の各種機能を設定する複数個の押ボタン方式でO
N−OFFスイッチの機能設定手段35a,35b,3
5c,35d及び停止操作する停止手段36を設け、こ
れら機能設定手段35a,35b,35c,35dの操
作で設定する各種機能は、該表示手段34へ表示させて
いる。
【0017】張込、乾燥及び排出の各作業開始前のこれ
ら機能設定手段35a,35b,35c,35dの機能
表示は、図5の如く張込、乾燥、排出及び変更と表示手
段34へ表示させている。又穀物種類及び乾燥モード等
を設定するときのこれら機能設定手段35a,35b,
35c,35dの機能表示は、図6の如く穀物、モー
ド、変更及び戻りと該表示手段34へ表示させている。
ら機能設定手段35a,35b,35c,35dの機能
表示は、図5の如く張込、乾燥、排出及び変更と表示手
段34へ表示させている。又穀物種類及び乾燥モード等
を設定するときのこれら機能設定手段35a,35b,
35c,35dの機能表示は、図6の如く穀物、モー
ド、変更及び戻りと該表示手段34へ表示させている。
【0018】穀物種類を設定する機能設定手段35aを
操作して、麦粒の乾燥を設定すると、この麦粒の設定に
より、設定して記憶させた麦粒の補正水分値、例えば+
1.2%が選定されて設定される。又該機能設定手段3
5aを操作して、籾粒の乾燥を設定すると、この籾粒の
設定により、設定して記憶させた籾粒の補正水分値、例
えば−0.2%が選定されて設定される構成としてい
る。上記の水分補正値は、水分補正と表示された下側の
機能設定手段35bを操作して、麦粒及び籾粒別に設定
して記憶させる構成である。これらの記憶値を変更する
ときは、変更と表示された下側の機能設定手段35cを
操作することにより、これら設定記憶数値を適宜数値に
変更できる構成としている。
操作して、麦粒の乾燥を設定すると、この麦粒の設定に
より、設定して記憶させた麦粒の補正水分値、例えば+
1.2%が選定されて設定される。又該機能設定手段3
5aを操作して、籾粒の乾燥を設定すると、この籾粒の
設定により、設定して記憶させた籾粒の補正水分値、例
えば−0.2%が選定されて設定される構成としてい
る。上記の水分補正値は、水分補正と表示された下側の
機能設定手段35bを操作して、麦粒及び籾粒別に設定
して記憶させる構成である。これらの記憶値を変更する
ときは、変更と表示された下側の機能設定手段35cを
操作することにより、これら設定記憶数値を適宜数値に
変更できる構成としている。
【0019】制御装置37は、操作装置14内に設け、
籾流れセンサ39の検出入力、デジタルセンサ情報の入
力、各機能設定手段35a,35b,35c,35d及
び停止手段36の操作が入力されるデジタル入力回路
(A)38、アナログセンサ情報の入力、水分センサ2
及び熱風温センサ40が検出する検出値が入力されるア
ナログ入力回路41、A−D変換回路42、シリアルデ
ータ受信回路43、メモリクリア44が入力されるデジ
タル入力回路(B)45、これら各入力回路38,4
1,42,43,45からの入力を算術論理演算及び比
較演算等を行う乾燥機制御用マイコン46及びメモリ4
7、この乾燥機制御用マイコン46からの指令で出力回
路(A)48を経て排風機モータ18を始動及び停止制
御し、出力回路(B)49を経てバルブモータ19及び
昇穀機モータ29を始動及び停止制御し、出力回路
(C)50を経て燃料バルブ及び燃料ポンプ20を始
動、停止及び調節制御し、出力回路(D)51を経て送
風機モータ23を始動、停止及び調節制御し、出力回路
(E)52を経て水分モータ33を始動及び停止制御
し、表示回路53を経て表示手段34へ各種項目を表示
制御し、シリアルデータ送信回路54及び不揮発メモリ
55等よりなる構成としている。
籾流れセンサ39の検出入力、デジタルセンサ情報の入
力、各機能設定手段35a,35b,35c,35d及
び停止手段36の操作が入力されるデジタル入力回路
(A)38、アナログセンサ情報の入力、水分センサ2
及び熱風温センサ40が検出する検出値が入力されるア
ナログ入力回路41、A−D変換回路42、シリアルデ
ータ受信回路43、メモリクリア44が入力されるデジ
タル入力回路(B)45、これら各入力回路38,4
1,42,43,45からの入力を算術論理演算及び比
較演算等を行う乾燥機制御用マイコン46及びメモリ4
7、この乾燥機制御用マイコン46からの指令で出力回
路(A)48を経て排風機モータ18を始動及び停止制
御し、出力回路(B)49を経てバルブモータ19及び
昇穀機モータ29を始動及び停止制御し、出力回路
(C)50を経て燃料バルブ及び燃料ポンプ20を始
動、停止及び調節制御し、出力回路(D)51を経て送
風機モータ23を始動、停止及び調節制御し、出力回路
(E)52を経て水分モータ33を始動及び停止制御
し、表示回路53を経て表示手段34へ各種項目を表示
制御し、シリアルデータ送信回路54及び不揮発メモリ
55等よりなる構成としている。
【0020】以下、上記実施例の作用について説明す
る。操作装置14の各機能設定手段35a,35b,3
5c,35dを操作して各種項目を設定し、乾燥作業を
開始する該機能設定手段35bを操作することにより、
穀粒乾燥機1が始動し、バーナ3から熱風が発生し、こ
の熱風と外気風とが混合して乾燥熱風となり、この乾燥
熱風は、送風室10から各穀粒乾燥室8,8を通過して
各排風室9,9及び排風路室16を経て排風機15で吸
引排風される。
る。操作装置14の各機能設定手段35a,35b,3
5c,35dを操作して各種項目を設定し、乾燥作業を
開始する該機能設定手段35bを操作することにより、
穀粒乾燥機1が始動し、バーナ3から熱風が発生し、こ
の熱風と外気風とが混合して乾燥熱風となり、この乾燥
熱風は、送風室10から各穀粒乾燥室8,8を通過して
各排風室9,9及び排風路室16を経て排風機15で吸
引排風される。
【0021】穀粒貯留室7内へ収容された穀粒は、この
貯留室7から各乾燥室8,8内を流下中に、この乾燥熱
風に晒されて乾燥され、各繰出バルブ11,11で繰出
されて流下して集穀樋12から供給樋28を経て昇穀機
25内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケットコン
ベア26で上部へ搬送され、投出筒27から移送樋5を
経て拡散盤24上へ上部の移送螺旋で移送供給され、こ
の拡散盤24で該貯留室7内へ均等に拡散還元されて循
環乾燥される。
貯留室7から各乾燥室8,8内を流下中に、この乾燥熱
風に晒されて乾燥され、各繰出バルブ11,11で繰出
されて流下して集穀樋12から供給樋28を経て昇穀機
25内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケットコン
ベア26で上部へ搬送され、投出筒27から移送樋5を
経て拡散盤24上へ上部の移送螺旋で移送供給され、こ
の拡散盤24で該貯留室7内へ均等に拡散還元されて循
環乾燥される。
【0022】前記水分センサ2で検出される穀粒水分
が、設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分が検出される
と、乾燥が終了したと検出され、制御装置37で自動制
御して乾燥機1が自動停止され、穀粒の乾燥が停止され
る。この穀粒乾燥作業のときの検出穀粒水分の水分補正
制御は、下記の如く行われる。
が、設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分が検出される
と、乾燥が終了したと検出され、制御装置37で自動制
御して乾燥機1が自動停止され、穀粒の乾燥が停止され
る。この穀粒乾燥作業のときの検出穀粒水分の水分補正
制御は、下記の如く行われる。
【0023】乾燥がスタートされ(ステップ101)、
穀物種類を設定する機能設定手段35aが操作されて、
穀粒水分の水分補正の設定変更ありか検出され(ステッ
プ102)、NOと検出されるとステップ102へ戻
る。YESと検出されると穀物種類が籾粒が設定された
か、又は麦粒が設定されたか検出され(ステップ10
3)、籾粒が設定されたと検出されると水分補正値は、
設定して記憶させた籾粒の水分補正値が選定されて設定
され、水分センサ2が検出した籾粒の穀粒水分値は、こ
の選定されて設定された籾粒の水分補正値分が補正され
(ステップ104)、この補正済み籾粒の穀粒水分が表
示手段34へ表示される(ステップ105)。又ステッ
プ103で麦粒が設定されたと検出されると水分補正値
は、設定して記憶させた麦粒の水分補正値が選定されて
設定され、該水分センサ2が検出した麦粒の穀粒水分値
は、この選定されて設定された水分補正値分が補正され
(ステップ106)、この補正済み麦粒の穀粒水分が該
表示手段34へ表示される(ステップ107)。
穀物種類を設定する機能設定手段35aが操作されて、
穀粒水分の水分補正の設定変更ありか検出され(ステッ
プ102)、NOと検出されるとステップ102へ戻
る。YESと検出されると穀物種類が籾粒が設定された
か、又は麦粒が設定されたか検出され(ステップ10
3)、籾粒が設定されたと検出されると水分補正値は、
設定して記憶させた籾粒の水分補正値が選定されて設定
され、水分センサ2が検出した籾粒の穀粒水分値は、こ
の選定されて設定された籾粒の水分補正値分が補正され
(ステップ104)、この補正済み籾粒の穀粒水分が表
示手段34へ表示される(ステップ105)。又ステッ
プ103で麦粒が設定されたと検出されると水分補正値
は、設定して記憶させた麦粒の水分補正値が選定されて
設定され、該水分センサ2が検出した麦粒の穀粒水分値
は、この選定されて設定された水分補正値分が補正され
(ステップ106)、この補正済み麦粒の穀粒水分が該
表示手段34へ表示される(ステップ107)。
【0024】図8は、他の実施例を示すもので、フロー
チャート(図8)の如く検出穀粒水分の水分補正制御
は、下記の如く行われる。乾燥がスタートされ(ステッ
プ201)、穀物種類を設定する機能設定手段35aが
操作されて穀物種類が籾粒→麦粒へ、又は麦粒→籾粒へ
変更されたか検出され(ステップ202)、NOと検出
されるとステップ202へ戻る。YESと検出されると
穀物種類別の籾粒及び麦粒別に設定して記憶させた水分
補正値を±0%に設定変更して、この±0%を設定して
記憶され(ステップ203)、新しく水分補正値が入力
されるまでは、水分センサ2が検出した穀粒水分が、補
正されずにこの検出穀粒水分が表示手段34へ表示され
る(ステップ204)。
チャート(図8)の如く検出穀粒水分の水分補正制御
は、下記の如く行われる。乾燥がスタートされ(ステッ
プ201)、穀物種類を設定する機能設定手段35aが
操作されて穀物種類が籾粒→麦粒へ、又は麦粒→籾粒へ
変更されたか検出され(ステップ202)、NOと検出
されるとステップ202へ戻る。YESと検出されると
穀物種類別の籾粒及び麦粒別に設定して記憶させた水分
補正値を±0%に設定変更して、この±0%を設定して
記憶され(ステップ203)、新しく水分補正値が入力
されるまでは、水分センサ2が検出した穀粒水分が、補
正されずにこの検出穀粒水分が表示手段34へ表示され
る(ステップ204)。
【0025】上記によって、穀物種類が変更されても、
検出穀粒水分を補正する設定して記憶させた水分補正値
が、穀物種類別に変更されなくても、穀物種類が変更さ
れると、この変更によって自動的に水分補正値は、±0
%に変更されることにより、穀粒の過乾燥を防止するこ
とができる。
検出穀粒水分を補正する設定して記憶させた水分補正値
が、穀物種類別に変更されなくても、穀物種類が変更さ
れると、この変更によって自動的に水分補正値は、±0
%に変更されることにより、穀粒の過乾燥を防止するこ
とができる。
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】フローチャート
【図2】ブロック図
【図3】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図
【図4】図3のA−A拡大断面図
【図5】操作装置の一部破断せる拡大正面図
【図6】操作装置の一部破断せる拡大作用図
【図7】水分センサの一部の拡大斜視図
【図8】他の実施例を示す図で、フローチャート
2 水分センサ 7 穀粒貯留室 8 穀粒乾燥室 14 操作装置 34 表示手段 35a 多機能設定手段 35b 多機能設定手段 35c 多機能設定手段 35d 多機能設定手段 36 停止手段 37 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 上部の穀粒貯留室7から下部の穀粒乾燥
室8へ穀粒を繰出し流下させて循環させながら、乾燥風
に晒して乾燥する穀粒の水分を検出する水分センサ2を
設けると共に、運転操作する操作装置14を設け、該操
作装置14の表面部には運転状態、及び乾燥条件等を表
示しうる表示手段34を設け、該表示手段34下側には
穀物種類、該穀物種類別の籾、及び麦の水分補正値等の
多機能を設定、及び設定変更等の操作を行う複数個の多
機能設定手段35a,35b,35c,35d、及び停
止操作する停止手段36を設けた穀粒乾燥機において、
該多機能設定手段35aの操作で穀物種類を変更したと
きは、変更設定した穀物種類別の籾、又は麦等に対する
該水分補正値を選定して該水分センサ2で検出した穀粒
水分へ加味して検出穀粒水分を補正する制御装置37を
設けたことを特徴とする穀粒乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26679293A JPH07120158A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 穀粒乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26679293A JPH07120158A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 穀粒乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120158A true JPH07120158A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17435756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26679293A Pending JPH07120158A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 穀粒乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6035009A (en) * | 1997-09-18 | 2000-03-07 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Apparatus for processing audio signal |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP26679293A patent/JPH07120158A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6035009A (en) * | 1997-09-18 | 2000-03-07 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Apparatus for processing audio signal |
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