JPH06147757A - 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式 - Google Patents

穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式

Info

Publication number
JPH06147757A
JPH06147757A JP30106792A JP30106792A JPH06147757A JP H06147757 A JPH06147757 A JP H06147757A JP 30106792 A JP30106792 A JP 30106792A JP 30106792 A JP30106792 A JP 30106792A JP H06147757 A JPH06147757 A JP H06147757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
amount
drying
hot air
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30106792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nagai
永井  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP30106792A priority Critical patent/JPH06147757A/ja
Publication of JPH06147757A publication Critical patent/JPH06147757A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 張込穀粒量を手動設定したときは、乾燥作業
中はこの手動設定の張込穀粒量を表示させようとするも
のである。 【構成】 張込穀粒量を機能設定手段34bを操作して
手動設定すると、乾燥作業中はこの手動設定した張込穀
粒量を表示手段33へ表示させる構成である。 【効果】 張込穀粒量の自動設定と手動設定とを別表示
にしたことにより、表示の違和感がなくなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の張込穀
粒量表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒貯留室から穀粒乾燥室へ穀
粒は、繰出し流下されて循環されながら、熱風装置から
発生する乾燥熱風は、該乾燥室を通過することにより、
循環中のこの穀粒は、この乾燥熱風に晒されて乾燥され
る。この乾燥作業のときは、該貯留室内へ上下方向に複
数個設けた張込量センサが張込穀粒量を検出し、この検
出張込穀粒量と操作装置の多機能を設定する機能設定手
段の操作で設定した穀物種類等とによって、乾燥熱風温
度が自動設定され、この設定された乾燥熱風温度及び該
張込量センサが検出した張込穀粒量等は、該操作装置の
表示手段へ交互に表示する。
【0003】この乾燥作業開始のときに、乾燥熱風温度
を設定乾燥熱風温度より、所定温度高温度、又は所定温
度低温度に変更するときは、該機能設定手段を手動操作
して、該張込量センサが検出した張込穀粒量より、所定
量多い張込穀粒量を設定するか、又は所定量少ない張込
穀粒量を設定するが、この手動設定した張込穀粒量は、
該表示手段へ表示されずに、該張込量センサが検出した
張込穀粒量が表示される方式であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機の穀粒貯留
室内へ収容された穀粒は、この貯留室から穀粒乾燥室へ
繰出し流下されて循環されながら、該貯留室内へ上下方
向に複数個設けた張込量センサで張込穀粒量を検出し、
この検出した張込穀粒量と操作装置の多機能を設定する
機能設定手段の操作で設定した穀物種類等とによって、
熱風装置より発生する乾燥熱風温度が設定され、この設
定された乾燥熱風温度が該熱風装置から発生して、この
乾燥熱風が該乾燥室を通過することにより、循環中の穀
粒は、この乾燥熱風に晒されて乾燥される。
【0005】この乾燥作業のときは、該各張込量センサ
が検出した張込穀粒量と、設定された乾燥熱風温度等と
が該操作装置の表示手段へ交互に表示する。この乾燥作
業開始のときに、乾燥熱風温度を設定乾燥熱風温度よ
り、所定温度高温度に変更するときは、該機能設定手段
を手動操作して、前記張込量センサが検出した張込穀粒
量より、所定量多い張込穀粒量を設定するが、この手動
設定した張込穀粒量は、該表示手段へ表示されずに、該
張込量センサが検出した張込穀粒量が表示される。
【0006】このために乾燥中の張込穀粒量の表示につ
いては、手動設定したときは、手動設定した張込穀粒量
も表示させて、表示自体の違和感をなくすると共に、又
自動設定のときだけの表示にすると、手動設定されたと
きは、表示できなくなってしまい不安感を作業者に与え
る恐れがあるが、これらを解消しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室8から下部の穀粒乾燥室10へ穀粒を繰出し流下
させながら、熱風装置4から発生する乾燥熱風を該乾燥
室10へ通風して乾燥すべく設け、該貯留室8内には張
込穀粒量を検出する複数個の張込量センサ9a,9b,
9c,…を上下方向に所定間隔で設けると共に、操作装
置16の表面部には該乾燥熱風温度、該張込穀粒量、及
び設定機能等を表示しうる表示手段33を設けて該表示
手段33の下側には多機能を設定する複数個の機能設定
手段34a,34b,34c,34d、及び停止する停
止手段35を設けた穀粒乾燥機において、穀粒を乾燥開
始のときに該機能設定手段34bの操作で該張込穀粒量
を手動設定したときは、乾燥中の該表示手段33へ表示
する該張込穀粒量は手動設定した該張込穀粒量を表示す
べく制御することを特徴とする張込穀粒量表示方式の構
成とする。
【0008】
【発明の作用】穀粒乾燥機の穀粒貯留室8内へ収容され
た穀粒は、この貯留室8から穀粒乾燥室10へ繰出し流
下されて循環されながら、該貯留室8内へ上下方向に複
数個設けた張込量センサ9a,9b,9c,9d等で張
込穀粒量を検出し、この検出した張込穀粒量と操作装置
16の多機能を設定する機能設定手段34aの操作で設
定した穀物種類等とによって、熱風装置4より発生する
乾燥熱風温度が設定され、この設定された乾燥熱風温度
が該熱風装置4から発生し、この乾燥熱風が該乾燥室1
0を通過することにより、循環中の穀粒は、この乾燥熱
風に晒されて乾燥される。
【0009】この乾燥作業のときは、該各張込量センサ
9a,9b,9c,9d等が検出した張込穀粒量と、設
定された乾燥熱風温度等が該操作装置16の表示手段3
3へ交互に表示される。この乾燥作業開始のときに、乾
燥熱風温度を設定乾燥熱風温度より、所定温度高温度、
又は所定温度低温度に変更するときは、該機能設定手段
34bを手動操作して、前記張込量センサ9a,9b,
9c,9d等が検出した張込穀粒量より、所定量多い張
込穀粒量、又は所定量少ない張込穀粒量を設定するが、
この手動設定した張込穀粒量は、該表示手段33へ表示
される。
【0010】
【発明の効果】この発明により、張込量センサ9a,9
b,9c,9d等で自動検出された張込穀粒量と、機能
設定手段34bを手動操作で設定した張込穀粒量とに分
けて、表示手段33へ表示されることにより、表示の違
和感がなくなり、又自動設定及び手動設定いずれのとき
でも、該表示手段33へ表示されることにより、作業者
に不安感を与えることがなくなった。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び乾燥熱風が発
生するバーナ3等を内装した熱風装置4を装着した状態
を示すものである。
【0012】前記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状
で機壁5上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移送
樋6及び天井板7を設け、この天井板7下側には穀粒を
貯留する穀粒貯留室8を形成している。この貯留室8を
形成する該前側機壁5内側には、張込穀粒でON−OF
Fして張込穀粒量を検出する張込量センサ9a,9b,
9c,9d,9e,…を上下方向に所定間隔で複数個設
けた構成である。
【0013】穀粒乾燥室10,10は、該貯留室8下側
において、左右両側の排風室11,11と中央の送風室
12との間に設け、これら乾燥室10,10下部には、
穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ13を夫々回転自在
に軸支している。集穀樋14は、移送螺旋を回転自在に
軸支し、該各乾燥室10,10下側に設けて連通させて
いる。
【0014】前記熱風装置4の前記バーナ3は、バーナ
ケース15に内装して設け、このバーナケース15は、
前記前側機壁5正面側において、前記送風室12入口側
に対応すべくこの前側機壁5外側面に着脱自在に設け、
前記乾燥機1、前記水分センサ2及び前記バーナ3を張
込、乾燥及び排出の各作業別に始動及び停止操作する操
作装置16を該前側機壁1に着脱自在に設けている。
【0015】排風機17は、前記後側機壁5で、左右の
前記排風室11,11に連通すべく設けた排風路室18
中央後部側排風胴19に設け、又この後側機壁5には、
この排風機17を回転駆動する排風機モータ20を設け
ている。バルブモータ21は、前記繰出バルブ13,1
3を減速機構を介して回転駆動させている。
【0016】燃料ポンプ22は、燃料バルブを有して、
前記バーナケース15下板外側に設け、この燃料バルブ
の開閉により、この燃料ポンプ22で燃料タンク23内
の燃料を吸入して、前記バーナ3へ供給させている。送
風機24は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ2
5で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空
気を該バーナ3へこの送風機24で送風させている。
【0017】拡散盤26は、前記移送樋6底板の前後方
向中央部で、移送穀粒を前記貯留室8へ供給する供給口
の下側に設け、該貯留室8へ穀粒を均等に拡散還元させ
ている。昇穀機27は、前記前側機壁5外側部に設けら
れ、内部にはバケットコンベア28付ベルトを張設して
なり、上端部は、前記移送樋6始端部との間において投
出筒29を設けて連通させ、下端部は、前記集穀樋14
終端部との間において供給樋30を設けて連通させてい
る。
【0018】昇穀機モータ31は、該バケットコンベア
28付ベルト、前記移送樋6内の前記移送螺旋、前記拡
散盤26及び前記集穀樋14内の前記移送螺旋等を回転
駆動させている。前記水分センサ2は、前記昇穀機27
の上下方向ほぼ中央部に設け、この水分センサ2は、前
記操作装置16からの電気的測定信号の発信により、水
分モータ32が回転してこの水分センサ2の各部が回転
駆動され、前記バケットコンベア28で上部へ搬送中に
落下する穀粒を受け、この穀粒を挟圧粉砕しながら、こ
の粉砕穀粒の水分を検出させている。
【0019】前記操作装置16は、箱形状でこの箱体の
表面板には、各種項目を表示する液晶形式などの表示手
段33、この表示手段33の下側には、前記乾燥機1の
多機能を操作によって選定して設定する複数個の押ボタ
ン形式のON−OFFスイッチの機能設定手段34a,
34b,34c,34dを設け、これら各機能設定手段
34a,34b,34c,34dの機能を該表示手段3
3の下部へ表示する構成であり、又該乾燥機1を停止す
る押ボタン形式のON−OFFスイッチの停止手段35
等を設けた構成としている。
【0020】制御装置36は、前記操作装置16内に設
けられ、籾流れセンサ、各種デジタルセンサ情報の入力
及び該各機能設定手段34a,34b,34c,34
d、該停止手段35の操作が入力されるデジタル入力回
路(A)37、各種アナログセンサ情報の入力及び前記
水分センサ2、熱風温センサ38及び前記張込量センサ
9a,9b,9c,9d,…が検出する検出値が入力さ
れるアナログ入力回路39、A−D変換回路40、シリ
アルデータ送信回路41、メモリクリア42が入力され
るデジタル入力回路(B)43を設けている。これら各
回路37,39,40,41,43からの入力を算術論
理演算及び比較演算等を行う乾燥機制御用マイコン44
及びメモリ45、この乾燥機制御用マイコン44からの
指令で出力回路(A)46を経て前記排風機モータ20
を始動及び停止制御し、出力回路(B)47を経て前記
バルブモータ21及び前記昇穀機モータ31を始動及び
停止制御し、出力回路(C)48を経て前記燃料バルブ
及び前記燃料ポンプ22を始動、停止及び調整制御し、
出力回路(D)49を経て前記送風機モータ25を始
動、停止及び調整制御し、出力回路(E)50を経て前
記水分モータ32を始動及び停止制御し、表示回路51
を経て前記表示手段33へ各種項目を表示し、シリアル
データ受信回路52及び不揮発メモリ53等よりなる構
成としている。
【0021】前記制御装置36による前記乾燥機1の各
種表示の表示制御は、下記の如く行われる。張込穀粒量
及び乾燥種類が前記表示手段33の画面へ表示され、設
定画面は図5の如くである。乾燥に使用する前記乾燥機
1は乾燥処理能力が、例えば22石処理可能な該乾燥機
1で、張込量自動設定のときは自動を設定し、最低穀粒
張込量6石位置、10石位置、14石位置、18石位置
及び最大穀粒張込量22石位置に、下部より順次5個設
けた前記各張込量センサ9a,9b,9c,9d,9e
の最低穀粒張込量の6石位置の該張込量センサ9aが張
込穀粒量でON状態に制御され、其の他の該張込量セン
サ9b,9c,9d,9eがOFF状態であると、張込
穀粒量は6石で該表示手段33の画面へは1と表示され
て6石が入力されて自動設定される。最大穀粒張込量の
22石位置の該張込量センサ9eが張込穀粒でON状態
に制御され、其の他の該張込量センサ9a,9b,9
c,9dも全てON状態であると、張込穀粒量は22石
で該表示手段33の画面には5と表示されて22石が入
力されて自動設定される。又中間の14石位置の該張込
量センサ9cが張込穀粒量でON状態に制御され、これ
より下部の該張込量センサ9a,9bもON状態であ
り、これより上部の該張込量センサ9d,9eがOFF
状態であると、張込穀粒量は14石で該表示手段33の
画面には3と表示されて14石が入力されて自動設定さ
れる構成である。これら張込量表示が終了すると、該表
示手段33の画面に設定終了と表示された下側の前記機
能設定手段34dを操作することにより、張込穀粒量の
自動設定が終了する構成である。
【0022】張込穀粒量を手動で設定するときは、前記
表示手段33の画面に張込量と表示された下側の前記機
能設定手段34bをON操作し、手動設定しようとする
張込穀粒量に対応する張込穀粒量が、該表示手段33の
画面へ表示されると、該機能設定手段34bをOFF操
作し、更に該表示手段33の画面に設定終了と表示され
た下側の前記機能設定手段34dを操作することによ
り、張込穀粒量の手動設定が終了する構成であり、乾燥
作業中はこの手動設定の張込穀粒量が該表示手段33の
画面へ表示される構成としている。
【0023】又上記の張込穀粒量の設定と同時に、乾燥
種類設定も行うものであり、図5の如く設定乾燥速度に
なるように乾燥熱風温度を調節しながら乾燥する標準乾
燥制御のはやい、ややはやい、普通、ややおそい、おそ
い、水分ばらつきにより通風乾燥と熱風乾燥とを交互に
行いながら乾燥する良質米乾燥制御、張込穀粒量及び穀
物種類により、所定の一定温度で乾燥する定温乾燥制御
等を設定する構成としている。
【0024】スタートされ(ステップ101)、乾燥を
開始する前記機能設定手段34bのON操作か否かが検
出され(ステップ102)、YESと検出されると張込
量設定の判定が行われ(ステップ103)、自動設定か
否かが検出され(ステップ104)、YESと検出され
ると前記張込量センサ9a,9b,9c,9d,9eの
入力が読込みされ(ステップ105)、該張込量センサ
9a,9b,9c,9d,9eの入力値による張込穀粒
量を表示され(ステップ106)、リターンされる構成
としている(ステップ107)。
【0025】ステップ102でNOと検出されるとステ
ップ107へ進む構成であり、ステップ104でNOと
検出されると手動設定値による張込穀粒量が、図6の如
く表示される構成としている(ステップ108)。上記
以外に下記の制御も行う構成としている。前記表示手段
33の画面には乾燥中表示画面と異常発生のときの異常
表示画面とに区別する構成であり、この異常発生のとき
には、即時停止(短停止)する異常運転、所定時間運転
後に停止(長停止)する異常運転、通風運転に移行する
異常運転及び乾燥熱風温度を所定温度低温度に変更して
乾燥運転する異常運転の4種類に構成している。即時停
止する異常運転以外のときは、異常発生時の異常表示画
面をクリアして、通風運転又は乾燥運転継続のときは、
通風、又は乾燥中の表示画面に戻すが、この表示画面の
一部に、図8の如く異常が発生したことを表示させる構
成としている。
【0026】スタートされ(ステップ201)、乾燥を
開始する前記機能設定手段34bのON操作が検出され
(ステップ202)、NOと検出されるとステップ20
2へ戻り、YESと検出されると前記表示手段33の画
面へ乾燥中の表示項目が表示され(ステップ203)、
異常発生か否かが検出され(ステップ204)、NOと
検出されるとステップ203へ戻り、YESと検出され
ると該表示手段33の画面へ異常内容が表示され(ステ
ップ205)、即時停止(短停止)か否かが検出され
(ステップ206)、NOと検出されると画面クリアの
前記機能設定手段34cのON操作か否かが検出され
(ステップ207)、ステップ206でYESと検出さ
れると停止処理されてステップ207へ進む(ステップ
208)、ステップ207でNOと検出されるとステッ
プ207へ戻り、YESと検出されると乾燥継続か否か
が検出され(ステップ209)、YESと検出されると
該表示手段33の画面へ乾燥中の表示項目が表示され
(ステップ210)、異常内容と対応内容とについて上
記の表示項目へ更に追加表示され(ステップ211)、
リターンされる構成としている(ステップ212)。
【0027】ステップ209でNOと検出されると通風
乾燥へ移行か否かが検出され(ステップ213)、YE
Sと検出されると前記表示手段33の画面へ通風乾燥中
の表示項目が表示され(ステップ214)、異常内容と
対応内容とについて上記表示項目へ更に追加表示され
(ステップ215)、ステップ212へ進む構成として
いる。
【0028】ステップ213でNOと検出されると所定
時間運転後に停止(長停止)か否かが検出され(ステッ
プ216)、YESと検出されると前記表示手段33の
画面へ乾燥中の表示項目が表示され(ステップ21
7)、異常内容と対応内容とについて上記項目へ更に追
加表示され(ステップ218)、所定時間経過か否かが
検出され(ステップ219)、NOと検出されるとステ
ップ219へ戻り、YESと検出されると停止処理され
(ステップ220)、該表示手段33の画面へ停止中の
表示項目が表示され、又異常内容表示され(ステップ2
21)、ステップ212へ進む構成であり、又ステップ
216でNOと検出されるとステップ221へ進む構成
としている。
【0029】以下、上記実施例の作用について説明す
る。操作装置16の表示手段33へ変更と表示された下
側の機能設定手段34aを操作して穀物の種類を表示さ
せて選択して設定し、この設定により、該表示手段33
へ乾燥種類が表示され、この表示から乾燥種類を選択し
て設定し、再度機能設定手段34cを操作して、表示を
乾燥開始時に戻して、乾燥と表示の下側の機能設定手段
34bを操作することにより、穀粒乾燥機1の各部、熱
風装置4のバーナ3、水分センサ2等が始動し、該バー
ナ3から設定された穀物種類と張込量センサ9a,9
b,9c,9d,…が検出して入力された検出張込量と
によって設定された乾燥熱風が発生し、この乾燥熱風
は、送風室12から各穀粒乾燥室10,10を横断通過
して各排風室11,11及び排風路室18を経て排風機
17で吸引排風される。
【0030】穀粒貯留室8内へ収容された穀粒は、この
貯留室8から該各乾燥室10,10内を流下中にこの乾
燥熱風に晒されて乾燥され、各繰出バルブ13,13で
下部へと繰出されて流下して集穀樋14から供給樋30
を経て昇穀機27内へ下部の移送螺旋で移送供給され、
バケットコンベア28で上部へ搬送されて投出筒29を
経て移送樋6内へ供給され、この移送樋6から拡散盤2
6上へ上部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤26
で該貯留室8内へ均等に拡散還元されて循環乾燥され
る。
【0031】前記水分センサ2で検出される穀粒水分
が、設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分が検出される
と、乾燥が終了したと検出され、制御装置36で自動制
御して前記乾燥機1が自動停止され、穀粒の乾燥が停止
される。この乾燥作業のときは、前記表示手段33へ
は、自動設定した乾燥熱風温度、自動検出した張込穀粒
量、自動検出した穀粒水分及び設定仕上目標水分等が表
示される。
【0032】又この乾燥作業開始のときに、乾燥熱風温
度を設定乾燥熱風温度より、所定温度高温度、又は所定
温度低温度に変更するために、検出張込穀粒量を手動で
所定の張込穀粒量に変更して設定すると、この乾燥作業
中はこの手動設定した張込穀粒量が、該表示手段33へ
表示される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】ブロック図
【図2】フローチャート
【図3】操作装置の一部破断せる拡大作用正面図
【図4】操作装置の作用図
【図5】操作装置の作用図
【図6】操作装置の作用図
【図7】フローチャート
【図8】操作装置の作用図
【図9】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図
【図10】図9のA−A拡大断面図
【符号の説明】
4 熱風装置 8 穀粒貯留室 9a 張込量センサ 9b 張込量センサ 9c 張込量センサ 9d 張込量センサ 10 穀粒貯留室 16 操作装置 33 表示手段 34a 機能設定手段 34b 機能設定手段 34c 機能設定手段 34d 機能設定手段 35 停止手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の穀粒貯留室8から下部の穀粒乾燥
    室10へ穀粒を繰出し流下させながら、熱風装置4から
    発生する乾燥熱風を該乾燥室10へ通風して乾燥すべく
    設け、該貯留室8内には張込穀粒量を検出する複数個の
    張込量センサ9a,9b,9c,…を上下方向に所定間
    隔で設けると共に、操作装置16の表面部には該乾燥熱
    風温度、該張込穀粒量、及び設定機能等を表示しうる表
    示手段33を設けて該表示手段33の下側には多機能を
    設定する複数個の機能設定手段34a,34b,34
    c,34d、及び停止する停止手段35を設けた穀粒乾
    燥機において、穀粒を乾燥開始のときに該機能設定手段
    34bの操作で該張込穀粒量を手動設定したときは、乾
    燥中の該表示手段33へ表示する該張込穀粒量は手動設
    定した該張込穀粒量を表示すべく制御することを特徴と
    する張込穀粒量表示方式。
JP30106792A 1992-11-11 1992-11-11 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式 Pending JPH06147757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30106792A JPH06147757A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30106792A JPH06147757A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06147757A true JPH06147757A (ja) 1994-05-27

Family

ID=17892473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30106792A Pending JPH06147757A (ja) 1992-11-11 1992-11-11 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06147757A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114576972A (zh) * 2022-03-22 2022-06-03 安徽正阳机械科技有限公司 一种基于谷物湿度调节烘干速度的无绞龙干燥机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114576972A (zh) * 2022-03-22 2022-06-03 安徽正阳机械科技有限公司 一种基于谷物湿度调节烘干速度的无绞龙干燥机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06147757A (ja) 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式
JPH06273039A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御方式
JPH06273048A (ja) 穀粒乾燥機の運転表示方式
JP3301105B2 (ja) 穀粒乾燥機の乾燥条件設定方法
JP3526465B2 (ja) 穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示装置
JPH05256577A (ja) 穀粒乾燥機等の表示方式
JP3169015B2 (ja) 穀粒乾燥機の操作装置
JPH07239185A (ja) 農作業機械の運転操作装置
JP2973537B2 (ja) 穀粒乾燥機等の燃料供給制御方式
JPH06101971A (ja) 穀粒乾燥機の乾燥条件設定方式
JP3577726B2 (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH06185859A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒張込量検出方式
JPH07103656A (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH07294125A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒温度検出装置
JPH07294127A (ja) 穀粒乾燥機の乾燥制御装置
JPH0814744A (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH05196362A (ja) 穀粒乾燥機等の運転操作装置
JPH06101970A (ja) 農作業機械等の異常検出表示方式
JPH07234072A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥時間設定装置
JPH06273046A (ja) 穀粒乾燥機の運転表示方式
JPH0642872A (ja) 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示ランプ点灯方式
JPH05340669A (ja) 穀粒乾燥機の張込穀粒検出装置
JPH06273047A (ja) 穀粒乾燥機の運転表示方式
JPH0712463A (ja) 穀粒乾燥機の水分センサ異常発生時運転処理方式
JPH07239181A (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置