JPH06101971A - 穀粒乾燥機の乾燥条件設定方式 - Google Patents
穀粒乾燥機の乾燥条件設定方式Info
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- JPH06101971A JPH06101971A JP24749292A JP24749292A JPH06101971A JP H06101971 A JPH06101971 A JP H06101971A JP 24749292 A JP24749292 A JP 24749292A JP 24749292 A JP24749292 A JP 24749292A JP H06101971 A JPH06101971 A JP H06101971A
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- grain
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾燥する穀物の種類ごとによって、使用可能
な乾燥種類だけを表示させようとするものである。 【構成】 運転操作装置14の操作装置32dの操作に
よって、選択して設定した穀物の種類によって、使用可
能な乾燥種類のみを表示装置31へ表示させる構成であ
る。 【効果】 穀物の種類によって、使用可能な乾燥種類の
みが表示されることにより、操作が明確となり、又操作
が容易になった。
な乾燥種類だけを表示させようとするものである。 【構成】 運転操作装置14の操作装置32dの操作に
よって、選択して設定した穀物の種類によって、使用可
能な乾燥種類のみを表示装置31へ表示させる構成であ
る。 【効果】 穀物の種類によって、使用可能な乾燥種類の
みが表示されることにより、操作が明確となり、又操作
が容易になった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の乾燥条
件設定方式に関する。
件設定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒乾燥機を始動させて穀粒の
乾燥を開始するときは、運転操作装置の表示装置へ乾燥
と表示された下側の操作装置を操作することにより、こ
の乾燥機が始動されて、穀粒貯留室内へ収容された穀粒
は、この貯留室から穀粒乾燥室内を繰出し流下されて循
環されながら、乾燥熱風が該乾燥室を横断通過すること
により、この乾燥熱風に晒されて乾燥される。
乾燥を開始するときは、運転操作装置の表示装置へ乾燥
と表示された下側の操作装置を操作することにより、こ
の乾燥機が始動されて、穀粒貯留室内へ収容された穀粒
は、この貯留室から穀粒乾燥室内を繰出し流下されて循
環されながら、乾燥熱風が該乾燥室を横断通過すること
により、この乾燥熱風に晒されて乾燥される。
【0003】この乾燥作業開始のときは、乾燥する穀粒
の種類の設定は、操作装置を操作することによって設定
され、設定される穀粒の種類によって乾燥種類を、例え
ば設定乾燥速度に制御する標準乾燥制御、張込穀粒量で
一定熱風温度等に制御する定温乾燥制御及び穀粒水分の
ばらつき等によって通風乾燥を折り込み制御する良質米
乾燥制御等の乾燥種類を選択して設定する。穀粒の種類
に関係なく前記の全ての乾燥種類が該表示装置へ表示さ
れ、これらの内より作業者が選択設定する方式であっ
た。
の種類の設定は、操作装置を操作することによって設定
され、設定される穀粒の種類によって乾燥種類を、例え
ば設定乾燥速度に制御する標準乾燥制御、張込穀粒量で
一定熱風温度等に制御する定温乾燥制御及び穀粒水分の
ばらつき等によって通風乾燥を折り込み制御する良質米
乾燥制御等の乾燥種類を選択して設定する。穀粒の種類
に関係なく前記の全ての乾燥種類が該表示装置へ表示さ
れ、これらの内より作業者が選択設定する方式であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機を始動させ
て穀粒の乾燥を開始するときは、運転操作装置の表示装
置へ乾燥と表示された下側の操作装置を操作することに
より、この乾燥機が始動されて、穀粒貯留室内へ収容さ
れた穀粒は、この貯留室から穀粒乾燥室内を繰出し流下
されて循環されながら、乾燥熱風が該乾燥室を横断通過
することにより、この乾燥熱風に晒されて乾燥される。
て穀粒の乾燥を開始するときは、運転操作装置の表示装
置へ乾燥と表示された下側の操作装置を操作することに
より、この乾燥機が始動されて、穀粒貯留室内へ収容さ
れた穀粒は、この貯留室から穀粒乾燥室内を繰出し流下
されて循環されながら、乾燥熱風が該乾燥室を横断通過
することにより、この乾燥熱風に晒されて乾燥される。
【0005】この乾燥作業開始のときは、乾燥する穀粒
の種類の設定は、操作装置を操作することによって設定
され、設定される穀粒の種類に関係なく乾燥種類が、例
えば乾燥速度を制御する標準乾燥制御、張込穀粒量で一
定熱風温度等に制御する定温乾燥制御及び穀粒水分のば
らつき等によって通風乾燥を折り込み制御する良質米乾
燥制御等が、全て該表示装置へ表示され、これら表示さ
れた内より作業者が乾燥種類を選択して設定するが、籾
粒であれば上記の3方式の乾燥種類であるが、小麦、大
麦、裸麦及びビール麦等は、標準乾燥制御及び定温乾燥
制御の2方式の乾燥種類であり、籾粒以外のときは、乾
燥種類のない良質米乾燥制御方式まで表示されることと
なっているが、これを穀粒種類ごとに、使用可能な乾燥
種類だけを表示させようとするものである。
の種類の設定は、操作装置を操作することによって設定
され、設定される穀粒の種類に関係なく乾燥種類が、例
えば乾燥速度を制御する標準乾燥制御、張込穀粒量で一
定熱風温度等に制御する定温乾燥制御及び穀粒水分のば
らつき等によって通風乾燥を折り込み制御する良質米乾
燥制御等が、全て該表示装置へ表示され、これら表示さ
れた内より作業者が乾燥種類を選択して設定するが、籾
粒であれば上記の3方式の乾燥種類であるが、小麦、大
麦、裸麦及びビール麦等は、標準乾燥制御及び定温乾燥
制御の2方式の乾燥種類であり、籾粒以外のときは、乾
燥種類のない良質米乾燥制御方式まで表示されることと
なっているが、これを穀粒種類ごとに、使用可能な乾燥
種類だけを表示させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室7から下部の穀粒乾燥室8へ穀粒を繰出し流下さ
せながら、乾燥熱風を該乾燥室8へ通風して乾燥すべく
設け、運転操作装置14の表面部には各種項目を表示す
る表示装置31を設けて該表示装置31の下側には多機
能を設定して設定項目を該表示装置31へ表示する複数
個の操作装置32a,32b,32c,32d等を設け
ると共に、停止操作する停止装置33を設けた穀粒乾燥
機において、該操作装置32aの操作で設定された穀物
種類によって設定乾燥速度に制御する標準乾燥制御、張
込穀粒量で一定熱風温度等に制御する定温乾燥制御、及
び穀粒水分ばらつき等によって通風乾燥を折り込み制御
する良質米乾燥制御等の使用可能な乾燥種類を選択設定
して該表示装置31へ表示制御することを特徴とする乾
燥条件設定方式の構成とする。
貯留室7から下部の穀粒乾燥室8へ穀粒を繰出し流下さ
せながら、乾燥熱風を該乾燥室8へ通風して乾燥すべく
設け、運転操作装置14の表面部には各種項目を表示す
る表示装置31を設けて該表示装置31の下側には多機
能を設定して設定項目を該表示装置31へ表示する複数
個の操作装置32a,32b,32c,32d等を設け
ると共に、停止操作する停止装置33を設けた穀粒乾燥
機において、該操作装置32aの操作で設定された穀物
種類によって設定乾燥速度に制御する標準乾燥制御、張
込穀粒量で一定熱風温度等に制御する定温乾燥制御、及
び穀粒水分ばらつき等によって通風乾燥を折り込み制御
する良質米乾燥制御等の使用可能な乾燥種類を選択設定
して該表示装置31へ表示制御することを特徴とする乾
燥条件設定方式の構成とする。
【0007】
【発明の作用】穀粒乾燥機を始動させて穀粒の乾燥を開
始するときは、運転操作装置14の表示装置31へ乾燥
と表示された下側の操作装置32bを操作することによ
り、この乾燥機が始動されて、穀粒貯留室7内へ収容さ
れた穀粒は、この貯留室7から穀粒乾燥室8内を繰出し
流下されて循環されながら、乾燥熱風が該乾燥室8を横
断通過することにより、この乾燥熱風に晒されて乾燥さ
れる。
始するときは、運転操作装置14の表示装置31へ乾燥
と表示された下側の操作装置32bを操作することによ
り、この乾燥機が始動されて、穀粒貯留室7内へ収容さ
れた穀粒は、この貯留室7から穀粒乾燥室8内を繰出し
流下されて循環されながら、乾燥熱風が該乾燥室8を横
断通過することにより、この乾燥熱風に晒されて乾燥さ
れる。
【0008】この乾燥作業開始のときは、乾燥する穀粒
の種類の設定は、該運転操作装置14の該表示装置31
へ穀物と表示された下側の操作装置32aを操作するこ
とにより、この表示装置31へ穀粒の種類が表示され、
この表示穀粒から乾燥する穀粒の種類を選択して設定す
る。この穀粒の種類設定に伴なって、前記表示装置31
へ籾粒を設定したときは、乾燥速度を制御する標準乾燥
制御、張込穀粒量で一定熱風温度等に制御する定温乾燥
制御及び穀粒水分のばらつき等によって通風乾燥を折り
込み制御する良質米乾燥制御等の3方式の乾燥種類が、
該表示装置31へ表示され、これら上記の3方式の乾燥
種類から1種類を選択して設定して乾燥する。又該表示
装置31へ小麦、大麦、裸麦及びビール麦等を設定した
ときは、標準乾燥制御及び定温乾燥制御の2方式の乾燥
種類が、該表示装置31へ表示され、これら上記の2方
式の乾燥種類から1種類を選択して設定して乾燥する。
の種類の設定は、該運転操作装置14の該表示装置31
へ穀物と表示された下側の操作装置32aを操作するこ
とにより、この表示装置31へ穀粒の種類が表示され、
この表示穀粒から乾燥する穀粒の種類を選択して設定す
る。この穀粒の種類設定に伴なって、前記表示装置31
へ籾粒を設定したときは、乾燥速度を制御する標準乾燥
制御、張込穀粒量で一定熱風温度等に制御する定温乾燥
制御及び穀粒水分のばらつき等によって通風乾燥を折り
込み制御する良質米乾燥制御等の3方式の乾燥種類が、
該表示装置31へ表示され、これら上記の3方式の乾燥
種類から1種類を選択して設定して乾燥する。又該表示
装置31へ小麦、大麦、裸麦及びビール麦等を設定した
ときは、標準乾燥制御及び定温乾燥制御の2方式の乾燥
種類が、該表示装置31へ表示され、これら上記の2方
式の乾燥種類から1種類を選択して設定して乾燥する。
【0009】
【発明の効果】この発明により、設定した穀粒の種類に
よって、使用可能な乾燥種類のみが運転操作装置14の
表示装置31へ表示されることにより、使用不可能な乾
燥種類が表示されることがなくなり、このため作業者が
理解しやすくなり、又操作も容易になって誤操作をする
ことがなくなった。
よって、使用可能な乾燥種類のみが運転操作装置14の
表示装置31へ表示されることにより、使用不可能な乾
燥種類が表示されることがなくなり、このため作業者が
理解しやすくなり、又操作も容易になって誤操作をする
ことがなくなった。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び乾燥熱風が発
生するバーナ3等を装着した状態を示すものである。前
記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状で機壁4上部に
は、移送螺旋を回転自在に内装した移送樋5及び天井板
6を設け、この天井板6下側には穀粒を貯留する穀粒貯
留室7を形成している。
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び乾燥熱風が発
生するバーナ3等を装着した状態を示すものである。前
記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状で機壁4上部に
は、移送螺旋を回転自在に内装した移送樋5及び天井板
6を設け、この天井板6下側には穀粒を貯留する穀粒貯
留室7を形成している。
【0011】穀粒乾燥室8,8は、該貯留室7下側にお
いて、左右両側の排風室9,9と中央の送風室10との
間に設け、これら乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し
流下させる繰出バルブ11を夫々回転自在に軸支してい
る。集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支し、該各
乾燥室8,8下側に設けて連通させている。
いて、左右両側の排風室9,9と中央の送風室10との
間に設け、これら乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し
流下させる繰出バルブ11を夫々回転自在に軸支してい
る。集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支し、該各
乾燥室8,8下側に設けて連通させている。
【0012】前記バーナ3は、バーナケース13に内装
して設け、このバーナケース13は、前記前側機壁4正
面側において、前記送風室10入口側に対応すべくこの
前側機壁4外側面に着脱自在に設け、前記乾燥機1、前
記水分センサ2及び前記バーナ3を張込、乾燥及び排出
の各作業別に始動及び停止操作する運転操作装置14を
該前側機壁4に着脱自在に設けている。
して設け、このバーナケース13は、前記前側機壁4正
面側において、前記送風室10入口側に対応すべくこの
前側機壁4外側面に着脱自在に設け、前記乾燥機1、前
記水分センサ2及び前記バーナ3を張込、乾燥及び排出
の各作業別に始動及び停止操作する運転操作装置14を
該前側機壁4に着脱自在に設けている。
【0013】排風機15は、前記後側機壁4で、左右の
前記排風室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央
後部側排風胴17に設け、又この後側機壁4には、この
排風機15を回転駆動する排風機モータ18を設けてい
る。バルブモータ19は、前記繰出バルブ11,11を
減速機構を介して回転駆動させている。
前記排風室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央
後部側排風胴17に設け、又この後側機壁4には、この
排風機15を回転駆動する排風機モータ18を設けてい
る。バルブモータ19は、前記繰出バルブ11,11を
減速機構を介して回転駆動させている。
【0014】燃料ポンプ20は、燃料バルブを有して、
前記バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブ
の開閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内
の燃料を吸入して、前記バーナ3へ供給させている。送
風機22は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ2
3で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空
気を該バーナ3へこの送風機22で送風させている。
前記バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブ
の開閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内
の燃料を吸入して、前記バーナ3へ供給させている。送
風機22は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ2
3で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空
気を該バーナ3へこの送風機22で送風させている。
【0015】拡散盤24は、前記移送樋5底板の前後方
向中央部で、移送穀粒を前記貯留室7へ供給する供給口
を下側に設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させ
ている。昇穀機25は、前記前側機壁4外側部に設けら
れ、内部にはバケットコンベア26付ベルトを張設して
なり、上端部は、前記移送樋5始端部との間において投
出筒27を設けて連通させ、下端部は、前記集穀樋12
終端部との間において供給樋28を設けて連通させてい
る。
向中央部で、移送穀粒を前記貯留室7へ供給する供給口
を下側に設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させ
ている。昇穀機25は、前記前側機壁4外側部に設けら
れ、内部にはバケットコンベア26付ベルトを張設して
なり、上端部は、前記移送樋5始端部との間において投
出筒27を設けて連通させ、下端部は、前記集穀樋12
終端部との間において供給樋28を設けて連通させてい
る。
【0016】昇穀機モータ29は、該バケットコンベア
26付ベルト、前記移送樋5内の前記移送螺旋、前記拡
散盤24及び前記集穀樋12内の前記移送螺旋等を回転
駆動させている。前記水分センサ2は、前記昇穀機25
の上下方向ほぼ中央部に設け、この水分センサ2は、前
記運転操作装置14からの電気的測定信号の発信によ
り、水分モータ30が回転してこの水分センサ2の各部
が回転駆動され、前記バケットコンベア26で上部へ搬
送中に落下する穀粒を受け、この穀粒を挟圧粉砕しなが
ら、この粉砕穀粒の水分を検出させている。
26付ベルト、前記移送樋5内の前記移送螺旋、前記拡
散盤24及び前記集穀樋12内の前記移送螺旋等を回転
駆動させている。前記水分センサ2は、前記昇穀機25
の上下方向ほぼ中央部に設け、この水分センサ2は、前
記運転操作装置14からの電気的測定信号の発信によ
り、水分モータ30が回転してこの水分センサ2の各部
が回転駆動され、前記バケットコンベア26で上部へ搬
送中に落下する穀粒を受け、この穀粒を挟圧粉砕しなが
ら、この粉砕穀粒の水分を検出させている。
【0017】前記運転操作装置14は、箱形状でこの箱
体の表面板には、各種項目を表示する表示装置31、こ
の表示装置31の下側には、前記乾燥機1の多機能を操
作によって選定して設定する複数個の操作装置32a,
32b,32c,32dを設け、これら各操作装置32
a,32b,32c,32dの機能を該表示装置31の
下部へ表示する構成であり、又該乾燥機1を停止操作す
る停止装置33等を設けた構成としている。
体の表面板には、各種項目を表示する表示装置31、こ
の表示装置31の下側には、前記乾燥機1の多機能を操
作によって選定して設定する複数個の操作装置32a,
32b,32c,32dを設け、これら各操作装置32
a,32b,32c,32dの機能を該表示装置31の
下部へ表示する構成であり、又該乾燥機1を停止操作す
る停止装置33等を設けた構成としている。
【0018】制御装置34は、前記運転操作装置14内
に設けられ、籾流れセンサ、各種デジタルセンサ情報の
入力及び該各操作装置32a,32b,32c,32
d、該停止装置33の操作が入力されるデジタル入力回
路(A)35、各種アナログセンサ情報の入力及び前記
水分センサ2、熱風温センサ36が検出する検出値が入
力されるアナログ入力回路37、A−D変換回路38、
シリアルデータ送信回路39、メモリクリア40が入力
されるデジタル入力回路(B)41を設けている。これ
ら各回路35,37,38,39,41からの入力を算
術論理演算及び比較演算等を行う乾燥機制御用マイコン
42及びメモリ43、この乾燥機制御用マイコン42か
らの指令で出力回路(A)44を経て前記排風機モータ
18を始動及び停止制御し、出力回路(B)45を経て
前記バルブモータ19及び前記昇穀機モータ29を始動
及び停止制御し、出力回路(C)46を経て前記燃料バ
ルブ及び前記燃料ポンプ20を始動、停止及び調整制御
し、出力回路(D)47を経て前記送風機モータ23を
始動、停止及び調整制御し、出力回路(E)48を経て
前記水分モータ30を始動及び停止制御し、表示回路4
9を経て前記表示装置31へ各種項目を表示し、シリア
ルデータ受信回路50及び不揮発メモリ51等よりなる
構成としている。
に設けられ、籾流れセンサ、各種デジタルセンサ情報の
入力及び該各操作装置32a,32b,32c,32
d、該停止装置33の操作が入力されるデジタル入力回
路(A)35、各種アナログセンサ情報の入力及び前記
水分センサ2、熱風温センサ36が検出する検出値が入
力されるアナログ入力回路37、A−D変換回路38、
シリアルデータ送信回路39、メモリクリア40が入力
されるデジタル入力回路(B)41を設けている。これ
ら各回路35,37,38,39,41からの入力を算
術論理演算及び比較演算等を行う乾燥機制御用マイコン
42及びメモリ43、この乾燥機制御用マイコン42か
らの指令で出力回路(A)44を経て前記排風機モータ
18を始動及び停止制御し、出力回路(B)45を経て
前記バルブモータ19及び前記昇穀機モータ29を始動
及び停止制御し、出力回路(C)46を経て前記燃料バ
ルブ及び前記燃料ポンプ20を始動、停止及び調整制御
し、出力回路(D)47を経て前記送風機モータ23を
始動、停止及び調整制御し、出力回路(E)48を経て
前記水分モータ30を始動及び停止制御し、表示回路4
9を経て前記表示装置31へ各種項目を表示し、シリア
ルデータ受信回路50及び不揮発メモリ51等よりなる
構成としている。
【0019】前記制御装置34による前記乾燥機1の各
種表示の表示制御は、下記の如く行われる。即ち、乾燥
作業開始のときは、図4の如く前記運転操作装置14の
前記表示装置31へ変更と表示された下側の前記操作装
置32dがON操作されると、このON操作により、穀
物種類が表示されてこの表示穀物種類を選定して設定す
ると、この穀物種類の入力が読込みされ(ステップ10
1)、籾粒であるか検出され(ステップ102)、YE
Sと検出されると、図5の籾粒のときの乾燥種類設定表
示の如く、該表示装置31へ表示される構成としている
(ステップ103)。
種表示の表示制御は、下記の如く行われる。即ち、乾燥
作業開始のときは、図4の如く前記運転操作装置14の
前記表示装置31へ変更と表示された下側の前記操作装
置32dがON操作されると、このON操作により、穀
物種類が表示されてこの表示穀物種類を選定して設定す
ると、この穀物種類の入力が読込みされ(ステップ10
1)、籾粒であるか検出され(ステップ102)、YE
Sと検出されると、図5の籾粒のときの乾燥種類設定表
示の如く、該表示装置31へ表示される構成としている
(ステップ103)。
【0020】ステップ102でNOと検出されると、小
麦粒であるか検出され(ステップ104)、YESと検
出されると、図5の小麦粒のときの乾燥種類設定表示の
如く、前記表示装置31へ表示される構成としている
(ステップ105)。ステップ104でNOと検出され
ると、図5の大麦粒、裸麦粒及びビール麦粒のときの乾
燥種類設定表示の如く、前記表示装置31へ表示される
構成としている(ステップ106)。
麦粒であるか検出され(ステップ104)、YESと検
出されると、図5の小麦粒のときの乾燥種類設定表示の
如く、前記表示装置31へ表示される構成としている
(ステップ105)。ステップ104でNOと検出され
ると、図5の大麦粒、裸麦粒及びビール麦粒のときの乾
燥種類設定表示の如く、前記表示装置31へ表示される
構成としている(ステップ106)。
【0021】尚標準乾燥制御のときは、穀物種類によっ
て表示内容が、図5の如く、更に細分化して異なる構成
としている。図6及び図7は、前記表示装置31へ表示
する内容例であり、図7の乾燥種類設定の表示項目が、
穀物種類によって変更制御する構成としている。上記で
乾燥種類が、前記操作装置32aがON操作されて設定
されると、この乾燥種類の入力が読込みされ(ステップ
201)、良質米乾燥制御か検出され(ステップ20
2)、YESと検出されると、通風乾燥時間及び休止乾
燥時間が設定されて、前記表示装置31へ表示、又は削
除され(ステップ203)、更に乾燥熱風の温度が設定
されて、該表示装置31へ表示、又は削除される構成と
している(ステップ204)。
て表示内容が、図5の如く、更に細分化して異なる構成
としている。図6及び図7は、前記表示装置31へ表示
する内容例であり、図7の乾燥種類設定の表示項目が、
穀物種類によって変更制御する構成としている。上記で
乾燥種類が、前記操作装置32aがON操作されて設定
されると、この乾燥種類の入力が読込みされ(ステップ
201)、良質米乾燥制御か検出され(ステップ20
2)、YESと検出されると、通風乾燥時間及び休止乾
燥時間が設定されて、前記表示装置31へ表示、又は削
除され(ステップ203)、更に乾燥熱風の温度が設定
されて、該表示装置31へ表示、又は削除される構成と
している(ステップ204)。
【0022】ステップ202でNOと検出されると、標
準乾燥制御が検出され(ステップ205)、YESと検
出されると、ステップ204へ進み、NOと検出される
とステップ204の先へ進む構成としている。又前記表
示装置31へ表示される設定変更画面(設定項目)の流
れは、下記の如く行われる。即ち、定温乾燥制御のとき
は、設定変更画面は図6の如く穀物種類及び設定水分が
表示され(ステップ301)、設定変更画面は図7の如
く乾燥種類及び張込量が表示され(ステップ302)、
設定変更画面は図12の如く通風乾燥時間及び休止乾燥
時間が表示され(ステップ303)、設定変更画面は図
13の如く設定乾燥熱風温度が表示され(ステップ30
4)、設定変更画面は図14の如く乾燥時間のタイマ設
定が表示される構成としている(ステップ305)。
準乾燥制御が検出され(ステップ205)、YESと検
出されると、ステップ204へ進み、NOと検出される
とステップ204の先へ進む構成としている。又前記表
示装置31へ表示される設定変更画面(設定項目)の流
れは、下記の如く行われる。即ち、定温乾燥制御のとき
は、設定変更画面は図6の如く穀物種類及び設定水分が
表示され(ステップ301)、設定変更画面は図7の如
く乾燥種類及び張込量が表示され(ステップ302)、
設定変更画面は図12の如く通風乾燥時間及び休止乾燥
時間が表示され(ステップ303)、設定変更画面は図
13の如く設定乾燥熱風温度が表示され(ステップ30
4)、設定変更画面は図14の如く乾燥時間のタイマ設
定が表示される構成としている(ステップ305)。
【0023】標準乾燥制御のときは、設定変更画面は図
6の如く穀物種類及び設定水分が表示され(ステップ4
01)、設定変更画面は図7の如く乾燥種類及び張込量
が表示され(ステップ402)、設定変更画面は図12
の如く通風乾燥時間及び休止乾燥時間が表示され(ステ
ップ403)、設定変更画面は図14の如く乾燥時間の
タイマ設定が表示される構成としている(ステップ40
4)。
6の如く穀物種類及び設定水分が表示され(ステップ4
01)、設定変更画面は図7の如く乾燥種類及び張込量
が表示され(ステップ402)、設定変更画面は図12
の如く通風乾燥時間及び休止乾燥時間が表示され(ステ
ップ403)、設定変更画面は図14の如く乾燥時間の
タイマ設定が表示される構成としている(ステップ40
4)。
【0024】良質米乾燥制御のときは、設定変更画面は
図6の如く穀物種類及び設定水分が表示され(ステップ
501)、設定変更画面は図7の如く乾燥種類及び張込
量が表示され(ステップ502)、設定変更画面は図1
4の如く乾燥時間のタイマ設定が表示される構成として
いる(ステップ503)。これにより、設定した乾燥種
類によって、必要な設定項目のみを表示させて、作業者
に違和感なく操作ができるようにすると共に、操作の容
易化を図ろうとするものである。
図6の如く穀物種類及び設定水分が表示され(ステップ
501)、設定変更画面は図7の如く乾燥種類及び張込
量が表示され(ステップ502)、設定変更画面は図1
4の如く乾燥時間のタイマ設定が表示される構成として
いる(ステップ503)。これにより、設定した乾燥種
類によって、必要な設定項目のみを表示させて、作業者
に違和感なく操作ができるようにすると共に、操作の容
易化を図ろうとするものである。
【0025】以下、上記実施例の作用について説明す
る。運転操作装置14の表示装置31へ変更と表示され
た下側の操作装置32dを操作して穀物の種類を表示さ
せて選択して設定し、この設定により、該表示装置31
へ乾燥種類が表示され、この表示から乾燥種類を選択し
て設定し、再度操作装置32dを操作して、表示を乾燥
開始時に戻して、乾燥と表示の下側の操作装置34bを
操作することにより、穀粒乾燥機1の各部、バーナ3、
水分センサ2等が始動し、該バーナ3から乾燥熱風が発
生し、この乾燥熱風は、送風室10から各穀粒乾燥室
8,8を横断通過して各排風室9,9及び排風路室16
を経て排風機15で吸引排風される。
る。運転操作装置14の表示装置31へ変更と表示され
た下側の操作装置32dを操作して穀物の種類を表示さ
せて選択して設定し、この設定により、該表示装置31
へ乾燥種類が表示され、この表示から乾燥種類を選択し
て設定し、再度操作装置32dを操作して、表示を乾燥
開始時に戻して、乾燥と表示の下側の操作装置34bを
操作することにより、穀粒乾燥機1の各部、バーナ3、
水分センサ2等が始動し、該バーナ3から乾燥熱風が発
生し、この乾燥熱風は、送風室10から各穀粒乾燥室
8,8を横断通過して各排風室9,9及び排風路室16
を経て排風機15で吸引排風される。
【0026】穀粒貯留室7内へ収容された穀粒は、この
貯留室7から該各乾燥室8,8内を流下中にこの乾燥熱
風に晒されて乾燥され、各繰出バルブ11,11で下部
へと繰出されて流下して集穀樋12から供給樋28を経
て昇穀機25内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケ
ットコンベア26で上部へ搬送されて投出筒27を経て
移送樋5内へ供給され、この移送樋5から拡散盤24上
へ上部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤24で該
貯留室7内へ均等に拡散還元されて循環乾燥される。
貯留室7から該各乾燥室8,8内を流下中にこの乾燥熱
風に晒されて乾燥され、各繰出バルブ11,11で下部
へと繰出されて流下して集穀樋12から供給樋28を経
て昇穀機25内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケ
ットコンベア26で上部へ搬送されて投出筒27を経て
移送樋5内へ供給され、この移送樋5から拡散盤24上
へ上部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤24で該
貯留室7内へ均等に拡散還元されて循環乾燥される。
【0027】前記水分センサ2で検出される穀粒水分
が、設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分が検出される
と、乾燥が終了したと検出され、制御装置34で自動制
御して前記乾燥機1が自動停止され、穀粒の乾燥が停止
される。
が、設定した仕上目標水分と同じ穀粒水分が検出される
と、乾燥が終了したと検出され、制御装置34で自動制
御して前記乾燥機1が自動停止され、穀粒の乾燥が停止
される。
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】ブロック図
【図2】フローチャート
【図3】運転操作装置の一部破断せる拡大作用正面図
【図4】運転操作装置の一部破断せる拡大作用正面図
【図5】穀物種類別の乾燥種類設定表示項目図
【図6】運転操作装置の拡大表示項目図
【図7】運転操作装置の拡大表示項目図
【図8】フローチャート
【図9】フローチャート
【図10】フローチャート
【図11】フローチャート
【図12】運転操作装置の拡大表示項目図
【図13】運転操作装置の拡大表示項目図
【図14】運転操作装置の拡大表示項目図
【図15】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図
【図16】図15のA−A拡大断面図
【符号の説明】 7 穀粒貯留室 8 穀粒乾燥室 14 運転操作装置 31 表示装置 32a 操作装置 32b 操作装置 32c 操作装置 32d 操作装置 33 停止装置
Claims (1)
- 【請求項1】 上部の穀粒貯留室7から下部の穀粒乾燥
室8へ穀粒を繰出し流下させながら、乾燥熱風を該乾燥
室8へ通風して乾燥すべく設け、運転操作装置14の表
面部には各種項目を表示する表示装置31を設けて該表
示装置31の下側には多機能を設定して設定項目を該表
示装置31へ表示する複数個の操作装置32a,32
b,32c,32d等を設けると共に、停止操作する停
止装置33を設けた穀粒乾燥機において、該操作装置3
2aの操作で設定された穀物種類によって設定乾燥速度
に制御する標準乾燥制御、張込穀粒量で一定熱風温度等
に制御する定温乾燥制御、及び穀粒水分ばらつき等によ
って通風乾燥を折り込み制御する良質米乾燥制御等の使
用可能な乾燥種類を選択設定して該表示装置31へ表示
制御することを特徴とする乾燥条件設定方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24749292A JPH06101971A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 穀粒乾燥機の乾燥条件設定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24749292A JPH06101971A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 穀粒乾燥機の乾燥条件設定方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06101971A true JPH06101971A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17164277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24749292A Pending JPH06101971A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 穀粒乾燥機の乾燥条件設定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101971A (ja) |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24749292A patent/JPH06101971A/ja active Pending
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