JPH0719749A - 穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示方式 - Google Patents

穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示方式

Info

Publication number
JPH0719749A
JPH0719749A JP16215793A JP16215793A JPH0719749A JP H0719749 A JPH0719749 A JP H0719749A JP 16215793 A JP16215793 A JP 16215793A JP 16215793 A JP16215793 A JP 16215793A JP H0719749 A JPH0719749 A JP H0719749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
grain
moisture
time
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16215793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3526465B2 (ja
Inventor
Takashi Nagai
永井  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP16215793A priority Critical patent/JP3526465B2/ja
Publication of JPH0719749A publication Critical patent/JPH0719749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3526465B2 publication Critical patent/JP3526465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥中に、仕上目標水分、又は穀物種類及び
乾燥種類等が変更設定されたときは、乾燥予定時間(残
時間)は即時演算して表示させようとするものである。 【構成】 乾燥中に、水分設定スイッチ33を操作し
て、設定仕上目標水分を変更設定したとき、又は乾燥設
定スイッチ35を操作して、穀物種類と乾燥種類とを変
更設定したときは、即時この変更設定項目を基にして、
乾燥予定時間(残時間)を演算し、この演算値を表示部
43へ表示させる。 【効果】 仕上目標水分、又は穀物種類及び乾燥種類
が、変更設定されたときは、即時乾燥予定時間(残時
間)が演算されることにより、早くこの変更時間を知る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の乾燥予
定時間表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒貯留室から穀粒乾燥室へ繰
出し流下する穀粒は、乾燥風に晒されて乾燥され、この
乾燥中の穀粒の水分は、水分センサで検出される。運転
操作する操作装置の表面部には、乾燥風温度、穀粒水分
及び乾燥予定時間等を表示する表示部、穀物種類と乾燥
が遅い、普通、早い等の乾燥種類とを設定する乾燥設定
スイッチ、仕上目標水分を設定する水分設定スイッチ、
張込穀粒量を設定する張込量設定スイッチ、張込、乾
燥、排出の各作業を開始操作する各始動スイッチ及び停
止操作する停止スイッチ等を設け、又検出穀粒水分と設
定仕上目標水分及び該乾燥設定スイッチの操作によって
乾燥終了までの乾燥予定時間の演算と該表示部への演算
値の表示とは、穀粒水分検出の都度行う構成であり、乾
燥中に該水分設定スイッチの操作によって仕上目標水分
が変更設定されたとき、又は該乾燥設定スイッチの操作
によって穀物種類、乾燥種類が変更設定されたときは、
乾燥終了までの乾燥予定時間の演算は、次回に検出する
穀粒水分検出後に行われ、この演算された演算値に表示
変更する表示方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機で穀粒の乾
燥作業を開始するときは、操作装置の水分設定スイッ
チ、張込量設定スイッチ及び乾燥設定スイッチ等を操作
して、各種項目を設定して、乾燥作業を開始する始動ス
イッチを操作することにより、該乾燥機及び水分センサ
等が始動する。
【0004】前記乾燥機の穀粒貯留室から穀粒乾燥室へ
繰出し流下する穀粒は、乾燥風に晒されて乾燥されなが
ら、この乾燥中の穀粒の水分は、水分センサで検出され
て表示部へ表示され、又この検出穀粒水分と水分設定ス
イッチの操作で設定された仕上目標水分及び乾燥設定ス
イッチの操作で設定された穀物種類と乾燥種類とによっ
て、乾燥予定時間(残時間)が演算され、この演算され
た乾燥予定時間(残時間)が該表示部へ表示される。
【0005】この乾燥作業中に、水分設定スイッチが操
作されて、仕上目標水分が変更設定されたとき、又は乾
燥設定スイッチが操作されて、穀物種類と乾燥種類とが
変更設定されたときは、水分センサが次回に検出する穀
粒水分によって、乾燥設定時間(残時間)が演算され、
この演算された乾燥予定時間(残時間)が表示部へ表示
変更される。設定仕上目標水分、穀物種類及び乾燥種類
等が変更されたときは、そのときに演算しなおさない
と、次回水分検出まで違った乾燥予定時間(残時間)の
表示が続くことになり、時間の変更を作業者にすぐに知
らせることができないが、これを解消して早く時間を知
らせようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室7から下部の穀粒乾燥室8へ穀粒を繰出し流下さ
せながら、乾燥風に晒して乾燥すべく設け、穀粒の水分
を検出する水分センサ2を設けると共に、運転操作する
操作装置14を設け、該操作装置14の表面部には乾燥
風温度、穀粒水分及び乾燥予定時間等を表示しうる表示
部43、張込、乾燥、排出の各作業を開始操作する各始
動スイッチ31、停止操作する停止スイッチ32、穀物
種類と乾燥が遅い、普通、早い等の乾燥種類とを設定す
る乾燥設定スイッチ35、仕上目標水分を設定する水分
設定スイッチ33、及び張込穀粒量を設定する張込量設
定スイッチ37を設け、検出穀粒水分と設定仕上目標水
分、及び該乾燥設定スイッチ35の操作によって乾燥終
了までの乾燥予定時間の演算と該表示部43への演算値
の表示とは穀粒水分検出の都度行う穀粒乾燥機におい
て、乾燥中に該水分設定スイッチ33の操作によって該
仕上目標水分が変更設定されたとき、又は該乾燥設定ス
イッチ35の操作によって該穀物種類、該乾燥種類が変
更設定されたときは、変更の都度乾燥終了までの該乾燥
予定時間演算のしなおし、及び該演算値の表示変更を行
うことを特徴とする穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示方式
の構成とする。
【0007】
【発明の作用】穀粒乾燥機で穀粒の乾燥作業を開始する
ときは、操作装置14の水分設定スイッチ33、張込量
設定スイッチ37及び乾燥設定スイッチ35等を操作し
て、各種項目を設定して、乾燥作業を開始する始動スイ
ッチ31を操作することにより、該乾燥機及び水分セン
サ2等が始動する。
【0008】前記乾燥機の穀粒貯留室7内へ収容された
穀粒は、この貯留室7から穀粒乾燥室8内を繰出し流下
しながら、乾燥風に晒されて乾燥されながら、この乾燥
中の穀粒の水分は、水分センサ2で検出されて表示部4
3へ表示され、又この検出穀粒水分と水分設定スイッチ
33の操作で設定された仕上目標水分及び乾燥設定スイ
ッチ35の操作で設定された穀物種類と乾燥種類とによ
って、乾燥予定時間(残時間)が演算され、この演算さ
れた乾燥予定時間(残時間)が該表示部43へ表示され
る。
【0009】この乾燥作業中に、水分設定スイッチ33
が操作されて、仕上目標水分が変更設定されたとき、又
は乾燥設定スイッチ35が操作されて、穀物種類と乾燥
種類とが変更設定されたときは、これら設定変更された
項目と、前回検出した穀粒水分とを基にして、乾燥予定
時間(残時間)が即時演算処理され、この演算された乾
燥予定時間(残時間)が該表示部43へ表示変更され
る。
【0010】
【発明の効果】この発明により、乾燥作業中に、仕上目
標水分、又は穀物種類及び乾燥種類等が設定変更された
ときは、乾燥予定時間(残時間)が即時演算されて、演
算値に表示変更されることにより、作業者は上記の各項
目を変更設定後にいち早く、乾燥予定時間(残時間)を
知ることができ、このために後作業の計画も容易にな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び乾燥用の乾燥
熱風が発生するバーナ3等を装着した状態を示すもので
ある。
【0012】前記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状
で機壁4上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移送
樋5及び天井板6を設け、この天井板6下側には穀粒を
貯留する穀粒貯留室7を形成している。穀粒乾燥室8,
8は、貯留室7下側において、左右両側の排風室9,9
と中央の送風室10との間に設け、これら乾燥室8,8
下部には、穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ11を夫
々回転自在に軸支している。
【0013】集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支
し、該各乾燥室8,8下側に設けて連通させている。前
記バーナ3は、バーナケース13に内装して設け、この
バーナケース13は、前側機壁4正面側において、送風
室10入口側に対応すべくこの前側機壁4外側面に着脱
自在に設け、又乾燥機1、水分センサ2及びバーナ3を
張込、乾燥及び排出の各作業別に始動及び停止操作する
操作装置14を該前側機壁4に着脱自在に設けている。
【0014】排風機15は、後側機壁4で、左右の排風
室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央後部側排
風胴17に設け、又この後側機壁4には、この排風機1
5を回転駆動する排風機モータ18を設けている。バル
ブモータ19は、繰出バルブ11,11を減速機構を介
して回転駆動させている。
【0015】燃料ポンプ20は、燃料バルブを有して、
バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブの開
閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内の燃
料を吸入して、バーナ3へ供給させている。送風機22
は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ23で変速
回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空気を該バ
ーナ3へこの送風機22で送風させている。
【0016】拡散盤24は、移送樋5底板の前後方向中
央部で、移送穀粒を貯留室7へ供給する供給口の下側に
設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させている。
昇穀機25は、前側機壁4外側部に設けられ、内部には
バケットコンベア26付ベルトを張設してなり、上端部
は、移送樋5始端部との間において投出筒27を設けて
連通させ、下端部は、集穀樋12終端部との間において
供給樋28を設けて連通させている。
【0017】昇穀機モータ29は、バケットコンベア2
6付ベルト、移送樋5内の移送螺旋、拡散盤24及び集
穀樋12内の移送螺旋等を回転駆動させている。前記水
分センサ2は、昇穀機25の上下方向ほぼ中央部に設
け、この水分センサ2は、操作装置14からの電気的測
定信号の発信により、水分モータ30が回転してこの水
分センサ2の各部が回転駆動され、バケットコンベア2
6で上部へ搬送中に落下する穀粒を受け、この穀粒を挟
圧粉砕しながら、この粉砕穀粒の水分を検出させてい
る。
【0018】前記操作装置14は、箱形状でこの箱体の
表面板には、乾燥機1、水分センサ2及びバーナ3等を
張込、乾燥及び排出の各作業別に始動操作する各始動ス
イッチ31、停止操作する停止スイッチ32、穀粒の仕
上目標水分を設定する水分設定スイッチ33、OFF
(切)及び各水分別の各表示ランプ34、該バーナ3か
ら発生する乾燥風温度を設定する穀物種類及び乾燥種類
を設定する乾燥設定スイッチ35、籾、小麦、裸麦、大
麦及びビール麦の種類別と、遅い、普通、早い及び手動
の種類別との各表示ランプ36、張込量設定スイッチ3
7、石数別の各表示ランプ38、水分補正スイッチ3
9、タイマ増・減スイッチ40,41、ブザー停止スイ
ッチ42、各種表示項目をデジタル表示する表示部43
及びモニタ表示ランプ44等を設けている。
【0019】制御装置45は、操作装置14内に設けら
れ、籾流れセンサ46の検出及びデジタルセンサ情報が
入力されるデジタル入力回路(A)47、各始動スイッ
チ31、停止スイッチ32、タイマ増・減スイッチ4
0,41、乾燥設定スイッチ35、張込量設定スイッチ
37、水分設定スイッチ33、ブザー停止スイッチ42
及び水分補正スイッチ39等の操作が入力されるデジタ
ル入力回路(B)48、アナログセンサ情報入力及び水
分センサ2の検出が入力されるアナログ入力回路49、
A−D変換回路50及びシリアルデータ送信回路51、
これら各回路47,48,50,51からの入力を算術
論理演算及び比較演算等を行う制御用マイクロコンピュ
ータ52及びメモリ53、この制御用マイクロコンピュ
ータ52からの指令で出力回路(A)54を経て排風機
モータ18、バルブモータ19、及び昇穀機モータ29
等を始動及び停止制御し、出力回路(B)55を経て燃
料バルブ、燃料ポンプ20及び送風機モータ23を始
動、停止及び調節制御し、出力回路(C)56を経て水
分モータ30を始動及び停止制御し、表示回路57を経
て表示部43へ各種項目を表示し、出力回路(D)58
を経てブザー59を作動制御し、シリアルデータ受信回
路60及び不揮発メモリ61等よりなる構成である。
【0020】以下、上記実施例の作用について説明す
る。操作装置14の各設定スイッチ33,35,37,
39,40及び41等を操作し、乾燥作業を開始する始
動スイッチ31を操作することにより、穀粒乾燥機1の
各部、バーナ3、水分センサ2等が始動し、該バーナ3
から乾燥風の熱風が発生し、この乾燥風は、送風室10
から各穀粒乾燥室8,8を通過して各排風室9,9及び
排風路室16を経て排風機15で吸引排風される。
【0021】穀粒貯留室7内へ収容された穀粒は、この
貯留室7から各乾燥室8,8内を流下中にこの乾燥風に
晒されて乾燥され、各繰出バルブ11,11で下部へと
繰出されて流下して集穀樋12から供給樋28を経て昇
穀機25内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケット
コンベア26で上部へ搬送されて投出筒27を経て移送
樋5内へ供給され、この移送樋5から拡散盤24上へ上
部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤24で該貯留
室7内へ均等に拡散還元されて循環乾燥される。
【0022】前記水分センサ2で検出される穀粒水分
が、水分設定スイッチ33を操作して設定した仕上目標
水分と同じ穀粒水分が検出されると、乾燥が終了したと
検出され、制御装置45で自動制御して乾燥機1が自動
停止され、穀粒の乾燥が停止される。上記の乾燥作業中
に、水分設定スイッチ33の操作で仕上目標水分が変更
設定されたとき、又は乾燥設定スイッチ35の操作で穀
物種類及び乾燥種類が変更設定されたときは、下記の如
く制御される。
【0023】乾燥作業を開始する始動スイッチ31がO
Nされたか検出され(ステップ101)、NOと検出さ
れるとステップ101へ戻り、YESと検出されると駆
動系の各モータ18,19,29,30の出力がONさ
れ(ステップ102)、燃焼系の燃料バルブ、燃料ポン
プ20及び送風機モータ23の出力がONされ(ステッ
プ103)、水分センサ2で穀粒水分が測定され(ステ
ップ104)、穀粒水分値が演算及びこの演算値が表示
部43へ表示され(ステップ105)、水分設定スイッ
チ33の操作で設定された設定仕上目標水分と乾燥設定
スイッチ35の操作で設定された乾燥種類の遅い、普通
及び早いかが判定され(ステップ106)、乾燥予定時
間(残時間)を演算及びこの演算値が該表示部43へ表
示され(ステップ107)、上記で設定した設定仕上目
標水分以下か検出され(ステップ108)、YESと検
出されると燃焼系の該燃料バルブ、該燃料ポンプ20及
び該送風機モータ23の出力がOFFされ(ステップ1
09)、駆動系の該各モータ18,19,29,30の
出力がOFFされる(ステップ110)。
【0024】ステップ108でNOと検出されると設定
仕上目標水分及び乾燥種類が判定され(ステップ11
1)、変更ありか検出され(ステップ112)、NOと
検出されると一定時間経過か検出され(ステップ11
3)、NOと検出されるとステップ111へ戻り、YE
Sと検出されるとステップ104へ戻る。ステップ11
2でYESと検出されると、即時前回検出して記憶され
た、この検出穀粒水分と設定仕上目標水分及び乾燥種類
とを基にして、乾燥予定時間(残時間)を演算及びこの
演算値が表示部43へ表示変更され(ステップ11
4)、ステップ113へ進む。又ステップ112でYE
Sと検出されると、水分センサ2を即時作動開始させ
て、穀粒水分を測定させて、穀粒水分値を演算させ、こ
の穀粒水分値と設定仕上目標水分及び乾燥種類とを基に
して、乾燥予定時間(残時間)を演算及びこの演算値が
該表示部43へ表示変更されるようにしてもよい。
【0025】図6は他の実施例を示す図であり、乾燥作
業中に、乾燥設定スイッチ35の操作で穀物種類が変更
設定されたときは、下記の如く制御される。乾燥作業を
開始する始動スイッチ31がONされたか検出され(ス
テップ201)、NOと検出されるとステップ201へ
戻り、YESと検出されると駆動系の各モータ18,1
9,29,30の出力がONされ(ステップ202)、
燃焼系の燃料バルブ、燃料ポンプ20及び送風機モータ
23の出力がONされ(ステップ203)、水分センサ
2で穀粒水分初期測定され(ステップ204)、穀粒水
分値が演算及びこの演算値が表示部43へ表示され(ス
テップ205)、乾燥設定スイッチ35の操作で設定さ
れた穀物種類が判定され(ステップ206)、変更あり
か検出され(ステップ207)、YESと検出されると
穀粒水分表示値がクリアされ(ステップ208)、内部
に記憶された穀粒水分データがクリアされ(ステップ2
09)、ステップ204へ戻る。
【0026】ステップ207でNOと検出されると所定
のN回検出終了か検出され(ステップ210)、NOと
検出されるとステップ204へ戻り、YESと検出され
ると一定時間経過か検出され(ステップ211)、NO
と検出されるとステップ211へ戻り、YESと検出さ
れると穀粒水分測定され(ステップ212)、穀粒水分
値演算及びこの演算値が表示部43へ表示され(ステッ
プ213)、穀物種類が判定され(ステップ214)、
変更ありか検出され(ステップ215)、YESと検出
されるとステップ208へ戻り、NOと検出されると設
定仕上目標水分以下か検出され(ステップ216)、N
Oと検出されるとステップ211へ戻り、YESと検出
されると燃焼系の燃料バルブ、燃料ポンプ20及び送風
機モータ23の出力がOFFされ(ステップ217)、
駆動系の各モータ18,19,29,30の出力がOF
Fされる(ステップ218)。
【0027】図7は他の実施例を示す図であり、乾燥設
定スイッチ35の操作で乾燥種類は、手動が設定され、
この手動が設定されると乾燥風の温度は、設定して記憶
させた一定温度に設定されて、この一定温度の乾燥風で
穀粒は乾燥される(定温乾燥)構成であり、この乾燥モ
ードのときは、乾燥予定時間(残時間)の演算は行われ
ない構成であり、又タイマ増・減スイッチ40,41が
操作されないときは、乾燥予定時間(残時間)の演算は
行われない構成である。水分設定スイッチ33の操作で
OFFが設定され、該タイマ増・減スイッチ40,41
が操作されないときは、制御用マイクロコンピュータ5
2へ設定して記憶させた所定時間が、表示部43へ表示
され、この所定時間の時間経過と共に、減算値が乾燥予
定時間(残時間)として該表示部43へ表示される構成
である。尚この設定記憶の所定時間は、該タイマ増・減
スイッチ40,41の操作で変更設定できる構成として
いる。
【0028】前記水分設定スイッチ33の操作でOFF
設定は、設定仕上目標水分の近傍で停止して、追乾燥で
設定仕上目標水分に乾燥させるときに、使用されること
が多いが、下記の如く制御される。乾燥作業を開始する
始動スイッチ31がONされたか検出され(ステップ3
01)、NOと検出されるとステップ301へ戻り、Y
ESと検出されると駆動系の各モータ18,29,2
9,30の出力がONされ(ステップ302)、燃焼系
の燃料バルブ、燃料ポンプ20及び送風機モータ23の
出力がONされ(ステップ303)、水分センサ2で穀
粒水分測定され(ステップ304)、穀粒水分値が演算
及びこの演算値が表示部43へ表示され(ステップ30
5)、乾燥設定スイッチ35の操作で設定された乾燥種
類の遅い、普通、早い及び手動かが判定され(ステップ
306)、手動が設定されたか検出され(ステップ30
7)、NOと検出されると設定仕上目標水分が判定され
(ステップ308)、乾燥予定時間が演算及びこの演算
値が該表示部43へ表示される(ステップ309)。
【0029】ステップ307でYESと検出されると設
定仕上目標水分が判定され(ステップ310)、水分設
定スイッチ33の操作がOFF(切)か検出され(ステ
ップ311)、NOと検出されると乾燥風温度及び検出
穀粒水分が交互に表示部43へ表示される(ステップ3
12)。ステップ311でYESと検出されると乾燥予
定時間として設定して記憶させた一定時間がセットされ
(ステップ313)、乾燥時間が減算処理され(ステッ
プ314)、乾燥予定時間(残時間)が表示部43へ表
示され(ステップ315)、乾燥予定時間(残時間)=
0か検出され(ステップ316)、NOと検出されると
ステップ314へ戻り、YESと検出されると燃焼系の
燃料バルブ、燃料ポンプ20及び送風機モータ23の出
力がOFFされ(ステップ317)、駆動系の各モータ
18,19,29,30の出力がOFFされる(ステッ
プ318)。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】フローチャート
【図2】ブロック図
【図3】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図
【図4】図3のA−A拡大断面図
【図5】操作装置の一部破断せる正面図
【図6】他の実施例を示す図で、フローチャート
【図7】他の実施例を示す図で、フローチャート
【符号の説明】
2 水分センサ 7 穀粒貯留室 8 穀粒乾燥室 14 操作装置 31 各始動スイッチ 32 停止スイッチ 33 水分設定スイッチ 35 乾燥設定スイッチ 37 張込量設定スイッチ 43 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の穀粒貯留室7から下部の穀粒乾燥
    室8へ穀粒を繰出し流下させながら、乾燥風に晒して乾
    燥すべく設け、穀粒の水分を検出する水分センサ2を設
    けると共に、運転操作する操作装置14を設け、該操作
    装置14の表面部には乾燥風温度、穀粒水分及び乾燥予
    定時間等を表示しうる表示部43、張込、乾燥、排出の
    各作業を開始操作する各始動スイッチ31、停止操作す
    る停止スイッチ32、穀物種類と乾燥が遅い、普通、早
    い等の乾燥種類とを設定する乾燥設定スイッチ35、仕
    上目標水分を設定する水分設定スイッチ33、及び張込
    穀粒量を設定する張込量設定スイッチ37を設け、検出
    穀粒水分と設定仕上目標水分、及び該乾燥設定スイッチ
    35の操作によって乾燥終了までの乾燥予定時間の演算
    と該表示部43への演算値の表示とは穀粒水分検出の都
    度行う穀粒乾燥機において、乾燥中に該水分設定スイッ
    チ33の操作によって該仕上目標水分が変更設定された
    とき、又は該乾燥設定スイッチ35の操作によって該穀
    物種類、該乾燥種類が変更設定されたときは、変更の都
    度乾燥終了までの該乾燥予定時間演算のしなおし、及び
    該演算値の表示変更を行うことを特徴とする穀粒乾燥機
    の乾燥予定時間表示方式。
JP16215793A 1993-06-30 1993-06-30 穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示装置 Expired - Fee Related JP3526465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16215793A JP3526465B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16215793A JP3526465B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0719749A true JPH0719749A (ja) 1995-01-20
JP3526465B2 JP3526465B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=15749121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16215793A Expired - Fee Related JP3526465B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3526465B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002107A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Iseki & Co Ltd 穀物乾燥機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002107A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Iseki & Co Ltd 穀物乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3526465B2 (ja) 2004-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0719749A (ja) 穀粒乾燥機の乾燥予定時間表示方式
JPH06273048A (ja) 穀粒乾燥機の運転表示方式
JPH0712463A (ja) 穀粒乾燥機の水分センサ異常発生時運転処理方式
JP3577726B2 (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH06273039A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御方式
JPH07103656A (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH07239181A (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH05322444A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御方式
JPH0814754A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥時間設定装置
JPH0658667A (ja) 穀粒乾燥機の運転制御方式
JPH0814744A (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH05256577A (ja) 穀粒乾燥機等の表示方式
JP2973537B2 (ja) 穀粒乾燥機等の燃料供給制御方式
JPH06147757A (ja) 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示方式
JPH0861851A (ja) 穀粒乾燥機の乾燥制御装置
JPH05196362A (ja) 穀粒乾燥機等の運転操作装置
JPH07159038A (ja) 穀粒乾燥機の運転操作装置
JPH0658668A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥制御方式
JPH0642872A (ja) 穀粒乾燥機の張込穀粒量表示ランプ点灯方式
JPH0694364A (ja) 穀粒乾燥機の乾燥停止方式
JPH06101970A (ja) 農作業機械等の異常検出表示方式
JPH07294127A (ja) 穀粒乾燥機の乾燥制御装置
JPH07146068A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒乾燥運転装置
JPH07146071A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒水分検出制御装置
JPH07180966A (ja) 穀粒乾燥機の穀粒水分検出制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees