JPH07159038A - 穀粒乾燥機の運転操作装置 - Google Patents

穀粒乾燥機の運転操作装置

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JPH07159038A
JPH07159038A JP31000493A JP31000493A JPH07159038A JP H07159038 A JPH07159038 A JP H07159038A JP 31000493 A JP31000493 A JP 31000493A JP 31000493 A JP31000493 A JP 31000493A JP H07159038 A JPH07159038 A JP H07159038A
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JP
Japan
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grain
drying
hot air
drying operation
setting means
Prior art date
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Application number
JP31000493A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagai
永井  隆
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱風乾燥運転と通風乾燥運転のときに、タイマ
増・減設定手段の操作の受け付けを区分して、操作の容
易化を図ろうとするものである。 【構成】熱風乾燥運転のときは、乾燥作業を開始操作す
る始動手段31bの操作後でないと、タイマ増・減設定
手段40a,40bの操作を受け付けない。又通風乾燥
運転のときは、該始動手段31bの操作の前後いずれの
ときでも、該タイマ増・減設定手段40a,40bの操
作を受け付ける構成である。 【効果】通風乾燥運転のように、穀粒の仕上目標水分に
関係ないときと、又熱風乾燥運転のように、あるときと
では、タイマ増・減設定手段の操作の受け付けを区分し
たことにより、これらタイマ増・減設定手段の操作が簡
単になり、又正確な穀粒水分を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の運転操
作装置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】穀粒
乾燥機の穀粒貯留室内へ収容された穀粒を、バ−ナから
の乾燥熱風で熱風乾燥運転を行なうときは、操作装置の
穀物種類を設定する穀物種類設定手段、仕上目標水分を
設定する水分設定手段、張込穀粒量と通風乾燥との両項
目を設定する張込量設定手段を操作して各種項目を設定
し、乾燥作業を開始する始動手段を操作することによ
り、該乾燥機の各部が始動し、又該バ−ナから乾燥熱風
が発生して、熱風乾燥運転が開始される。
【0003】又熱風乾燥運転が開始されると、タイマ増
・減設定手段を操作して、熱風乾燥運転の所定運転時間
を設定する。前記貯留室内の穀粒は、この貯留室から穀
粒乾燥室へ繰出し流下して循環しながら、バ−ナからの
乾燥熱風が該乾燥室を通過することにより、この乾燥熱
風に晒されて熱風乾燥される。タイマ増・減設定手段の
操作で設定した所定の熱風乾燥運転時間の経過か、又は
仕上目標水分と同じか以下の穀粒水分を水分センサが検
出するか、いずれか早く到達した方で、該乾燥機が停止
制御され、穀粒の熱風乾燥が停止される。
【0004】又熱風乾燥運転でなく、穀粒が高水分であ
り、又水分ばらつきが大きいときで、外気風による通風
乾燥運転を行うときは、操作装置の張込量設定手段を操
作して通風乾燥運転を設定し、又乾燥作業を開始する始
動手段を操作することにより、乾燥機の各部が始動し、
通風乾燥運転が開始される。前記タイマ増・減設定手段
を操作して、通風乾燥運転する所定時間を設定する。
【0005】前記貯留室内の穀粒は、この貯留室から乾
燥室へ繰出し流下して循環しながら、外気風が該乾燥室
を通過することにより、この外気風に晒されて通風乾燥
され、タイマ増・減設定手段の操作で設定した所定の通
風乾燥時間が経過すると、該乾燥機が停止制御され、穀
粒の通風乾燥が停止される。上記の熱風乾燥運転と通風
乾燥運転のそれぞれの場合において、タイマ増・減設定
手段の操作の受け付けを区分することにより、通風乾燥
運転のときは、該タイマ増・減設定手段を使い易くし、
又熱風乾燥運転のときは、該タイマ増・減設定手段を使
いにくくして、乾燥予定時間の算出や穀粒水分による停
止を優先させようとするものであり、又仕上目標水分に
関係のない通風乾燥運転のときは、該タイマ増・減設定
手段の操作の受け付けを、始動手段の操作に関係なくし
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室7から下部の穀粒乾燥室8へ穀粒を繰出し流下さ
せて循環させながら、バ−ナ3からの乾燥熱風を該乾燥
室8へ通風して熱風乾燥、又は該熱風乾燥を停止して外
気風を通風して通風乾燥すべく設けると共に、運転操作
する操作装置14を設け、該操作装置14の表面部には
乾燥熱風温度、穀粒水分、及び残時間等を表示しうる表
示部43、張込、乾燥、及び排出の各作業を開始操作す
る各始動手段31a,31b,31c、停止操作する停
止手段32、穀物種類を設定する穀物種類設定手段3
5、仕上目標水分を設定する水分設定手段33、張込穀
粒量と該通風乾燥との両項目を設定する張込量設定手段
37、及び各種作業時間を設定するタイマ増・減設定手
段40a,40bを設けた穀粒乾燥機において、該熱風
乾燥運転については、該熱風乾燥運転開始操作する該始
動手段31b操作後の該熱風乾燥運転開始後に該タイマ
増・減設定手段40a,40bの操作の入力を受けつ
け、又通風乾燥運転については、該通風乾燥運転開始操
作する該始動手段31b操作の前後いずれのときでも該
タイマ増・減設定手段40a,40bの操作の入力を受
けつける運転制御装置45を設けたことを特徴とする穀
粒乾燥機の運転操作装置の構成とする。
【0007】
【発明の作用、及び効果】穀粒乾燥機の穀粒貯留室7内
へ収容された穀粒を、バ−ナ3からの乾燥熱風で熱風乾
燥運転を行うときは、操作装置14の穀物種類を設定す
る穀物種類設定手段35、仕上目標水分を設定する水分
設定手段33、張込穀粒量と通風乾燥との両項目を設定
する張込量設定手段37を操作して各種項目を設定し、
乾燥作業を開始する始動手段31bを操作することによ
り、該乾燥機の各部が始動し、又該バ−ナ3から乾燥熱
風が発生して、熱風乾燥運転が開始される。
【0008】又熱風乾燥運転が開始されると、タイマ増
・減設定手段40a,40bを操作して、熱風乾燥運転
の所定運転時間を設定する。前記貯留室7内の穀粒は、
この貯留室7から穀粒乾燥室8へ繰出し流下して循環し
ながら、バ−ナ3からの乾燥熱風が該乾燥室8を通過す
ることにより、この乾燥熱風に晒されて熱風乾燥され
る。タイマ増・減設定手段40a,40bの操作で設定
した所定の熱風乾燥運転時間の経過か、又は仕上目標水
分と同じか以下の穀粒水分を水分センサが検出するか、
いずれか早く到達した方で、該乾燥機が運転制御装置4
5で自動停止制御され、穀粒の熱風乾燥が停止される。
【0009】熱風乾燥運転でなく、穀粒が高水分であ
り、又水分ばらつきが大きいときで、外気風による通風
乾燥運転を行うときは、操作装置14の張込量設定手段
37を操作して通風乾燥運転を設定し、又タイマ増・減
設定手段40a,40bを操作して、通風乾燥運転の所
定運転時間を設定する。尚これらタイマ増・減設定手段
40a,40bの操作は、次操作工程である乾燥作業を
開始する始動手段31bの操作後に操作してもよい。乾
燥作業を開始する該始動手段31bを操作することによ
り、乾燥機の各部が始動し、通風乾燥運転が開始され
る。
【0010】前記貯留室7内の穀粒は、この貯留室7か
ら乾燥室8へ繰出し流下して循環しながら、外気風が該
乾燥室8を通過することにより、この外気風に晒されて
通風乾燥され、タイマ増・減設定手段40a,40bの
操作で設定した所定の通風乾燥時間が経過すると、該乾
燥機が運転制御装置45で自動停止制御され、穀粒の通
風乾燥が停止される。
【0011】上記により、前記タイマ増・減設定手段4
0a,40bの操作区分は、熱風乾燥運転のときは、乾
燥を開始する始動手段31bの操作後でないと受け付け
ないことにより、乾燥予定時間の算出や穀粒水分による
停止が優先されることにより、正確な仕上目標水分を得
ることができる。又通風乾燥運転のときは、乾燥を開始
する該始動手段31bの操作の前後いずれでも受け付け
ることにより、操作が簡単で容易になった。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2及び熱風が発生す
るバ−ナ3等を装着した状態を示すものである。前記乾
燥機1は、前後方向に長い長方形状で機壁4上部には、
移送螺旋を回転自在に内装した移送樋5及び天井板6を
設け、この天井板6下側には穀粒を貯留する穀粒貯留室
7を形成している。
【0013】穀粒乾燥室8,8は、貯留室7下側におい
て、左右両側の排風室9,9と中央の送風室10との間
に設け、これら乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し流
下させる繰出バルブ11を夫々回転自在に軸支してい
る。集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支し、各乾
燥室8,8下側に設けて連通させている。
【0014】前記バ−ナ3は、バ−ナケ−ス13に内装
して設け、このバ−ナケ−ス13は、前側機壁4正面側
において、送風室10入口側に対応すべくこの前側機壁
4外側面に着脱自在に設け、又乾燥機1、水分センサ2
及び該バ−ナ3等を張込、乾燥及び排出の各作業別に始
動及び停止操作する操作装置14は、該前側機壁4外側
面に着脱自在に設けている。
【0015】排風機15は、後側機壁4で、左右の排風
室9,9に連通すべく設けた排風路室16中央後部側排
風胴17に設け、又この後側壁4には、この排風機15
を回転駆動する排風機モ−タ18を設けている。バルブ
モ−タ19は、繰出バルブ11,11を減速機構を介し
て回転駆動させている。
【0016】燃料ポンプ20は、燃料バルブを有して、
バ−ナケ−ス13下板外側に設け、この燃料バルブの開
閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内の燃
料を吸入して、バ−ナ3へ供給させている。送風機22
は、上板外側に設け、変速用の送風機モ−タ23で変速
回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空気を該バ
−ナ3へこの送風機22で送風させている。該バ−ナ3
から発生する熱風と該バ−ナケ−ス13内を通過する外
気風とが混合して乾燥熱風になる構成である。
【0017】拡散盤24は、移送樋5底板の前後方向中
央部で、移送穀粒を貯留室7へ供給する供給口の下側に
設け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させている。
昇穀機25は、前側機壁4外側部に設けられ、内部には
バケットコンベア26付ベルトを張設してなり、上端部
は、移送樋5始端部との間において投出筒27を設けて
連通させて、下端部は、集穀樋12終端部との間におい
て供給樋28を設けて連通させている。
【0018】昇穀機モ−タ29は、バケットコンベア2
6付ベルト、移送樋5内の移送螺旋、拡散盤24及び集
穀樋12内の移送螺旋等を回転駆動させている。前記水
分センサ2は、昇穀機25の上下方向ほぼ中央部に設
け、この水分センサ2は、操作装置14からの電気的測
定信号の発信により、水分モ−タ30が回転してこの水
分センサ2の各部が回転駆動され、前記バケットコンベ
ア26で上部へ搬送中に落下する穀粒を受け、この穀粒
を挾圧粉砕しながら、この粉砕穀粒の水分を検出させて
いる。
【0019】前記操作装置14は、箱型状でこの箱体の
表面板には、乾燥機1、水分センサ2及びバ−ナ3等を
張込、乾燥及び排出の各作業別に始動操作する押ボタン
方式のON−OFFスイッチの各始動手段31a,31
b,31c、停止操作する停止手段32、穀粒の仕上目
標水分を設定する水分設定手段33、水分別の各表示ラ
ンプ34、該バ−ナ3から発生する熱風温度を設定する
穀物種類設定手段35、穀物種類別の各表示ランプ3
6、張込穀粒量及び通風乾燥との両者を設定する張込量
設定手段37、石数別及び通風の各表示ランプ38、穀
粒水分値を補正する水分補正手段39、タイマの設定時
間を増、又は減させるタイマ増・減設定手段40a,4
0b、ブザ−停止手段42、各種表示項目をデジタル表
示する表示部43及びモニタ表示ランプ44等を設けて
いる。
【0020】運転制御装置45は、操作装置14内に設
けられ、籾流センサ46の検出、デジタルセンサ情報の
入力及び各設定手段31a,31b,31c,32,3
3,35,37,39,40a,40b,42の操作が
入力されるデジタル入力回路(A)47、水分センサ
2、熱風温センサ48が検出する検出値及びアナログセ
ンサ情報が入力されるアナログ入力回路49、A−D変
換回路50、シリアルデ−タ受信回路51,メモリクリ
ア52が入力されるデジタル入力回路(B)53、これ
ら各回路47,49,50,51,53からの入力を算
術論理演算及び比較演算等を行う乾燥機制御用マイコン
54及びメモリ55、この乾燥機制御用マイコン54か
らの指令で出力回路(A)56を経て排風機モ−タ1
8、バルブモ−タ19及び昇穀機モ−タ29を始動及び
停止制御し、出力回路(B)57を経て燃料バルブ、燃
料ポンプ20及び送風機モ−タ23を始動、停止及び調
節制御し、出力回路(C)58を経て水分モ−タ30を
始動及び停止制御し、表示回路59を経て表示部43へ
各種項目を表示し、出力回路(D)60を経てブザ−6
1を作動制御し、シリアルデ−タ送信回路62及び不揮
発メモリ63等よりなる構成としている。
【0021】前記運転制御装置45は、熱風乾燥運転の
ときは、タイマ増・減設定手段40a,40bの操作の
入力の受け付けは、乾燥作業を開始操作する始動手段3
1bが操作されて、この操作が入力された後でないと受
け付けない構成であり、又通風乾燥運転を選定したとき
は、該タイマ増・減設定手段40a,40bの操作の入
力の受け付けは、乾燥作業を開始操作する該始動手段3
1bの操作の前段及び後段いずれでも受け付ける構成と
している。
【0022】以下、上記実施例の作用について説明す
る。穀粒乾燥機1の穀粒貯留室7内へ収容された穀粒が
高水分であったり、又水分ばらつきが大きく通風乾燥運
転を行うときは、通風乾燥運転がスタ−トされ(ステッ
プ101)、タイマ増・減設定手段40a,40bが操
作されてONか検出され(ステップ102)、NOと検
出されるとステップ102へ戻る。YESと検出される
と張込穀粒量が設定されているか判定され(ステップ1
03)、張込量設定手段37が操作されて通風乾燥運転
が設定されたか検出され(ステップ104)、YESと
検出されると通風乾燥運転時間がセットされ(ステップ
105)、乾燥作業を開始する始動手段31bが操作さ
れてONか検出され(ステップ106)、ステップ10
4でNOと検出されるとステップ106へ進む。ステッ
プ106でNOと検出されるとステップ102へ戻る。
YES検出されると張込穀粒量が設定されているか判定
され(ステップ107)、該張込量設定手段37が操作
されて通風乾燥運転が設定されたか検出され(ステップ
108)、NOと検出されると通風乾燥運転時間がクリ
アされ(ステップ109)、該タイマ増・減設定手段4
0a,40bが操作されてONか検出され(ステップ1
10)、ステップ108でYESと検出されるとステッ
プ110へ進む。ステップ110でYESと検出される
と通風乾燥運転時間がセットされ(ステップ111)、
該乾燥機1が始動されて、穀粒は該貯留室7から穀粒乾
燥室8,8内を繰出バルブ11,11の回転駆動で繰出
し流下されて、集穀樋12内へ供給され、この集穀樋1
2から供給樋28を経て昇穀機25内へ下部の移送螺旋
で移送供給され、バケットコンベア26で上部へ搬送さ
れ、投出筒27から移送樋5を経て拡散盤24上へ上部
の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤24で該貯留室
7内へ均等に拡散循環され、この循環中は、バ−ナケ−
ス13内を通過する外気風は、このバ−ナケ−ス13内
から送風室10、該乾燥室8,8を通過して、排風室
9,9から排風路室16を経て排風機15で吸引排風さ
れることにより、この外気風に晒されて通風乾燥される
通風乾燥運転が、セットされた通風乾燥運転時間は、運
転制御装置45で制御されて通風乾燥される。上記がR
ETされる(ステップ112)。ステップ110でON
と検出されるとステップ112へ進む。
【0023】尚タイマ増・減設定手段40a,40bの
操作は、乾燥作業を開始する始動手段31bの操作の前
段で操作してもよい。熱風乾燥運転を行なうときは、操
作装置14の各設定手段33,35,37を各表示ラン
プ34,36,38の所定の表示位置に合せて操作して
各種項目を設定し、乾燥作業を開始する始動手段31b
を操作後に、タイマ増・減設定手段40a,40bを操
作し、穀粒乾燥機1が始動し、バ−ナ3から熱風が発生
し、この熱風と外気風とが混合した乾燥熱風は、送風室
10から各穀粒乾燥室8,8を通過して、各排風室9,
9及び排風路室16を経て排風機15で吸引排風され
る。
【0024】前記貯留室7内へ収容された穀粒は、この
貯留室7から各乾燥室8,8内を流下中に、乾燥熱風に
晒されて乾燥され、各繰出バルブ11,11で繰出され
て流下して、集穀樋12から供給樋28を経て昇穀機2
5内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケットコンベ
ア26で上部へ搬送され、投出筒27から移送樋5を経
て拡散盤24上へ上部の移送螺旋で移送供給され、この
拡散盤24で該貯留室7内へ均等に拡散還元されて循環
乾燥される。
【0025】水分センサ2が、水分設定手段33の操作
で設定した仕上目標水分と同じか、又は以下の穀粒水分
を検出するか、又はタイマ増・減設定手段40a,40
bの操作で設定した熱風乾燥運転時間の経過か、いずれ
か早く到達した方で、乾燥が終了したとして、運転制御
装置45で自動制御して乾燥機1が自動停止され、穀粒
の乾燥が停止される。
【0026】図6は、他の実施例を示すフロ−チャ−ト
であり、このフロ−チャ−トの如く、タイマ増・減設定
手段40a,40bの操作による乾燥制御の作用は、下
記の如く行われる。乾燥機1の貯留室7内へ収容した穀
粒の乾燥作業が開始され(ステップ201)、該タイマ
増・減設定手段40a,40bが操作されてONか検出
され(ステップ202)、NOと検出されるとステップ
202へ戻る。YESと検出されるとタイマ(図示せ
ず)が停止中であるか検出され(ステップ203)、Y
ESと検出されると該タイマ増・減設定手段40a,4
0bの操作で設定された時間は、休止時間としてセット
され(ステップ204)、該タイマに設定された時間は
減算処理され(ステップ205)、該タイマへの設定時
間が0か検出され(ステップ206)、NOと検出され
るとステップ205へ戻る。YESと検出されると駆動
系の各モ−タ18,19,29,30の出力がONされ
(ステップ207)、燃焼系の燃料バルブ、燃料ポンプ
20及び送風機モ−タ23の出力がONされ(ステップ
208)、水分センサ2で穀粒水分が測定され(ステッ
プ209)、測定水分が仕上目標水分以下か検出され
(ステップ210)、NOと検出されるとステップ20
9へ戻る。YESと検出されると燃焼系の該燃料バル
ブ、該燃料ポンプ20及び該送風機モ−タ23の出力が
OFFされ(ステップ211)、駆動系の該各モ−タ1
8,19,29,30の出力がOFFされる(ステップ
212)。上記がRETされる(ステップ213)。ス
テップ203でNOと検出されるとステップ213へ進
む。
【0027】上記によって、設定手段の個数等を増加さ
せないで、タイマ予約の乾燥が可能となるため、夜間は
休止させて、翌朝に乾燥運転を自動で行うような乾燥パ
タ−ンが実現できて、これによって乾燥作業開始の操作
が簡単で容易になる構成としている。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】フロ−チャ−ト
【図2】ブロック図
【図3】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図
【図4】図3のA−A拡大断面図
【図5】操作装置の一部破断せる拡大正面図
【図6】他の実施例を示す図で、フロ−チャ−ト
【符号の説明】
3 バ−ナ 7 穀粒貯留室 8 穀粒貯留室 14 操作装置 31a 始動手段 31b 始動手段 31c 始動手段 32 停止手段 33 水分設定手段 35 穀物種類設定手段 37 張込量設定手段 40a タイマ増設定手段 40b タイマ減設定手段 43 表示部 45 運転制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の穀粒貯留室7から下部の穀粒乾燥
    室8へ穀粒を繰出し流下させて循環させながら、バ−ナ
    3からの乾燥熱風を該乾燥室8へ通風して熱風乾燥、又
    は該熱風乾燥を停止して外気風を通風して通風乾燥すべ
    く設けると共に、運転操作する操作装置14を設け、該
    操作装置14の表面部には乾燥熱風温度、穀粒水分、及
    び残時間等を表示しうる表示部43、張込、乾燥、及び
    排出の各作業を開始操作する各始動手段31a,31
    b,31c、停止操作する停止手段32、穀物種類を設
    定する穀物種類設定手段35、仕上目標水分を設定する
    水分設定手段33、張込穀粒量と該通風乾燥との両項目
    を設定する張込量設定手段37、及び各種作業時間を設
    定するタイマ増・減設定手段40a,40bを設けた穀
    粒乾燥機において、該熱風乾燥運転については、該熱風
    乾燥運転開始操作する該始動手段31b操作後の該熱風
    乾燥運転開始後に該タイマ増・減設定手段40a,40
    bの操作の入力を受けつけ、又通風乾燥運転について
    は、該通風乾燥運転開始操作する該始動手段31b操作
    の前後いずれのときでも該タイマ増・減設定手段40
    a,40bの操作の入力を受けつける運転制御装置45
    を設けたことを特徴とする穀粒乾燥機の運転操作装置。
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