JPH0618207Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH0618207Y2
JPH0618207Y2 JP1987033633U JP3363387U JPH0618207Y2 JP H0618207 Y2 JPH0618207 Y2 JP H0618207Y2 JP 1987033633 U JP1987033633 U JP 1987033633U JP 3363387 U JP3363387 U JP 3363387U JP H0618207 Y2 JPH0618207 Y2 JP H0618207Y2
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JP
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power supply
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electrical equipment
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frequency control
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幸一 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、インバータ電源からの周波数制御された電力
にて動作制御される能力可変形の圧縮機を有した冷凍装
置の電装箱に関する。
従来の技術 従来冷凍装置における電装箱には、冷凍装置の運転制御
のために適所に配設された電気機械部品との接続をはか
る接続線が導入され、かつ電装箱内には、種々の回路基
板や操作基板及び表示基板等が配設される。その一例と
して、実開昭60−116191号公報には、冷凍装置
の下部に設けた機械室内に電装箱を配設するものが開示
されている。そしてこの電装箱は、隣接する2面を開口
した本体と、一方の開口に差し込まれ他方の開口を開閉
自在に閉塞する閉塞部材とから成るもので、電装部品を
収納するとともに、電装部品から外部へ伸びた配線を撓
まないように結束させるものであった。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあっては、電装箱内に種々の電装部品
が配設され、これらから伸びた配線を外部へ導入し、撓
まないように結束させることはできるものの、発熱の顕
著な部品に対する放熱・冷却の面で何ら工夫がなされて
おらず、昨今、普及がめざましい圧縮機のインバータ制
御を行なうためのインバータ電源部や周波数制御部を有
した冷凍装置に採用させるにあっては、インバータ電源
部の発熱が顕著なことと、スイッチング素子のスイッチ
ングに伴ない発生するスイッチングノイズが周波数制御
部に対して悪影響を及ぼし誤動作を起こすことがあると
いう問題があり不向きであった。
このため本考案は、第1の電装箱と第2の電装箱を設
け、第2の電装箱を2つに分離させ、発熱の顕著な部品
の搭載を可能ならしめる一方、遠隔操作に適した冷凍装
置を提供するものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案の冷凍装置は、庫内温度の変化に基づいて増減す
る周波数信号を出力する周波数制御部と、該周波数制御
部からの周波数信号を入力して圧縮機へ供給する電力を
増減させるインバータ回路とを備えた冷凍装置におい
て、前記インバータ回路を含むインバータ電源部を内蔵
し冷凍装置の室外ユニットに配設され放熱性の良好な金
属製の第1の電装箱と、前記インバータ電源部の駆動を
制御する前記周波数制御部を備えた電装部品及び操作部
を内蔵し前記第1の電装箱と別体で形成され遠隔操作可
能な第2の電装箱とを備え、第2の電装箱は、一面開口
せる本体と、前記開口を開閉自在に閉塞する扉体とから
成り、本体は、磁性金属材料により発熱の顕著な部品を
収納する電源基板室と他の回路基板を収納する制御基板
室と他の回路基板を収納する制御基板室とに分割され、
電源基板室に面した本体側壁に多数の孔が形成されるも
のである。
作用 インバータ電源部を内蔵する第1の電装箱(21)と、周波
数制御部を収納する第2の電装箱(22)とを離間して配設
させ両箱(21)(22)間の熱の授受をなくしている。また、
第2の電装箱(22)内を発熱の顕著な部品の多い電源基板
室(43)と、その他の基板を納める制御基板室(44)とに分
割し、この分割板(42)として磁性金属材料を使用して、
両室(43)(44)間の電磁遮蔽を行ない、熱伝達がないよう
にしている。さらに、本体側壁の多数の孔である排気孔
(48)及び吸気孔により電源基板室(43)への空気
の出入りを促進している。
実施例 以下本考案の実施例について第1図〜第6図を参照して
説明する。
(1)はプレハブ低温庫で、その一壁例えば一側壁には冷
凍装置(2)が設けられている。この冷凍装置(2)は庫外ユ
ニット(3)と庫内ユニット(4)とからなり、庫外ユニット
(3)は仕切板(5)により上部と下部に区画され、上部に熱
交換室(6)、下部に機械室(7)を形成している。熱交換室
(6)には、冷凍サイクルの一部を構成しフィンを共通使
用する第1、第2凝縮器(8)(9)と、軸流型の凝縮器用送
風機(図示せず)等が配設されている。また、機械室
(7)には、冷凍サイクルの一部を構成する第1、第2圧
縮機(10)(11)が配設されている。一方、庫内ユニット
(4)には、冷凍サイクルの一部を構成する第1、第2蒸
発器(12)(13)及び第1蒸発器用送風機(14)、第2蒸発器
用送風機(15)が配設されており、夫々の送風機の運転に
より、矢印で示したように庫内ユニット(4)及び庫外ユ
ニット(3)に空気流が形成される。例えば凝縮器用送風
機の運転により、空気取入口(16)からプレハブ低温庫
(1)外の空気が庫外ユニット(3)内に取り入れられ、第
1、第2凝縮器(8)(9)で熱交換されて、排気口(17)より
排出される。(18)はドレンパン、(19)はドレンパイプで
ある。
本考案の冷凍装置(2)は、2系統の冷凍サイクルを持つ
ものとして説明を続けるが、圧縮機として能力可変型圧
縮機を採用し、この駆動のためにインバータ電源部並び
に周波数制御部が必要である。尚、インバータ電源部に
は複数のスイッチング素子例えばスイッチングトランジ
スタを使用したインバータ回路が含まれている。
(21)は冷凍装置(2)の庫外ユニット(3)適所例えば一側面
側に設けられ放熱性に優れた金属で形成された第1の電
装箱であり、スイッチング素子のスイッチング動作等に
て発熱の顕著なインバータ電源部を内蔵している。(22)
は第1の電装箱(21)とシールド線等の接続線(23)で連結
され、遠隔操作を可能とするコントロールボックスとし
ての機能を有した第2の電装箱である。第2の電装箱(2
2)には周波数制御部を含む種々の回路基板並びに操作部
及び配電線等が整然と配置される。この第2の電装箱(2
2)の構成について以下説明する。
第2の電装箱(22)は、一面を開口せる箱型の本体(24)
と、本体(24)の開口を開閉自在に閉塞せる2枚の扉体、
即ち例えば上扉(25)と下扉(26)とから構成されている。
そして、上扉(25)には冷凍装置(2)の動作・運転状態を
表示するための表示部(27)と、この表示部(27)の表示状
態を切り換える切換スイッチ(28)や強制霜取スイッチ(2
9)等表示に関する操作部(30)とを表面側に設けるととも
に、裏面側に複数の表示ランプ等の表示素子を搭載した
表示基板(31)を表示部(27)に対応させて取り付けてい
る。また上扉(25)は本体(24)における左右の基板室(43)
(44)に対応した部分を閉塞する。一方、下扉(26)は本体
(24)における配線室(41)に対応した部分を閉塞してい
る。
他方、本体(24)は内部を種々の回路基板が配設される基
板室と第1の電装箱(21)への接続線(23)が接続分岐する
配線室(41)とに区画している。そして基板室は、磁性金
属材料例えば電気亜鉛メッキ鋼板にて形成した分割板(4
2)により、電源基板室(43)と制御基板室(44)とに分割さ
れている。電源基板室(43)には、電源トランス(45)及び
電源基板(46)が配設されるとともに、放熱効果の大なる
材料例えばアルミニウムにて複数のフィンを有して形成
された放熱部材(47)が配設される。放熱部材(47)は電源
基板(46)上に配置せる発熱の顕著な部品例えば整流スタ
ッグを当接し、本体(24)側壁に設けた複数の排気孔(48)
にフィン側が対向するように位置される。また発熱性の
顕著な電源トランス(45)に対向するように吸気孔が設け
られることが好ましい。開口のある側を上方として説明
するが、制御基板室(44)には、インバータ電源部の駆動
周波数を庫内温度に基づいて決定するマイコン等を搭載
した周波数制御部である制御基板(50)を最下層に配
設し、この制御基板(50)の上方にノイズ遮蔽のため磁性
金属材料にて形成した中仕切板(51)を介在させ、更に上
方にインバータ電源部と入出力線(52)を介して接続する
I/O基板(53)を位置させる。そして、このI/O基板
(53)の上方に上扉(25)の閉塞に伴ない表示基板(31)が位
置するようにさせている。
次に制御基板室(44)と配線室(41)とは、第6図に示すよ
うに接続線(23)が充分に導入でき、かつできるだけ上方
に接続部即ちカプラーが位置するようにカプラー接続片
(56)及び傾斜片(57)及び固定片(58)を有した磁性金属材
料から形成した区画板(55)にて区画され、接続線(23)を
伝送される信号が制御基板室(44)内の電気部品に対して
影響を及ぼさないようにしている。
尚、(59)は冷凍装置(2)による冷却における所望の庫内
温度即ち設定温度を調節するための温度調節部材(60)及
び連続冷却における霜取り周期を切り換えるための霜取
周期選定部材(61)等を設けた設定部であって、上扉(25)
の開閉状態に関係なく調節ができるように、下扉(26)が
閉塞する部分即ち配線室(41)の隣に配設されている。
本実施例においては、電源基板室(43)の一壁に排気孔(4
8)及び吸気孔を設ける例を示したが、電源基板室(43)と
設定部(59)とを仕切る形となる分割板(42)に連絡口(70)
を形設し、設定部(59)の配置される部分に対応せる本体
側壁に吸気孔(71)を形設するようにしてもよい(第4図
参照)。
以上のように、インバータ電源部と周波数制御部とを夫
々別体の箱に収納させたことで、発熱の顕著なインバー
タ電源部による熱的な影響が周波数制御部に伝わらなく
でき、周波数制御部の誤動作を起こすことがない。ま
た、周波数制御部を第2の電装箱(22)内に収納し、かつ
この第2の電装箱(22)内を、発熱の顕著な部品を有する
電源基板(46)を納める電源基板室(43)と、周波数制御部
を含み電源基板(46)を除いた種々の回路基板を納める制
御基板室(44)とに、磁性金属材料からなる分割板(42)に
て分割したため、周波数制御部への発熱の顕著な部品に
よる熱的影響を防止できる。更に電源基板室(43)に放熱
部品(47)を設けるとともに、電源基板室(43)を形成する
本体(24)側壁部分に多数の孔からなる空気出入口を設け
たため、空気出入口を通しての空気の対流によって電源
基板室(43)への空気の出入りが頻繁になされ放熱部
材(47)の放熱を促進し、第2の電装箱(22)内に熱が籠も
らないようにできる。そして、制御基板室(44)を3枚の
基板が積層状態になるようにして、箱体のコンパクト化
をはかっている。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、インバータ電源部
の作動に伴ない発生する熱が、周波数制御部へ伝達する
ことがないため、周波数制御部の熱的要因による誤動作
が防止できる。また、第2の電装箱における電源基板室
と制御基板室とを磁性金属材料にて形成した分割板にて
分割させると共に、電源基板室に面した本体側壁に多数
の孔を形成したので、電源基板室からの放熱を促進し、
両室間に電磁的影響並びに熱的影響をなくせ、特に周波
数制御部の誤動作をなくして、安定したインバータ制御
による冷却運転を可能ならしめている。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示し、第1図は冷凍装置の外
観斜視図、第2図はプレハブ低温庫の概略縦断面図、第
3図は第2の電装箱の扉を開放した状態の外観斜視図、
第4図は第2の電装箱の空気流入口を示すための一部省
略図、第5図は第2の電装箱の平面図、第6図は第5図
のA−A断面図である。 (2)……冷凍装置、(3)……庫外ユニット、(4)……庫内
ユニット、(21)……第1の電装箱、(22)……第2の電装
箱、(23)……接続線、(24)……本体、(25)……上扉、(2
6)……下扉、(27)……表示部、(30)……操作部、(31)…
…表示基板、(41)……配線室、(42)……分割板、(43)…
…電源基板室、(44)……制御基板室、(48)……排気孔、
(50)……制御基板、(51)……中仕切板、(53)……I/O
基板、(55)……区画板、(59)……設定部、(70)……連絡
口、(71)……吸気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内温度の変化に基づいて増減する周波数
    信号を出力する周波数制御部と、該周波数制御部からの
    周波数信号を入力して圧縮機へ供給する電力を増減させ
    るインバータ回路とを備えた冷凍装置において、前記イ
    ンバータ回路を含むインバータ電源部を内蔵し冷凍装置
    の室外ユニットに配設され放熱性の良好な金属製の第1
    の電装箱と、前記インバータ電源部の駆動を制御する前
    記周波数制御部を備えた電装部品及び操作部を内蔵し前
    記第1の電装箱と別体で形成され遠隔操作可能な第2の
    電装箱とを備え、第2の電装箱は、一面開口せる本体
    と、前記開口を開閉自在に閉塞する扉体とから成り、前
    記本体は、磁性金属材料により発熱の顕著な部品を収納
    する電源基板室と他の回路基板を収納する制御基板室と
    に分割され、電源基板室に面した本体側壁に多数の孔が
    形成されたことを特徴とする冷凍装置。
JP1987033633U 1987-03-06 1987-03-06 冷凍装置 Expired - Lifetime JPH0618207Y2 (ja)

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JPS63142691U JPS63142691U (ja) 1988-09-20
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JP7137334B2 (ja) * 2018-03-29 2022-09-14 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 保冷車両用冷凍機ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370086A (ja) * 1986-09-10 1988-03-30 三菱電機株式会社 インバ−タ冷蔵庫等の電気部品取付構造

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